JP5959751B2 - かご型回転子およびかご型回転子の製造方法 - Google Patents

かご型回転子およびかご型回転子の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、かご型回転子を用いた誘導機に係り、特に、誘導機の振動を低減できる静粛性に優れたかご型回転子およびかご型回転子の製造方法に関するものである。
従来のかご型回転子を用いた誘導機としては、回転子の磁石中心軸付近に回転子スロットを密に配置することにより、投入位相、回転子位置によって生じる始動トルクの差異を低減・調整してモータ効率を向上させるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、従来のかご型回転子を用いた別の誘導機としては、回転子において永久磁石が存在する領域内のみに導体を配置することにより、誘導機の始動特性の向上と小型化を図ったものがある(例えば、特許文献2参照)。
特開2009−153307号公報 特開2003−259579号公報
しかしながら、従来技術には、以下のような課題がある。
誘導機における振動は、誘導機の回転子と固定子との間の電磁加振力が誘導機の筐体と共振することで発生すると考えられる。特許文献1および特許文献2の誘導機では、回転子の磁石の位置を基準に、回転子スロットの配置を定めているが、このような方法では誘導機の電磁加振力の特定の共振周波数成分を低減できるに過ぎない。この結果、誘導機の振動を低減する効果については限定されてしまうという課題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、誘導機の振動を低減できる静粛性に優れたかご型回転子およびかご型回転子の製造方法を得ることを目的とする。
本発明に係るかご型回転子は、複数の回転子スロットを外周部に有し、回転子スロットに収納された二次導体が、固定子の形成する回転磁場と相互作用することにより固定子内部で回転自在に回転する回転子を備えたかご型回転子であって、複数の回転子スロットは、同一の形状および大きさを有し、回転子の回転1周期を固定子の極数pの約数aで等分したスロット不等配置周期(360/a)°内において、回転子の回転方向に対する配置間隔を不等としており、約数aは、回転子の回転子スロット数をNr、固定子の固定子スロット数をNs、固定子の極数をp、AsおよびArを任意の整数、k=−1、0、1としたときに、下式で表現される空間次数β
β=|As・Ns−Ar・Nr+k・p|
のうちの、最小となる自然数であるものである。
また、本発明に係るかご型回転子の製造方法は、固定子の外周部に形成される複数の回転子スロットの不等配置間隔を、記憶部に予め記憶しておくステップと、複数の回転子スロットが形成される前の状態の回転子コアを、金型に対する初期位置に配置するステップと、金型を用いて、回転子コアに回転子スロットを1つ形成する1スロット形成ステップと、記憶部に記憶された不等配置間隔に基づいて、1スロット形成ステップにおいて形成した回転子スロットと次に形成する回転子スロットとの間の配置間隔に相当する角度だけ回転子コアを回転させる回転子コア回転ステップと、回転子コアが1回転するまで1スロット形成ステップと回転子コア回転ステップとを繰り返すステップとを有するものである。
本発明によれば、回転子の回転1周期を固定子の極数pの約数aで等分したスロット不等配置周期(360/a)°内において、回転子の回転方向に対する回転子スロットの配置間隔を不等としている。この結果、回転子と固定子間の径方向加振力の空間次数成分を分散させて誘導機の振動を低減できる静粛性に優れたかご型回転子およびかご型回転子の製造方法を得ることができる。
本発明の実施の形態1に係る回転子を用いた誘導機の断面例示図である。 本発明の実施の形態1に係る回転子の構造の模式断面図の一例である。 従来の回転子の断面例示図である。 本発明の実施の形態1に係る回転子の負荷運転時に生じる径方向加振力の、従来の場合との比較結果である。 本発明の実施の形態2に係る回転子の負荷運転時に生じる径方向加振力の、従来の場合との比較結果である。 本発明の実施の形態3に係る回転子の断面例示図である。 スロット不等配置周期=180°の場合の従来の回転子の断面例示図である。 本発明の実施の形態3に係る回転子の負荷運転時に生じる径方向加振力の、従来の場合との比較結果である。 本発明の実施の形態4に係る回転子を用いた誘導機の断面例示図である。 本発明の実施の形態4に係る回転子の負荷運転時に生じる径方向加振力の、従来の場合との比較結果である。 本発明の実施の形態5に係る回転子の第1の回転子スロットの拡大断面図である。 本発明の実施の形態5に係る回転子の第2の回転子スロットの拡大断面図である。 本発明の実施の形態6に係る回転子の構造の模式断面図の一例である。 本発明の実施の形態7に係る回転子をノッチング工法で作成する場合のフローチャートである。
以下、本発明におけるかご型回転子およびかご型回転子の製造方法の好適な実施の形態について図面を用いて説明する。なお、各図において同一、または相当する部分については、同一符号を付して説明する。
実施の形態1.
