JP6344684B2 - 一体型空気調和機 - Google Patents

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Description

本発明は、外気と熱交換する外気用熱交換器および室内空気と熱交換する室内空気用熱交換器が一つの筐体に収容されている一体型空気調和機に関する。
従来より、外気と熱交換する外気用熱交換器と室内空気と熱交換する室内空気用熱交換器とが一つの筐体に収容されている一体型空気調和機が存在する(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に記載された空気調和機のように、一体型空調和機は、室外に配置される筐体を有する。その筐体内に、外気と熱交換する外気用熱交換器と、外気用熱交換器に冷媒管を介して接続され、室内空気と熱交換する室内空気用熱交換器とが収容されている。また、筐体内には、外気用熱交換器を通過する外気の流れを発生させる外気用ファンと、室内空気用交換器を通過する室内空気の流れを発生させる室内空気用ファンとが収容されている。
また、このような一体型空気調和機は、室外と室内とを隔てる住居などの建物の壁に形成された貫通穴状の吸い込み穴および吹き出し穴の近傍に、すなわち壁の外側面に接近した状態で設置される。それにより、一体型空気調和機は、吸込み穴に接続された吸い込みダクトを介して室内空気を吸い込み、室内用熱交換器と熱交換された後の室内空気を吹き出し穴に接続された吹き出しダクトを介して室内に吹き出す。
実公平07−18906号公報
ところが、一体型空気調和機は、外気用熱交換器、外気用ファン、室内空気用熱交換器、および室内空気用熱交換器が収容されているために筐体のサイズが大きく、その設置面積が大きい。このような設置面積が大きい空気調和機を、例えば狭いベランダに設置すると、ユーザのベランダの利便性が低下する。
そこで、本発明は、一体型空気調和機の設置面積を小さくすることを課題とする。
上述の課題を解決するために、本発明の一態様によれば、
外気と熱交換する外気用熱交換器と室内空気と熱交換する室内空気用熱交換器とが1つの筐体に収容されている一体型空気調和機であって、
筐体の背面に形成され、外気を取り込む外気取り込み口と、
筐体に形成され、外気用熱交換器と熱交換した後の外気を排出する外気排出口と、
外気取り込み口、外気用熱交換器、外気排出口の順に外気が流れる流れを発生させ、鉛直方向に延在する回転中心線を中心として回転する外気用クロスフローファンと、
筐体に形成され、室内空気を吸い込むための室内空気吸い込み口と、
筐体に形成され、室内空気用熱交換器と熱交換した後の室内空気を室内に吹き出すための室内空気吹き出し口と、
室内空気吸い込み口、室内空気用熱交換器、室内空気吹き出し口の順に室内空気が流れる流れを発生させ、鉛直方向に延在する回転中心線を中心として回転する室内空気用クロスフローファンと、を有し、
外気排出口および外気取り込み口が、空調対象の室内とその室外とを隔てる壁の外側面に対して筐体の背面が略平行に間隔を開けて近接した状態で該筐体が設置されたとき、筐体と壁の外側面との対向方向に見たときに視認できないように該筐体に形成され、
外気排出口が、空調対象の室内とその室外とを隔てる壁の外側面に対して筐体の背面が略平行に間隔を開けて近接した状態で該筐体が設置されたとき、外気排出口から排出された外気が壁の外側面と交差する方向に、且つ筐体の背面と壁の外側面との対向領域から離れるように外側面に沿って流れるように前記筐体に設けられている、一体型空気調和機が提供される。
本発明によれば、一体型空気調和機の設置面積を小さくすることができる。
本発明の一実施の形態に係る一体型空気調和機の概略的な斜視図 一体型空気調和機を前側から見た図であって、一体型空気調和機の内部の構成を概略的に示す断面図 一体型空気調和機を横側から見た図であって、一体型空気調和機の内部の構成を概略的に示す断面図 図3に示すG−G線に沿った断面図 図3に示すH−H線に沿った断面図 遮断壁部が設けられた状態を示す一体型空気調和機の断面図 流路構造体の斜視図 一体型空気調和機の換気部の構成を概略的に示す断面図
本発明の一態様は、
外気と熱交換する外気用熱交換器と室内空気と熱交換する室内空気用熱交換器とが1つの筐体に収容されている一体型空気調和機であって、
筐体に形成され、外気を取り込む外気取り込み口と、
筐体に形成され、外気用熱交換器と熱交換した後の外気を排出する外気排出口と、
外気取り込み口、外気用熱交換器、外気排出口の順に外気が流れる流れを発生させ、鉛直方向に延在する回転中心線を中心として回転する外気用クロスフローファンと、
