JP6482669B2 - 空気調和装置の室内機 - Google Patents

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Description

この発明は、室内空気の温度を検出する温度センサを有する空気調和装置の室内機に関する。
従来から、クロスフローファンの上流側に熱交換器が配設された空気調和機の室内機が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載された従来の室内機では、筐体に外気連通口が形成されており、外気連通口の近傍に室温センサが配設されている。特許文献1に記載された従来の室内機では、クロスフローファンが動作すると、外気連通口から室内の空気が吸い込まれ、室温センサが、外気連通口から吸い込まれた室内の空気の温度を検出する。特許文献1に記載されたような従来の室内機では、熱交換器の下流側に配設されたクロスフローファンが、室内機の周囲から室内の空気を吸い込むことができるため、単純に外気連通口を設けるのみで、外気連通口から室内の空気が吸い込まれる。
特開平11−230601号公報
ところで、近年、軸流ファンの下流側に熱交換器が配設された空気調和装置の室内機が提案されている。軸流ファンの下流側に熱交換器が配設された室内機は、軸流ファンが空気を押し込む構成であるため、単純に特許文献1に記載された外気連通孔を適用すると、軸流ファンで押し込まれた空気が、外気連通孔から吹き出されてしまう。したがって、軸流ファンの下流側に熱交換器が配設された室内機において、単純に特許文献1の外気連通孔を適用し、外気連通孔の近傍に温度センサを配置したとしても、温度センサは、室内空気の温度を精度良く検出することができない。また、外気連通孔から空気が吹き出されてしまうため、室内機の効率が低下してしまう。
この発明は、上記のような課題を背景としてなされたものであり、軸流ファンの下流側に熱交換器が配設された空気調和装置の室内機において、室内空気の温度を精度良く取得することを目的としている。
この発明に係る空気調和装置の室内機は、上部に形成された吸入口と、下部に形成された吹出口と、吸入口と吹出口とを連通する風路と、を有する本体部と、風路に配設された少なくとも1つの軸流ファンと、軸流ファンの下流側で、風路に配設された熱交換器と、風路の軸流ファンの上流側と空気調和装置の室内機の外部とを連通するダクトと、ダクトの内部に配設され、温度を検出する温度センサと、風路の外部で、本体部の内部に配設され、少なくとも制御装置を収容している電気品箱と、を備え、ダクトは、電気品箱の上方以外の領域を通るものである。
この発明に係る空気調和装置の室内機は、吸入口と吹出口とを連通する風路の軸流ファンの上流側と室内機の外部とを連通するダクトを備えているため、軸流ファンが動作すると、ダクトに室内空気が流れる。そして、温度センサは、ダクトの内部に配設され、ダクトの内部を流れる空気の温度を検出するため、室内空気の温度を精度良く取得することができる。
この発明の実施の形態1に係る空気調和装置の室内機を斜めから見た図である。 図1に記載の室内機を分解して斜めから見た図である。 図1に記載の室内機の機械室の構成を説明する図である。 図3の機械室の部分を拡大した図である。 図4のA−A断面を模式的に記載した図である。 図1に記載の室内機を上方から見た図である。 図6のB−B断面を模式的に記載した図である。 図1に記載の室内機の、ダクトと接続配管と電気品箱と軸流ファンと熱交換器との位置関係を模式的に記載した図である。 図8に記載のダクトを形成するダクトユニットの一例を斜めから見た図である。 図9に記載のダクトユニットを分解した状態を示す図である。 図10に記載の分解したダクトユニットを組み立てる過程を説明する図である。 図11の組み立て過程のダクトユニットを組み立てた状態を示す図である。 図9のC断面を模式的に記載した図である。
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態について説明する。なお、各図中、同一または相当する部分には、同一符号を付して、その説明を適宜省略または簡略化する。また、各図に記載の構成について、その形状、大きさおよび配置等は、この発明の範囲内で適宜変更することができる。
実施の形態1.
