JPH0424335Y2 - - Google Patents

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JPH0424335Y2
JPH0424335Y2 JP1986024077U JP2407786U JPH0424335Y2 JP H0424335 Y2 JPH0424335 Y2 JP H0424335Y2 JP 1986024077 U JP1986024077 U JP 1986024077U JP 2407786 U JP2407786 U JP 2407786U JP H0424335 Y2 JPH0424335 Y2 JP H0424335Y2
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water
ionized water
ionized
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はイオン水を霧化するイオン水用超音波
加湿装置に関し、特に所定のPH値のイオン水のみ
を霧化することができること特徴とするものであ
る。
〔従来の技術〕
従来から、例えば、青果物、肉類等の販売等に
おいては、その品質を維持するために冷気を吹き
付けるだけでなく、青果物等の乾燥を防止して鮮
度を維持するとともに青果物等の殺菌を行うため
に、イオン水を霧化して青果物等に吹き付けてお
り、このためにイオン水を霧化するイオン水用超
音波加湿装置が提供されている。これは、一般的
に知られているように、所定のPH値のイオン水が
優れた殺菌効果を有するとともに無味、無臭、無
害であることに着目したものである。
該装置は、基本的にはイオン水製造機と超音波
加湿器とからなるものであり、イオン水製造機に
よつて製造されたイオン水が超音波加湿器内の水
槽に給水され、その給水されたイオン水が超音波
加湿器によつて霧化されるものであつた。
なお、上記イオン水製造機は、流入した水が内
部の流路を通つて流出されるようになつており、
上記内部の流路には電極が設けられ、該電極間に
電圧をかけると、流入した水がイオン化されてイ
オン水となつて流出するものである。そして、イ
オン化の度合は水が電極による影響を受けている
時間によつて定まるため、上記イオン水製造機は
内部を流れる水量を所定流量に保つことにより所
定のPH値のイオン水を得ることができるものであ
る。
しかしながら、上記従来の装置では、超音波加
湿器内の水槽への給水が、水槽の水位が下がつた
ときに行われ、また上限水位に達したときに中止
されるように構成されているため、上記水槽内に
所定のPH値のイオン水を給水することができず、
さほど殺菌効果が得られない欠点があつた。
すなわち、イオン水のPH値は時間経過につれて
変化するため、超音波加湿器内の水槽の水位が下
がつて給水が開始されると、まずイオン水製造機
と超音波加湿器とを連結した配管中に留まつてい
たPH値の変化したイオン水が上記水槽に給水さ
れ、その後新たにイオン水製造機を通過した所定
のPH値のイオン水が給水され、水槽の水位が上限
水位に達したときに給水が中止させられるもので
あつた。したがつて、PH値の変化したイオン水が
水槽内に給水されるため、水槽内全体のイオン水
のPH値も変化してしまい、さほど殺菌効果が得ら
れない欠点があつたものである。特に、超音波加
湿器の小型化を図ろうとして水槽の容量を小さく
した場合にはその傾向は顕著であり、極端な場合
には、上記配管中に留まつていたPH値の変化した
イオン水が給水された時点で水槽の上限水位に達
してしまい給水が中止されるため、水槽内のイオ
ン水のPH値は所定値から大きく懸離れてしまい、
ほとんど殺菌効果が得られないものであつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は上記従来技術の欠点を除去するもの
で、所定のPH値のイオン水のみを霧化することが
でき、イオン水本来の優れた殺菌効果を得ること
ができるイオン水用超音波加湿装置を提供しよう
とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するため、本考案は、所定流
量を保つことにより所定のPH値のイオン水を得る
