JP5956847B2 - 情報端末及びその制御方法、並びにプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置及び情報処理システムとその制御方法に関する。
従来、複合機等で、ユーザの使用の可否を制御するための認証機能が提供されてきた。その認証の一つに、RFIDタグを利用した認証方法がある。この認証方法は、タグリーダライタを備える複合機が、接近してきたRFIDタグから非接触で認証情報を読み出し、その認証情報を利用して、そのRFIDタグの認証を行うものである。
更に、この認証方法を利用する上で、認証内容に応じて、省電力モードから通常のモードに復帰させる箇所を変更する技術が提案されている(特許文献1)。例えば、スキャンのみが許可されているユーザの認証がなされた場合は、スキャン部のみに通電して省電力モードから復帰している。
一方で近年、非接触無線通信手段の一つであるNFCによる通信が可能なスマートフォンやタブレットPC等の情報端末が増加している。これらの情報端末にはタグリーダライタが内蔵され、それを利用することでRFIDカード対してデータの読み出しや、書き込みが行える。
従ってこれらの情報端末は、RFIDタグを備える機器に対して非接触無線通信を行うことが可能である。例えば複合機にRFIDタグを具備し、そこに、その複合機に固有の情報を記述しておくことで、その複合機に近づいた情報端末はその都度、例えば、その複合機に固有の情報を取得することができる。
特開2009−104207号公報
本発明の目的は、消費電力の少ない省電力モードの情報処理装置に対して情報端末を近付けるだけで、省電力モードから通常モードに復帰させることができる技術を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る情報処理装置は、以下のような構成を備える。即ち、
RFIDタグからタグデータを読み取る読取手段と、
省電力モードから通常電力モードに復帰することを指示する復帰コマンドを、前記タグデータに含まれるアドレス情報が示す外部装置に送信する第1の送信手段と、
前記第1の送信手段が前記復帰コマンドを送信した後に、前記外部装置が前記省電力モードから前記通常電力モードに復帰することに成功したか否かを判定する判定手段と、
前記外部装置が前記省電力モードから前記通常電力モードに復帰することに成功したと前記判定手段によって判定された場合に、認証データを前記外部装置に送信する第2の送信手段とを備え、
前記外部装置が前記省電力モードから前記通常電力モードに復帰することに失敗したと前記判定手段によって判定された場合に、前記第2の送信手段は、前記認証データを前記外部装置に送信しないことを特徴とする。
本発明によれば、省電力モードの情報処理装置に対して情報端末を近付けるだけで、省電力モードから通常モードに復帰させることができる。無線タグは、従来の省電力モードと比較して消費電力が少ないため、省電力モードでの消費電力を低減できるという効果がある。
本発明の実施形態に係る情報処理システムの構成を示す図。 実施形態に係る複合機の構成を示すブロック図。 実施形態に係るRFIDタグの構成を示すブロック図。 実施形態に係る情報端末の構成を示すブロック図。 実施形態に係るサーバの構成を示すブロック図。 実施形態に係る電力モード制御部が省電力モード(スリープ状態)から通常モードに復帰させる復帰信号を入力する構成を説明するブロック図。 実施形態1に係る情報端末が複合機に対してスリープ復帰指示及び認証指示を行う処理を説明するフローチャート。 実施形態1に係る複合機におけるスリープ復帰処理と認証処理を説明するフローチャート。 実施形態1に係る複合機のRFIDタグと電力モード制御部によるスリープ復帰処理を説明するフローチャート。 実施形態1に係る複合機における認証処理(図8のS805)を説明するフローチャート。 実施形態1に係る複合機のHDDに保持している認証データベースのデータフォーマットを説明する図。 実施形態4に係るサーバのHDDで保持される認証データベースを説明する図。 実施形態4に係る情報端末がスリープからの復帰指示を行う処理を説明するフローチャート。 実施形態4に係るサーバによる認証処理を説明するフローチャート。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
図1は、本発明の実施形態に係る情報処理システムの構成を示す図である。
このシステムは、ネットワーク106を介して接続された複合機101,102,103,104、サーバ107、無線アクセスポイント108と、情報端末109を備えている。情報端末109は、スマートフォンなどのタブレット端末である。ここで各機器には、ネットワーク106を介して機器を識別するためのIPアドレスが付与されているものとする。また、情報端末109は近接無線通信機能を備えており、近傍にあるRFIDタグ(無線タグ)を備える複合機と近接無線通信110を通じてデータの授受が可能である。尚、図1に示す構成はあくまでも一例であり、各機器の台数や接続形態などはこれに限定されるものでない。
