JP5495977B2 - 空調換気装置 - Google Patents

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Description

本発明は、空調換気装置、特に熱交換器による熱交換後の給気流を冷却する空調換気装置に関する。
室内の空調換気を行う空調換気装置として、空気対空気での熱交換を行う熱交換器、空気の冷却や加熱を目的とする空調コイル、空気を加湿する加湿器を備えるものがある。このような空調換気装置では、同時給排気による給気流と排気流との間で熱交換器によって熱交換を行わせ、熱交換後の給気流を空調コイルで冷却または加熱し、さらに加湿器で給気流を加湿することが行われる。
空調換気装置では、給気流への冷却、加熱、加湿を制御するために、給気流や排気流の温度や湿度を検出する場合がある。例えば特許文献1には、室内吹出部,吸込部または被空調域内のいずれかの位置の温度を検出する温度センサや湿度センサを配置した空調換気装置が開示されている。また、吹出温度を検出する温度センサと、湿度を検出する湿度センサと、空調風量を検出する風量センサとを、ファン吹出側に設ける技術が、例えば特許文献2に開示されている。
空調換気装置を、天井裏等の高温環境下に設置した場合、空調コイルでの冷却により外装ケーシングなどが天井裏等の露点温度よりも低くなり、外装ケーシングの表面が結露してしまう場合がある。
そして、外装ケーシングの結露により発生した結露水が、天井裏および室内へ滴下して漏水する場合がある。そのため、一般的に空調換気装置では空調コイルで冷却された空気が通る風路と外装ケーシングとを断熱材により断熱する構造が採用されている。
特開2006−29598号公報 特開2003−302088号公報
上述したような空調換気装置では、空調コイルで冷却された給気流が通過する風路に温湿度センサが設けられるのが一般的である。給気流が通過する風路は、外装ケーシングの結露を防ぐために断熱材で囲まれている。給気流が通過する風路を囲む断熱材は、微細な空気層を含む発泡体素材が用いられるのが一般的である。空気層を含んで構成される発泡体素材は比較的強度が弱く、温湿度センサを断熱素材に直接固定することが難しい。
そこで、温湿度センサを固定する固定部材を、金属などの強度のある素材で構成し、その固定部材を断熱材に貫通させて、固定部材を外装ケーシングに直接固定する構造が採用される場合がある。しかしながら、空調コイルで冷却された給気流によって固定部材が冷却されることで、固定部材を伝わって外装ケーシングまで冷却されてしまう場合がある。
そして、外装ケーシングが冷却されることで結露が発生し、結露水が天井裏および室内へ滴下して漏水してしまうという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、空調コイルよりも下流で温度や湿度を検出するセンサからケーシングへの温度の伝達を抑えることで、結露水の発生しにくい空調換気装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、給気送風機により室外側吸込口から室外空気を吸込み、熱交換器の給気通路を通して室内側吹出口から室内に給気する給気路と、排気送風機により室内側吸込口から室内空気を吸込み、熱交換器の排気通路を通して室外側吹出口から室外に排気する排気路と、が内部に形成されたケーシングと、給気路内で熱交換器の下流側に設けられて給気路内の空気を冷却する空調コイルと、空調コイルと室内側吹出口との間の給気路の少なくとも一部を構成し、給気路とケーシングとを断熱する発泡材で形成された給気風路部と、給気風路部内に設けられて、室内に給気する空気の温度を測定する温度センサと、給気風路部に差し込まれて立設するとともに温度センサを保持する立設部と、ケーシングと接触しないように立設部に対して立設部の差し込み方向とは異なる方向に延びるように形成されて給気風路部に固定される延出部と、を有する温度センサ保持部材と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、温度センサ保持部材とケーシングとの接触がなくなり、冷房運転時でもケーシングへの伝熱が防止でき、ケーシングの結露による天井裏や室内への漏水リスクを回避することができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態1に係る空調換気装置の平面構成の概略を示す図である。 