JP5966874B2 - 構造体、及びそれを含む電子部品、プリント配線板 - Google Patents

構造体、及びそれを含む電子部品、プリント配線板 Download PDF

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Description

本発明は、構造体とそれを含む電子部品、プリント配線板に関するものである。
従来、電子部品の導電体やプリント配線板の配線パターンとしてCuが広く使われている。しかしCuは耐食性が低いため、耐食性やはんだ接合を必要とする箇所への無電解めっきの適用が増加している。その中でも無電解Niめっきによって形成されるめっき膜は、耐食性に優れ、さらにはんだ接合を必要とする箇所へ適用することもできる。
無電解Niめっきを行うためには析出を促進するための触媒が必要となる。触媒としてはPdが広く用いられている。
しかし、Pdのような貴な金属を使用すると局部的な電池反応による腐食が課題となる。例えばCuの配線パターンの腐食を防止する技術として特許文献1を挙げることができる。Cuの配線パターン上にCuよりもイオン化傾向が大きくかつチタン以下である金属層を形成し、Cuの配線パターンの腐食を防止する技術が提案されている。
特開平9‐130050号公報
しかしながら特許文献1に記載の技術のように、層間にCuよりもイオン化傾向が大きく卑な金属を用いるとカーケンダル効果によるボイド、または脆い合金層の形成による耐熱性や接合強度、耐食性の低下が課題となる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、パラジウムなどの貴金属を使用せず、耐熱性や接合強度や耐食性に優れた構造体、およびその構造体を有する電子部品、プリント配線板を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の構造体は、Cuを主成分とする導電体と、前記導電体の上に形成される中間層と、前記中間層上に形成される保護層とを有し、前記中間層は、少なくともCu、Sn、Ni及びPを含み、前記保護層は、少なくともNi及びPを含むことを特徴とする。
このようなCu、Sn、Ni及びPを含む中間層からなる構造体では、カーケンダル(Kirkendall)効果によるボイドや脆い合金層の発生が抑制されるという作用がある。その結果、接合強度や耐食性に十分に優れた構造体が得られる。
本発明の望ましい態様としては、中間層に含まれるSn濃度の最大値は、5(原子%)以上、50(原子%)以下であることが好ましい。
このSn濃度の範囲で、カーケンダル効果によるボイドや脆い合金層の発生を一層抑制する効果が高まる。
本発明の望ましい態様としては、中間層のP濃度の平均値は、保護層のP濃度の平均値よりも少ないことが好ましい。
中間層のP濃度を保護層のP濃度よりも少なくすることで、保護層から中間層に向かってPの拡散が進みやすいという作用がある。保護層より中間層のP濃度が少ない構造は、Pが拡散しやすく、SnのNiやCuへの拡散をPが抑制し、カーケンダル効果によるボイドを一層抑制できるという効果が得られる。
本発明の望ましい態様としては、中間層のP濃度の平均値は、2(原子%)以上19(原子%)以下であることが好ましい。
P濃度が2(原子%)以上19(原子%)以下の範囲では、一層保護層から中間層に向かってPが拡散しやすくなる。よって、前記同様、カーケンダル効果によるボイドを一層抑制できる。
本発明の望ましい態様としては、中間層の厚みの範囲は0.05(μm)以上0.5(μm)以下であることが好ましい。
中間層の厚みを0.05(μm)以上0.5(μm)以下とすることで、中間層内のSnの拡散が特に抑制され、中間層内のカーケンダル効果によるボイドの発生がさらに抑制されるという作用がある。その結果、一層接合強度に優れる構造体が得られる。
