JP5958421B2 - 電線の皮剥工具 - Google Patents

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Description

この発明は、電線の被覆を皮剥ぎする技術に関する。
電線の皮剥を行う技術としては、ナイフを用いる皮剥方法と、皮剥用孔が形成されたニッパーを用いる皮剥方法等とが知られている。
前者の皮剥方法は、例えば、ナイフによって、被覆に対してその長手方向に沿って切目を形成することによって行われる。かかる方法は、特許文献1に開示されている。
後者の皮剥方法は、電線の端部をニッパーの皮剥用孔内に配設して、ニッパーの刃を被覆にのみ食込ませ、この状態で、ニッパーの刃から電線を引っぱることによって行われる。
特開2013−36951号公報
しかしながら、前者の方法では、電線に対するナイフの切込み量は何ら規制されていない。このため、ナイフが導体に深く切込んでしまう恐れがある。
また、後者の方法では、皮剥ぎ長が長いと、ニッパーの刃から電線を引っ張るのに要する力が過大となってしまう。
また、皮剥の目的、例えば、電線の性能評価の目的等で皮剥を行うような場合には、電線の長手方向中間部で皮剥を行うことが要請される場合があり、かかる場合には、後者の方法は不適切となる。
そこで、本発明は、皮剥ぎ長が長い場合でも、電線の長手方向中間部を皮剥したいような場合でも、導体への傷付を抑制しつつ、電線の皮剥を容易に行えるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するため、第1の態様は、導体周りに被覆が形成された電線の前記被覆を皮剥ぎするための電線の皮剥工具であって、前記電線の外周周りの一方側から前記電線を支える支持面が形成され、前記電線を前記支持面で支えた状態でその長手方向に沿って引抜き可能に支持する電線支持部と、前記被覆の外周周りの一部を皮剥するように、前記導体と前記被覆との間に切込み可能な刃先が形成された皮剥刃と、前記刃先を、前記支持面に対して前記導体を挟んで反対側の位置で前記導体の軸方向一方側に向けた姿勢で、前記皮剥刃を前記支持面に対して接近離隔移動可能に支持する支持部と、前記刃先が、前記支持面の反対側から前記導体と前記被覆との間に切込む切込位置よりも前記支持面側に近づかないように規制する刃先位置規制部とを備える。
また、第1の態様は、前記刃先を、前記導体の軸方向に対して平行にした姿勢と、その姿勢から前記支持面側に向けた姿勢及び前記支持面から離反する方向に向けた姿勢とできる範囲で、姿勢変更可能に支持されているものである。
また、第2の態様は、導体周りに被覆が形成された電線の前記被覆を皮剥ぎするための電線の皮剥工具であって、前記電線の外周周りの一方側から前記電線を支える支持面が形成され、前記電線を前記支持面で支えた状態でその長手方向に沿って引抜き可能に支持する電線支持部と、前記被覆の外周周りの一部を皮剥するように、前記導体と前記被覆との間に切込み可能な刃先が形成された皮剥刃と、前記刃先を、前記支持面に対して前記導体を挟んで反対側の位置で前記導体の軸方向一方側に向けた姿勢で、前記皮剥刃を前記支持面に対して接近離隔移動可能に支持する支持部と、前記刃先が、前記支持面の反対側から前記導体と前記被覆との間に切込む切込位置よりも前記支持面側に近づかないように規制する刃先位置規制部と、を備え、前記皮剥刃に、前記導体の軸方向他方側を向く、別の刃先が形成されているものである。
第3の態様は、第1又は第2の態様に係る電線の皮剥工具であって、前記支持部は、中間部が弾性変形可能なU字状形状に形成され、その一端部に前記電線支持部が設けられ、その他端部に前記皮剥刃が設けられているものである。
第4の態様は、第3の態様に係る電線の皮剥工具であって、前記支持部の一端部のうち前記電線支持部が設けられた部分の外向き部分、及び、前記支持部のうち前記皮剥刃が設けられた部分の外向き部分の少なくとも一方に、凹部が形成されているものである。
