JP5957757B2 - シャッタチャージ装置及び撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、フォーカルプレーンシャッタ等のシャッタ装置をチャージするシャッタチャージ装置及び撮像装置に関する。
特許文献1は、デジタル一眼カメラにおけるライブビュー機能を達成するために、フォーカルプレーンシャッタの先幕と後幕をチャージ後、先幕を走行完了状態に保持する、いわゆるノーマリーオープン機能を開示している。ここでチャージとは、シャッタ装置の先幕や後幕を走行(レリーズ動作)させるための駆動力を発生させる弾性部材(バネ)に付勢力を付与する(力を蓄える)動作を指す。このシャッタチャージ装置では、先幕のチャージ用セットレバーと先幕に連結した駆動部材とを分離し、セットレバーのチャージ完了状態において、前記駆動部材を走行完了状態で保持することでノーマリーオープンを達成している。
特開2004−61865号公報
従来のノーマリーオープン機能を備えたフォーカルプレーンシャッタは、ライブビュー状態からの撮影動作のため、撮影直前に先幕によりシャッタ装置開口部を遮蔽する必要がある。遮蔽のためにはDCモータ等によるチャージ駆動が必要となるが、レリーズタイムラグの短縮のため、この駆動はわずかな動きに留めることが望まれる。このとき、DCモータに通電した直後にショートブレーキ等を作動させるが、駆動系の負荷ばらつき、温度による負荷の変動によって、駆動系の止まり位置がばらついてしまう。その結果、次の撮影に向けた、チャージ駆動の開始位置が変動してしまい、チャージ時間にばらつきが生じる。このばらつきを吸収するため、特に連続撮影時には余裕を確保する必要が生じ、コマ速度(連続撮影時の1秒あたりの撮影枚数)を上げることが困難となっていた。
本開示は、この課題を解決し、安定したチャージ時間を得ることができ、連続撮影時のコマ速度の向上をはかることが出来るシャッタチャージ装置及び撮像装置を提供する。
上記目的は、以下のシャッタチャージ装置によって達成される。
開口部と、開口部を遮蔽可能な先幕および後幕とを備えるシャッタ装置に対し、チャージ動作を行うシャッタチャージ装置であって、先幕および後幕を所定のシーケンスで駆動させる駆動部と、1回転することで駆動部を1シーケンスだけ駆動する駆動ギヤを含み、モータの回転を駆動部に伝達するギヤ部と、駆動ギヤを停止させるブレーキ部材と、を備えている。駆動ギヤは、駆動部を駆動する欠歯部と、モータの回転を伝達するギヤ部と、を有している。ブレーキ部材は、1シーケンスの中においてモータへの通電を絶った後、慣性で回転する前記駆動ギヤの前記欠歯部に挿入することで駆動ギヤが停止するようにブレーキレバーを動作する。
本開示によれば、安定したチャージ時間を得ることができ、連続撮影時のコマ速度の向上を図ることが出来るシャッタチャージ装置及び撮像装置を提供することができる。
実施の形態1のデジタルカメラの斜視図 実施の形態1のカメラ本体の斜視図 実施の形態1のデジタルカメラのブロック図 実施の形態1のデジタルカメラの概略断面図 実施の形態1のカメラ本体の背面図 実施の形態1のフォーカルプレーンシャッタ装置2およびシャッタチャージ装置1の斜視図 実施の形態1のシャッタチャージ装置の駆動状態を示した斜視図 実施の形態1のシャッタチャージ装置の駆動状態を示した斜視図 実施の形態1のシャッタチャージ装置の駆動状態を示した斜視図 実施の形態1のシャッタチャージ装置の駆動状態を示した斜視図 (A)実施の形態1のシャッタチャージ装置1の要部側面図、(B)図11(A)の矢印B方向の概略断面図 (A)〜(C)シャッタチャージ装置1の駆動ギヤ14の止まり位置のばらつきを示す矢視図 (A)〜(C)図11(A)〜(C)の各状態におけるタイムチャートと羽根の動きを示す図 実施の形態1のシャッタチャージ装置1の要部駆動変移図 実施の形態1のシャッタチャージ装置1の要部駆動変移図 実施の形態1の変形例のシャッタチャージ装置の要部側面図 実施の形態1のフォーカルプレーンシャッタ装置の模式図 実施の形態1のフォーカルプレーンシャッタ装置の模式図 実施の形態1のフォーカルプレーンシャッタ装置の模式図 実施の形態1のフォーカルプレーンシャッタ装置の模式図
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
尚、発明者は、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
(実施の形態1)
実施の形態1に係るシャッタチャージ装置及びそれを用いたデジタルカメラについて、図面を用いて説明する。
<1:デジタルカメラの概要>
はじめに、図を用いて、フォーカルプレーンシャッタ装置2及びシャッタチャージ装置1を搭載したデジタルカメラ300の概要について説明する。なお、フォーカルプレーンシャッタ装置2及びシャッタチャージ装置1は、本実施形態のデジタルカメラ300以外のカメラにも搭載可能である。
図1は、実施の形態1に係るデジタルカメラ300の斜視図である。図2は、カメラ本体100の斜視図である。図3は、デジタルカメラ300の機能ブロック図である。
デジタルカメラ300は、交換レンズ式のデジタルカメラであり、カメラ本体100と、カメラ本体100に装着可能なレンズユニット200と、を備えている。
図4は、デジタルカメラ300の概略断面図である。図5は、カメラ本体の背面図である。カメラ本体100は、主に、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサー110と、CMOS回路基板113と、カメラモニタ120と、操作部130と、カメラコントローラー140を含むメイン回路基板142と、ボディマウント150と、電源160と、カードスロット170と、シャッタチャージ装置1と、フォーカルプレーンシャッタ装置2と、を備えている。
CMOSイメージセンサー110(撮像素子の一例)は、レンズユニット200を介して入射される被写体の光学像(以下、被写体像ともいう)を画像データに変換する。生成された画像データは、CMOS回路基板113のADコンバーター111でデジタル化される。ADコンバーター111でデジタル化された画像データは、カメラコントローラー140で様々な画像処理が施される。ここで言う様々な画像処理とは、例えば、ガンマ補正処理、ホワイトバランス補正処理、キズ補正処理、YC変換処理、電子ズーム処理、JPEG圧縮処理等である。
