JP5959757B2 - 電動機及びこれを備えた圧縮機、電動機の製造方法 - Google Patents

電動機及びこれを備えた圧縮機、電動機の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、電動機及びこれを備えた圧縮機、電動機の製造方法に関し、特に、インシュレータに巻き付けられる巻線の巻き付け手段に関するものである。
冷媒などを圧縮するのに利用される圧縮機は、たとえば、密閉容器であるシェルと、シェルの内周面に固定されるステータと、シャフトに接続されて回転自在に支持されているローターと、ローターの回転がシャフトを介して伝達され、この伝達された動力を冷媒の圧縮に利用する圧縮機構とを有している。
なお、ステータは、たとえば電磁鋼板を複数積層させて構成される鉄心コアと、樹脂などの絶縁体で構成されるインシュレータと、インシュレータに巻き付けられる巻線とを有している。この巻線はインシュレータに複数層巻き付けられるが、この巻き付け方法には各種の方法が提案されている。
たとえば、隣接する2つのコアの巻線間に形成されるデッドスペースを有効に活用する巻き方を採用したステータが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の技術は、隣接する2つのコアの巻き付け方法を左右非対称として、デッドスペースを有効活用し、巻線の占積率を向上させたものである。
たとえば、最内径側の巻線の位置ずれを抑制するため、この特許文献1に記載の技術のように隣接する2つのコアの巻き付け方法を左右非対称とし、最内径側の巻線の位置がずれないように隣接するコアの巻線で壁を作る方法が考えられる。
また、いずれかの巻線層に巻線が収まる隙間を設けながらコアに巻線を巻き付け、その後にその隙間を埋めながら巻線を施したステータが提案されている(たとえば、特許文献2、3参照)。この特許文献2、3では、巻線の一番外側の層の巻線の巻き付けにおいて、予め設定されたピッチ分の隙間を空けながら、ステータの外径側から内径側に向かって巻線を巻く内巻きが施される。そして、内巻きを実施した後に、内巻きにて空けた隙間を埋めるようにステータの内径側から外径側に向かって巻線を巻く外巻きを実施する。このように、特許文献2、3では、内巻き及び外巻きを併用することで、一番外側の層の巻線同士が交差し、巻線の解けが抑制されるようになっている。
特開2003−333783号公報(たとえば、段落[0061]−[0066]、図19及び図20参照) 特開2005−12876号公報(たとえば、要約書及び図6参照) 特開2009−240010号公報(たとえば、要約書参照)
特許文献1に記載の技術を利用して巻線の解けを抑制する手段では、隣接するコアの巻線を解け防止の壁とする方式なので、隣接コア間の隙間が限りなく0に近くなるような巻線設計が必要である。このため、既製巻線の線径ラインナップ、巻線の設計要求ターン数、巻線の製造バラツキ、及び巻線の加工バラツキなどを考慮する必要があり、ステータの設計が煩雑になるという課題がある。
ここで、内径側巻線及び外径側巻線に挟まれている巻線は、内径側巻線及び外径側巻線に位置規制されているため、位置のずれが起こりにくい。しかし、最内径の巻線については、外径側巻線があるが、内径側には位置規制のための巻線が配置されていない。特に、コア(インシュレータ)の最内径側まで巻線が巻き付けられない場合においては、最内径の巻線がコア(インシュレータ)の最内径側の壁とも離れている。このため、特許文献2、3に記載の技術では、ステータにたとえば外力、振動などが加わると、最内径側の巻線がステータの内径側に位置がずれてしまい、それに伴って巻き付けられた巻線が解けてしまう可能性がある。
