JP5960137B2 - 等比的に抵抗値が変わる可変抵抗及びこれを利用した可変利得増幅器と可変遮断周波数フィルタ - Google Patents

等比的に抵抗値が変わる可変抵抗及びこれを利用した可変利得増幅器と可変遮断周波数フィルタ Download PDF

Info

Publication number
JP5960137B2
JP5960137B2 JP2013521707A JP2013521707A JP5960137B2 JP 5960137 B2 JP5960137 B2 JP 5960137B2 JP 2013521707 A JP2013521707 A JP 2013521707A JP 2013521707 A JP2013521707 A JP 2013521707A JP 5960137 B2 JP5960137 B2 JP 5960137B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resistance
variable
variable resistor
resistance value
value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013521707A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013541237A (ja
Inventor
ジョンウ・イ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Samsung Electronics Co Ltd
Original Assignee
Samsung Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Samsung Electronics Co Ltd filed Critical Samsung Electronics Co Ltd
Publication of JP2013541237A publication Critical patent/JP2013541237A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5960137B2 publication Critical patent/JP5960137B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01CRESISTORS
    • H01C10/00Adjustable resistors
    • H01C10/50Adjustable resistors structurally combined with switching arrangements
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01CRESISTORS
    • H01C10/00Adjustable resistors
    • H01C10/16Adjustable resistors including plural resistive elements
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G1/00Details of arrangements for controlling amplification
    • H03G1/0005Circuits characterised by the type of controlling devices operated by a controlling current or voltage signal
    • H03G1/0088Circuits characterised by the type of controlling devices operated by a controlling current or voltage signal using discontinuously variable devices, e.g. switch-operated
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H7/00Multiple-port networks comprising only passive electrical elements as network components
    • H03H7/24Frequency- independent attenuators
    • H03H7/25Frequency- independent attenuators comprising an element controlled by an electric or magnetic variable

