JP3229345U - 長尺体の被覆剥ぎ取り治具 - Google Patents

長尺体の被覆剥ぎ取り治具 Download PDF

Info

Publication number
JP3229345U
JP3229345U JP2020003792U JP2020003792U JP3229345U JP 3229345 U JP3229345 U JP 3229345U JP 2020003792 U JP2020003792 U JP 2020003792U JP 2020003792 U JP2020003792 U JP 2020003792U JP 3229345 U JP3229345 U JP 3229345U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
long body
pair
cable
cutting edge
holding plates
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020003792U
Other languages
English (en)
Inventor
加寿也 椎田
加寿也 椎田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Energy System Corp
Original Assignee
Yazaki Energy System Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Energy System Corp filed Critical Yazaki Energy System Corp
Priority to JP2020003792U priority Critical patent/JP3229345U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3229345U publication Critical patent/JP3229345U/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Removal Of Insulation Or Armoring From Wires Or Cables (AREA)

Abstract

【課題】長尺体の被覆の剥ぎ取りを容易に行うことができる長尺体の被覆剥ぎ取り治具を提供する。【解決手段】被覆を有する長尺体(ケーブル)の外周に対向して配置される一対の挟持板7と、長尺体の被覆に切り込みを入れる切刃9とを備えた長尺体の被覆剥ぎ取り治具1において、切刃が設けられた挟持板の外面に、切刃の長尺体に向けた突出長さを調整可能な突出調整部11を設け、突出調整部に、長尺体の被覆に対する切刃の切り込み方向を、長尺体の長さ方向と長尺体の周方向とに調整可能な方向調整部13を設け、さらに一対の挟持板に、長尺体の外周と対向する対向面が円弧状に形成され、少なくともいずれか一方に切刃が設けられた一対の包囲部15と、一対の包囲部を長尺体の外周に押圧させ、切刃を長尺体の被覆に切り込ませ、長尺体に対して一対の挟持板を移動させる押圧操作部17とを設けた。【選択図】図2

