JP5224414B2 - 光ファイバ保持部材、複数層被覆光ファイバの被覆除去方法および融着方法 - Google Patents

光ファイバ保持部材、複数層被覆光ファイバの被覆除去方法および融着方法 Download PDF

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本発明は、複数層の被覆が施された複数本の光ファイバを、一括して所定の長さで被覆を除去することが可能な光ファイバ保持部材等に関する。
従来、光ファイバ心線は被覆が施されて用いられる。例えば、0.125mm径の光ファイバ心線に対して被覆が施された0.25mm径の光ファイバケーブルが標準径として用いられている。光ファイバ同士を接続する際には、所定範囲の被覆を除去して、接続対象の光ファイバ同士を突き合わせて融着する方法が採られる。この際、複数の光ファイバの被覆除去を一括で行い、融着行うためには、各光ファイバを整列させた状態で保持するための保持部材が用いられる。
例えば、標準径の0.25mm(心線径0.125mm)の光ファイバ用としては、これに応じた標準の保持部材を使用することができる。このような標準サイズの光ファイバ用の切断器や融着器には、光ファイバの径に応じた0.25mmピッチのV溝が形成されており、当該溝にそれぞれの光ファイバを配置することで、複数の光ファイバが整列され、保持された状態で、各種の作業を行うことができる。
一方、0.25mmの被覆光ファイバは、線径が細く、取り扱い性が悪いため、より太径の光ファイバが使用される場合がある。すなわち、標準の被覆光ファイバの外周にさらに被覆が施された複数層被覆光ファイバが用いられることがある。例えば、0.25mm径の光ファイバにさらに被覆を施して0.5mm径の光ファイバとして取り扱われる。
このような複数層被覆光ファイバであっても、ファイバ同士の接続時には、内層側と外層側の被覆を除去する必要がある。しかし、従来の標準の光ファイバ保持部材を用いると、光ファイバの外径が標準よりも大きいため、従来の0.25mmピッチのV溝に対して、効率よく配置することができない。
したがって、このような複層被覆光ファイバに対しては、まず、光ファイバを保持部材にセットし、接続部端部から所定範囲において、外層側被覆のみを除去して0.25mm径の光ファイバとして、さらに、0.25mm径の先端側の所定範囲において内層側の被覆を除去して、融着等の作業を行う必要がある。
このような複数層の被覆を有する光ファイバの被覆除去及び融着方法としては、例えば、第1の光ファイバホルダと第2の光ファイバホルダとを分離して、第1ベース部に設けられた第1の溝部を第1クランプで覆い、接続すべき第2の被覆層を有する光ファイバ心線を順次挿入して、各光ファイバ心線の先端部を前記第1の溝部から所定長さで突出させ、各光ファイバ心線の先端部の第2の被覆層を除去して第1の被覆層に露出し、第1の光ファイバホルダに対して第2の光ファイバホルダを装着すると共に、第1の光ファイバホルダに保持された複数本の第2の被覆層を有する光ファイバ心線の先端部を、第2ベース部に設けられた溝部に載置すると共にテーパ状に形成された溝部で集合させ、この集合した部分を第2ベース部の前方端から所定長さで突出させ、各光ファイバ素線の先端部の被覆層を除去して裸光ファイバにすべく露出して口出しする方法がある(特許文献1)。
特開2007−298705号公報
しかし、特許文献1の方法は、保持部材が二つの部材に分割されるため、部品の紛失の恐れがある。また、第1の光ファイバホルダのみでは、ホルダ自体が小さく(短く)なるため、保持部材の取り扱い性が悪く、外周の被覆を除去する際の作業性が悪いという問題がある。また、複数層の被覆を順次除去する必要があるため、作業が複雑であり、作業工数を要する。また、それぞれの層の被覆を除去する際には、除去する被覆の外径(内径)に応じて、ストリッパの刃間隔を調整するための調整部材等を用いる必要がある。したがって、使用部材が多く、調整作業等が必要となる。