JPS59109730A - 一体型空気調和機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、単一のケーシング内に圧縮機、熱源側熱交換
器、利用側熱交換器、前記内熱交換器のファン等の各種
機器を収容した一体型空気調和機に関するものである。

従来からこの種の一体型空気調和機として第１図に示す
ようなウィンド型のもの、第２図に示すような室外設置
型のもの（例えば実公昭弘Ｓ−３６６５号公報のもの）
、第３図に示すような室内設置型のもの等が知られてい
るが、従来のこれらの一体型空気調和機ではそれぞれ次
のような聞難があった。

先ず、第１図に示すウィンド型の空気調和機Ｘ。

では、該空気調和機を据え付ける際に、窓又は壁３０に
大きな取付穴ψｌが必要でしかも専用の調和機支持台≠
２を使用して行われるため、空気調和機の据付工事が大
がかりとなるとともに、据え　−付けられた空気謁和機
Ｘムの前面が直接室内に露出しているので、室内に遊転
時の騒音が聞こえるという８題があった。

又、第２図に示す室外設置型の空気調和機Ｘ−では、室
外の床面上に空気調和機Ｘ−を設置するためのスペース
が必要となるとともに、空気１和機Ｘ、と室内とを接続
するために比較的長いダク１４．？が必要でありしかも
そのダク）ｔｌ、？が美観を損うという間辱があった。

更に、第３図に示す室内設置型の空気圧１１和機Ｘ。

では、室内の床面上に空気調和機ｘｓ　を設置するため
のスペースと空気筒和機支持脚弘ｔが必要となるばかり
でなく運転時の騒音が大きいという問題かあった。

本発明は、上記の如き従来の一体型空気調和機の間顆点
に−み、据付が簡単で且つ室内及び室外における床面へ
のＨ２′置スペースを必要とせずしかも室内への運転時
の騒音侵入をこれまで以上に但減し得るようにするとと
もに、単−機器の空気ｔ＋和機であっても一部の部品（
ダクト）を適宜選択するだけでその艮Ｍ場所に応じて簡
易に据付することができるようにした一体型空気調和機
を提供することを目的とするものであり、本発明の一体
型空気調和機は、ケーシング内に圧＆Ｉ機、熱源側熱交
換器、利用側熱交換器、Ｑｊｊ記両記文熱交換器ァンを
収容する一方、前記ケーシングの前ｍ１側に、建物の散
を貫通して室内に達する長さを有ししかも独立部品とし
て形成された適宜形状の吸込ダクトと吹Ｕ１タリトを装
着するとともに、該吸込タリト及び／′又は吹出ダクト
を介して自重量の全部又は大部分を前記壁に担持せしめ
ることができるようにしたことを待機とするものである
。

以下、第ψ図ないし第１２図に示す実施例を参照して本
発明の一体型空気調和機を説明すると、第≠図ないし第
７図に示す第１実施例の一体型空気調和ｔ４ＱＸは冷房
用の空気’ｆＪｌｊ和機で、単一のケーシングｌ内に、
圧縮機２、熱源側熱交換器（凝縮器）３、利用側熱交換
器（冷却器）１１凝縮器用フアンＳ１冷却器用７アン６
、各ファン５．６用の単一の両軸モータ７等の各種機器
を収容して構成されている。

ケーシングｌ内は縦仕切壁９によって前室１０と後室２
０の前、後２室に区画されていて、その前室１０佃には
圧縮機２、冷却器≠１冷却器用フ丁ン６が収容され、又
後室コＯ側には凝＆ｉ益３、凝に４器用フアンＳが収容
されている。尚、モータ７は縦仕切壁りを貫通して前、
後御室１０．２０に臨んでいる。

凝ｈｉ器用７アンＳ及び冷却器用ファン乙は、この実施
例ではそれぞれ簿型のシロッコファンカ採用されている
が、この他ターボファン等の遠心ファンであればよい。

又この各ファン５．６はケーシングｌ内の前後方向中間
￥ＡＩにおいて背中合せ状−で設置されている。

冷却器ｌｌはケーシングｌの前室１０内の底部よりやや
上方部位に横長に設置されていて、該ケーシングｌの前
室ｌＯは冷却器弘によって該前室１０の大部分を占める
上室ＩＩと後述するように吹出空気Ｗ−の折返通路兼ド
レン溜となる下室１２に区画されている。