まず、本実施の形態1の誘導機1の構造について説明する。図1は、本発明の実施の形態1に係る回転子3を用いた誘導機1の断面例示図である。図1に示す誘導機1は、固定子2、および回転子3を備えて構成される。誘導機1は、例えば、電気自動車、ハイブリッド車などの駆動用モータとして使用される。
固定子2は、円筒形状を成す固定子鉄心20を有している。そして、固定子鉄心20の内周部には、複数Ns個の固定子ティース21が、等角ピッチで、且つ、間欠的に形成されている。また、この結果として、各隣接する固定子ティース21間には、固定子ティース21と同数Ns個の固定子スロット22が形成されている。また、固定子スロット22には、固定子コイル(図示せず)が、固定子ティース21の所定数個分を内部に含むように巻装されて収納されている。
一方、回転子3は、例えば、所定枚数の磁性鋼板を積層および一体化して作成され、外周面が円筒面を成す回転子鉄心30を有している。そして、回転子鉄心30の外周部には、同一の形状および大きさを有する複数Nr個の回転子スロット32が、配列されるように形成されている。また、各回転子スロット32には、二次導体33がそれぞれ収納されており、二次導体33の軸方向両端が、短絡環(図示せず)で短絡されることにより、かご型導体を構成している。また、回転子3は、シャフト穴34を備え、回転子3の外周面が、固定子2の内周面に対面して回転自在に回転可能となるように、回転空隙4を隔てて配置されている。
なお、本実施の形態1の誘導機1は、固定子スロット22の個数Nsが48、回転子スロット32の個数Nrが36、固定子2により形成される磁場の極数pが8であることを想定するが、Ns、Nr、および極数pは、これらの値に限定されるものではない。
次に、本実施の形態1の誘導機1の回転子3の構造について詳しく説明する。図2は、本発明の実施の形態1に係る回転子3の構造の模式断面図の一例である。また、図3は、従来の回転子3の断面例示図である。図3に示す従来の回転子3は回転子スロット32の配置間隔が均等となっているのに対し、図2に示す回転子3は回転子スロット32の配置間隔が不等となっていることを特徴としている。
具体的には、図2に示す本実施の形態1の回転子3は、回転子3の回転1周期を固定子2の極数pの約数aで等分したスロット不等配置周期(360/a)°内において、回転子スロット32の配置間隔を不等としている。なお、極数p=8の場合の約数aとしては、(1、2、4、8)の4通りが考えられるが、本実施の形態1では、図2に示すように、約数a=4、すなわちスロット不等配置周期=90°を想定している。また、回転子スロット32を、スロット不等配置周期の角度中心であるスロット配置中心線10を通り、紙面垂直方向に延ばされた面を対称として鏡面対称となるように配置している。
更に具体的には、図2では、隣接する回転子スロット32間の回転方向の配置間隔(角度)を、スロット配置中心線10から遠い方から順にθα(α=1、2、…)と表記した場合、隣接する角度の差分、すなわち、(θα+1)−(θα)の値が、凡そ一定で等差的に増加するようにしている(例えば、図2に示すθαは、θ1=4.5°、θ2=7.0°、θ3=9.5°、θ4=11.5°、θ5=12.5°のように凡そ1°〜2.5°だけ増加している)。
次に、誘導機1の騒音発生メカニズムについて、特に、誘導機1がモータの場合を想定して説明する。誘導機1の負荷運転時には、固定子2と回転子3との間の回転方向の力の他にも、トルクに寄与しない径方向の力(以下、「径方向加振力」と記載する)が発生する。