Description

本考案は、長尺体の被覆剥ぎ取り治具に関する。
従来、長尺体の被覆剥ぎ取り治具としては、被覆を有する長尺体としてのケーブルの外周に対向して配置される一対の挟持板としての上、下フレームを備えている。また、上、下フレームのうち少なくとも一方に設けられ、ケーブルの外周と対向する対向面からケーブルに向けて突出され、上、下フレームの移動により、ケーブルの被覆に切り込みを入れる切刃としての剥取刃及びピッチ調整刃を備えている(特許文献1参照)。
この長尺体の被覆剥ぎ取り治具では、上、下フレームが、取付ボルトによって、ケーブルの外径に応じて調節可能となっている。また、剥取刃は、ケーブルに対する剥取深さの調節が可能であり、ピッチ調整刃は、ケーブルに対する傾き角度と喰込み深さとが調整可能となっている。
このような長尺体の被覆剥ぎ取り治具では、上、下フレームを、ケーブルに対して回転させることにより、剥取刃とピッチ調整刃とによって、ケーブルの長さ方向の所定のピッチで、ケーブルの被覆を剥ぎ取ることができる。
しかしながら、上記特許文献1のような長尺体の被覆剥ぎ取り治具では、長尺体の長さ方向に対して、所定の長さの被覆を剥ぎ取るために、何周も一対の挟持板を回転させなければならず、作業性が低下していた。
一方、他の長尺体の被覆剥ぎ取り治具としては、カッター本体内に切刃が埋め込まれ、カッター本体に、縦切りガイドと、輪切りガイドとが設けられたものが知られている(特許文献2参照)。
この長尺体の被覆剥ぎ取り治具では、縦切りガイドに、長尺体としてのケーブルを合わせて、カッター本体をケーブルの長さ方向に移動させることにより、切刃によって、ケーブルの長さ方向に切り込みを入れることができる。また、輪切りガイドに、ケーブルを合わせて、カッター本体をケーブルの周方向に移動させることにより、切刃によって、ケーブルの周方向に切り込みを入れることができる。
このような長尺体の被覆剥ぎ取り治具では、カッター本体を、ケーブルに対して何周も回転させる必要がなく、カッター本体のケーブルの長さ方向の移動と周方向の1周の移動とによって、所定の長さの被覆を剥ぎ取ることができる。
実開昭61−3209号公報 実開平1−134915号公報
しかしながら、上記特許文献2のような長尺体の被覆剥ぎ取り治具では、操作者の指などによって、カッター本体を、長尺体の外周に押圧しているだけであるので、長尺体に対する押圧力が安定しないことがあった。押圧力が安定していないと、長尺体の被覆に対して、切刃による切り込み深さが安定せず、長尺体の被覆の剥ぎ取りが困難となる可能性があった。
本考案は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本考案の目的は、長尺体の被覆の剥ぎ取りを容易に行うことができる長尺体の被覆剥ぎ取り治具を提供することにある。
本実施形態に係る長尺体の被覆剥ぎ取り治具は、被覆を有する長尺体の外周に対向して配置される一対の挟持板と、前記一対の挟持板のうち少なくとも一方に設けられ、前記長尺体の外周と対向する対向面から前記長尺体に向けて突出され、前記一対の挟持板の移動により、前記長尺体の被覆に切り込みを入れる切刃と、を備え、前記一対の挟持板のうち前記切刃が設けられた挟持板の外面には、前記切刃の前記長尺体に向けた突出長さを調整可能な突出調整部が設けられ、前記突出調整部には、前記長尺体の被覆に対する前記切刃の切り込み方向を、前記長尺体の長さ方向と前記長尺体の周方向とに調整可能な方向調整部が設けられ、前記一対の挟持板には、前記長尺体の外周と対向する対向面が円弧状に形成され、少なくともいずれか一方に前記切刃が設けられた一対の包囲部と、前記一対の包囲部を前記長尺体の外周に押圧させ、前記切刃を前記長尺体の被覆に切り込ませ、前記長尺体に対して前記一対の挟持板を移動させる押圧操作部とが設けられている。
前記押圧操作部は、前記一対の包囲部の両側にそれぞれ設けられていることが好ましい。
前記一対の包囲部は、前記長尺体と対向する対向面の径が異なるように、前記一対の挟持板に対して、複数設けられていることが好ましい。
本考案によれば、長尺体の被覆の剥ぎ取りを容易に行うことができる長尺体の被覆剥ぎ取り治具を提供することができる。
本実施形態に係る長尺体の被覆剥ぎ取り治具の斜視図である。 本実施形態に係る長尺体の被覆剥ぎ取り治具の側面図である。 本実施形態に係る長尺体の被覆剥ぎ取り治具の上面図である。 本実施形態に係る長尺体の被覆剥ぎ取り治具をケーブルに配置したときの側面図である。 本実施形態に係る長尺体の被覆剥ぎ取り治具をケーブルに配置するときの断面図である。 本実施形態に係る長尺体の被覆剥ぎ取り治具をケーブルに配置したときの断面図である。 本実施形態に係る長尺体の被覆剥ぎ取り治具が適用されるケーブルの側面図である。 本実施形態に係る長尺体の被覆剥ぎ取り治具が適用されたケーブルの側面図である。
以下、図面を用いて本実施形態に係る長尺体の被覆剥ぎ取り治具について詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。
本実施形態に係る長尺体の被覆剥ぎ取り治具1は、被覆としての外部半導電層3を有する長尺体としてのケーブル5の外周に対向して配置される一対の挟持板7,7を備えている。また、一対の挟持板7,7のうち少なくとも一方に設けられ、ケーブル5の外周と対向する対向面からケーブル5に向けて突出され、一対の挟持板7,7の移動により、ケーブル5の外部半導電層3に切り込みを入れる切刃9を備えている。