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、複数層の被覆光ファイバを一括で保持し、簡易な作業で所定範囲の外層および内層の被覆を除去することが可能な光ファイバ保持部材等を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するため、第1の発明は、光ファイバ保持部材であって、本体部と、前記本体部に対してヒンジで開閉可能な押さえ部と、を具備し、前記本体部の上面には、前記本体部の長手方向に光ファイバを保持可能な本体溝が形成され、前記本体部には、前記本体部の幅方向を回転軸として回動可能な回転ホルダが設けられ、前記回転ホルダは、一方の面に第1の溝が形成され、前記回転ホルダを前記本体部の長手方向前方側に回動させた際には、前記回転ホルダの前記一方の面における前記第1の溝と前記本体溝とが略同一線上に配置され、前記第1の溝は前方に向かうにつれて幅が狭くなるよう形成されることを特徴とする光ファイバ保持部材である。
前記回転ホルダの他方の面には、第2の溝が形成され、前記回転ホルダを前記本体部の長手方向後方側に回動させた際には、前記回転ホルダの前記他方の面における前記第2の溝と前記本体溝とが略同一線上に配置されてもよい。
第1の発明によれば、本体部から突出するスペーサが設けられ、スペーサが本体部の長手方向に延伸することが可能であるため、被覆を除去するストリッパに対してそれぞれの層の被覆を除去するための調整等と個別に行うことなく、一つの工程で、外層被覆除去部と内外層被覆除去部とを設けることができる。このため、作業が容易であり、別途部材を用いる必要がない。
また、回転ホルダが設けられれば、被覆除去する際には被覆除去部から退避させておき、被覆除去後に外層被覆部を整列させる際には、回転ホルダを本体部の長手方向前方側に回動させることで、容易に光ファイバの整列が可能である。また、この際、複数の部材を接合する必要もない。
また、回転ホルダを退避させる際に、回転ホルダを本体部の長手方向後方側に回動させておき、当該部位に光ファイバを保持可能な溝を設けることで、回転ホルダの退避時においてもホルダの全長が短くならず、作業性にも優れる。
第2の発明は、複数層被覆光ファイバの被覆除去方法であって、本体部と、前記本体部に対してヒンジで開閉可能な押さえ部と、前記本体部に設けられ、前記本体部の長手方向前方端部から突出するスペーサと、を具備し、前記本体部の上面には、前記本体部の長手方向に光ファイバを保持可能な本体溝が形成され、前記スペーサは、前記本体部の長手方向前方端部から所定長さだけ延伸可能である光ファイバ保持部材を用い、前記押さえ部を開いた状態で、複数本の被覆光ファイバを前記本体溝に整列させて前記押さえ部を閉じる工程(a)と、前記光ファイバ保持部材を、上下に刃部を有するストリッパに設置する工程(b)と、前記スペーサを挟み込むように前記刃部を動作させることで、それぞれの被覆光ファイバの外層側の被覆を前記刃部で切り込み、前記スペーサを挟み込んだ状態のまま、前記刃部を前方に移動させて前記外層側の被覆を除去する工程(c)と、前記スペーサの延伸限を超えて前記刃部を移動させることで、前記刃部から前記スペーサが抜け、前記スペーサの厚み分だけ前記刃部の距離が近くなることで、それぞれの被覆光ファイバの内層側の被覆を前記刃部で切り込み、前記刃部をさらに前方に移動させることで前記内層側の被覆を除去する工程(d)と、を具備することを特徴とする複数層被覆光ファイバの被覆除去方法である。
第3の発明は、複数層被覆光ファイバの融着方法であって、本体部と、前記本体部に対してヒンジで開閉可能な押さえ部と、前記本体部に設けられ、前記本体部の長手方向前方端部から突出するスペーサと、を具備し、前記本体部の上面には、前記本体部の長手方向に光ファイバを保持可能な本体溝が形成され、前記スペーサは、前記本体部の長手方向前方端部から所定長さだけ延伸可能であり、前記本体部には、前記本体部の幅方向を回転軸として回動可能な回転ホルダが設けられ、前記回転ホルダは、一方の面に第1の溝が形成され、前記回転ホルダを前記本体部の長手方向前方側に回動させた際には、前記回転ホルダの前記一方の面における前記第1の溝と前記本体溝とが略同一線上に配置され、前記第1の溝は前方に向かうにつれて幅が狭くなるよう形成され、前記回転ホルダの他方の面には、第2の溝が形成され、前記回転ホルダを前記本体部の長手方向後方側に回動させた際には、前記回転ホルダの前記他方の面における