この径方向加振力は、回転子3の回転方向に対して周期性を有している。回転子3の周方向1回転に対し径方向加振力がβ(βは自然数)回の周期性を持つ場合に、βを径方向加振力の空間次数と定義する。誘導機1の騒音は、径方向加振力のよる振動と誘導機1の筐体(モータフレーム;図示せず)とが、固定子鉄心20を介して、空間次数βの共振周波数で共振することにより発生すると考えられる。
また、この径方向加振力は、固定子2と回転子3のそれぞれにおいて発生する磁束が鎖交することにより発生する。したがって、径方向加振力の空間次数βは、固定子2において発生する磁束の空間次数βs、および回転子3において発生する磁束の空間次数βrによって、下式(1)のように表される。
β=|βs±βr| (1)
ここで、固定子2または回転子3において発生する磁束は、起磁力とスロット部におけるパーミアンスの積によって表されるため、空間次数βs、および空間次数βrは、固定子スロット22の個数Ns、回転子スロット32の個数Nr、極数pを用いて下式(2)のように表される。
βs=|As・Ns±p/2| (2)
βr=|Ar・Nr±p/2| (3)
ここで、As、Arは、どちらも任意の整数である。
したがって、上式(1)〜(3)より、空間次数βは、下式(4)で示される。
β=|As・Ns+Ar・Nr+k・p|(k=−1、0、1) (4)
一般的に、誘導機1の騒音の原因となる誘導機1の筐体の周波数応答は、径方向加振力の空間次数βが低いほど大きくなり易い傾向にある。したがって、上式(4)で表現される径方向加振力の空間次数βのうち、最小となる自然数に相当する空間次数βの最小値βminの成分を低減することが、誘導機1の静粛性を向上させるために有効である。
なお、空間次数βの最小値であるβminは、常に極数pの約数となる。例えば(Ns、Nr、p)=(48、36、8)の場合の空間次数βは、(As、Ar、k)=(1、−1、−1)とした場合に最小値βmin=4となり、確かに極数8の約数となっている。
また、他の例として、(Ns、Nr、p)=(36、38、6)の場合の空間次数βは、(As、Ar、k)=(2、−2、1)とした場合に最小値βmin=2となり、確かに極数6の約数となっている。他の(Ns、Nr、p)の組合せの場合においても同様である。
したがって、回転子3の極数pの約数をaとした場合、スロットパーミアンスに関して、回転子3の周方向に対し約数a回の周期性を持たせることにより、誘導機1に発生する径方向加振力が低減できると考えられる。
また、仮にa回以外の周期性を持たせた場合、ロータスロット配置により発生するスロットパーミアンス成分は次に記す2つの場合に分別される。すなわちロータスロット数の整数倍以外の空間次数成分を有する場合と、ロータスロット数の整数倍であり、かつa倍以外の空間次数成分を有する場合である。前者の場合、(式3)に示すβr以外の空間次数成分の磁束がロータ内に発生することとなる。よって、当初顕著となっていた電磁加振力と筺体との共振による騒音・振動を低減出来たとしても、他の空間次数を有する加振力が発生し得ることから、(式4)にて表わされるβ以外の空間次数を有する電磁加振力が発生し、当初とは異なる回転数域にて新たな騒音・振動の問題が発生する懸念が生じる。また後者の場合については、振動・騒音が顕著となる電磁加振力以外の成分を低減する効果は得られるものの、振動・騒音が顕著となる電磁加振力自体の成分を緩和する効果は小さいと言える。一般的に誘導機において生じる騒音・振動は、1次から4次など比較的低次の空間次数により発生する。