第5の態様は、第1〜第4のいずれか1つの態様に係る電線の皮剥工具であって、前記電線支持部は、前記支持面から突出して前記電線をその周方向両側から挟む一対の支持突部を含み、前記一対の支持突部の先端部が、前記皮剥刃に当接して、前記刃先の位置を規制する前記刃先位置規制部とされている。
第6の態様は、第1〜第5のいずれか1つの態様に係る電線の皮剥工具であって、複数の前記電線支持部を備え、前記複数の電線支持部は、前記切込位置に対する前記支持面の距離が異なる、複数タイプを含む。
第1の態様によると、前記電線を前記支持面で支えた状態で、前記皮剥刃の刃先を支持面に近づけると、当該刃先は、前記支持面の反対側から前記導体と前記被覆との間に切込み、当該位置よりも前記支持面側に近づかないように規制された状態となる。この状態で、電線をその長手方向に沿って電線支持部から引抜くことにより、皮剥ぎ長が長い場合でも、電線の長手方向中間部を皮剥したいような場合でも、刃先による導体の傷付を抑制しつつ、電線の皮剥を容易に行える。
第1の態様によると、刃先を、被覆に食込み易い姿勢、刃先が導体と被覆との間に切込んでいく姿勢、刃先が外方を向く姿勢とに変更することができる。
第2の態様によると、前記電線を前記支持面で支えた状態でその長手方向に沿っていずれの向きに引抜いても、皮剥を行える。
第3の態様によると、支持部を簡易に構成できる。
第4の態様によると、凹部に手指を配設することで、手指のずれを抑制しつつ、皮剥刃を電線に対して効果的に押付けることができる。
第5の態様によると、皮剥刃の刃先を正確に位置規制できる。
第6の態様によると、複数種類の電線の皮剥を行える。
実施形態に係る電線の皮剥工具を示す正面図である。 電線の皮剥工具によって大径の電線の皮剥を行う動作を示す説明図である。 電線の皮剥工具によって小径の電線の皮剥を行う動作を示す説明図である。 皮剥工具の電線支持部を示す正面図である。 図1のV-V線断面図である。 皮剥刃による皮剥動作を示す説明図である。 皮剥刃による皮剥動作を示す説明図である。 皮剥刃による皮剥動作を示す説明図である。 皮剥刃による皮剥動作を示す説明図である。 皮剥工具によって皮剥ぎされた電線を示す説明図である。 皮剥ぎされた電線を示す説明図である。
以下、実施形態に係る電線の皮剥工具について説明する。図1は電線の皮剥工具20を示す正面図であり、図2及び図3は電線の皮剥工具20によって皮剥を行う動作を示す説明図であり、図4は皮剥工具20の電線支持部40A、40Bを示す正面図であり、図5は図1のV-V線断面図である。
この電線の皮剥工具20は、電線10A、10Bの被覆の皮剥を行うためのものである。
電線10A、10Bは、導体12と被覆14とを備える(図2〜図4参照)。導体12は、金属の単線又は金属の集合線等により構成される、導電性を有する線状部材である。被覆14は、溶融樹脂が導体12周りに押出被覆されることにより形成されるものであり、導体12の外周全体を覆っている。電線10A、10Bは、互いに異なる外径に形成されている。ここでは、電線10Aの外径は、電線10Bの外径よりも大きい。
本皮剥工具20は、上記電線10A、10Bの被覆14の皮剥を行う際において、当該電線10A、10Bの周方向の一部において被覆14を除去する際に用いられる。なお、電線10A、10Bの周方向の一部の被覆14が除去されると、その被覆14の除去部分を利用して、電線10A、10Bの周方向全体の被覆14の除去も容易に行える。
皮剥工具20は、支持部30と、電線支持部40A、40Bと、皮剥刃50と、刃先位置規制部48A、48Bを備える。
電線支持部40A、40Bは、電線10A、10Bをその長手方向に沿って引抜き可能に支持するように構成されている。
ここでは、電線支持部40A、40Bは、支持部30の一端部に複数設けられている。
電線支持部40Aには、電線10Aの外周周りの一方側から電線10Aを支える支持面42Aが形成されている。ここでは、支持面42Aは、支持部30の両端部間、即ち、皮剥刃50に向く平坦な面に形成されている。もっとも、支持面42Aは、支持対象となる電線10Aの外周形状に合わせた弧状溝形状に形成されていてもよい。