図2は、実施形態に係る複合機101の構成を示すブロック図である。尚、他の複合機102,103,104も複合機101と同様の構成であるため、それらの説明を省略する。
操作部210はタッチパネルを備えた表示部やキー操作部を有し、コントローラユニット220と接続されて、ユーザからの情報の入力やユーザへのメッセージ等の表示を行う。コントローラユニット220は、デバイスI/F231を介してスキャナ部240やプリンタ部250を接続し、またネットワークI/F226を介してネットワーク106と接続することにより、各デバイスの制御や各種情報の入出力を行う。
コントローラユニット220において、CPU221は、この複合機101全体の動作を制御している。RAM222は、CPU221により実行されるプログラムを展開するプログラムエリアや、演算に用いるデータを一時的に格納するワークメモリを提供している。ROM223はブートプログラムを格納しており、このブートプログラムにより、複合機101の起動の際に、ハードディスクドライブ(HDD)224にインストールされているOSやプログラムを読み出してRAM222に展開する。HDD224は更に、複合機101の制御に関する各種設定や画像データや文書データ等を格納する。操作部I/F225は、操作部210のインターフェースを制御しており、操作部210で入力されたデータや、操作部210に出力するデータを中継している。ネットワークI/F226は、ネットワーク106を介して、他の情報機器との間での情報の入出力を制御している。またネットワークI/F226はその他に、ネットワーク106を介して受信した情報に応じて、システムバス227に信号を出力するための外部出力ポートを備える。
電力モード制御部236は、この複合機101の電力モードを制御している。この電力モードには通常の状態である通常モードと、動作する必要のない部分への電力供給を停止して動作を停止させることにより消費電力量を抑える省電力モード(スリープ)がある。通常モードでは、上述した全ての部分への電力供給が行われ、省電力モードでは、電力モード制御部236、ネットワークI/F226のみに電力が供給される。なお、省電力モードはこれに限るものではなく、他の形態であっても良い。例えば、省電力モードにおいて、電力モード制御部236、ネットワークI/F226に加えてコントローラユニット220にも電力が供給されていても良い。省電力モードにおいて、少なくともRFIDタグ1000への電力供給が停止されていれば良い。
イメージバスI/F228は、システムバス227と、画像処理を担当する各部を接続している画像バス229との中継やデータ構造の変換を担う。画像バス229には、RIP230、デバイスI/F231、プリンタ画像処理部233、編集用画像処理部234、スキャナ画像処理部235が接続されている。
RIP230はラスタイメージプロセッサ(RIP)であり、ページ記述言語(PDL)コードやディスプレイリストをビットマップイメージに変換する。デバイスI/F231は、スキャナ部240やプリンタ部250とコントローラユニット220とを接続し、画像データの同期系・非同期系の変換を行う。プリンタ画像処理部233は、プリンタ部250に出力する画像データに対して、そのプリンタ部250のプリンタエンジンに応じた補正、解像度変換等の処理を行う。編集用画像処理234は、画像データの回転や画像データの圧縮や伸張等の各種画像処理を行う。スキャナ画像処理部235は、スキャナ部240から入力した画像データに対し、補正、加工、編集等の各種処理を行う。
RFIDタグ1000は、複合機101の筐体内に物理的に内包され、コントローラユニット220と有線I/F1003(図3)を介して接続される。RFIDタグ1000は、外部からタグリーダライタが近接された状態で近距離無線通信110を開始する。RFIDタグ1000は内部に記憶領域1001(図3)を有し、近距離無線通信110により、外部機器との間でデータを授受することが可能である。この場合、RFIDタグ1000は外部機器からの電力供給を受けて動作するため、複合機101からみた消費電力量は「0」である。
図3は、実施形態に係るRFIDタグ1000の構成を示すブロック図である。
このRFIDタグ1000は、記憶領域1001、タグコントローラ1004、アンテナ1005、復変調部1006、電力生成部1007を具備し、更に信号送出I/F1002及び有線I/F1003を備える。記憶領域1001はデータを保持している。
アンテナ部1005は電波を送受信するものであり、共振コンデンサと組み合わされて共振回路を構成する。電力生成部1007は、電源電圧の整流・平滑を行う。復変調部1006は、電波信号の変調及び復調を行う。外部機器(実施形態では情報端末109)から電力を供給するための電波信号が送られると、この電波信号を前述した共振回路で受け取り、発生した電流を電力生成部1007に供給する。これにより電力生成部1007は、RFIDタグ1000を動作させるのに必要な電力を生成して、このRFIDタグ1000の各部に供給することが可能となる。この電力は、記憶領域1001や復変調部1006及びタグコントローラ1004へ供給される。タグコントローラ1004は、RFIDタグ1000を制御する。