筐体に形成され、室内空気を吸い込むための室内空気吸い込み口と、
筐体に形成され、室内空気用熱交換器と熱交換した後の室内空気を室内に吹き出すための室内空気吹き出し口と、
室内空気吸い込み口、室内空気用熱交換器、室内空気吹き出し口の順に室内空気が流れる流れを発生させ、鉛直方向に延在する回転中心線を中心として回転する室内空気用クロスフローファンと、を有する、一体型空気調和機である。
本発明の一態様よれば、一体型空気調和機の設置面積を小さくすることができる。
室内空気用クロスフローファンまたは外気用クロスフローファンのいずれか一方の下端が他方の上端に比べて上方に位置してもよい。それにより、一体型空気調和機の設置面積を、さらに小さくすることができる。
鉛直方向視で室内空気用クロスフローファンと外気用クロスフローファンとが少なくとも部分的にオーバーラップしてもよい。それにより、一体型空気調和機の設置面積を、よりさらに小さくすることができる。
空調対象の室内とその室外とを隔てる壁に室外から室内に向かって延在する吸い込み穴および吹き出し穴が形成されており、一体型空気調和機が、壁の吸い込み穴と筐体の室内空気吸い込み口とを連絡する吸い込み用内部流路と、壁の吹き出し穴と筐体の室内空気吹き出し口とを連絡する吹き出し用内部流路とを備える連結部を有してもよい。それにより、筐体の室内空気吸い込み口と壁の吸い込み穴とがダクトによって連結されるとともに、筐体の室内空気吹き出し口と壁の吹き出し穴とがさらなるダクトによって連結される場合に比べて、壁を備える住居などの建物のデザイン性が損なわれることが抑制される。
好ましくは、一体型空気調和機が、筐体と対向する壁に嵌め込まれ、壁の一部を構成する流路構造体を有し、流路構造体が、吸い込み穴および吹き出し穴を備える。それにより、一体型空気調和機の施工が容易になる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る一体型空気調和機の斜視図である。
図1に示すように、一体型空気調和機10は、室外に配置された状態で室内を空調するように構成されている。詳細は後述するが、一体型空気調和機10は、室外と室内とを隔てる住居などの建物の壁Wの外側面W1に対して間隔をあけて接近した状態で室外に設置される。
図2は一体型空気調和機10の内部の構成を概略的に示す該一体型空気調和機10の前側から見た断面図、図3は一体型空気調和機10の内部の構成を概略的に示す該一体型空気調和機10の横側から見た断面図、図4は、一体型空気調和機10の水平面に平行な断面であって、図3におけるG−G線に沿った断面図である。図5は、一体型空気調和機10の水平面に平行な断面であって、図3におけるH−H線に沿った断面図である。
なお、本明細書において、一体型空気調和機10の「前側」は、一体型空気調和機10と壁Wとの対向方向(X軸方向)に一体型空気調和機10および壁Wを見たときに視認できる一体型空気調和機10の部分(その筐体12の部分)を言う。一方、一体型空気調和機10の「背後側」は、一体型空気調和機10と壁Wとの対向方向(X軸方向)に一体型空気調和機10および壁Wを見たときに視認できない一体型空気調和機10の部分(その筐体12の部分)を言う。また、以下においては、一体型空気調和機10を省略して「空気調和機10」と称する。
本実施の形態の空気調和機10は、図1に示すように、鉛直方向(Z軸方向)に大きい略直方体形状の筐体12を有する。
筐体12は、空気調和機10が室外に設置されたときに壁Wの外側面W1に対して略平行に且つ間隔をあけて対向する背面12aと、背面12aに平行な正面12bと、正面12bと背面12aとの間に位置する左側面12cおよび右側面12dとを備える。
このような略直方体形状の筐体12の場合、正面12bが空気調和機10の「前側」に相当し、背面12a、左側面12c、および右側面12dが空気調和機10の「背後側」に相当する。すなわち、空気調和機10と壁Wとの対向方向(X軸方向)に空気調和機10および壁Wを見たときには、筐体12の正面12bは視認できるが、残りの背面12a、左側面12c、および右側面12dは視認できない。
また、筐体12には、筐体12内に外気A1を取り込むための外気取り込み口12eと、筐体12内に取り込まれた外気A1を筐体12の外部に排出するための外気排出口12fとが形成されている。
さらに、筐体12には、室内空気A2を筐体12内に吸い込むための室内空気吸い込み口12gと、筐体12内に吸い込まれた室内空気A2を筐体12の外部に吹き出すための室内空気吹き出し口12hとが形成されている。