ロータスロットの周期性がロータスロット数の整数倍であり、かつa回以外の場合を想定すると、前記ロータスロット配置によって高次の空間次数成分の電磁加振力を低減する効果は認められるものの、電磁加振力のうち騒音・振動にて顕著となるのは低次の空間次数成分であり、高次の空間次数成分を低減しても低騒音・低振動化に対する効果は小さい。従って、ロータスロット配置にa回の周期性を持たせることで顕著な効果が得られるといえる。またより低次の空間次数成分を有する電磁加振力を低減することを想定すると、β回の周期性を持たせるロータスロット配置においても効果は同様に認められる。
そこで、本発明では、上式(4)で表現される径方向加振力の空間次数成分を分散させることを考える。固定子2および回転子3の磁束の空間次数を示す上式(2)および(3)の第1項である(As・Ns)および(Ar・Nr)は、回転子3の回転方向に対するスロットパーミアンスの空間高次成分のうち、特徴的となる(他の成分と比較して大きくなる)空間次数成分を表している。したがって、図2に示すように、回転子3の回転方向に対する回転子スロット32の配置間隔を不等とすることにより、径方向加振力の特徴的な空間次数成分を分散させて、特定の騒音成分を低減できると考えられる。
以下、電磁界解析を用いて、本実施の形態1の回転子3を用いる場合の効果を、従来の場合との比較によって示す。図4は、本発明の実施の形態1に係る回転子3の負荷運転時に生じる径方向加振力の、従来の場合との比較結果である。
図4は、同じ回転数、同じトルク条件で負荷運転させた際の、回転子3に発生する径方向加振力の大きさを示している。図4では、左側に本実施の形態1の回転子3、右側に従来の回転子3を用いた場合の径方向加振力の大きさが示されている。ここで、本実施の形態1の回転子3は、図2に示すような、回転子スロット32が凡そ等差的に増加するものとした。一方、従来の回転子3は、図3に示すような、回転子スロット32の間隔が均等なものとした。回転子スロット32の形状および大きさ等の、その他の条件は、図2と図3とで同じである。図4により、本実施の形態1の回転子3では、従来の回転子3と比較して、径方向加振力が50%程度低減されていることが確認できる。
以上のように、実施の形態1によれば、回転子の回転1周期を固定子の極数pの約数aで等分したスロット不等配置周期(360/a)°内において、回転子の回転方向に対する回転子スロットの配置間隔を不等としている。この結果、回転子と固定子間の径方向加振力の空間次数成分を分散させて誘導機の振動を低減できる静粛性に優れたかご型回転子を得ることができる。
なお、本実施の形態1では、回転子スロット32の配置間隔を不等とする方法の一例として、回転子スロット32の配置間隔を凡そ等差的に変化させる方法を示したが、誘導機1の振動を低減させるためには、必ずしも、等差的に変化させる必要はなく、スロット不等配置周期内において回転子スロット32の配置間隔が不等となっていればよい。
また、同様の理由により、回転子スロット32の配置は、スロット不等配置周期の角度中心であるスロット配置中心線10を対称軸として鏡面対称配置としたが、必ずしも鏡面対称とする必要はない。また、回転子スロット32の配置間隔は、スロット配置中心線10からの角度とともに単調減少するものとしたが、単調増加させてもよい。また、本実施の形態1では、約数a=4を想定したが、約数aは極数pの約数であればよく、約数a=4に限定されるものではない。
実施の形態2.