[空気調和装置の室内機]
図1は、この発明の実施の形態1に係る空気調和装置の室内機を斜めから見た図であり、図2は、図1に記載の室内機を分解して斜めから見た図であり、図3は、図1に記載の室内機の機械室の構成を説明する図であり、図4は、図3の機械室の部分を拡大した図であり、図5は、図4のA−A断面を模式的に記載した図であり、図6は、図1に記載の室内機を上方から見た図であり、図7は、図6のB−B断面を模式的に記載した図であり、図8は、図1に記載の室内機の、ダクトと接続配管と電気品箱と軸流ファンと熱交換器との位置関係を模式的に記載した図である。この実施の形態に係る空気調和装置の室内機1は、冷媒を循環させる冷凍サイクルを利用することで、部屋の内部の室内等の空調空間に空調空気を供給するものである。
図1および図2に示すように、室内機1は、室内の壁面等に固定される基台2と、基台2に取り付けられた筐体パネル8と、を有している。基台2に筐体パネル8が取り付けられることで、本体部28が形成される。本体部28の内部には、例えば、図2に示すように、送風ユニット50、熱交換器4、ドレンパン6、電気品箱7等が収容されている。
図2および図3に示すように、熱交換器4の右側方には、電気品室13が形成されている。なお、電気品室13は、熱交換器4の左側方に形成されていてもよい。電気品室13には、接続配管3および電気品箱7等が収容されている。接続配管3は、熱交換器4と図示を省略してある室外機とを接続するものであり、電気品室13の内部で、電気品箱7の背面側に配設されている。なお、室外機は、例えば部屋の外部の屋外に設置され、空調の熱を廃熱または供給する熱源機として機能するものである。室内機1は、室内の壁面に取り付けられており、接続配管3を室内機1の背面側に配設することで、室内機1と室外機とを接続する配管の長さを短くすることができる。電気品箱7は、図示を省略してある制御装置等を収容している。制御装置は、例えば室内機1と室外機とが接続されて構成された空気調和装置の全体の制御を行うものであり、例えば、アナログ回路、デジタル回路、CPU、またはこれらのうちの2つ以上の組み合わせを含んで構成されている。制御装置は、例えば、リモコン(図示を省略)に入力された運転情報、および図8に記載の温度センサ14が取得した情報を利用して、空調空気の強さ、温度等を調整する。電気品箱7は、例えば、基台2に取り付けられており、筐体パネル8が、基台2に取り付けられることで、電気品箱7が、本体部28の内部に収容される。
図1に示すように、本体部28には、室内空気を本体部28の内部に吸い込むための吸入口20と、空調空気を空調対象域に供給するための吹出口22と、が形成されている。吸入口20は、図1および図6に示すように、本体部28の上部に形成されており、吹出口22は、図1に示すように、本体部28の下面および前面を含む領域に形成されている。吸入口20と吹出口22とを連通する風路は、密閉状態に形成されている。吸入口20と吹出口22とを連通する風路には、図2に記載の送風ユニット50および熱交換器4等が配設されている。
送風ユニット50は、図1および図7に示すように、吸入口20に設置されたファンガード51の下流側に、軸流ファン5を備えている。なお、この実施の形態の例では、2つのファンガード51が左右に並んで配設されており、2つのファンガード51のそれぞれの下方に軸流ファン5が配設されているが、この実施の形態の室内機1は、少なくとも1つの軸流ファン5を備えるものであればよい。軸流ファン5は、例えばプロペラファンであり、吸入口20から吸入した空気を、軸流ファン5の下流に押し込むものである。熱交換器4は、図示を省略してある室外機から接続配管3を介して供給された冷媒を空気と熱交換させるものである。熱交換器4の側部には、図8に示すように、伝熱管同士を接続するU字形状のU字配管41が接続されている。