なお、特許文献1〜3に記載の技術の他に、巻線が解けることを抑制する手段として、巻線が巻き付けられたコアを、ワニスに含浸させたり、樹脂モールドして一体成形したり、接着材などで固めたりする手段が考えられる。しかし、これらの手段を用いると、ワニスなどの分の製造コストが増大してしまうという課題がある。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたもので、ステータの設計の煩雑さの抑制及び製造コストが増大することを抑制しながら、インシュレータに巻き付けられた巻線が解けてしまうことを抑制することができる電動機及びこれを備えた圧縮機、電動機の製造方法を提供することを目的としている。
本発明に係る電動機は、ティースに予め設定されたピッチで巻線が複数層巻き付けられたコアを有するステータを備え、隣接する層の巻線が傾斜するように巻き付けられた電動機において、巻線の第n層目は、予め設定された箇所に巻線の1ピッチ以上分の隙間を形成するように、ステータの外径側から内径側に巻き付けられた第1の巻線部と、隙間を埋めるように第1の巻線部から連続してステータの内径側から外径側に巻き付けられ、第1の巻線部と交差する第2の巻線部とを有し、隙間は、ティースのステータ径方向における中間部であって第n層目から第n+1層目に切り替わる位置に設けられているものである。
本発明に係る電動機によれば、上記構成を有しているため、ステータの設計の煩雑さの抑制及び製造コストが増大することを抑制しながら、インシュレータに巻き付けられた巻線が解けてしまうことを抑制することができる。
ことができる。
本発明の実施の形態に係る電動機を備えた圧縮機の概要構成例図である。 本発明の実施の形態に係る電動機のステータの説明図であってステータを上側から見た図である。 本発明の実施の形態に係る電動機のステータの説明図であってステータを側面から見た図である。 図2に示すステータに装着されたインシュレータなどの概要構成例図である。 図3に示すインシュレータに巻線を巻き付けた状態の概要構成例図である。 本発明の実施の形態に係る電動機のインシュレータに巻き付けられた巻線の説明図である。 図6に示す巻線のうち第1の巻線部及び隙間について示した説明図である。 図6に示す巻線のうち第2の巻線部について示した説明図である。 従来の巻線の巻き付け方法について明図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
実施の形態.
図1は、実施の形態に係る電動機1bを備えた圧縮機100の概要構成例図である。図2は、本実施の形態に係る電動機1bのステータ2の説明図であってステータ2を上側から見た図である。図3は、本実施の形態に係る電動機1bのステータ2の説明図であってステータ2を側面から見た図である。
本実施の形態に係る電動機1bは、ステータ2の設計の煩雑さの抑制及び製造コストが増大することを抑制しながら、インシュレータ7に巻き付けられた巻線6が解けてしまうことを抑制することができる改良が加えられたものである。
[構成説明]
圧縮機100は、密閉容器1と、密閉容器1内に冷媒を供給するための吸入パイプ1gと、吸入パイプ1gに接続される液だめ容器1hと、吸入パイプ1gに接続され、冷媒を圧縮する圧縮機構1dと、回転するシャフト1c、シャフト1cに接続されるローター3及びローター3を回転させるステータ2を有する電動機1bと、密閉容器1から圧縮された冷媒を吐出する吐出パイプ1fとを有しているものである。本実施の形態では、圧縮機100がローリングピストン型の圧縮機であるもの一例として示している。
(密閉容器1)
密閉容器1は、圧縮機100の外郭を構成するものである。密閉容器1内には、圧縮機構1d及び電動機1bなどが少なくとも設けられている。密閉容器1は、上シェル1a1と、圧縮機100の胴体部及び下部の外郭を構成する下シェル1a2とから構成されている。上シェル1a1は、密閉容器1の上部を構成する端部側シェルであり、たとえば絞り加工などが施され、椀形状をしているものである。上シェル1a1は、密閉容器1の内外とを連通して設けられる吐出パイプ1fが接続されている。また、図示は省略しているが、上シェル1a1には、電動機1bに電流を流すのに利用されるガラス端子が設置される。