先の実施の形態1では、回転子スロット32の配置間隔を不等とする方法の一例として、回転子3の回転方向に対する回転子スロット32の配置間隔を凡そ等差的に変化させる方法を示した。しかしながら、前述のように、誘導機1の振動を低減させるためには、必ずしも、等差的に変化させる必要はなく、スロット不等配置周期内において回転子スロット32の配置間隔が不等となっていればよい。本実施の形態2では、回転子スロット32の配置間隔を不等とする方法の更なる別の実施例として、回転子スロット32の配置間隔を凡そ等比的に変化させることによっても、先の実施の形態1と同様に、誘導機1の振動を低減できる静粛性に優れたかご型回転子を得ることができることを示す。
先の実施の形態1で述べたように、径方向加振力の特定の空間次数成分を低減するためには、スロットパーミアンスの空間高次成分を分散させることが有効である。先の実施の形態1では、回転子スロット32の配置間隔を、等差的に変化させることにより、スロットパーミアンスの空間高次成分を分散させる方法を示したが、回転子スロット32の配置間隔は、不等であればよく、例えば、等比的に変化させることによっても同様の効果が得ることが可能である。
そこで、本実施の形態2では、例えば、図2に示す、隣接する回転子スロット32間の回転方向の配置間隔(角度)をθα(α=1、2、…)とした場合に、隣接する角度の比、すなわち、(θα+1)/(θα)が凡そ一定となるように、等比的に増加するようにしている(例えば、θ1=2.4°、θ2=4.2°、θ3=7.0°、θ4=11.9°、θ5=19.5°のように、隣接する角度の比を凡そ一定としている)。その他の構成は、先の実施の形態1と同じである。
図5は、本発明の実施の形態2に係る回転子3の負荷運転時に生じる径方向加振力の、従来の場合との比較結果である。図5では、左側に本実施の形態2の回転子3、右側に従来の回転子3を用いた場合の径方向加振力の大きさが示されている。図5により、本実施の形態2の回転子3では、従来の回転子3と比較して、径方向加振力が30%程度低減されていることが確認できる。
以上のように、実施の形態2によれば、回転子の回転方向に対する回転子スロットの配置間隔を、等差的に変化させる代わりに、等比的に変化させて、回転子スロットの配置間隔を不等とすることによっても、先の実施の形態1と同様に、誘導機の振動を低減できる静粛性に優れたかご型回転子を得ることができる。
なお、本実施の形態2では、回転子スロット32の配置間隔を不等とする方法の一例として、回転子スロット32の配置間隔を凡そ等比的に変化させる方法を示したが、先の実施の形態1でも述べたように、誘導機1の振動を低減させるためには、必ずしも等比的に変化させる必要はなく、スロット不等配置周期内において回転子スロット32の配置間隔が不等となっていればよい。
実施の形態3.
先の実施の形態1、2では、極数p=8の場合の一例として、約数aが4、すなわちスロット不等配置周期=90°である場合について説明した。これに対して、本実施の形態3では、極数p=8の場合の約数aが4以外の場合、あるいは、固定子スロット22の個数Nsおよび回転子スロット32の個数Nrが異なる場合、あるいは、スロット不等配置周期内での回転子スロット32の対称性が異なる場合でも、先の実施の形態1、2と同様の効果が得られることを示す。
先の実施の形態1において述べたように、極数pの約数をaとしたときに、スロット不等配置周期(360/a)°内において、回転子3の回転方向に対する回転子スロット32の配置間隔を不等とすることにより、径方向加振力の特定成分を低減できる。この効果は、固定子スロット22の個数Nsおよび回転子スロット32の個数Nrには影響されない。
図6は、本発明の実施の形態3に係る回転子3の断面例示図である。また、図7は、スロット不等配置周期=180°の場合の従来の回転子3の断面例示図である。図6および図7に示す回転子3は、ともに極数p=8、約数a=2を想定している。また、図6に示す回転子3は、スロット不等配置周期(=180°)内において、回転子スロット32の配置間隔が反時計回りに凡そ等差的に増加するようにしている。一方、図7に示す回転子3は、回転子スロット32の配置間隔が均等となっている。また、本実施の形態3では、先の実施の形態1、2とは異なる固定子スロット22の個数Nsおよび回転子スロット32の個数Nrとしている。回転子スロット32の形状および大きさ等の、その他の条件は、図6と図7とで同じである。なお、図6では、回転子スロット32の配置間隔は、反時計回りに単調増加するものとしているが、単調減少するようにしてもよい。
図8は、本発明の実施の形態3に係る回転子3の負荷運転時に生じる径方向加振力の、従来の場合との比較結果である。図8により、本実施の形態3の回転子3では、従来の回転子3と比較して、径方向加振力が低減されていることが確認できる。
以上のように、実施の形態3によれば、極数p=8の場合の約数aが4以外の場合、あるいは、固定子スロットの個数Nsおよび回転子スロットの個数Nrが異なる場合、あるいは、スロット不等配置周期内での回転子スロットの対称性が異なる場合でも、先の実施の形態1、2と同様の効果を得ることができる。
実施の形態4.