また、一対の挟持板7,7のうち切刃9が設けられた挟持板7の外面には、切刃9のケーブル5に向けた突出長さを調整可能な突出調整部11が設けられている。さらに、突出調整部11には、ケーブル5の外部半導電層3に対する切刃9の切り込み方向を、ケーブル5の長さ方向とケーブル5の周方向とに調整可能な方向調整部13が設けられている。
そして、一対の挟持板7,7には、ケーブル5の外周と対向する対向面が円弧状に形成され、少なくともいずれか一方に切刃9が設けられた一対の包囲部15,15が設けられている。また、一対の挟持板7,7には、一対の包囲部15,15をケーブル5の外周に押圧させ、切刃9をケーブル5の外部半導電層3に切り込ませ、ケーブル5に対して一対の挟持板7,7を移動させる押圧操作部17が設けられている。
また、押圧操作部17は、一対の包囲部15,15の両側にそれぞれ設けられている。
さらに、一対の包囲部15,15は、ケーブル5と対向する対向面の径が異なるように、一対の挟持板7,7に対して、複数設けられている。
図4〜図8に示すように、ケーブル5は、中心から外径側に向けて、導体(不図示)、内部半導電層(不図示)、絶縁体層19、外部半導電層3、遮蔽層を覆うテープ巻き21、シース23で形成された高圧電力ケーブルからなる。このケーブル5は、絶縁体層19の外周を覆う外部半導電層3が、長尺体の被覆剥ぎ取り治具1によって剥がされる。
図1〜図8に示すように、長尺体の被覆剥ぎ取り治具1は、一対の挟持板7,7と、切刃9とを備えている。一対の挟持板7,7は、長方形状の板状に形成され、厚さ方向に対向して配置されている。この一対の挟持板7,7は、長さ方向の一端側が連結部25を介して一体に連結され、長さ方向の他端側が厚さ方向に離間するように開放部27となっている。このような一対の挟持板7,7には、一対の包囲部15,15と、押圧操作部17とが設けられている。
一対の包囲部15,15は、一対の挟持板7,7にそれぞれ設けられている。この一対の包囲部15,15は、一対の挟持板7,7に対して、ケーブル5と対向する対向面が、ケーブル5の外周形状に合わせて、半円の円弧状に形成されている。このような一対の包囲部15,15のケーブル5との対向面には、座29,29がそれぞれ設けられている。
座29,29は、一対の包囲部15,15のケーブル5との対向面からケーブル5側に向けて突出されている。この座29,29は、ケーブル5の外部半導電層3の外周形状に合わせて、半円の円弧状に形成されている。このような座29,29は、一対の挟持板7,7が互いに近接する方向に移動されたとき、ケーブル5の外部半導電層3の外周に当接される。
この座29,29の一対の包囲部15,15からケーブル5に向けた突出長さは、ケーブル5の外部半導電層3に当接された状態で、テープ巻き21に結束されたバインド線31が、一対の包囲部15,15の内面と干渉しない長さに設定されている。このため、一対の挟持板7,7を互いに近接する方向に移動させたときに、一対の包囲部15,15の内面がバインド線31と干渉することがなく、座29,29を外部半導電層3に安定して当接させることができる。
このような一対の包囲部15,15のうち一方の包囲部15(ここでは上側の包囲部15)の外面には、切刃9を取り付けるための取付部33が設けられている。この取付部33の中央部には、切刃9が挿通される貫通孔が設けられている。また、座29には、取付部33の貫通孔と連通され、切刃9が挿通される孔が設けられている。
このような一対の包囲部15,15は、一対の挟持板7,7に対して、ケーブル5と対向する対向面で形成される径が異なるように、挟持板7の長さ方向に沿って、複数組(ここでは3組)設けられている。このように径の異なる一対の包囲部15,15を複数組設けることにより、様々な外径サイズを有するケーブル5に対して、1つの長尺体の被覆剥ぎ取り治具1で対応することができる。このような一対の包囲部15,15は、押圧操作部17によって、一対の挟持板7,7が互いに近接する方向に移動されることにより、座29,29がケーブル5の外部半導電層3に当接される。
押圧操作部17は、一対の包囲部15,15の両側に位置するように、一対の挟持板7,7の連結部25側と開放部27側とにそれぞれ位置する平板状の部分となっている。この押圧操作部17,17は、例えば、操作者などが把持することにより、一対の挟持板7,7を互いに近接する方向に移動させる。この一対の挟持板7,7の互いに近接する方向への移動により、一対の包囲部15,15の座29,29が、ケーブル5の外部半導電層3の外周面に当接し、外部半導電層3を挟み込むように押圧する。
このように一対の包囲部15,15でケーブル5を挟み込むように押圧することにより、ケーブル5に対する押圧力が逃げることがなく、ケーブル5に対して安定した押圧力を得ることができる。また、押圧操作部17を、一対の包囲部15,15に対して、挟持板7の長さ方向の両側に設けることにより、一対の包囲部15,15のケーブル5に対する押圧力を安定化することができる。
この押圧操作部17は、一対の包囲部15,15がケーブル5を押圧した状態、すなわち押圧操作部17,17を把持した状態で、ケーブル5に対して、一対の挟持板7,7を移動させる。例えば、一対の挟持板7,7を、ケーブル5の長さ方向に移動させる場合には、押圧操作部17,17を把持した状態で、押圧操作部17,17を、ケーブル5の長さ方向に沿って移動させる。一方、一対の挟持板7,7を、ケーブル5の周方向に移動させる場合には、押圧操作部17,17を把持した状態で、押圧操作部17,17を、ケーブル5の周方向に沿って回転させる。
このように押圧操作部17は、ケーブル5に対して、一対の包囲部15,15で押圧力を付与しつつ、一対の挟持板7,7を移動させる。このような押圧操作部17により、一対の挟持板7,7が移動されるケーブル5の外部半導電層3には、切刃9によって、切り込みが施される。