下シェル1a2は、密閉容器1の中間部分及び下部を構成するものであり、たとえば、下側が閉塞されている有底筒状をしているものである。すなわち、下シェル1a2には、上側に開口部が形成されて上シェル1a1が圧入されるとともに、下側が閉塞されて圧縮機構1dの摺動摩擦を軽減するのに利用される冷凍機油が貯留されるようになっている。下シェル1a2は、密閉容器1内に冷媒を供給するための吸入パイプ1gが接続されている。また、下シェル1a2の内周面には、電動機1bのステータ2が取り付けられ、下シェル1a2の内周面であってステータ2の取り付けられる面の下側には、圧縮機構1dが取り付けられている。
(吸入パイプ1g及び液だめ容器1h)
吸入パイプ1gの一方は、圧縮機構1dのシリンダと連通するように、密閉容器1の下シェル1a2に接続されているものである。吸入パイプ1gの他方は、液だめ容器1hに接続されている。液だめ容器1hは、圧縮機100に流入する冷媒音などを低減するマフラーとしての機能を有するものである。また、液だめ容器1hは、液冷媒を貯留することができるアキュムレータとしての機能も有している。この液だめ容器1hは、一方が吸入パイプ1gに接続されている。
(圧縮機構1d)
圧縮機構1dは、液だめ容器1h及び吸入パイプ1gを介して供給される冷媒を圧縮し、密閉容器1の内部に放出するものである。圧縮機構1dは、下シェル1a2の内側面に取り付けられている。圧縮機構1dには、吸入パイプ1gから供給される冷媒を圧縮するシリンダ、及び当該シリンダを摺動自在に回転するピストンなどが設けられている。このピストンは、シャフト1cに接続され、シリンダ内を偏心運動する。圧縮機構1dには、上端面側及び下端面側にシャフト1cを回転自在に支持する軸受1eが設けられている。
(電動機1b)
電動機1bは、下端側が圧縮機構1dの軸受1eに接続されるシャフト1cと、シャフト1cが固定され自身の回転をシャフト1cに伝達するローター3と、複数相の巻線6が巻き付けられているステータ2とを有している。シャフト1cは、圧縮機構1dの接続位置の上側にローター3が固定され、ローター3の回転とともに自身が回転し、圧縮機構1dのピストンを回転させるものである。ローター3は、図示省略の永久磁石が設けられ、シャフト1cによって回転自在に支持されているものである。ローター3は、ステータ2の内側に対して、予め設定された間隔を空けて支持されている。
ステータ2は、ローター3を回転させるものであり、外周面が下シェル1a2の内周面に固定されて設けられている。ステータ2は、複数の電磁鋼板などで構成したコア5と、コア5に装着されるインシュレータ7と、インシュレータ7を介してコア5に複数層巻き付けられる巻線6とを有しているものである。コア5は、複数の電磁鋼板を積層して得られたものを、円環状に複数配置することで構成されるものである。コア5には、巻線6とコア5との絶縁に利用されるインシュレータ7が装着されている。
インシュレータ7は、巻線6とコア5との絶縁がなされるように、たとえば樹脂などで構成されるものである。ここで、インシュレータ7のうちの圧縮機構1d側をインシュレータ下部7aとし、インシュレータ7のうち上シェル1a1側をインシュレータ上部7bとする。すなわち、コア5から下端面の下側に位置する部分をインシュレータ下部7aとし、コア5から上端面の上側に位置する部分をインシュレータ上部7bとする。
インシュレータ上部7bには、図示省略のキャビティー部が形成されており、U相、V相及びW相に電気を供給するのに利用されるリード線9が接続されたマグメイト8が埋め込まれている。また、図2に示すように、U相、V相及びW相は、お互いがジャンパー線10を介して電気的に接続されている。
巻線6は、インシュレータ7を介してコア5に複数層巻き付けられるものである。巻線6に電流が供給されることによりステータ2が電磁石として機能し、ローター3に設けられた永久磁石と相互作用してローター3の回転力が生じるようになっている。