先の実施の形態1〜3では、極数p=8の誘導機1の場合について説明した。これに対して、本実施の形態4では、極数p、固定子スロット22の個数Nsおよび回転子スロット32の個数Nrが先の実施の形態1〜3とは異なる場合でも、先の実施の形態1〜3と同様の効果が得られることを示す。
図9は、本発明の実施の形態4に係る回転子3を用いた誘導機1の断面例示図である。図9に示す誘導機1は、固定子2の極数pが6であることを特徴としている。また、固定子スロット22の個数Nsが36、回転子スロット32の個数Nrが38であることを想定している。その他の構成については、先の実施の形態1と同様である。
極数p=6の場合の約数aとしては、(1、2、3、6)の4通りが考えられるが、上式(4)で表現される径方向加振力の空間次数βのうち、最小となる自然数に相当する空間次数βminは、2となる。したがって、本実施の形態4における誘導機1に特徴的な径方向加振力の空間次数は、2となる。
したがって、この空間次数2の径方向加振力を低減するには、回転子3の回転1周期を空間次数βmin=2で等分したスロット不等配置周期(=180°)内において、回転子3の回転方向に対する回転子スロット32の配置間隔を不等とすることが有効である。
先の実施の形態1においては、極数pの約数aとして、約数a=4を想定することによりスロット不等配置周期を決定したが、スロット不等配置周期は、本実施の形態4に示した上述の計算手順によって、極数p、固定子スロット22の個数Ns、回転子スロット32の個数Nrから、上式(4)を用いて最小となる自然数に相当する空間次数βminを求めてaを特定することで決定することができる。
図10は、本発明の実施の形態4に係る回転子3の負荷運転時に生じる径方向加振力の、従来の場合との比較結果である。図10により、本実施の形態4の回転子3では、従来の回転子3と比較して、径方向加振力が70%程度低減されることが確認できる。
以上のように、実施の形態4によれば、極数p、固定子スロットの個数Nsおよび回転子スロットの個数Nrが先の実施の形態1〜3とは異なる場合でも、同様の効果を得ることができる。
実施の形態5.
本実施の形態5では、回転子スロット32として種々の形状を用いた場合にも、先の実施の形態1〜4と同様の効果が得られる点について説明する。先の実施の形態1〜4では、回転子スロット32の形状が略長方形状の場合を例示していた。そこで、本実施の形態5では、回転子スロット32の形状が略長方形状と異なる場合についても検討し、回転子スロット32の形状の影響について説明する。
図11は、本発明の実施の形態5に係る回転子3の第1の回転子スロット32の拡大断面図である。また、図12は、本発明の実施の形態5に係る回転子3の第2の回転子スロット32の拡大断面図である。図11に示す回転子スロット32は、内径側の形状が円弧状となっていることを特徴としている。また、図12に示す回転子スロット32は、略台形状をしていることを特徴としている。
図11および図12に示す形状の回転子スロット32とした場合でも、先の実施の形態1で述べたような空間次数を有した径方向加振力が発生するが、スロットパーミアンスの高次成分は、回転子スロット32の配置によりほぼ決定され、スロット形状には大きく影響されない。このため、回転子スロット32の形状が略長方形状と異なる場合でも、先の実施の形態1で説明した原理によって径方向加振力を低減することができる。
また、図11および図12に示すように、回転子スロット32を、内径側の形状を円弧状とする、または略台形状とすることにより、回転子ティース35の最小幅を大きくすることができる。この結果、回転子3内で磁束が通り易くなり、磁気飽和を緩和させて、トルク特性を損なうことなく誘導機1の低騒音化を実現できる。
以上のように、実施の形態5によれば、回転子スロットの形状が略長方形状と異なる場合でも、先の実施の形態1〜4と同様の効果を得ることができるとともに、トルク特性を損なうことなく誘導機の低騒音化を実現できるスロット形状を適切に選定することができるようになる。
実施の形態6.