切刃9は、一対の包囲部15,15のうち一方の包囲部15(ここでは上側の包囲部15)に設けられている。この切刃9は、外部半導電層3に切り込みを入れる先端が、座29の内面からケーブル5側に向けて突出されている。この切刃9の先端の突出長さは、外部半導電層3に差し込んだときに、ケーブル5の絶縁体層19に達しない長さに設定されている。このような切刃9は、一対の挟持板7,7の移動により、外部半導電層3に切り込みを施す。この切刃9の突出長さは、突出調整部11によって調整され、切刃9の先端の切っ先の向きは、方向調整部13によって調整される。
突出調整部11は、円筒状に形成され、包囲部15の外面に形成された取付部33に回転可能に組み付けられる。この突出調整部11の内部の中央部には、切刃9の先端が外面から露出するように、切刃9が一体回転可能に固定される。このような突出調整部11は、外面からの切刃9の先端の突出長さを調整することにより、外部半導電層3に対する切刃9の切り込み深さを調整することができる。
方向調整部13は、突出調整部11の切刃9の先端が露出する外面と反対側の外面に、突出調整部11と一体に長方形状に形成されている。この方向調整部13は、長手方向が、切刃9の先端の切っ先の方向と同一方向に設定されている。このような方向調整部13は、切刃9の切っ先が、ケーブル5の長さ方向と、ケーブル5の周方向(幅方向)とに向くように調整することができる。
詳細には、方向調整部13の長手方向を、ケーブル5の長さ方向と平行に配置することにより、突出調整部11が回転され、切刃9の切っ先が、ケーブル5の長さ方向に向く。この状態で、一対の挟持板7,7を、ケーブル5の長さ方向に沿って移動させることにより、切刃9によって、外部半導電層3に長さ方向の切れ目35を入れることができる。
一方、方向調整部13の長手方向を、ケーブル5の長さ方向と直交する方向に配置することにより、突出調整部11が回転され、切刃9の切っ先が、ケーブル5の周方向(幅方向)に向く。この状態で、一対の挟持板7,7を、ケーブル5の周方向に沿って回転させることにより、切刃9によって、外部半導電層3に周方向の切れ目37を入れることができる。
このような長尺体の被覆剥ぎ取り治具1によるケーブル5の外部半導電層3の剥ぎ取りは、まず、突出調整部11において、切刃9の先端の突出長さを調整する。次に、突出調整部11を、ケーブル5が配置される包囲部15の取付部33に組み付ける。次に、開放部27を開き、一対の挟持板7,7の間にケーブル5を挿入し、ケーブル5のサイズに合った一対の包囲部15,15にケーブル5を配置する。
次に、方向調整部13の長手方向を、ケーブル5の長さ方向と平行に配置し、切刃9の切っ先を、ケーブル5の長さ方向に向ける。次に、押圧操作部17,17を把持して、一対の包囲部15,15の座29,29を外部半導電層3に当接させ、切刃9を外部半導電層3に差し込む。次に、押圧操作部17,17を介して一対の挟持板7,7を、ケーブル5の長さ方向に沿って移動させ、切刃9によって、外部半導電層3に長さ方向の切れ目35を入れる。
次に、方向調整部13の長手方向を、ケーブル5の長さ方向と直交する方向に配置し、切刃9の切っ先を、ケーブル5の周方向(幅方向)に向ける。次に、押圧操作部17,17を介して一対の挟持板7,7を、ケーブル5の周方向に沿って回転させ、切刃9によって、外部半導電層3に周方向の切れ目37を入れる。そして、手やラジオペンチなどによって、外部半導電層3を剥ぎ取る。
なお、外部半導電層3に、初めに、長さ方向の切れ目35を入れ、次に、周方向の切れ目37を入れているが、初めに、周方向の切れ目37を入れ、次に、長さ方向の切れ目35を入れてもよい。
このような長尺体の被覆剥ぎ取り治具1では、一対の挟持板7,7に、ケーブル5の外周と対向する対向面が円弧状に形成され、少なくともいずれか一方に切刃9が設けられた一対の包囲部15,15が設けられている。また、一対の挟持板7,7には、一対の包囲部15,15をケーブル5の外周に押圧させ、切刃9をケーブル5の外部半導電層3に切り込ませ、ケーブル5に対して一対の挟持板7,7を移動させる押圧操作部17が設けられている。
このため、押圧操作部17によって、一対の包囲部15,15がケーブル5の外周を押圧するので、ケーブル5に対する押圧力を安定化することができ、切刃9によるケーブル5の外部半導電層3への切り込み深さを均一にすることができる。
従って、このような長尺体の被覆剥ぎ取り治具1では、ケーブル5の外部半導電層3の剥ぎ取りを容易に行うことができる。
また、押圧操作部17は、一対の包囲部15,15の両側にそれぞれ設けられている。このため、一対の包囲部15,15によるケーブル5の押圧をさらに安定化することができる。
さらに、一対の包囲部15,15は、ケーブル5と対向する対向面の径が異なるように、一対の挟持板7,7に対して、複数設けられている。このため、様々な外径サイズを有するケーブル5に対して、1つの長尺体の被覆剥ぎ取り治具1で対応することができる。
以上、本実施形態を説明したが、本実施形態はこれらに限定されるものではなく、本実施形態の要旨の範囲内で種々の変形が可能である。
例えば、本実施形態においては、一対の包囲部が、3組設けられているが、これに限らず、一対の包囲部を2組以下、或いは4組以上設けてもよい。
また、切刃は、一方の挟持板のみに設けられているが、これに限らず、他方の挟持板にも、切刃を設けてもよい。
1 長尺体の被覆剥ぎ取り治具
3 外部半導電層(被覆)
5 ケーブル(長尺体)
7 挟持板
9 切刃
11 突出調整部
13 方向調整部
15 包囲部
17 押圧操作部