図1および図7に示すように、吸入口20と吹出口22とを連通する風路に配設された軸流ファン5が動作すると、吸入口20から本体部28の内部に室内空気が吸い込まれ、吸い込まれた空気が風路に押し込まれる。軸流ファン5によって風路に押し込まれた空気は、熱交換器4で熱交換され、熱交換された空気が吹出口22から吹き出されることで、冷気または暖気の空調空気が空調対象域に供給される。なお、吸入口20と吹出口22とを連通する風路は、密封されており、軸流ファン5によって押し込まれた空気が、吹出口22以外からは漏れないようになっている。
図2に示すように、熱交換器4の下方には、ドレンパン6が配設される。ドレンパン6は、熱交換器4で発生したドレン水を受けるものである。また、ドレンパン6には、風路の一部分を構成し、熱交換器4で熱交換された空気を通過させる風路孔6aが形成されている。
図1に示すように、本体部28の基台2には、室内の室内空気を取り込むための、通気口10が形成されている。通気口10は、本体部28の側面の上方且つ背面側に形成されている。本体部28の内部には、図3に示すように、ダクト30が形成されており、図8に示すように、ダクト30の空気吸入孔32が、通気口10と対向して配設されている。
[ダクト]
ダクト30は、室内機1の吸入口20と吹出口22とを連通する風路のうちの軸流ファン5の上流側と、室内機1の外部と、を連通するものである。ダクト30の空気吹出孔34は、風路の軸流ファン5の上流側と連通している。この実施の形態の例では、図4および図7に示すように、軸流ファン5の上流側と電気品室13とが、仕切板11で仕切られており、仕切板11には、連通孔12が形成されている。そして、ダクト30の空気吹出孔34は、仕切板11の連通孔12と対向して配設されている。図7に示すように、軸流ファン5が動作すると、通気口10と対向して配設された空気吸入孔32から、室内空気が吸入される。空気吸入孔32から吸入された室内空気は、ダクト30を通って空気吹出孔34から吹き出される。空気吹出孔34から吹き出された空気は、軸流ファン5に吸入され、軸流ファン5の下流に押し込まれる。
図8に示すように、ダクト30の内部には、温度センサ14および湿度センサ15が配設されている。温度センサ14は、ダクト30に流れる室内空気の温度を検出するものであり、例えばサーミスタ等で構成されている。湿度センサ15は、ダクト30に流れる室内空気の湿度を検出するものであり、例えば抵抗式または容量式の湿度センサが用いられている。
ダクト30は、電気品箱7の上方以外の領域を通るように配設されており、この実施の形態の例では、図8に示すように、電気品箱7の背面側の接続配管3の上方に配設されている。ダクト30が電気品箱7の上方以外の領域を通ることで、ダクト30を流れる空気への、電気品箱7の発熱の影響が抑制される。ダクト30を流れる空気が、電気品箱7の発熱の影響を受けないため、ダクト30の内部に配設された温度センサ14は、室内空気の温度を精度良く検出することができる。また、この実施の形態の例では、ダクト30が、接続配管3の上方に配設されているため、接続配管3の上方の有効活用されていない空間であるデッドスペースが有効に利用されており、室内機1を小型化することができる。
図5および図8に示すように、この実施の形態の例では、ダクト30は、1回曲げ形状を有しており、上流側の空気吸入孔32が、下流側の空気吹出孔34よりも、電気品箱7から遠ざけられて配設されている。ダクト30が曲げ形状を有して形成されることによって、室内機1の内部の限られた領域において、ダクト30の内部に温度センサ14および湿度センサ15を設置するスペースを確保しつつ、ダクト30の断面積を、ダクト30が必要とする空気流量が得られる面積とすることができる。なお、ダクト30が必要とする空気流量は、温度センサ14が室内空気の温度を精度良く検出し、湿度センサ15が室内空気の湿度を精度良く検出することができる流量である。なお、ダクト30は、1回曲げ形状を有するものに限定されるものではなく、2回以上の曲げ形状を有するものであってもよい。また、ダクト30は、曲げ形状を有しないものであってもよい。つまり、ダクト30は、内部に温度センサ14および湿度センサ15を設置し、必要とする空気流量が得られるものであればよい。また、この実施の形態は、空気吸入孔32が、空気吹出孔34よりも、電気品箱7から遠ざけられたものに限定されるものではない。すなわち、室内機1の吸入口20と吹出口22とを連通する風路のうちの軸流ファン5の上流側と、室内機1の外部と、をダクト30が連通するように、空気吸入孔32および空気吹出孔34が形成されていればよい。