Description

本発明は、アナログ信号を増幅するためのアナログ増幅器及びアナログフィルタに関し、特に利得及び遮断周波数を変化させることができる可変利得増幅器と可変周波数フィルタにおいて利得及び遮断周波数を指数的に簡単に制御することができる方法に関する。
一般的に、アナログ増幅器またはアナログフィルタに利用されるデジタル可変抵抗は、1つ以上の抵抗セグメントを含み、それぞれの抵抗セグメントは、スイッチに連結され、デジタル制御信号によってスイッチの連結状態が変わって、可変抵抗の全体抵抗値がプログラムされる。
図1は、従来のデジタル制御信号によってプログラムされるバイナリー(二進)可変抵抗を説明する図である。図1を参照すれば、バイナリー可変抵抗100は、複数の抵抗セグメント101と、抵抗セグメント101の間の連結状態を変化させる複数のスイッチ102とで構成されている。Nビットの制御信号b〜bN−1によって各抵抗セグメント101間のスイッチ102の連結状態が制御される。抵抗セグメント101のうち最も小さい単位抵抗の抵抗値がRである場合、バイナリー可変抵抗の各抵抗セグメント101の抵抗値は、R、2R、2R、…・2N−1Rに設定される。Nビットの制御信号によってスイッチ102の連結状態が変わって、全体バイナリー可変抵抗100の抵抗値が変わる。
図1に例示されたバイナリー可変抵抗100の場合、Nビットの制御信号b〜bN−1の組合で生成される整数kに比例して全体バイナリー可変抵抗100の抵抗値が決定され
る。この際、kは、
を満たす。このようなバイナリー可変抵抗100を演算増幅器(図示せず)の入力抵抗またはフィードバック抵抗に適用する場合、利得値は、入力抵抗とフィードバック抵抗の比率によって決定されるので、整数kに比例または反比例する利得値を得ることができる。
図2は、図1の可変抵抗100と演算増幅器を利用して形成された可変利得(variable gain)増幅器の電圧利得値及び電圧利得値のデシベル(dB)値と制御信号kの関係を示すグラフである。Nビットの制御信号の組合で生成される整数kが1である場合の利得値がGである場合、kが増加するにつれて可変利得増幅器の全体利得値は線形的に増加する。(G、2G、3G、…・)
図3は、遮断周波数を説明するために一般的な低域通過フィルタの周波数による利得値のデシベル値と周波数の関係を示すグラフである。電波、音、光など自然界に存在する大部分の信号の大きさは、指数的に増加するので、一般的にアナログ回路で利得値及び遮断周波数値をログスケールで表現することが、後続の信号処理過程で容易な場合が多い。利得値をログスケールで表現する場合、利得値にログを取った後、20を乗算した(電力の場合、10を乗算した)、デシベル(dB)を単位で利用することが一般的である。一般的なフィルタ(filter)は、周波数値が増加するにつれて入力に対する出力利得値が変化し、通過帯域(pass band)と遮断帯域(stop band)が存在する。遮断周波数(cut−offf requency、f)というのは、通過帯域と遮断帯域の境界周波数を意味する。低域通過フィルタ(low pass filter)の場合、通過帯域のうち直流または低周波での利得値に比べて3デシベル低い利得値を有する周波数を遮断周波数fとして定義する。図3に示されたように、直流での利得値は、Adc(dB)であり、遮断周波数fでの利得値は、Adc−3(dB)であって、直流での利得値に比べて3デシベル低いことが分かる。
図4は、図1の可変抵抗を私用した増幅器の一例を示す回路図である。
図4を参照すれば、増幅器150は、可変抵抗160、170の抵抗値を変更し、利得値及び遮断周波数を変化させることができる。図4に示された増幅器の直流での利得値及び遮断周波数の値は、次の通りである。Rは、入力可変抵抗160の値であり、Rは、フィードバック可変抵抗170の値であり、Cは、フィードバックキャパシタ180の容量である。
この際、一定の利得値下で遮断周波数をログスケール上で線形的に(linear in dB)変化させるために次の過程が必要である。
所望の遮断周波数値を有するようにするフィードバック可変抵抗170の理想的抵抗値を計算し、フィードバック可変抵抗170が有することができる値のうち理想的抵抗値に近い値を演算し、Rに設定する;
利得値を一定に維持するようにする入力可変抵抗160の理想的抵抗値を計算し、入力可変抵抗160が有することができる値のうち理想的抵抗値に最も近い値を演算し、Rに設定する;
図1、図2及び図4を参照して説明すれば、可変抵抗100、160、170の抵抗値は、線形的に変わり、遮断周波数は、抵抗値の逆数に比例する。可変抵抗100、160、170の抵抗値をログスケールで示した図2を参照すれば、低いk値では、可変抵抗100、160、170の抵抗値が(ログスケールで)速く変化する一方で、高いk値では、可変抵抗100、160、170の抵抗値が(ログスケールで)遅く変化する。
遮断周波数を高めるためにフィードバック可変抵抗170の抵抗値Rが低くなる場合、正確な遮断周波数を作るための値を設定しない場合が発生することができる。すなわち、遮断周波数をログスケール上で線形的に変わるようにするために、フィードバック可変抵抗170を変化させても、正確度の限界があるので、理想的な抵抗値を探すことが難しくて、近似値を取るしかない。これは、一定の利得値を具現するために、フィードバック可変抵抗170と同一の比率で変わることが理想的な入力可変抵抗160に対しても同様であり、理論的な計算値ではなく、近似した値を取るので、遮断周波数f及び利得値が変わる問題点がある。すなわち、量子化エラーが激しく発生する。
また、遮断周波数の帯域幅に対しても問題がある。フィードバック可変抵抗170が有する抵抗値によって遮断周波数が変わるが、低周波帯域では、全体抵抗値が高いので、単位抵抗変化に対する遮断周波数変化が細密になり、理想的な抵抗値に近い近似値を得ることができる一方で、高周波帯域では、全体抵抗値が低いので、理想的な抵抗値に近い近似値を得にくいという短所がある。
図5は、図4の増幅器を使用した場合、周波数による利得値の変化を示すグラフである。上記で説明した理由に起因して、遮断周波数がログスケールで見たとき、その変化量が一定であることが必要であるにもかかわらず、間隔に差異があり、一定に維持されなければならない利得値も変わることが分かる。
このような理由で、従来のバイナリー可変抵抗を利用する可変利得増幅器またはフィルタを制御することが容易ではなく、高周波帯域で遮断周波数を精密に制御することができ、量子化エラーを低減することができる新しい構造の可変抵抗の必要性が増大されている。
本発明は、前述したような従来技術の問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、周波数帯域に関係なく、可変利得増幅器の利得の量子化によるエラーを最小化することができる可変抵抗回路を提供することにある。
これにより、本発明は、制御コードを利用してユーザが直観的に把握することが容易となるように可変利得を設定することができる可変抵抗回路及び、可変利得増幅器回路を提供することを目的にする。
本発明の他の目的は、複数の可変抵抗を利用して可変利得増幅器を具現する場合、可変抵抗それぞれの制御コードの差異によって簡単に利得が定義される可変抵抗及び可変利得増幅器を提供することにある。
また、本発明のさらに他の目的は、可変遮断周波数フィルタの遮断周波数を使用頻度が高い高周波帯域でも精密に定義することができる可変抵抗及び可変遮断周波数フィルタ回路を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、可変利得をデシベル(dB)単位で処理するか、遮断周波数のログ値を処理するに慣れ親しんでいるユーザに直観的に理解されるのに容易なアナログ回路を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、制御コードが増加するにつれて抵抗値が指数関数的に増加する可変抵抗回路を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の一実施例による可変抵抗は、内部に複数の抵抗セグメントを含み、抵抗セグメントの連結状態を制御するスイッチを含む。