CMOSイメージセンサー110は、タイミング発生器112で生成されるタイミング信号に基づいて動作する。CMOSイメージセンサー110は、CMOS回路基板113の制御により、静止画データおよび動画データの取得を行うことができる。取得された動画データは、スルー画像の表示にも用いられる。なお、静止画データおよび動画データは、画像データの一例である。
ここで、スルー画像とは、動画データのうちメモリーカード171に記録されない画像である。スルー画像は、主に動画像であり、動画像または静止画像の構図を決めるためにカメラモニタ120に表示される。
CMOSイメージセンサー110は、スルー画像として用いられる低解像度の動画像の取得と、記録用として用いられる高解像度の動画像の取得とが可能である。高解像度の動画像としては、例えば、HDサイズ(ハイビジョンサイズ:1920×1080画素)の動画像が考えられる。なお、CMOSイメージセンサー110は被写体の光学像を電気的な画像信号に変換する撮像素子の一例である。撮像素子は、CMOSイメージセンサー110の他に、CCDイメージセンサー等の光電変換素子を含む概念である。
CMOS回路基板113は、CMOSイメージセンサー110を制御する回路基板である。CMOS回路基板113は、CMOSイメージセンサー110から出力される画像データに所定の処理を施す回路基板であり、タイミング発生器112およびADコンバーター111を含む。CMOS回路基板113は、撮像素子を駆動制御し、撮像素子から出力される画像データにAD変換等の所定の処理を施す撮像素子回路基板の一例である。
カメラモニタ120は、例えば液晶ディスプレイであり、表示用画像データが示す画像等を表示する。表示用画像データは、カメラコントローラー140で生成される。表示用画像データは、例えば、画像処理された画像データ、デジタルカメラ300の撮影条件、操作メニュー等を画像として表示するためのデータである。カメラモニタ120は、動画像も静止画像も選択的に表示可能である。
カメラモニタ120は、カメラ本体100に設けられている。本実施形態では、カメラ本体100の背面に配置されているが、カメラモニタ120はカメラ本体100のどこに配置されていてもよい。
なお、カメラモニタ120はカメラ本体100に設けられた表示部の一例である。表示部としては、他にも、有機EL、無機EL、プラズマディスプレイパネル等、画像を表示できるものを用いることができる。また、表示部は、カメラ本体100の背面でなく、側面や上面等、他の場所に設けてもよい。
操作部130は、ユーザーによる操作を受け付ける。具体的には、操作部130は、ユーザーによるフォーカルプレーンシャッタ操作を受け付けるレリーズボタン131と、カメラ本体100の上面に設けられた回転式のダイアルスイッチである電源スイッチ132と、を含む。操作部130は、ユーザーによる操作を受け付けることができればよく、ボタン、レバー、ダイアル、タッチパネル等を含む。
カメラコントローラー140(制御部の一例)は、カメラ本体100の各部を制御する。カメラコントローラー140は、操作部130からの指示を受け付ける。カメラコントローラー140は、レンズユニット200を制御するための信号を、ボディマウント150及びレンズマウント250を介して、レンズコントローラー240に送信し、レンズユニット200の各部を間接的に制御する。すなわち、カメラコントローラー140は、デジタルカメラ300全体を制御する。
カメラコントローラー140は、CMOS回路基板113を制御する。具体的には、カメラコントローラー140はCMOS回路基板113に制御信号を送信し、CMOS回路基板113は受信した制御信号に基づきCMOSイメージセンサー110を制御する。つまり、カメラコントローラー140は、CMOSイメージセンサー110を制御する。また、カメラコントローラー140は、CMOSイメージセンサー110により生成され、CMOS回路基板113によりAD変換等の所定の処理を施された画像データを取得し、さらに処理を施す。例えば、カメラコントローラー140は、CMOS回路基板113により処理された画像データから、表示用画像データや記録用動画データなどを生成する。
カードスロット170は、メモリーカード171を装着可能である。カードスロット170は、カメラコントローラー140から送信される制御信号に基づいて、メモリーカード171を制御する。具体的には、カードスロット170は、メモリーカード171に画像データを格納する。カードスロット170は、メモリーカード171から画像データを出力する。また、カードスロット170は、メモリーカード171に動画データを格納する。カードスロット170は、メモリーカード171から動画データを出力する。
メモリーカード171は、カメラコントローラー140が画像処理により生成した画像データを格納可能である。例えば、メモリーカード171は、非圧縮のRAW画像ファイルや圧縮されたJPEG画像ファイル等を格納できる。また、メモリーカード171は、あらかじめ内部に格納された画像データ又は画像ファイルを、カードスロット170を介して出力できる。メモリーカード171から出力された画像データ又は画像ファイルは、カメラコントローラー140で画像処理される。例えば、カメラコントローラー140は、メモリーカード171から取得した画像データ又は画像ファイルに伸張処理を施し、表示用画像データを生成する。
メモリーカード171は、さらに、カメラコントローラー140が画像処理により生成した動画データを格納可能である。例えば、メモリーカード171は、動画圧縮規格であるH.264/AVCに従って圧縮された動画ファイルを格納できる。また、メモリーカード171は、あらかじめ内部に格納された動画データ又は動画ファイルを、カードスロット170を介して出力できる。メモリーカード171から出力された動画データまたは動画ファイルは、カメラコントローラー140で画像処理される。例えば、カメラコントローラー140は、メモリーカード171から取得した動画データまたは動画ファイルに伸張処理を施し、表示用動画データを生成する。
なお、メモリーカード171は記憶部の一例である。記憶部は、メモリーカード171のようにカメラ本体100に装着可能なものでもよく、デジタルカメラ300に固定されているものでもよい。
