JP5959498B2 - 加湿器及び空調装置 - Google Patents

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Description

本発明は、加湿器及び空調装置に関する。
従来、加湿エレメントと、水検知センサーと、を設け、ドレン皿の水位を検知すると共に、加湿を行う加湿器があった(例えば、特許文献1参照)。
実開平02−081331号公報(実用新案登録請求の範囲)
ところで、仮に、加湿エレメントが故障した場合、加湿エレメントからの漏水が加湿器内に溜まることが想定される。そこで、従来の加湿器は、加湿エレメントが故障した際の漏水を排出するための開口部が設けられている。このような開口部は、構造上の制約で、加湿エレメントと、送風機との間の空間の下方に設けられている。よって、送風機から供給される空気は、加湿エレメントだけでなく開口部へも流れることとなる。
この結果、加湿エレメントを通過しない空気がドレン排水口からドレン配管に多量に排気される恐れがある。そこで、従来の加湿器は、開口部の風下側に仕切板が設けられている。仕切板は、加湿エレメントを通過しない空気がドレン排水口からドレン配管に多量に排気されるのを防止する。
しかし、ドレン皿と、仕切板との間には狭い隙間があるため、ドレン皿と仕切板との間を通過する空気の速度は増す。よって、ドレン皿に溜まった漏水の水位が仕切板に近づくにつれ、ドレン皿に溜まった漏水がドレン皿と仕切板との間を通過する空気で水検知センサーに飛散する恐れが増す。したがって、ドレン皿と仕切板との隙間に漏水が溜まった場合、水検知センサーは、誤検知する恐れがあった。
換言すれば、従来の加湿器は、ドレン皿と仕切板との隙間に漏水が溜まった場合、ドレン皿の水位を誤検知する恐れがあるという問題点があった。
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、ドレン皿と仕切板との隙間に漏水が溜まったとしても、ドレン皿の水位の誤検知を防止することができる加湿器及び空調装置を提供することを目的とするものである。
本発明に係る加湿器は、送風機と、前記送風機から取り込まれた空気を加湿する加湿エレメントと、前記送風機と、前記加湿エレメントとの間に設けられ、前記加湿エレメントの漏水を排出する開口部と、前記開口部の下方に設けられたドレン皿と、前記開口部の風下側に設けられ、前記ドレン皿の側へ突出した仕切板と、前記仕切板の風下側に設けられ、前記ドレン皿に溜まる漏水の水位を検知する水検知センサーと、少なくとも、前記水検知センサーと、前記仕切板との間に介在され、前記漏水が前記水検知センサーへ飛散するのを防止するカバーと、を備えたものである。
本発明は、水検知センサーに飛散した漏水の付着を防ぐカバーを設けることで、ドレン皿と仕切板との隙間に漏水が溜まったとしても、ドレン皿の水位の誤検知を防止することができる。よって、本発明は、ドレン皿の水位を正常に検知することができる加湿器を提供することができるという効果を有する。
本発明の実施の形態1における加湿器1の断面側面図の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1における水検知センサー21、第1カバー31、及び第2カバー32の側面断面図の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1における第1カバー31の正面図の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1における第1カバー31の側面図の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1における第2カバー32の正面図の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1における第2カバー32の側面図の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1における第1カバー31及び第2カバー32を組み立てたときの正面図の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1における第1カバー31及び第2カバー32を組み立てたときの側面図の一例を示す図である。 本発明の実施の形態2における空調装置2の一例を示す図である。 従来例における加湿器1の断面側面図の一例を示す図である。 従来例における水検知センサー21、第1カバー31、及び第2カバー32の側面断面図の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
実施の形態1.
