JP2001330736A - 被覆除去器 - Google Patents
被覆除去器Info
- Publication number
- JP2001330736A JP2001330736A JP2000149059A JP2000149059A JP2001330736A JP 2001330736 A JP2001330736 A JP 2001330736A JP 2000149059 A JP2000149059 A JP 2000149059A JP 2000149059 A JP2000149059 A JP 2000149059A JP 2001330736 A JP2001330736 A JP 2001330736A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical fiber
- coating
- cutters
- cut
- cutting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Knives (AREA)
- Removal Of Insulation Or Armoring From Wires Or Cables (AREA)
- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 光ファイバテープ心線のように、裸ファイバ
等の切断対象外の領域が複数配列状態に存在する光ファ
イバであっても、切断対象外領域外側の被覆を効率良く
除去することができる被覆除去器の開発が求められてい
た。 【解決手段】 光ファイバ18の被覆材18cに切り込
まれる一対のカッタ17a、17bに、多心光ファイバ
テープ心線18の切断対象外領域である単心光ファイバ
26に対応して、切刃稜線24aから窪んだ形状の凹所
25a、25bを複数形成し、しかも、隣り合う凹所2
5a、25b間に存在する切刃24bによって、光ファ
イバ18の隣り合う切断対象外領域26間の被覆材18
cを除去できる被覆除去器を提供する。
等の切断対象外の領域が複数配列状態に存在する光ファ
イバであっても、切断対象外領域外側の被覆を効率良く
除去することができる被覆除去器の開発が求められてい
た。 【解決手段】 光ファイバ18の被覆材18cに切り込
まれる一対のカッタ17a、17bに、多心光ファイバ
テープ心線18の切断対象外領域である単心光ファイバ
26に対応して、切刃稜線24aから窪んだ形状の凹所
25a、25bを複数形成し、しかも、隣り合う凹所2
5a、25b間に存在する切刃24bによって、光ファ
イバ18の隣り合う切断対象外領域26間の被覆材18
cを除去できる被覆除去器を提供する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバの被覆
材を除去する被覆除去器に係り、光ファイバ内に複数並
列に存在する切断対象外の領域、例えば光ファイバ内の
裸ファイバ等からなる切断対象外の領域を避けて、その
外側の被覆材を除去する被覆除去器に関するものであ
る。
材を除去する被覆除去器に係り、光ファイバ内に複数並
列に存在する切断対象外の領域、例えば光ファイバ内の
裸ファイバ等からなる切断対象外の領域を避けて、その
外側の被覆材を除去する被覆除去器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図6(a)に示すように、光ファイバテ
ープ心線(以下「テープ心線」)は、外側が被覆材1
(以下「一次被覆1」)で被覆された光ファイバ2(裸
ファイバ)を、樹脂被覆3(以下「二次被覆3」)中に
複数本並列に埋設固定してなる構造が一般的である。例
えば、このテープ心線4先端に光コネクタを組み立てた
り、テープ心線4の光ファイバ2を別の光ファイバと突
き合わせ接続する場合などでは、テープ心線4先端の二
次被覆3を除去して、図6(b)に示すように、光ファ
イバ2と一次被覆1とからなる単心光ファイバ2aを露
出させ、さらに、必要に応じて単心光ファイバ2a先端
の一次被覆1を除去して裸ファイバ2を露出させること
が多い。前記二次被覆3を除去する被覆除去器として
は、例えば、図7(a)、(b)に示す構造のものが提
供されている。図7(a)、(b)に示す被覆除去器
は、一対のカッタ5、6を離間距離可変に支持した構成
であり、これらカッタ5、6間に配置したテープ心線4
外側の被覆材に、前記カッタ5、6を対向する両側から
切り込み、このカッタ5、6の切り込み状態を維持した
まま、前記カッタ5、6に対するテープ心線4の長手方
向の移動、あるいは、テープ心線4の長手方向への前記
カッタ5、6の移動により、両カッタ5、6がテープ心
線4の被覆材を剥ぎ取るようにして除去するようになっ
ている。図7(a)、(b)中、符号8および9はカッ
タ5、6を支持するカッタホルダである。
ープ心線(以下「テープ心線」)は、外側が被覆材1
(以下「一次被覆1」)で被覆された光ファイバ2(裸
ファイバ)を、樹脂被覆3(以下「二次被覆3」)中に
複数本並列に埋設固定してなる構造が一般的である。例
えば、このテープ心線4先端に光コネクタを組み立てた
り、テープ心線4の光ファイバ2を別の光ファイバと突
き合わせ接続する場合などでは、テープ心線4先端の二
次被覆3を除去して、図6(b)に示すように、光ファ
イバ2と一次被覆1とからなる単心光ファイバ2aを露
出させ、さらに、必要に応じて単心光ファイバ2a先端
の一次被覆1を除去して裸ファイバ2を露出させること
が多い。前記二次被覆3を除去する被覆除去器として
は、例えば、図7(a)、(b)に示す構造のものが提
供されている。図7(a)、(b)に示す被覆除去器
は、一対のカッタ5、6を離間距離可変に支持した構成
であり、これらカッタ5、6間に配置したテープ心線4
外側の被覆材に、前記カッタ5、6を対向する両側から
切り込み、このカッタ5、6の切り込み状態を維持した
まま、前記カッタ5、6に対するテープ心線4の長手方
向の移動、あるいは、テープ心線4の長手方向への前記
カッタ5、6の移動により、両カッタ5、6がテープ心
線4の被覆材を剥ぎ取るようにして除去するようになっ
ている。図7(a)、(b)中、符号8および9はカッ
タ5、6を支持するカッタホルダである。
【0003】カッタ5、6は同じ形状であり、図8
(a)、(b)に示すように、先端に切刃7を有する薄
板状に形成されている。図7(a)、(b)に示すよう
に、カッタ5、6は、これらカッタ5、6間に配置され
るテープ心線4に対して目的傾斜角度θを以って傾斜支
持される。また、カッタ5、6は、それぞれの切刃7の
直線状の稜線同士が互いに平行となるように位置決めさ
れる。但し、両カッタ5、6は、単心光ファイバ2aの
一次被覆1に切り込まないようにする必要から、最接近
時でも、切刃7間に断面円形の単心光ファイバ2a外径
(一次被覆1外径)と同じ、あるいは、それよりも若干
大きい程度の離間寸法tのクリアランスが確保されるよ
うに位置決めされる。テープ心線4に厚さ方向両側から
カッタ5、6を切り込んだ後、この切り込み状態を維持
したまま、カッタ5、6またはテープ心線4の移動によ
って、カッタ5、6をテープ心線4長手方向に対して相
対的に移動させると、両カッタ5、6の切刃7によって
テープ心線4の厚さ方向両側の二次被覆3が剥ぎ取るよ
うにして除去され、単心光ファイバ2aが露出される。
(a)、(b)に示すように、先端に切刃7を有する薄
板状に形成されている。図7(a)、(b)に示すよう
に、カッタ5、6は、これらカッタ5、6間に配置され
