JP2019158244A - 換気装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】風路開閉ダンパの点検を容易に行えるようにした熱交換型換気装置を提供する。【解決手段】熱交換型換気装置1Aは、屋外から吸い込まれた外気と、室内から吸い込まれた還気との間で熱交換を行う熱交換素子2と、熱交換素子2が取り付けられる装置本体10と、熱交換素子2が装置本体10に対して挿抜される着脱口13aと、装置本体10の上面部10Uに設けられる還気吸込口10RAと、還気吸込口10RAを通る空気が熱交換素子2を通る第2の熱交換風路20bと、還気吸込口10RAを通る空気が熱交換素子2を通らず熱交換素子2をバイパスするバイパス風路18と、バイパス風路を開閉する風路開閉ダンパ4Aと、着脱口13aの外側である還気吸込口10RAに設けられ、装置本体10に対して風路開閉ダンパ4Aが着脱される取付部10Aとを備える。【選択図】 図1

Description

本発明は、外気と室内の空気との間で熱交換を行って給排気を行う熱交換型の換気装置に関する。
従来から外気と室内の空気との間で熱交換を行って、温度が調整された新鮮な空気(外気)を供給できるようにした熱交換型の換気装置が提案されている。このような熱交換型の換気装置では、例えば、夏季に、外気が室内の空気より冷たい場合や、冬季に、外気が室内の空気より暖かい場合等、外気の温度等によっては、外気と室内の空気との間で熱交換を行うことで得られる効果が少ない場合がある。
そこで、熱交換素子を通らないバイパス風路と、バイパス風路を開閉する風路開閉ダンパを備え、所定の条件下で風路開閉ダンパを開き、空気をバイパス風路に送れるようにした技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許第6142502号公報
風路開閉ダンパ等の風路開閉部は、モータ等で駆動される構成で可動する部品がある。そのため、点検をできるようにする必要がある。従来は、熱交換素子を装置本体から取り外し、熱交換素子が取り付けられていた空間を通して風路開閉部が着脱できる構成である。このため、風路開閉部の点検のためには、熱交換素子を装置本体から取り外す必要があり、風路開閉部の点検を容易に行うことができなかった。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、風路開閉部の点検を容易に行えるようにした換気装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明は、屋外から吸い込まれた外気と、室内から吸い込まれた還気との間で熱交換を行う熱交換素子と、熱交換素子が取り付けられる装置本体と、熱交換素子が装置本体に対して挿抜される着脱口と、装置本体の上面部に設けられる通風口と、通風口を通る空気が熱交換素子を通る熱交換風路と、通風口を通る空気が熱交換素子を通らず熱交換素子をバイパスする非熱交換風路と、非熱交換風路を開閉する風路開閉部と、着脱口の外側に設けられ、装置本体に対して風路開閉部が着脱される取付部とを備えた換気装置である。
本発明では、風路開閉部が取り付けられる取付部が、熱交換素子が挿抜される着脱口の外側に設けられ、着脱口を通さずに風路開閉部の着脱が可能である。
本発明によれば、装置本体から熱交換素子を取り外すことなく、風路開閉部を装置本体に対して着脱でき、風路開閉部の点検、交換等が容易に行える。
本実施の形態の熱交換型換気装置の一例を示す断面斜視図である。 本実施の形態の熱交換型換気装置の風路構成の一例を示す正面断面図である。 本実施の形態の熱交換型換気装置の風路構成の一例を示す側面断面図である。 本実施の形態の熱交換型換気装置の風路構成の一例を示す要部断面斜視図である。 本実施の形態の熱交換型換気装置の外観構成の一例を示す正面図である。 本実施の形態の熱交換型換気装置の外観構成の一例を示す上面図である。 本実施の形態の熱交換型換気装置の正面板を取り外した状態を示す斜視図である。 第1の実施の形態の風路開閉ダンパの一例を示す破断斜視図である。 第1の実施の形態の風路開閉ダンパの一例を示す外観斜視図である。 第1の実施の形態の風路開閉ダンパの着脱構造の一例を示す斜視図である。 本実施の形態の熱交換型換気装置が設置される建物の一例を示す模式的な構成図である。 本実施の形態の熱交換型換気装置の動作の一例を示す説明図である。 本実施の形態の熱交換型換気装置の動作の一例を示す説明図である。 第1の実施の形態の風路開閉ダンパの着脱構造の変形例を示す斜視図である。 第2の実施の形態の風路開閉ダンパの着脱構造の一例を示す斜視図である。
以下、図面を参照して、本発明の換気装置の実施の形態としての熱交換型換気装置について説明する。
<本実施の形態の熱交換型換気装置の全体構成例>