保護層の厚みは、0.1(μm)以上5(μm)以下とすることができる。保護層の厚みが、下限よりも小さく、薄すぎると均一な厚み形成できず、上限を超えて、厚すぎると製造上のコスト増大につながるからである。
本発明の望ましい態様としては、はんだ濡れ性を必要とする用途には、保護層の上に表面電極層を形成することが好ましい。
表面電極層は、はんだ濡れ性に優れ、保護層の酸化を抑制できるという効果がある。
本発明ではまた、上述の構造体を有する電子部品、及びプリント配線板を提供する。本発明の電子部品、及びプリント配線板は、上述の特徴を有する構造を備えることから、接合強度、耐食性に優れる。
Cu、Sn、Ni及びPを含む中間層を持つ構造体はカーケンダル効果によるボイドや脆い合金層の発生が抑制されるため、接合強度、耐食性の高い構造体を提供することができる。
図1は、本実施形態である構造体を模式的に示す断面図である。 図2は、本実施形態である電子部品を模式的に示す斜視図である。 図3は、図2のI−I線の断面構造を模式的に示す断面図である。 図4は、本実施形態であるプリント配線板の断面構造を模式的に示す断面図である。 図5は、実施例に係るサンプル断面内の各元素の濃度プロファイル(耐熱性試験前)を模式的に示すグラフである。 図6は、比較例のサンプルの断面構成を示す図である。 図7は、比較例に係るサンプル断面内の各元素の濃度プロファイル(耐熱性試験前)を模式的に示すグラフである。 図8は、リフロー処理(耐熱性試験)後における実施例に係るサンプルの走査型電子顕微鏡像(SEM)を示す図である。 図9は、リフロー処理(耐熱性試験)後における比較例に係るサンプルの走査型電子顕微鏡像(SEM)を示す図である。
本発明を実施するための形態につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本発明が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに以下に記載した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。
図1は、本実施形態である構造体を模式的に示す断面図である。
図1に示すように、たとえば、電子部品のセラミック素体やプリント配線板などの表面に構造体100が形成される。構造体100は、Cuを主成分とする導電体3と、その上に少なくともCu、Sn、Ni、及びPを含む中間層2と、少なくともNi、及びPを含む保護層1とを有する。
導電体3はCuを主成分とする材料から構成される。例えば導電体3は湿式めっき法により形成されたCuめっき膜や、Cuペーストや、Cuの導電性ペーストを焼成して形成される。導電体3に含まれるガラス成分が多いと中間層2と導電体3の間で密着性が低下する。従ってできるだけ少ないことが好ましい。
但し、導電体3を形成する方法は例示したものに限定されるものではない。
保護層1は少なくともNi及びPを含んでおり、例えば次亜リン酸を還元剤として用いる無電解Niめっきによって形成することができる。無電解Niめっきによって保護層1を形成する工程は、Ni元素として例えばNiの塩化物または硫酸塩を用いる。さらに、還元剤として、例えば次亜リン酸ナトリウムを用いる。Niめっき液の安定性を保つためには、錯化剤として、例えばクエン酸やこはく酸やりんご酸、を加えてもよい。この水溶液に導電体3を浸漬し、導電体3の表面に保護層1を形成することができる。
保護層1に含まれるP濃度の平均値は、好ましくは12(原子%)以上22(原子%)以下、より好ましくは14(原子%)以上19%原子以下である。この範囲で耐食性、耐磨耗性に優れた保護層1が得られる。
保護層1に含まれるP濃度は、例えば、無電解Niめっき液中に含まれる、Ni濃度、還元剤である次亜リン酸の濃度、及びpHを変えることで調整することができる。これらは単独で変えてもよいし、組み合わせて複合的に変える事で種々のP濃度を持った保護層1を得ることができる。