前記第2の溝と前記本体溝とが略同一線上に配置される光ファイバ保持部材を用い、前記回転ホルダを前記本体部の長手方向後方側に回動させ、前記押さえ部を開いた状態で、複数本の被覆光ファイバを前記本体溝および前記第2の溝に整列させて前記押さえ部を閉じる工程(h)と、前記光ファイバ保持部材を、上下に刃部を有するストリッパに設置する工程(i)と、前記スペーサを挟み込むように前記刃部を動作させることで、それぞれの被覆光ファイバの外層側の被覆を前記刃部で切り込み、前記スペーサを挟み込んだ状態のまま、前記刃部を前方に移動させて前記外層側の被覆を除去する工程(j)と、前記スペーサの延伸限を超えて前記刃部を移動させることで、前記刃部から前記スペーサが抜け、前記スペーサの厚み分だけ前記刃部の距離が近くなることで、それぞれの被覆光ファイバの内層側の被覆を前記刃部で切り込み、前記刃部をさらに前方に移動させることで前記内層側の被覆を除去する工程(k)と、前記回転ホルダを前記本体部の長手方向前方側に回動させ、前記外層側の被覆が除去された部位を前記第1の溝に整列させる工程(l)と、前記内層側の被覆が除去された部位を所定長さに切断して、接続対象と融着させる工程(m)と、を具備することを特徴とする複数層被覆光ファイバの融着方法である。
第2の発明および第3の発明によれば、複数本の複層被覆光ファイバに対し、容易に所定範囲の被覆除去及び融着作業を行うことができる。
本発明によれば、複数層の被覆光ファイバを一括で保持し、簡易な作業で所定範囲の外層および内層の被覆を除去することが可能な光ファイバ保持部材等を提供することができる。
光ファイバ保持部材1を示す斜視図であり、(a)はスペーサ19を引き戻された状態を示す図、(b)はスペーサ19を引出した状態を示す図。 光ファイバ保持部材1を示す斜視図であり、回転ホルダ9を回転させる状態を示す図。 光ファイバ31の断面図。 光ファイバ保持部材1に光ファイバ31を設置した状態を示す斜視図。 ストリッパ刃39を示す図で、(a)は斜視図、(b)は(a)のC−C線断面図。 光ファイバ31をストリッパ刃39で挟み込んだ状態を示す図で、(a)は側面断面図、(b)は正面図。 ストリッパ刃39を移動させて外層被覆を除去する状態を示す図。 ストリッパ刃39がスペーサ19の前進限を超える位置まで移動した状態を示す図で、(a)は側面断面図、(b)は正面図。 ストリッパ刃39がスペーサ19の前進限を超えてさらに移動した状態を示す図で、(a)は側面断面図、(b)は被覆が除去された状態を示す斜視図。 回転ホルダ9を回転させる状態を示す図、(a)は押さえ部13を開いて回転ホルダを後方から前方に回動する状態を示す図、(b)は回転ホルダを前方まで回動させた状態を示す図、(c)は押さえ部材13を閉じた状態を示す図。
以下、本発明の実施の形態にかかる光ファイバ保持部材1について説明する。図1は、光ファイバ保持部材1を示す斜視図であり、図1(a)はスペーサ19が引き戻された状態を示す図、図1(b)はスペーサ19が引き出された状態を示す図である。光ファイバ保持部材1は、主に本体部3、押さえ部5、回転ホルダ9、押さえ部13、スペーサ19等から構成される。
本体部3は、略直方体の部材である。本体部3の長手方向(保持対象の光ファイバの軸方向)の側方には、ヒンジ7により開閉可能な押さえ部5が設けられる。なお、本体部3、押さえ部5は金属製であり、図示を省略した磁石等によって、押さえ部5と本体部3とを互いに固定することができる。すなわち、本体部3または押さえ部5に磁石を埋設することで、押さえ部5は、閉じた状態で保持される。
押さえ部5の裏面には、弾性部材15が長手方向に渡って形成される。弾性部材15は、例えばゴム製である。押さえ部5は、閉じた状態で押さえ部5(弾性部材15)の裏面と本体部3の上面とが略平行となるように調整される。なお、平行に保持するためには、必要に応じて、本体部3に図示を省略した高さ調整ねじ等を設け、押さえ部5を閉じた際に、押さえ部5の裏面との接触高さを調整できるようにすればよい。
本体部3の上面(押さえ部5との対向面)には、本体部の長手方向に向けて本体溝である溝17が設けられる。溝17の深さは、保持対象となる光ファイバの外径に対応し、光ファイバの外径よりもわずかに浅く設定される。