本実施の形態の場合、外気取り込み口12eおよび外気排出口12fは、複数のスロット状の開口が鉛直方向(Z軸方向)および水平方向(X軸方向、Y軸方向)に並ぶことによって構成されている。外気取り込み口12eは、左側面12cおよび背面12aそれぞれに形成されている。一方、外気排出口12fは、背面12aと右側面12dとの間の角部に形成されている。したがって、空気調和機10と壁Wとの対向方向(X軸方向)に空気調和機10および壁Wを見たときには、これらの外気取り込み口12eおよび外気排出口12fは視認されない。
また、本実施の形態の場合、室内空気吸い込み口12gおよび室内空気吹き出し口12hは、鉛直方向(Z軸方向)に長い長方形状の開口であって、筐体12の背面12aに、水平方向(Y軸方向)に並んだ状態で形成されている。
さらに、本実施の形態の場合、室内空気吸い込み口12gが室内空気吹き出し口12hに対して右側面12d側に位置する。したがって、空気調和機10と壁Wとの対向方向(X軸方向)に空気調和機10およびWを見たときには、これらの室内空気吸い込み口12gおよび室内空気吹き出し口12hは視認されない。
図2および図3に示すように、空気調和機10は、概略、外気A1と熱交換を行うための外気熱交換部10A、室内空気A2と熱交換を行うための室内空気熱交換部10B、室内の換気を行うための換気部10C、および制御基板14、圧縮機16などを収容する収容部10Dから構成されている。
空気調和機10の外気熱交換部10Aの内部には、外気A1と熱交換を行う外気用熱交換器18と、外気取り込み口12e、外気用熱交換器18、外気排出口12fの順に外気A1が流れる流れを発生させるクロスフローファン20とが配置されている。
空気調和機10の室内空気熱交換部10Bは、空気調和機10の外気熱交換部10Aの上方に位置する。また、その内部には、室内空気A2と熱交換を行う室内空気用熱交換器22と、室内空気吸い込み口12g、室内空気用熱交換器22、室内空気吹き出し口12hの順に室内空気A2が流れる流れを発生させるクロスフローファン24とが配置されている。
外気用熱交換器18は、図4に示すように、複数の外気取り込み口12eに沿って設けられている。また、外気用熱交換器18は、冷媒配管(図示せず)および四方弁(図示せず)を介して圧縮機16および室内空気用熱交換器22に熱的に接続されている。すなわち、圧縮機16、四方弁、外気用熱交換器18、室内空気用熱交換器22、およびそれらを接続する冷媒配管を冷媒が流れる冷凍サイクルが構成されている。
クロスフローファン20は、図2および図3に示すように、鉛直方向(Z軸方向)に延在する回転中心線C1を中心として回転するようにモータ26によって駆動される。なお、モータ26は、図2に示すように、収容部10D内に配置されている。また、収容部10D内の圧縮機16に対して水平方向(X軸方向およびY軸方向)に並ぶように配置されている。これにより、モータ26が圧縮機16の上方に配置される場合に比べて、空気調和機10(筐体12)の鉛直方向(Z軸方向)のサイズが小さくされる。
また、クロスフローファン20は、外気用熱交換器18を挟んで複数の外気取り込み口12eと対向するように、筐体12内(外気熱交換部10A)に配置されている。
それにより、モータ26によってクロスフローファン20が回転すると、筐体12の背面12aおよび左側面12cに形成された複数の外気取り込み口12eを介して外気A1が筐体12内(外気熱交換部10A内)に取り込まれ、外気用熱交換器18内を通過する。その結果、外気A1は外気用熱交換器18と熱交換する。
外気用熱交換器18を通過した熱交換後の外気A1は、クロスフローファン20に取り込まれ、筐体12の背面12aと右側面12dとの間の角部に形成された外気排出口12fを介して筐体12の外部に排出される。
本実施の形態の場合、筐体12の背面12aが壁Wの外側面W1に対して略平行に且つ間隔をあけて対向するように空気調和機10が設置されたとき、壁Wの外側面W1に交差する方向に熱交換後の外気A1を排出するように外気排出口12fは構成されている。本実施の形態の外気排出口12fによれば、図4に示すように、外気排出口12fから排出された外気A1は、壁Wの外側面W1に交差する方向に、外側面W1に向かって流れる。そして、筐体12の背面12aと壁Wの外側面W1との対向領域とは反対方向に、外側面W1に沿って外気A1は流れる。
このように壁Wの外側面W1を利用することにより、熱交換後の外気A1が、筐体12の背面12aに形成された外気取り込み口12eを介して直接的に筐体12内に取り込まれることが抑制される。その結果、空気調和機12の空調効率(熱交換効率)の低下が抑制される。