るテープ心線4に対して目的傾斜角度θを以って傾斜支
持される。また、カッタ5、6は、それぞれの切刃7の
直線状の稜線同士が互いに平行となるように位置決めさ
れる。但し、両カッタ5、6は、単心光ファイバ2aの
一次被覆1に切り込まないようにする必要から、最接近
時でも、切刃7間に断面円形の単心光ファイバ2a外径
(一次被覆1外径)と同じ、あるいは、それよりも若干
大きい程度の離間寸法tのクリアランスが確保されるよ
うに位置決めされる。テープ心線4に厚さ方向両側から
カッタ5、6を切り込んだ後、この切り込み状態を維持
したまま、カッタ5、6またはテープ心線4の移動によ
って、カッタ5、6をテープ心線4長手方向に対して相
対的に移動させると、両カッタ5、6の切刃7によって
テープ心線4の厚さ方向両側の二次被覆3が剥ぎ取るよ
うにして除去され、単心光ファイバ2aが露出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述の被覆
除去器では、テープ心線4に切り込んだカッタ5、6に
よってテープ心線4の厚さ方向両側の二次被覆3が剥ぎ
取られるが、単心光ファイバ2a間に存在する二次被覆
3を切断することはできないため、テープ心線4の厚さ
方向両側の二次被覆3の除去が完了した後、単心光ファ
イバ2a間に残った二次被覆3を除去する作業が別途必
要であり、手間が掛かるといった問題があった。単心光
ファイバ2a間からの二次被覆3の除去は、単心光ファ
イバ2aを急激な曲げ等によって傷めないように注意を
払いながら行う必要があり、作業能率を向上できないた
め、結局、単心光ファイバ2a間からの二次被覆3の除
去作業によって、被覆除去作業全体の能率が低下してし
まう不満があった。なお、前述の問題点は、光ファイバ
テープ心線に限定されず、例えば、裸ファイバや、線状
の抗張力体等によって構成される切断対象外の領域が断
面方向に複数並列に存在する各種構成の光ファイバに共
通である。また、裸ファイバや抗張力体等が存在しない
光ファイバでも、断面方向の複数箇所に並列状態に切断
対象外の領域を設定した光ファイバの被覆除去では、前
記問題が同様に生じる。
除去器では、テープ心線4に切り込んだカッタ5、6に
よってテープ心線4の厚さ方向両側の二次被覆3が剥ぎ
取られるが、単心光ファイバ2a間に存在する二次被覆
3を切断することはできないため、テープ心線4の厚さ
方向両側の二次被覆3の除去が完了した後、単心光ファ
イバ2a間に残った二次被覆3を除去する作業が別途必
要であり、手間が掛かるといった問題があった。単心光
ファイバ2a間からの二次被覆3の除去は、単心光ファ
イバ2aを急激な曲げ等によって傷めないように注意を
払いながら行う必要があり、作業能率を向上できないた
め、結局、単心光ファイバ2a間からの二次被覆3の除
去作業によって、被覆除去作業全体の能率が低下してし
まう不満があった。なお、前述の問題点は、光ファイバ
テープ心線に限定されず、例えば、裸ファイバや、線状
の抗張力体等によって構成される切断対象外の領域が断
面方向に複数並列に存在する各種構成の光ファイバに共
通である。また、裸ファイバや抗張力体等が存在しない
光ファイバでも、断面方向の複数箇所に並列状態に切断
対象外の領域を設定した光ファイバの被覆除去では、前
記問題が同様に生じる。
【0005】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
ので、切断対象外の領域が複数並列に存在する光ファイ
バの前記切断対象外領域間に存在する被覆をも含めて、
被覆を効率良く除去することができる被覆除去器を提供
することを目的とする。
ので、切断対象外の領域が複数並列に存在する光ファイ
バの前記切断対象外領域間に存在する被覆をも含めて、
被覆を効率良く除去することができる被覆除去器を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、互いの離間
距離が可変になっている一対のカッタを、両カッタ間に
位置決めして配設された光ファイバに両側から切り込ん
で該光ファイバの被覆材を除去するようになっている被
覆除去器において、一方または両方のカッタの前記光フ
ァイバに切り込まれる先端には、前記光ファイバ内に並
列に配列された切断対象外の複数の領域にそれぞれ対応
して、切刃の稜線から窪んだ形状の凹所が複数形成さ
れ、隣り合う凹所間に存在する切刃が、前記光ファイバ
の隣り合う切断対象外領域間の被覆材に切り込まれるよ
うになっていることを特徴とする被覆除去器を前記課題
の解決手段とした。請求項2記載の発明は、請求項1記
載の被覆除去器において、前記凹所の前記切刃稜線に開
口する開口幅寸法は、該開口幅寸法に対応する前記光フ
ァイバの切断対象外の領域の寸法よりも大きく設定され
ていることを特徴とする。請求項3記載の発明は、請求
項2記載の被覆除去器において、前記凹所の前記切刃稜
線から窪んだ深さ寸法に比べて、前記凹所の前記開口幅
寸法の方が大きいことを特徴とする。
距離が可変になっている一対のカッタを、両カッタ間に
位置決めして配設された光ファイバに両側から切り込ん
で該光ファイバの被覆材を除去するようになっている被
覆除去器において、一方または両方のカッタの前記光フ
ァイバに切り込まれる先端には、前記光ファイバ内に並
列に配列された切断対象外の複数の領域にそれぞれ対応
して、切刃の稜線から窪んだ形状の凹所が複数形成さ
れ、隣り合う凹所間に存在する切刃が、前記光ファイバ
の隣り合う切断対象外領域間の被覆材に切り込まれるよ
うになっていることを特徴とする被覆除去器を前記課題
の解決手段とした。請求項2記載の発明は、請求項1記
載の被覆除去器において、前記凹所の前記切刃稜線に開
口する開口幅寸法は、該開口幅寸法に対応する前記光フ
ァイバの切断対象外の領域の寸法よりも大きく設定され
ていることを特徴とする。請求項3記載の発明は、請求
項2記載の被覆除去器において、前記凹所の前記切刃稜
線から窪んだ深さ寸法に比べて、前記凹所の前記開口幅
寸法の方が大きいことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の1実施の形態の被
覆除去器を図面を参照して説明する。図1は前記被覆除
去器を示す全体斜視図、図2は図1の被覆除去器を示す
正断面図、図3は図1の被覆除去器を示す図であって
(a)は平面図、(b)は除去器本体11側から見た側
面図である。図1から図2において、被覆除去器10
は、除去器本体11とホルダセット台12とを伸縮自在
のガイドバー13で連結した構成であり、ガイドバー1
3の伸縮範囲内で除去器本体11とホルダセット台12
との間が接近、離間自在になっている。ガイドバー13
は、前記除去器本体11と前記ホルダセット台12の一
方(図2等では、ホルダセット台12側)に取り付けら
れた収納筒13aと、この収納筒13aにスライド自在
に収納されて、前記除去器本体11と前記ホルダセット
台12の他方に取り付けられたスライドバー13bとを
備え、前記除去器本体11と前記ホルダセット台12と
の間が離間されると、収納筒13aからスライドバー1
3bが引き出され、前記除去器本体11と前記ホルダセ
ット台12との間が接近されると、収納筒13aにスラ
イドバー13bが収納されるようになっている。除去器
本体11とホルダセット台12との間は、接近、離間さ
れても、ガイドバー13によって位置決めされるため、
ホルダセット台12にセットされたファイバホルダ19
による光ファイバ18の位置決め直線と、除去器本体1