電源160は、デジタルカメラ300で使用するための電力を各部に供給する。電源160は、例えば、乾電池であってもよいし、充電池であってもよい。また、電源160は、電源コード等を介して外部の電源から電力の供給を受け、デジタルカメラ300に電力を供給するユニットであってもよい。
ボディマウント150は、レンズマウント250と係合する。ボディマウント150は、レンズユニット200を支持する。また、ボディマウント150とレンズマウント250とは、電気的に接続可能である。カメラ本体100は、ボディマウント150とレンズマウント250とを介して、レンズユニット200との間で、データおよび制御信号のうち少なくとも一方を送受信できる。
フォーカルプレーンシャッタ装置2は、CMOSイメージセンサー110の前側(被写体側)に配置されており、CMOSイメージセンサー110の露光時間を制御する。フォーカルプレーンシャッタ装置2は、光学系LからCMOSイメージセンサー110に向かう光を遮蔽する状態(閉状態)と、光学系LからCMOSイメージセンサー110に向かう光を透過する状態(開状態)と、を有している。フォーカルプレーンシャッタ装置2については後述する。
シャッタチャージ装置1は、フォーカルプレーンシャッタ装置2に対しチャージ動作を行う。詳細には後述するが、シャッタチャージ装置1は、フォーカルプレーンシャッタ装置2の先幕羽根25及び後幕羽根24を走行させる付勢力を発生させる。
レンズユニット200は、カメラ本体100に装着可能であり、被写体の光学像を形成する。具体的には、レンズユニット200は、光学系Lと、駆動部215と、レンズマウント250と、レンズコントローラー240と、レンズ筒260と、を有している。
光学系Lは、CMOSイメージセンサー110の受光面に、被写体の光学像を形成する。
レンズコントローラー240は、カメラコントローラー140から送信される制御信号に基づいて、レンズユニット200全体を制御する。
<2.フォーカルプレーンシャッタ装置の概要>
図6は、実施の形態1のシャッタチャージ装置1及びフォーカルプレーンシャッタ装置2の斜視図である。図7から図10は、実施の形態1のシャッタチャージ装置の駆動部材のみを抜き出し、駆動状態を示した斜視図である。図11(A)は、実施の形態1のシャッタチャージ装置1の要部側面図である。図11(B)は、図11(A)を矢印B方向から見た図である。
フォーカルプレーンシャッタ装置2は、開口部21が設けられたシャッタ地板20と、前記開口部21を覆う位置と前記開口部21から下方に退避した位置とを移動可能な先幕羽根25(先幕の一例)と、前記先幕羽根25を前記開口部21から下方に退避する方向に走行させる付勢力を発生する不図示の第1弾性部材を有する。
また、フォーカルプレーンシャッタ装置2は、前記開口部21を覆う位置と前記開口部21から上方に退避した位置とを移動可能な後幕羽根24(後幕の一例)と、前記開口部21を覆う方向に前記後幕羽根24を走行させる付勢力を発生する不図示の第2弾性部材を有する。
また、フォーカルプレーンシャッタ装置2は、前記第1弾性部材および前記第2弾性部材に付勢力を付与するチャージレバー23と、前記チャージレバー23が前記第1弾性部材に付勢力を付与する時、前記先幕羽根25が前記開口部21から退避した状態を維持するようにする不図示の先幕ロック機構と、前記チャージレバー23が前記第2弾性部材に付勢力を付与する時、前記後幕羽根24が前記開口部21を覆った状態を維持するようにする不図示の後幕ロック機構を持つ。前記不図示の部材および、前記チャージレバー23は、シャッタ駆動メカ部22に配置されている。
図7及び図8に示すように、前記チャージレバー23を、その回転軸23aを中心にして図中上から下へ回転駆動することで、先幕羽根25および後幕羽根24にレリーズ動作可能な付勢力を前記第1弾性部材および、前記第2弾性部材に与えることが出来る。また、前記チャージレバー23のチャージ端では、前記シャッタ駆動メカ部22にある前記先幕ロック機構によって先幕羽根25はオープン状態(開口部21から退避した状態)で保持されるよう構成している。したがって、前記フォーカルプレーンシャッタ装置2は、ノーマリーオープン式フォーカルプレーンシャッタ装置として機能する。
上記状態で不図示の電磁装置によって、前記先幕羽根25と前記後幕羽根24を開口部21から退避した状態で保持し、前記チャージレバー23が図8の状態から図7の状態に復帰するとき、前記先幕ロック機構のロックを解除し、前記先幕羽根25が前記開口部21を遮蔽し撮影待機状態となる。
そして、先幕羽根25と後幕羽根24とを用いた露光終了後、前記先幕羽根25と前記後幕羽根24をチャージする際に、先幕ロック機構によって前記先幕羽根25を退避しつつ、前記後幕ロック機構によって前記後幕羽根24が開口部21を遮蔽した状態を維持できる。
したがって、前記先幕羽根25を退避した状態で、前記先幕羽根25と前記後幕羽根24のチャージと並行して撮像素子からの画像データの読み出しを行うことが可能である。
フォーカルプレーンシャッタ装置2の構成について更に説明する。図16は、本実施の形態のフォーカルプレーンシャッタ装置2の構成を説明するための模式図である。図16の模式図に示すように、フォーカルプレーンシャッタ装置2は、後幕羽根24を駆動するために後幕羽根24と連結されている後幕駆動ピン410、先幕羽根25を駆動するために先幕羽根25と連結されている先幕駆動ピン420、第1カム430、及び第2カム440が設けられている。尚、この模式図では後幕羽根24及び先幕羽根25は、開口部21を遮蔽した位置においても開口部21から退避した位置においても形状が変化していないが、後幕羽根24及び先幕羽根25が3枚設けられ、退避した位置においては重なり、全体として上下幅が短くなるように構成されていても良い。
後膜駆動ピン410の下側(紙面奥側)には、後幕駆動補助ピン460が設けられており、後幕駆動補助ピン460の先端には、後幕駆動ピン410と当接する当接部461が設けられている。また、後幕駆動補助ピン460を下方に付勢するために、後幕駆動補助ピン460に連結した後幕走行バネ部材470(上記第2弾性部材の一例)と、後幕駆動ピン410を上方に付勢するために後幕駆動ピン410に連結したバネ部材480が設けられている。また、後幕駆動ピン410を下方位置で保持するためのソレノイド450と、後幕駆動補助ピン460を上方位置で保持するためにソレノイド490が配置されている。尚、後幕走行バネ部材470は、バネ部材480より付勢力が強く設定されている。