スイッチは、Nビットの制御信号の各ビット(b、b、…・、bN−1)または各ビットの組合(b、b、b、…・、b…・bN−3N−2N−1、etc.)に応答して閉まるか、開くことによって、各抵抗セグメントの連結状態を制御する。
それぞれの抵抗セグメントの抵抗値は、所定の規則によって決定される。それぞれの抵抗セグメントの抵抗値は、対応するスイッチを制御する各ビット(b、b、…、bN−1)または各ビットの組合(b、b、b、…、b…・bN−2N−1、etc.)の近似化係数によって決定される。
各ビット(b、b、…、bN−1)または各ビットの組合(b、b、b、…、b…bN−2N−1、etc.)の近似化係数は、Nビットの制御信号の指数関数に対するテイラー近似化(Taylor approximation)によって近似化される。この際、指数関数は、Nビットの制御信号の組合で得られる整数kに対する指数関数であり、整数kは、下記数式によって示される。
可変利得フィルタは、Nビットの制御信号の組合で得られる整数kに対して指数的にその抵抗値が変わる可変抵抗を使用する。遮断周波数の周波数値がログスケールで一定に変わるようにしようとする場合、可変抵抗の整数kを一定に変化させれば、抵抗値が指数的に変わるので、直観的に遮断周波数の周波数値をログスケールで一定に変化させることができる
また、可変利得フィルタは、Nビットの制御信号の組合で得られる整数kに対して指数的に抵抗値が変わる複数の可変抵抗を使用する。遮断周波数の周波数値をログスケールで一定に変わるようにしながら、利得を一定に維持させようとする場合、遮断周波数の周波数値及び利得値を決定する可変抵抗Rの整数k及び利得値を決定する可変抵抗Rの整数kをそれぞれ同一のサイズで一定に変化させれば、抵抗値が指数的に変わるので、遮断周波数の周波数値をログスケールで一定に変化させながら利得値を一定に維持することができる。
本発明によれば、周波数帯域に関係なく、可変利得増幅器の利得の量子化によるエラーを最小化することができる可変抵抗回路を提供することを目的とする。
これにより、本発明は、制御コードを利用してユーザが直観的に把握することが容易となるように可変利得を設定することができる可変抵抗回路及び、可変利得増幅器回路を提供する効果がある。
本発明は、複数の可変抵抗を利用して可変利得増幅器を具現する場合、可変抵抗それぞれの制御コードの差異によって簡単に利得が定義される可変抵抗及び可変利得増幅器を提供する効果がある。
これにより、本発明は、既存のバイナリー可変抵抗で近似値を求めるために使用する複雑な論理回路が省略され、デジタル制御部が簡単になり、これは、全体回路面積を減少させて、回路コストを低減し、デジタル論理回路で発生するノイズを顕著に低減し、増幅器の性能を増加させる効果がある。
また、本発明は、可変遮断周波数フィルタの遮断周波数を使用頻度が高い高周波帯域でも精密に定義することができる可変抵抗及び可変遮断周波数フィルタ回路を提供する効果がある。
本発明は、可変利得をデシベル(dB)単位で処理するか、遮断周波数のログ値を処理するに 慣れ親しんでいるユーザに直観的に理解されるのに容易なアナログ回路を提供する効果がある。
このために、本発明は、制御コードが増加するにつれて抵抗値が指数関数的に増加する可変抵抗回路を提供する効果がある。
図1は、従来のバイナリー可変抵抗を示す回路図である。 図2は、図1のバイナリー可変抵抗を利用して形成された可変利得増幅器の利得値及び利得値のデシベル値と制御信号を組み合わせて生成される整数kの関係を示すグラフである。 図3は、遮断周波数を説明するために一般的な低域通過フィルタの周波数による利得値のデシベル値と周波数の関係を示すグラフである。 図4は、図1の可変抵抗を使用した増幅器の一例を示す回路図である。 図5は、図4の増幅器を使用した場合、周波数による利得値の変化を示すグラフである。 図6は、本発明の一実施例による可変抵抗を示す回路図である。 図7は、本発明の他の一実施例による可変抵抗を示す回路図である。 図8は、本発明のさらに他の一実施例による可変抵抗を示す回路図である。 図9は、本発明のさらに他の一実施例による可変抵抗を示すブロック図である。 図10は、図9の可変抵抗の動作の実施例を示すブロック図である。 図11は、図6〜図10の可変抵抗を利用して形成された可変利得増幅器の一例を示す回路図である。 図12は、図6〜図10の可変抵抗を利用して形成された可変利得増幅器の利得値及び利得値のデシベル値と制御信号を組み合わせて生成される整数kの関係を示すグラフである。 図13は、図6〜図10の可変抵抗を利用して形成された可変利得増幅器を使用した場合、周波数による利得値の変化を示すグラフである。
以下、本発明の実施例を添付の図面を参照して詳細に説明する。しかし、本発明が実施例によって制限されるかまたは限定されるものではない。各図面に提示された同一の参照符号は、同一の部材を示す。
以下の図面は、本発明の特徴を強調して示すために簡略化され、多少誇張されるように示されており、以下の図面の寸法は、実際本発明の製品の寸法と正確に一致するものではない。
当業者なら、以下の図面の記載から各構成要素の長さ、周り、厚さなど寸法を容易に変形し、実際製品に適用することができ、このような変形は、本発明の権利範囲に属するものであることは、当業者に自明である。
図6は、本発明の一実施例による可変抵抗を示す回路図である。
図6を参照すれば、前記可変抵抗は、第1抵抗セグメント210と第2抵抗セグメント211、212、213が直列で連結されており、第2抵抗セグメント211、212、213のそれぞれには、第1スイッチ221、222、223が並列連結され、第2スイッチ231、232、233が直列連結されている。
図6の可変抵抗200は、2ビットの制御信号(b、b)によってその抵抗値が制御されるが、制御信号のビット数は、本発明の権利範囲を制限しない。可変抵抗200は、第1抵抗セグメント210、複数の第2抵抗セグメント211、212、213、各第2抵抗セグメント211、212、213と並列連結され、前記2ビットの制御信号によって第2抵抗セグメント211、212、213のうち少なくとも1つの連結状態を変更させる第1スイッチ221、222、223及び各第2抵抗セグメント211、212、213のそれぞれと直列で連結される第2スイッチ231、232、233を含む。第1スイッチ221、222、223に印加される制御信号と第2スイッチ231、232、233に印加される制御信号は、互いに相補的(complementary)な関係にある。したがって、制御信号によってR 211に対して第1スイッチ221または第2スイッチ231のうちいずれか一方は、閉まり(close)、他方は、開く(open)。
可変抵抗200の抵抗値は、2ビットの制御信号で組合される整数(制御コード)
に対して指数関数で表現することができる。例えば、下記数式1のような関係式で表現が可能である。
この際、制御コードkが増加するにつれて、可変抵抗の全体抵抗値Rは指数的に増加し、その基準抵抗値はRlsbである。
図6の回路では、制御コードkが増加するにつれて可変抵抗の全体抵抗値Rが指数的に増加するように設計されたが、スイッチ及び論理回路の構成によっては、制御コードkが減少するにつれて可変抵抗の全体抵抗値Rが指数的に増加するように設計されることもでき、このような変形は、本発明の技術的思想の範囲内に含まれることは、当該分野の専門家(skilled person)に自明である。
前記数式1を満たす第1抵抗セグメント210及び複数の第2抵抗セグメント211、212、213それぞれの値は、制御信号の各ビットを含む線形関係式の係数として与えられ、これを求めるために、指数関数のテイラー近似化を利用することができる。例示的な実施例において、各ビット(b、b、…、bN−1)または各ビットの組合(b、b、b、…、b…bN−2N−1、etc.)の近似化係数は、Nビットの制御信号の指数関数に対するテイラー近似化(Taylor approximation)によって近似化される。この際、指数関数は、Nビットの制御信号の組合で得られる整数kに対する指数関数であり、整数kは、下記数式2によって示される。