図1は、本実施の形態の熱交換型換気装置の一例を示す断面斜視図である。また、図2は、本実施の形態の熱交換型換気装置の風路構成の一例を示す正面断面図、図3は、本実施の形態の熱交換型換気装置の風路構成の一例を示す側面断面図、図4は、本実施の形態の熱交換型換気装置の風路構成の一例を示す要部断面斜視図である。更に、図5は、本実施の形態の熱交換型換気装置の外観構成の一例を示す正面図、図6は、本実施の形態の熱交換型換気装置の外観構成の一例を示す上面図である。また、図7は、本実施の形態の熱交換型換気装置の正面板を取り外した状態を示す斜視図である。
本実施の形態の熱交換型換気装置1Aは、装置本体10が建物の床に設置される形態で使用される。熱交換型換気装置1Aは、屋外から吸い込まれた外気OAと、室内から吸い込まれた還気RAとの間で熱交換を行う熱交換素子2を装置本体10に備える。
また、熱交換型換気装置1Aは、屋外から外気OAを吸い込み、熱交換素子2で還気RAと熱交換された外気OAを、給気SAとして室内に吹き出す給気ファン3SAを装置本体10に備える。
更に、熱交換型換気装置1Aは、室内から還気RAを吸い込み、熱交換素子2で外気OAと熱交換された還気RAを、排気EAとして屋外に吹き出す排気ファン3EAを装置本体10に備える。
熱交換型換気装置1Aは、装置本体10の上面部10Uに空気が通る通風口が設けられる構成で、屋外からの外気OAが吸い込まれる外気吸込口10OAと、室内への給気SAが吹き出される給気吹出口10SAを、装置本体10の上面部10Uに備える。また、熱交換型換気装置1Aは、室内からの還気RAが吸い込まれる還気吸込口10RAと、屋外への排気EAが吹き出される排気吹出口10EAを、装置本体10の上面部10Uに備える。
熱交換型換気装置1Aは、本例では、通風口の一例である還気吸込口10RAと給気吹出口10SAが、装置本体10の上面部10Uの正面側に並列して設けられ、外気吸込口10OAと排気吹出口10EAが、装置本体10の上面部10Uの背面側に並列して設けられる。
また、熱交換型換気装置1Aは、還気吸込口10RAと外気吸込口10OAが、装置本体10を正面から見て左側に設けられ、給気吹出口10SAと排気吹出口10EAが、装置本体10を正面から見て右側に設けられる。
熱交換型換気装置1Aは、還気吸込口10RAにRAダクトジョイント11RAが取り付けられ、外気吸込口10OAにOAダクトジョイント11OAが取り付けられる。また、熱交換型換気装置1Aは、給気吹出口10SAにSAダクトジョイント11SAが取り付けられ、排気吹出口10EAにEAダクトジョイント11EAが取り付けられる。
熱交換型換気装置1Aは、金属等で構成された筐体11の内側に、気密性及び断熱性を有した材質、本例では発泡スチロールで構成された風路形成部材12が取り付けられて、装置本体10が構成される。装置本体10は、筐体11の正面側に正面板11aが着脱可能に取り付けられ、図7に示すように、正面板11aを取り外すことで、装置本体10の内部の正面側が露出する。
熱交換素子2は熱交換手段の一例で、外気OAが通る第1の熱交換風路20aを構成する部材と、還気RAが通る第2の熱交換風路20bを構成する部材が、第1の熱交換風路20aと第2の熱交換風路20bとの間での空気の流れが遮蔽された状態となるように交互に積層されて構成される。第2の熱交換風路20bは、熱交換風路の一例である。
熱交換素子2は、本例では、装置本体10を正面から見て、左側の上部に還気RAが吸い込まれる還気吸込口21RAが形成され、右側の上部に給気SAが吹き出される給気吹出口21SAが形成される。また、熱交換素子2は、左側の下部に外気OAが吸い込まれる外気吸込口21OAが形成され、右側の下部に排気EAが吹き出される排気吹出口21EAが形成される。
これにより、熱交換素子2の下部の外気吸込口21OAから吸い込まれ、第1の熱交換風路20aを通り、熱交換素子2の上部の給気吹出口21SAから吹き出される空気と、熱交換素子2の上部の還気吸込口21RAから吸い込まれ、第2の熱交換風路20bを通り、熱交換素子2の下部の排気吹出口21EAから吹き出される空気の流れが対向する。
熱交換型換気装置1Aは、熱交換素子2が取り付けられる熱交換素子取付部13が、装置本体10を正面から見て中央付近に設けられる。熱交換素子取付部13は、風路形成部材12に空間を設けて構成され、熱交換素子取付部13の正面側に、熱交換素子2の形状に合わせた形状で、装置本体10に対して熱交換素子2が挿抜される着脱口13aが形成される。
熱交換型換気装置1Aは、熱交換素子取付部13に取り付けられる熱交換素子2が前後方向に移動可能に支持される構成を熱交換素子2と熱交換素子取付部13に備える。熱交換型換気装置1Aは、装置本体10の正面板11aを取り外すことで着脱口13aが露出し、熱交換素子2が前後方向への移動で装置本体10の正面側から着脱可能に構成される。
給気ファン3SAは給気送風手段の一例、排気ファン3EAは排気送風手段の一例で、給気ファン3SA及び排気ファン3EAは、回転駆動される多翼の羽根車30と、羽根車30を回転させるモータ30Mと、風路を形成するファンケース31を備える。