1の位置決め溝20bによる光ファイバ18の位置決め
直線とが一致した状態のまま維持される。また、ストッ
パ27(図1参照)は、除去器本体11とホルダセット
台12との間の最接近位置を設定するものであり、ホル
ダセット台12から除去器本体11に向けて目的突出寸
法を確保してホルダセット台12に固定される。なお、
ガイドバー13としては、伸縮する構成に限定されず、
伸縮しないものも採用可能であり、例えば、伸縮しない
単純ロッドを採用し、このロッドの長さの範囲内で、除
去器本体11とホルダセット台12とをスライド移動自
在にガイドする構成等も採用可能である。
覆除去器を図面を参照して説明する。図1は前記被覆除
去器を示す全体斜視図、図2は図1の被覆除去器を示す
正断面図、図3は図1の被覆除去器を示す図であって
(a)は平面図、(b)は除去器本体11側から見た側
面図である。図1から図2において、被覆除去器10
は、除去器本体11とホルダセット台12とを伸縮自在
のガイドバー13で連結した構成であり、ガイドバー1
3の伸縮範囲内で除去器本体11とホルダセット台12
との間が接近、離間自在になっている。ガイドバー13
は、前記除去器本体11と前記ホルダセット台12の一
方(図2等では、ホルダセット台12側)に取り付けら
れた収納筒13aと、この収納筒13aにスライド自在
に収納されて、前記除去器本体11と前記ホルダセット
台12の他方に取り付けられたスライドバー13bとを
備え、前記除去器本体11と前記ホルダセット台12と
の間が離間されると、収納筒13aからスライドバー1
3bが引き出され、前記除去器本体11と前記ホルダセ
ット台12との間が接近されると、収納筒13aにスラ
イドバー13bが収納されるようになっている。除去器
本体11とホルダセット台12との間は、接近、離間さ
れても、ガイドバー13によって位置決めされるため、
ホルダセット台12にセットされたファイバホルダ19
による光ファイバ18の位置決め直線と、除去器本体1
1の位置決め溝20bによる光ファイバ18の位置決め
直線とが一致した状態のまま維持される。また、ストッ
パ27(図1参照)は、除去器本体11とホルダセット
台12との間の最接近位置を設定するものであり、ホル
ダセット台12から除去器本体11に向けて目的突出寸
法を確保してホルダセット台12に固定される。なお、
ガイドバー13としては、伸縮する構成に限定されず、
伸縮しないものも採用可能であり、例えば、伸縮しない
単純ロッドを採用し、このロッドの長さの範囲内で、除
去器本体11とホルダセット台12とをスライド移動自
在にガイドする構成等も採用可能である。
【0008】除去器本体11は、ヒンジ14によって開
閉自在に連結された一対のカッタホルダ15、16と、
これらカッタホルダ15、16にそれぞれ固定されたカ
ッタ17a、17bとを備えている。この被覆除去器1
0では、光ファイバ18をクランプ保持したファイバホ
ルダ19をホルダセット台12のホルダセット溝12a
に収納するようにして動かないようにセットし、ファイ
バホルダ19から突出させておいた光ファイバ18を、
除去器本体11の両カッタホルダ15、16間に挿入、
位置決めし、両カッタホルダ15、16間を閉じること
で、各カッタホルダ15、16に取り付けられているカ
ッタ17a、17bが前記光ファイバ18の被覆材に両
側から切り込むようになっている。ここで、各カッタ1
7a、17bの光ファイバ18に対する切り込み深さ
は、各カッタホルダ15、16に対するカッタ17a、
17bの取付位置の調整により設定され、光ファイバ1
8に内蔵された裸ファイバ等を含む所定の切断対象外領
域に到達しないように調整される。つまり、図5
(a)、(b)に示すように、カッタホルダ15、16
同士を閉じて最接近状態となったカッタ17a、17b
間のクリアランス寸法t2によって、光ファイバ18内
に存在する切断対象外領域にカッタ17a、17bが切
り込まないようにする。また、カッタ17a、17b
は、ホルダセット台12にセットされたファイバホルダ
19から除去器本体11にわたって光ファイバ18が位
置決めされる直線に対して垂直では無く、光ファイバ1
8に近い先端側が他の部分に比べてホルダセット台12
とは逆の方向に位置するようにして傾斜角度θ1(図2
参照)を以って傾斜されているため、カッタ17a、1
7bが被覆材に切り込んだ状態を維持したまま、前記除
去器本体11と前記ホルダセット台12との間を開く
と、光ファイバ18の被覆材が、カッタ17a、17b
の切り込み深さで剥ぎ取るようにして除去される。
閉自在に連結された一対のカッタホルダ15、16と、
これらカッタホルダ15、16にそれぞれ固定されたカ
ッタ17a、17bとを備えている。この被覆除去器1
0では、光ファイバ18をクランプ保持したファイバホ
ルダ19をホルダセット台12のホルダセット溝12a
に収納するようにして動かないようにセットし、ファイ
バホルダ19から突出させておいた光ファイバ18を、
除去器本体11の両カッタホルダ15、16間に挿入、
位置決めし、両カッタホルダ15、16間を閉じること
で、各カッタホルダ15、16に取り付けられているカ
ッタ17a、17bが前記光ファイバ18の被覆材に両
側から切り込むようになっている。ここで、各カッタ1
7a、17bの光ファイバ18に対する切り込み深さ
は、各カッタホルダ15、16に対するカッタ17a、
17bの取付位置の調整により設定され、光ファイバ1
8に内蔵された裸ファイバ等を含む所定の切断対象外領
域に到達しないように調整される。つまり、図5
(a)、(b)に示すように、カッタホルダ15、16
同士を閉じて最接近状態となったカッタ17a、17b
間のクリアランス寸法t2によって、光ファイバ18内
に存在する切断対象外領域にカッタ17a、17bが切
り込まないようにする。また、カッタ17a、17b
は、ホルダセット台12にセットされたファイバホルダ
19から除去器本体11にわたって光ファイバ18が位
置決めされる直線に対して垂直では無く、光ファイバ1
8に近い先端側が他の部分に比べてホルダセット台12
とは逆の方向に位置するようにして傾斜角度θ1(図2
参照)を以って傾斜されているため、カッタ17a、1
7bが被覆材に切り込んだ状態を維持したまま、前記除
去器本体11と前記ホルダセット台12との間を開く
と、光ファイバ18の被覆材が、カッタ17a、17b
の切り込み深さで剥ぎ取るようにして除去される。
【0009】図1および図2に示すように、除去器本体
11の一対のカッタホルダ15、16間に挿入された光
ファイバ18は、カッタホルダ15、16に設けられた
位置決め手段、具体的には位置決め手段として両カッタ
ホルダ15、16に設けられた位置決め溝20a、20
bや一方のカッタホルダ16にて位置決め溝20bの両
側に設けられた位置決めピン21によって位置決めされ
る。カッタ17a、17bは、カッタホルダ15、16
からの突出量が光ファイバ18の被覆材に対する切り込
み量となる。
11の一対のカッタホルダ15、16間に挿入された光
ファイバ18は、カッタホルダ15、16に設けられた
位置決め手段、具体的には位置決め手段として両カッタ
ホルダ15、16に設けられた位置決め溝20a、20
bや一方のカッタホルダ16にて位置決め溝20bの両
側に設けられた位置決めピン21によって位置決めされ
る。カッタ17a、17bは、カッタホルダ15、16
からの突出量が光ファイバ18の被覆材に対する切り込
み量となる。
【0010】被覆材の除去が完了したら、除去器本体1