冷却器用ファン乙のファン吸込口ｌｅａはファンケーシ
ング１６０前壁ｌ乙αに形成され、又７アン吹出口６ｂ
はファンケーシングｌ乙の下部に形成されている。ファ
ン吸込口６αには皿状のファン吸込口力バー１７がかぶ
せられている。そしてファンケーシング前壁１６α及び
ファン吸込口カバー／７１／ｉｌ：よって前記上室／／
の一部を区画するようにしている。則ち、上室１／内に
おけるファンケーシングｌ乙のＩＹ＋Ｍ／６Ｇとファン
吸込口カバー１７からなる仕切壁部分よりｎｉｊ側の塞
（反ファンｊＪ−タ側）が吹出空気室ｌＩｌとなり、フ
ァン吸込口カバー１７の後側の室が吸込穿気室１３とな
っている。吸込空気室１３の空気吸込口１３ａはケーシ
ングｌの前？ｆｉ’！／ａに形成した穴２３から前方に
臨ませてお９、又吹出空気室／４４の空気吹出口１ｔＡ
ａ、もケーシングｌの前面ｌｃＬに形成されている。尚
、この空気吸込口／３ａと空気吹出口１１ｔａとはケー
シングｌの前ｆｆ１ｉ／ａの上方部における同一高さ位
置において適宜間隔を隔てた状豚で几；成されている。

ケーシングｌの前面ｌαには空気吸込口／３ａ及び空気
状出口ｌψαを囲うようにしてそれぞれ円筒状の吸込ダ
クトｌＩｒ及び吹出ダク）／ｑが突設されている。この
各ダク）／に、／ｑは独立部品として形成されていて、
その各基端部に形成した取付７ランジｉｔｂ、ｉｑｂを
ボルト３２゜３２６、でケーシングｌの前面１ａに固定
して取付けられている。又、この各ダク）／！ｒ、／９
Ｈその取付用ボルト３２．３２．、を取外すとケーシン
グｌの前面／ａから離脱させることができるようになっ
ており、空気調和機Ｘの据付島所に応じて例えば第９図
、第１Ｏ図、第１／図に示すような適宜形状の各ダクト
と交控可部となっている。

この吸込ダク）／に及び吹出ダクト１９はそれぞれ建物
の徨３０Ｃ第６図）を室外側から９通して室内側に述す
る長さを有している。又この各ダクトｌに、ｌｑは、空
気ｐ４和機Ｘの自重批の全部又は大部分を担持し得る程
度の強度を備えており後述するように該ダクト／ｊｒ、
／９部分を壁３０に固定することにより空気調和機Ｘ全
体を支持し得るようにしている。

ケーシングｌの後面ｉｂには凝縮器側の空気吸込口２１
が形成されており、又ケーシングｌの後室２０の下部に
は空気吹出口２２が形成されている。

この一体型空気調和機Ｘでは、副ファン３．６が回転せ
しめられると、凝糺器側では、ケーシングｌの後面／ｂ
Ｋ設けた空気吸込口２１から室外空気Ｗ、を吸込んで凝
縮器３で熱交換させた後、ケーシングｌの後室２０下部
に設けた空気吹出口２２から行号Ｗ二で示すように外部
へ吹出すように作用し、他方冷却器側では、室内空気Ｗ
、　　を吸込ダクト／ｇを通して吸込空気室１３内に吸
込み、その空気Ｗ、を下室１２を介して冷却器≠を折返
し２度通過させた件、吹出空気室／ｌ内に送り、そこか
ら吹出ダク）ｌｑを通して和琴Ｗ、で示すように室内へ
吹出させるように作用する。

次に第を図ないし第７図に示す一体型空気洒和機Ｘの取
付方法を説明すると、まず建物の１４３０の適所に、吸
込ダク）／ざ及び吹出ダク）ｌｑを挿通ずるための穴、
２に、２りを４通形成しておく。