(実施の形態1の構成)
図1は、本発明の実施の形態1における加湿器1の断面側面図の一例を示す図である。なお、図1を含む以下の図面では、各構成部材の寸法の関係及び形状等が実際のものとは異なっていてもよい。
図1に示すように、加湿器1は、入口11、送風機12、加湿エレメント13、出口14、ドレン皿15、ドレン排水口16、開口部17、仕切板18、水検知センサー21、第1カバー31、及び第2カバー32を備え、筐体3に各構成要素が設けられている。加湿器1は、取り込んだ室内の空気を加湿エレメント13で加湿してから室内に給気するものである。また、筐体3には、加湿器1の制御主体として、コントロールボックス4が設けられている。
入口11は、筐体3のうち、送風機12が空気を取り込む側に設けられ、ダクト接続フランジで構成されている。送風機12は、筐体3の内部に設けられ、空気を取り込み、取り込んだ空気を加湿エレメント13に供給し、加湿エレメント13で加湿した空気を供給する空気の流れを形成するものである。加湿エレメント13は、筐体3の内部に設けられ、透湿膜で形成されたチューブが複数積層され、図示しない給水口から取り込んだ水が、チューブに供給されることでチューブの表面から水蒸気の状態で放出され、チューブの表面を流れる空気に含ませるものである。出口14は、筐体3の外部のうち、加湿エレメント13の風下側に設けられ、ダクト接続フランジで構成されている。
ドレン皿15は、筐体3の内部に設けられ、送風機12から加湿エレメント13に渡って、送風機12及び加湿エレメント13の下方に設けられている。ドレン排水口16は、筐体3の外部に設けられ、図示しないドレン配管を接続させる接続フランジであって、ドレン皿15に溜まった水を排水するものである。
開口部17は、筐体3の内部のうち、送風機12と、加湿エレメント13との間の空間の下方に設けられ、加湿エレメント13が故障した際の漏水を排気するものである。仕切板18は、筐体3の内部のうち、開口部17の風下側に設けられ、ドレン皿15に突出し、ドレン皿15との微小な隙間を形成し、送風機12から取り込まれた空気が流れ込むのを抑制することで、ドレン排水口16に流れる空気を抑制するものである。つまり、仕切板18は、ドレン皿15の側へ、例えば、ドレン皿15の方へ突出して設けられることで、ドレン皿15との間には微小な隙間が形成されている。
水検知センサー21は、筐体3の内部のうち、仕切板18の風下側に設けられ、ドレン皿15に溜まった水の水位を検知する。上記で説明したように、加湿エレメント13が故障した際、ドレン皿15には、加湿エレメント13の漏水が溜まるので、水検知センサー21は、加湿エレメント13の漏水の水位を検知する。例えば、ドレン皿15がオーバーフローすると判定される水位が検知される位置に水検知センサー21を設けることで、水検知センサー21は、ドレン皿15のオーバーフローを検知する。水検知センサー21の検知結果は、例えば、コントロールボックス4に供給され、コントロールボックス4は水検知センサー21の検知結果に応じた制御をしてもよい。
水検知センサー21は、例えば、後述するセンサー部43が水に触れることで水検知センサー21の内部で閉回路が形成され、水が検知されるものであるが特に構成は限定されない。例えば、水検知センサー21は、受光素子と、発光素子とを備えたもので構成されてもよく、具体的には、透過型フォトインタラプタ又は反射型フォトリフレクタ等で構成されてもよい。要するに、水検知センサー21は、水を検知できる構成であればよく、特に限定されない。
第1カバー31は、仕切板18の風下側と、水検知センサー21との間に設けられ、例えば、水検知センサー21から第1の間隔を空けた状態で、水検知センサー21の風上側と、水検知センサー21の下方と、水検知センサー21の側面とを覆っている。
第2カバー32は、水検知センサー21の下方と、水検知センサー21の側面と、水検知センサー21の風下側とを覆っている。なお、第1カバー31と、第2カバー32との位置関係については後述するが、第1カバー31と、第2カバー32とは組み合わせて使用されることで、水検知センサー21の周囲が覆われている。