一方、先幕駆動ピン420の下側(紙面奥側)には、先幕駆動補助ピン500が設けられており、先幕駆動補助ピン500の先端には、先幕駆動ピン420と当接する当接部501が設けられている。また、先幕駆動補助ピン500を下方に付勢するために、先幕駆動補助ピン500に連結した先幕走行バネ部材510(上記第1弾性部材の一例)と、先幕駆動ピン420を上方に付勢するために先幕駆動ピン420に連結したバネ部材520が設けられている。また、先幕駆動補助ピン500を上方位置で保持するためにソレノイド530が設けられている。尚、先幕走行バネ部材510は、バネ部材520より付勢力が強く設定されている。
また、チャージレバー23の先端と当接する第1連結アーム541と、第1連結アーム541と第1カム430の間を連結する第2連結アーム542が配置されている。尚、第1連結アーム541が回動軸541aを中心に時計回りに回動するように、回動軸541aにはバネ部材550が設けられている。
図16に示す状態が撮影終了後(走行完了後)の状態であり、後幕羽根24によって開口部21が覆われており、先幕羽根25が開口部21より下方に退避している。
次に、チャージ動作を行うために、後述するDCモータ19、ギヤ部、及びチャージ部材13等を動作させることにより、チャージレバー23を下方に回動すると、第1連結アーム541の端も下方に回動(矢印C方向)し、第1カム430は第2連結アーム542によって押されて時計回りに回動する(矢印D方向)。ここで、第1カム430の第1突起部431が後幕駆動補助ピン460の突起部462と当接し、第1カム430の第2突起部432が先幕駆動補助ピン500の突起部502と当接しているため、図17に示すように、第1カム430の回動により、後幕駆動補助ピン460及び先幕駆動補助ピン500が上方へ回動する。尚、先幕駆動補助ピン500の上方への回動により、先幕駆動ピン420もバネ部材520の付勢力により上方へ回動しようとする。しかしながら、第2カム440の突起部441と第1カム430の第3突起部433が当接している。そのため、第1カム430の回動に伴って第2カム440も回動し、第2カム440の突起部441が先幕駆動ピン420の突起部421の回転軌道上に配置されることになり、先幕駆動ピン420の上方への回動は規制される。この第2カム440が、上述した先幕ロック機構の一例に対応する。
また、後幕駆動補助ピン460の上方への回動により、バネ部材480の付勢力により後幕駆動ピン410も上方へ回動しようとするが、ソレノイド450によって電磁的に下方に位置に固定されている。このソレノイド450が上述した後幕ロック機構の一例に対応する。尚、この後幕ロック機構も先幕ロック機構のようにカム等によって構成されていても良い。
そして、チャージ終了後に、ソレノイド450への通電を停止することによって、図18に示すように、バネ部材480の付勢力により後幕駆動ピン410が上方へと回動し、後幕羽根24が開口部21の上方へと移動する。これによって開口部21が先幕羽根25及び後幕羽根24によって覆われておらず、ライブビューを行うことが出来る。
その後、後述するチャージレバーバネ41の付勢力によって、チャージレバー23を上方へと回動させると、バネ部材550によって第1連結アーム541が時計回りに回動する。この回動によって第2連結部材542が左方向へと引かれ、第1カム430が反時計回りに回動する。第1カム430の回動とともに、突起部441を上方から押さえていた第3突起部433も反時計回りに回動する。第3突起部433の回動により突起部441に対する第3突起部433の上方からの押圧が解除されると、図18及び図19に示すようにバネ部材520の弾性力によって、先幕駆動ピン420は、その突起部421によって突起部441を上方へ押して第2カム440を時計回りに回動させながら、反時計回りに回動する。
このように先幕駆動ピン420はバネ部材520の付勢力により上方へと回動し、先幕羽根25によって開口部21が遮蔽された状態となり、撮影待機状態となる。尚、図16〜図19は模式図であり、カムの形状及び構成等、様々に変形可能である。例えば、各部材などは、駆動ピンの回動軸に設けても良い。
<3.シャッタチャージ装置>
以下、実施の形態1に係るシャッタチャージ装置について、図6から図14を用いて説明する。
(3−1:シャッタチャージ装置の概要)
図6から図14を用いて、実施の形態1のシャッタチャージ装置の概要を説明する。図6はフォーカルプレーンシャッタ装置が露光を終えたチャージ待機状態である。そのため、後幕羽根24によって開口部21が覆われている。
シャッタチャージ装置1は、チャージ台板11に固定されたDCモータ19を有している。DCモータ19の出力軸にはピニオンギヤ18が固定されている。図7に示すギヤ部40は、段ギヤ17、段ギヤ16、アイドルギヤ15および駆動ギヤ14を備える。前記ピニオンギヤ18は段ギヤ17と、段キヤ17は段ギヤ16と、各々噛合ってDCモータ19による回転が減速される。そして、段ギヤ16はアイドルギヤ15を介して、駆動ギヤ14に噛合う。図6及び図7に示すように、ギヤ部40は押さえ板12によって、各ギヤが回転可能に前記チャージ台板11に保持される。
駆動ギヤ14は、欠歯部14aを有し、チャージ部材13(駆動部の一例に相当)のラックギヤ部13aと噛み合うことが可能である。前記チャージ部材13は、ガイドフック13cにより前記チャージ台板11のガイド溝11aに嵌合することによって、図中上下方向に移動可能にガイドされている(図6及び図7参照)。
また、図7に示すように前記駆動ギヤ14には、エンコーダ接片14bが一体的に取り付けられている。エンコーダ接片14bは導体であり、前記押さえ板12に貼り付けられた不図示のエンコーダ基板と回転接触することで、前記駆動ギヤ14の位置が検出可能に構成される。
前記チャージ台板11とフォーカルプレーンシャッタ装置2とは、ネジで締結されている。前記フォーカルプレーンシャッタ装置2は、開口部21を有し、先幕羽根25および後幕羽根24が、前記開口部21を遮蔽可能に配置している。さらにフォーカルプレーンシャッタ装置2は、シャッタ駆動メカ部22および、チャージレバー23を有する。前記チャージレバー23は、チャージレバーバネ41によって、図中下から上に向かって付勢されている。