なお、外気A1を筐体12内に取り込むための外気用ファンとして、鉛直方向(Z軸方向)に延在する回転中心線C1を中心として回転するクロスフローファン20を使用する理由の1つは、プロペラファンを使用する場合に比べて筐体12の設置面積を小さくすることができるからである。また、別の理由は、プロペラファンを外気用ファンとして使用した場合には円形状の外気取り込み口を設ける必要があり、その円形状の外気取り込み口が建物のデザイン性を大きく損ねるからである。
また、図6に示すように、外気排出口12fから排出された熱交換後の外気A1が再び外気取り込み口12eを介して筐体12内に取り込まれないように、外気排出口12fから外気取り込み口12eへの外気A1の流れを遮断する遮断壁部12jを設けてもよい。
例えば、筐体12の背面12aにおける外気排出口12fと外気取り込み口12eとの間の筐体12の部分に、筐体12の外部に向かって突出する遮断壁部12jが設けられる。この遮断壁部12jは、空気調和機10が壁Wに沿って設置されたとき、壁Wの外側面W1と協働することにより、外気排出口12から直接的に外気取り込み口12eに向かう外気A1の流れを遮断することができる。それにより、外気排出口12fから排出された熱交換後の外気A1が外気取り込み口12eを介して直接的に筐体12内に取り込まれることがさらに抑制される(遮断壁部12jがない場合に比べて)。その結果、空気調和機10の空調効率の低下をさらに抑制することができる。なお、この遮断壁部12jは、筐体12に一体的に形成されてもよいし、筐体12とは別体に構成されてもよい。
さらに、外気排出口12fを、筐体12の右側面12dのみに形成するとともに、壁Wの外壁面W1に平行な方向(Y軸方向)に熱交換後の外気A1を排出するように構成してもよい。このような外気排出口12fによっても、熱交換後の外気A1が筐体12の背面12aに形成された外気取り込み口12eを介して直接的に筐体12内に取り込まれることを抑制することができる。
図2、図3、および図5に示すように、空気調和機10の室内空気熱交換部10Bには、筐体12の背面12aに形成された室内空気吸い込み口12gと室内空気吹き出し口12hとを連絡する内部流路28が形成されている。この内部流路28内に室内空気用熱交換器22とクロスフローファン24が配置されている。この内部流路28内を空気吸い込み口12gから空気吹き出し口12hに向かって室内空気A2が流れる。
本実施の形態の場合、クロスフローファン24は、鉛直方向(Z軸方向)に延在する回転中心線C2を中心にして回転するようにモータ30によって駆動される。そのクロスフローファン24に対して室内空気A2の流れ方向の上流側に室内空気用熱交換器22が配置される。
室内空気用熱交換器22の下方には、室内空気用熱交換器22から落下する結露水を受け水受け皿(図示せず)が設けられている。水受け皿に溜まった水は、排水経路(図示せず)を通じて、筐体12の外部に排水される。なお、水受け皿に溜まった水は、排水経路を通じて、外気用熱交換器18の表面に散布するようにしてもよい。本実施の形態1の場合、外気用熱交換器18は、室内空気用熱交換器22の真上に設けられているため、短い排水経路で、水を重力により外気用熱交換器18の表面に導くことができる。
モータ30によってクロスフローファン24が回転すると、室内空気A2が室内空気吸い込み口12gを介して室内空気用熱交換部10Bの内部流路28内に流入する。内部流路28内に流入した室内空気A2は、室内空気用熱交換器22を通過する。その結果、室内空気A2は室内空気用熱交換器22と熱交換する。室内空気用熱交換器22と熱交換した室内空気A2は、クロスフローファン24に取り込まれ、室内空気吹き出し口12hを介して室内に吹き出される。これにより、室内が空気調和機10によって空調される。
空気調和機10の室内空気吸い込み口12gと室内空気吹き出し口12hは、図1に示すように、連結部40および流路構造体42を介して室内に連絡される。
連結部40は、図1、図3、および図5に示すように、空気調和機10の筐体12の背面12aと壁Wの外側面W1との間に配置されている。
連結部40はまた、直方体形状であって、その内部に、筐体12の背面12aに形成された室内空気吸い込み口12gと壁Wを室外から室内に向かって貫通する吸い込み穴42aとを連絡する吸い込み用内部流路40aを備える。
連結部40はさらに、筐体12の室内空気吹き出し口12hと壁Wを室外から室内に向かって貫通する吹き出し穴42bとを連絡する吹き出し用内部流路40bを備える。