また、電線支持部40Aは、上記支持面42Aから突出して電線10Aをその周方向両側から挟む一対の支持突部44Aを含む。ここでは、一対の支持突部44Aは、支持面42Aから間隔をあけて突出している。それぞれの支持突部44Aは、当該支持面42Aに対して垂直姿勢でかつ当該支持面42A上に支持される電線10Aの延在方向に沿って長い板形状に形成されている。
一対の支持突部44A間の寸法は、対象となる電線10Aをその周方向両側から一定位置に保持できる程度の大きさ、例えば、当該電線10Aの外径と同じ程度の大きさに設定されていることが好ましい。もっとも、支持突部44A間の寸法は、電線10Aの外径よりも大きくてもよい。また、一対の支持突部44Aの先端部の内側部分は、外方に向けて徐々に広がる形状に形成されている。これにより、電線10Aを一対の支持突部44A間に容易に挿入配置することができる。
また、一対の支持突部44Aの突出寸法HAは、上記支持面42Aの反対側で電線10Aの被覆14の一部を一対の支持突部44A間から突出させることができる程度の大きさに設定されている(図4参照)。より具体的には、突出寸法HAは、電線10Aの導体12の外径と被覆14の被覆厚みとの和と同じ程度に設定されている。これにより、電線10Aのうち、支持面42Aの反対側における導体12に対する接平面より外側の被覆14の部分が、一対の支持突部44Aの先端部間より突出して配設される。
この一対の支持突部44Aの先端部は、皮剥刃50に当接することによって、その刃先52、54が支持面42Aの反対側から導体12と被覆14との間に切込む切込位置(図2、図3及び図7参照)よりも支持面42A側に近づかないように位置規制する刃先位置規制部48Aとしての役割を果す。
上記支持面42Aは、電線10Aの外周周りの一方から電線10Aを支持しており、一対の支持突部44Aは、電線10Aをその周方向両側から支持している。このため、本電線支持部40Aに支持された電線10Aは、その長手方向に対しては位置決めされていない。従って、上記支持面42A上に支持されると共に、一対の支持突部44A間に配設された電線10Aは、支持面42Aによって支持された状態で、その長手方向に沿って引抜き可能に支持される。なお、他の構成によって、皮剥刃50の刃先52、54の位置規制がなされる場合には、上記一対の支持突部44Aが設けられていることは必須ではない。
電線支持部40Aと、電線支持部40Bとは、上記刃先が位置規制された状態で導体12と被覆14との間に切込む際の切込位置に対する支持面42A、42Bの距離を異ならせるように構成されている。つまり、本皮剥工具20は、切込位置に対する支持面42A、42Bの距離が異なる複数タイプの電線支持部40A、40Bを含む。もっとも、皮剥工具は、1つのタイプの電線支持部のみ含む構成であってもよいし、3つのタイプの電線支持部を含んでいてもよい。
すなわち、電線支持部40Bは、上記電線支持部40Aと同様に、支持面42Bと、一対の支持突部44Bとを備える。
一対の支持突部44Bの先端部は、上記一対の支持突部44Aの先端部と同じ位置、即ち、一対の支持突部44Aの先端部を結ぶ直線延長上に位置している。また、支持面42Bに対する一対の支持突部44Bの突出寸法HBは、上記支持面42Bの反対側で電線10Bの被覆14の一部を一対の支持突部44B間から突出させることができる程度の大きさに設定されている(図4参照)。つまり、支持面42Bは、支持面42Aよりも、一対の支持突部44A及び一対の支持突部44Aの先端側の位置に設けられている。
より具体的には、突出寸法HBは、電線10Bの導体12の外径と被覆14の被覆厚みとの和と同じ程度に設定されている。これにより、電線10Bのうち、支持面42Bの反対側における導体12に対する接平面より外側の被覆14の部分が、一対の支持突部44Bの先端部間より突出して配設される。
そして、皮剥刃50が、一対の支持突部44Bの先端部及び一対の支持突部44Aの先端部に当接し、これにより、支持面42A、42B側への移動を規制される。これにより、一対の支持突部44Bの先端部も、皮剥刃50に当接することによって、その刃先52、54が支持面42Bの反対側から導体12と被覆14との間に切込む切込位置よりも支持面42B側に近づかないように位置規制する刃先位置規制部48Bとしての役割を果す。