チャージ部材13のチャージ部13bは、前記フォーカルプレーンシャッタ装置2の前記チャージレバー23に当接しているため、前記チャージレバー23により上方への付勢力を受ける。
又、本実施の形態1のシャッタチャージ装置1は、駆動ギヤ14の上方に設けられた、駆動ギヤ14を停止するためのロックレバー31を備えている。
(3−2:ロックレバー31の構成)
実施の形態1のロックレバー31を含めたシャッタチャージ装置について、図11(A)、図11(B)を用いて詳細に説明する。図11(A)は実施の形態1のシャッタチャージ装置の要部拡大斜視図である。図11(B)は図11(A)の矢印B側の断面図である。
なお、以下の実施形態は本開示の一実施形態であり、本開示はこれらの実施形態に限定されない。
図11(A)及び図11(B)は図6から図10で説明したシャッタチャージ装置において省略していた一部機能(ロックレバー31等)を示した構成であり、前記一部機能以外は図6〜図10と全く同等である。
以下、この一部機能を中心に説明する。
ロックレバー31(ブレーキ部材の一例に相当)は、前記チャージ台板11に軸33によって回転自在に軸支されている。軸33は、駆動ギヤ14やDCモータ19の回転軸の方向と平行な向きに設けられている。バネ32は、前記軸33に通され、腕部32aが前記ロックレバー31と係合し、他端の腕部32bは前記チャージ台板11と当接している。したがって、前記バネ32によって前記ロックレバー31は、図中下方向(時計回り)に付勢される。
前記ロックレバー31には、前記駆動ギヤ14の前記欠歯部14aの回転軌道内に入り込むことが可能な突起部31aと、前記チャージ部材13の前記ラックギヤ部13aの最終ギヤ歯13eの軌道内に入り込むことが可能な突起部31bを有する。
さらに、図11(B)に示すように前記突起部31aの背面(紙面の奥側)には、突起31cが延在し、前記チャージ台板11に対して紙面奥側へ窪んだ凹部11bに入り込んでいる。突起31cが凹部11bに入り込んでおり、凹部11b内でのみ移動可能な状態であるため、ロックレバー31は軸33を中心に所定の角度の範囲内でのみ回転可能となる。
(3−3:シャッタチャージ装置のチャージ動作の概要)
ここでは、ロックレバー31の動作については説明を行わず、チャージ動作の概要について図7から図10を用いて説明する。
レリーズ終了後、カメラコントローラー140の制御により、前記DCモータ19が図中左側から見て反時計回り(図7中の矢印R1の方向)に回転すると、前記ピニオンギヤ18が反時計回りに回転し、その回転が前記段ギヤ17、前記段ギヤ16、前記アイドルギヤ15、及び前記駆動ギヤ14に伝達され、前記駆動ギヤ14には図中左側から見て反時計回り(図7中の矢印R2の方向)に回転力が与えられる。
前記駆動ギヤ14が反時計回りに回転すると、前記欠歯部14aと前記チャージ部材13の前記ラックギヤ部13aとが噛合い、前記チャージ部材13は、前記チャージ台板11に対して下方にチャージ駆動される(図8参照)。
さらに前記DCモータ19を反時計回りに回転すると、前記駆動ギヤ14の平坦カム部14cが、前記チャージ部材13の前記ラックギヤ部13aの最終ギヤ歯13e(図中で一番上のギヤ歯)と当接することで、前記チャージレバー23の復帰を阻止することが出来る(図9参照)。
図9の状態では、後幕羽根5が開口部21から退避して前記開口部21が開放状態にあり撮像素子(図4のCMOSイメージセンサー110参照)に被写体像を投影することが出来る。そのため、撮像素子が撮像した画像データをカメラモニタ120やビューファインダに表示することにより、撮影者が被写体を観察可能となる。また、撮影準備段階では、撮像した画像データに基づいた露出測定や撮影レンズの合焦制御が可能となる。
続いて、撮影者がレリーズボタン131を押す等の操作により撮影のためのトリガーを与えると、カメラコントローラー140はこの操作に応じて、前記DCモータ19をさらに反時計回りに回転させる。すると駆動ギヤ14が回転し、前記駆動ギヤ14の前記平坦カム部14cがラックギヤ部13aの軌道上から退避する。これにより、前記チャージ部材13の前記ラックギヤ部13aと平坦カム部14cとの当接が解除され、チャージレバーバネ41によって前記チャージレバー23がチャージ部材13を図中上方に移動させて復帰し、撮影待機状態に移行する(図10)。尚、撮影待機状態であるため、開口部21は先幕羽根25によって覆われた状態となっている。
(3−4:シャッタチャージ装置の課題の説明)
図12および図13を用いて、課題について詳しく説明する。図12(A)〜(C)は駆動ギヤ14の撮影待機状態におけるモータ制動後の止まり位置のばらつきを示す(図10の矢印Aから視た)矢視図であり、図11(A)及び図11(B)に示すロックレバー31が設けられていない構成を示す図である。図12(B)は、設計称呼状態における駆動ギヤ14の静止位置を示しており、図12(A)及び図12(B)は、設計称呼状態の前後の状態における駆動ギヤ14の静止位置を示している。また、図13(A)〜(C)は、図12(A)〜(C)の各状態におけるタイムチャートと羽根の動きを示す図である。
前記撮影待機状態への移行においては、前記チャージ部材13を介した前記チャージレバー23のDCモータ19への負荷が解除されるため、DCモータ19への負荷が非常に軽い状態となる。このとき、操作環境、特に温度によって、モータ特性や負荷特性が変化するため、DCモータ19をショートブレーキなどの制動を行っても、駆動ギヤ14を所定の位置(図12(B))に停止させることが難しい。
例えば、高温下においてはモータパワーが低下し、逆にメカ負荷は軽くなる傾向にある。また、低温下においてはモータパワーが向上し、逆にメカ負荷は重くなる傾向にある。上記内容ではモータパワーと負荷が互いに相殺する関係にはある。しかし、その変化量を設計的に同一にすることは難しく、環境下や個体差によって、図12(B)の設計称呼状態の前後の図12(A)から図12(C)の範囲で静止する。
したがって、撮影終了後に再度チャージ動作を開始するが、駆動ギヤ14の停止位置のばらつきに起因して、チャージ動作を開始してから前記駆動ギヤ14の前記欠歯部14aと前記チャージ部材13の前記ラックギヤ部13aとが噛合い始めるまでのタイミングがずれることになる。