保護層1は、例えば、導電体3の腐食を防止し、さらにはんだ付けの際の熱による、導電体3の金属がはんだへ拡散することを防止する防御層として機能する。
中間層2は少なくともCu、Sn、Ni、及びPを含んでいる。好ましくは中間層2に含まれるCu、Ni、Pは、導電体3に含まれるCu、保護層1に含まれるNi、Pが拡散したものが含まれる。また加熱することでCu、Sn、Ni、Pの拡散を促進することができる。このため加熱条件によって中間層2に含まれるCu、Sn、Ni、Pの濃度を調整することができる。加熱条件は100℃以上200℃以下が好ましい。
例えば中間層2を形成するためには、主としてSn合金から構成される層を形成し、さらにその上に少なくともNi及びPを含む保護層1を形成すればよい。主としてSn合金から構成される層を用いる場合は、例えばSn‐Cu、Sn‐Ni、Sn‐Cu‐Ni、及びこれらにPを含んだものなどを用いることが出来る。また導電体3に含まれるCu、及び、保護層1に含まれるNi、Pのいずれかまたはその両方が、主としてSnから構成される層に拡散することで中間層2を形成することができる。主としてSn合金から構成される層、及び主としてSnから構成される層には、不可避的に混入した不純物も含まれる。
主としてSn合金から構成される層、及び主としてSnから構成される層は、スパッタリング法、真空蒸着法、電解めっき法、無電解めっき法などの方法で形成することができる。このとき、レジストなどのマスキング方法を用いて、選択的に導電体3の上に主としてSn合金から構成される層、または主としてSnから構成される層を形成することができる。
中間層2に含まれるSn濃度の範囲は、その最大値が、好ましくは5(原子%)以上50(原子%)以下、より好ましくは5(原子%)以上40(原子%)以下である。
中間層2のP濃度は、その平均値が、保護層1のP濃度よりも少ないことが好ましい。中間層2のP濃度を保護層1のP濃度よりも少なくすることで、保護層1から中間層2に向かってPの拡散が進みやすい。
中間層2に含まれるP濃度は、その平均値が、好ましくは2(原子%)以上19(原子%)以下であり、より好ましくは2(原子%)以上14(原子%)以下である。
中間層2は、厚さ方向にCu、Ni、Sn、P元素の濃度が変化していてもよい。例えば、中間層2に含まれるNiやPの濃度が、保護層1と中間層2の界面から中間層2と導電体3の界面に近接するにつれて、低くなっていてもよい。上記のように濃度に変化がある場合は、走査型電子顕微鏡に取り付けられたエネルギー分散X線装置によって平均濃度を測定し、中間層2に含まれるCu、Ni、Sn、P元素の濃度とすればよい。なお、中間層2におけるSnの濃度については、厚さ方向に点測定していったとき、いずれの測定点においても、最大50原子%を超えない。
中間層2の厚みは、好ましくは0.05(μm)以上0.5(μm)以下、より好ましくは0.05(μm)以上0.4(μm)以下である。中間層の厚みを0.05(μm)以上0.5(μm)以下とすることで、中間層内のSnの拡散が特に抑制され、中間層内のカーケンダル効果によるボイドの発生がさらに抑制されるという作用がある。その結果、一層接合強度に優れる構造体が得られる。
また、保護層1の厚みは、0.1(μm)以上5.0(μm)以下であることが好ましい。保護層1の厚みが、下限よりも小さく、薄すぎると均一な厚み形成できず、上限を超えて、厚すぎると製造上のコスト増大につながるからである。
図2、及び図3は本実施形態である電子部品4を説明するためのものである。ここで、図2は電子部品4を示す斜視図である。図3は、図2のI−Iの断面図である。
図2に示すように、本実施形態の電子部品4は、セラミック素体6の両端面に外部端子電極7A、7Bが形成される。図3に示すように、外部端子電極7A、7Bは、Cuを主成分とする導電体3、少なくともCu、Sn、Ni、及びPを含む中間層2、Ni及びPを少なくとも含む保護層1と表面電極層5を有する。