なお、第1カバー31及び第2カバー32を総称する場合、カバー30と称することとする。ここで、カバー30は、少なくとも、仕切板18の風下側と、水検知センサー21との間に介在して設けられている。
なお、室内の空気を排気する排気口と、室内の空気を還気する還気口と、室外の空気を取り込む外気口と、室内へ空気を給気する給気口と、がそれぞれダクト接続フランジで構成されていてもよい。また、上記の説明では、送風機12が1台設けられた一例について説明したが、特にこれに限定されず、複数台の送風機12が設けられていてもよい。
図2は、本発明の実施の形態1における水検知センサー21、第1カバー31、及び第2カバー32の側面断面図の一例を示す図である。図2に示すように、第1カバー31と、第2カバー32とは、第1中間板19に設けられ、水検知センサー21を覆うように組み立てられている。第1カバー31は、仕切板18と、水検知センサー21と、第2カバー32と、から着脱自在に取り付けられるものである。第2カバー32は、仕切板18と、水検知センサー21と、第1カバー31と、から着脱自在に取り付けられるものである。
水検知センサー21は、センサー部43と、センサー取付部44とを備えている。センサー取付部44は、例えば、第1カバー31に設けられている。仕切板18は、例えば、第1中間板19の端部に設けられ、図1で説明したドレン皿15の方へ突出している。仕切板18の長さは、ドレン皿15との距離で定まるものであって、ドレン皿15との間に微小な隙間が設けられればよい。つまり、仕切板18の長さは、図1で説明したドレン水41の水位が検知されるように水検知センサー21までドレン水41が侵入できる微小な隙間が形成される長さであればよい。
ここで、開口部17は、例えば、第1中間板19と、第2中間板20との間に設けられるものであるが、その形状は特に限定されない。
次に、第1カバー31、第2カバー32、及び水検知センサー21のそれぞれに設けられている隙間について説明する。詳細については図3〜図6で後述するが、まず、第1カバー31及び第2カバー32の部材構成について説明する。第1カバー31は、詳細については図3及び図4で後述するが、第1カバー背面部材51、第1カバー上面部材52、第1カバー正面部材53、第1カバー底面部材54、及び第1カバー側面部材55を備えている。第2カバー32は、詳細については図5及び図6で後述するが、第2カバー背面部材61、第2カバー側面部材62、第2カバー底面部材63、及び第2カバー斜面部材64を備えている。
第1の隙間71は、水検知センサー21のセンサー部43の風上側と、第1カバー正面部材53との間で形成される空間である。第2の隙間72は、水検知センサー21のセンサー部43の下側と、第1カバー底面部材54との間で形成される空間である。第3の隙間73は、水検知センサー21のセンサー部43の風下側と、第2カバー背面部材61との間で形成される空間である。第4の隙間74は、水検知センサー21のセンサー部43の下側と、第2カバー底面部材63との間で形成される空間である。
図3は、本発明の実施の形態1における第1カバー31の正面図の一例を示す図である。図4は、本発明の実施の形態1における第1カバー31の側面図の一例を示す図である。図3及び図4に示すように、第1カバー31は、第1カバー背面部材51、第1カバー上面部材52、第1カバー正面部材53、第1カバー底面部材54、第1カバー側面部材55_1、及び第1カバー側面部材55_2を備えている。なお、第1カバー側面部材55_1と、第1カバー側面部材55_2とを特に区別しない場合、第1カバー側面部材55と称する。
第1カバー上面部材52は、第1カバー正面部材53の上側に形成されている。第1カバー底面部材54は、第1カバー正面部材53の下側に形成されている。第1カバー側面部材55は、第1カバー正面部材53の両側にそれぞれ形成されている。第1カバー背面部材51は、第1カバー上面部材52の上側であって、第1カバー上面部材52の縁側に形成されている。ここで、第5の隙間75は、水検知センサー21のセンサー部43の側面と、第1カバー側面部材55との間で形成される空間である。