Claims (3)

  1. 被覆を有する長尺体の外周に対向して配置される一対の挟持板と、
    前記一対の挟持板のうち少なくとも一方に設けられ、前記長尺体の外周と対向する対向面から前記長尺体に向けて突出され、前記一対の挟持板の移動により、前記長尺体の被覆に切り込みを入れる切刃と、
    を備え、
    前記一対の挟持板のうち前記切刃が設けられた挟持板の外面には、前記切刃の前記長尺体に向けた突出長さを調整可能な突出調整部が設けられ、
    前記突出調整部には、前記長尺体の被覆に対する前記切刃の切り込み方向を、前記長尺体の長さ方向と前記長尺体の周方向とに調整可能な方向調整部が設けられ、
    前記一対の挟持板には、前記長尺体の外周と対向する対向面が円弧状に形成され、少なくともいずれか一方に前記切刃が設けられた一対の包囲部と、前記一対の包囲部を前記長尺体の外周に押圧させ、前記切刃を前記長尺体の被覆に切り込ませ、前記長尺体に対して前記一対の挟持板を移動させる押圧操作部とが設けられている長尺体の被覆剥ぎ取り治具。
  2. 前記押圧操作部は、前記一対の包囲部の両側にそれぞれ設けられている請求項1に記載の長尺体の被覆剥ぎ取り治具。
  3. 前記一対の包囲部は、前記長尺体と対向する対向面の径が異なるように、前記一対の挟持板に対して、複数設けられている請求項1又は2に記載の長尺体の被覆剥ぎ取り治具。
JP2020003792U 2020-09-04 2020-09-04 長尺体の被覆剥ぎ取り治具 Active JP3229345U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020003792U JP3229345U (ja) 2020-09-04 2020-09-04 長尺体の被覆剥ぎ取り治具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020003792U JP3229345U (ja) 2020-09-04 2020-09-04 長尺体の被覆剥ぎ取り治具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3229345U true JP3229345U (ja) 2020-12-03