(吐出パイプ1f)
吐出パイプ1fは、圧縮機構1dで圧縮された密閉容器1内の高温、高圧冷媒を吐出する配管である。この吐出パイプ1fは、一方が流路の切り替えなどを行うのに利用される図示省略の四方弁などに接続され、他方が密閉容器1の内外を連通するように上シェル1a1に接続されている。
[ステータ2の詳細説明]
図4は、ステータ2に装着されたインシュレータ7などの概要構成例図である。図5は、インシュレータ7に巻線6を巻き付けた状態の概要構成例図である。なお、図4(a)及び図5(a)はステータ2の内周面側からインシュレータ7などを見た図であり、図4(b)及び図5(b)はステータ2の下側(圧縮機構1d側)からインシュレータ7などを見た図であり、図4(c)及び図5(c)はインシュレータ7の側面側からインシュレータ7などを見た図であり、図4(d)及び図5(d)はステータ2の上側(上シェル1a1側)からインシュレータ7などを見た図である。図4及び図5を参照して、インシュレータ7及び巻線6について説明する。
(インシュレータ7)
インシュレータ7は、インシュレータ7の外周側の一部を構成するインシュレータ下部7a及びインシュレータ上部7bに加えて、巻線6が巻き付けられる部分である巻付部7cと、内側面がローター3の外周面と対向し、外側面が巻線6と対向する内周部7dとを有している。なお、以下の説明においては、インシュレータ下部7a及びインシュレータ上部7bを含むインシュレータ7の外周側部分を外周部7Aと称する。
このように、インシュレータ7は、外周部7A、巻付部7c及び内周部7dを有しているということである。
巻付部7cは、内径側が内周部7dに接続されており、外径側が外周部7Aに接続されているものである。巻付部7cは、図示は省略しているがコア5のティースと呼ばれる部分の一部を覆うように形成されているものである。ここで、図4(a)の紙面の右側から左側にかけての寸法(図4(b)、図4(d)の上側から下側にかけての寸法)を幅寸法とする。巻付部7cを垂直断面視すると、垂直方向の寸法の方が幅寸法よりも長くなっている。そこで、巻付部7cの垂直方向の寸法に対応する面を長手面と定義し、巻付部7cの幅寸法に対応する面を短手面と定義する。
巻付部7cには、巻付部7cのうちの下端面を構成する第1短手面7c1(上面)が形成されるとともに、巻付部7cのうちの上端面を構成する第2短手面7c2(下面)が形成されている。なお、第1短手面7c1と第2短手面7c2とはお互いが対向面である。また、巻付部7cには、巻付部7cのうちの側面を構成する第1長手面7c3(側面)と、第1長手面7c3の対向位置に形成されている第2長手面7c4(側面)とが形成されている。なお、第1長手面7c3と第2長手面7c4とはお互いが対向面である。このように、巻付部7cには、外周面としての第1短手面7c1、第2短手面7c2、第1長手面7c3、及び第2長手面7c4が形成されている。
第1長手面7c3及び第2長手面7c4は、第1短手面7c1及び第2短手面7c2の端部側に形成され、第1短手面7c1側から第2短手面7c2側に向かう方向に平行に巻線6が巻き付けられる。一方、第1短手面7c1及び第2短手面7c2のうちの一方は、巻線6がステータ2の径方向に対して傾斜するように巻き付けられており、さらに、内側層の巻線6とこの内側層に隣接する外側層の巻線6とがクロスしている。第1短手面7c1及び第2短手面7c2のうちの他方は、第1長手面7c3側から第2長手面7c4側に向かう方向に平行に巻線6が巻き付けられる。すなわち、第1短手面7c1及び第2短手面7c2のうちの一方において、巻線6のピッチが1つ進められる。
内周部7dは、内側面がローター3の外周面と対向し、外側面が巻線6と対向するように形成されたものである。内周部7dは、巻付部7cのうちステータ2の内径側部分に接続され、上下に延出するように形成されているものである。内周部7dは、巻付部7cに巻き付けられる巻線6が脱落などしないように規制することなどに利用されるものである。