RFIDタグ1000から読み出される、或いはRFIDタグ1000に書き込まれるデータは、外部機器から電力を供給するための電波信号と合わせて送受信される。RFIDタグ1000に送られてきた電波信号は復変調部1006で復調され、その電波信号に含まれるデータはタグコントローラ1004によって記憶領域1001に記憶される。また、タグコントローラ1004によって記憶領域1001から読み出されたデータは、復変調部1006によって変調され、アンテナ1005から電波信号として送信される。
有線I/F1003は、システムバス227からRFIDタグ1000のデータ入出力要求やデータそのもののやり取りを行うためのインターフェースである。信号送出I/F1002は、タグコントローラ1004からの制御信号を外部に出力するためのインターフェースである。タグコントローラ1004は、特定の近距離無線通信110でのアクセスに応じて、信号送出I/F1002を介して信号を出力する。具体的には、記憶領域1001の特定の領域が特定の値で埋まった場合にパルス信号を出力する。尚、信号送出I/F1002を介しての外部機器への信号出力や、記憶領域1001のデータアクセスは、電波信号の受信により電力生成部1007から供給される電力のみで行うことができる。
図4は、実施形態に係る情報端末109の構成を示すブロック図である。
情報端末109は、コントローラ601を有している。このコントローラ601において、CPU602は、この情報端末109全体を制御する中央演算ユニットである。RAM603は、CPU602が演算に用いるデータを一時的に格納するためのワークメモリを提供している。フラッシュROM604は、CPU602が実行するプログラムや各種データを格納する。操作部605は、ユーザと情報端末109との間での情報の入出力を行う。撮影部606はカメラを用いて撮影を行う。無線ネットワークI/F607は、無線アクセスポイント108を経由してネットワーク106と通信するためのインターフェースである。位置検出部608はGPS受信機等を用い、情報端末109の現在地を特定する。方角検出部609は地磁気センサ等を用い、情報端末109が現在向いている方角を検出する。持ち方検出部610は加速度センサ等を用い、ユーザが情報端末109を縦向きに持っているのか、横向きに持っているのかを検出する。タグリーダライタ612は、RFIDタグ1000の検出を行う。RFIDタグ1000が検出されるとRFIDタグ1000を駆動して近距離無線通信110を開始し、RFIDタグ1000へのデータアクセスを行う。また、タグリーダライタ612は、図3で説明した電力を供給するための電波信号を送信する。この電波信号によって、複合機101において電力が生成される。これらの各部はシステムバス611を介して接続されている。
図5は、実施形態に係るサーバ107の構成を示すブロック図である。
サーバ107はコントローラユニット301を具備している。コントローラユニット301において、CPU302は、このサーバ107全体を制御する中央演算ユニットである。RAM303は、CPU302が演算に用いるデータを一時的に格納するためのワークメモリを提供している。HDD304は、サーバ107が使用するプログラムや各種データを格納するハードディスクドライブ(HDD)である。ネットワークI/F305はネットワーク106に対するインターフェースであり、ネットワーク106を介して他の情報機器との間での情報の入出力を担当する。これらの各部はシステムバス306を通じて接続されている。
図6は、実施形態に係る電力モード制御部236が省電力モード(スリープ状態)から通常モードに復帰させる復帰信号を入力する構成を説明するブロック図である。
ここでは、操作部I/F225、RFIDタグ1000、ネットワークI/F226と、電力モード制御部236との接続関係を示している。尚、図6において、各部とシステムバス227との接続関係は省略している。RFIDタグ1000は、信号送出I/F1002(図3)を通じて電力モード制御部236と接続される。信号送出I/F1002からの信号線は、電力モード制御部236の復帰信号入力I/F237へ接続される。またネットワークI/F226は、外部出力ポートを通じて電力モード制御部236の復帰信号入力I/F237へ接続される。また同様に、操作部I/F225を経由する配線の一部は、電力モード制御部236の復帰信号入力I/F237へ接続される。具体的にはユーザが複合機101をスリープ状態から通常のモードに復帰させるために用いるボタンに接続された配線がこれと接続される。