セラミックス素体6は、例えばBaTiO、CaTiO、SrTiO、CaZrOなどの誘電体セラミックス材料から構成されるセラミックコンデンサや、Fe、Ni、Cu、Znからなるフェライト材料から構成されるインダクタなどがある。セラミック素体6は内部電極を有しており、内部電極は外部端子電極7A、7Bと電気的に接続され、Cuや、Ni、Ag等の金属で形成されている。
表面電極層5は、例えば、はんだ濡れ性を付与するために、はんだ濡れ性に優れたSn、Auなどを主成分とする材料から構成される。この表面電極層5は主に電解めっき、無電解めっきなどの湿式めっき法によって形成される。
このように、少なくともCu、Sn、Ni、及びPを含む中間層2を導電体3とNi及びPを少なくとも含む保護層1の中間に設けることによって、接合強度と耐食性に優れた電子部品が得られる。
但し、上述の表面電極層5は、上述した目的に限定されるものではないし、組成材料も、例示したものに限定されるものではない。
次に、本発明の別の実施形態に係るプリント配線板について以下に説明する。
図4は本実施形態であるプリント配線板と配線パターンの断面構造を模式的に示す断面図である。
基板9の上に配線パターン8が形成され、その上にCu、Sn、Ni、及びPを少なくとも含む中間層2及び保護層1を設ける。
基板9は、例えばエポキシ樹脂などの樹脂製基板であってもよく、ガラスセラミックス基板であってもよい。
配線パターン8は、Cuを主成分とした材料からなり、例えば銅張積層板からエッチングする工法や、または電解めっきや無電解めっきにより、直接基板上に形成することができる。
配線パターン8上に中間層2と保護層1を有するプリント配線板は、接合強度や耐食性に優れるという特徴がある。さらにはんだ濡れ性を必要とする用途では、保護層1の上に表面電極層5を形成すればよい。
以上、好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態になんら限定されるものではない。例えば、上記実施形態はセラミックス素体上に形成された外部端子電極を有する電子部品やプリント配線板を用いて説明したが、本発明の構造は、電子部品やプリント配線板以外に備えられても良い。
以下、本発明の内容を実施例及び比較例を用いてより詳細に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
(実施例1〜7)
[評価基板の作製]
被処理物には厚み18μmの銅箔を貼り付けた高耐熱基板(関西電子工業株式会社製、製品名:FR‐4基板、厚み:0.8mm)を使用した。この基板上に、ソルダーレジストでオーバーコートし、6mm×7mmのCuの配線パターンを形成した。
この基板をイソプロピルアルコールに浸漬し1分超音波洗浄し、さらに蒸留水で1分洗浄した。無電解Snめっき(メタンスルホン酸Sn(Sn2+として25g/L)、メタンスルホン酸(25g/L)、チオ尿素(150g/L))を施した後、取り出して1分間水洗を行った。実施例1は無電解Snめっきを5分行い、実施例2から実施例7では無電解Snめっきの時間を変えることで、Snめっき膜の厚みを変えた。
次に無電解Niめっき(奥野製薬工業(株)製:ICPニコロンSOF)を行い、平均3.0μmの保護層を形成した。この無電解Niめっき後の基板を取り出し、1分間水洗をおこなった。無電解Niめっき後の基板をエタノールに浸漬した後、1時間熱処理(100℃〜200℃:表1)を行った。このようにして、Cuの配線パターンの上に、中間層、および保護層が形成された、評価基板を作成した。この評価基板の断面の観察を行い、当該断面を走査型電子顕微鏡(SEM)で5000倍率の視野で確認し、各層の厚みを測定した。
[評価]
次に、作製された評価基板の評価試験を行った。