なお、一対の支持突部44B間の寸法は、対象となる電線10Bに合せて、当該電線10Bを周方向両側から一定位置に保持できる程度の大きさ、例えば、当該電線10Bの外径と同じ程度の大きさに設定されていることが好ましい。
皮剥刃50は、被覆14の外周周りの一部を皮剥ぎするように、導体12と被覆14との間に切込み可能な刃先52が形成された構成とされている。
より具体的には、皮剥刃50は、円筒の外周面又は楕円筒の外周面の一部を、その軸方向に沿った面で切除したような形状、換言すれば、その軸方向に対して直交する面における断面形状が一方側に凸となるように湾曲する形状に形成されている。
皮剥刃50の長さ寸法(刃先52の延在方向に沿った寸法)は、2つの電線支持部40A、40Bの外側の支持突部44A、44B間の寸法よりも大きく設定されており、2つの電線支持部40A、40Bで保持されたいずれの電線10A、10Bに対しても、被覆14の皮剥を行えるようになっている。
また、皮剥刃50の幅方向中間部に、皮剥刃50の長手方向に沿って延びる直線状のスリット51Sが形成されている。皮剥刃50のうち当該スリット51Sを挟む両側縁部に、一対の刃先52、54が形成されている。刃先52、54は、スリット51Sの延在方向、即ち、皮剥刃50の長手方向に沿って延びると共に、スリット51Sに向けて徐々に薄くなって被覆14に切込むことができる形状に形成されている。刃先52、54は、皮剥刃50の外周面又は内周面側に斜面が形成された片刃形状であってもよいし、皮剥刃50の外周面及び内周面の両側に斜面が形成された両刃形状であってもよい。
一対の刃先52、54は、スリット51Sを挟んで対向しており、互いに反対方向を向いている。これにより、一対の刃先52、54のいずれによっても、当該刃先52又は刃先54を導体12と被覆14との間に切込ませて、被覆14の皮剥を行うことができる。
また、皮剥刃50の長手方向両端部に、支軸部58が形成されている。支軸部58は、皮剥刃50の両端部の幅方向中間部に突設されている。この支軸部58が、支持部30の他端部の一対の皮剥刃支持突部35a、35bの支持孔35ah、35bhに回転可能に挿通されることによって、本皮剥刃50が姿勢変更可能に支持される。
支持部30は、上記刃先52を、支持面42A、42Bに対して導体12を挟んで反対側の位置で、当該導体12の軸方向一方側に向けた姿勢で、皮剥刃50を支持面42A、42Aに対して接近離隔移動可能に支持するように構成されている。この際、刃先54は、刃先52とは反対側に向いているので、当該刃先54は、導体12の軸方向他方側を向くように支持される。
より具体的には、支持部30は、樹脂等の弾性変形可能な材料により形成された部分であり、中間部が弾性変形可能に形成されたU字状形状に形成されている。支持部30は、半円弧状の弾性変形部32の両端部に、一対の直線棒状の棒状部34が連設された構成とされている。なお、支持部は、金属部材、例えば、金属板材の弾性を利用したものであってもよく、また、金属と樹脂等の組合わせ部材によって構成されていてもよい。
弾性変形部32は、棒状部34よりも薄く形成されており、棒状部34よりも容易に弾性変形できるようになっている。これに対して、棒状部34は、弾性変形部32よりも厚く形成されており、一定の直線形状を保つことができるようになっている。
一対の棒状部34は、同長さに形成されており、それぞれの先端部が互いに対向すると共に、弾性変形部32の弾性変形によって互いに接近離隔移動できるようになっている。
支持部30の一端部である、一方の棒状部34の先端部には、上記電線支持部40A、40Bが設けられている。ここでは、棒状部34の先端部に電線支持部40Bが設けられ、その電線支持部40Bよりも基端側の位置に電線支持部40Aが設けられている。ここでは、電線支持部40A、40Bも、支持部30と共に一体的に樹脂金型成型されている。もちろん、これらは別体に形成され、ネジ止め構成、嵌め込み構成等によって合体される構成であってもよい。