復帰信号入力I/F237は、復帰指示信号を入力するためのポートで、複数の信号を入力可能である。電力モード制御部236は、CPU221からの電力モード制御指示や、ネットワークI/F226を介した特定の電力モード制御信号の受信、及び復帰信号入力I/F237からの入力信号に応じて、複合機101の電力モードを変更することができる。
以下、情報端末109によって、複合機101がスリープ状態から通常モードに復帰する場合のスリープ復帰処理を説明する。スリープ復帰処理とは、電力モードを省電力モードから通常モードに復帰させる処理である。
図7は、実施形態1に係る情報端末109が複合機101に対してスリープ復帰指示及び認証指示を行う処理を説明するフローチャートである。尚、この処理を実行するプログラムはフラッシュROM604に記憶されており、CPU602がこのプログラムを実行することにより、このフローチャートで示す処理が実行される。
まずS701で、情報端末109のCPU602は、タグリーダライタ612がRFIDタグ1000を検知したかどうかを判定する。RFIDタグ100を検知した場合はS702に進み、CPU602は、タグリーダライタ612により、その検知したRFIDタグ1000に保持されているタグデータを読み出してRAM603に格納する。このタグデータのデータフォーマットは、複合機101のネットワークアドレスを記述するネットワークアドレス記述部と、通信相手に指示を行うためのコマンドを記述するコマンド記述部と、複合機の基本機能情報を記述する複合機情報記述部を有している。特に基本機能情報には、RFIDタグ1000を経由してスリープ復帰指示を受け付け可能か否かの情報が含まれている。なお、ここでは複合機101が省電力モードであり、RFIDタグ100に電力は供給されていないものとする。
次にS703に進み、CPU602はRAM603に格納されたタグデータを解析し、検知したRFIDタグ1000が電力モードを制御できる複合機101に具備されたものかどうかを判定する。具体的には、タグデータを所定のフォーマットに基づいて解釈し、複合機の基本機能情報から、その複合機がRFIDタグを経由してスリープ復帰指示を受け付け可能かを調べる。ここでCPU602が、スリープ復帰指示を受付け可能であると判定するとS704へ処理を進めるが、スリープ復帰指示の受付が不可能であると判定した場合、或いはタグデータの解釈に失敗した場合はS710へ処理を進める。ここでタグデータの解釈の失敗とは、タグデータに予期しないデータが格納されていた場合などを指す。これは交通用ICカードや運転免許証など、MFPに付属のタグではないタグを読み込んだ場合に発生する。
S704では、CPU602は、タグリーダライタ612によりRFIDタグ1000にスリープ復帰コマンドを送出する。具体的には、S702で得たタグデータのコマンド記述部のコマンドを復帰コマンドに書き換えて送信する。なお、S704では、情報端末109のタグリーダライタ612が、図3で説明した電力を供給するための電波信号を送信する。この電波信号によって複合機101において電力が生成され、RFIDタグ1000に電力が供給されることになる。
S704で送信されたコマンドを受信すると、複合機101は、図9を参照して後述するスリープ復帰処理を開始する。
次にS705に進み、CPU602は、複合機101のスリープ復帰が成功したか判定する。具体的には、復帰コマンドに対して、ネットワークI/F226を介した複合機101からのスリープ復帰応答コマンドを待つ。これは後述する、図8のS803において複合機101から送信される。尚、ここで、その応答コマンドが目的の複合機から送信されたかどうかは、S702で取得した複合機101のネットワークアドレスと、スリープ復帰応答コマンドの送信元とが一致するか否かによって判定できる。所定の時間以内に目的の複合機からスリープ復帰応答コマンドが送られてくると、スリープ復帰が成功したものとしてS705からS706に移行する。そうでなければスリープ復帰が失敗したものとしてS705からS710へ移行する。
S706でCPU602は、無線ネットワークI/F607を通じて、複合機101に対し認証要求を行う。この認証要求は、ユーザIDとパスワードを複合機101に送信し、認証が成功するか否かの判定の返送を要求するものである。ユーザIDとパスワードは予めユーザによって情報端末109に入力されたものを送信する。そしてS707に進み、CPU602は無線ネットワークI/F607を介して複合機101から認証結果を受信すると、それをRAM603に格納する。そしてS708で、CPU602はS707で受信した認証結果が「成功」かどうかを判断し、成功であればS709に処理を進め、「失敗」であればS710へ処理を進める。S709でCPU602は、スリープ復帰及び認証に成功したことを操作部605に出力すると共に、認証した複合機101で利用可能な機能に適合した設定画面を表示する。一方、S710では、CPU602は、S707で受信したスリープ復帰及び認証に失敗したことを操作部605に出力する。
このように本実施形態によれば、複合機101に情報端末109を近づけるだけで、複合機101を省電力モード(スリープ状態)から通常モードに復帰させることができる。