その結果、図12(A)の状態から前記駆動ギヤ14をチャージ駆動すると、図12(B)の設計称呼状態における図13(B)に示すチャージ時間に比べ、駆動ギヤ14が前記チャージ部材13と噛合うまでの空走区間が長くなり、図13(A)に示すようにチャージ時間が長くなってしまう。一方、図12(C)の状態から前記駆動ギヤ14をチャージ駆動すると、駆動ギヤ14が前記チャージ部材13と噛合うまでの空走区間が短く、図13(C)に示すようにチャージ時間が短くなってしまう。
ここで、撮像素子からの画像データの読み出しの期間中は、シャッタ後幕羽根24が前記開口部21を遮蔽している必要がある。したがって、画像データの読み出し完了より後にチャージ動作を完了するようにする必要があるため、上記図12(A)から図12(C)のいずれにおいてもチャージ時間以内に画像データの読み出し時間を設定する必要がある。したがって、カメラにおける制御は、図12(C)の状態になることも鑑み、常に余裕時間Tを考慮した図12(A)のタイムチャートで制御しなければならない。
そのため、必然的に1シーケンスにおいて余裕時間Tを追加しなければならず、連続撮影においては、撮影間隔が延びてしまう。
(3−5.シャッタチャージ装置のチャージ動作)
図14Aおよび図14Bを用いて、実施の形態1のシャッタチャージ装置の動作を説明する。図14Aおよび図14Bには、前記駆動ギヤ14と前記チャージ部材13と前記ロックレバー31とシャッタのチャージレバー23が示されている。また、SW1、SW2、SW3は、前記駆動ギヤ14と一体的に回転するエンコーダ接片14bとエンコーダ基板により発生する信号の状態を示している。以下、SW1、SW2、SW3からなる3bitの信号をエンコーダ信号と呼ぶ。エンコーダ信号を観測することで、シャッタチャージ装置1の状態(駆動ギヤ14の回転角度の状態)がどうなっているかをコントローラが検出することができる。尚、実施の形態1ではエンコーダ信号として3bitの信号を出力しているが、カメラ本体100(カメラコントローラー140)の制御に応じて、3bitに限るものではない。カメラコントローラー140はエンコーダ信号を検出し、エンコーダ信号に応じてDCモータ19等を制御する。
図14A左端の状態(1)は撮影終了時の状態を示している。このとき、エンコーダ信号はSW1,SW2,SW3の順(以降この順番で示す)に、HHHとなっている。チャージ動作が行われると、シャッタチャージ装置1の状態は順に右側の状態へ遷移していく。チャージ動作が進むにつれて取る状態を、図14A左端の状態(1)から右端の状態(5)、さらに図14B左端の状態(6)から右端の状態(10)へと順に示している。尚、この図14A及び図14Bに示す状態(1)〜(10)が所定のシーケンスの一例に対応する。
チャージが開始される(状態(1))と、前記DCモータ19の回転が開始され、前記駆動ギヤ14が図14中時計方向(矢印R2の方向)に回転を開始する。このとき、前記ロックレバー31の前記突起部31bは前記チャージ部材13の前記ラックギヤ部13aの最終ギヤ歯13eと当接しており、前記ロックレバー31の突起部31aが前記駆動ギヤ14の前記欠歯部14aの回転軌道内に入り込まない位置(退避位置の一例)まで、ロックレバー31は軸33を中心に図中反時計回りに回転した状態となっている。
モータ19の回転により前記欠歯部14aが前記チャージ部材13の前記ラックギヤ部13aに噛合い始めるまで前記駆動ギヤ14が空走したのち、チャージ部材駆動開始の状態(2)となる。このとき、エンコーダ信号はHHLとなる。
さらに、前記駆動ギヤ14を時計方向へ回転している状態がチャージ中の状態(3)である。チャージ動作においてチャージ部材13が下方に移動するのに伴って、先幕羽根25及び後幕羽根24を走行させるための第1弾性部材及び第2弾性部材に付勢力が発生する。また、チャージ部材13の下方への移動に伴って、チャージ部材13に当接しているロックレバー31もバネ32の付勢力により時計回りに回転する。そして突起部31aは一旦平坦カム部14cに乗り上げる。エンコーダ信号は、このときにHHLからHHHに変化するので、エンコーダ信号を観測することでチャージ動作が進行していることを確認することが出来る。
続いて、駆動ギヤ14がさらに回転し、平坦カム部14cが突起部31aの下を通過すると、ロックレバー31が軸33を中心に下方に回動し、突起部31aが欠歯部14aの回転軌道内に入り込む。ロックレバー31は、突起31cが凹部11bの端部11e(図11(b)参照)に当接し、バネ32によって下方に付勢されることにより、突起部31aが欠歯部14aの回転軌道内に入り込んだ位置(停止位置の一例)で停止する(状態(4))。このとき、第1弾性部材および第2弾性部材へのチャージ動作が完了し、また、エンコーダ信号はHHLに遷移する。エンコーダ信号がHHLとなったことをカメラコントローラー140が検出すると、前記後幕羽根24が前記フォーカルプレーンシャッタ装置2の前記開口部21から退避位置に移行したことを検知し、カメラ全体の状態をライブビュー(LV)可能な状態へ移行する。その間に駆動ギヤ14はさらに回転して状態(5)となる。そしてエンコーダ信号がLHHとなったことをカメラコントローラー140が検出すると、カメラコントローラー140はDCモータ19の駆動を停止する。すると、前記ラックギヤ部13aの最終ギヤ歯13e(図中で一番上のギヤ歯)が平坦カム部14cと当接した状態で駆動ギヤ14が停止し、LV可能な状態(6)(図14B)へと遷移する。
続いて、撮影者によりレリーズボタン131(図1参照)が押下される等により撮影開始が指示されると、カメラコントローラー140は、前記DCモータ19を再起動して前記先幕羽根25が前記フォーカルプレーンシャッタ装置2の前記開口部21を遮蔽するよう前記駆動ギヤ14の時計方向への回転を開始する(状態(7))。