1の両カッタホルダ15、16間を開放すれば、被覆材
の除去を完了した光ファイバ18を除去器本体11から
取り出すことができる。除去器本体11を開放し、ホル
ダセット台12からファイバホルダ19を取り出せば、
除去器本体11からの光ファイバ18の取り出しを簡単
に行うことができる。
1の両カッタホルダ15、16間を開放すれば、被覆材
の除去を完了した光ファイバ18を除去器本体11から
取り出すことができる。除去器本体11を開放し、ホル
ダセット台12からファイバホルダ19を取り出せば、
除去器本体11からの光ファイバ18の取り出しを簡単
に行うことができる。
【0011】前記カッタ17a、17bは薄板状であ
り、カッタホルダ15、16の取付面15a、16aに
重ね合わせるようにして配置して、ネジ15b、16b
によって固定される。カッタ17a、17bは同様の形
状に形成されている。図4(a)〜(d)はカッタ17
a、17bを示す図であって、(a)は正面図、(b)
は側面図、(c)は切刃24近傍を示す拡大側断面図、
(d)は(a)の領域Aを示す拡大正面図である。図4
(a)〜(d)に示すように、前記カッタ17a、17
bは、直線状の稜線を形成する切刃24が一側部に延在
形成された薄板状である。カッタ17a、17bに開口
されたネジ穴22は、ネジ15b、16bの軸部23
(図4(a)中仮想線、符号23)よりも若干大きいた
め、カッタホルダ15、16に対するカッタ17a、1
7bの取付位置は、ネジ穴22の範囲で調整可能であ
る。
り、カッタホルダ15、16の取付面15a、16aに
重ね合わせるようにして配置して、ネジ15b、16b
によって固定される。カッタ17a、17bは同様の形
状に形成されている。図4(a)〜(d)はカッタ17
a、17bを示す図であって、(a)は正面図、(b)
は側面図、(c)は切刃24近傍を示す拡大側断面図、
(d)は(a)の領域Aを示す拡大正面図である。図4
(a)〜(d)に示すように、前記カッタ17a、17
bは、直線状の稜線を形成する切刃24が一側部に延在
形成された薄板状である。カッタ17a、17bに開口
されたネジ穴22は、ネジ15b、16bの軸部23
(図4(a)中仮想線、符号23)よりも若干大きいた
め、カッタホルダ15、16に対するカッタ17a、1
7bの取付位置は、ネジ穴22の範囲で調整可能であ
る。
【0012】各カッタ17a、17bは、切刃24の稜
線24a同士が平行になるようにして位置決めしてカッ
タホルダ15、16に固定される。図4(d)に示すよ
うに、各カッタ17a、17bの切刃稜線24aの中央
部の若干離間した複数箇所(ここでは2箇所)には、ほ
ぼ台形状に窪んだ形状の凹所25a、25bが連設され
ている。各カッタ17a、17bの凹所25a、25b
は全て同じ大きさに形成されており、図5(a)、
(b)に示すように、凹所25a、25b同士が向かい
合うようして高精度に位置決めされたカッタ17a、1
7b間を閉じる(最接近状態にする)と、光ファイバ1
8の被覆材(二次被覆18c)に両側からカッタ17
a、17bが切り込まれる。両カッタ17a、17b間
に確保されるクリアランス寸法t2に対応する部分は切
断されずにそのまま残る。また、各カッタ17a、17
bの凹所25a、25bに対応する部分も、切断されず
に残る。
線24a同士が平行になるようにして位置決めしてカッ
タホルダ15、16に固定される。図4(d)に示すよ
うに、各カッタ17a、17bの切刃稜線24aの中央
部の若干離間した複数箇所(ここでは2箇所)には、ほ
ぼ台形状に窪んだ形状の凹所25a、25bが連設され
ている。各カッタ17a、17bの凹所25a、25b
は全て同じ大きさに形成されており、図5(a)、
(b)に示すように、凹所25a、25b同士が向かい
合うようして高精度に位置決めされたカッタ17a、1
7b間を閉じる(最接近状態にする)と、光ファイバ1
8の被覆材(二次被覆18c)に両側からカッタ17
a、17bが切り込まれる。両カッタ17a、17b間
に確保されるクリアランス寸法t2に対応する部分は切
断されずにそのまま残る。また、各カッタ17a、17
bの凹所25a、25bに対応する部分も、切断されず
に残る。
【0013】例えば、光ファイバ18として、裸ファイ
バ18aと、その外側の樹脂製の一次被覆18bとから
なる単心光ファイバ26を、該光ファイバ18の断面方
向2箇所に並列となるようにして樹脂製の二次被覆18
c(以下「被覆材18c」)内に埋設した構成の光ファ
イバテープ心線を採用し、この光ファイバ18の端部の
目的除去長の被覆材18cのみを除去する場合、両カッ
タ17a、17bの凹所25a、25bの切刃稜線24
aから窪んだ深さ寸法を「s」とすると、光ファイバ1
8を介して対向する一対の凹所25a、25bの深さ寸
法の合計(s+s=2s)にクリアランス寸法t2を加
えた寸法(2s+t2)が、切断対象外領域である単心
光ファイバ26の外径φ1(一次被覆18b外径)と一
致するか、若干大きい程度(数μm〜数十μm超過)に
前記寸法「s」を設定する。また、各カッタ17a、1
7bの凹所25a、25bの切刃稜線24aに沿った開
口幅寸法Lを、切断対象外領域である単心光ファイバ2
6の外径φ1と一致させるか外径φ1よりも大きく(数
十μm〜数百μm超過)設定するとともに、各カッタ1
7a、17bにて隣り合う凹所25a、25b間に存在
する切刃24bの延在寸法L1(切刃24の稜線24a
に沿った方向の寸法)を、光ファイバ18の単心光ファ
イバ26間の離間距離L2(単心光ファイバ26の中心
間の距離ではなく、互いに最も接近している部分間の離
間距離)と一致させるか、若干小さい程度(数μm〜数
十μm短い)に設定し、さらに、対向する対を構成する
凹所25a、25b間に単心光ファイバ26が丁度位置
するように、各カッタ17a、17bを位置決めする。
バ18aと、その外側の樹脂製の一次被覆18bとから
なる単心光ファイバ26を、該光ファイバ18の断面方
向2箇所に並列となるようにして樹脂製の二次被覆18
c(以下「被覆材18c」)内に埋設した構成の光ファ
イバテープ心線を採用し、この光ファイバ18の端部の
目的除去長の被覆材18cのみを除去する場合、両カッ
タ17a、17bの凹所25a、25bの切刃稜線24
aから窪んだ深さ寸法を「s」とすると、光ファイバ1
8を介して対向する一対の凹所25a、25bの深さ寸
法の合計(s+s=2s)にクリアランス寸法t2を加
えた寸法(2s+t2)が、切断対象外領域である単心
光ファイバ26の外径φ1(一次被覆18b外径)と一
致するか、若干大きい程度(数μm〜数十μm超過)に
前記寸法「s」を設定する。また、各カッタ17a、1
7bの凹所25a、25bの切刃稜線24aに沿った開
口幅寸法Lを、切断対象外領域である単心光ファイバ2
6の外径φ1と一致させるか外径φ1よりも大きく(数
十μm〜数百μm超過)設定するとともに、各カッタ1
7a、17bにて隣り合う凹所25a、25b間に存在
する切刃24bの延在寸法L1(切刃24の稜線24a
に沿った方向の寸法)を、光ファイバ18の単心光ファ
イバ26間の離間距離L2(単心光ファイバ26の中心
間の距離ではなく、互いに最も接近している部分間の離
間距離)と一致させるか、若干小さい程度(数μm〜数
十μm短い)に設定し、さらに、対向する対を構成する
凹所25a、25b間に単心光ファイバ26が丁度位置
するように、各カッタ17a、17bを位置決めする。
【0014】図1および図2に示すように、両カッタ1