図5は、本発明の実施の形態1における第2カバー32の正面図の一例を示す図である。図6は、本発明の実施の形態1における第2カバー32の側面図の一例を示す図である。図5及び図6に示すように、第2カバー32は、第2カバー背面部材61、第2カバー側面部材62_1、第2カバー側面部材62_2、第2カバー底面部材63、及び第2カバー斜面部材64を備えている。なお、第2カバー側面部材62_1と、第2カバー側面部材62_2とを特に区別しない場合、第2カバー側面部材62と称する。
第2カバー側面部材62は、第2カバー背面部材61と比べ、両側にそれぞれ形成されている。第2カバー底面部材63は、第2カバー背面部材61と比べ、下側に形成されている。第2カバー斜面部材64は、第2カバー背面部材61を基準として一定の角度の傾斜で第2カバー背面部材61の上側に形成されている。ここで、第6の隙間76は、水検知センサー21のセンサー部43の側面と、第2カバー側面部材62との間で形成される空間である。なお、第2カバー斜面部材64は、センサー取付部44の上側を覆う構成であればよいため、上記で説明した角度は特に限定されない。
図7は、本発明の実施の形態1における第1カバー31及び第2カバー32を組み立てたときの正面図の一例を示す図である。図8は、本発明の実施の形態1における第1カバー31及び第2カバー32を組み立てたときの側面図の一例を示す図である。図7及び図8に示すように、第7の隙間77は、第1カバー側面部材55と、第2カバー側面部材62との間で形成される空間である。また、第8の隙間78は、第1カバー底面部材54と、第2カバー底面部材63との間で形成される空間である。また、第9の隙間79は、第1カバー正面部材53と、第2カバー側面部材62との間で形成される空間である。
ここで、第1カバー背面部材51の一部と、第2カバー背面部材61の一部とが接触し、第1カバー上面部材52の一部と、第2カバー側面部材62の一部とが接触し、第1カバー正面部材53の一部と、第2カバー底面部材63の一部とが接触している。なお、第1カバー正面部材53と、第2カバー側面部材62とは、上記で説明したように、第9の隙間79が形成されているため、接触していない。
なお、上記で説明したカバー30の構成は一例であり、特に限定されない。要するに、カバー30は、少なくとも、水検知センサー21と、仕切板18との間に介在され、加湿エレメント13からの漏水が水検知センサー21へ飛散するのが防止できる構成であればよい。
(実施の形態1の作用)
ここで、送風機12から吹き出された一部の空気は、開口部17を通過した後、仕切板18と、ドレン皿15との微小な隙間を通過し、ドレン排水口16から図示しないドレン配管に押し込まれる。また、加湿エレメント13が故障した場合、ドレン皿15には、加湿エレメント13からの漏水が開口部17を介して滴下されるので、時間の経過と共に、漏水がドレン水41としてドレン皿15にしだいに溜まる。
その後、送風機12が駆動中、ドレン水41が、仕切板18と、ドレン皿15との微小な隙間に到達すると、仕切板18とドレン皿15との間には微小な隙間が形成されているため、圧力が低くなり、仕切板18とドレン皿15との間の微小な隙間、つまり、間隙を通過する空気の風速は増加する。よって、ドレン水41のうち、仕切板18の下方にあるドレン水41は、仕切板18とドレン皿15との間を通過する空気で仕切板18の風下側に飛散する。
ただし、ドレン水41が仕切板18の風下側に飛散したとしても、水検知センサー21にカバー30が設けられているため、カバー30にドレン水41が飛散することはあっても、水検知センサー21に直接ドレン水41が飛散することはない。よって、飛散したドレン水41が水検知センサー21に付着することもない。なお、ここでいう飛散とは、開口部17を通過した空気が仕切板18とドレン皿15との間の間隙を通り、その間隙からの空気流によってドレン水41が飛び散る状態を意味すると想定する。