ことができるイオン水製造機に電磁弁を介して超
音波加湿器が連結される。また、該超音波加湿器
内には上限水位検出器を有する水槽が設けられ
る。さらに、該上限水位検出器の出力信号を受け
て水槽内の水位が下がつたときに上記電磁弁を開
くとともに、水槽内の水位が上限水位に達したと
きから所定時間経過後に上記電磁弁を閉じる制御
回路を設けて構成したものである。
〔作用〕
本考案によれば、超音波加湿器内の水槽の水位
が下がると電磁弁が開かれ、まずイオン水製造機
と超音波加湿器とを連結した配管中に留まつてい
たPH値の変化したイオン水が上記水槽に給水さ
れ、その後新たにイオン水製造機を通過した所定
のPH値のイオン水が給水され、水槽の水位が上限
水位に達する。さらに、その後所定時間経過して
から電磁弁が閉じられる。したがつて、水槽の水
位が上限水位に達した後も所定時間給水が継続さ
せられ、水槽からイオン水があふれることとな
る。このため、給水開始当初に給水されたPH値の
変化したイオン水も水槽からあふれ出ていくた
め、最終的に水槽内に残つたイオン水のPH値はほ
ぼ所定値となるものである。そして、水槽の容量
を小さくした場合において、たとえ上記配管中に
留まつていたPH値の変化したイオン水が給水され
た時点で水槽の上限水位に達しても、その後所定
時間給水が継続させられるので、予め適切にその
時間を設定しておけば、必ず所定のPH値のイオン
水が給水され、水槽からイオン水があふれ出てい
くため、最終的に水槽内に残つたイオン水のPH値
はほぼ所定値となるものである。
このように本考案によれば、超音波加湿器の水
槽内には、常に所定のPH値のイオン水が満たされ
ているので、所定のPH値のイオン水のみが霧化さ
れることとなり、イオン水本来の優れた殺菌効果
を得ることができるものである。
〔実施例〕
以下、図面に示す実施例に基づいて本考案を説
明する。
第1図は本考案のイオン水用超音波加湿装置の
概略構成図である。
同図において、1はイオン水製造機、2は超音
波加湿器である。該イオン水製造機1に電磁弁3
を介して超音波加湿器2が連結される。図面実施
例の場合には、イオン水製造機1の出水側が中間
に電磁弁3を有する配管4の一端に連結され、該
配管4の他端は超音波加湿器2内に設けられた水
槽5に導入されている。
上記イオン水製造機1の入水側には流入する水
量を調整するバルブ6を有する配管7が連結され
ており、該配管7からイオン水製造機1内に水が
供給されるようになつている。なお、上記イオン
水製造機1は従来と同様のものであり、内部に流
れる水量を所定水量に保つことにより所定のPH値
のイオン水を得ることができるものである。
また、超音波加湿器2内に設けられた水槽5に
は上限水位検出器8が設けられる。図面実施例の
場合、該上限水位検出器8としてフロートスイツ
チが使用されている。
なお、第1図において、9は給水時の水面の波
打ちを防止する防波板、10は水槽5の上限位置
に設けられ、該水槽5からあふれたイオン水11
を排出せしめる排出口である。また、12は超音
波振動部で、水槽5内のイオン水11を霧化する
ものである。さらに、13は送風機、14は案内
ホースであり、該送風機13によつて生成した霧
が案内ホース14を介して外部に吹き出されるよ
うになつている。
第2図は本考案のイオン水用超音波加湿装置の
電気回路図である。
同図において、15は交流電源、16は電源ス
イツチ、17はヒユーズ、18はトランスであ
る。また、19は超音波加湿ユニツトで、主に発
振回路部(図示せず)と上記超音波振動部12と
からなり、その個数は適宜定められる。また、1
3は前述した送風機、21は空運転防止用フトロ
ートスイツチ、22は超音波加湿ユニツト制御用
リレー、23は送風機制御リレーであり、水槽5
内の水位が所定水位を下回ると、超音波加湿ユニ
ツト19及び送風機20に供給される電圧を遮断
し、それぞれ運転を停止させ、空運転を防止する
ようにされている。
また、前述の如く、3は配管4に設けた電磁
弁、8は上限位置検出器であり、該電磁弁3は電
圧がかかると開かれるものが使用され、上限位置
検出器8は水槽5内の水位が上限水位に達すると
端子間が開かれるとともに上限水位を下回ると導
通するものが使用されている。
そして、本考案では、上記上限水位検出器8の