7a、17bは、切刃24先端が、両カッタホルダ1
5、16の位置決め溝20a、20b内に突出した状態
に位置決めされているから、除去器本体11のカッタホ
ルダ15、16間を閉じると、両カッタホルダ15、1
6間に位置決めされた光ファイバ18の両側からカッタ
17a、17bが、位置決め状態の光ファイバ18の被
覆材に対して位置ずれを生じること無く切り込まれる。
しかも、各カッタ17a、17bは、位置決め溝20
a、20b内へのカッタ17a、17bの突出寸法によ
って、光ファイバ18の被覆材18cに対して両側から
均等の切り込み深さで切り込まれる。
7a、17bは、切刃24先端が、両カッタホルダ1
5、16の位置決め溝20a、20b内に突出した状態
に位置決めされているから、除去器本体11のカッタホ
ルダ15、16間を閉じると、両カッタホルダ15、1
6間に位置決めされた光ファイバ18の両側からカッタ
17a、17bが、位置決め状態の光ファイバ18の被
覆材に対して位置ずれを生じること無く切り込まれる。
しかも、各カッタ17a、17bは、位置決め溝20
a、20b内へのカッタ17a、17bの突出寸法によ
って、光ファイバ18の被覆材18cに対して両側から
均等の切り込み深さで切り込まれる。
【0015】図5(a)、(b)に示すように、カッタ
17a、17b間を最接近状態にすると、両カッタ17
a、17b間のクリアランス寸法t2と、各凹所25
a、25bに対応する部分を残して、その周囲の光ファ
イバ18の被覆材18cが切断される。この凹所25
a、25bの通過経路に存在する被覆材も、凹所25
a、25b内面側に形成された切刃24cによって切断
される。各カッタ17a、17bは凹所25a、25b
の存在によって、凹所25a、25bが存在しないカッ
タに比べて、凹所25a、25bの深さ寸法sだけ光フ
ァイバ18に対する切り込み量(切り込み深さ)を大き
く確保することができ、結局、各単心光ファイバ26の
側部にも切り込むことができる。
17a、17b間を最接近状態にすると、両カッタ17
a、17b間のクリアランス寸法t2と、各凹所25
a、25bに対応する部分を残して、その周囲の光ファ
イバ18の被覆材18cが切断される。この凹所25
a、25bの通過経路に存在する被覆材も、凹所25
a、25b内面側に形成された切刃24cによって切断
される。各カッタ17a、17bは凹所25a、25b
の存在によって、凹所25a、25bが存在しないカッ
タに比べて、凹所25a、25bの深さ寸法sだけ光フ
ァイバ18に対する切り込み量(切り込み深さ)を大き
く確保することができ、結局、各単心光ファイバ26の
側部にも切り込むことができる。
【0016】次に、各カッタ17a、17bを被覆材1
8cに切り込んだ状態を維持したまま、除去器本体11
とホルダセット台12との間を離間させると(図1の状
態)、カッタ17a、17bが相対的に光ファイバ18
に対してその長手方向に移動することとなり、被覆材1
8cがカッタ17a、17bによって剥ぎ取るようにし
て除去される。ここで、各単心光ファイバ26の側部に
もカッタ17a、17bが切り込んでいることで、単心
光ファイバ26である切断対象外領域の周囲の被覆材を
効率良く除去することができる。また、単心光ファイバ
26間に存在する被覆材18cも、切刃24b切り込ん
でいることで効率良く除去され、別作業を要する必要は
無い。
8cに切り込んだ状態を維持したまま、除去器本体11
とホルダセット台12との間を離間させると(図1の状
態)、カッタ17a、17bが相対的に光ファイバ18
に対してその長手方向に移動することとなり、被覆材1
8cがカッタ17a、17bによって剥ぎ取るようにし
て除去される。ここで、各単心光ファイバ26の側部に
もカッタ17a、17bが切り込んでいることで、単心
光ファイバ26である切断対象外領域の周囲の被覆材を
効率良く除去することができる。また、単心光ファイバ
26間に存在する被覆材18cも、切刃24b切り込ん
でいることで効率良く除去され、別作業を要する必要は
無い。
【0017】なお、被覆材18cは、カッタ17a、1
7bの光ファイバ18長手方向に沿った相対的な移動に
よって、一次被覆18bの外側を滑るようにして、カッ
タ17a、17bの切り込み位置から除去器本体11側
の光ファイバ18端部に向けて押し出すことができるか
ら、抜き取るようにして簡単に除去できる。また、カッ
タ17a、17b間のクリアランス寸法t2によって、
被覆材18cが完全に切断されていなくても、カッタ1
7a、17bの光ファイバ18長手方向に沿った相対的
な移動によって、カッタ17a、17bの切り込み位置
から切り裂かれるようして、被覆材18cからその除去
すべき部分が分離されるため、通常の場合、別途切断作
業は必要無く、光ファイバ18長手方向に対する飼った
17a、17bの相対的な移動によって簡単に除去する
ことができる。
7bの光ファイバ18長手方向に沿った相対的な移動に
よって、一次被覆18bの外側を滑るようにして、カッ
タ17a、17bの切り込み位置から除去器本体11側
の光ファイバ18端部に向けて押し出すことができるか
ら、抜き取るようにして簡単に除去できる。また、カッ
タ17a、17b間のクリアランス寸法t2によって、
被覆材18cが完全に切断されていなくても、カッタ1
7a、17bの光ファイバ18長手方向に沿った相対的
な移動によって、カッタ17a、17bの切り込み位置
から切り裂かれるようして、被覆材18cからその除去
すべき部分が分離されるため、通常の場合、別途切断作
業は必要無く、光ファイバ18長手方向に対する飼った
17a、17bの相対的な移動によって簡単に除去する
ことができる。
【0018】ところで、カッタ17a、17b間の位置
ずれによって、向かい合う凹所25a、25b間に位置
ずれが生じていると、裸ファイバ18aや一次被覆18
bを切り込んでしまう恐れがある。例えば、凹所25
a、25bの開口幅寸法Lが、単心光ファイバ26の外
径φ1と一致する大きさであると、カッタ17a、17
b間の位置決めに非常に高い精度が要求されることとな
り、これでは、カッタ17a、17bの位置決め、取り
付けに手間と時間が掛かってしまう。しかしながら、こ
の被覆除去器10では、図5(a)に示したように、凹
所25a、25bの開口幅寸法Lを、この開口幅寸法L
に対応する切断対象外領域26の寸法、つまり、両カッ
タ17a、17bの互いに平行な切刃稜線24aの延在
方向に沿った方向での切断対象外領域26の寸法(ここ
では外径φ1)よりも大きく設定することで、カッタ1
7a、17b間の位置決め、各カッタ17a、17bの
光ファイバ18に対する位置決め精度が緩和されるた
め、これにより、カッタ17a、17bの位置決め、取
り付けのための作業時間を短縮して、被覆除去作業全体
の時間短縮、能率向上を実現できる。
ずれによって、向かい合う凹所25a、25b間に位置
ずれが生じていると、裸ファイバ18aや一次被覆18
bを切り込んでしまう恐れがある。例えば、凹所25
a、25bの開口幅寸法Lが、単心光ファイバ26の外
径φ1と一致する大きさであると、カッタ17a、17
b間の位置決めに非常に高い精度が要求されることとな
り、これでは、カッタ17a、17bの位置決め、取り
付けに手間と時間が掛かってしまう。しかしながら、こ
の被覆除去器10では、図5(a)に示したように、凹
所25a、25bの開口幅寸法Lを、この開口幅寸法L
に対応する切断対象外領域26の寸法、つまり、両カッ
タ17a、17bの互いに平行な切刃稜線24aの延在