先幕羽根25の遮蔽を開始すると、エンコーダ信号はHLHに遷移する。そして前記先幕羽根25が前記開口部21を完全に遮蔽すると、エンコーダ信号はHLHからHHHに遷移する(状態(8))。エンコーダ信号がHHHになったことを検出したカメラコントローラー140は、前記DCモータ19に対してショートブレーキをかける。しかしながら、駆動ギヤ14はショートブレーキ後すぐさま停止はせず、慣性力によって回転を続けようとする。このとき、前記チャージ部材13は前記駆動ギヤ14によって下方向に駆動されているため、前記ロックレバー31の前記突起部31bが、前記チャージ部材13の動きに連動して、前記バネ32の付勢力によって、時計方向(下方)に回転し、前記ロックレバー31の前記突起部31aが、前記駆動ギヤ14の前記欠歯部14aの回転軌道内に入り込んでいる。
したがって、前記駆動ギヤ14の慣性力による回転は、前記欠歯部14aと前記ロックレバー31の前記突起部31aとの当接によって阻害され、前記駆動ギヤ14はその位置で停止し状態(9)となる。この状態(9)が、駆動ギヤ14が停止する所定タイミングの一例に対応する。
一方、状態(8)から駆動ギヤ14が回転すると、平坦カム部14cが前記ラックギヤ部13aの最終ギヤ歯13e(図中で一番上のギヤ歯)の軌道内を通過し、両者の当接が解除される。これにより、チャージ部材13が、前記フォーカルプレーンシャッタ装置2のチャージレバー23の付勢力によって、上方に移動する。そして、前記チャージ部材13の前記ラックギヤ部13aの最終ギヤ歯13eが、前記ロックレバー31の前記突起部31bに当接する。最終ギヤ歯13eは、さらに前記ロックレバー31を前記バネ32の付勢力に抗して反時計回り(上方)に回転させ、前記ロックレバー31の前記突起部31aを、前記駆動ギヤ14の前記欠歯部14aの回転軌道外に退避させる。したがって、前記駆動ギヤ14は、ショートブレーキによって状態(10)で常に安定して停止させることが可能となる。つまり、シャッタチャージ装置の課題であった、環境下や個体差による、前記駆動ギヤ14の止まり位置ばらつきがなくなり、前記余裕時間Tを必要としなくなり、連続撮影において撮影間隔を縮めることが可能となる。
<5.効果等>
以上のように、本実施の形態において、シャッタチャージ装置1は、チャージ部材13(駆動部の一例)と、ギヤ部40と、ロックレバー31(ブレーキ部材の一例)とを備える。シャッタチャージ装置1は、開口部21と、開口部21を遮蔽可能な先幕羽根25および後幕羽根24とを備えるフォーカルプレーンシャッタ装置2に対し、チャージ動作を行う。チャージ部材13は、先幕羽根25および後幕羽根24を所定のシーケンスで駆動させる。ギヤ部40は、1回転することでチャージ部材13を1シーケンスだけ駆動する駆動ギヤ14を含み、DCモータ19(モータの一例)の回転をチャージ部材13に伝達する。ロックレバー31は、駆動ギヤ14を停止させる。ロックレバー31は、1シーケンスの中の所定タイミングで駆動ギヤ14が停止するように動作する。
これにより、駆動ギヤ14が1シーケンス内の同じタイミングで停止するため、次の動作時間のばらつきが低減され、ばらつき吸収のための余裕時間の確保の必要も低減される。
また、本実施の形態において、ロックレバー31が駆動ギヤ14を停止させたとき、先幕羽根25によって開口部21が遮蔽されている。
これにより、撮影待機状態において、同じ位置で駆動ギヤ14が停止しているため、チャージ時間のばらつきが低減され、ばらつき吸収のための余裕時間の確保の必要も低減されるので、連続撮影時のコマ速度の向上が可能となる。
また、本実施の形態において、ロックレバー31は、所定タイミングで駆動ギヤ14を停止させるための停止位置と、駆動ギヤ14から退避した退避位置を往復動可能に構成されており、ロックレバー31は、チャージ完了の際に退避位置から停止位置へと移動し、駆動ギヤ14は、その回転により停止位置のロックレバー31に当接して停止する。
これにより、撮影待機状態において、同じ位置で駆動ギヤ14が停止しているため、チャージ時間のばらつきが低減され、ばらつき吸収のための余裕時間の確保の必要も低減されるので、連続撮影時のコマ速度の向上が可能となる。
また、本実施の形態において、チャージ部材13は、先幕羽根25および後幕羽根24を駆動するバネ部材をチャージするチャージ部材13である。チャージは、駆動ギヤ14のチャージ部材13への駆動力の伝達により行われる。チャージが完了し、先幕羽根25によって開口部21が遮蔽されたのち、チャージ部材13は、駆動ギヤ14からの伝達が解除されチャージ前の位置である初期位置に復帰する。
これにより、チャージ部材13の初期位置への復帰動作が、ロックレバー31による駆動ギヤ14のブレーキ動作の解除も兼ねている為、ロックレバー31の解除のために余分な構成を設ける必要がなく、部品点数を少なくすることが出来る。
また、本実施の形態において、ロックレバー31の駆動ギヤ14へのブレーキ動作は、DCモータ19への通電を停止し、慣性力で回転をしている状態で行われる。
また、慣性力は、DCモータ19がショートブレーキ状態、またはオープン状態における慣性力である。
これにより、モータ停止後に、撮影待機状態において同じ位置で駆動ギヤ14が停止することになるため、チャージ時間のばらつきが低減され、ばらつき吸収のための余裕時間の確保の必要も低減されるので、連続撮影時のコマ速度の向上が可能となる。
また、本実施の形態において、デジタルカメラ300(撮像素子の一例)は、フォーカルプレーンシャッタ装置2と、シャッタチャージ装置1と、カメラコントローラー140(制御部の一例)とを備える。フォーカルプレーンシャッタ装置2は、開口部21と、開口部を遮蔽可能な先幕羽根25(先幕の一例)と後幕羽根24(後幕の一例)とを有する。シャッタチャージ装置1は、フォーカルプレーンシャッタ装置2に対してチャージ動作を行う。カメラコントローラー140は、先幕羽根25によって開口部21が遮蔽されている撮影待機状態における駆動ギヤ14の停止位置が同じ位置になるように、シャッタチャージ装置1及びフォーカルプレーンシャッタ装置2を制御する。
これにより、撮影待機状態において、同じ位置で駆動ギヤ14が停止しているため、チャージ時間のばらつきが低減され、ばらつき吸収のための余裕時間の確保の必要も低減されるので、連続撮影時のコマ速度の向上が可能となる。
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず。適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。また、上記実施の形態1で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。