Family

ID=73544544

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020003792U Active JP3229345U (ja) 2020-09-04 2020-09-04 長尺体の被覆剥ぎ取り治具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3229345U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2980568B2 (ja) ケーブルストリッパ
GB2153158A (en) Co-axial cable end portion preparation
JP3229345U (ja) 長尺体の被覆剥ぎ取り治具
CA1135033A (en) Wire stripper
JP4044390B2 (ja) 皮剥ぎ工具
US10020630B2 (en) Methods to use cable crimp and trim device
JP4897410B2 (ja) 電線被覆切具及びその取扱方法
JP5958421B2 (ja) 電線の皮剥工具
US3971129A (en) Tool for stripping insulation from multiconductor cables and individual insulated conductors
JPS6096119A (ja) 単心又は多心ケーブルの外側絶縁被覆を除去工具によつて除去するための方法とその方法を実施するための絶縁被覆除去工具
KR200303369Y1 (ko) 다중 케이블의 피복관 탈피장치
GB2215143A (en) Wire stripper
JP3000280B1 (ja) 大径被覆電線の被覆剥離具。
JP2001352634A (ja) 被覆線の皮剥用工具およびチューブ材の切断工具
GB2284946A (en) Cable stripping tool
KR200176745Y1 (ko) 케이블 피복 절개용 공구
JPH079549Y2 (ja) フラットシールドケーブル用ストリッパ
JP3109922U (ja) 芯体剥出装置
JP2597995Y2 (ja) 電力ケーブル被覆剥離装置
US3227014A (en) Wirestripping tool having a longitudinally acting scraping blade
US20200067288A1 (en) Cable Stripping Tool
JP3053261U (ja) 電線被覆段剥ぎ用システム工具及びそのダイスストッパ
JP3242199B2 (ja) 電力ケーブル被覆剥離装置
JP2013038972A (ja) 被覆剥取具
JPH04347509A (ja) ケーブル被覆剥離装置

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3229345

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250