方向に沿った方向での切断対象外領域26の寸法(ここ
では外径φ1)よりも大きく設定することで、カッタ1
7a、17b間の位置決め、各カッタ17a、17bの
光ファイバ18に対する位置決め精度が緩和されるた
め、これにより、カッタ17a、17bの位置決め、取
り付けのための作業時間を短縮して、被覆除去作業全体
の時間短縮、能率向上を実現できる。
【0019】また、図5(a)に示すように、各カッタ
17a、17bの凹所25a、25bの開口幅寸法L
を、両凹所25a、25bの深さ寸法sよりも大きくな
るように設定すると、凹所25a、25bの深さ寸法s
を無用に大きくすること無く、切断対象外領域である単
心光ファイバ26への切り込みを避けることができるの
で、凹所25a、25bによる被覆材18cの切り残し
部分の発生を極力抑えることができ、切断した被覆材の
除去を一層効率良く行えるといった利点がある。
17a、17bの凹所25a、25bの開口幅寸法L
を、両凹所25a、25bの深さ寸法sよりも大きくな
るように設定すると、凹所25a、25bの深さ寸法s
を無用に大きくすること無く、切断対象外領域である単
心光ファイバ26への切り込みを避けることができるの
で、凹所25a、25bによる被覆材18cの切り残し
部分の発生を極力抑えることができ、切断した被覆材の
除去を一層効率良く行えるといった利点がある。
【0020】例えば、厚さ寸法Tが400μm、幅寸法
W(厚さ寸法Tに垂直な寸法)が1200μm、厚さ寸
法T方向中央に埋設された単心光ファイバ26の外径φ
1(一次被覆外径)が250μm、単心光ファイバ26
間の中心間の離間距離L2(裸ファイバ18a中心間)
が750μm、裸ファイバ18aの外径125μmであ
る光ファイバ18に対しては、カッタ17a、17bの
凹所25a、25bの開口幅寸法Lを300μm程度、
隣り合う凹所25a、25bの中心間(開口幅寸法Lの
中央間)の距離を750μmに設定すると、開口幅寸法
Lと外径φ1との差である50μm程度の範囲で、カッ
タ17a、17bの互いに平行に位置決めされる切刃稜
線24aの延在方向での位置ずれが許容される。また、
凹所25a、25bの深さ寸法sは、適宜設定可能であ
るが、例えば、30μm程度確保する。カッタ17a、
17b間に確保されるクリアランス寸法t2は、例えば
金属製カッタ17a、17bの弾性変形による切刃24
同士の接触を防止する機能を果たす。しかし、セラミッ
ク製カッタのように、殆ど弾性変形しないカッタを採用
した場合には、クリアランス寸法t2を解消するか、あ
るいは非常に狭くすることも可能である。凹所25a、
25bの深さ寸法sは、大きい方が被覆材18cの切り
残し部分を少なくする上では有利であるが、必要なクリ
アランス寸法t2を確保できる範囲に設定される。
W(厚さ寸法Tに垂直な寸法)が1200μm、厚さ寸
法T方向中央に埋設された単心光ファイバ26の外径φ
1(一次被覆外径)が250μm、単心光ファイバ26
間の中心間の離間距離L2(裸ファイバ18a中心間)
が750μm、裸ファイバ18aの外径125μmであ
る光ファイバ18に対しては、カッタ17a、17bの
凹所25a、25bの開口幅寸法Lを300μm程度、
隣り合う凹所25a、25bの中心間(開口幅寸法Lの
中央間)の距離を750μmに設定すると、開口幅寸法
Lと外径φ1との差である50μm程度の範囲で、カッ
タ17a、17bの互いに平行に位置決めされる切刃稜
線24aの延在方向での位置ずれが許容される。また、
凹所25a、25bの深さ寸法sは、適宜設定可能であ
るが、例えば、30μm程度確保する。カッタ17a、
17b間に確保されるクリアランス寸法t2は、例えば
金属製カッタ17a、17bの弾性変形による切刃24
同士の接触を防止する機能を果たす。しかし、セラミッ
ク製カッタのように、殆ど弾性変形しないカッタを採用
した場合には、クリアランス寸法t2を解消するか、あ
るいは非常に狭くすることも可能である。凹所25a、
25bの深さ寸法sは、大きい方が被覆材18cの切り
残し部分を少なくする上では有利であるが、必要なクリ
アランス寸法t2を確保できる範囲に設定される。
【0021】なお、本発明の被覆除去器は、前記実施の
形態に記載の構成に限定されず、例えば、一対のカッタ
によって光ファイバを両側から挟み込むようにして切断
する部分のみからなる構成、具体的には例えば、前記被
覆除去器10の除去器本体11部分のみからなる構成等
も採用可能である。この場合でも、光ファイバの被覆材
にカッタを切り込んだ後、カッタの切り込み状態を維持
したまま、光ファイバ長手方向に沿った被覆除去器の移
動、または、被覆除去器に対する光ファイバの長手方向
の移動によって、切断した被覆材を抜き取るようにして
光ファイバから除去することができる。前記実施の形態
のように、光ファイバに両側から切り込む一対のカッタ
にそれぞれ形成した凹所の深さ寸法sは必ずしも一定に
する必要は無く、各凹所について適宜設定することが可
能である。また、一対のカッタの両方に凹所を形成する
必要は無く、少なくとも一方のカッタに形成された凹所
によって、両カッタを突き合わせたときに光ファイバの
切断対象外領域を収納可能な空間が形成されるようにな
っていれば良い。この被覆除去器は、前記光ファイバ1
8のように、二重の被覆を有する光ファイバの二次被覆
(外側の被覆)のみを除去することに適用されるのみな
らず、裸ファイバ外面に直接設けられている被覆の除去
や、三次被覆、四次被覆の除去等にも適用可能であるこ
とは言うまでも無い。また、切断対象外領域としては、
光ファイバテープ心線の単心光ファイバ2aに限定され
ず、例えば、鋼線や繊維等からなる抗張力体、抗張力体
の周囲を被覆する一定範囲の被覆材等、各種構成が採用
可能である。
形態に記載の構成に限定されず、例えば、一対のカッタ
によって光ファイバを両側から挟み込むようにして切断
する部分のみからなる構成、具体的には例えば、前記被
覆除去器10の除去器本体11部分のみからなる構成等
も採用可能である。この場合でも、光ファイバの被覆材
にカッタを切り込んだ後、カッタの切り込み状態を維持
したまま、光ファイバ長手方向に沿った被覆除去器の移
動、または、被覆除去器に対する光ファイバの長手方向
の移動によって、切断した被覆材を抜き取るようにして
光ファイバから除去することができる。前記実施の形態
のように、光ファイバに両側から切り込む一対のカッタ
にそれぞれ形成した凹所の深さ寸法sは必ずしも一定に
する必要は無く、各凹所について適宜設定することが可
能である。また、一対のカッタの両方に凹所を形成する
必要は無く、少なくとも一方のカッタに形成された凹所
によって、両カッタを突き合わせたときに光ファイバの
切断対象外領域を収納可能な空間が形成されるようにな
っていれば良い。この被覆除去器は、前記光ファイバ1
8のように、二重の被覆を有する光ファイバの二次被覆
(外側の被覆)のみを除去することに適用されるのみな
らず、裸ファイバ外面に直接設けられている被覆の除去
や、三次被覆、四次被覆の除去等にも適用可能であるこ
とは言うまでも無い。また、切断対象外領域としては、
光ファイバテープ心線の単心光ファイバ2aに限定され
ず、例えば、鋼線や繊維等からなる抗張力体、抗張力体
の周囲を被覆する一定範囲の被覆材等、各種構成が採用
可能である。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の被覆除去
器によれば、光ファイバの被覆材に対向する両側から切