そこで、以下、他の実施の形態を例示する。
実施の形態1では、ブレーキ部材の一例としてロックレバー31を説明した。ブレーキ部材は、1シーケンスの中の所定のタイミングで駆動ギヤ14が停止するように動作するものであればよい。従って、ブレーキ部材はロックレバー31に限定されない。例えば、図15に示すように、ソレノイド50及びブレーキ部材の一例として可動鉄芯51が設けられ、可動鉄芯51の先端部分が駆動ギヤ14の欠歯部14aの回転軌道内に入り込んだ状態及び回転軌道外に退避した状態となるように可動鉄芯51が往復動可能な構成であってもよい。ただし、可動鉄芯51及びソレノイド50等を用いるよりもブレーキ部材としてロックレバー31を用いた方が省スペース化を図ることが出来ると共に簡易な構成で駆動ギヤ14の停止を実現できる。
また、実施の形態1では、撮像装置の一例としてレンズユニットを交換可能なデジタルカメラを説明したが、これに限らなくてもよく、レンズユニットを交換できないコンパクトデジタルカメラ等であってもよい。
また、実施の形態1では、駆動ギヤ14をロックレバー31で停止させる際、DCモータ19に対してショートブレーキをかけていたが、オープン状態であってもよい。
以上のように、本開示における技術の例示として、実施の形態を説明した。そのために、添付図面および詳細な説明を提供した。
したがって、添付図面および詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、上記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
また、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示のシャッタチャージ装置は、安定したチャージ時間を得ることができ、連続撮影時のコマ速度の向上を図ることが出来る効果を有し、カメラシステム等に適用できる。具体的には、デジタルスチルカメラやムービーなどに適用可能である。
1 シャッタチャージ装置
2 シャッタ装置
11 チャージ台板
12 押さえ板
13 チャージ部材(駆動部の一例)
14 駆動ギヤ
15 アイドルギヤ
16 段ギヤ
17 段ギヤ
18 ピニオンギヤ
19 モータ
20 シャッタ地板
21 開口部
22 シャッタ駆動メカ部
23 チャージレバー
24 後幕羽根
25 先幕羽根
31 ロックレバー(ブレーキ部材の一例)
32 バネ
33 軸
40 ギヤ部
100 カメラ本体
110 CMOSイメージセンサー
111 ADコンバーター
112 タイミング発生器
113 CMOS回路基板
120 カメラモニタ
130 操作部
131 レリーズボタン
132 電源スイッチ
140 カメラコントローラー
142 メイン回路基板
150 ボディマウント
160 電源
170 カードスロット
171 メモリーカード
200 レンズユニット
215 駆動部
240 レンズコントローラー
250 レンズマウント
260 レンズ筒
300 デジタルカメラ
410 後幕駆動ピン
420 先幕駆動ピン
430 第1カム
431 第1突起部
432 第2突起部
433 第3突起部
440 第2カム
441 突起部
450 ソレノイド
460 後幕駆動補助ピン
461 当接部
462 突起部
470 後幕走行バネ部材(バネ部材の一例)
480 バネ部材
490 ソレノイド
500 先幕駆動補助ピン
501 当接部
502 突起部
510 先幕走行バネ部材(バネ部材の一例)
520 バネ部材
530 ソレノイド
541 第1連結アーム
542 第2連結アーム

Claims (7)

  1. 開口部と、前記開口部を遮蔽可能な先幕および後幕とを備えるシャッタ装置に対し、チャージ動作を行うシャッタチャージ装置であって、
    前記先幕および前記後幕を所定のシーケンスで駆動させる駆動部と、
    1回転することで前記駆動部を1シーケンスだけ駆動する駆動ギヤと、
    前記駆動ギヤを停止させるブレーキ部材と、を備え、
    前記駆動ギヤは、
    前記駆動部を駆動する欠歯部と、モータの回転を伝達するギヤ部と、を有し、
    前記ブレーキ部材は、前記1シーケンスの中において前記モータへの通電を絶った後、慣性で回転する前記駆動ギヤの前記欠歯部に挿入することで前記駆動ギヤが停止するように動作する、シャッタチャージ装置。
  2. 前記ブレーキ部材が前記駆動ギヤを停止させたとき、前記先幕によって前記開口部が遮蔽されている、請求項1記載のシャッタチャージ装置。
  3. 前記ブレーキ部材は、前記駆動ギヤを停止させるための停止位置と、前記駆動ギヤから退避した退避位置を往復動可能に構成されており、
    前記ブレーキ部材は、チャージ完了の際に前記退避位置から前記停止位置へと移動し、
    前記欠歯部は、その回転により前記停止位置の前記ブレーキ部材に当接して停止する、請求項2記載のシャッタチャージ装置。
  4. 前記駆動部は、前記先幕および前記後幕を駆動するバネ部材をチャージするチャージ部材であり、
    前記チャージは、前記駆動ギヤの前記チャージ部材への駆動力の伝達により行われ、
    前記チャージが完了し、前記先幕によって前記開口部が遮蔽されたのち、前記チャージ部材は、前記駆動ギヤからの伝達が解除されチャージ前の位置である初期位置に復帰する、請求項3記載のシャッタチャージ装置。
  5. 前記チャージ部材が前記初期位置に復帰するとき、前記ブレーキ部材による前記駆動ギヤのブレーキ動作が解除される、
    請求項4記載のシャッタチャージ装置。
  6. 前記モータはDCモータであって、
    前記慣性力は、前記モータがショートブレーキ状態、またはオープン状態における慣性力である、請求項1記載のシャッタチャージ装置。
  7. 開口部と、前記開口部を遮蔽可能な先幕および後幕とを有するシャッタ装置と、
    前記シャッタ装置に対してチャージ動作を行う請求項1記載のシャッタチャージ装置と、
    前記先幕によって前記開口部が遮蔽されている撮影待機状態における前記駆動ギヤの停止位置が同じ位置になるように、前記シャッタチャージ装置及び前記シャッタ装置を制御する制御部とを備えた、撮像装置。
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