(巻線6)
巻線6は、インシュレータ7の巻付部7cの周囲に複数層巻き付けらるものであり、たとえば銅線などで構成されるものである。巻線6は、インシュレータ7の巻付部7cを1周するごとに、ピッチ方向にずらして巻き付けられている。ここで、ピッチ方向とはステータ2の外径側から内径側に向かう方向と平行な方向である。巻線6は、ある任意の層について内径側から外径側にピッチ方向にずらして巻き付けたら、この任意の層の次の層は外径側から内径側にピッチ方向にずらして巻き付けられる。そして、さらに次の層は内径側から外径側にピッチ方向にずらして巻き付けられる。以後、この動作を繰り返すことで巻線6はインシュレータ7に巻き付けられる。たとえば、後述の図6では、奇数層が内径側から外径側に巻き付けられ、偶数層が外径側から内径側に巻き付けられる。
ここで、巻線6は、1ピッチ以上とばして巻き付けられる場合がある。さらに、内径側から外径側にずらして巻き付けられる巻線6と、外径側から内径側にずらして巻き付けられる巻線6とが同一の層に混在する場合がある。これについては、後段の図6〜図8で詳しく説明する。
[巻線6の詳細構成]
図6は、実施の形態に係る電動機1bのインシュレータ7に巻き付けられた巻線6の説明図である。図7は、図6に示す巻線6のうち第1の巻線部6A及び隙間6Cについて示した説明図である。図8は、図6に示す巻線6のうち第2の巻線部6Bについて示した説明図である。なお、図6に示す線Lは、巻線6の層が線Lを超えてしまうと、隣接するインシュレータ7に巻き付けられた巻線6と干渉してしまい、電動機1bの信頼性を損ねることとなるので、この線Lを超えない範囲で巻線6を巻き付けることを示したものである。図6〜図8を参照して、巻線6の詳細構成について説明する。
図6〜図8は、巻線6及びインシュレータ7をステータ2の径方向と平行な面で断面視した図である。そして、図6及び図7に示す点線は、第1短手面7c1に巻き付けられた巻線6であって第7層目の巻線6を示している。この点線で示す巻線6は、予め設定された箇所に巻線6の1ピッチ以上分の隙間6Cを形成するように、ステータ2の外径側から内径側に巻き付けられた第1の巻線部6Aである。
また、図6及び図8の太い方の実線で示す巻線6は、第1の巻線部6Aから連続し、第1の巻線部6Aで設けた隙間6Cを埋めるようにステータ2の内径側から外径側に巻き付けられた第2の巻線部6Bである。このように、第7層目の巻線6は、第1の巻線部6A及び第2の巻線部6Bから構成されている。なお、図6に示すように、第1の巻線部6Aのうち第1の巻線部6Aに設けた隙間6Cよりもステータ2の内径側のものと、第2の巻線部6Bとは交差するように巻き付けられている。すなわち、第2の巻線部6Bは、第1の巻線部6Aの外側に巻き付けられて第1の巻線部6Aと交差している。
そして、巻線6は、第1の巻線部6Aと第2の巻線部6Bとにおいて交差し、交差部分でシャフト1c方向に膨らむ。すなわち、図6で示すA−A’で断面視したときに、第2の巻線部6B(図6の太い方の実線)がシャフト1c方向に膨らんで、第7層目側から第8層目側に突出する。この膨らんだ部分が、第8層目の巻き始めの巻線6が解けてしまうことを抑制する壁(解け防止壁W)としての役割を果たしている。
このように、第2の巻線部6Bのうち第8層目(第n+1層目)に切り替わる直前のものは、第8層目(第n+1層目)に切り替わった直後の巻線6がステータ2の内径側にずれるのを妨げるように、第1の巻線部6Aと交差している位置が第8層目(第n+1層目)側に突出している。
ここで、巻線6の各種の巻き付け方式について説明する。