ファンケース31は風路形成手段の一例で、羽根車30が回転駆動されることで空気が吸い込まれる吸込部であるファン吸込口31aと、ファン吸込口31aから吸い込まれた空気が吹き出される吹出部であるファン吹出口31bを備える。
給気ファン3SA及び排気ファン3EAは、ベルマウスと称される円形の開口で構成されるファン吸込口31aが、羽根車30の軸方向に沿って設けられる。また、給気ファン3SA及び排気ファン3EAは、ファン吸込口31aから吸い込まれた空気が、羽根車30の回転方向に沿ってファン吹出口31bから吹き出される。
熱交換型換気装置1Aは、給気ファン3SAが取り付けられる給気ファン取付部14SAが、装置本体10を正面から見て熱交換素子2の側方、本例では右側の側方の上部に設けられる。給気ファン3SAは、羽根車30の軸が水平方向に沿った向きで給気ファン取付部14SAに取り付けられる。また、熱交換型換気装置1Aは、排気ファン3EAが取り付けられる排気ファン取付部14EAが、装置本体10を正面から見て給気ファン取付部14SAと同じ熱交換素子2の側方、本例では右側の側方の下部に設けられる。排気ファン3EAは、羽根車30の軸が水平方向に沿った向きで排気ファン取付部14EAに取り付けられる。
熱交換型換気装置1Aは、給気ファン取付部14SAに取り付けられる給気ファン3SAが前後方向に移動可能に支持される構成を給気ファン3SAと給気ファン取付部14SAに備える。熱交換型換気装置1Aは、装置本体10の正面板11aを取り外すことで、給気ファン3SAが前後方向への移動で装置本体10の正面側から着脱可能に構成される。
また、熱交換型換気装置1Aは、排気ファン取付部14EAに取り付けられる排気ファン3EAが前後方向に移動可能に支持される構成を排気ファン3EAと排気ファン取付部14EAに備える。熱交換型換気装置1Aは、装置本体10の正面板11aを取り外すことで、排気ファン3EAが前後方向への移動で装置本体10の正面側から着脱可能に構成される。
熱交換型換気装置1Aは、熱交換素子2の還気吸込口21RAから吸い込まれる還気RAが通る還気吸込空間15RAと、熱交換素子2の排気吹出口21EAから吹き出される排気EAが通る排気吹出空間15EAを備える。
また、熱交換型換気装置1Aは、熱交換素子2の外気吸込口21OAから吸い込まれる外気OAが通る外気吸込空間15OAと、熱交換素子2の給気吹出口21SAから吹き出される給気SAが通る給気吹出空間15SAを備える。
熱交換型換気装置1Aは、本例では、装置本体10を正面から見て、風路形成部材12の左側の上部に還気吸込空間15RAが形成され、風路形成部材12の右側の上部に給気吹出空間15SAが形成される。また、熱交換型換気装置1Aは、風路形成部材12の左側の下部に外気吸込空間15OAが形成され、風路形成部材12の右側の下部に排気吹出空間15EAが形成される。
熱交換型換気装置1Aは、還気吸込空間15RAの上側に還気吸込口10RAが位置する風路構成で、還気吸込空間15RAと装置本体10の上面部10Uに設けられる還気吸込口10RAが連通し、還気吸込口10RAと熱交換素子2の還気吸込口21RAが、還気吸込空間15RAを介して連通する。
また、熱交換型換気装置1Aは、給気吹出空間15SAの側方に給気ファン3SAが位置する風路構成で、給気吹出空間15SAと給気ファン3SAのファン吸込口31aが連通する。
熱交換型換気装置1Aは、給気ファン3SAの上側に給気吹出口10SAが位置する風路構成で、給気ファン3SAのファン吹出口31bと、装置本体10の上面部10Uに設けられる給気吹出口10SAが連通し、給気吹出口10SAと熱交換素子2の給気吹出口21SAが、給気吹出空間15SAと給気ファン3SAを介して連通する。
熱交換型換気装置1Aは、外気吸込口10OAと外気吸込空間15OAを連通させた外気吸込風路16OAを備える。熱交換型換気装置1Aは、装置本体10を正面から見て熱交換素子2の側方、本例では左側の風路形成部材12に、上下方向に延在する空間を設けて外気吸込風路16OAが構成される。
熱交換型換気装置1Aは、外気吸込風路16OAの上部側と、装置本体10の上面部10Uに設けられる外気吸込口10OAが連通する。また、熱交換型換気装置1Aは、外気吸込風路16OAが装置本体10の下部に形成される外気吸込空間15OAの側方まで延在し、外気吸込風路16OAの下部側と外気吸込空間15OAが連通する。
更に、熱交換型換気装置1Aは、外気吸込風路16OAと還気吸込空間15RAが風路形成部材12で仕切られる。
これにより、熱交換型換気装置1Aは、外気吸込口10OAと熱交換素子2の外気吸込口21OAが、外気吸込風路16OAと外気吸込空間15OAを介して連通する。また、外気吸込風路16OAが熱交換素子2の側方に設けられることで隣接した外気吸込風路16OAと還気吸込空間15RAが、風路形成部材12で隔絶される。
また、熱交換型換気装置1Aは、排気吹出空間15EAと排気吹出口10EAを、排気ファン3EAを介して連通させた排気吹出風路16EAを備える。熱交換型換気装置1Aは、装置本体10を正面から見て熱交換素子2の側方、本例では右側の風路形成部材12に、上下方向に延在する空間を設けて排気吹出風路16EAが構成される。