図2は、空調換気装置の側面構成の概略を示す図である。 図3は、空調換気装置の平面構成の概略を示す図であって、排気流にバイパス風路を通過させる状態を示す図である。 図4は、ケーシングから取り出した給気風路部の外観斜視図である。 図5は、図4に示すA−A線に沿った矢視断面図であって、温度センサ部分を拡大した部分拡大図である。 図6は、給気風路部をケーシングから取り出した状態で室内側吹出口側から見た図である。 図7は、図6に示すE部分を拡大した部分拡大図である。 図8は、図6に示すD−D線に沿った矢視断面図であって、E部分を拡大した部分拡大図断面図である。 図9は、実施の形態1の変形例1に係る給気風路部をケーシングから取り出した状態を示す外観斜視図である。 図10は、図9に示す給気風路部を組み込んだ空調換気装置の一部を示す外観斜視図である。 図11は、給気風路部の凹部を室内側吹出口側から見た断面図である。 図12は、本発明の実施の形態2に係る給気風路部をケーシングから取り出した状態を示す外観斜視図である。 図13は、図12に示すB−B線に沿った矢視断面図である。 図14は、図12に示す矢視C図であって、温度センサ部分を拡大した部分拡大図である。
以下に、本発明に係る空調換気装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る空調換気装置の平面構成の概略を示す図である。図2は、空調換気装置の側面構成の概略を示す図である。空調換気装置60は、ケーシング5、熱交換器3、給気送風機6、排気送風機1、空調コイル7、加湿器8を備える。
ケーシング5は、空調換気装置60の箱体を構成する。ケーシング5には、室外側と室内側にそれぞれ1組ずつの室外側吸込口14、室外側吹出口13、および室内側吹出口12と室内側吸込口10が設けられている。ケーシング5内には室外側吸込口14と室内側吹出口12を連通させて室外の空気を室内に給気する給気路51と、室内側吸込口10と室外側吹出口13を連通させて室内の空気を室外に排気する排気路52が形成される。
給気路51と排気路52は、全経路にわたり互いに独立して設けられ、給気路51と排気路52との間には熱交換器3が設けられる。熱交換器3は、給気路51を通過する給気流と、排気路52を通過する排気流との間で、熱交換を行わせるものである。
給気路51には、給気送風機6が設けられる。また、空調コイル7や加湿器8を備える給気風路部29が、給気路51の一部を構成する。給気路51を通過する給気流は、室外側吸込口14からケーシング5内に流入し、熱交換器3の給気通路23を通り、給気送風機6を経由して、その下流側に設けられた空調コイル7および加湿器8を備えた給気風路部29を通り、室内側吹出口12から室内側に吹出す。
排気路52には、排気送風機1が設けられる。排気路52を通過する排気流は、室内側吸込口10からケーシング5内に流入し、熱交換器3の排気通路22を通り、排気送風機1を経由して、室外側吹出口13から室外側に排出される。
なお、排気路52には、熱交換器3の排気通路22を通さずに、室外側に排気流を排出させるためのバイパス風路38が設けられる。また、排気路52を、熱交換器3の排気通路22を含む風路と、排気通路22を含まないバイパス風路38とに切り替える開閉ダンパー4が設けられている。
熱交換器3は、ケーシング5のメンテナンスカバー16部分から水平方向に抜差しできるようになっている。熱交換器3は、直列に2つ組込まれており、排気通路22と給気通路23は内部において斜めに交差する形態となる。なお、バイパス風路38は、メンテナスカバー16方向から見て、奥側の熱交換器3の奥側面とケーシング5の内面との間に構成される。
図3は、空調換気装置60の平面構成の概略を示す図であって、排気流にバイパス風路38を通過させる状態を示す図である。図3に示すように、開閉ダンパー4によりバイパス風路38を開放にすることで、排気送風機1によって室内空気を熱交換器3に通さずに室外へ排気することができる。これにより、給気流と排気流との間で熱交換を伴わない普通換気を行うことができる。