出力信号を受けて水槽5の水位が下がつたときに
上記電磁弁3を開くとともに、水槽5内の水位が
上限水位に達したときから所定時間経過後に上記
電磁弁3を閉じる制御回路24が設けられる。
図面実施例の場合、該制御回路24は、第1の
制御リレー25、第2の制御リレー26及びタイ
ムリレー27とが、第2図示の如く接続されて構
成されている。もつとも、上記制御回路24は他
の構成でもよいことは勿論である。なお、タイム
リレー27は内部にタイマー回路28を含み、電
圧が供給された後一定時間経過後に動作するもの
である。
なお、図面実施例の場合、イオン水製造機1は
電磁弁3と並列に接続されており、電磁弁3が開
いているときに電圧が供給されるようになつてい
る。
上記構成の本考案によれば、超音波加湿器2内
の水槽5の水位が下がると電磁弁3が開かれ、ま
ずイオン水製造機1と超音波加湿器2とを連結し
た配管4中に留まつていたPH値の変化したイオン
水が上記水槽に給水され、その後新たにイオン水
製造機1を通過した所定のPH値のイオン水が給水
され、水槽5の水位が上限水位に達する。さら
に、その後所定時間経過してから電磁弁3が閉じ
られる。したがつて、水槽5の水位が上限水位に
達した後も所定時間給水が継続させられ、水槽5
からイオン水があふれることとなる。このため、
給水開始当初に給水されたPH値の変化イオン水も
水槽5からあふれ出ていくため、最終的に水槽5
内に残つたイオン水のPH値はほぼ所定値となるも
のである。そして、水槽5の容量を小さくした場
合において、例えば上記配管4中に留まつていた
PH値の変化したイオン水が給水された時点で水槽
5の上限水位に達しても、その後所定時間給水が
継続させられるので、予め適切にその時間を設定
しておけば、必ず所定のPH値のイオン水が給水さ
れ、水槽5からイオン水があふれ出ていくため、
最終的に水槽5内に残つたイオン水のPH値はほぼ
所定値となるものである。
このように、超音波加湿器2の水槽5内には常
に所定のPH値のイオン水が満たされているので、
所定のPH値のイオン水のみが霧化されることとと
なり、イオン水本来の優れた殺菌効果を得ること
ができるものである。
〔考案の効果〕
本考案によれば、所定のPH値のイオン水のみを
霧化することができ、この結果イオン水本来の優
れた殺菌効果を得ることができる効果が得られる
ものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は概略構成図、第2図は電気回路図である。 1……イオン水製造機、2……超音波加湿器、
3……電磁弁、5……水槽、8……上限水位検出
器、24……制御回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所定流量を保つことにより所定のPH値のイオン
    水を得ることができるイオン水製造機に電磁弁を
    介して超音波加湿器が連結され、該超音波加湿器
    内には上限水位検出器を有する水槽が設けられ、
    さらに該上限水位検出器の出力信号を受けて水槽
    内の水位が下がつたときに上記電磁弁を開くとと
    もに、水槽内の水位が上限水位に達したときから
    所定時間経過後に上記電磁弁を閉じる制御回路を
    設けてなることを特徴とするイオン水用超音波加
    湿装置。
JP1986024077U 1986-02-21 1986-02-21 Expired JPH0424335Y2 (ja)

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JPS62138121U JPS62138121U (ja) 1987-08-31
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JP6470638B2 (ja) * 2015-06-09 2019-02-13 株式会社コロナ 加湿装置

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JPS529778U (ja) * 1975-07-10 1977-01-24

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