支持部30の他端部である、他方の棒状部34の先端部には、皮剥刃50が設けられている。
より具体的には、他方の棒状部34の先端部に、皮剥刃支持突部35aが設けられると共に、前記棒状部34のうち前記皮剥刃支持突部35aよりも基端側部分に皮剥刃支持突部35bが設けられている。両皮剥刃支持突部35a、35bは、他方の棒状部34の先端部から一方の棒状部34に向けて突出形成されている。ここでは、両皮剥刃支持突部35a、35bは、支持部30と共に一体的に樹脂金型成型されているが、もちろん、これらは別体に形成され、ネジ止め構成、嵌め込み構成等によって合体される構成であってもよい。
皮剥刃支持突部35a、35bは、棒状部34の延在方向において、電線支持部40A、40Bを挟む位置に設けられている。皮剥刃支持突部35a、35bには、皮剥刃50の両端の支軸部58をそれぞれ回転可能に挿通可能な支持孔35ah、35bhが形成されている(図5参照)。
そして、各支軸部58を、皮剥刃支持突部35a、35bの支持孔35ah、35bhに回転可能に挿通することによって、刃先52を、電線支持部40A、40Bに支持された電線10A、10Bの軸方向に対して平行にした第1姿勢(図7、矢符P2参照)と、当該第1姿勢から支持面42A側に傾けた第2姿勢(図6の矢符P1、図9の矢符P4参照)及び支持面42Aから離反する方向に向けた第3姿勢(図8の矢符P3参照)とできる範囲で、皮剥刃50が姿勢変更可能に支持されている。なお、皮剥刃支持突部35a、35bのうち互いに対向する部分であって、皮剥刃50の内周側に姿勢規制突部36が形成されている。そして、皮剥刃50がその刃先52、54を棒状部34側に向けるように大きく回転しようとすると、皮剥刃50が当該姿勢規制突部36に当接し、当該皮剥刃50の回転が規制されるようになっている。
なお、上記刃先54は、刃先52に対して反対側を向いているので、当該刃先52と同様に、電線支持部40A、40Bに支持された電線10A、10Bの軸方向に対して平行にした第1姿勢と、当該第1姿勢から支持面42A側に傾けた第2姿勢及び支持面42Aから離反する方向に向けた第3姿勢との間で姿勢変更可能とされる。
なお、皮剥刃50が一対の支持突部44Aの先端部及び一対の支持突部44Bに同時に当接し、その当接状態で、支持面42A、42Bに対し刃先52、54の延在方向が水平状態となることが好ましい。
また、支持部30の一端部のうち電線支持部40A、40Bが設けられた部分の外向き部分に、凹部34g1が設けられている。ここでは、支持部30の一方の棒状部34のうち電線支持部40A、40Bが設けられた部分の外向き部分を、当該棒状部34の長手方向両端部よりも凹ませることによって、凹部34g1が形成されている。これにより、作業者が手指によって支持部30の一端部である一方の棒状部34を押す際に、手指を凹部34g1に配設することによって、電線支持部40A、40Bに対してより直接的に力を加えることができる。もっとも、このように凹部34g1が形成されていることは必須ではない。
また、支持部30のうち皮剥刃50が設けられた部分の外向き部分に凹部34g2が形成されている。ここでは、支持部30の他方の棒状部34のうち皮剥刃50が設けられた部分の外向き部分を、その長手方向中央部及びその幅方向(図5の左右方向)中央部に向けて凹ませることによって、凹部34g2が形成されている。これにより、作業者が手指によって支持部30の他端部である他方の棒状部34を押す際に、当該手指を凹部34g2に配設することによって、皮剥刃50に対して、電線支持部40A、40Bの反対側からより直接的に力を加えることができる。特に、凹部34g2は、他方の棒状部34の幅方向中央部に向けて凹んでいるため、当該幅方向において手指がずれ難いという利点がある。もっとも、このように凹部34g2が形成されていることは必須ではない。
上記皮剥工具20を用いた、電線10A、10Bの皮剥動作について説明する。
まず、図2に示すように、電線10Aを、電線支持部40Aに保持する。この状態では、電線10Aは、一対の支持突部44Aによって挟まれた状態となり、それらの間で一定位置に保持される。また、電線10Aは、支持面42A上に支持され、支持面42Aの反対側では、一対の支持突部44A間から被覆14のみ上方に突出する状態となる。