図4は、ケーシング5から取り出した給気風路部29の外観斜視図である。給気風路部29の上側には、発泡樹脂で形成された給気風路部上部21が配置され、下側には、発泡樹脂で形成された給気風路部下部20が配置される。給気風路部下部20の風路側表面には、プラスチック材のドレン皿39が一体成形される。
給気風路部上部21と給気風路部下部20との全周に渡る合わせ部は、給気風路部上部21を給気風路部下部20側に落とし込んで組み合わせる。ドレン皿39の上に空調コイル7および加湿器8を配置することで、冷房時の空調コイル7からの結露水や、万一の加湿器8からの漏水をドレン皿39で回収することができる。
給気風路部29は、給気路51の一部を構成するものであり、給気風路部29の内部を通る空気は、空調コイル7で加熱または冷却される。また、空調コイル7を通過した空気は、加湿器8内に水が供給されている場合、加湿器8を通過する際に加湿される。
図5は、図4に示すA−A線に沿った矢視断面図であって、温度センサ11部分を拡大した部分拡大図である。給気風路部29の内部であって加湿器8の下流には、給気風路部29を通る空気(給気流)の温度を検知する温度センサ11が設けられる。温度センサ11は、風路の中央付近に設けられ、温度センサ保持部材25によって保持されている。
温度センサ保持部材25は、金属材や樹脂材など剛性のある材料で構成された板状部材を、L字状に曲げたものである。L字状に曲げられた温度センサ保持部材25の一辺側は、給気風路部29に差し込まれて立設されるとともに、温度センサ11を保持する立設部25aとして機能する。立設部25aは、給気風路部上部21の内壁面に対して、略垂直に差し込まれた状態となっている。立設部25aは、給気流の流れを阻害しないように、その面方向が給気流の流れと略平行となるように設けられる。
温度センサ保持部材25の立設部25aの他辺側は、板状部材をL字状に曲げることで、立設部25aから略垂直な方向に延びるように形成された延出部25bとして機能する。延出部25bは、立設部25aの差込方向とは異なる方向に延びることで、温度センサ保持部材25の給気風路部29に対する固定強度を向上させることができる。
本実施の形態1では、温度センサ保持部材25は、給気風路部上部21に埋め込まれるようにインサート成形されており、延出部25bが給気風路部29に一層強固に固定されるようになっている。温度センサ保持部材25は、板状部材をL字状に曲げたものであるため、給気風路部上部21に差し込まれるように固定されるが、給気風路部上部21を貫通せず、途中で折り曲げられることとなる。
したがって、ケーシング天面24に温度センサ保持部材25を直接接触せずに済む。そのため、空調コイル7による冷却によって温度センサ保持部材25が冷却されてもケーシング5へ伝熱されないので、天井裏の温度が高い場合であってもケーシング5の表面が結露してしまうことを防止することができる。また、温度センサ保持部材25の延出部25bが、発泡樹脂材の中に埋め込まれて固定されるので、温度センサ保持部材25がより強固に固定される。
なお、給気風路部上部21を構成する発泡樹脂材で十分な強度を確保できる場合には、温度センサ保持部材25も発泡樹脂材で構成し、給気風路部上部21と温度センサ保持部材25とを一体に構成してもよい。
図6は、給気風路部29をケーシング5から取り出した状態で室内側吹出口12側から見た図である。図7は、図6に示すE部分を拡大した部分拡大図である。図8は、図7に示すD−D線に沿った矢視断面図であって、E部分を拡大した部分拡大図断面図である。
給気風路部上部21の内側に、加湿器8を嵌め込むためのスライド案内用突起40が設けられ、加湿器メンテナンスカバー37を取り外すことで、水平方向に加湿器8を抜き差しできるようになっている。加湿器8がスライドする位置よりも上側に温度センサ11のリード線32を納められるように、給気風路部上部21には、凸部33が形成され、その凸部33の上に温度センサ11のリード線32を配置させ、温度センサ11のリード線32が落ちないように隙間埋め材31で挟み込む形態をとっている。