(1)ステータ2のインシュレータ7に巻線6を巻き付ける方式としては、一つのインシュレータ7に集中的に巻線6を巻き付ける集中巻と、複数のティースに跨がって巻線6を巻き付ける分布巻きがある。(2)さらに、インシュレータ7に巻き付けられた巻線6は、シャフト1cと平行な方向が長辺であり、シャフト1cに直交する方向が短辺となる。巻線6をインシュレータ7に巻き付ける際には、長辺又は短辺のいずれかで、ステータ2の径方向にずらして巻き付けられる。インシュレータ7の長辺側(第1長手面7c3及び第2長手面7c4)でずらす場合は、長辺側において隣接する2層の巻線6がクロスする長辺クロス方式である。一方、インシュレータ7の短辺側でずらす場合は、短辺側において隣接する2層の巻線6がクロスする短辺クロス方式である。本実施の形態1では、集中巻、及び短辺クロス方式を採用した電動機1bを例に説明している。
なお、図6の細い方の実線で示す巻線6は、ステータ2の内径側から外径側に向かって巻き付けられた第8層目の巻線6である。このように、第7層目の巻線6(第1の巻線部6A)と第8層目の巻線6とは、第1短手面7c1でクロスしている。これより、電動機1bが短辺クロス方式であることがわかる。
なお、本実施の形態では、巻線6は、第1短手面7c1及び第2短手面7c2のうちの一方である第1短手面7c1においてピッチが1つ進められて巻き進められるものとして説明するが、それに限定されるものではない。巻線6が1周するごとに1ピッチ進んでいればよく、巻線6は、たとえば第1短手面7c1で1/2ピッチ進め、第2短手面7c2で1/2ピッチ進めるようにしたものでもよい。第1短手面7c1で1/2ピッチ進め、第2短手面7c2で1/2ピッチ進める場合には、第1短手面7c1及び第2短手面7c2の両方において、内側と外側に隣接する層の巻線6がクロスすることとなる。このように、内側の層の巻線6を傾斜させて巻き付けるとともに、外側の層の巻線6を内側の層のものとクロスするように傾斜させて巻き付けるのは、隣接するインシュレータ7に巻き付けられた巻線6同士が干渉しないようにシャフト1c方向に巻線6を巻き膨ませるためである。すなわち、巻線6の形状が俵状となるように巻き膨らませ、巻線占積率を確保しやすくしている。
また、本実施の形態では、短辺クロス方式を採用した例を説明したが、長辺クロス方式を採用し、長辺側に隙間6Cを設けたものであってもよい。
図6に示すように、巻線6は、11層にわたってインシュレータ7の巻付部7cに巻き付けられている。そして、巻線6は、最内層から最外層に巻き進むにつれて巻数が少なくなるような構成となっている。具体的には、巻線6は、一番内側の層である第1層目〜第7層目までは、概ねステータ2(インシュレータ7)の外径側から内径側にわたって全体的に巻き付けられる。そして、第8層目〜第11層目では、層が増えるにしたがって巻き数が小さくなる。たとえば、第7層目と第8層目を比較すると、第7層目では巻き数が15回程度であるが、第8層では10回程度となっており、5回分ほど小さくなっている。このような構成を採用することにより、隣接するインシュレータ7に巻き付けられた巻線6同士が干渉してしまうことが防止される。
図6〜図8に示すように、隙間6Cは、ティースの中間部、すなわちインシュレータ7の巻付部7cの中間部の位置に設けられている。ここで、中間部とは、ティース(インシュレータ7)の最内径側及び最外径側ではなく、最内径側と最外径側との間を指している。また、隙間6Cは、第7層目から第8層目に切り替わる位置に設けられている。すなわち、隙間6Cは、第7層目を巻き終えて第8層目を巻き始める部分(図8のN参照)に隣接する位置に設けられているということである。
このように、隙間6Cは、ステータ2の径方向におけるティースの中間部の位置であって第n層目から第n+1層目に切り替わる位置に設けられているということである。ただし、nは、1以上の整数である。ただし、この隙間6Cは、第2の巻線部6Bが巻き付けられることで埋められる部分である。このため、電動機1bが製造された段階では、隙間6Cは形成されていない。なお、本実施の形態では、隙間6Cを、巻線6の2ピッチ分としている例を示している。
次に、図6〜図8を参照して巻線6を巻き付ける手順について説明する。