図9は、実施形態1に係る複合機101のRFIDタグ1000と電力モード制御部236によるスリープ復帰処理を説明するフローチャートである。
この処理は、情報端末109が近づけられることによりRFIDタグ1000が起動される開始される。このとき、複合機101は、図7のS704においてタグリーダライタ612が送信した電波信号を受信し、当該電波信号によって生成された電力がRFIDタグ1000に供給される。まずS901で、RFIDタグ1000のタグコントローラ1004は、タグデータのコマンド記述部を読み出すことで、情報端末109からのコマンドを受信する。コマンドがスリープ復帰コマンドであった場合、電力モード制御部236へ復帰用信号を送出する。次にS902に進み、電力モード制御部236は、復帰信号入力I/F237からの入力をトリガにして、コントローラユニット220の全ての部分への電力供給を開始する。これにより複合機101を省電力モードから通常モードに復帰する。次にS903に進み、電力モード制御部236は、復帰要因を電力モード制御部236の記憶領域に記憶する。これは復帰信号入力I/F237において、どの信号線から復帰用信号が入力されたかを識別することで行う。ここでは、RFIDタグ1000に接続される配線から復帰用信号が入力されるため、S903において、復帰要因はRFIDタグによるものとして記憶される。
図8は、実施形態1に係る複合機におけるスリープ復帰処理と認証処理を説明するフローチャートである。尚、この処理を実行するプログラムは、実行時にRAM222に展開され、CPU221がこのプログラムを実行することにより、このフローチャートで示す処理が実行される。このフローチャートは、図9で示すスリープ復帰処理の直後に開始される。
まずS801で、CPU221は、電力モード制御部236に問い合わせて、スリープからの復帰要因を取得して、その復帰要因をRAM222に記憶する。次にS802に進み、CPU221は、RAM222に記憶された復帰要因を取得し、その復帰要因がRFIDタグ1000だった場合は、情報端末109からの指示と判定してS803へ処理を進めるが、復帰要因がそれ以外の場合処理を終了する。S803では、CPU221は、ネットワークI/F226を経由してスリープ復帰応答コマンドをマルチキャストで送信することで情報端末109に通知する。この情報は図7のS705で、アクセスポイント108を経由して情報端末109により受信される。
次にS804に進み、CPU221は、図7のS706で情報端末109から送信された認証データを受信してRAM222に記憶する。この認証データは、ユーザIDとパスワードを含む。これらの情報は後述する認証処理において用いられる。次にS805に進み、CPU221は後述する図10のフローチャートに従って認証を行う。
そしてS806に進み、CPU221は、その認証結果を認証要求元である情報端末109に返送する。そしてS807に進み、CPU221は認証に成功したか否かを判定する。認証結果が「成功」だった場合はS808へ処理を進め、「失敗」だった場合はS809へ処理を進める。S808では、CPU221は、操作部210へスリープ復帰が完了したことを表示すると共に、複合機101の各種アプリケーションの立ち上げを開始する。一方、S809では、CPU221は、システムバス227経由で電力モード制御部236へ省電力モードに移行するように指示することで、複合機101を省電力モードへ移行させる。
このようにして、複合機101に情報端末109を近づけ、情報端末109のユーザの認証に成功した場合に、複合機101を省電力モード(スリープ状態)から通常モードに復帰させることができる。また情報端末109のユーザの認証に成功しない場合には、スリープ状態となるため、複合機101の消費電力を抑えることができる。
図11は、実施形態1に係る複合機101のHDD224に保持している認証データベースのデータフォーマットを説明する図である。
この認証データベースは、複合機101を利用可能なユーザのユーザIDと、そのパスワードの情報で構成される。このテーブルにより、認証対象のユーザが、この複合機101を利用できるか否かを判定する。例えば図12(A)において、複合機101を利用可能なユーザは、「AAA」、「BBB」、「CCC」の3人である。尚、ここで格納されるパスワードは、セキュリティ確保のため必要に応じてハッシュ化等の施策をすることが望ましいが、簡単化のためここでは平分で示している。
図10は、実施形態1に係る複合機101における認証処理(図8のS805)を説明するフローチャートである。