この構成により、加湿器8のメンテナンス時(抜き差し時)に、温度センサ11のリード線32が邪魔になりにくく、容易にメンテナンスができる。万一、温度センサ11が故障しても加湿器メンテナンスカバー37側から見た際に、温度センサ11のリード線32が給気風路部上部21に設けられた凸部33の上に配置されていることから容易に目視確認できるので、温度センサ11の交換も容易になる。
なお、本実施の形態1では、空調換気装置60が温度センサ11を備える場合を例示したが、例えば湿度センサを備えるように構成してもよいし、さらに他のセンサを備えるように構成してもよい。
図9は、実施の形態1の変形例1に係る給気風路部29をケーシング5から取り出した状態を示す外観斜視図である。図10は、図9に示す給気風路部29を組み込んだ空調換気装置60の一部を示す外観斜視図である。本変形例1では、給気風路部上部21の天面側に、大きな凹部35を設けている。
図11は、給気風路部29の凹部35を室内側吹出口側から見た断面図である。空調コイル7の冷媒配管は、給気風路部29内部で垂直に立上げられる。空調コイル7の冷媒配管がケーシング5から飛び出す配管飛出部19は、空調コイルメンテナンスカバー36側とケーシング天面24とのコーナー部に配置され、配管カバー41でケーシング5に固定される。配管飛出部19から飛び出した冷媒配管は、室外機(図示せず)からの冷媒配管との接続部である媒体配管接続部34を、ケーシング天面24の凹部35の真上に配置させるように引き回されている。
これにより、空調コイル7からの冷媒配管と室外機からの冷媒配管とが、凹部35の上方で接続される。空調コイル7からの冷媒配管と室外機からの冷媒配管の接続部は、空調換気装置が設置されている周囲環境の露点温度より低くなるため結露が発生しやすく、配管接続箇所を隙間なく断熱材で覆う厳密な断熱施工を必要とする。そのため、空調コイル7からの冷媒配管と室外機からの冷媒配管の接続部の断熱施工作業管理は難しいものであった。
また、空調コイル7からの冷媒配管と室外機からの冷媒配管の接続部の断熱は、空調換気装置を天井裏に取り付ける際に施工されるため、作業がしにくい場合などの理由により施工不良が発生しやすく、結露水が発生する場合がある。
本変形例1では、空調コイル7からの冷媒配管と室外機からの冷媒配管の接続部、すなわち媒体配管接続部34の断熱施工が不良であっても、結露水をケーシング天面24の凹部35で受けることができるので、居室内への結露水の漏水のリスクを低減することができる。
一方、配管飛出部19をケーシング5の側面から真横に出した場合、媒体配管接続部34の断熱が不足していると、媒体配管接続部34表面に付着した結露水が居室内や天井裏等へ漏水するのを防止するために、新たな別部材として媒体配管接続部34の下に受皿を配置しなければならず、部品点数が増加してしまう。
本変形例1では、配管飛出部19をケーシング天面24側に出し、ケーシング天面24の凹部35で結露水を受けることができるので、媒体配管接続部34からの漏水防止用として新たな別部材である受皿の取付けが不要となり、部品点数の抑制を図ることができる。
実施の形態2.
図12は、本発明の実施の形態2に係る給気風路部をケーシングから取り出した状態を示す外観斜視図である。図13は、図12に示すB−B線に沿った矢視断面図である。図14は、図12に示す矢視C図であって、温度センサ部分を拡大した部分拡大図である。なお、上記実施の形態と同様の構成については、同様の符号を付して、詳細な説明を省略する。
給気風路部上部21の上面には、複数個の凹部27が形成される。凹部27の一部には、更に凹んだ凹部50が形成される。凹部50には、風路内の空気の流れと概ね平行となる方向に互いに平行な2本のスリット(貫通孔)28が、給気風路部上部21を貫通するように形成されている。給気風路部29は、凹部50を塞ぐ蓋部30を備える。
温度センサ保持部材25は、平面形状が長方形状を呈する薄板を2箇所で略90度折り曲げることで、対向する2平面が略平行となる断面がコの字形状に整形される。また、対向する2平面のうち一方の平面が他方より突出して長くなっている。温度センサ保持部材25の平行な2平面が、凹部50側からスリット28に嵌め込まれる。
蓋部30は、凹部50に嵌め込まれ、凹部27との段差を埋める。蓋部30は、温度センサ保持部材25が嵌め込まれた状態で凹部50を塞ぐ。蓋部30は、温度センサ保持部材25に被せるように凹部50に嵌め込まれる。蓋部30は、給気風路部上部21や給気風路部下部22と同様に、断熱樹脂などの断熱性のある材料で構成される。