外観評価用に用意した評価基板を60℃以上62℃以下、湿度90%以上95%以下で1000時間放置し、1000時間後の外観を評価した。外観は拡大鏡を使い100倍の倍率で拡大して観察し、変色がないものは○とし、変色したものは×とした。
濃度測定用に用意した評価基板の断面観察を行い、保護層のP濃度、中間層のP濃度、中間層のSn濃度を測定した。各濃度の測定は走査型電子顕微鏡(SEM)に取り付けられたエネルギー分散X線装置(EDS)によって分析し、任意の場所を5箇所測定し平均値を求めた。
耐熱性を評価するため、ボイド観察用に用意した評価基板にリフロー処理を行った。この評価基板の断面の観察を行い、ボイドが発生しているか確認をおこなった。断面は鏡面研磨して、当該断面を走査型電子顕微鏡(SEM)で5000倍率の視野で確認し、ボイドの発生していないものを◎とし、100nm未満のボイドの発生しているものを○、100nm以上のボイドが発生しているものについては×とした。リフロー処理(耐熱性試験)の条件は、プリヒート時間を60秒以上90秒以下、220℃以上の時間を30秒以上40秒以下、ピーク温度を230℃以上255℃以下とした。
引っ張り強度を評価するため、引っ張り強度試験用に用意した評価基板にリフロー処理を行った。引っ張り強度はQuad社製のエポキシ接着剤付スタッドピン(直径2.7mm、長さ12.7mm)を150℃、1時間で評価基板の保護層の上に固定し、これを垂直に引っ張り、強度を測定した。測定は、測定回数n=5(回)行い、強度の平均値を求め、剥離のモードを観察した。20N以上の強度が有り、スタッドピンと保護層の接着面で剥離したものを〇とし、20N以下で保護層とCuパターンの間で剥離したものを×とした。
これら得られた実施例1から7の結果を表1に示す。なお、表1では、P濃度は各層内の平均値を示し、Sn濃度は各層内の最大値を示し、厚みは各層内の平均値を示している。
(実施例8)
また実施例1から7と同じ基板をイソプロピルアルコールに浸漬し1分超音波洗浄し、さらに蒸留水で1分洗浄した。無電解めっき(Ni2+:6g/L、Sn2+:5g/L、次亜リン酸:7g/L、錯化剤、pH8、80℃、)によってSn−Ni−Pからなる層を形成した後、取り出して1分間水洗を行った。
次に無電解Niめっき(奥野製薬工業(株)製:ICPニコロンSOF)を行い、平均3.0μmの保護層を形成した。この無電解Niめっき後の基板を取り出し、1分間水洗をおこなった。無電解Niめっき後の基板をエタノールに浸漬した後、1時間熱処理(150℃:表1)を行った。このようにして、Cuの配線パターンの上に、中間層、および保護層が形成された、評価基板を作成した。
実施例1から実施例7と同様の評価を行った。得られた実施例8の結果を表1に示す。
(実施例9〜12)
また実施例1から7と同じ基板をイソプロピルアルコールに浸漬し1分超音波洗浄し、さらに蒸留水で1分洗浄した。電解Snめっき(石原薬品株式会社製、NBRZ)を施した後、取り出して1分間水洗を行った。実施例9では電解Snめっきを5分行い、実施例10から実施例12では電解Snめっきの時間を変えることで、Snめっき膜の厚みを変えた。
次に無電解Niめっき(奥野製薬工業(株)製:ICPニコロンSOF)を行い、平均3.0μmの保護層を形成した。この無電解Niめっき後の基板を取り出し、1分間水洗をおこなった。無電解Niめっき後の基板はエタノールに浸漬した後、1時間熱処理(105℃〜185℃:表1)を行った。このようにして、Cuの配線パターンの上に、中間層、および保護層が形成された、評価基板を作成した。
実施例1から実施例7と同じ評価を行った。得られた実施例9から12の結果を表1に示す。
(実施例13〜17)
また実施例1から7と同じ基板をイソプロピルアルコールに浸漬し1分超音波洗浄し、さらに蒸留水で1分洗浄した。Cuパターンのみ残るようにマスキングをし、Snをターゲットとして用いたArスパッタリング法で、Cuパターン上のみにSn膜を形成した。スパッタリングの時間を変えることで、Sn膜の厚みを変えた。