この状態で、作業者が一方の手の指で支持部30の両端部を閉じるようにする。例えば、手の親指を支持部30の他端部の凹部34g2内に配設すると共に、他の4本の指を支持部30の一端部の凹部34g1内に配設した状態で、支持部30の両端部を握りしめるようにする。すると、皮剥刃50の刃先52、54が一対の支持突部44A間から突出する被覆14に強く押付けられる。そして、他方の手で、電線10Aの端部を引っ張ると、図6に示すように、一方の刃先52が被覆14の長手方向中間部に切込んでいく(矢符P2参照)。刃先52が導体12と被覆14との境界に達すると、皮剥刃50が一対の支持突部44Aの先端部に当接し、これにより、刃先52が導体12に切込んでいくことが抑制される。続けて、電線10Aを引っ張っていくと、刃先52は、電線10Aの導体12の軸方向一方側を向き、かつ、導体12の軸方向に沿った姿勢で、導体12と被覆14との間に切込んでいき、被覆14の長手方向中間部が、支持面42Aの反対側で、導体12から切除されていく(図7、矢符P2参照)。
この際、導体12が真っ直ぐな状態を保っていると、皮剥刃50と一対の支持突部44Aとの当接によって、刃先52による導体12側への切込みを抑制しつつ、支持面42Aの反対側で、導体12と被覆14との間の境界に沿って被覆14をより確実に除去できる。
また、電線10A、10Bの導体12には、被覆厚みの加工誤差等によって、緩やかに湾曲する蛇行部分が形成される場合がある。刃先52が、当該蛇行部分による凸部分13を通過する場合には、次のようになる。
すなわち、図8に示すように、導体12が凸部分13の凸部分13を昇る場合、刃先52の外向き面は当該導体12の表面に押付けられているので、凸部分13の上り傾き形状に合せて、当該刃先52の向きが電線10Aの導体12の軸方向一方側を向き、かつ、導体12の軸方向に対して外方を向いた姿勢となる(矢符P3参照)。
一方、図9に示すように、導体12が凸部分13の凸部分13から下る場合、上記と同様に、刃先52の外向き面は当該導体12の表面に押付けられているので、凸部分13の下り傾き形状に合せて、当該刃先52の向きが電線10Aの導体12の軸方向一方側を向き、かつ、導体12の軸方向に対して内方を向いた姿勢となる(矢符P4参照)。
このようにして、導体12が皮剥刃50側に突出しているような場合でも、刃先52が導体12に切込むことを抑制しつつ、導体12と被覆14との境界部分に沿ってより確実に被覆14を除去できる。
そして、被覆14を所望の長さに亘って刃先52によって皮剥した後、作業者が手指による支持部30の両端部を閉じる力を解除し、皮剥刃50から電線10Aを取去ると、図10に示すように、長手方向中間部において所望長さ亘って被覆14の一側部が除去された電線10A1を得ることができる。この電線10A1における被覆14の除去部分には、導体12が露出しているので、作業者が手指で導体12から残りの被覆14を除去することも容易に行える。残りの被覆14を除去すると、図11に示すように、長手方向中間部において所望長さに亘って被覆14の全体が除去された電線10A2を得ることができる。
このように皮剥ぎされた電線10A2では、導体12に対する刃先52の切込みが抑制されているので、導体12に対する傷をなるべくなくすることができる。このため、本皮剥工具20によって、皮剥ぎされた電線10Aの導体12は、その性能評価を試験するための試料として用いるのに適する。
なお、電線10Aよりも小径である電線10Bの被覆を皮剥する場合には、当該電線10Aを電線支持部40Bに保持させて、上記と同様に行えばよい。
また、上記では、刃先52を用いて皮剥を行う例で説明したが、電線10A、10Bを上記とは反対側に引っ張れば、他方の刃先54を用いて皮剥を行うこともできる。