そして空気貌和＠Ｘの各ダク）／にｌｌｑを室外他から
それぞれパツキン２１１−．２１１−を介して各人２ｇ
、２９に挿通させた後、室内側から各ダクトｌざ、１９
のう【端に形成した雄ネジ／Ｉｒα、ｌりαに当板２乙
を介してそれぞれ経石具（ナツト）２！；　、２３を螺
合緊靴′させることによって該空気［、和ｇｘｔＰ３０
に担持させている。

ケーシングｌの前面ｉａの下方部にはクッション材２７
．２７が設けられている。このクッション材２７．２７
は空気調和機Ｘを壁３ｏに設置した際に携３０の外面に
当接してクッション作用と防振作用を行うようになって
いる。

第６図に示す状片では空気調和機Ｘの全！）ｆ量Ｗは吸
込ナツトｉｔ及び吹出ダク）ｌｑを介して建物の壁３０
によって担持されるが、その際各ダク１−／１．／９に
負もされるモーメントＷＸ、（（但しｉ、は空気謙。）
和機Ｘの重心Ｇから壁３ｏまでの垂直距離）は距離Ｉが
小さい程小さくなる。

上記実施例ではこのような見地から菟気劇和機Ｘの前後
幅ｄが可及的に小さくなるように配置している。その具
体例をあげれば、 （１）　　冷却器用ファン６と冷却器ｑを上下方向に重
なるようにして配置し、しかも吸込空気室１３と吹出空
気室／ｌが同一前後幅ｍ内に形成されるようにしたこと
、 （）　背中合せに密着配置した両ファン５．４の間にフ
ァンモータ７を配挿したこと、 空があげられる。

室内側の壁面に（１′１：両ダク）／に、／９の開口部
をつうようにしてガラリ３１が数句けられている。

尚、第を図ないし第７図において符号１５は凝粗器用７
アンＳのファンケーシング、６１は圧縮機被覆用の断熱
材、ｔ２　、１．３は圧縮機支持金具、乙ｔ、乙５　ｆ
ｄｃり振材、６乙はドレンホースを示シている。

第ｇ図及び第９図には第２実１ｉｉ１＋例、第１Ｏ図に
は第３実施例、第１１図及び第１２図には第１実施例の
一体型空気がパ１和機かそれぞれ示されている。

この第２ないし第を実施例の各空気調和機に、それぞれ
ケーシングｌの前面ｌαに取付けられる吸込ダク）／に
及び吹出ダク）／９の１形例を示しブとものである。

第ｇ図及び９図に示す第２実ｂ＆例の臣気飼和槻Ｘでは
、ケーシングｌの前面ｌαに吸込ダクトｌに及び吹出ダ
クト／９を一体ル成した横長箱型の一体ダクト３３をボ
ルト３２で取外し可能な状態で固定している。この一体
ダク）３３の横方向中間部にはダク）縦仕切壁３ｔが設
けられており該ダクト縦仕切壁３≠によって該一体ダク
ト３３内を吸込ダクトｌにと吹出ダクトｌｑに区画させ
ている。この第ｇ図及び第９図に示す空気ｉ、″和機Ｘ
　ｌｄ　、例えば次のようにして取付けられる。即ち予
じめ据付場所の建物の壁３０に一体ダクト３３の外形と
ほぼ同形の横長矩形の穴３Ｓを形成しておき、ケーシン
グｌの前面／ｃＬの一体ダクト３３を室外側から該穴３
Ｓを挿通させた状７β）で、室内側から当＆３乙を当て
て該当板３乙と一体ダクト３３とをボルト３７．３７．
、で固定することにより空気Ｃ″４４和機取付けている
。

第１Ｏ図に示す第３実施例の空気調和機Ｘは、建物壁面
の窓ＳＯと庇３／の間の比較的間隔（間隔Ｌ）の短い場
ｉ！ｉに設置し得るように構成されたもので、この空気
調和機Ｘでは、ケーシングｌの前面／ａにそれぞれＬ型
筒状の吸込ダクトｌ！ｒ及び吹出ダク）／ｑをポル）３
２．３コ０．で取外２′シ自在に内定している。尚、空
気調和機Ｘのケーシングｌは空気調和機Ｘを縦置きにし
た場合の高さ■（第１０図では横方向の長さ）より奥行
きＤ（上下方向の長さ）がかなり短くＪし成されている
。