温度センサ11は、温度センサ保持部材25の平行な2平面のうち、長い側の平面(立設部25a)に固定されている。給気風路部29がケーシング5に嵌め込まれると、ケーシング5のケーシング天面24(図2も参照)と蓋部30とが接する。
そのため、温度センサ保持部材25の延出部25bが給気風路部上部21と蓋部30とに挟み込まれて、温度センサ保持部材25が強固に固定される。また、蓋部30の凹部50からの脱落も規制される。また、給気風路部29をケーシング5から取り出せば、簡単に蓋部30が外せるようになる。
このように、実施の形態1と同様の効果があるとともに、温度センサ保持部材25を給気風路部上部21から簡単に着脱できるので、温度センサ11の交換などのメンテナンス時に、狭い風路から温度センサ11を簡単に取り出して作業でき、メンテナンス性の向上を図ることができる。
また、強度の弱い発泡樹脂からなる給気風路部上部21と温度センサ保持部材25が部品として一体ではないので、給気風路部上部21の組立て前の部品保管時に、これらを別々にしておくことができる。
したがって、給気風路部上部21と温度センサ保持部材25との組立て前に、誤って温度センサ保持部材25が、給気風路部上部21からもぎ取られてしまうおそれもなく、組立て作業性も向上させることができる。
以上のように、本発明にかかる空調換気装置は、給気される空気の温度を温度センサなどで測定する空調換気装置に有用である。
1 排気送風機
3 熱交換器
4 開閉ダンパー
5 ケーシング
6 給気送風機
7 空調コイル
8 加湿器
10 室内側吸込口
11 温度センサ
12 室内側吹出口
13 室外側吹出口
14 室外側吸込口
16 メンテナンスカバー
19 配管飛出部
20 給気風路部下部
21 給気風路部上部
22 排気通路
23 給気通路
24 ケーシング天面
25 温度センサ保持部材
25a 立設部
25b 延出部
27 凹部
28 スリット(貫通孔)
29 給気風路部
30 蓋部
31 隙間埋め材
32 リード線
33 凸部
34 媒体配管接続部
35 凹部
36 空調コイルメンテナンスカバー
37 加湿器メンテナンスカバー
38 バイパス風路
39 ドレン皿
40 スライド案内用突起
41 配管カバー
50 凹部
51 給気路
52 排気路
60 空調換気装置

Claims (1)

  1. 給気送風機により室外側吸込口から室外空気を吸込み、熱交換器の給気通路を通して室内側吹出口から室内に給気する給気路と、排気送風機により室内側吸込口から室内空気を吸込み、前記熱交換器の排気通路を通して室外側吹出口から室外に排気する排気路と、が内部に形成されたケーシングと、
    前記給気路内で前記熱交換器の下流側に設けられて前記給気路内の空気を冷却する空調コイルと、
    前記空調コイルと前記室内側吹出口との間の前記給気路の少なくとも一部を構成し、前記給気路と前記ケーシングとを断熱する発泡材で形成された給気風路部と、
    前記給気風路部内に設けられて、室内に給気する空気の温度を測定する温度センサと、
    前記給気風路部に差し込まれて立設するとともに前記温度センサを保持する立設部と、前記ケーシングと接触しないように前記立設部に対して前記立設部の差し込み方向とは異なる方向に延びるように形成されて前記給気風路部に固定される延出部と、を有する温度センサ保持部材と、を備え、
    前記給気風路部には、前記給気風路部の前記ケーシングとの接触面に凹部と、前記凹部から前記給気風路部の給気風路部分に向けて貫通して前記温度センサ保持部材の立設部が差し込まれる貫通孔とが形成され、
    前記凹部に嵌め込まれて前記貫通孔を塞ぐ蓋部をさらに備え、
    前記給気風路部が前記ケーシングに組み込まれた状態で、前記温度センサ保持部材の延出部は前記給気風路部と前記蓋部に挟み込まれて固定されるとともに、前記蓋部は前記ケーシングの少なくとも一部と接して、前記凹部からの脱落が規制されることを特徴とする空調換気装置。
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