図5および図8に記載の例では、温度センサ14は、ダクト30において、空気吸入孔32側の、電気品箱7および熱交換器4から遠ざけられた位置に配設されている。温度センサ14が、電気品箱7および熱交換器4から遠ざけられた位置に配設されることによって、電気品箱7および熱交換器4が発生する熱の影響が低減されるため、温度センサ14が、精度良く室内空気の温度を検出することができる。なお、好適には、温度センサ14は、空気吸入孔32から、10mm以内の位置に設置されるとよい。このように、温度センサ14が、空気吸入孔32の近傍に配設されることによって、室内の温度と実質的に同じ温度の空気が温度センサ14に当たるため、温度センサ14が精度良く室内空気の温度を検出することができる。
湿度センサ15は、ダクト30において、温度センサ14の下流側の、空気吹出孔34側に配設されている。湿度センサ15の検出結果は、温度センサ14の検出結果と比較して、電気品箱7および熱交換器4が発生する熱の影響を受けにくいため、温度センサ14を湿度センサ15の上流側に配設して、温度センサ14を湿度センサ15よりも電気品箱7および熱交換器4から遠ざけることができる。その結果、この実施の形態の例では、温度センサ14および湿度センサ15のそれぞれが精度良く検出を行うことができる。なお、この実施の形態は、温度センサ14が湿度センサ15の上流側に配設されたものに限定されるものではない。温度センサ14が、室内空気の温度を精度良く検出することができる場合には、温度センサ14が湿度センサ15の下流側に配設されていてもよい。
[ダクトユニット]
図9は、図8に記載のダクトを形成するダクトユニットの一例を斜めから見た図であり、図10は、図9に記載のダクトユニットを分解した状態を示す図であり、図11は、図10に記載の分解したダクトユニットを組み立てる過程を説明する図であり、図12は、図11の組み立て過程のダクトユニットを組み立てた状態を示す図であり、図13は、図9のC断面を模式的に記載した図である。図9に記載のダクトユニット30Aは、図8に記載のダクト30を形成するものである。
図9に示すように、ダクトユニット30Aは、第1ケース36と第2ケース38と連結部44とを含んで構成されている。連結部44は、屈曲自在に形成されており、図10〜図12に示すように、第1ケース36と第2ケース38とを開閉自在に連結している。第1ケース36には、図10に示すように、温度センサ14を取り付ける温度センサ取付部40と、湿度センサ15を取り付ける湿度センサ取付部42と、が形成されている。
例えば、ダクトユニット30Aを組み立てる作業者は、図10に示すように、第1ケース36および第2ケース38を開けた状態で、温度センサ14を温度センサ取付部40に取り付け、湿度センサ15を湿度センサ取付部42に取り付ける。そして、図11および図12に示すように、連結部44を屈曲させながら、第1ケース36と第2ケース38とを組み付けることで、図9および図12に記載のダクトユニット30Aが得られる。なお、第1ケース36と第2ケース38とは、これらを閉じた状態とすることで、例えば爪固定される。第1ケース36と第2ケース38とが組み付けられることによって、空気吸入孔32と空気吹出孔34とが形成される。
ダクトユニット30Aは、空気と比較して、熱が伝わりにくい樹脂成形品で形成されており、さらにダクト30の内部には空気が流れるため、ダクト30を流れる空気は、電気品箱7および熱交換器4が発生する熱の影響を受けにくいようになっている。また、ダクトユニット30Aには、電気品箱7から引き出された配線、または電気品箱7に引き込まれる配線をガイドする、配線ガイド部46が形成されており、室内機1の内部のデッドスペースが有効に利用されている。
上記のように、この実施の形態では、ダクト30が接続配管3の上方のデッドスペースを利用して形成されている。また、ダクト30は、電気品箱7の近傍に配設されているため、ダクト30の内部に配設されている温度センサ14および湿度センサ15の配線の、電気品箱7への引き回しが容易である。