先の実施の形態1〜5では、回転子スロット32が回転子3中心軸から径方向に向かって放射状に配置されている例を示した。これに対して、本実施の形態6では、回転子スロット32の内径側の位置を、回転子3の回転方向に変化させた場合でも、先の実施の形態1〜5と同様の効果が得られることを示す。
図13は、本発明の実施の形態6に係る回転子3の構造の模式断面図の一例である。図13に示す回転子スロット32は、先の実施の形態1と比較して、外形側の回転子スロットオープン31の位置は変えずに、内径側の位置を回転子3の回転方向に変化させることにより、放射方向に対する角度を持たせている。その他の形状および構成は、先の実施の形態1と同じである。
先の実施の形態1で述べたように、回転子3には、空間次数成分を有した径方向加振力が発生するが、このとき、スロットパーミアンスの高次成分は、回転子スロット32の配置によりほぼ決定され、回転子3の中心軸に近づくにつれて、その配置の影響は小さくなる。したがって、回転子スロット32の外径側の配置間隔を不等としたまま、回転子スロット32を放射方向に対して角度を持たせるようにして、回転子スロット32の内径側の配置間隔を外径側と比べて均等化させた場合でも、径方向加振力を低減することが可能である。
このように、回転子3の内径側の配置間隔を外径側と比べて均等化することによって、回転子ティース35の最小幅を拡大できるため、回転子3内部で磁束が通り易くなり、磁気飽和を緩和しトルク向上を図ることができる。よって、トルク特性を損なうことなく誘導機1の低騒音化を実現できる。
以上のように、実施の形態6によれば、回転子スロット内径側の位置を、回転子の回転方向に変化させた場合でも、先の実施の形態1〜5と同様の効果を得るとともに、回転子スロット内径側の配置間隔を外径側と比べて均等化させることによって、誘導機のトルク向上を図ることができる。
実施の形態7.