熱交換型換気装置1Aは、排気吹出空間15EAの側方に排気ファン3EAが位置する風路構成で、排気吹出空間15EAと排気ファン3EAのファン吸込口31aが連通し、排気ファン3EAのファン吹出口31bと排気吹出風路16EAの下部側が連通する。
また、熱交換型換気装置1Aは、排気吹出風路16EAが給気ファン3SAの後方を通り、排気吹出風路16EAの上部側と、装置本体10の上面部10Uに設けられる排気吹出口10EAが連通する。
更に、熱交換型換気装置1Aは、排気吹出風路16EAと給気吹出空間15SAが風路形成部材12で仕切られる。
これにより、熱交換型換気装置1Aは、排気吹出口10EAと熱交換素子2の排気吹出口21EAが、排気吹出空間15EAと排気ファン3EAと排気吹出風路16EAを介して連通する。また、排気吹出風路16EAが熱交換素子2の側方に設けられることで隣接した排気吹出風路16EAと給気吹出空間15SAが、風路形成部材12で隔絶される。
これにより、熱交換型換気装置1Aは、外気吸込口10OA、外気吸込風路16OA、外気吸込空間15OA、熱交換素子2の第1の熱交換風路20a、給気吹出空間15SA、給気ファン3SA及び給気吹出口10SAが連通した給気風路17SAが形成される。
また、熱交換型換気装置1Aは、還気吸込口10RA、還気吸込空間15RA、熱交換素子2の第2の熱交換風路20b、排気吹出空間15EA、排気ファン3EA、排気吹出風路16EA及び排気吹出口10EAが連通した排気風路17EAが形成される。
熱交換型換気装置1Aは、熱交換素子2の第2の熱交換風路20bをバイパスさせるバイパス風路18を備える。バイパス風路18は非熱交換風路の一例で、還気吸込空間15RAと排気吹出空間15EAとが連通する空間を、熱交換素子2の後方の風路形成部材12に設けて構成される。
バイパス風路18は、還気吸込空間15RAの後面側から前方へ、還気吸込空間15RAの内部に突出する形態でバイパス風路入口18aが形成されると共に、排気吹出空間15EAの後面側に設けた開口でバイパス風路出口18bが形成される。
バイパス風路入口18aは風路入口の一例で、還気吸込空間15RAの後面側から還気吸込口10RAの下側まで突出するバイパス風路入口形成部材18cの正面側に設けられる。バイパス風路入口形成部材18cは、装置本体10の上面部10Uに対して略垂直な面に設けた開口を備え、該開口で装置本体10の正面側を向いたバイパス風路入口18aが形成される。
熱交換型換気装置1Aは、バイパス風路18を開閉する風路開閉ダンパ4Aを備える。熱交換型換気装置1Aは、還気吸込空間15RAに設けたバイパス風路入口18aに、このバイパス風路入口18aを開閉する構成を有した風路開閉ダンパ4Aが取り付けられる。
図8は、第1の実施の形態の風路開閉ダンパの一例を示す破断斜視図、図9は、第1の実施の形態の風路開閉ダンパの一例を示す外観斜視図、図10は、第1の実施の形態の風路開閉ダンパの着脱構造の一例を示す斜視図である。風路開閉ダンパ4Aは風路開閉部の一例で、バイパス風路入口18a及び風路開口部40を開閉する開閉板41と、開閉板41を駆動するモータを備えた駆動部42と、風路開口部40が形成されると共に、開閉板41と駆動部42が取り付けられる筐体43を備える。
風路開閉ダンパ4Aは、筐体43の下部を開口して、風路開口部40が還気吸込空間15RAと対向して設けられる。また、開閉板41が軸41aを支点として回転可能に筐体43に取り付けられる。開閉板41は、略四角形状の下端部が軸41aで筐体43に支持される。駆動部42は、軸41aを回転させることで開閉板41を回転させ、開閉板41でバイパス風路入口18aを開く。
風路開閉ダンパ4Aは、開閉板41の軸41aが、バイパス風路入口18aに沿った位置に設けられる。軸41aを支点とした回転動作で開閉板41がバイパス風路入口18aを開くと、風路開口部40が開閉板41で閉じられる。また、開閉板41の開度を制御することで、バイパス風路入口18aと風路開口部40の両方を開くことができ、バイパス風路18に流れる空気の風量と、熱交換素子2に流れる空気の風量を制御可能である。更に、軸41aを支点とした回転動作で開閉板41が風路開口部40を開くと、バイパス風路入口18aが開閉板41で閉じられる。
また、風路開閉ダンパ4Aは、筐体43の上端部に、外周に向かって突出するフランジ部44を備える。風路開閉ダンパ4Aは、筐体43が還気吸込口10RAに入る大きさで構成され、フランジ部44が還気吸込口10RAより大きく構成される
第1の実施の形態の風路開閉ダンパ4Aは、還気吸込口10RAに設けた取付部10Aに取り付けられ、装置本体10に対して着脱可能に構成される。取付部10Aは、還気吸込口10RAの周縁に沿った装置本体10の上面部10Uに形成される。還気吸込口10RAは、装置本体10の上面部10Uに設けられており、取付部10Aは、装置本体10の正面側に設けられる熱交換素子2の着脱口13aの外側に設けられる。