溝17の側方には、溝17の形成方向と同一方向であって、本体部3の一方の端部(図中右下方向であって、以後、本体部3の前方と称する)にわずかに先端が突出するようにスペーサ19が設けられる。スペーサ19の先端の厚みは、後述する光ファイバの被覆厚みに応じて設定される。なお、スペーサ19は、強度を有し硬質な部材であればよく、例えば金属製である。
スペーサ19は、本体部3の前方方向に延伸させることができる。すなわち、図1(a)に示すように、スペーサ19を本体部3に完全に引き戻した状態において、スペーサ19はスペーサ溝21に略全体が収容され、端部が本体部3の前方に突出する。スペーサ19の本体部3前方への突出代はL1とする。この状態から、図1(b)に示すように、スペーサ19を本体部3の前方に引出すことができる(図中矢印A方向)。
なお、スペーサ19の延伸方向は溝17の形成方向と一致し、本体部3の長手方向にまっすぐに延伸させることができる。また、スペーサ19の突出代L2は、あらかじめ設定されており、ストッパ等によって所定長さ以上にスペーサ19が延伸されることはない。すなわち、スペーサ19は、長さ(L2−L1)分だけスライド溝21に沿って移動可能である。なお、本体部3に対するスペーサ19の設置高さと溝17の深さとの関係は後述する。
本体部3の長手方向とは垂直な方向(本体部3の側面を貫通する方向)には、必要に応じて回転軸11が設けられる。回転軸11には、回転軸11を中心に回動可能な回転ホルダ9が設けられる。
回転ホルダ9は、本体部3の後方(前述したスペーサ19の突出方向とは反対側)に固定することが可能である。回転ホルダ9を本体部3の後方に配置して固定した状態において、回転ホルダ9の上面側(本体部3の溝17が形成される面と同一方向の面)には、溝23が形成される。溝23は、溝17と同一方向に向けて、溝17の略延長直線上に形成される。すなわち、溝17と溝23との底面は同一平面上に位置するため、光ファイバを溝17、23に一直線上に配置することができる。
図2は、回転ホルダ9の回動状態を示す図である。図1(a)の状態から、図2(a)に示すように、回転ホルダ9は、回転軸11を中心に本体部3の下方側に回動させることができる(図中矢印B方向)。回転ホルダ9の背面側(溝23とは反対側の面)には、押さえ部13が設けられる。押さえ部13は、押さえ部5と同様に、回転ホルダ9の側方に形成されるヒンジ29によって開閉可能である。
図2(b)に示すように、回転ホルダ9は、本体部3の前方側で固定することができる。この状態における回転ホルダ9の上面(押さえ部13との対向面)には、本体部の溝17の延長線上にテーパ溝27が設けられる。テーパ溝27は、本体部側から回転ホルダ9の前方側に行くにつれて幅が狭くなるようなテーパ形状で構成される。テーパ溝27の幅の変化は、後述するように、対象とされる光ファイバの被覆層の径および光ファイバの本数等に応じて設定される。
押さえ部13の裏面側の、テーパ溝27に対応する部位には、弾性部材25が設けられる。弾性部材25は、例えばゴム製である。なお、回転ホルダ9と押さえ部13の構成は、本体部3と押さえ部5との関係と同様である。すなわち、押さえ部13は、磁石等によって回転ホルダ9に対して閉じた状態で固定することができ、また、押さえ部13(弾性部材25)の裏面と回転ホルダ9の上面とは略平行に調整される。
なお、回転ホルダ9を本体部3の前方に固定した状態において、本体部3の前方に突出するスペーサ19は、回転ホルダ9上の溝等に収められ、スペーサ19と回転ホルダ9とが干渉することがない。また、回転ホルダ9は、後方位置(図1(a)の状態)から前方位置(図2(b)の状態)までのみ回動可能なように、適宜ストッパ等で回動範囲が規制される。
次に、本発明で対象とする複数層被覆光ファイバの構成例について説明する。図3は、複数層被覆光ファイバである光ファイバ31を示す断面図である。光ファイバ31は、中心に光ファイバ心線33が設けられ、光ファイバ心線33の外周に内層被覆35が設けられる。内層被覆35の外周には外層被覆37が設けられる。なお、内層被覆35と外層被覆37は同一の材質でも良いが、互いに融着等されないように、外層被覆37が施される。