まずS1001で、CPU221はRAM222より、情報端末109から受信した認証情報を読み出す。この認証情報はユーザIDと、それに対応するパスワードとを含んでいる。次にS102に進み、CPU221はHDD224より、例えば図11で説明した認証データベースを読み出してユーザの認証を行う。具体的には、まずS1001で取得した認証情報のユーザ名に基づいて、ユーザ認証テーブルに同一のユーザ名が存在するかを調べる。存在した場合は、そのユーザ認証テーブルのパスワードと、S1001で読み出したパスワードとを比較する。これらが一致すれば要求したのは正規のユーザであることが確認でき、ユーザの認証に成功したと判定する。ユーザの認証に成功するとCPU221はS1003へ処理を進め、認証に失敗したときはS1004へ処理を進める。S1003では、CPU221は認証結果を「成功」としてRAM222に記憶する。一方、S1004では、CPU221は、認証結果を「失敗」としてRAM222に記憶する。
尚、実施形態1において、図7のS703の処理は省略しても良い。即ち、S702でRFIDタグ1000のデータを読み出すとS704に進んで、スリープからの復帰を指示しても良い。
以上説明したように本実施形態1によれば、スリープ状態の複合機に対して、RFIDタグリーダライタを備える情報端末109を近付けるだけで、そのスリープ状態から通常モードに復帰させることが可能となる。ここで複合機101のRFIDタグ1000は、待機時に電力を全く消費しないため、従来のようにスリープ状態で、タグリーダライタで消費していた電力を低減することが可能となる。
[実施形態2]
前述の実施形態1において、図7のS703,S704は省略しても良い。但し、このために、RFIDタグ1000は、タグコントローラ1004に電力供給がなされたら即座に信号送出I/F1002からパルス信号を出力する構成とする。この構成により、S701でタグを検知すると同時に、図9のスリープ復帰処理が開始されることとなる。
実施形態2によれば、実施形態1に対し、さらに少ない処理工程で実現できる。また、複合機101のRFIDタグ1000が検知する必要があるのが電力供給の有無だけであるため、より少ない回路構成で実現できる。
[実施形態3]
前述の実施形態1で、S704のスリープ復帰指示は、情報端末109のタグリーダライタ612及びRFIタグ1000を通じて、近距離無線通信110により行った。
しかし、これらはネットワーク106を経由して実現しても良い。この場合は、S704において、情報端末109のCPU602は無線ネットワークI/F607により、S702で取得した複合機101のネットワークアドレス宛に、スリープ復帰パケットを送出する。
一方、本実施形態3では、図9のスリープ復帰処理フローは、ネットワークI/F226が外部機器からのパケットを受信した時に実行される。
そしてS901で、複合機101のネットワークI/F226は、事前に定義されたスリープ復帰パケットを受信すると、外部出力ポートを通じて電力モード制御部236へ復帰信号を送出する。S902及びS903については実施形態1と同等である。但し、本実施形態3では、S903で記憶される復帰要因は「ネットワーク経由」となる。それに伴って図8のS802で、復帰要因が「ネットワーク経由」だった場合はS803へ進み、そうでない場合処理を終了することになる。その他の処理は実施形態1と同じであるため、その説明を省略する。
本実施形態3では、RFIDタグ1000において、電力モード制御部236へ復帰用信号を送出するための有線I/F1003及び、そのための配線が不要となる。但し、RFIDタグ1000経由で復帰する構成を残し、本実施形態3のようなネットワーク経由による復帰と、前述した実施形態1のようなRFIDタグ経由の復帰の両方を受付可能としてもよい。
この実施形態3によれば、RFIDタグ経由で復帰するための構成が不要となるため、より簡素な構成で近距離無線通信110によるスリープ復帰を実現できる。これにより、実施形態1と同等の効果を、より低コストで実現できる。
[実施形態4]
本実施形態4では、RFIDタグ1000に記述されたデータを活用して、効果的に電力モードを制御する方法について説明する。具体的には、RFIDタグ1000へのアクセスが、許可されたユーザによる場合にのみスリープ復帰を実施する構成とする。このために、サーバ107を利用する。
本実施形態4において、RFIDタグ1000の記憶領域1001に記憶されるデータは、前述の実施形態1のデータに加えて、複合機101を個別に識別するための機体番号を示す機体IDを含む。尚、実施形態4に係るシステム構成、及び複合機、情報端末、サーバ等の構成は前述の実施形態と同じであるため、その説明を省略する。
図12は、実施形態4に係るサーバ107のHDD304で保持される認証データベースを説明する図である。
この認証データベースは、機体IDと、それを利用可能なユーザIDを表す機体−ユーザ対応テーブル(図12(A)と、個々のユーザIDとそれに対応するパスワードを含むユーザ認証テーブル(図12(B))を含んでいる。このテーブルにより、ユーザの認証と、ユーザが利用可能な複合機の識別を行うことができる。例えば図12(A)の機体−ユーザ対応デーブルの最初の3行は、機体IDが「xxx」である複合機を使用できるのは、ユーザ「AAA」、「BBB」、「CCC」の3人であることを示す。また正規のユーザか否かは、ユーザIDとパスワードのペアがユーザ認証テーブルにあるかを調べることで確認できる。