以上のように構成された電線の皮剥工具20によると、電線10A、10Bを支持面42A、42Bで支えた状態で、皮剥刃50の刃先52、54を支持面42A、42Bに近づけると、刃先52、54は、支持面42A、42Bの反対側から導体12と被覆14との間に切込み、当該位置よりも支持面42A、42B側に近づかないように規制された状態となる。この状態で、電線10A、10Bをその長手方向一方側に引抜くことにより、刃先52、54による導体の傷付を抑制しつつ、電線10A、10Bの皮剥を容易に行える。
特に、刃先52は、被覆14の一側に切込んでいく構成であるため、目的とする皮剥ぎ長が長い場合(例えば、30cm)でも、ニッパーを用いた場合のように大きな引抜き力を要することなく、皮剥を行える。もちろん、本皮剥工具20によって、電線10A、10Bに対して比較的短い長さの皮剥を行ってもよい。
また、電線支持部40A、40Bで電線10A、10Bを保持した状態で、皮剥刃50を支持面42A、42Bに向けて接近移動させれば、刃先52、54が電線10A、10Bの長手方向中間部に切込み、この状態で、電線10A、10Bを引っ張れば当該電線10A、10Bの皮剥を行える。このため、電線10A、10Bの長手方向中間部に対する皮剥も容易に行える。なお、電線10A、10Bの他端部が電線支持部40A、40Bから抜かれるまで、当該電線10A、10Bを引っ張ると、当該電線10A、10Bの端部を長尺に亘って皮剥することができる。
また、皮剥刃50が姿勢変更可能に支持されており、刃先52、54を導体12の軸方向に対して平行にした第1姿勢(図6参照)と、その第1姿勢から支持面42A、42Bに向けた第2姿勢(図6及び図9参照)及び支持面42A、42Bから離反する方向に向けた第3姿勢(図8参照)とで姿勢変更できる。このため、刃先52、54が被覆14に食込み易い姿勢にして、刃先52、54を被覆14に容易に食込ませることができる。また、導体12の蛇行、特に、凸部分13の形状に応じて、刃先52、54が導体12に切込まないように、刃先52、54を姿勢変更させることができ、導体12の傷付を抑制することができる。
また、皮剥刃50には、互いに反対方向を向く一対の刃先52、54が設けられているため、電線10A、10Bを支持面42A、42Bで支えた状態でいずれの向きに引抜いても、皮剥を行える。
また、支持部30は、中間部が弾性変形可能なU字状に形成され、その一端部に電線支持部40A、40Bが設けられ、その他端部に皮剥刃50が設けられた構成であるため、それら電線支持部40A、40B及び皮剥刃50を接近離隔移動可能に支持する構成を簡易に実現できる。
また、支持部30の一端部のうち電線支持部40A、40Bが設けられた部分の外向き部分に凹部34g1が形成され、支持部30の他端部のうち皮剥刃50が設けられた部分の外向き部分に凹部34g2が形成されているため、凹部34g1、34g2に作業者の手指を配設ずることで、当該支持部30に対する手指のずれを抑制しつつ、手指による力をより直接的に電線支持部40A、40B及び皮剥刃50に伝えることができ、皮剥刃50を電線支持部40A、40Bに対して効果的に押付けることができる。
また、一対の支持突部44A、44Bの間に電線10A、10Bを配設しているため、当該電線10A、10Bをそれらの間で位置規制することができる。また、一対の支持突部44A、44Bの間に電線10A、10Bが皮剥刃50に接触することによって、刃先52、54が支持面42A、42Bの反対側で導体12と被覆14との間に切込んだ状態からさらに支持面42A、42B側に移動することを規制しているため、皮剥刃50の刃先52、54の位置規制を、電線10A、10Bの支持箇所近くで行うことができ、皮剥刃50の刃先52、54を正確に位置規制できる。
もっとも、支持部30の一端部に他端部に向けた位置規制用突起が形成され、当該位置規制用突起が支持部30の他端部に当接することで、皮剥刃の刃先が所定位置よりも支持面側に近づかないように位置規制する構成であってもよい。
また、電線支持部40A、40Bが支持面42A、42Bの位置を変えて複数設けられているため、複数種類の電線10A、10Bの皮剥を容易に行える。
なお、電線支持部40A、40Bは、いずれか一方のみ設けられていてもよいし、さらに支持面の位置を変えて別の電線支持部が設けられていてもよい。