室内空気A2を筐体12内に吸い込むための吸い込み用内部流路40aと熱交換後の室内空気A2を室内に吹き出すための吹き出し用内部流路40bとを一体的に備えた連結部40により、壁Wを備える建物のデザイン性が損なわれることが抑制される(すなわち、室内空気吸い込み口12gと吸い込み穴42aとを連結するダクト(流路)および室内空気吹き出し口12hと吹き出し穴42bとを連結するダクト(流路)が別々に構成される場合に比べて)。
また、本実施の形態の場合、図5に示すように、連結部40は筐体12の背面12aと壁Wの外側面W1との間に配置されるため、空気調和機10と壁Wとの対向方向(X軸方向)に空気調和機10および壁Wを見たときには、連結部40は視認されない。
このような連結部40により、壁Wと空気調和機10とがデザイン的に調和し、住居などの建物のデザイン性が損なわれることが抑制される。
このような連結部40の吸い込み用内部流路40aおよび吹き出し用内部流路40bに連結される吸い込み穴42aおよび吹き出し穴42bは、本実施の形態の場合、壁Wに直接的に形成されていない。吸い込み穴42aおよび吹き出し穴42bは、壁W内に嵌め込まれ、壁Wの一部を構成する流路構造体42に形成されている。
本実施の形態の場合、流路構造体42は、図1および図7に示すように室外と室内とを連通するように壁Wに形成された、長方形状の断面を備える貫通穴状の取り付け穴W3に挿通される直方体形状の本体部42cと、壁Wの内側面W2に取り付けられる化粧パネル42dとを備える。
吸い込み穴42aおよび吹き出し穴42bは、本体部42cと化粧パネル42dとを貫通することによって室外と室内とを連絡する。
流路構造体42の本体部42cは、箱状であって、その内部に断熱材を有する。その断熱材を貫通するように吸い込み穴42aおよび吹き出し穴42bは形成されている。
また、例えば圧力損失、空調効率などを考慮して、流路構造体42の本体部42c内で、吸い込み穴42aの断面形状は、室外側から室内側に向かうにしたがって変化する。または、吸い込み穴42の室内側の開口を室内のデザインと調和させるために、吸い込み穴42の断面形状は、室外側から室内側に向かうにしたがって変化する。
すなわち、吸い込み穴42aは、四角形形状の断面のアスペクト比(縦(Z軸方向サイズ)/横(Y軸方向サイズ))が変化しながら、室外から室内に向かって延在している。
なお、吸い込み穴42aに代わってまたは加えて、吹き出し穴42bも四角形形状の断面のアスペクト比が変化しながら、室外から室内に向かって延在してもよい。
流路構造体42の化粧パネル42dは、壁Wの内側面W2に取り付けられ、本体部42cと壁Wの取り付け穴W3との隙間を覆う。また、化粧パネル42dには、空気調和機10をユーザが操作するためのスイッチなどの操作部(図示せず)が設けられている。あるいは、空気調和機10を遠隔操作するためのリモートコントローラから出射される信号、例えば赤外線信号を受光する受光部が設けられる。化粧パネル42dに設けられた操作部は、流路構造体42および連結部40を介して筐体12内の制御基板14に電気的に接続される。
このような流路構造体42によれば、吸い込み穴42aおよび吹き出し穴42bそれぞれを直接的に壁Wに形成する場合に比べて、空気調和機10の施工が容易になる。特に、本実施の形態のように、吸い込み穴42および吹き出し穴42bが室外から室内に向かうにしたがってその断面形状が変化する場合、特に空気調和機10の施工が容易になる。
また、図1に示すように、流路構造体42が筐体12の背面12aに対向するように壁Wに嵌め込まれることにより、空気調和機10と壁Wとの対向方向(X軸方向)に空気調和機10および壁Wを見たときには、流路構造体42は視認されない。このような流路構造体42により、壁Wを備える住居などの建物のデザイン性が損なわれることが抑制される。
図2、図3、および図8に示すように、本実施の形態の場合、空気調和機10において、換気部10Cは最上部に配置されている。
空気調和機10の換気部10Cは、外気A1を室内に供給しつつ、室内空気A2を室外に排出することにより、室内の換気を行うように構成されている。そのために、換気部10Cは、外気A1を吸い込むための外気吸い込み口50と、外気吸い込み口50から室内に向かう外気A1の流れを発生させるファン52と、室内空気A2を室外に排出するための室内空気吹き出し口54と、室内から室内空気吹き出し口54に向かう室内空気A2の流れを発生させるファン56とを有する。これに加えて、換気部10Cは、室内に供給される外気A1と室外に排出される室内空気A2との間で熱交換を行うための換気用熱交換器58を有する。
図2、図3、および図8に示すように、換気部10Cの外気吸い込み口50および室内空気排出口54は、筐体12の背面12aの上側部分に、水平方向(Y軸方向)に並んだ状態で形成されている。