風路開閉ダンパ4Aは、開閉板41、駆動部42及び筐体43等の構成要素が組み立てられた組立体が、還気吸込口10RAを通して還気吸込空間15RAの内部に出し入れ可能に構成される。
風路開閉ダンパ4Aは、還気吸込口10RAを通して還気吸込空間15RAの内部に入れられることで、フランジ部44が装置本体10の上面部10Uの取付部10Aに載置され、位置が規定される。
熱交換型換気装置1Aは、還気吸込口10RAに塞ぎ板45が取り付けられ、塞ぎ板45にダクト取付部材であるRAダクトジョイント11RAが取り付けられる。塞ぎ板45は押さえ部材の一例で、RAダクトジョイント11RAの下端部に設けた外周に向かって突出するフランジ部11RAfの形状に合わせて還気吸込口10RAの一部を塞ぐ形状で構成される。
そして、風路開閉ダンパ4Aは、塞ぎ板45と装置本体10の上面部10Uの取付部10Aとの間にフランジ部44を挟んだ形態として、塞ぎ板45が締結部材であるネジ45aで取付部10Aに固定されることで、装置本体10に取り付けられる。
また、RAダクトジョイント11RAのフランジ部11RAfがネジ45bで塞ぎ板45に固定されることで、RAダクトジョイント11RAが還気吸込口10RAに取り付けられる。
バイパス風路入口18aが、装置本体10の上面部10Uに対して略垂直な面に設けられるので、風路開閉ダンパ4Aは、取付部10Aに取り付けられると、筐体43がバイパス風路入口形成部材18cとつながり、開閉板41がバイパス風路入口18aを開閉可能な位置に設けられる。
これにより、熱交換型換気装置1Aは、風路開閉ダンパ4Aの開閉板41の開閉で、還気RAの全量を熱交換素子2の第2の熱交換風路20bに通す風路と、還気RAの略全量をバイパス風路18に通す風路が切り替えられる。
ここで、熱交換型換気装置1Aは、風路開閉ダンパ4Aが還気吸込空間15RAの内部に突出する形態とすることで、還気吸込空間15RAの容積を減少させている。また、風路開閉ダンパ4Aの開閉板41でバイパス風路入口18aを開くと、還気吸込空間15RAと連通する風路開口部40が開閉板41で閉じられ、還気吸込口10RAから吸い込まれる空気の略全量がバイパス風路18に流れる。
これにより、風路開閉ダンパ4Aでバイパス風路入口18aを閉じることで還気吸込口10RAから熱交換素子2へ流れる空気の風量と、風路開閉ダンパ4Aでバイパス風路入口18aを開くことで還気吸込口10RAからバイパス風路18に流れる空気の風量の適正化を図っている。
更に、熱交換型換気装置1Aは、外気吸込口10OAの直下まで、バイパス風路18が延在し、バイパス風路18がバイパス風路入口形成部材18cと連通することで、風路の開口面積の減少を抑制し、風量を確保している。一方、外気吸込口10OAと連通する外気吸込風路16OAは、外気吸込口10OAに対して左右方向に位置がずれている。そこで、外気吸込口10OAから吸込まれる外気の通気抵抗を抑制するため、図4に示すように、外気吸込口10OAの直下に、外気吸込風路16OAとつながる斜面部16aを設けて、外気吸込口10OAと外気吸込風路16OAを連通させる。
熱交換型換気装置1Aは、給気風路17SAにフィルタ5を備える。熱交換型換気装置1Aは、空気が上部から下部へと流れる外気吸込風路16OAにフィルタ5が着脱可能に取り付けられる。
<本実施の形態の換気装置の設置例>
図11は、本実施の形態の熱交換型換気装置が設置される建物の一例を示す模式的な構成図である。熱交換型換気装置1Aは、建物100に設けた設置室101に、フィルタ5を交換する際に開閉される蓋部11bの開閉、装置本体10の上方からの操作、作業での風路開閉ダンパ4Aの点検、交換、及び正面板11aを取り外しての熱交換素子2、給気ファン3SA及び排気ファン3EAの点検、交換等、装置本体10内の所定のメンテナンスが可能な形態で設置される。
熱交換型換気装置1Aは、OAダクトジョイント11OAにOAダクト71OAが接続される。OAダクト71OAは、建物100の天井等に配置され、外壁に設けたOA吸込グリル72OAと接続される。また、熱交換型換気装置1Aは、EAダクトジョイント11EAにEAダクト71EAが接続される。EAダクト71EAは、建物100の天井等に配置され、外壁に設けたEA吹出グリル72EAと接続される。
更に、熱交換型換気装置1Aは、SAダクトジョイント11SAにSAダクト71SAが接続される。SAダクト71SAは、建物100の天井等に配置され、居室102の天井等に設けたSA吹出グリル72SAと接続される。また、熱交換型換気装置1Aは、RAダクトジョイント11RAにRAダクト71RAが接続される。RAダクト71RAは、建物100の天井等に配置され、居室102の天井等に設けたRA吸込グリル72RAと接続される。
<本実施の形態の熱交換型換気装置の動作例>
図12及び図13は、本実施の形態の熱交換型換気装置の動作の一例を示す説明図で、次に、各図を参照して、本実施の形態の熱交換型換気装置1Aの動作例について説明する。