この第１Ｏ図の空気椙、和機Ｘは、そのケーシングｌの
前面ｌαを下側に向けた状声・で、第１実施例（第を図
ないし第７図）の場合と同様に各ダクト／Ｉ　、　／９
の先側を車外側から建物の壁３０に形成した穴２Ｊｒ　
、２９を通し、該ダクトｌざ、／ｑを穴内側から１３０
Ｕこ固定することによって取付けている。

第１Ｉ図及び第１２図に示す第≠実施例の空気調和１ｉ
Ｘは、建物の曳３０に形成された窓枠Ｓ２に取付は得る
ように構成したもので、この空気調和機Ｘでは、ケーシ
ングｌの前面ｌαに吸込ダクトｉｔ及び吹出ダク）／ｑ
を一体形成した搏型縦長の一体ダクト３ｇをボルト３２
．３２．、で取外し自在に固定している。尚、この空気
調和機Ｘでは、その窒気り和機本体はケーシングｌの前
面Ｉａに開口する空気吸込口１３αと空気吹出口ｌ弘α
が上下に位置するように向けて設置される。

一体ダクト３１ｒはケーシングｌの前面ｌαの空気吸込
口／３ａと空気吹出口／４（αに跨がる大きさをもつ基
側ケース部３１ａと該基側ケース部３ざαの前部に一体
形成された薄型縦長の前側ケース部３１ｂを備えている
。又この一体ダクト３１には、基側ケース部３Ｉｒａ及
び前側ケース部３１ｂの各上下方向中間部に横仕切１ｉ
３９が設けられており、該一体ダクト３に内を上下に区
画して、その上側を吸込ダクトｌにとし、下側を吹出ダ
クトｌｑとして≠る。尚、一体ダクト３１の前側ケース
部３１ｂの厚さＴは窓枠Ｓ２内に入れられるサツシ戸Ｓ
３の枠よ≠の幅８よりやや薄く　（例えば２０〜３０１
Ｍ）なるようにしている。又この一体ダク）３１ｒの前
側ケース部３Ｊｒｂの前端縁には上下方向の全長に亘っ
て横曲片ｔｏが一体形成されている。この横曲片ｔｏは
空気調和機Ｘを窓枠３２に取付ける際の取付台となるも
のである。そしてこの空気ｖ１和機Ｘは、一体ダクト３
ｇの前側ケース°部３１ｒｂの外側面を窓枠Ｓ２の一方
の内側面Ｓ２ａに当接させ、該前側ケース部３１ｂをビ
ス３５゜５５５．及び同３６．３Ａ、、で二方向から窓
枠！２に固定することによって取付けられている。

尚、この空気調和機Ｘを取付けた際に一体ダクト３ｔの
前側ケース部３１ｂ上端と窓枠Ｓ２上部の下面左２ｂと
の間に＠間が生じる場合には、その隙間に適宜の詰物Ｓ
７を嵌装させればよい。この第１／図及び第１２図に示
す空気調和＆Ｘでは、Ｗ２Ｏへの穴あけ作業が不要とな
るとともに、一体タリド３！ｒの前側ケース部３１ｒｂ
の厚さＴをサツシ戸５３の枠Ｓ≠の幅Ｓより小さくして
いるので各サツシ戸！；３．３３を閉じておけば、該各
サツシ戸３３．３３０枠Ｓψ、Ｓμの一部が上下方向の
全長さ６に亘って重合するため、その各サツシ戸３３．
３３間に隙間が生じなくなるという作用がある。