なお、図3に示すように、外気吸い込み口50にHEPA(High Efficiency Particulate Air)フィルタなどのフィルタ60を設け、微粒子などの室内への侵入を抑制してもよい。
外気吸い込み口50は、図3および図5に示すように、換気部10C内に形成された内部流路62を介して、室内空気用熱交換部10Bの内部流路28における室内空気用熱交換器22の上流側に接続されている。この内部流路62内に、外気吸い込み口50側から順に、換気用熱交換器58、ファン52が配置されている。本実施の形態の場合、ファン52はシロッコファンである。
一方、室内空気排出口54は、図3、図5、および図8に示すように、換気部10C内に形成された内部流路64を介して、室内空気用熱交換部10Bの内部流路28における室内空気用熱交換器22の上流側に接続されている。図5に示すように、この内部流路64と内部流路28との接続部は、内部流路62と内部流路28との接続部に比べて、筐体12の室内空気吸い込み口12gに近い位置に位置する。また、内部流路64内に、室内空気排出口54から順に、換気用熱交換器58、ファン56が配置されている。本実施の形態の場合、ファン56はシロッコファンである。
さらに、本実施の形態の場合、換気部10Cの2つのシロッコファン52、56は、筐体12と壁Wとの対向方向(X軸方向)に延在する共通の回転中心線C3を中心として回転するとともに、共通のモータ66によって駆動される。1つのモータ66によって2つのシロッコファン52、56が駆動されることにより、1つのモータを省略することができる。
なお、図3に示すように、外気吸い込み口50にHEPAフィルタなどのフィルタ60が設けられる場合、吸気抵抗を考慮して、外気A1を吸い込むためのファン52を、室内空気A2を排出するためのファン56に比べて大型化するのが好ましい。
このような空気調和機10の換気部10Cによれば、室内を空調しながら室内を換気することができる。なお、室内を空調せずに室内の換気のみを行う場合、圧縮機16とクロスフローファン20とが停止した状態で、2つのシロッコファン52、56とクロスフローファン24とが回転する。これにより、図3に示すように、室内空気A1が、流路構造体42の吸い込み穴42a、連結部40の吸い込み用流路40a、室内空気用熱交換部10Bの内部流路28、換気部10Cの内部流路64(シロッコファン56および換気用熱交換器58)、および室内空気排出口54を順に通過して、室外に排出される。また、外気A1が、外気吸い込み口50、換気部10Cの内部流路62(換気用熱交換器58およびシロッコファン52)、室内空気用熱交換部10Bの内部流路28(室内空気用熱交換器22およびクロスフローファン24)、連結部40の吹き出し用内部流路40b、および流路構造体42の吹き出し穴42bを順に通過して、室内に供給される。
以上、本実施の形態によれば、一体型空気調和機10の設置面積を小さくすることができる。
具体的に説明すると、図2および図3に示すように、外気用のファン20、室内空気用のファン24はともに、鉛直方向(Z軸方向)に延在する回転中心線C1、C2を中心として回転するクロスフローファンである。外気用のファンおよび室内空気用のファンとして、例えばプロペラファンを使用した場合、クロスフローファンを使用する場合に比べて、空気調和機の筐体は水平方向に大きくなる。
すなわち、同一の回転数で回転して同一の風量を送出する場合、プロペラファンのファン径はクロスフローファンのファン径に比べて大きくなる。そのため、このようなプロペラファンを筐体内に収容すると、クロスフローファンをその回転中心線が鉛直方向に延在する状態で筐体内に収容する場合に比べて、筐体の設置面積は大きくなる。
なお、図2および図3に示すように、クロスフローファン20、24をその回転中心線C1、C2が鉛直方向(Z軸方向)に延在する状態で筐体12に収容した場合、筐体12の設置面積は小さくなるものの、高さ(鉛直方向(Z軸方向)のサイズ)は大きくなる。
しかしながら、筐体12が鉛直方向(Z軸方向)に大きくなると、壁W(本実施の形態の場合、流路構造体42)に形成された吸い込み穴42aおよび吹き出し穴42bを筐体12によって隠すことが可能なる。それにより、筐体12の室内空気吸い込み口12gと壁Wの吸い込み穴42aとを連絡するダクト(本実施の形態の場合、連結部40の吸い込み用内部流路40a)と、筐体12の室内空気吹き出し口12hと壁Wの吹き出し穴42bとを連絡するダクト(連結部40の吹き出し用内部流路40b)とを、筐体12によって隠すことが可能になる。その結果、筐体12から壁Wに向かって延在する2つのダクトによって壁Wを備える住居などの建物のデザイン性が損なわれることが抑制される。