本実施の形態7では、先の実施の形態1〜5の回転子3の製造方法について説明する。
図14は、本発明の実施の形態7に係る回転子3をノッチング工法で作成する場合のフローチャートである。以下、先の実施の形態1〜5で説明したような、同一の形状および大きさを有し、配置間隔を不等とした回転子スロット32を、回転子3に作成する方法について、図14を用いて説明する。
ステップS1において、回転角度コントローラは、固定子2の外周部に形成される複数の回転子スロット32の不等配置間隔を、記憶部に予め記憶しておく。なお、回転子スロット32の不等配置間隔は、予め記憶させる代わりに、例えば、後のステップS4において、予め設定した計算式に従って計算するようにしてもよい。
ステップS2において、複数の回転子スロット32が形成される前の状態の回転子3である回転子コアを、金型に対する初期位置に配置する。
ステップS3において、金型を用いて回転子コアに回転子スロット32を1つ形成する。
ステップS4において、回転角度コントローラは、記憶部に記憶された不等配置間隔に基づいて、先に形成した回転子スロット32と次に形成する回転子スロット32との間の配置間隔に相当する角度を金型に指示する。この結果、回転子コアは、回転角度コントローラによって指示された角度だけ回転される。
ステップS5において、回転子コアが1回転したかをチェックする。そして、回転子コアが1回転するまで、ステップS3からステップS4までの処理を繰り返す。回転子コアが1回転した場合には、処理を終了する。
なお、従来の回転子スロット32の配置間隔が均等である回転子3を製造する方法は、ステップS4において、回転子コアの回転角度を一定とした場合に相当する。したがって、回転子スロット32の配置間隔が不等である回転子3を製造する場合でも、回転角度コントローラを設けて、ステップS4における回転子コアの回転角度を変化させるようにするだけで、従来の製造ラインに大幅な変更を加えることなく、コストを抑えて容易に実現することが可能である。
以上のように、実施の形態7によれば、先の実施の形態1〜5の回転子の製造方法を、コストを抑えて容易に得ることができる。
なお、回転子3の製造方法については、上記に示したノッチングによる手法に限定されるものではなく、一体の金型で製作してもよい。このような一体の金型を用いる場合には、先の実施の形態6で示したように、回転子3の内径側の配置間隔を均等化するように回転子スロット32を配置する場合にも、容易に対応することができる。

Claims (6)

  1. 複数の回転子スロットを外周部に有し、前記回転子スロットに収納された二次導体が、固定子の形成する回転磁場と相互作用することにより前記固定子内部で回転自在に回転する回転子を備えたかご型回転子であって、
    前記複数の回転子スロットは、
    同一の形状および大きさを有し、
    前記回転子の回転1周期を前記固定子の極数pの約数aで等分したスロット不等配置周期(360/a)°内において、前記回転子の回転方向に対する配置間隔を不等としており、
    前記約数aは、前記回転子の回転子スロット数をNr、前記固定子の固定子スロット数をNs、前記固定子の極数をp、AsおよびArを任意の整数、k=−1、0、1としたときに、下式で表現される空間次数β
    β=|As・Ns−Ar・Nr+k・p|
    のうちの、最小となる自然数である
    かご型回転子。
  2. 請求項に記載のかご型回転子において、
    前記複数の回転子スロットは、前記スロット不等配置周期内において、前記スロット不等配置周期の角度中心であるスロット配置中心線を対称軸として鏡面対称となるように配置されている
    かご型回転子。
  3. 請求項に記載のかご型回転子において、
    前記回転子スロットの配置間隔は、前記スロット不等配置周期内において、前記スロット配置中心線からの角度とともに単調減少または単調増加している
    かご型回転子。
  4. 請求項に記載のかご型回転子において、
    前記回転子スロットの配置間隔は、前記スロット不等配置周期内において、前記回転子の回転方向の角度とともに単調減少または単調増加している
    かご型回転子。
  5. 請求項またはに記載のかご型回転子において、
    前記回転子スロットの配置間隔は、前記スロット不等配置周期内において、前記スロット配置中心線からの角度とともに、または、前記回転子の回転方向の角度とともに、等差的または等比的に、単調減少または単調増加している
    かご型回転子。
  6. 請求項に記載のかご型回転子の製造方法であって、
    前記固定子の外周部に形成される前記複数の回転子スロットの不等配置間隔を、記憶部に予め記憶しておくステップと、
    前記複数の回転子スロットが形成される前の状態の回転子コアを、金型に対する初期位置に配置するステップと、
    前記金型を用いて、前記回転子コアに前記回転子スロットを1つ形成する1スロット形成ステップと、
    前記記憶部に記憶された前記不等配置間隔に基づいて、前記1スロット形成ステップにおいて形成した前記回転子スロットと次に形成する前記回転子スロットとの間の配置間隔に相当する角度だけ前記回転子コアを回転させる回転子コア回転ステップと、
    前記回転子コアが1回転するまで前記1スロット形成ステップと前記回転子コア回転ステップとを繰り返すステップと
    を有するかご型回転子の製造方法。
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