上記のように、この実施の形態に係る空気調和装置の室内機1は、室内に設置され、室内の空調を行う空気調和装置の室内機1であって、上部に形成された吸入口20と、下部に形成された吹出口22と、吸入口20と吹出口22とを連通する風路と、を有する本体部28と、風路に配設された少なくとも1つの軸流ファン5と、軸流ファン5の下流側で、風路に配設された熱交換器4と、風路の軸流ファン5の上流側と空気調和装置の室内機1の外部とを連通するダクト30と、ダクト30の内部に配設され、温度を検出する温度センサ14と、を備えたものである。この実施の形態によれば、ダクト30が、吸入口20と吹出口22とを連通する風路の軸流ファン5の上流側と、室内機1の外部と、を連通しており、軸流ファン5が動作することによって、ダクト30に空気が流れるため、温度センサ14が室内空気の温度を精度良く検出することができる。その結果、この実施の形態に係る室内機1は、温度センサ14が精度良く検出した室内空気の温度を利用して、室内に快適な空調を提供することができる。
また、この実施の形態に係る室内機1は、吸入口20と吹出口22とを連通する風路の外部で、本体部28の内部に配設され、少なくとも制御装置を収容している電気品箱7を備えており、ダクト30は、電気品箱7の上方以外の領域を通っている。ダクト30が電気品箱7の上方以外の領域を通ることで、ダクト30を流れる空気への、電気品箱7の発熱の影響が低減されるため、温度センサ14が室内空気の温度を精度良く検出することができる。
また、この実施の形態に係る室内機1は、吸入口20と吹出口22とを連通する風路の外部で、本体部28の内部に配設され、空気調和装置の室内機1と室外機(図示を省略)とを接続する接続配管3を備えており、ダクト30は、接続配管3の上方を通っている。例えば、電気品箱7および接続配管3は、空気調和装置の室内機1の側方に配設されており、電気品箱7は、接続配管3よりも、空気調和装置の室内機1の前方に配設されている。この実施の形態の例に係る室内機1では、接続配管3の上方のデッドスペースに、ダクト30が配設されており、接続配管3の上方のデッドスペースが有効に利用されているため、室内機1を小型化することができる。
また、この実施の形態に係る室内機1では、ダクト30の空気吸入孔32が、空気吹出孔34よりも、電気品箱7から遠ざけられて配設されており、ダクト30は、空気吸入孔32側に設けられ電気品箱7に近づけられた領域と、空気吹出孔34側に設けられ電気品箱7から遠ざけられた領域と、を有しており、温度センサ14は、ダクト30の、電気品箱7から遠ざけられた領域に配設されている。ダクト30の空気吸入孔32の近傍は、熱交換器4からも遠ざけられており、温度センサ14が、電気品箱7および熱交換器4から遠ざけられた位置に配設されているため、温度センサ14への、電気品箱7および熱交換器4の熱の影響が低減されている。その結果、この実施の形態では、温度センサ14が、室内空気の温度を精度良く検出することができる。
なお、好適には、温度センサ14は、ダクト30の空気吸入孔32から、10mm以内の位置に設置されている。このように、温度センサ14が空気吸入孔32の近傍に配設されることによって、温度センサ14が室内空気の温度をさらに精度良く検出することができる。
また、この実施の形態に係る室内機1では、ダクト30の内部の、温度センサ14の下流側に、湿度を検出する湿度センサ15が配設されている。湿度センサ15の検出結果は、温度センサ14の検出結果と比較して、電気品箱7および熱交換器4が発生する熱の影響を受けにくいため、温度センサ14を湿度センサ15の上流側に配設して、温度センサ14を湿度センサ15よりも電気品箱7および熱交換器4から遠ざけることができる。その結果、この実施の形態の例では、温度センサ14および湿度センサ15のそれぞれが精度良く検出を行うことができる。