熱交換型換気装置1Aは、外気OAの温度、外気OAと還気RAの温度差、外気OAの温度及び外気OAと還気RAの温度差等の温度情報に基づき、バイパス風路18を閉じる温度であると判断すると、図12に示すように、駆動部42を制御して開閉板41を閉位置に移動させ、風路開閉ダンパ4Aで風路開口部4を開きバイパス風路18のバイパス風路入口18aを閉じる。また、通常の給気風量及び排気風量となるように、給気ファン3SAと排気ファン3EAの風量を制御する。
熱交換型換気装置1Aは、給気ファン3SAが駆動されると、給気風路17SAを通る空気の流れが生じ、OA吸込グリル72OAから外気OAが吸い込まれる。OA吸込グリル72OAから吸い込まれた外気OAは、OAダクト71OAを通り外気吸込口10OAから装置本体10内に吸い込まれる。
外気吸込口10OAから装置本体10内に吸い込まれる外気OAは、外気吸込風路16OAからフィルタ5を通り、外気吸込空間15OAから熱交換素子2の外気吸込口21OAに導入される。
熱交換素子2に外気吸込口21OAから導入された外気OAは、熱交換素子2の第1の熱交換風路20aを通り、熱交換素子2の給気吹出口21SAから給気吹出空間15SAを通り、給気ファン3SAのファン吸込口31aに吸い込まれる。
給気ファン3SAに吸い込まれた空気は、給気ファン3SAのファン吹出口31bから吹き出され、給気ファン3SAから吹き出された空気は、給気吹出口10SAから給気SAとして装置本体10外へ吹き出される。そして、給気吹出口10SAから吹き出された給気SAは、SAダクト71SAを通り、SA吹出グリル72SAから居室102に吹き出される。
一方、熱交換型換気装置1Aは、排気ファン3EAが駆動されると、排気風路17EAを通る空気の流れが生じ、RA吸込グリル72RAから居室102の空気である還気RAが吸い込まれる。RA吸込グリル72RAから吸い込まれた還気RAは、RAダクト71RAを通り還気吸込口10RAから装置本体10内に吸い込まれる。
還気吸込口10RAから装置本体10内に吸い込まれる還気RAは、還気吸込空間15RAから熱交換素子2の還気吸込口21RAに導入される。熱交換素子2に還気吸込口21RAから導入された還気RAは、熱交換素子2の第2の熱交換風路20bを通り、熱交換素子2の排気吹出口21EAから排気吹出空間15EAを通り、排気ファン3EAのファン吸込口31aに吸い込まれる。
排気ファン3EAに吸い込まれた空気は、排気ファン3EAのファン吹出口31bから吹き出され、排気ファン3EAから吹き出された空気は、排気吹出風路16EAを通り、排気吹出口10EAから排気EAとして装置本体10外へ吹き出される。そして、排気吹出口10EAから吹き出された排気EAは、EAダクト71EAを通り、EA吹出グリル72EAから屋外に吹き出される。
熱交換型換気装置1Aは、熱交換素子2では、外気OAと還気RAの間で熱交換が行われることで、室温に近づけられた給気SAが室内に吹き出され、温度が調整された新鮮な空気(外気OA)が室内に供給される。また、室内の汚れた空気が屋外に排気されて、室温の変動を抑えて換気が行われる。
風路開閉ダンパ4Aは、開閉板41の軸41aが、バイパス風路入口18aに沿った位置に設けられることで、開閉板41が風路開口部40を開いた状態では、還気吸込口10RAと還気吸込空間15RAを連通した風路に開閉板41が突出する量が抑えられる。これにより、還気吸込口10RAから吸い込まれ、熱交換素子2に送られる空気の通気抵抗が抑制される。
さて、春季及び秋季では、屋外と室内の温度差が一般的に小さく、外気OAと還気RAとの間で熱交換を行っても、熱交換前の外気OAと熱交換後の給気SAとの間で温度変化が少ない場合がある。また、夏季に、外気の温度が室内の空気の温度より低い場合、外気OAと還気RAとの間で熱交換を行うと、外気OAが還気RAで温められることで給気SAの温度が上がり、室内が温かく感じる場合がある。
そこで、外気OAの温度、外気OAと還気RAの温度差、外気OAの温度及び外気OAと還気RAの温度差等の温度情報に基づき、春季あるいは秋季に相当する温度、または、夏季で外気OAと還気RAとの温度が所定の関係である場合であって、バイパス風路18を開く温度であると、駆動部42を制御して、図13に示すように、開閉板41で風路開口部40を閉じた状態として、風路開閉ダンパ4Aでバイパス風路18のバイパス風路入口18aを開ける。
熱交換型換気装置1Aでは、風路開閉ダンパ4Aが開けられると、排気風路17EAを通る還気RAの略全量が、熱交換素子2をバイパスしてバイパス風路18を通る。熱交換素子2は風路が狭く通気抵抗が大きい。このため、還気RAの略全量をバイパス風路18に通し、熱交換素子2をバイパスさせることで、通気抵抗を減らすことができる。
また、外気OAが氷点下になるような冬季では、高湿の還気RAと低温の外気OAとの間で熱交換が行われることで、還気RAの温度が下げられると、熱交換素子2における還気RAの吹出口である排気吹出口21EAが凍結する場合がある。更に、外気の温度が室内の空気の温度より暖かい場合、外気OAと還気RAとの間で熱交換を行うと、外気OAが還気RAで冷やされることで給気SAの温度が下がり、室内が寒く感じる場合がある。