次に無電解Niめっき(奥野製薬工業(株)製:ICPニコロンSOF)を行い、平均3.0μm保護層を形成した。この無電解Niめっき後の基板を取り出し、1分間水洗をおこなった。無電解Niめっき後の基板はエタノールに浸漬した後、1時間熱処理(100℃〜185℃:表1)を行った。このようにして、Cuの配線パターンの上に、中間層、および保護層が形成された、評価基板を作成した。
実施例1から実施例7と同じ評価を行った。得られた実施例13から17の結果を表1に示す。
(実施例18〜21)
実施例18〜21では、実施例1から7と同じ工程によって、中間層となるSnめっき膜を、Cuからなる導電体上に形成した。Snめっき膜の厚みは、0.10μmから0.23μmである。
次に、実施例1〜7と同じ工程によって、無電解Niめっき膜(保護層)をSnめっき膜上に形成した。めっきの時間を変更することで、保護層の厚みを、0.1μm〜2.0μmに変化させた。この無電解Niめっき後の基板を取り出し、1分間水洗をおこなった。無電解Niめっき後の基板はエタノールに浸漬した後、1時間熱処理(105℃:表1)を行った。このようにして、Cuの配線パターンの上に、中間層、および保護層が形成された、評価基板を作成した。なお、保護層は、その機能が保護にあるため、少なくとも、その厚みが5.0μm以下であれば、同様の結果が得られると考えられる。
実施例1から実施例7と同じ評価を行った。得られた実施例18から21の結果を表1に示す。
(比較例1〜3)
また比較のため実施例1から7と同じ基板をイソプロピルアルコールに浸漬し、1分超音波洗浄し、さらに蒸留水で1分洗浄した。実施例9と同一の電解Snめっきを施した後、取り出して1分間水洗を行った。比較例1では電解Snめっきを20分、比較例2では電解Snめっきを35分、比較例3では電解Snめっきを50分行い、Snめっき膜の厚みを変えた。
次に、実施例1と同一の無電解Niめっきを行い、平均3.0μmの保護層を形成した。この無電解Niめっき後の基板を取り出し、1分間水洗をおこなった。無電解Ni後の基板はエタノールに浸漬した後、実施例1と同一温度で、1時間熱処理を行った。このようにして、比較例1から3の評価基板を作製した。実施例1から7と同じ評価を行った。なお比較例1から比較例3では中間層は形成されず、複数の合金層が形成されていたため、この合金層の厚みをまとめて測定した。
実施例1から実施例7と同じ評価を行った。得られた比較例1から3の結果を表1に示す。

表1から、実施例1から実施例21では、全てスタッドピンと保護層の接着面で剥離が起きており、引っ張り強度は20N以上あることから問題ないものと考える。これはSn元素の不均一な拡散をCu元素、Ni元素、P元素が抑制し、カーケンダル効果によるボイドの形成が抑制されたためである。実施例7では直径10nmのボイドが確認できたが、20N以上あるため、実用上問題ないものと考える。また外観観察ではCuの腐食による変色などはなく、実施例1から実施例21において耐食性は問題ないことが確認された。
一方、比較例1から比較例3では、合金層の内部にボイドが発生し、接合強度が低下していた。剥離のモードは合金層の内部で剥離しており、カーケンダル効果によるボイドが原因であった。また外観観察ではCuの腐食による変色が発生していた。
また、比較例1から比較例3では、Sn濃度の高い合金層は存在するが、Sn濃度の低い中間層は存在しない。実施例の中間層はSnを5(原子%)以上50(原子%)以下含んでおり(層内の最大値)、外観及びボイドの評価から、良好な結果が得られている。
また、いずれの実施例1〜21においても、中間層のP濃度が保護層のP濃度よりも少ない(層内の平均値)。
また、いずれの実施例1〜21においても、中間層はPを2(原子%)以上19(原子%)以下含んでいる(層内の平均値)。
また、いずれの実施例1〜21においても、中間層の厚みは、0.05μm以上0.5μm以下である。