光ファイバ31としては、例えば、0.125mm径の光ファイバ心線の外周に外径が0.25mmとなるように内層被覆35が施され、さらに外径が0.5mmとなるように外層被覆37が設けられるものを使用することができる。なお、以下の説明においては、上記寸法の光ファイバを対象とする例について説明するが、本発明はこれに限られない。また、一般的な0.25mm径の光ファイバ(単層被覆)で用いられるストリッパ等を使用することを前提して説明する。
次に、光ファイバ保持部材1の使用方法について説明する。まず、図4(a)に示すように、押さえ部5を開いた状態で、複数本の光ファイバ31を光ファイバ保持部材1に設置する。この際、回転ホルダ9は、本体部3の後方側に固定し、スペーサ19は、完全に引き戻された状態とする。この状態において、光ファイバ31は、溝23、溝17にそれぞれ整列される。
次に、図4(b)に示すように、光ファイバ保持部材1の押さえ部5を閉じる。光ファイバ31は、整列した状態で押さえ部5(弾性部材15)により押さえつけられて保持される。
次に、ストリッパを用いて、光ファイバの被覆を除去する。図5は、一般的なストリッパに使用されるストリッパ刃39を示す模式図であり、図5(a)は斜視図、図5(b)は図5(a)のC−C線断面図である。ストリッパ刃39は、上下一対の刃で構成され、それぞれの刃の略中央の互いの対向面に刃部41が設けられる。刃部41の両側方には当接部43が設けられる。
図5(b)に示すように、当接部43は、互いの刃の対向方向に略垂直な平面であり、上下の刃が接触する際に互いに当接する部位である。刃部41の先端は、当接部43よりも下がった位置に形成される(図中高さh)。すなわち、上下の刃が当接部43で当接した状態で、上下の刃部41の間には2hの隙間が形成される。
したがって、刃部43の隙間(2h)を例えば0.125mmよりもわずかに大きくしておけば、0.125mmの光ファイバ心線の被覆のみに刃部43で切り込みを入れることができる。また、この状態で刃部43を光ファイバの軸方向に移動させれば、容易に被覆のみを除去することができる。
一方、前述の通り、通常のサイズとは異なる複数層被覆光ファイバ(0.5mm径)では、このようなストリッパ刃39を用いても、外層被覆のみを除去することはできない。例えば、通常サイズ(0.25mm径)用の光ファイバ融着装置は、0.25mmピッチのV溝を備えるが、この装置をそのまま使用しようとすると、外層被覆のみを除去した0.25mm径の状態を作り出す必要がある。しかしながら、複数サイズのストリッパ刃(例えば2hが0.25mmのもの)を用いるのでは、使用工具数が増え、作業工数を要する。そこで、本発明では、以下のように同一のストリッパ刃39を用いて被覆除去を行う。
図6は、光ファイバ31をストリッパ刃39で挟み込んだ状態を示す図であり、図6(a)は側面断面図、図6(b)は正面図である。まず、図6に示すように、ストリッパ刃39の当接部43で、本体部3より突出するスペーサ19を挟み込む。すなわち、ストリッパ刃39の上下の刃部41の間隔は、前述した2hに加えて、スペーサ19の厚み分だけ広く保持される(図6(b)における高さH1)。
なお、本体部3におけるスペーサ19の高さ方向の配置(本体部の上面からの位置)は、スペーサ19の厚み中心が、溝17に配置された光ファイバ31の中心軸の高さと一致するように設定される。したがって、上下の刃の刃部43は、光ファイバ31の中心に対して、上下に略均等に広げられる。
また、スペーサ19の厚みは、光ファイバ31の光ファイバ心線33および内層被覆35の外径に応じて設定される。例えば、前述の通り、光ファイバ心線33の外径が0.125mm、内層被覆35の外径が0.25mmである場合には、ストリッパ刃39における刃部41先端の隙間2hは、0.125mmよりもわずかに広く(例えば0.15mm)設定される。
この条件の元、スペーサ厚みを0.1mmよりもわずかに大きく設定すれば、スペーサ19を挟み込んだ状態の刃部41先端間隔は、約0.25mmよりもわずかに大きくなり、外層被覆37のみに切り込みを入れることができる。この際、刃部41の間隔は内層被覆35の外径よりもわずかに大きいため、内層被覆35に切り込み等が入ることはない。