又、第１３図ないし第１６図にはそれぞれ一体型空気駒
和機の他の構造例を示している。

第７３図及び第１１図に示す第５実施例及び第６実施例
の各一体型空気調和機Ｘでは、内部に冷却器、冷却器用
ファン等の機器を収容した冷却側ユニットムの下部に凝
縮器３及び凝縮器用ファンＳを収容した凝縮側ユニッ）
Ｂを一体的に結合して構成されている。尚、第１３図に
示す一体型空気調和機Ｘでは、凝縮器用ファンＳとして
軸流７アンが採用されており、又第７４Ｚ図に示す一体
型空気調和機Ｘでは、凝縮器用ファンＳとしてクロスフ
ローファンが採用されている。尚、他の実施例では冷却
側ユニットムを下側に、凝縮側ユニットＢを上側にした
状態で一体型とすることもできる。

第１Ｓ図に示す実施例の一体型空気にＪ和様Ｘでは、凝
縮器３はコ形の形状のものを採用するとともに、凝縮器
用７アンＳとして軸流ファンを採用してψる。尚、モー
タ７は両軸モータを使用し、凝縮器用ファン５（軸流フ
ァン）と冷却器用ファン６　（シロッコファン）とに共
用している。

第７６図に示す実施例の一体型空気調和機Ｘでは、長方
形状の凝縮器３をやや傾斜させて設置するとともに、凝
縮器用７アンｊとしてりｐスフ０体刑窃気馬和拍は次の
ような動床がある。

（ｈ　ケーシング前面側に吸込ダクトと吹出ダクトを突
設して該ダクトを介して一体型空気調和機の自重組の全
部又は大部分を建物の壁に担持せしめ得るようにしてい
るので、該空気１和様の据付けのための工事が簡単とな
る。

（ａ　空気浩和様を建物の壁の外面に取付けることがで
きるので、室内及び室外における床面を有効利用するこ
とかできる。

（ｊ′ｌ待気Ｗ、１和機の本体が室外側に取付けられる
ので、室内へのｉＰ転時の騒音侵入をこれまで以上に低
減することができる。

（曽　吸込ダクト及び吹出ダクトを独立部品として形成
しそれらをケーシング前面に装着するようにしているの
で、空気調和機が設置される場所に応じてその設置場所
に適した吸込ダクト及び吹出ダクトを取付けることがで
き、それによって単−機器の空気鞘和軸であっても設置
場所に応じて簡易に据付することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第３図１はそれぞれ従来の一体型空気調和
機和機の概略図、第μ図は本ダ、明の第１実施例にかか
る一体型空気調和機の縦断面図、ｆｉ′Ｓｓ図は箇４図
のＴ−ｖ断面図、第６図は第μ図の空気調和機の据付状
態を示す断面図、第７図は第６図の分解ＳｔＭ図、第２
図は本発明の第２実施例にかかる一体型空気調和機の縦
断面図、第９図は第に図の分解斜視図、第１０図は本発
明の第３実施例にかかる一体型空気調和機の取付状態を
示す縦断面図、第１Ｉ図は本発明の第弘実施例にかかる
一体型空気調和機の分Ｍ斜視図、第１２図は第１Ｉ図の
一体型空気調和機の取付状態を示す図、第１３図ないし
第１６図はそれぞれ本火、明の第５ないし第ざ実施例に
かかる一体型空気調和機の構造説明図である。 Ｘ・・・・・一体型空気調和機 ／、、、、、ケーシング ｌａ−−−−ケーシング前面 ２、、、、、圧縮機 ３８００１．熱源側熱交換器 ＋、、、、、利用側熱交換器 ）、、、、７アン １に・・・・吸込ダクト ／ｑ、、、、吹出ダクト ３０、、、、壁 第１４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ｌ　ケーシング（１）内に圧縮機（，２）　、熱源側熱
   交換器（３）、利用側熱交換器（ｔＡ）、前記内熱交換
   器＜３）、（４’）のファン（ｊ）、（Ａ）を収容する
   一方、前記ケーシング（１）の前面（／　ｃＬ）側に、
   建物の壁（Ｊ□）を置皿して室内に達する長さを有しし
   かも独立部品として形成された適宜形状の吸込ダク）　
   （／ざ）と吹出ダクト（／７）を装着するとともに、該
   吸込ダクトＣＩ！＞及び／又は吹出ダクト（１７）を介
   して自重玉の全部又は大部分を前記ＭＣ３０）に担持せ
   しめることができるようにしたことを特徴とする一体型
   空気調和機。