次いで、時間の経過と共に、ドレン水41がドレン皿15にさらに溜まると、ドレン水41は、カバー30と水検知センサー21との隙間を通過して水検知センサー21に到達する。具体的には、ドレン水41は、上記で説明した第1の隙間71及び第2の隙間72を通過することで、水検知センサー21に到達する。
この結果、水検知センサー21のセンサー部43にドレン水41が触れている状態となり、結果として、水検知センサー21のセンサー部43にドレン水41が付着した状態となる。水検知センサー21は検知結果をコントロールボックス4に供給する。コントロールボックス4は、加湿エレメント13への給水を遮断させ、ドレン皿15のオーバーフローを防止する。
(実施の形態1の効果)
次に、従来例と比較しながら本実施の形態の効果について説明する。
図10は、従来例における加湿器1の断面側面図の一例を示す図である。図11は、従来例における水検知センサー21、第1カバー31、及び第2カバー32の側面断面図の一例を示す図である。図10に示すように、送風機12が駆動することで、入口11から空気が吸い込まれ、送風機12から吹き出された空気は、加湿エレメント13を通過し、加湿された空気が出口14から吹き出される。また、送風機12から吹き出された一部の空気は、仕切板18と、ドレン皿15との間の微小な隙間を通過して、ドレン排水口16から図示しないドレン配管に押し込まれる。
ここで、加湿エレメント13が故障したと想定する。この場合、加湿エレメント13の漏水が開口部17からドレン皿15に滴下される。次いで、時間の経過と共に、ドレン皿15に漏水が溜まるため、漏水であるドレン水41が仕切板18とドレン皿15との微小な隙間に到達する。ドレン水41と仕切板18との間は微小な隙間であるため、風速が増し、ドレン水41が飛散する。飛散したドレン水41は、水検知センサー21に付着する恐れがある。
そこで、本実施の形態1では、上記で説明したように、水検知センサー21を覆うカバー30が設けられている。カバー30は、第1カバー31と、第2カバー32とで組み立てられることで水検知センサー21の周囲を覆いつつ、第1の隙間71〜第9の隙間79が形成されている。よって、ドレン水41の飛散でセンサー部43にドレン水41が付着するのを防ぎつつ、ドレン水41の水位が上昇するにつれ、水位の上昇に伴うドレン水41がセンサー部43に入り込めるようになっている。
よって、加湿器1は、ドレン皿15と仕切板18との隙間に漏水が溜まったとしても、ドレン皿15の水位の誤検知を防止することができる。したがって、加湿器1は、ドレン皿15の水位を正常に検知することができる。
なお、第1カバー正面部材53は、本発明における第1の部材に相当する。また、第1カバー底面部材54は、本発明における第2の部材に相当する。また、第1の隙間71は、本発明における第1の間隔に相当する。また、第2の隙間72は、本発明における第2の間隔に相当する。また、第5の隙間75は、本発明における第3の間隔に相当する。また、第1カバー側面部材55は、本発明における第3の部材に相当する。また、第4の隙間74は、本発明における第4の間隔に相当する。また、第2カバー底面部材63は、本発明における第4の部材に相当する。第2カバー背面部材61は、本発明における第5の部材に相当する。また、第6の隙間76は、本発明における第5の間隔に相当する。また、第2カバー側面部材62は、本発明における第6の部材に相当する。
以上の説明から、加湿器1は、ドレン皿15と仕切板18との隙間に漏水が溜まったとしても、ドレン皿15の水位の誤検知を防止することができる。よって、加湿器1は、ドレン皿15の水位を正常に検知することができる。