り込まれる一対のカッタの一方または両方の切刃に、前
記光ファイバ内に並列に存在する複数の切断対象外領域
に対応して、複数の凹所が形成され、しかも、各凹所間
にも切刃が形成されていることから、光ファイバの被覆
材への切り込み量(切り込み深さ)を増大できるととも
に、光ファイバ内の切断対象外領域間の被覆材をも、凹
所間の切刃によって簡単に除去することができるため、
被覆除去の作業能率を向上できるといった優れた効果を
奏する。
器によれば、光ファイバの被覆材に対向する両側から切
り込まれる一対のカッタの一方または両方の切刃に、前
記光ファイバ内に並列に存在する複数の切断対象外領域
に対応して、複数の凹所が形成され、しかも、各凹所間
にも切刃が形成されていることから、光ファイバの被覆
材への切り込み量(切り込み深さ)を増大できるととも
に、光ファイバ内の切断対象外領域間の被覆材をも、凹
所間の切刃によって簡単に除去することができるため、
被覆除去の作業能率を向上できるといった優れた効果を
奏する。
【0023】請求項2記載の発明によれば、光ファイバ
の被覆材に対向する両側から切り込まれる一対のカッタ
の一方または両方の切刃に形成された凹所の、前記切刃
の稜線に開口する開口幅寸法が、この開口幅寸法に対応
する光ファイバの切断対象外領域の寸法よりも大きく設
定されていることで、凹所の開口幅寸法によって切断対
象外領域を収納可能な範囲で誤差が許容されることとな
り、これにより位置決め精度が緩和され、光ファイバの
断面中央部の切断対象外領域を収納するようなカッタの
位置決めが容易になるといった優れた効果を奏する。
の被覆材に対向する両側から切り込まれる一対のカッタ
の一方または両方の切刃に形成された凹所の、前記切刃
の稜線に開口する開口幅寸法が、この開口幅寸法に対応
する光ファイバの切断対象外領域の寸法よりも大きく設
定されていることで、凹所の開口幅寸法によって切断対
象外領域を収納可能な範囲で誤差が許容されることとな
り、これにより位置決め精度が緩和され、光ファイバの
断面中央部の切断対象外領域を収納するようなカッタの
位置決めが容易になるといった優れた効果を奏する。
【0024】請求項3記載の発明によれば、前記凹所の
前記切刃稜線から窪んだ深さ寸法に比べて、前記凹所の
前記開口幅寸法の方が大きい構成により、光ファイバの
切断対象外領域の周囲の被覆材の、一方または両方のカ
ッタの凹所によって生じる切り残し部分を極力小さくす
ることができ、カッタの切り込み後の被覆材の除去が容
易になるといった優れた効果を奏する。
前記切刃稜線から窪んだ深さ寸法に比べて、前記凹所の
前記開口幅寸法の方が大きい構成により、光ファイバの
切断対象外領域の周囲の被覆材の、一方または両方のカ
ッタの凹所によって生じる切り残し部分を極力小さくす
ることができ、カッタの切り込み後の被覆材の除去が容
易になるといった優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の1実施の形態の被覆除去器を示す全
体斜視図である。
体斜視図である。
【図2】 図1の被覆除去器を示す正断面図である。
【図3】 図1の被覆除去器を示す図であって、(a)
は平面図、(b)は除去器本体側から見た側面図であ
る。
は平面図、(b)は除去器本体側から見た側面図であ
る。
【図4】 図1の被覆除去器に適用されるカッタを示す
図であって、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)
は切刃近傍を示す拡大側断面図、(d)は(a)の領域
Aを示す拡大正面図である。
図であって、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)
は切刃近傍を示す拡大側断面図、(d)は(a)の領域
Aを示す拡大正面図である。
【図5】 図1の被覆除去器の一対のカッタの最接近状
態を示す図であって、(a)は正面図、(b)は(a)
のB−B線矢視断面図である。
態を示す図であって、(a)は正面図、(b)は(a)
のB−B線矢視断面図である。
【図6】 光ファイバテープ心線の構造の一例を示す図
であって、(a)は断面斜視図、(b)は二次被覆を除
去して単心光ファイバを露出させた状態を示す斜視図で
ある。
であって、(a)は断面斜視図、(b)は二次被覆を除
去して単心光ファイバを露出させた状態を示す斜視図で
ある。
【図7】 従来例の被覆除去器の構造を示す図であっ
て、(a)は正面図、(b)は光ファイバに切り込んだ
一対のカッタの切刃近傍を示す図である。
て、(a)は正面図、(b)は光ファイバに切り込んだ
一対のカッタの切刃近傍を示す図である。
【図8】 図7の被覆除去器に適用されるカッタを示す
図であって、(a)は正面図、(b)は側面図である。
図であって、(a)は正面図、(b)は側面図である。
10…被覆除去器、17a,17b…カッタ、18…光
ファイバ(光ファイバテープ心線)、18a…切断対象
外領域(裸ファイバ)、18b…切断対象外領域(一次
被覆)、18c…被覆材(二次被覆)、24…切刃、2
4a…切刃稜線、24b…隣り合う凹所間の切刃、25
a,25b…凹所、26…切断対象領域(単心光ファイ
バ)、φ1…凹所の開口幅寸法に対応する切断対象外領
域の寸法(単心光ファイバ外径)、L…開口幅寸法、s
…深さ寸法。
ファイバ(光ファイバテープ心線)、18a…切断対象
外領域(裸ファイバ)、18b…切断対象外領域(一次
被覆)、18c…被覆材(二次被覆)、24…切刃、2
4a…切刃稜線、24b…隣り合う凹所間の切刃、25
a,25b…凹所、26…切断対象領域(単心光ファイ
バ)、φ1…凹所の開口幅寸法に対応する切断対象外領
域の寸法(単心光ファイバ外径)、L…開口幅寸法、s
…深さ寸法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 玉木 康博 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉事業所内 Fターム(参考) 2H036 JA02 KA02 2H038 CA02 3C061 BA03 BA24 BA29 BA35 EE22 5G353 AA06 AC06 CA04 EA04
Claims (3)
- 【請求項1】 互いの離間距離が可変になっている一対
のカッタ(17a、17b)を、両カッタ間に位置決め
して配設された光ファイバ(18)に両側から切り込ん
で該光ファイバの被覆材(18c)を除去するようにな
っている被覆除去器において、 一方または両方のカッタの前記光ファイバに切り込まれ
る先端には、前記光ファイバ内に並列に配列された切断
対象外の複数の領域(26)にそれぞれ対応して、切刃
(24)の稜線(24a)から窪んだ形状の凹所(25
a、25b)が複数形成され、隣り合う凹所間に存在す
る切刃(24b)が、前記光ファイバの隣り合う切断対
象外領域間の被覆材に切り込まれるようになっているこ
とを特徴とする被覆除去器(10)。 - 【請求項2】 前記凹所の前記切刃稜線に開口する開口
幅寸法(L)は、該開口幅寸法に対応する前記光ファイ
バの切断対象外の領域(26)の寸法(φ1)よりも大
きく設定されていることを特徴とする請求項1記載の被
覆除去器。 - 【請求項3】 前記凹所の前記切刃稜線から窪んだ深さ
寸法(s)に比べて、前記凹所の前記開口幅寸法の方が