図13は、実施形態4に係る情報端末109がスリープからの復帰指示を行う処理を説明するフローチャートである。S1301〜S1303のそれぞれは、図7のS701〜S703と同じであるため、その説明を省略する。尚、この処理を実行するプログラムはフラッシュROM604に記憶されており、CPU602がこのプログラムを実行することにより、このフローチャートで示す処理が実行される。
S1304で、CPU602は無線ネットワークI/F607を介して、サーバ107に対して認証依頼を行う。具体的には、S1302で得られたタグデータに含まれる複合機101の機体IDと、予めユーザにより入力されたユーザIDとパスワードをサーバ107に送信する。このデータは図14のS1401で、サーバ107により受信される。次にS1305に進み、CPU602は、サーバ107から認証結果を受信する。これは図14のS1406でサーバ107から送信されるデータである。そしてS1306に進み、CPU602は、S1305で受信した認証結果が「成功」かどうかを判定し、成功であればS1307に進み、「失敗」だった場合はS1308へ処理を進める。S1307では、CPU602は実施形態1ないし実施形態3と同様の方法で、複合機101にスリープ復帰指示を送信する。この指示に基づいて複合機101は、スリープ状態からの復帰を開始する。このスリープ復帰指示を受信した複合機101の処理は、前述の実施形態1,3と同様であるため、その説明を省略する。但し、本実施形態4では、認証をサーバ107で実施するため、図8のフローチャートにおける複合機での認証処理は不要である。そしてS1309に進み、CPU602は、スリープ復帰及び認証が成功したことを操作部605に出力すると共に、認証した複合機101で利用できる機能に適合した設定画面を表示する。一方、S1308では、CPU602は複合機101のスリープ復帰に失敗したことを操作部605に表示する。
図14は、実施形態4に係るサーバ107による認証処理を説明するフローチャートである。尚、この処理を実行するプログラムは、実行時RAM303に展開され、CPU302がこのプログラムを実行することにより、このフローチャートで示す処理が実行される。
まずS1401で、CPU302は、ネットワークI/F305を介して、情報端末109から認証データを受信してRAM303に格納する。認証データとは、ユーザIDとパスワード、及び前述した機体IDを含んでいる。これらの情報は後述する認証処理において用いる。これらのデータは、図13のS1304で情報端末109より送信されるものである。
次にS1402に進み、CPU302はHDD304より認証データベース(図12)を読み出してユーザ認証を行う。具体的には、受信した認証データのユーザIDに基づいて、ユーザ認証テーブルのパスワードと、S1401で受信したパスワードとを比較する。これらが一致すれば、要求をしたのは正規のユーザであることが確認できる。ユーザ認証が成功すると、CPU302はS1403へ処理を進める。一方、一致しない場合は、認証に失敗したものとしてS1405へ処理を進める。S1403でCPU302は、HDD304より、認証データベース(図12)を読み出し、複合機101の利用可否の認証を行う。具体的には、S1401で受信した認証データの機体IDとユーザIDの組が、機体−ユーザ対応テーブルにあるか否かを調べる。あれば、その複合機101を、そのユーザが使用できる、即ち、スリープ復帰依頼を行ったユーザが、その複合機101の使用権を有すると判断してS1404へ処理を進める。一致するものが無い場合はS1405へ処理を進める。S1404では、CPU302は認証結果を「成功」としてRAM222に記憶する。一方、S1405では、CPU302は認証結果を「失敗」としてRAM222に記憶する。そしてS1406に進み、CPU302は、その認証結果を、認証要求元である情報端末109に返送する。このデータは図13のS1305で、情報端末109により受信されて利用される。
尚、図13のS1307のスリープ復帰指示は、サーバ107から行っても良い。この場合、スリープ復帰指示を情報端末109に送信する処理を、図14のS1404の直前にサーバ107のCPU302が実行することになる。
以上説明したように本実施形態4によれば、サーバにより認証された認証結果を用いて情報端末109が複合機101にスリープ復帰指示を行うか否かを決定する。このときサーバは、複合機の使用許可を含めてユーザを認証するので、複合機101を利用できないユーザによるスリープ復帰操作を抑止することができる。このため、更なる消費電力の低減を行うことができる。
(その他の実施例)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (11)

  1. RFIDタグからタグデータを読み取る読取手段と、