以上、本実施の形態1においては、送風機12と、送風機12から取り込まれた空気を加湿する加湿エレメント13と、送風機12と、加湿エレメント13との間に設けられ、加湿エレメント13の漏水を排出する開口部17と、開口部17の下方に設けられたドレン皿15と、開口部17の風下側に設けられ、ドレン皿15の側へ突出した仕切板18と、仕切板18の風下側に設けられ、ドレン皿15に溜まる漏水の水位を検知する水検知センサー21と、少なくとも、水検知センサー21と、仕切板18との間に介在され、漏水が水検知センサー21へ飛散するのを防止するカバー30と、を備えた加湿器1が構成されている。
上記構成のため、加湿器1は、ドレン皿15と仕切板18との隙間に漏水が溜まったとしても、ドレン皿15の水位の誤検知を防止することができる。よって、加湿器1は、ドレン皿15の水位を正常に検知することができる。
また、本実施の形態1においては、カバー30は、第1カバー31を備え、第1カバー31は、仕切板18の風下側に設けられ、水検知センサー21から第1の隙間71を空けた状態で、水検知センサー21の風上側を覆う第1カバー正面部材53と、水検知センサー21から第2の隙間72を空けた状態で、水検知センサー21の下方を覆う第1カバー底面部材54と、を備えたものである。
また、本実施の形態1において、第1カバー31は、水検知センサー21から第5の隙間75を空けた状態で、水検知センサー21の側面を覆う第1カバー側面部材55をさらに備えたものである。
また、本実施の形態1において、カバー30は、第2カバー32をさらに備え、第2カバー32は、第1カバー31の風下側に設けられ、水検知センサー21から第4の隙間74を空けた状態で、水検知センサー21の下方を覆う第2カバー底面部材63を備えたものである。
また、本実施の形態1において、第2カバー32は、水検知センサー21の風下側を覆う第2カバー背面部材61と、水検知センサー21と、第1カバー側面部材55と、の間に設けられ、水検知センサー21から第6の隙間76を空けた状態で、水検知センサー21の側面を覆う第2カバー側面部材62をさらに備えたものである。
また、本実施の形態1において、第1カバー31は、仕切板18と、水検知センサー21と、第2カバー32と、から着脱自在に取り付けられ、第2カバー32は、仕切板18と、水検知センサー21と、第1カバー31と、から着脱自在に取り付けられたものである。
したがって、加湿器1は、特に顕著に、ドレン皿15の水位を正常に検知することができる。
実施の形態2.
(実施の形態2の構成)
本発明の実施の形態2に係る空調装置2について説明する。
実施の形態1では、加湿エレメント13を備えた加湿器1について説明したが、本発明の実施の形態2では、さらに、熱交換器23を備えた空調装置2について説明する。
図9は、本発明の実施の形態2における空調装置2の一例を示す図である。なお、実施の形態1と同一の機能及び作用を有する構成要素については、同一の符号を付してその説明を省略する。図9に示すように、入口11と、送風機12との間に、熱交換器23が設けられている。熱交換器23は、例えば、送風機12で取り込んだ外気と、送風機12で取り込んだ室内の空気とを熱交換するものである。よって、加湿エレメント13には、熱交換器23で熱交換後の空気が供給される。加湿エレメント13は、熱交換後の空気を加湿し、出口14を介して、室内に供給する。
(実施の形態2の作用)
ここで、加湿エレメント13が故障した場合であっても、水検知センサー21には、カバー30が設けられているため、実施の形態1と同様に、ドレン水41が付着することがない。
(実施の形態2の効果)
上記の説明から、空調装置2は、ドレン皿15と仕切板18との隙間に漏水が溜まったとしても、ドレン皿15の水位の誤検知を防止することができる。したがって、空調装置2は、ドレン皿15の水位を正常に検知することができる。
以上、本実施の形態2において、実施の形態1に記載の加湿器1と、送風機12で取り込んだ外気と、送風機12で取り込んだ室内の空気とを熱交換する熱交換器23と、を備え、加湿エレメント13は、送風機12から取り込まれ、熱交換器23で熱交換した空気を加湿する空調装置2が構成されている。
上記構成で、空調装置2は、ドレン皿15と仕切板18との隙間に漏水が溜まったとしても、ドレン皿15の水位の誤検知を防止することができる。