次に、図7に示すように、ストリッパ刃39(当接部43)でスペーサ19を挟み込んだ状態のまま、ストリッパ刃39を本体部3から離れる方向に移動させる(図中矢印D方向)。この際、光ファイバ31は、本体部3に保持されるため移動することはない。
なお、通常、図示を省略したストリッパは、ストリッパ刃39を光ファイバ31の軸方向にまっすぐに移動させることができる。したがって、外層被覆37は、切れ込みを入れられた部位で破断し、光ファイバ31の先端方向に刃部41によって押し出されて除去される。この際、スペーサ19はストリッパ刃39(当接部43)で挟み込まれているため、ストリッパ刃39の移動に伴い、スペーサ19も本体部3から延伸する方向に移動する(図中矢印E方向)。
ストリッパ刃39の移動距離がスペーサ19の延伸限を超えると、図8(a)に示すように、スペーサ19は、それ以上本体部3から延伸することができなくなる。このため、ストリッパ刃39(当接部43)とスペーサ19とが相対的に滑り、上下の当接部43の間からスペーサ19が抜け落ちる。したがって、ストリッパ刃39の上下の当接部43同士が接触し、スペーサ19の厚み分だけ刃部41の間隔が狭くなる(図中矢印F方向)。すなわち、図8(b)に示すように、刃部41の隙間が、H1(=h2+スペーサ厚み)から、H2(=2h)と狭くなる。
刃部41の間隔が狭くなることにより、刃部41によって、光ファイバ31の内層被覆35に切り込みを入れることができる。なお、前述の通り、この際においても刃部41の間隔は、光ファイバ心線33の外径よりもわずかに大きいため、光ファイバ心線33に切り込み等が入ることはない。
次に、図9(a)に示すように、ストリッパ刃39を本体部3から離れる方向にさらに移動させる(図中矢印D方向)。したがって、内層被覆35は、切れ込みを入れられた部位(すなわち、スペーサ19の延伸限の位置)で破断し、光ファイバの先端方向に刃部41によって押し出されて除去される。以上により、光ファイバ31の複層被覆が除去される。
図9(b)は、このようにして被覆が除去された状態を示す斜視図である。光ファイバ31は、スペーサ19の延伸長さ分(図中長さL3であって、図1におけるL2−L1)だけは、外層被覆37のみが除去され、内層被覆35が露出し、それ以上先端側では、内層被覆35も除去され、光ファイバ心線33が露出した状態となる。
次に、図10に示すように、回転ホルダ9を回動させる。まず、図10(a)に示すように、押さえ部13を開いた状態で、回転軸11を中心に回転ホルダ9を本体部3の下方を通るように回動させる(図中矢印B方向)。
次に、回転ホルダ9を本体部3の前方側に固定する。この際、光ファイバ31は、回転ホルダ9のテーパ溝27内に保持され整列される。テーパ溝27に位置する光ファイバ31は、外層被覆37が除去され、内層被覆35が露出する部位に対応する。すなわち、テーパ溝27においては、光ファイバ31の外径は内層被覆35の外径となる。
テーパ溝27は、外層被覆37を有する部位における外径に対応する幅から、内層被覆35が露出する部位における外径に対応する幅までをテーパ状に接続した形状で形成される。例えば、前述の例では、外層被覆の外径が0.5mmである光ファイバを4本整列させた際の全幅は、約2mmとなる。これに対し、内層被覆の外径が0.25mmである光ファイバを4本整列させた際の全幅は、約1mmとなる。したがって、この場合のテーパ溝27は、約2mm幅から約1mm幅まで連続的に変化するように形成される。なお、テーパ溝27の深さは、外径の変化により溝17よりも外層被覆の厚み分だけ浅くなるように設定される。
次に、図9(c)に示すように、押さえ部13を閉じる(図中矢印G方向)。前述の通り、押さえ部13は、閉じた状態で磁石等により保持される。また、押さえ部13の裏面には弾性部材25が設けられる。したがって、弾性部材25によって、光ファイバ31(内層被覆35)が押さえつけられて、確実に保持される。
以上により、外層被覆37を有する光ファイバ31を、内層被覆35のみを露出させた状態で整列させて保持することができる。このため、その後、露出した光ファイバ心線を所定長さで切断し、接続対象と融着させることができる。この際、通常、内層被覆のみを有する光ファイバに用いられる光ファイバ心線切断器や、融着装置をそのまま利用することができる。