また、いずれの実施例1〜21においても、保護層の厚みは、0.1μm以上5μm以下である。
なお、表1における中間層及び保護層の厚みは、上述の1時間熱処理後の厚みである。熱処理後においては、中間層(CuSnNiP合金)の厚みは増加し、保護層(NiP合金)の厚みは減少する。熱処理前後で中間層、保護層厚みは変化するが処理前後ともに中間層は0.05μm以上0.5μm以下、保護層は0.1μm以上5.0μm以下の厚みであった。
作製した基板の断面をSEM−EDS(SEM:走査型電子顕微鏡、EDS:エネルギー分散型X線分光法)装置により分析した。
図5は、実施例に係るサンプル断面内の各元素の濃度プロファイル(耐熱性試験前)を模式的に示すグラフである。各元素の濃度は、EDSの強度で示されるものとする。
サンプル断面を図5に示す深さ方向に点測定を行い、元素プロファイルの変化点から各層を識別する。まず、Cu及びSnの濃度が低い一定値を示し、かつNi及びPの濃度が一定値で高い、すなわち、ほぼNi及びPで形成されている領域を保護層とする。深さ方向に進むにつれ、やがてSnの濃度が増加を始め、中央部付近でピークをとり、その後再び減少する領域が現れる。また、この領域では、Cuの濃度も深さ方向に進むにつれ徐々に増加してゆき、一方Ni及びPの濃度は深さ方向に進むにつれ徐々に減少してゆく。このように、Sn、Cu、Ni、Pの濃度に全てにおいて、保護層における一定値の濃度から、1%以上の濃度変化が現れる開始点から、再び導電体内の一定値の濃度になる終了点までの領域を、本発明でいう中間層と判断する。そして、中間層からさらに深さ方向に進むと、Ni、P及びSnは殆ど存在せず、その濃度は、低い一定値となり、一方Cuの濃度が一定値で高い、すなわち、ほぼCuで形成されている領域となる。この領域が導電体である。
ここで、実施例においては、いずれも中間層におけるSnの濃度の最大値が50(原子%)以下であった。
図6は、比較例のサンプル(耐熱性試験前)の断面構成を示す図である。
導電体3上に、CuSn合金層2A3,Snリッチ層2A2、NiPSn合金層2A1が順次形成されており、その上に保護層1が形成されている。
図7は、比較例に係るサンプル断面内の各元素の濃度プロファイル(耐熱性試験前)を模式的に示すグラフである。なお、濃度は、EDSの強度で示されるものとする。
サンプル断面を図7に示す深さ方向に点測定を行い、元素プロファイルの変化点から各層を識別する。まず、Cu及びSnの濃度が低い一定値を示し、かつNi及びPの濃度が一定値で高い、すなわち、ほぼNi及びPで形成されている領域を保護層とする。深さ方向に進むにつれ、やがてSnの濃度が増加を始め、中央部付近でピークをとり、その後再び減少する領域が現れる。ただし、実施例である図5で示した中間層と異なる点は、Snの増加開始付近において、Cuの濃度が低い一定値のままである領域、すなわちNiPSnの合金と考えられる領域がみられる点である。さらに、Snの濃度が減少し低い一定値となるまでの領域において、Ni及びPの濃度が低い一定値のままである領域、すなわちCuSnの合金と考えられる領域もみられる。このように、Snの濃度が変化している領域であっても、その領域内にNiPSn合金の領域およびCuSn合金の領域をもつと判断される場合、これを実施例の中間層に対して合金層として区別する。
なお、合金層領域においても、中間層同様、Cuの濃度は深さ方向に進むにつれ増加してゆき、NiおよびPの濃度も中間層と同様、深さ方向に進むにつれ減少する。保護層と導電体の各領域のNi,P、Cu,Snの濃度に関しては、合金層が形成される場合も中間層が形成される場合も同じであるといえる。