第7層目の巻線6の予め設定された箇所に1ピッチ以上分の隙間6Cを形成するように、第7層目の巻線6をステータ2の外径側から内径側に巻き付ける。これが、隙間形成工程である。具体的には、巻線6を巻線6をステータ2の外径側から内径側に向かう方向に10回程度巻き回す(図7のN−6参照)。次に、2ピッチ分の隙間6Cを形成して巻線6を巻き付け(図7のN−5参照)、さらに2回ほど巻線6をステータ2の外径側から内径側に向かう方向に巻き付ける(図7のN−3及びN−2参照)。
次に、隙間形成工程で形成した隙間6Cを埋めるとともに隙間形成工程の巻線6と交差するように、ステータ2の内径側から外径側に巻線6を巻き付ける。これが、隙間埋め工程である。具体的には、隙間6Cを埋めるようにして、巻線6を巻線6をステータ2の内径側から外径側に向かう方向に2回巻き回す(図8のN−2及びN−1参照)。そして、この隙間形成工程で巻いた巻線6は、隙間形成工程で巻いた巻線6と交差し、交差部分でシャフト1c方向に膨らむ。このN−1で示す巻線6が、Nで示す第8層目の巻き始めの巻線6が解けてしまうことを抑制する壁(解け防止壁W)としての役割を果たす。
隙間埋め工程で隙間6Cを埋めるように巻線6を巻き付けた直後に第8層目の巻線6を巻き付ける。これが、層切替工程である。具体的には、第8層目の巻線6のうち巻き始めのものが、隙間埋め工程の隙間6Cを埋めるように巻き付けた巻線6と当接するように巻線6を巻き付ける(図8のN参照)。
[本実施の形態に係る電動機1bの有する効果]
図9は、従来の巻線の巻き付け方法についての説明図である。図9に示すように、たとえば、巻線6の層の切り替わり部分である第8層目の巻き始めの巻線6は、前層(第7層目)の巻線6に対して交差する箇所が存在していることがわかる。この箇所は、交差による膨らみにより巻線6の固定力が不足し、巻線6が解けてしまいやすい。
本実施の形態でも、第1短手面7c1において隣接する内側層及び外側層の巻線6を傾斜させて巻き付けることで両方の層の巻線6同士をクロスさせることにより、巻線6がシャフト1cの方向に膨らむ。ここで、第1の巻線部6Aと第2の巻線部6Bとが交差しており、第2の巻線部6Bが第1の巻線部6Aの一部に乗り上げている。すなわち、第2の巻線部6Bは、隙間6Cに収まっている部分もあるが、第1の巻線部6Aと交差している部分はシャフト1cの方向に膨らむ。巻線層が切替わる直前のターンの巻線6(図6のN−1参照)が、シャフト1cの方向に膨らんでいるということである。
これにより、巻線層が切替わるターンの巻線6(図6のN参照)は、直前のターンの巻線6(図6のN−1参照)による膨らみに沿いながらインシュレータ7に巻き付けられることとなる。そして、直前のターンの巻線6(図6のN−1参照)の膨らみは、巻線層が切替わるターンの巻線6(図6のN参照)がステータ2の内径側に解けてしまうことを抑制する壁(解け防止壁W)として作用している。このようにして、本実施の形態に係る電動機1bは、解けの発生が抑制されている。このような巻線配置とすることで、A−A’断面において巻線6のうちのN−1で示すものと、N−5で示すものとが交差し、軸方向に対して膨らむ。このN−1で示す巻線6のシャフト1c方向への膨らみが、A−A’断面においてNで示す巻線6の内径側への解け防止壁Wとして作用している。
また、第1の巻線部6AのうちN−5で示すものは、第2の巻線部6BのうちN−1に示すものと交差するだけでなく、N−2に示すものとも交差している。このため、第8層目の巻き始めであるNで示す巻線6が、N−1に示す巻線6により形成された解け防止壁Wを乗りこえてしまったとしても、N−2に示す巻線6により形成された解け防止壁Wにより、N−2に示す巻線6よりも内径側に解けてしまうことが抑制される。
本実施の形態に係る電動機1bは、特許文献1のような隣接するコアの巻線を解け防止の壁とする方式ではなく、ステータ2の設計が煩雑になることを抑制することができる。