前記数式1の指数関数をテイラー近似化すれば、次の数式3を得ることができる。

制御信号が2ビットの場合、
であり、前記数式3は、下記数式4のように表現されることができる。
指数関数に対してテイラー近似化をする場合、その真値と近似値との間の誤差が収束するので、所望の範囲、例えば18次項まで計算し、近似化させることができる。
前記数式4は、2個のビット(b、b)及び異なる2個のビットの積を含む項(b)まですべて含んでいる。図6の第1抵抗セグメント210及び複数の第2抵抗セグメント211、212、213であるR、R、R、Rの抵抗値を前記数式のc、c、c、cに対応させれば、2ビットの制御信号(b、b)によって表現される制御コードkが増加するにつれて可変抵抗200の抵抗値が指数的に増加する。また、可変抵抗200の抵抗値に基準となる基準抵抗値Rlsbは、第1抵抗セグメント210の抵抗値に対応する。図6に示された回路図は、第2抵抗セグメント211、212、213及びこれを迂回(bypass)する部分全体に第1スイッチ221、222、223及び第2スイッチ231、232、233が連結されている。
一般的にスイッチが閉まった場合、理想的には、その寄生抵抗値(parasitic resistance)が0でなければならないが、実際には、0ではない抵抗値を有する。したがって、実際回路において2ビット可変抵抗を具現する場合、スイッチが閉まった場合の寄生抵抗値を考慮して、第1抵抗セグメント210及び複数の第2抵抗セグメント211、212、213の値を調節する場合がある。
図6を参照して、スイッチ221、222、223、231、232、233の寄生抵抗値を考慮した抵抗セグメント210、211、212、213の抵抗値調整過程の一例を説明する。
図6を参照すれば、第1抵抗セグメント210と第2抵抗セグメント211、212、213が直列で連結されており、第2抵抗セグメント211、212、213それぞれには、第1スイッチ221、222、223が並列連結され、第2スイッチ231、232、233が直列連結されている。
各第2抵抗セグメント211、212、213に対して第1スイッチ221、222、223またはスイッチ231、232、233のうちいずれか1つだけが閉まるので、制御コードkに関係なく、可変抵抗200の両端の間に連結されるスイッチの個数は、3個であって、一定である。例えば、k=0なら、3個のスイッチ221、222、223が閉まり、k=1なら、3個のスイッチ231、222、223が閉まり、k=2なら、3個のスイッチ221、232、223が閉まり、k=3なら、3個のスイッチ231、232、233が閉まる。したがって、図6の回路では、第1スイッチ221、222、223及び第2スイッチ231、232、233が閉まった場合の寄生抵抗値(parasitic resistance)の影響を最小化することができる。
可変抵抗200が有することができる最も小さい基準抵抗値Rlsbは、第1抵抗セグメント210 Rの値と第1スイッチ221、222、223または第2スイッチ231、232、233が閉まった場合の寄生抵抗値を合算した値で表現されることができる。したがって、可変抵抗200の基準抵抗値Rlsbから寄生抵抗値を差し引いた値を第1抵抗セグメント210 Rの抵抗値に調整することができる。
一方、寄生抵抗値が基準抵抗値に比べて無視できるほど小さい場合には、上記抵抗値調整過程は省略されることができる。
図7は、本発明のさらに他の一実施例による可変抵抗を示す回路図である。図7の回路は、図6の回路と論理的に等価的(logically equivalent)である。
図7を参照すれば、可変抵抗300は、第1抵抗セグメント310と直列で連結される複数の第2抵抗セグメント311、312、313を含む。また、可変抵抗300は、各第2抵抗セグメント311、312、313と並列的に連結され、制御信号によって第2抵抗セグメント311、312、313のうち少なくとも1つの連結状態を変更させるスイッチ321、322、323を含む。図6に示された回路図とは異なって、図7の回路では、第2抵抗セグメント311、312、313に直列でスイッチが連結されない。
図7に示された可変抵抗300も、図6の可変抵抗200と同様に、2ビットの制御信号(b、b)で表現される制御コードkが増加するにつれて、可変抵抗300の抵抗値が指数的に増加し、可変抵抗300の抵抗値と制御コードkは、前記数式4を満たす。
図7の可変抵抗300は、図6の可変抵抗200と論理的に等価的なので、制御コードkによって具現される基本的な制御動作は類似している。
一方、図7の可変抵抗300は、図6の可変抵抗200に比べて必要なスイッチの数を半分に低減することができ、制御信号(b、b)が含まれる論理回路を単純化することができるという長所がある。このような長所は、コストを節減するのに役に立つ。
一方、図7の可変抵抗300は、図6の可変抵抗200とは異なって、可変抵抗300の両端の間に連結される全体スイッチの個数が制御コードkによって0個〜3個となるように変化し、一定でない。例えば、k=0なら、3個のスイッチ321、322、323がすべて閉まるが、k=1なら、2個のスイッチ322、323が閉まり、k=2なら、2個のスイッチ321、323が閉まり、k=3なら、3個のスイッチ321、322、323がすべて開放されるので、閉まるスイッチの数は0である。したがって、各スイッチ321、322、323の開放/短絡状態による寄生抵抗値の影響を考慮して各抵抗セグメント310、311、312、313の抵抗値が決定される。
例えば、制御コードkが0であるときには、すべてのスイッチ321、322、323が閉まるので、可変抵抗300の両端の間の抵抗は、第1抵抗セグメント310 Rの抵抗値と、抵抗セグメントRとスイッチ321の寄生抵抗値の並列等価抵抗値と、抵抗セグメントR7とスイッチ322の寄生抵抗値の並列等価抵抗値と、抵抗セグメントRとスイッチ323の寄生抵抗値の並列等価抵抗値を合算した値で示される。
したがって、第1抵抗セグメント310 Rの抵抗値は、基準抵抗値Rlsbから前記並列等価抵抗値を差し引いた値として決定される。
本発明のさらに他の実施例によれば、本発明の可変抵抗は、4ビットの制御信号(b、b、b、b)によってその抵抗値が制御されることができる。可変抵抗の抵抗値Rは、整数
が増加するにつれて指数的に増加し、可変抵抗の抵抗値Rは、下記の数式5によって示される。
前記数式5は、基本項、4個の異なるビット(b、b、b、b)及び異なる2個〜4個のビットの積(b)を含む項まですべて含み、数式5をNビットに対して一般化すれば、下記数式6のように示すことができる。
前記数式6は、基本項、N個の異なるビット(b、b、b、b、…、bN−1)及び異なる2個〜N個のビットの積(b…bN−1)を含む項まですべて含む。前記数式6を満たすように回路を構成する場合、可変抵抗の抵抗値は、制御コードkが増加するにつれて指数的に増加し、その基準抵抗値がRlsbとなるように設計することができる。
図8は、可変抵抗の一実施例400を示す回路図である。
図8において可変抵抗400は、第1抵抗セグメント410と、第1抵抗セグメント410と直列で連結される複数の第2抵抗セグメント412〜426とを含む。可変抵抗400は、また、第2抵抗セグメント412〜426のそれぞれに並列連結され、制御信号によって各第2抵抗セグメント412〜426のうちいずれか1つの連結状態を変更させる第1スイッチ432〜446と、各第2抵抗セグメント412〜426と直列連結される第2スイッチ452〜466とをさらに含む。
図6の実施例と同様に、第1スイッチ432〜446に印加される制御信号と第2スイッチ452〜466に印加される制御信号は、相補的な関係にある。
図8の第1抵抗セグメント410及び複数の第2抵抗セグメント412〜426であるR101〜R116の値を前記数式5のc〜c15に対応させれば、4ビットの制御信号(b、b、b、b)が増加するにつれて可変抵抗400の抵抗値がkに対して指数的に増加する。また、可変抵抗400の抵抗値に基準となる基準抵抗値Rlsbは、第1抵抗セグメント410の抵抗値に対応する。
図9は、前記数式5を満たす可変抵抗500のさらに他の実施例を示す回路図である。図9を参照すれば、可変抵抗500は、複数の可変抵抗単位ブロック510、520、530、540及び制御信号(b、b)によって可変抵抗単位ブロック510、520、530、540のうち少なくとも1つの連結状態を変更させるスイッチ550、560、570を含む。図9に示された回路も、やはり下記の数式5を満たすように設計された。
前記数式5に関する説明は、既に前述したので省略する。
可変抵抗500は、制御信号(b、b)によって内部連結状態が変わる複数の可変抵抗単位ブロック510、520、530、540及び制御信号(b、b)によって制御され、可変抵抗単位ブロック510、520、530、540の連結状態を変化させて、可変抵抗500の全体抵抗値を変更させるスイッチ550、560、570で構成される。
4ビットの制御信号(b、b、b、b)のうちb、bは、可変抵抗単位ブロック510、520、530、540の内部連結状態を制御し、可変抵抗単位ブロック510、520、530、540の抵抗値を制御し、b、bは、各可変抵抗単位ブロック510、520、530、540の連結状態を制御する。この際、図9に示された可変抵抗単位ブロック510、520、530、540の内部回路は、図6または図7の可変抵抗200、300が利用されることができる。
図9において、可変抵抗単位ブロック510〜540がそれぞれ内部に直列連結される4個の抵抗セグメントで構成され、前記可変抵抗単位ブロック510〜540の内部構成は、図6または図7のように構成されることができる。この場合、可変抵抗500を構成する全体抵抗セグメントの数は、16個になることができ、これら各抵抗セグメントの抵抗値は、等比的に増加(または減少)する抵抗値を有することができる。前記等比的に変わる抵抗値は、等比数列または等比数列近似値を含むことができる。
また、可変抵抗単位ブロック510〜540は、それぞれ並列接続されるスイッチ550〜570を備え、前記スイッチ550〜570は、それぞれ対応する4の倍数で増加する制御信号(b(4:0100)、b(8:1000)、b(12:1100)によってスイチング制御され、各可変抵抗単位ブロック510〜540の内部スイッチ(図6の場合、221〜223及び231〜233、図7の321〜323)は、b及び/またはbの制御信号によってスイチング制御される。ここで、前記b及び/またはbは、当該可変抵抗単位ブロックの抵抗セグメントを選択する第2制御信号となり、前記b及び/またはbは、各可変抵抗単位ブロックを選択するための第1制御信号となる。
したがって、前記可変抵抗単位ブロックがN個の抵抗セグメント(図6及び図7の場合、N=4)で構成され、可変抵抗単位ブロックがM(図9の場合、M=4)個で構成された場合、図9のような構成で可変抵抗を構成すれば、可変抵抗単位ブロックは、それぞれ対応するスイッチと並列連結され、前記各可変抵抗単位ブロックに並列連結されるスイッチは、N倍で増加するそれぞれ対応するM個の第1制御信号によってスイチング制御され、可変抵抗単位ブロックの内部スイッチは、N個の第2制御信号によってそれぞれ対応するスイッチがオン/オフ制御される。この際、前記可変抵抗の全体抵抗セグメント数は、M*N個になることができ、これらの抵抗セグメントは、前述したように、等比的に増加(または減少)する抵抗値を有することができる。
図10は、図9の可変抵抗の連結状態及び動作の実施例を示す図である。