合金層が形成されているか、中間層が形成されているかを判断するには、このようにSnの濃度変化の開始・終了の各点付近のCu、Ni、P各濃度をみることによっても判断できるが、より明確な判断基準としては、前述のようにSnの濃度が50原子%以下であるかどうかをみることである。Sn濃度が50原子%を超えるような領域である場合、その領域においてCuやNi、Pの濃度が、Sn濃度が50原子%以下の場合と比較して、相対的に低くなっている。Sn濃度が50原子%を超える場合、Sn濃度に対して、CuやNi、Pの濃度が低いため、Snの拡散を抑制する効果が減少し、導電体に近い領域ではCuSn合金層、保護層に近い領域ではNiSn合金層(NiPSn合金層)が形成されるからである。
すなわち、比較例1〜3においては、いずれも合金層におけるSnの濃度の最大値が50(原子%)を超えていた。また、導電体はCuを主成分として含み、合金層はSnがリッチな層で各元素(Cu,Sn,Ni、P)を含み、保護層はNiとPのみを含んでいた。なお、表1に示す通り、比較例1,2,3の合金層におけるSn濃度の最大値は、それぞれ65原子%、85原子%、92原子%であった。
一方、実施例1〜21の合金層におけるSn濃度の最大値は、5.0原子%〜49.6原子%であった。すなわち、実施例においては、小数点一桁目を四捨五入すると、中間層はSnを5原子%以上50原子%以下含んでいる。また、実施例においては、小数点一桁目を四捨五入すると、中間層はPを2原子%以上19原子%以下含んでいる(平均値)。
図8は、リフロー処理(耐熱性試験)後における実施例1に係るサンプルの走査型電子顕微鏡像(SEM)を示す図である。
導電体上に中間層を介して、保護層が形成されている。なお、いずれの実施例においても、導電体上に中間層を介して、保護層が形成されている。また、基板内において、ボイドは発生していない。
図9は、リフロー処理(耐熱性試験)後における比較例1に係るサンプルの走査型電子顕微鏡像(SEM)を示す図である。
導電体上に合金層、保護層が形成されている。なお、いずれの比較例においても、リフロー後において合金層にボイドが発生している。
以上のように、本発明に係る構造体は、ボイドとCuの腐食が抑制され、耐熱性と接合強度と耐食性に優れる。
1 保護層
2 中間層
3 導電体
4 電子部品
5 表面電極層
6 セラミックス素体
7A、7B 外部端子電極
8 配線パターン
9 基板
100 構造体

Claims (9)

  1. Cuを主成分とする導電体と、
    前記導電体の上に形成される中間層と、
    前記中間層上に形成される保護層と、
    を有し、
    前記中間層は、少なくともCu、Sn、Ni及びPを含み、
    前記保護層は、少なくともNi及びPを含む、
    ことを特徴とする構造体。
  2. 前記中間層のSn濃度の最大値は、5(原子%)以上50(原子%)以下であることを特徴とする請求項1に記載の構造体。
  3. 前記中間層のP濃度の平均値は、前記保護層のP濃度の平均値よりも少ないことを特徴とする請求項1または2に記載の構造体。
  4. 前記中間層のP濃度の平均値は、2(原子%)以上19(原子%)以下であることを特徴とする請求項3に記載の構造体。
  5. 前記中間層の厚みは、0.05μm以上0.5μm以下である、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の構造体。
  6. 前記保護層の厚みは、0.1μm以上5μm以下であることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載された構造体。
  7. 前記保護層上に形成される表面電極層をさらに有する請求項1から6のいずれか一項に記載された構造体。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載の構造体を有することを特徴とする電子部品。
  9. 請求項1から7のいずれか一項に記載の構造体を有することを特徴とするプリント配線板。
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