また、本実施の形態の場合、図2および図3に示すように、外気用のクロスフローファン20の上端に比べて室内空気用のクロスフローファン24の下端が上方に位置する。その結果、筐体12の設置面積を小さくすることができる。
これと異なり、クロスフローファン24の下端がクロスフローファン20の上端に比べて下方に位置する場合(且つクロスフローファン20の下端に比べて上方に位置する場合)、すなわち、クロスフローファン20の少なくとも一部とクロスフローファン24の少なくとも一部が水平方向にオーバーラップする場合、2つのクロスフローファン20、24の水平方向の間に隔壁が必要になる。ここで言う隔壁は、クロスフローファン20によって発生する外気A1の流れとクロスフローファン24に発生する室内空気A2の流れとを隔離するために筐体12内に形成される内壁である。この隔壁の存在により、クロスフローファン20の上端に比べてクロスフローファン24の下端が下方に位置する場合、筐体12の設置面積が大きくなる。
一方、本実施の形態のように、クロスフローファン20の上端に比べてクロスフローファン24の下端が上方に位置する場合、2つのクロスフローファン20、24の鉛直方向の間に隔壁を設けることになる。それにより、筐体12の設置面積が小さくなる。
さらに言えば、クロスフローファン20の上端に比べてクロスフローファン24の下端が上方に位置する場合、鉛直方向視(Z軸方向視)で、2つのクロスフローファン20、24を少なくとも部分的にオーバーラップさせることも可能である。鉛直方向視で2つのクロスフローファン20、24が少なくとも部分的にオーバーラップすれば、オーバーラップしない場合に比べて、筐体12をさらにスリム化、すなわち筐体12の設置面積をさらに小さくすることができる。
以上、上述の実施の形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は上述の実施の形態に限定されない。
例えば、上述の実施の形態の場合、筐体12の室内空気吸い込み口12gが室内空気吹き出し口12hに対して右側面12d側に位置するが、逆であってもよい。この場合、対応するように、連結部40の吸い込み用内部流路40aが吹き出し用内部流路40bに対して左側に位置する。また同様に、流路構造体42の吸い込み穴42aが吹き出し穴42bに対して左側に位置する。
また例えば、上述の実施の形態の場合、空気調和機10は、鉛直方向(Z軸方向)に大きい略直方体形状であるが、これに限らない。例えば、円柱形状であってもよい。
さらに例えば、上述の実施の形態の場合、図2および図3に示すように、外気熱交換部10Aのクロスフローファン20の上端に比べて室内空気熱交換部10Bのクロスフローファン24の下端は上方に位置するが、これに限らない。例えば、クロスフローファンに代わってクロスフローファンと異なる形状のファン(例えばプロペラファン)を筐体に収容した場合と比較して筐体の設置面積が小さくなるのであれば、クロスフローファン20の少なくとも一部とクロスフローファン24の少なくとも一部とが水平方向にオーバーラップした状態で筐体12に収容されてもよい。
なお、これに関連して言えば、上述の実施の形態の場合、図2および図3に示すように、外気熱交換部10Aに比べて室内空気熱交換部10Bが上方に位置するために、クロスフローファン20の上端に比べてクロスフローファン24の下端が上方に位置する。これと異なり、外気熱交換部10Aに比べて室内空気熱交換部10Bが下方に位置する場合は、クロスフローファン24の上端に比べてクロスフローファン20の下端が上方に位置する。
このように、本発明の実施の形態に係る空気調和機は様々な形態をとることが可能である。すなわち、本発明の実施の形態に係る空気調和機は、広義には、
外気と熱交換する外気用熱交換器と室内空気と熱交換する室内空気用熱交換器とが1つの筐体に収容されている一体型空気調和機であって、
筐体に形成され、外気を取り込む外気取り込み口と、
筐体に形成され、外気用熱交換器と熱交換した後の外気を排出する外気排出口と、
外気取り込み口、外気用熱交換器、外気排出口の順に外気が流れる流れを発生させ、鉛直方向に延在する回転中心線を中心として回転する外気用クロスフローファンと、
筐体に形成され、室内空気を吸い込むための室内空気吸い込み口と、
筐体に形成され、室内空気用熱交換器と熱交換した後の室内空気を室内に吹き出すための室内空気吹き出し口と、
室内空気吸い込み口、室内空気用熱交換器、室内空気吹き出し口の順に室内空気が流れる流れを発生させ、鉛直方向に延在する回転中心線を中心として回転する室内空気用クロスフローファンと、を有する、一体型空気調和機である。