以上のようにこの発明は詳細に説明されたが、上記した説明は、すべての局面において、例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
10A、10B 電線
12 導体
14 被覆
20 皮剥工具
30 支持部
34g1、34g2 凹部
35a、35b 皮剥刃支持突部
35ah、35bh 支持孔
36 姿勢規制突部
40A、40B 電線支持部
42A、42A 支持面
44A、44B 支持突部
48A、48B 刃先位置規制部
50 皮剥刃
52、54 刃先
58 支軸部

Claims (6)

  1. 導体周りに被覆が形成された電線の前記被覆を皮剥ぎするための電線の皮剥工具であって、
    前記電線の外周周りの一方側から前記電線を支える支持面が形成され、前記電線を前記支持面で支えた状態でその長手方向に沿って引抜き可能に支持する電線支持部と、
    前記被覆の外周周りの一部を皮剥するように、前記導体と前記被覆との間に切込み可能な刃先が形成された皮剥刃と、
    前記刃先を、前記支持面に対して前記導体を挟んで反対側の位置で前記導体の軸方向一方側に向けた姿勢で、前記皮剥刃を前記支持面に対して接近離隔移動可能に支持する支持部と、
    前記刃先が、前記支持面の反対側から前記導体と前記被覆との間に切込む切込位置よりも前記支持面側に近づかないように規制する刃先位置規制部と、
    を備え、
    前記刃先を、前記導体の軸方向に対して平行にした姿勢と、その姿勢から前記支持面側に向けた姿勢及び前記支持面から離反する方向に向けた姿勢とできる範囲で、姿勢変更可能に支持されている、電線の皮剥工具。
  2. 導体周りに被覆が形成された電線の前記被覆を皮剥ぎするための電線の皮剥工具であって、
    前記電線の外周周りの一方側から前記電線を支える支持面が形成され、前記電線を前記支持面で支えた状態でその長手方向に沿って引抜き可能に支持する電線支持部と、
    前記被覆の外周周りの一部を皮剥するように、前記導体と前記被覆との間に切込み可能な刃先が形成された皮剥刃と、
    前記刃先を、前記支持面に対して前記導体を挟んで反対側の位置で前記導体の軸方向一方側に向けた姿勢で、前記皮剥刃を前記支持面に対して接近離隔移動可能に支持する支持部と、
    前記刃先が、前記支持面の反対側から前記導体と前記被覆との間に切込む切込位置よりも前記支持面側に近づかないように規制する刃先位置規制部と、
    を備え、
    前記皮剥刃に、前記導体の軸方向他方側を向く、別の刃先が形成されている、電線の皮剥工具。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の電線の皮剥工具であって、
    前記支持部は、中間部が弾性変形可能なU字状形状に形成され、その一端部に前記電線支持部が設けられ、その他端部に前記皮剥刃が設けられている、電線の皮剥工具。
  4. 請求項3記載の電線の皮剥工具であって、
    前記支持部の一端部のうち前記電線支持部が設けられた部分の外向き部分、及び、前記支持部のうち前記皮剥刃が設けられた部分の外向き部分の少なくとも一方に、凹部が形成されている、電線の皮剥工具。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載の電線の皮剥工具であって、
    前記電線支持部は、前記支持面から突出して前記電線をその周方向両側から挟む一対の支持突部を含み、
    前記一対の支持突部の先端部が、前記皮剥刃に当接して、前記刃先の位置を規制する前記刃先位置規制部である、電線の皮剥工具。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載の電線の皮剥工具であって、
    複数の前記電線支持部を備え、
    前記複数の電線支持部は、前記切込位置に対する前記支持面の距離が異なる、複数タイプを含む、電線の皮剥工具。
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