図10を参照すれば、単位ブロック510に含まれた抵抗セグメント511 R101は、数式5のcの値に対応し、抵抗セグメントR102 512、R103 513、R104 514は、数式5のc〜cの値に対応することができる。また、単位ブロック520に含まれた抵抗セグメントR105 521、R106、R107、R108は、数式5のc、c、c、cに対応することができる。
さらに図9を参照すれば、2ビットの可変抵抗単位ブロック510、520、530、540の抵抗値と各可変抵抗単位ブロック510、520、530、540の連結状態を調節し、4ビット可変抵抗を具現する場合、図8に示されたように、すべてのビット間の積を別々に制御し、4ビット可変抵抗で具現する場合に比べて、寄生抵抗値を減少させることができる長所がある。例えば、b=0であり、b=1である場合、図9の可変抵抗において可変抵抗単位ブロック510、520、530、540のうち一部の可変抵抗単位ブロック520は、スイッチの動作に起因して短絡(short)される。この際、本発明の実施例による場合には、bビットに起因して短絡される部分にただ1つのスイッチだけが存在する。したがって、実際抵抗値は、スイッチの寄生抵抗、例えば60オーム程度の値を有する。図8のように、全体可変抵抗400のうちすべてのビット間の積を別々に制御し、4ビット可変抵抗で具現する場合、4個の抵抗415、416、417、418の代わりに、いずれもスイッチ435、436、437、438が連結されるので、全体寄生抵抗値は、1つのスイッチの寄生抵抗値の4倍、例えば240オーム程度の値を有する。したがって、図9のように、階層的に可変抵抗を作る場合、スイッチによる寄生抵抗の影響を減少させることができるという長所がある。
また、図9の可変抵抗500では、制御信号の上位ビット(b、b)と下位ビット(b、b)の論理経路(logical path)が区分されるので、論理回路の具現を単純化することができる。
図9のように、可変抵抗単位ブロック510、520、530、540に対する階層的(hierarchical)スイッチ構成を利用すれば、4ビット以上の可変抵抗の具現も単純化することができる。
例えば、6ビットの可変抵抗(図示せず)を具現する場合、図9の可変抵抗500と類似の構成の(各抵抗セグメントの抵抗値は異なる)可変抵抗モジュールを4個使用する構成が可能である。下位ビット(b、b)は、可変抵抗単位ブロックの内部スイッチの連結状態を制御し、中間ビット(b、b)は、可変抵抗モジュール内の可変抵抗単位ブロックの連結状態を制御し、上位ビット(b、b)は、可変抵抗モジュールと並列連結されるスイッチの連結状態を制御することができる。この際、前記6ビットの可変抵抗は、等価的に前記数式6を満たす。
図9に示された複数の可変抵抗単位ブロック510、520、530、540が図6または図7の構成を取る場合、第1スイッチ221、222、223、321、322、323及び第2スイッチ231、232、233の寄生抵抗値を考慮して第1抵抗セグメント210、310及び第2抵抗セグメント211、212、213、311、312、313の値を調節する過程が可能であり、その方法は、既に前述したので省略する。
さらに図10を参照して、図9の可変抵抗500の動作を説明する。
可変抵抗500は、複数の可変抵抗単位ブロック510、520、530、540を含み、各可変抵抗単位ブロック510、520、530、540は、複数の抵抗セグメントR101〜R116、例えば、R109 531、R111 533、R113 541、R114 542、R115 543、R116 544などを含む。可変抵抗単位ブロック510、520、530、540の抵抗値は、前記可変抵抗単位ブロック510、520、530、540に含まれる抵抗セグメントR101〜R116の連結可否または開放/短絡状態によって変わり、可変抵抗500の抵抗値は、可変抵抗単位ブロック510、520、530、540の抵抗値や可変抵抗単位ブロック510、520、530、540の連結可否あるいは短絡可否によって変更される。
図10の(a)は、(b、b、b、b)=(0、0、0、0)、すなわちk=0であるときを示し、R101だけが抵抗値として反映され、残りの抵抗セグメントR102〜R116は、短絡された状態を示す。図10の(b)は、(b、b、b、b)=(0、1、0、0)、すなわちk=2であるときを示し、R101及びR103が抵抗値として反映され、残りの抵抗セグメントR102、R104〜R116は、短絡された状態を示す。図10の(c)は、(b、b、b、b)=(0、0、0、1)、すなわちk=8であるときを示し、R101及びR109が抵抗値として反映される状態を示す。図10の(d)は、(b、b、b、b)=(0、1、0、1)、すなわちk=10であるときを示し、R101、R103、R109、及びR111が連結された状態を示す。図10に示された可変抵抗500の抵抗値がk値が増加するにつれてログスケール上で線形的に(linear in dB)増加するので、k=0であるときの抵抗値とk=2であるときの抵抗値の比は、k=8であるときの抵抗値とk=10であるときの抵抗値の比と同一である。すなわち、R101と(R101+R103)の比率と、(R101+R109)と(R101+R103+R109+R111)の比率が同一である。関係式を変形すれば、R103/R101=R111/R109の関係式が成立する。
このような関係を拡張すれば、単位ブロック510は、ログスケール上で線形的に増加する可変抵抗であり、単位ブロック530も、ログスケール上で線形的に増加する。同様に、単位ブロック510、520、530、540それぞれは、ログスケール上で線形的に増加する可変抵抗である。
図11は、図6〜図10の可変抵抗を利用して形成された可変利得増幅器の一例を示す回路図である。
図11に示された増幅器600は、可変抵抗610、620と、可変抵抗620と並列連結され、高周波出力電圧を減少させるキャパシタ630と、可変抵抗610、620及びキャパシター630に連結される演算増幅器640を含む。
図4と比較して可変抵抗の構成は変わったが、可変抵抗610、620、キャパシタ630及び演算増幅器640間の関係は、図4での関係と同一であり、利得値及び遮断周波数も同一である。
図11で示された増幅器600は、可変抵抗610、620の抵抗値を変更し、利得値及び遮断周波数を変更することができる。図6〜図10に示された可変抵抗を使用するので、可変抵抗620を制御する制御コードkを線形的に増加させれば、可変抵抗620の抵抗値Rが指数的に増加する。したがって、フィルタの場合、可変抵抗620の値を変更し、遮断周波数をログスケールで線形的に変化させることが容易である。
可変抵抗610を制御する制御コードkを、kとkとの差異を一定に維持するように変化させれば、利得値をログスケールで線形的に変化させることができる。すなわち、図11に示された増幅器においてその利得値は、制御コードkと制御コードkとの差異によって決定される。
増幅器600においてkとkとの差異を一定に維持しながらkを線形的に変化させれば、増幅器600の遮断周波数をログスケールで線形的に変化させながら、増幅器600の利得値を一定に維持させることができる。
図12は、図6〜図10の可変抵抗を利用して形成された可変利得増幅器の利得値及び利得値のデシベル値と制御信号を組み合わせて生成される整数kの関係を示すグラフである。
可変抵抗620の抵抗値Rが制御コードkが増加するにつれて指数的に増加するように関数を作った後、前記関数を線形的に近似させたので、Nビットの制御信号の組合で生成される整数kが増加するにつれて可変利得増幅器の全体利得値は指数的に増加する。また、kに対して可変抵抗620の全体抵抗値が指数的に変わるので、kが増加するにつれて利得値のデシベル値は線形的に増加する。
図13は、図6〜図10の可変抵抗を利用して形成された可変利得増幅器を使用した場合、周波数による利得値の変化を示すグラフである。
図5とは異なって、前述した理由によって、遮断周波数がログスケールで見たとき、線形的に変化し、遮断周波数が変わっても、一定に維持されなければならない直流での利得値の誤差も、図5に比べて非常に減少したことが分かる。
本発明の実施例による可変抵抗、可変利得増幅器、可変遮断周波数フィルタを制御する方法は、多様なコンピュータ手段を通じて行われることができるプログラム命令形態で具現され、コンピュータ読み取り可能な媒体に記録されることができる。
また、前記方法は、可変抵抗、可変利得増幅器、可変遮断周波数フィルタの制御信号を発生するコントローラのメモリにあらかじめプログラムされるソフトウェア/ファームウエアの形態で提供されることもでき、プログラムされた手順によって順次に行われることができる。
前記コンピュータ読み取り可能な媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などを単独でまたは組み合わせて含むことができる。前記媒体に記録されるプログラム命令は、本発明のために特別に設計され構成されたものであってもよく、コンピュータソフトウェア当業者に公知されて使用可能なものであってもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体の例としては、ハードディスク、フロッピィー(登録商標)ディスク及び磁気テープのような磁気媒体(magnetic media)、CD−ROM、DVDのような光記録媒体(optical media)、フロップチカルディスク(floptical disk)のような磁気−光媒体(magneto−optical media)、及びROM(Read Only Memory)、RAM、フラッシュメモリなどのようなプログラム命令を格納し実行するように特別に構成されたハードウェア装置が含まれる。プログラム命令の例には、コンパイラーによって作われるもののような機械語コードだけでなく、インタプリターなどを使用してコンピュータによって実行され得る高級言語コードを含む。上記ハードウェア装置は、本発明の動作を行うために1つ以上のソフトウェアモジュールとして作動するように構成されることができ、その逆も同様である。
以上のように、本発明では、具体的な構成要素などのような特定事項と限定された実施例及び図面によって説明されたが、これは、本発明のさらに全般的な理解を助けるために提供されるものに過ぎず、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、本発明の属する分野における通常的な知識を有する者ならこのような記載から多様な修正及び変形が可能である。
したがって、本発明の思想は、説明された実施例に限定されて定められてはならないし、後述する特許請求範囲だけでなく、この特許請求範囲と均等または等価の変形があるすべてのものは、本発明の思想の範疇に属すると言える。
200 可変抵抗
210 第1抵抗セグメント
211,212,213、 第2抵抗セグメント
221,222,223 第1スイッチ
231,232,233 第2スイッチ
300 可変抵抗
321.322,323 スイッチ
310,311,312,313 抵抗セグメント
400 可変抵抗
410 第1抵抗
412〜426 第2抵抗セグメント
432〜446 第1スイッチ
452〜466 第2スイッチ
500 可変抵抗
510,520,530,540 可変抵抗単位ブロック
511 抵抗セグメント
550,560,570 スイッチ
600 増幅器
610,620 可変抵抗
630 キャパシター
640 演算増幅器