    省電力モードから通常電力モードに復帰することを指示する復帰コマンドを、前記タグデータに含まれるアドレス情報が示す外部装置に送信する第1の送信手段と、
    前記第1の送信手段が前記復帰コマンドを送信した後に、前記外部装置が前記省電力モードから前記通常電力モードに復帰することに成功したか否かを判定する判定手段と、
    前記外部装置が前記省電力モードから前記通常電力モードに復帰することに成功したと前記判定手段によって判定された場合に、認証データを前記外部装置に送信する第2の送信手段とを備え、
    前記外部装置が前記省電力モードから前記通常電力モードに復帰することに失敗したと前記判定手段によって判定された場合に、前記第2の送信手段は、前記認証データを前記外部装置に送信しないことを特徴とする情報端末。
  2. 前記外部装置が前記省電力モードから前記通常電力モードに復帰したことを示す応答コマンドを、前記復帰コマンドを送信してから所定時間以内に前記情報端末が受信した場合に、前記判定手段は、前記外部装置が前記省電力モードから前記通常電力モードに復帰することに成功したと判定し、
    前記復帰コマンドを送信してから前記所定時間以内に前記情報端末が前記応答コマンドを受信しない場合に、前記判定手段は、前記外部装置が前記省電力モードから前記通常電力モードに復帰することに失敗したと判定することを特徴とする請求項1に記載の情報端末。
  3. 前記外部装置が前記省電力モードから前記通常電力モードに復帰することに失敗したと前記判定手段によって判定された場合に、前記外部装置が前記省電力モードから前記通常電力モードに復帰することに失敗したことをユーザに通知する通知手段を更に備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報端末。
  4. 前記認証データに基づく認証処理が前記外部装置において失敗した場合に、前記認証処理が失敗したことをユーザに通知する通知手段を更に備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報端末。
  5. 前記認証データは、ユーザIDとパスワードを含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報端末。
  6. 情報端末を制御する制御方法であって、
    前記情報端末がRFIDタグからタグデータを読み取った場合に、省電力モードから通常電力モードに復帰することを指示する復帰コマンドを、前記タグデータに含まれるアドレス情報が示す外部装置に送信するように前記情報端末を制御する第1の送信制御ステップと、
    前記情報端末が前記復帰コマンドを送信した後に、前記外部装置が前記省電力モードから前記通常電力モードに復帰することに成功したか否かを判定する判定ステップと、
    前記外部装置が前記省電力モードから前記通常電力モードに復帰することに成功したと前記判定ステップで判定された場合に、認証データを前記外部装置に送信するように前記情報端末を制御する第2の送信制御ステップとを有し、
    前記外部装置が前記省電力モードから前記通常電力モードに復帰することに失敗したと前記判定ステップで判定された場合、前記認証データは前記外部装置に送信されないことを特徴とする制御方法。
  7. 前記外部装置が前記省電力モードから前記通常電力モードに復帰したことを示す応答コマンドを、前記復帰コマンドを送信してから所定時間以内に前記情報端末が受信した場合に、前記外部装置が前記省電力モードから前記通常電力モードに復帰することに成功したと前記判定ステップにおいて判定され、
    前記復帰コマンドを送信してから前記所定時間以内に前記情報端末が前記応答コマンドを受信しない場合に、前記外部装置が前記省電力モードから前記通常電力モードに復帰することに失敗したと前記判定ステップにおいて判定されることを特徴とする請求項6に記載の制御方法。
  8. 前記外部装置が前記省電力モードから前記通常電力モードに復帰することに失敗したと前記判定ステップで判定された場合に、前記外部装置が前記省電力モードから前記通常電力モードに復帰することに失敗したことをユーザに通知する通知ステップを更に有することを特徴とする請求項6又は7に記載の制御方法。
  9. 前記認証データに基づく認証処理が前記外部装置において失敗した場合に、前記認証処理が失敗したことをユーザに通知する通知ステップを更に有することを特徴とする請求項6又は7に記載の制御方法。
  10. 前記認証データは、ユーザIDとパスワードを含むことを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項に記載の制御方法。
  11. 請求項6乃至10のいずれか1項に記載の制御方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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