大きいことを特徴とする請求項2記載の被覆除去器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000149059A JP2001330736A (ja) | 2000-05-19 | 2000-05-19 | 被覆除去器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000149059A JP2001330736A (ja) | 2000-05-19 | 2000-05-19 | 被覆除去器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001330736A true JP2001330736A (ja) | 2001-11-30 |
Family
ID=18654973
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000149059A Withdrawn JP2001330736A (ja) | 2000-05-19 | 2000-05-19 | 被覆除去器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001330736A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8480311B2 (en) | 2007-11-20 | 2013-07-09 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Optical connector, method of attaching the optical connector to coated optical fiber, and optical connection member |
JP6201072B1 (ja) * | 2017-02-20 | 2017-09-20 | 株式会社フジクラ | 被覆除去刃、除去刃ユニット及び光ファイバ被覆除去装置 |
CN114147967A (zh) * | 2020-09-07 | 2022-03-08 | 上海联泰科技股份有限公司 | 三维模型的数据处理方法及系统、取件机构及3d打印设备 |
-
2000
- 2000-05-19 JP JP2000149059A patent/JP2001330736A/ja not_active Withdrawn
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8480311B2 (en) | 2007-11-20 | 2013-07-09 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Optical connector, method of attaching the optical connector to coated optical fiber, and optical connection member |
JP6201072B1 (ja) * | 2017-02-20 | 2017-09-20 | 株式会社フジクラ | 被覆除去刃、除去刃ユニット及び光ファイバ被覆除去装置 |
WO2018150596A1 (ja) * | 2017-02-20 | 2018-08-23 | 株式会社フジクラ | 被覆除去刃、除去刃ユニット及び光ファイバ被覆除去装置 |
JP2018136359A (ja) * | 2017-02-20 | 2018-08-30 | 株式会社フジクラ | 被覆除去刃、除去刃ユニット及び光ファイバ被覆除去装置 |
KR20180106842A (ko) * | 2017-02-20 | 2018-10-01 | 가부시키가이샤후지쿠라 | 피복 제거날, 제거날 유닛 및 광섬유 피복 제거 장치 |
KR101985350B1 (ko) | 2017-02-20 | 2019-06-03 | 가부시키가이샤후지쿠라 | 피복 제거날, 제거날 유닛 및 광섬유 피복 제거 장치 |
US10514505B2 (en) | 2017-02-20 | 2019-12-24 | Fujikura Ltd. | Coating removal blade, removal blade unit and optical fiber coating removal apparatus |
CN114147967A (zh) * | 2020-09-07 | 2022-03-08 | 上海联泰科技股份有限公司 | 三维模型的数据处理方法及系统、取件机构及3d打印设备 |
CN114147967B (zh) * | 2020-09-07 | 2024-01-16 | 上海联泰科技股份有限公司 | 三维模型的数据处理方法及系统、取件机构及3d打印设备 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0568112B1 (en) | Apparatus for cutting an optical fiber | |
WO2019181295A1 (ja) | トリマー刃および体毛切断装置 | |
US7669744B2 (en) | Device and method for cleaving optical fibers | |
JP2001330736A (ja) | 被覆除去器 | |
KR20170095153A (ko) | 광 파이버 홀더 및 해당 광 파이버 홀더가 장착 가능한 광 파이버 절단 장치 | |
US6909832B2 (en) | Optical fiber ribbon splitting tool and optical fiber ribbon splitting method | |
JP2763601B2 (ja) | 光ファイバテープ心線の分岐方法および分岐用工具 | |
JP3623100B2 (ja) | 無切断ケーブル用光ファイバテープ心線分割工具 | |
JP4209347B2 (ja) | 光ファイバホルダ | |
JP3428477B2 (ja) | 光ファイバの被覆除去装置 | |
JP2001330735A (ja) | 被覆除去器 | |
CN221860701U (zh) | 包层除去装置 | |
JP4504676B2 (ja) | ヘアカッター | |
JP4627278B2 (ja) | 光ファイバケーブルの口出し工具、及び口出し方法 | |
JP2008113974A (ja) | ガイド及びこのガイドを用いたガイド付きカッター | |
WO2018168107A1 (ja) | 分割工具 | |
JP6827005B2 (ja) | 光ケーブル分割工具、及び光ケーブルの分割方法 | |
JP3903845B2 (ja) | 光ファイバテープ心線の被覆除去方法および被覆除去装置 | |
JP3488081B2 (ja) | 光ファイバの被覆除去装置 | |
JPH11198089A (ja) | テープ状光ファイバ心線分離工具 | |
JP2008292707A (ja) | 光ファイバの位置決め構造及び光ファイバの位置決め方法 | |
JP2010220386A (ja) | ケーブルストリッパ | |
JP2003143727A (ja) | 光ファイバ被覆除去装置およびそれに用いられる刃物 | |
KR20140133102A (ko) | 광섬유 커팅장치 | |
JP2006267275A (ja) | 光ファイバ心線分離工具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070807 |