また、この実施の形態に係る室内機1では、ダクト30が、第1ケース36と、第2ケース38と、第1ケース36と第2ケース38とを開閉自在に連結した連結部44と、を含んで構成されており、第1ケース36には、温度センサ14を取り付ける温度センサ取付部40が形成されている。このように、ダクト30を形成する部材をユニット化することによって、室内機1の製造工程を簡略化することができる。
この発明は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々に改変することができる。すなわち、上記の実施の形態の構成を適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成に代替させてもよい。さらに、その配置について特に限定のない構成要件は、実施の形態で開示した配置に限らず、その機能を達成できる位置に配置することができる。
1 室内機、2 基台、3 接続配管、4 熱交換器、5 軸流ファン、6 ドレンパン、6a 風路孔、7 電気品箱、8 筐体パネル、10 通気口、11 仕切板、12 連通孔、13 電気品室、14 温度センサ、15 湿度センサ、20 吸入口、22 吹出口、28 本体部、30 ダクト、30A ダクトユニット、32 空気吸入孔、34 空気吹出孔、36 第1ケース、38 第2ケース、40 温度センサ取付部、41 U字配管、42 湿度センサ取付部、44 連結部、46 配線ガイド部、50 送風ユニット、51 ファンガード。

Claims (8)

  1. 上部に形成された吸入口と、下部に形成された吹出口と、前記吸入口と前記吹出口とを連通する風路と、を有する本体部と、
    前記風路に配設された少なくとも1つの軸流ファンと、
    前記軸流ファンの下流側で、前記風路に配設された熱交換器と、
    前記風路の前記軸流ファンの上流側と空気調和装置の室内機の外部とを連通するダクトと、
    前記ダクトの内部に配設され、温度を検出する温度センサと、
    前記風路の外部で、前記本体部の内部に配設され、少なくとも制御装置を収容している電気品箱と、
    を備え
    前記ダクトは、前記電気品箱の上方以外の領域を通る、
    空気調和装置の室内機。
  2. 前記風路の外部で、前記本体部の内部に配設され、当該空気調和装置の室内機と室外機とを接続する接続配管をさらに備え、
    前記ダクトは、前記接続配管の上方を通る、
    請求項に記載の空気調和装置の室内機。
  3. 前記電気品箱および前記接続配管は、当該空気調和装置の室内機の側方に配設されており、
    前記電気品箱は、前記接続配管よりも、当該空気調和装置の室内機の前方に配設されている、
    請求項に記載の空気調和装置の室内機。
  4. 前記ダクトは、空気吸入孔が、空気吹出孔よりも、前記電気品箱から遠ざけられて配設されており、前記空気吸入孔側の前記電気品箱に近づけられた領域と、前記空気吹出孔側の前記電気品箱から遠ざけられた領域とを有し、
    前記温度センサは、前記ダクトの、前記電気品箱から遠ざけられた領域に配設されている、
    請求項に記載の空気調和装置の室内機。
  5. 前記温度センサは、前記ダクトの空気吸入孔から、10mm以内の位置に設置されている、
    請求項1〜請求項の何れか一項に記載の空気調和装置の室内機。
  6. 前記ダクトの内部の、前記温度センサの下流側に配設され、湿度を検出する湿度センサをさらに備えた、
    請求項1〜請求項の何れか一項に記載の空気調和装置の室内機。
  7. 前記ダクトは、第1ケースと、第2ケースと、前記第1ケースと前記第2ケースとを開閉自在に連結した連結部と、を含んで構成されている、
    請求項1〜請求項の何れか一項に記載の空気調和装置の室内機。
  8. 前記第1ケースに、前記温度センサを取り付ける温度センサ取付部が形成されている、
    請求項に記載の空気調和装置の室内機。
JP2017532345A 2015-08-06 2015-08-06 空気調和装置の室内機 Active JP6482669B2 (ja)

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