以上、本発明によれば、本体部3から延伸動作が可能なスペーサ19が設けられるため、スペーサ19の厚みおよび長さに応じて、所定長さだけ複層被覆を有する光ファイバの外層被覆のみを除去することができる。また、同一作業工程において、内層被覆35の除去も行うことができる。したがって、各被覆を別々に除去する必要がない。
また、回転ホルダ9が設けられ、外層被覆除去作業時には、回転ホルダ9を本体部3の後方に配置し、その後の光ファイバ心線の切断や融着作業時には、回転ホルダ9を前方に移動させることで、いずれの作業においても、光ファイバ保持部材1の全体の全長が短くなり過ぎず、作業性(取り扱い性)が良い。
また、回転ホルダ9の表裏に、溝を形成することで、回転ホルダ9をいずれの位置に配置しても光ファイバを確実に整列させ、保持することができる。特に、回転ホルダ9を本体部3の前方に位置させた際の上面側にテーパ溝27が形成されるため、外層被覆37が除去され、内層被覆35のみとなった光ファイバを、内層被覆の外径に応じたピッチで確実に整列させることができる。
以上、添付図を参照しながら、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の技術的範囲は、前述した実施の形態に左右されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、スペーサ19は、板状である例を示したが、本発明はこれに限られない。例えば、スペーサの先端のみを所定厚みの板状とし、ストリッパ刃で挟み込まれる部位以外の部位については、より強度が得られるように、円柱状等とすることもできる。すなわち、スペーサは、先端のみの厚みを所定厚みとし、その他の部位を、より強度の高い断面形状とすることもできる。このようにすることで、スペーサが本体部より延伸された状態で、スペーサが撓むなどして変形することを防止することができる。
また、本発明では、内層および外層の2層の被覆を有する光ファイバの例を示したが、本発明はこれに限られない。例えば、3層以上の被覆を有する複数層被覆光ファイバに対して、それぞれの被覆部を除去する場合にも適用することができる。
この場合、スペーサには徐々に厚みが薄くなるように複数段の段部を設け、各段部を本体部から突出させた状態で最厚部をストリッパ刃で挟み込み、スペーサの延伸限まで延伸した後、ストリッパ刃をスペーサに対して摺動しながら移動させ、それぞれの段部に応じて徐々にストリッパ刃の間隔を狭くするようにすることもできる。このようにすることで、それぞれの段部において、刃部間隔を変化させることができ、外径の異なる被覆を順次除去することができる。
また、ストリッパ刃として、当接部と刃部先端との高さを変えることで、光ファイバ心線のみを残すようにしたが、本発明はこれに限られない。例えば、当接部の当接面と刃部の先端を略一致させ、前述したように、複数段のスペーサを用いることで、最終的にストリッパ刃がスペーサから抜け落ちる際には、光ファイバ心線自体を切断するようにすることもできる。
1………光ファイバ保持部材
3………本体部
5………押さえ部
7………ヒンジ
9………回転ホルダ
11………回転軸
13………押さえ部
15………弾性部材
17………溝
19………スペーサ
21………スライド溝
23………溝
25………弾性部材
27………テーパ溝
29………ヒンジ
31………光ファイバ
33………光ファイバ心線
35………内層被覆35
37………外層被覆
39………ストリップ刃
41………刃部
43………当接部

Claims (4)

  1. 光ファイバ保持部材であって、
    本体部と、
    前記本体部に対してヒンジで開閉可能な押さえ部と、
    を具備し、
    前記本体部の上面には、前記本体部の長手方向に光ファイバを保持可能な本体溝が形成され、
    前記本体部には、前記本体部の幅方向を回転軸として回動可能な回転ホルダが設けられ、
    前記回転ホルダは、一方の面に第1の溝が形成され、
    前記回転ホルダを前記本体部の長手方向前方側に回動させた際には、前記回転ホルダの前記一方の面における前記第1の溝と前記本体溝とが略同一線上に配置され、前記第1の溝は前方に向かうにつれて幅が狭くなるよう形成されることを特徴とする光ファイバ保持部材。