そこで、外気OAの温度、外気OAと還気RAの温度差、外気OAの温度及び外気OAと還気RAの温度差等の温度情報に基づき、冬季に相当する温度であって、バイパス風路18を開く温度であると、風路開閉ダンパ4Aを開けて、還気RAの略全量をバイパス風路18に通し、熱交換素子2をバイパスさせる。
これにより、熱交換されておらず温度が下げられていない還気RAが排気吹出空間15EAに吹き出され、熱交換素子2の排気吹出口21EAを暖めることができ、排気吹出口21EAの凍結を防止することができる。なお、風路開閉ダンパ4Aの開度を制御することで、熱交換素子2とバイパス風路18の両方に所定量の空気を通すことも可能である。
<風路開閉ダンパの作用効果例>
次に、風路開閉ダンパ4Aを装置本体10に対して着脱する動作について説明する。風路開閉ダンパ4Aを装置本体10から取り外す場合、装置本体10の上方からの操作でネジ45aを外すことで、RAダクトジョイント11RAが取り付けられた状態で塞ぎ板45が装置本体10の上面部10Uから外される。そして、風路開閉ダンパ4Aは、還気吸込口10Rから還気吸込空間15RAの外部に取り出される。これにより、風路開閉ダンパ4Aは、装置本体10の上面部10Uから、還気吸込口10Rを通して還気吸込空間15RAの外部に取り外される。
風路開閉ダンパ4Aを装置本体10に取り付ける場合、還気吸込口10Rから還気吸込空間15RAの内部に風路開閉ダンパ4Aが入れられる。風路開閉ダンパ4Aは、塞ぎ板45と装置本体10の上面部10Uの取付部10Aとの間にフランジ部44を挟んだ形態として、塞ぎ板45がネジ45aで取付部10Aに固定される。これにより、風路開閉ダンパ4Aは、装置本体10の上面部10Uから、還気吸込口10Rを通して還気吸込空間15RAの内部に取り付けられる。
図11に示すように、熱交換型換気装置1Aは、建物100に設けた設置室101に設置されるが、装置本体10の左右には、装置本体10の内部の保守点検の作業に適した空間は形成されていない。そこで、装置本体10の正面側の正面板11aを外すことで、装置本体10の内部の保守点検の作業を可能としている。
一方、装置本体10の上側には、RAダクト71RA等を接続するため、空間が設けられている。そこで、風路開閉ダンパ4Aを、装置本体10の上面部10Uから、還気吸込口10Rを通して還気吸込空間15RAの内部に出し入れ可能とし、還気吸込口10Rに着脱可能に取り付けられるようにした。
これにより、装置本体10の上方に設けられた空間を利用し、装置本体10の上方からの操作で風路開閉ダンパ4Aの着脱が可能であり、正面板11aを取り外すことなく、また、熱交換素子2を装置本体10から取り外すことなく、風路開閉ダンパ4Aの着脱が可能である。よって、風路開閉ダンパ4Aの保守点検が容易に行える。
また、風路開閉ダンパ4Aは、フランジ部44が、塞ぎ板45と、装置本体10の上面部10Uの取付部10Aとの間に挟まれる形態で固定されるので、フランジ部44が還気吸込口10RAの周縁の取付部10Aに押し付けられる。これにより、風路開閉ダンパ4Aの位置決めが行えると共に、風路開閉ダンパ4Aの取付箇所での気密性を保つことができる。
更に、塞ぎ板45にRAダクトジョイント11RAを取り付ける構成とすることで、RAダクトジョイント11RAのフランジ部11RAfの形状を、風路開閉ダンパ4Aのフランジ部44及び取付部10Aの形状に合わせる必要がない。これにより、汎用のダクトジョイントをRAダクトジョイント11RAとして使用できる。
図14は、第1の実施の形態の風路開閉ダンパの着脱構造の変形例を示す斜視図である。風路開閉ダンパ4Aは、還気吸込口10RAに設けた取付部10Aに取り付けられ、装置本体10に対して着脱可能に構成される。取付部10Aは、還気吸込口10RAの周縁に沿った装置本体10の上面部10Uに形成され、装置本体10の正面側に設けられる熱交換素子2の着脱口13aの外側に設けられる。
RAダクトジョイント11RAbはダクト取付部材の一例で、外周に向かって突出するフランジ部11RAfbを下端部に備える。フランジ部11RAfbは押さえ部材の一例で、取付部10Aの形状に合わせて還気吸込口10RAの一部を塞ぐ形状で構成される。
風路開閉ダンパ4Aは、RAダクトジョイント11RAbのフランジ部11RAfbと、装置本体10の上面部10Uの取付部10Aとの間にフランジ部44を挟んだ形態として、RAダクトジョイント11RAbのフランジ部11RAfbが図示しないネジで取付部10Aに固定されることで、装置本体10に取り付けられる。
これにより、塞ぎ板を用いることなく、RAダクトジョイント11RAbの着脱で、装置本体10の上方に設けられた空間を利用し、装置本体10の上方からの操作で風路開閉ダンパ4Aの着脱が可能である。よって、正面板11aを取り外すことなく、また、熱交換素子2を装置本体10から取り外すことなく、風路開閉ダンパ4Aの着脱が可能であり、風路開閉ダンパ4Aの保守点検が容易に行える。