本実施の形態に係る電動機1bは、巻線6とインシュレータ7とを、ワニスに含浸させたり、樹脂モールドして一体成形したり、接着材などで固めたりすることで固定するものではなく、その分、製造コストが増大してしまうことを抑制することができる。
本実施の形態では、隙間6Cの間隔として巻線6の2ピッチ分を空けた場合を例に説明したが、それに限定されるものではない。隙間6Cは、1ピッチでもよいし、3ピッチ以上であってもよい。なお、隙間6Cを大きくすると、その分、巻線6の第2の巻線部6Bが隙間6Cに入り込みやすくなるので巻きやすいというメリットがある。一方、隙間6Cを小さくすると、巻線6の第2の巻線部6Bが隙間6Cに入り込みにくくなり、巻きにくくなる場合があるが、入り込みにくくなる分、巻線6がシャフト1c側に膨らむこととなる。このため、より確実に第8層目の巻き始めの巻線6が解けてしまうことを抑制することができるという効果がある。
1 密閉容器、1a1 上シェル、1a2 下シェル、1b 電動機、1c シャフト、1d 圧縮機構、1e 軸受、1f 吐出パイプ、1g 吸入パイプ、1h 容器、2 ステータ、3 ローター、5 コア、6 巻線、6A 第1の巻線部、6B 第2の巻線部、6C 隙間、7 インシュレータ、7A 外周部、7a インシュレータ下部、7b インシュレータ上部、7c 巻付部、7c1 第1短手面、7c2 第2短手面、7c3 第1長手面、7c4 第2長手面、7d 内周部、8 マグメイト、9 リード線、10 ジャンパー線、100 圧縮機、W 解け防止壁。

Claims (6)

  1. ティースに予め設定されたピッチで巻線が複数層巻き付けられたコアを有するステータを備え、隣接する層の前記巻線が傾斜するように巻き付けられた電動機において、
    前記巻線の第n層目は、
    予め設定された箇所に前記巻線の1ピッチ以上分の隙間を形成するように、前記ステータの外径側から内径側に巻き付けられた第1の巻線部と、
    前記隙間を埋めるように前記第1の巻線部から連続して前記ステータの内径側から外径側に巻き付けられ、前記第1の巻線部と交差する第2の巻線部とを有し、
    前記隙間は、
    前記ティースのステータ径方向における中間部であって前記第n層目から第n+1層目に切り替わる位置に設けられている
    動機。
  2. 前記巻線の第n層目は、
    前記第1の巻線部のうち前記隙間よりも前記ステータの内径側のものと、前記第2の巻線部とが交差するように巻き付けられている
    求項1に記載の電動機。
  3. 前記第2の巻線部は、
    前記第1の巻線部のうち1ピッチ以上分の前記隙間を形成するように巻き付けられた前記巻線と交差し、前記第n+1層目側に突出して解け防止壁を形成する前記巻線を有している
    求項2に記載の電動機。
  4. 前記第n層目よりも前記第n+1層目の方が前記巻線の巻き数が少ない
    求項1〜3のいずれか一項に記載の電動機。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の電動機を備えた
    縮機。
  6. 電磁鋼板であるティースに予め設定されたピッチで巻線が巻き付けられたコアを有するステータを備え、隣接する層の前記巻線が傾斜するように巻き付けられた電動機の製造方法において、
    第n層目の前記巻線に1ピッチ以上分の隙間が前記ティースのステータ径方向における中間部に形成されるように、前記第n層目の前記巻線を前記ステータの外径側から内径側に巻き付ける隙間形成工程と、
    前記隙間形成工程で形成した前記隙間を埋めるとともに前記隙間形成工程の前記巻線と交差するように、前記ステータの内径側から外径側に前記巻線を巻き付ける隙間埋め工程と、
    第n+1層目の前記巻線のうち巻き始めのものが、前記隙間埋め工程の前記隙間を埋めるように巻き付けた前記巻線と当接するように前記巻線を巻き付ける層切替工程と、
    を有する
    動機の製造方法。
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