  2. 前記回転ホルダの他方の面には、第2の溝が形成され、
    前記回転ホルダを前記本体部の長手方向後方側に回動させた際には、前記回転ホルダの前記他方の面における前記第2の溝と前記本体溝とが略同一線上に配置されることを特徴とする請求項記載の光ファイバ保持部材。
  3. 複数層被覆光ファイバの被覆除去方法であって、
    本体部と、
    前記本体部に対してヒンジで開閉可能な押さえ部と、
    前記本体部に設けられ、前記本体部の長手方向前方端部から突出するスペーサと、
    を具備し、
    前記本体部の上面には、前記本体部の長手方向に光ファイバを保持可能な本体溝が形成され、
    前記スペーサは、前記本体部の長手方向前方端部から所定長さだけ延伸可能である光ファイバ保持部材を用い、
    前記押さえ部を開いた状態で、複数本の被覆光ファイバを前記本体溝に整列させて前記押さえ部を閉じる工程aと、
    前記光ファイバ保持部材を、上下に刃部を有するストリッパに設置する工程bと、
    前記スペーサを挟み込むように前記刃部を動作させることで、被覆光ファイバの外層側の被覆を前記刃部で切り込み、前記スペーサを挟み込んだ状態のまま、前記刃部を前方に移動させて前記外層側の被覆を除去する工程cと、
    前記スペーサの延伸限を超えて前記刃部を移動させることで、前記ストリッパから前記スペーサが抜け、前記スペーサの厚み分だけ前記刃部の距離が近くなることで、被覆光ファイバの内層側の被覆を前記刃部で切り込み、前記刃部をさらに前方に移動させることで前記内層側の被覆を除去する工程dと、
    を具備することを特徴とする複数層被覆光ファイバの被覆除去方法。
  4. 複数層被覆光ファイバの融着方法であって、
    本体部と、
    前記本体部に対してヒンジで開閉可能な押さえ部と、
    前記本体部に設けられ、前記本体部の長手方向前方端部から突出するスペーサと、
    を具備し、
    前記本体部の上面には、前記本体部の長手方向に光ファイバを保持可能な本体溝が形成され、
    前記スペーサは、前記本体部の長手方向前方端部から所定長さだけ延伸可能であり、
    前記本体部には、前記本体部の幅方向を回転軸として回動可能な回転ホルダが設けられ、
    前記回転ホルダは、一方の面に第1の溝が形成され、
    前記回転ホルダを前記本体部の長手方向前方側に回動させた際には、前記回転ホルダの前記一方の面における前記第1の溝と前記本体溝とが略同一線上に配置され、前記第1の溝は前方に向かうにつれて幅が狭くなるよう形成され、
    前記回転ホルダの他方の面には、第2の溝が形成され、
    前記回転ホルダを前記本体部の長手方向後方側に回動させた際には、前記回転ホルダの前記他方の面における前記第2の溝と前記本体溝とが略同一線上に配置される光ファイバ保持部材を用い、
    前記回転ホルダを前記本体部の長手方向後方側に回動させ、前記押さえ部を開いた状態で、複数本の被覆光ファイバを前記本体溝および前記第2の溝に整列させて前記押さえ部を閉じる工程hと、
    前記光ファイバ保持部材を、上下に刃部を有するストリッパに設置する工程iと、
    前記スペーサを挟み込むように前記刃部を動作させることで、被覆光ファイバの外層側の被覆を前記刃部で切り込み、前記スペーサを挟み込んだ状態のまま、前記刃部を前方に移動させて前記外層側の被覆を除去する工程jと、
    前記スペーサの延伸限を超えて前記刃部を移動させることで、前記ストリッパから前記スペーサが抜け、前記スペーサの厚み分だけ前記刃部の距離が近くなることで、被覆光ファイバの内層側の被覆を前記刃部で切り込み、前記刃部をさらに前方に移動させることで前記内層側の被覆を除去する工程kと、
    前記回転ホルダを前記本体部の長手方向前方側に回動させ、前記外層側の被覆が除去された部位を前記第1の溝に整列させる工程lと、
    前記内層側の被覆が除去された部位を所定長さに切断して、接続対象と融着させる工程mと、
    を具備することを特徴とする複数層被覆光ファイバの融着方法。
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