したがって、空調装置2は、ドレン皿15の水位を正常に検知することができる。
1 加湿器、2 空調装置、3 筐体、4 コントロールボックス、11 入口、12 送風機、13 加湿エレメント、14 出口、15 ドレン皿、16 ドレン排水口、17 開口部、18 仕切板、19 第1中間板、20 第2中間板、21 水検知センサー、23 熱交換器、30 カバー、31 第1カバー、32 第2カバー、41 ドレン水、43 センサー部、44 センサー取付部、51 第1カバー背面部材、52 第1カバー上面部材、53 第1カバー正面部材、54 第1カバー底面部材、55、55_1、55_2 第1カバー側面部材、61 第2カバー背面部材、62、62_1、62_2 第2カバー側面部材、63 第2カバー底面部材、64 第2カバー斜面部材、71 第1の隙間、72 第2の隙間、73 第3の隙間、74 第4の隙間、75 第5の隙間、76 第6の隙間、77 第7の隙間、78 第8の隙間、79 第9の隙間。

Claims (7)

  1. 送風機と、
    前記送風機から取り込まれた空気を加湿する加湿エレメントと、
    前記送風機と、前記加湿エレメントとの間に設けられ、前記加湿エレメントの漏水を排出する開口部と、
    前記開口部の下方に設けられたドレン皿と、
    前記開口部の風下側に設けられ、前記ドレン皿の側へ突出した仕切板と、
    前記仕切板の風下側に設けられ、前記ドレン皿に溜まる漏水の水位を検知する水検知センサーと、
    少なくとも、前記水検知センサーと、前記仕切板との間に介在され、前記漏水が前記水検知センサーへ飛散するのを防止するカバーと、を備えた
    ことを特徴とする加湿器。
  2. 前記カバーは、第1カバーを備え、
    前記第1カバーは、
    前記仕切板の風下側に設けられ、
    前記水検知センサーから第1の間隔を空けた状態で、前記水検知センサーの風上側を覆う第1の部材と、
    前記水検知センサーから第2の間隔を空けた状態で、前記水検知センサーの下方を覆う第2の部材と、を備えた
    ことを特徴とする請求項1に記載の加湿器。
  3. 前記第1カバーは、
    前記水検知センサーから第3の間隔を空けた状態で、前記水検知センサーの側面を覆う第3の部材をさらに備えた
    ことを特徴とする請求項2に記載の加湿器。
  4. 前記カバーは、第2カバーをさらに備え、
    前記第2カバーは、
    前記第1カバーの風下側に設けられ、
    前記水検知センサーから第4の間隔を空けた状態で、前記水検知センサーの下方を覆う第4の部材を備えた
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の加湿器。
  5. 前記第2カバーは、
    前記水検知センサーの風下側を覆う第5の部材と、
    前記水検知センサーと、前記第3の部材と、の間に設けられ、前記水検知センサーから第5の間隔を空けた状態で、前記水検知センサーの側面を覆う第6の部材をさらに備えた
    ことを特徴とする請求項4に記載の加湿器。
  6. 前記第1カバーは、
    前記仕切板と、前記水検知センサーと、前記第2カバーと、から着脱自在に取り付けられ、
    前記第2カバーは、
    前記仕切板と、前記水検知センサーと、前記第1カバーと、から着脱自在に取り付けられた
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載の加湿器。
  7. 請求項1〜6の何れか一項に記載の加湿器と、
    前記送風機で取り込んだ外気と、前記送風機で取り込んだ室内の空気とを熱交換する熱交換器と、を備え、
    前記加湿エレメントは、
    前記送風機から取り込まれ、前記熱交換器で熱交換した空気を加湿する
    ことを特徴とする空調装置。
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