図15は、第2の実施の形態の風路開閉ダンパの着脱構造の一例を示す斜視図である。装置本体10は、熱交換素子2の着脱口13aの上側に、風路開閉ダンパ4Bの取付部10Bを備える。取付部10Bは、図2等に示す還気吸込空間15RAとつながる開口を、着脱口13aの外側で、装置本体10の正面側に設けて構成される。
風路開閉ダンパ4Bは風路開閉部の一例で、取付部10Bを通して還気吸込空間15RAの内部に出し入れ可能で、取付部10Bに図示しないネジで押さえ部材46を固定することで、装置本体10に取り付けられる。
これにより、正面板11aを取り外し、装置本体10の正面からの操作で風路開閉ダンパ4Bの着脱が可能であり、熱交換素子2を装置本体10から取り外すことなく、風路開閉ダンパ4Bの着脱が可能である。よって、風路開閉ダンパ4Bの保守点検が容易に行える。
1A・・・熱交換型換気装置、10・・・装置本体、10A、10B・・・取付部、10U・・・上面部、10OA・・・外気吸込口、10SA・・・給気吹出口、10RA・・・還気吸込口(通風口)、10EA・・・排気吹出口、11・・・筐体、11a・・・正面板、11OA・・・OAダクトジョイント、11SA・・・SAダクトジョイント、11RA・・・RAダクトジョイント(ダクト取付部材)、11RAf・・・フランジ部、11RAb・・・RAダクトジョイント(ダクト取付部材)、11RAfb・・・フランジ部、11EA・・・EAダクトジョイント、12・・・風路形成部材、13・・・熱交換素子取付部、13a・・・着脱口、14SA・・・給気ファン取付部、14EA・・・排気ファン取付部、15OA・・・外気吸込空間、15SA・・・給気吹出空間、15RA・・・還気吸込空間、15EA・・・排気吹出空間、16OA・・・外気吸込風路、16a・・・斜面部、16EA・・・排気吹出風路、17SA・・・給気風路、17EA・・・排気風路、18・・・バイパス風路(非熱交換風路)、18a・・・バイパス風路入口(風路入口)、18b・・・バイパス風路出口、18c・・・バイパス風路入口形成部材、2・・・熱交換素子、20a・・・第1の熱交換風路、20b・・・第2の熱交換風路(熱交換風路)、21OA・・・外気吸込口、21SA・・・給気吹出口、21RA・・・還気吸込口、21EA・・・排気吹出口、3SA・・・給気ファン、3EA・・・排気ファン、30・・・羽根車、30M・・・モータ、31・・・ファンケース、31a・・・ファン吸込口、31b・・・ファン吹出口、4A、4B・・・風路開閉ダンパ(風路開閉部)、40・・・風路開口部、41・・・開閉板、41a・・・軸、42・・・駆動部、43・・・筐体、44・・・フランジ部、45・・・塞ぎ板(押さえ部材)、45a・・・ネジ、45b・・・ネジ、46・・・押さえ部材

Claims (7)

  1. 屋外から吸い込まれた外気と、室内から吸い込まれた還気との間で熱交換を行う熱交換素子と、
    前記熱交換素子が取り付けられる装置本体と、
    前記熱交換素子が前記装置本体に対して挿抜される着脱口と、
    前記装置本体の上面部に設けられる通風口と、
    前記通風口を通る空気が前記熱交換素子を通る熱交換風路と、
    前記通風口を通る空気が前記熱交換素子を通らず前記熱交換素子をバイパスする非熱交換風路と、
    前記非熱交換風路を開閉する風路開閉部と、
    前記着脱口の外側に設けられ、前記装置本体に対して前記風路開閉部が着脱される取付部と
    を備えた換気装置。
  2. 前記取付部は、前記通風口に設けられ、前記風路開閉部が前記装置本体に上面から着脱される
    請求項1に記載の換気装置。
  3. 前記取付部は、前記装置本体の正面側に設けられ、前記風路開閉部が前記装置本体に正面から着脱される
    請求項1に記載の換気装置。
  4. 前記通風口に取り付けられる押さえ部材を備え、前記風路開閉部は前記押さえ部材で前記通風口に固定される
    請求項2に記載の換気装置。
  5. 前記通風口に取り付けられるダクト取付部材を備え、前記風路開閉部は前記ダクト取付部材で前記通風口に固定される
    請求項2に記載の換気装置。
  6. 前記風路開閉部は、風路を開閉する開閉板と、前記開閉板が取り付けられる筐体と、前記筐体の外側に突出するフランジ部を備え、
    前記フランジ部が前記取付部に押し付けられる
    請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の換気装置。
  7. 前記通風口の下側に、前記非熱交換風路とつながる風路入口を備え、
    前記開閉板は、軸を支点とした回転動作で前記風路入口を開閉し、前記軸が前記風路入口に沿った位置に設けられる
    請求項6に記載の換気装置。
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