Claims (18)

  1. 可変抵抗において、
    複数の抵抗セグメントを含み、
    前記複数の抵抗セグメントの組み合わせによって、前記可変抵抗が有することができる複数の抵抗値候補をサイズ順に整列する場合、前記複数の抵抗値候補が等比的な抵抗値を有し、
    前記可変抵抗が有する抵抗値Rは、
    Nビットの制御信号のそれぞれのビット値b 〜b N−1 の組合で生成される整数k及び前記可変抵抗が有することができる複数の抵抗値候補のうち最も低い値である単位抵抗値R lsb によって表現される下記の第1数式を近似的に満たし、
    前記複数の抵抗セグメントの抵抗値は、前記第1数式を前記Nビットの制御信号のうちそれぞれのビット値b 〜b N−1 に対して線形的に近似した下記の第2数式の定数c 〜c に対応してその値が決定される
    ことを特徴とする可変抵抗。
  2. 前記等比的な抵抗値は、等比数列を有する抵抗値であることを特徴とする請求項1に記載の可変抵抗。
  3. 前記等比的な抵抗値は、等比数列の近似値を有する抵抗値であることを特徴とする請求項1に記載の可変抵抗。
  4. 前記複数の抵抗値候補は、2個以下の抵抗セグメントが直列連結される構成を有し、
    前記可変抵抗が有する抵抗値は、
    Nビットの制御信号によって前記複数の抵抗セグメントのうち1つ以上の連結状態が変更されることによって、前記複数の抵抗値候補のうち1つとして決定され、指数的に変わることを特徴とする請求項1に記載の可変抵抗。
  5. 前記第2数式及び定数c〜cは、前記第1数式をテイラー展開して線形的に近似化することによって得られる
    ことを特徴とする請求項1に記載の可変抵抗。
  6. 複数の抵抗セグメントを含み、
    前記複数の抵抗セグメントの組み合わせによって、可変抵抗が有することができる複数の抵抗値候補をサイズ順に整列する場合、前記複数の抵抗値候補が等比的な抵抗値を有する請求項1に記載の可変抵抗と;
    前記可変抵抗と連結される負荷抵抗と;
    前記可変抵抗及び前記負荷抵抗と連結される演算増幅器と;を含み、
    前記可変抵抗と前記負荷抵抗の比率によって全体利得が決定され、
    前記全体利得が取ることができる複数の利得値候補をサイズ順に整列する場合、前記複数の利得値候補が等比的に変更されるアナログ信号増幅器。
  7. 前記負荷抵抗及び前記可変抵抗を取り、
    前記可変抵抗内部の複数の第1抵抗セグメントは、第1制御コードによって制御され、
    前記可変抵抗内部の複数の第2抵抗セグメントは、第2制御コードによって制御され、
    前記全体利得値は、前記第1制御コードと前記第2制御コードとの差異によって決定されることを特徴とする請求項6に記載のアナログ信号増幅器。
  8. 複数の抵抗セグメントを含み、
    前記複数の抵抗セグメントの組み合わせによって、可変抵抗が有することができる複数の抵抗値候補をサイズ順に整列する場合、前記複数の抵抗値候補が等比的な抵抗値を有する請求項1に記載の可変抵抗と;
    前記可変抵抗と連結されるキャパシターと;
    前記可変抵抗及び前記キャパシターと連結される演算増幅器と;を含み、
    前記可変抵抗及び前記キャパシターによって遮断周波数が決定され、
    前記遮断周波数が取ることができる複数の周波数値候補をサイズ順に整列する場合、前記複数の周波数値候補が等比的に変更されるアナログフィルタ。
  9. 可変抵抗において、複数の可変抵抗単位ブロック;を含み、
    前記複数の可変抵抗単位ブロックは、直列で連結され、
    前記複数の可変抵抗単位ブロックそれぞれの両端間の連結状態は、第1制御信号によって変化し、
    前記可変抵抗は、前記複数の可変抵抗単位ブロックそれぞれの連結状態によって、複数の抵抗値候補のうち1つとして決定され、
    前記可変抵抗が有することができる複数の抵抗値候補をサイズ順に整列する場合、前記複数の抵抗値候補が等比的な抵抗値を有する請求項1に記載の可変抵抗。
  10. 前記複数の可変抵抗単位ブロックそれぞれは、第2制御信号によって連結状態が変化する複数の抵抗セグメント;を含む
    ことを特徴とする請求項9に記載の可変抵抗。
  11. 前記第1制御信号が前記第2制御信号の上位ビットよりなる
    ことを特徴とする請求項10に記載の可変抵抗。
  12. 前記第1制御信号が前記第2制御信号の下位ビットよりなる
    ことを特徴とする請求項10に記載の可変抵抗。
  13. 所定の制御信号によって全体抵抗値が決定される可変抵抗において、
    前記可変抵抗は、
    第1抵抗セグメントと;
    前記第1抵抗セグメントと直列で連結された複数の第2抵抗セグメントと;
    前記複数の第2抵抗セグメントそれぞれの両端の間に連結され、前記所定の制御信号によって制御される第1スイッチと;を含み、
    前記所定の制御信号によって決定される全体抵抗値の複数の抵抗値候補をサイズ順に整列すれば、前記第1抵抗セグメントの抵抗値に対応する基準抵抗値から始まる等比的に変更される抵抗値を有する請求項1に記載の可変抵抗。
  14. 前記複数の第2抵抗セグメントそれぞれと直列で連結され、前記所定の制御信号の反転信号によって制御される複数の第2スイッチ;をさらに含み、
    前記複数の第2スイッチは、前記第1スイッチの寄生抵抗値と同一の寄生抵抗値を有する
    ことを特徴とする請求項13に記載の可変抵抗。
  15. 前記第1抵抗セグメント及び前記複数の第2抵抗セグメントの抵抗値は、前記第1スイッチの寄生抵抗値を考慮して決定され、前記基準抵抗値は、前記第1抵抗セグメントの抵抗値及び前記第1スイッチの寄生抵抗値を合算した値に設計される
    ことを特徴とする請求項13に記載の可変抵抗。
  16. 可変抵抗の制御方法において、
    内部に複数の抵抗セグメントを含む可変抵抗に制御信号を印加する過程と、
    前記制御信号によって前記複数の抵抗セグメントのうち1つ以上の連結状態が変更されることによって、前記可変抵抗が前記複数の抵抗値候補のうち1つとして決定する過程を備え、
    前記可変抵抗が有することができる複数の抵抗値候補をサイズ順に整列する場合、前記複数の抵抗値候補が等比的な抵抗値を有し、
    前記可変抵抗が有する抵抗値Rは、
    Nビットの制御信号のそれぞれのビット値b 〜b N−1 の組合で生成される整数k及び前記可変抵抗が有することができる複数の抵抗値候補のうち最も低い値である単位抵抗値R lsb によって表現される下記の第3数式を近似的に満たし、
    前記複数の抵抗セグメントの抵抗値は、前記第3数式を前記Nビットの制御信号のうちそれぞれのビット値b 〜b N−1 に対して線形的に近似した下記の第4数式の定数c 〜c に対応してその値が決定される
    方法。
  17. 前記第4数式及び定数c〜cは、前記第3数式をテイラー展開して線形的に近似化することによって得られる
    ことを特徴とする請求項16に記載の方法。
  18. 請求項1に記載の可変抵抗の制御方法において、
    前記可変抵抗は、複数の可変抵抗単位ブロックを含み、前記複数の可変抵抗単位ブロックは、直列で連結される可変抵抗において可変抵抗単位ブロックを選択する第1制御信号及び前記可変抵抗単位ブロック内の抵抗セグメントを選択する第2制御信号を出力する過程と、
    前記第1制御信号によって前記複数の可変抵抗単位ブロックが選択され、前記第2制御信号によって可変抵抗単位ブロックの内部抵抗セグメントが選択され、前記可変抵抗を複数の抵抗値候補のうち一つとして決定し、
    前記可変抵抗が有することができる複数の抵抗値候補をサイズ順に整列する場合、前記複数の抵抗値候補が等比的な抵抗値を有する方法。
JP2013521707A 2010-07-26 2011-07-26 等比的に抵抗値が変わる可変抵抗及びこれを利用した可変利得増幅器と可変遮断周波数フィルタ Active JP5960137B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1020100071867A KR101174634B1 (ko) 2010-07-26 2010-07-26 등비적으로 저항값이 변하는 가변 저항 및 이를 이용한 가변이득 증폭기와 가변 차단주파수 필터
KR10-2010-0071867 2010-07-26
PCT/KR2011/005507 WO2012015224A2 (en) 2010-07-26 2011-07-26 Variable resister having resistance varying geometrically ratio and control method thereof