さらにまた、上述の実施の形態の場合、空気調和機10は、室内を換気する換気部10Cを備えるが、換気部10Cはなくてもよい。すなわち、換気部は、ユーザによって選択的に空気調和機に取り付けられるオプションであってもよい。
加えて、上述の実施の形態の場合、連結部40と流路構造体42は別体であるが、これらは一体であってもよい。この場合、連結部40と流路構造体42との間から室内空気A1が漏れることがないため、空気調和機10の空調効率が向上する。
加えてまた、外気排出口12fは、熱交換後の外気A1を水平方向に排出してもよいし、また下方向に排出してもよい。好ましくは、空気調和機近傍に位置するユーザの顔に熱交換後の外気が当たらない下方向に、外気排出口は熱交換後の外気を排出するのが好ましい。
さらに加えて、上述の実施の形態の場合、外気取り込み口12eは、筐体12の背面12aおよび左側面12cに形成されているが、これに限らない。例えば、筐体の右側面に形成されてもよい。ただし、この場合、外気排出口は左側面に形成される。これは、外気排出口から排出された熱交換後の外気が外気取り込み口に流入することを抑制するためである。
さらに加えて、上述の実施の形態の場合、吸い込み穴42aおよび吹き出し穴42bは流路構造体42に形成されているが、それぞれの構造が単純であれば(例えば断面形状が一定の穴)、壁Wに形成されてもよい。
本発明は、外気と熱交換する外気用熱交換器と室内空気と熱交換する室内熱交換器とが1つの筐体に収容されている一体型の空気調和機であれば適用可能である。
10 一体型空気調和機
12 筐体
12e 外気取り込み口
12f 外気排出口
12g 室内空気吸い込み口
12h 室内空気吹き出し口
18 外気用熱交換器
20 外気用クロスフローファン
22 室内空気用熱交換器
24 室内空気用クロスフローファン
A1 外気
A2 室内空気
C1 回転中心線
C2 回転中心線

Claims (5)

  1. 外気と熱交換する外気用熱交換器と室内空気と熱交換する室内空気用熱交換器とが1つの筐体に収容されている一体型空気調和機であって、
    筐体の背面に形成され、外気を取り込む外気取り込み口と、
    筐体に形成され、外気用熱交換器と熱交換した後の外気を排出する外気排出口と、
    外気取り込み口、外気用熱交換器、外気排出口の順に外気が流れる流れを発生させ、鉛直方向に延在する回転中心線を中心として回転する外気用クロスフローファンと、
    筐体に形成され、室内空気を吸い込むための室内空気吸い込み口と、
    筐体に形成され、室内空気用熱交換器と熱交換した後の室内空気を室内に吹き出すための室内空気吹き出し口と、
    室内空気吸い込み口、室内空気用熱交換器、室内空気吹き出し口の順に室内空気が流れる流れを発生させ、鉛直方向に延在する回転中心線を中心として回転する室内空気用クロスフローファンと、を有し、
    外気排出口および外気取り込み口が、空調対象の室内とその室外とを隔てる壁の外側面に対して筐体の背面が略平行に間隔を開けて近接した状態で該筐体が設置されたとき、筐体と壁の外側面との対向方向に見たときに視認できないように該筐体に形成され、
    外気排出口が、空調対象の室内とその室外とを隔てる壁の外側面に対して筐体の背面が略平行に間隔を開けて近接した状態で該筐体が設置されたとき、外気排出口から排出された外気が壁の外側面と交差する方向に、且つ筐体の背面と壁の外側面との対向領域から離れるように外側面に沿って流れるように前記筐体に設けられている、一体型空気調和機。
  2. 室内空気用クロスフローファンまたは外気用クロスフローファンのいずれか一方の下端が、他方の上端に比べて上方に位置する、請求項1に記載の一体型空気調和機。
  3. 鉛直方向視で室内空気用クロスフローファンと外気用クロスフローファンとが少なくとも部分的にオーバーラップする、請求項2に記載の一体型空気調和機。
  4. 空調対象の室内とその室外とを隔てる壁に室外から室内に向かって延在する吸い込み穴および吹き出し穴が形成されており、
    壁の吸い込み穴と筐体の室内空気吸い込み口とを連絡する吸い込み用内部流路と、壁の吹き出し穴と筐体の室内空気吹き出し口とを連絡する吹き出し用内部流路とを備える連結部を有する、請求項1から3のいずれか一項に記載の一体型空気調和機。
  5. 筐体と対向する壁に嵌め込まれ、壁の一部を構成する流路構造体を有し、
    流路構造体が、吸い込み穴および吹き出し穴を備える、請求項4に記載の一体型空気調和機。
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