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013541237A JP2013541237A (ja) 2013-11-07
JP5960137B2 true JP5960137B2 (ja) 2016-08-02

Family

ID=45493128

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013521707A Active JP5960137B2 (ja) 2010-07-26 2011-07-26 等比的に抵抗値が変わる可変抵抗及びこれを利用した可変利得増幅器と可変遮断周波数フィルタ

Country Status (7)

Country Link
US (2) US8570139B2 (ja)
EP (1) EP2599219B1 (ja)
JP (1) JP5960137B2 (ja)
KR (1) KR101174634B1 (ja)
CN (1) CN103026619B (ja)
AU (1) AU2011283354B2 (ja)
WO (1) WO2012015224A2 (ja)

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2290554B1 (en) * 2009-08-26 2014-01-08 ST-Ericsson SA Management of a configuration of a USB device
KR101873298B1 (ko) 2011-12-16 2018-07-02 삼성전자주식회사 디지털 코드에 따라 지수적으로 제어되는 가변 이득과 차단주파수를 특성을 갖는 필터 및 증폭기
KR101837497B1 (ko) 2011-12-16 2018-03-12 삼성전자주식회사 디지털-아날로그 변환 장치 및 방법
KR101862708B1 (ko) 2011-12-28 2018-05-31 삼성전자주식회사 무선송신기에서 구동증폭기 이득을 지수적으로 제어하기 위한 장치 및 방법
KR101873300B1 (ko) 2012-01-30 2018-07-02 삼성전자주식회사 가변 커패시터를 이용하는 전압 제어 발진기 및 이를 이용하는 위상고정루프
KR101477699B1 (ko) 2012-05-04 2015-01-06 삼성전자주식회사 디지털 코드에 따라 지수적으로 제어되는 차단주파수 특성을 갖는 필터 및 증폭기
KR101757093B1 (ko) * 2013-03-04 2017-07-12 주식회사 아도반테스토 스위칭가능 신호 라우팅 회로
KR102130452B1 (ko) 2013-07-26 2020-07-06 삼성전자주식회사 멀티모드 멀티밴드 무선 송수신기를 위한 아날로그 기저대역 필터 장치 및 그 제어 방법
CN104883150A (zh) * 2014-02-27 2015-09-02 佳邦科技股份有限公司 宽频共模滤波装置
CN104022746B (zh) * 2014-06-20 2017-08-15 威海北洋光电信息技术股份公司 一种固定带宽实时可变增益的运放电路
CN104407655B (zh) * 2014-12-01 2016-02-24 北京机械设备研究所 一种调节电阻值的程控方法
US20170063306A1 (en) * 2015-08-27 2017-03-02 Qualcomm Incorporated Gate induced drain leakage reduction
CN106098278A (zh) * 2016-08-03 2016-11-09 上海坚芯电子科技有限公司 可控可变电阻装置及电子设备
US10396772B2 (en) * 2016-12-12 2019-08-27 Psemi Corporation Methods and devices to improve switching time by bypassing gate resistor
CN106712740A (zh) * 2016-12-28 2017-05-24 宁波斯凯勒智能科技有限公司 一种多输出可调滤波电路
US11025204B2 (en) * 2017-11-02 2021-06-01 Mediatek Inc. Circuit having high-pass filter with variable corner frequency
JP2019149395A (ja) * 2018-02-26 2019-09-05 セイコーエプソン株式会社 可変抵抗回路、発振回路、及び、半導体装置
CN108831643B (zh) * 2018-06-15 2023-06-30 福建星云电子股份有限公司 一种低成本高精度的可调电阻器及控制方法
CN111025945A (zh) * 2019-12-20 2020-04-17 沈阳兴华华亿轨道交通电器有限公司 可变电阻模拟电路及可变电阻模拟电路的参数设计方法
FR3113177B1 (fr) * 2020-07-30 2022-07-29 Coudoint Rhéostat
US20230336187A1 (en) * 2022-04-18 2023-10-19 Qualcomm Incorporated Resistor network with adaptive resistance for digital-to-analog converter (dac)
TWI824664B (zh) * 2022-08-12 2023-12-01 新唐科技股份有限公司 電阻修整裝置與電子裝置

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3239833A (en) * 1963-05-16 1966-03-08 Gen Precision Inc Logarithmic analog to digital converter
US3555540A (en) * 1966-08-08 1971-01-12 Sds Data Systems Digital-to-analog converter with smooth recovery
BE795423A (fr) * 1972-04-03 1973-05-29 Ampex Convertisseur numerique-analogique non lineaire pour circuits d'asservissement
US4070632A (en) * 1976-09-22 1978-01-24 Tuttle John R Discrete-gain output limiter
JPS58112343A (ja) * 1981-12-26 1983-07-04 Olympus Optical Co Ltd 半導体装置およびその製造方法
EP0146355B1 (en) * 1983-12-15 1989-06-14 Matsushita Graphic Communication Systems, Inc. Logarithmically linearly controlled variable gain amplifier
DE3682598D1 (de) * 1985-02-13 1992-01-09 Philips Nv Elektrischer filter.
JPH08116224A (ja) * 1994-10-19 1996-05-07 Nippondenso Co Ltd 利得可変型増幅器
JPH10200377A (ja) 1997-01-13 1998-07-31 Asahi Kasei Micro Syst Kk 可変抵抗回路
KR19990012727U (ko) 1997-09-12 1999-04-15 유기범 스위칭 가변저항회로
JP3653171B2 (ja) * 1998-03-09 2005-05-25 株式会社リコー 可変ゲイン増幅装置
US6307490B1 (en) * 1999-09-30 2001-10-23 The Engineering Consortium, Inc. Digital to analog converter trim apparatus and method
KR100676354B1 (ko) 2000-03-02 2007-01-31 산요덴키가부시키가이샤 가변 저항 회로, 연산 증폭 회로, 반도체 집적 회로,시상수 전환 회로 및 파형 성형 회로
US6445325B1 (en) * 2001-08-30 2002-09-03 Texas Instruments Incorporated Piecewise linear digital to analog conversion
US6677569B2 (en) * 2001-10-12 2004-01-13 Massachusetts Institute Of Technology Methods and apparatus for performing signal processing functions in an electronic imager
DE602004009781T2 (de) * 2003-04-16 2008-08-28 Nxp B.V. Verfahren zur regelung eines verstärkers mit variabler verstärkung und elektronische schaltung
WO2006013893A1 (ja) * 2004-08-03 2006-02-09 Nippon Telegraph And Telephone Corporation トランスインピーダンスアンプ
US8184206B2 (en) * 2006-11-07 2012-05-22 Csr Technology Inc. Pseudo digital gain control for broadband tuner
JP4818224B2 (ja) * 2007-08-09 2011-11-16 株式会社東芝 可変抵抗器及びこれを用いたフィルタ、可変利得増幅器及び集積回路
JP4636163B2 (ja) * 2008-10-15 2011-02-23 ソニー株式会社 スイッチ回路
US8362870B2 (en) * 2009-11-10 2013-01-29 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Impedance calibration circuit with uniform step heights
KR101873298B1 (ko) * 2011-12-16 2018-07-02 삼성전자주식회사 디지털 코드에 따라 지수적으로 제어되는 가변 이득과 차단주파수를 특성을 갖는 필터 및 증폭기

Also Published As

Publication number Publication date
US8570139B2 (en) 2013-10-29
WO2012015224A2 (en) 2012-02-02
EP2599219B1 (en) 2021-06-16
KR101174634B1 (ko) 2012-08-20
AU2011283354A1 (en) 2013-01-24
WO2012015224A3 (en) 2012-05-24
AU2011283354B2 (en) 2015-06-18
US20120019318A1 (en) 2012-01-26
JP2013541237A (ja) 2013-11-07
EP2599219A2 (en) 2013-06-05
CN103026619B (zh) 2017-04-12
EP2599219A4 (en) 2016-12-21
KR20120010378A (ko) 2012-02-03
US9240264B2 (en) 2016-01-19
CN103026619A (zh) 2013-04-03
US20140015634A1 (en) 2014-01-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5960137B2 (ja) 等比的に抵抗値が変わる可変抵抗及びこれを利用した可変利得増幅器と可変遮断周波数フィルタ
Dastjerdi et al. Linear fractional order controllers; A survey in the frequency domain
KR101873298B1 (ko) 디지털 코드에 따라 지수적으로 제어되는 가변 이득과 차단주파수를 특성을 갖는 필터 및 증폭기
KR102385017B1 (ko) 교정 시스템 및 방법
KR101624136B1 (ko) 등비적으로 저항값이 변하는 가변 저항 및 이를 이용한 가변이득 증폭기와 가변 차단주파수 필터 및 그 제어방법
JP3588136B2 (ja) シーク及びトラックフォローモードにおける可変利得を有するボイスコイルドライバ
KR20010023643A (ko) 플래시 아날로그-디지털 변환기의 교정 방법 및 회로
US20180323798A1 (en) Digital-to-analog converter (dac) termination
US9748929B1 (en) Envelope-dependent order-varying filter control
JP2001077666A (ja) 連続時間リードチャネル・フィルタにおいて振幅及び群遅延を整形する回路
US10476455B1 (en) Apparatus and method of suppressing transient noise during transition for class-D amplifier system having one or more pulse width modulator output paths
US20100091623A1 (en) Frequency characteristic adjusting circuit, receiving interface circuit, and magnetic storage device
JPH01112825A (ja) 改善されたデルタ変調エンコーダ
US5815106A (en) Split flash analog to digital converter differential driver
US6411165B1 (en) Active common mode feedback for unbalanced input and feedback signals and methods thereof
CN102857183A (zh) 一种超宽带高精度可变增益放大器
US9374064B1 (en) Micro-step resistance networks
JPH04331504A (ja) 高速応答高精度複合増幅器
US8618872B1 (en) Filter with controlled cut-off frequency step-down
JP5385907B2 (ja) 精密集積位相ロック回路用ループ・フィルタ
US6741413B2 (en) Common mode transient reduction circuit for improving transient response of an operational transconductance amplifier
US20050067997A1 (en) Servo loop pid compensator with embedded rate limit
JP2004104269A (ja) 信号切替器及び同信号切替器を備えた可変利得増幅器
JP3308508B2 (ja) 梯子型フィルタ、アナログイコライザおよび信号再生システム
Rathod et al. Design of fifth order elliptic filter with Single-opamp resonator

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140709

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20141226

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150414

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150420

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150721

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20151214

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160414

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20160422

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160523

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160622

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5960137

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250