JP4003727B2 - 通信手段を備えた携帯型プリンタ - Google Patents

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Description

本発明は通信手段を備えた携帯型プリンタに関し、詳細には通信手段を備えた携帯型プリンタの節電に関するものである。
従来、電力により稼働する電子機器において、所定時間使用されていない場合には、電子機器が自動的に電源を切ることにより(オートパワーオフ機能)、節電を行っているものがある(例えば、特許文献1参照)。また、通常よりも電力消費の少ない省電力モードを有し、電子機器が所定時間使用されていない場合には、省電力モードに切り替わり、消費電力を抑えているものもある(例えば、特許文献2参照)。
特開昭59−188480号公報 特許第2666701号公報
しかしながら、オートパワーオフ機能を持っていても、電池により稼働する電子機器である場合には、オートパワーオフする前に、電池残量が減ることにより所定の電圧値以下となり電源が遮断された場合には、次回起動させた際に、供給電圧が低下しており正常に動作しない可能性があるという問題点がある。また、省電力モードへの切り替えを行っている電子機器においては、電子機器が使用されていない時間により判断して省電力モードへの切り替えを行っており、電池残量については反映していない。そこで、やはり、電池残量が減ることにより所定の電圧値以下となり電源が遮断されてしまい、次回の起動時に供給電圧が低下しており、正常に動作しない可能性があるという問題点がある。
また、他の装置と通信するため通信手段を備えた電子機器においては、電子機器本体だけでなく、通信手段においても電力が消費されるため、電子機器本体だけの節電だけでなく、通信手段の節電も行わなければならないという問題点がある。
本発明は上述の問題点を解決するためになされたものであり、通信手段を備えた電子機器において、電池残量も考慮した電子機器本体及び通信手段の節電を行うことにより、消費電力を抑えた電子機器を提供することである。
上記課題を解決するため、請求項に係る発明の携帯型プリンタは、外部の装置と無線通信を行う通信手段を備えた携帯型プリンタであって、当該携帯型プリンタに電源を供給する電池と、当該携帯型プリンタ印字動作が行われなかった非動作時間を計測する非動作時間計測手段と、当該非動作時間計測手段により計測された前記非動作時間が基準時間を経過した場合に、前記電池からの電源供給を遮断する電源供給遮断手段と、前記電池の残量を当該電池の端子電圧を検出することにより計測する残量計測手段と、当該残量計測手段により計測された前記電池の残量に基づいて前記基準時間を変更する基準時間変更手段と、前記電池から供給され、前記通信手段で使用される電力の消費量により分類された複数の節電モードを有し、当該節電モードを切り替える節電モード切替手段と、当該携帯型プリンタへ前記電池からの電源供給が行われてからの電源供給時間を計測する電源供給時間計測手段と、前記残量計測手段により計測された前記電池の残量、及び、前記電源供給時間計測手段により計測された前記電源供給時間に基づいて前記節電モード切替手段により前記節電モードを切り替える第3モード切替制御手段とを備えている。
また、請求項に係る発明の携帯型プリンタでは、請求項に記載の発明の構成に加えて、前記第3モード切り替え制御手段は、前記残量計測手段により計測された前記電池の残量と前記電源供給時間計測手段により計測された前記電源供給時間との組み合わせが、予め電池残量値と電源供給時間の組み合わせにより分類された区分のうち、所定の区分に該当する場合に、前記節電モード切替手段により前記節電モードを切り替えることを特徴とする構成となっている。
また、請求項係る発明の携帯型プリンタでは、請求項に記載の発明の構成に加えて、前記第3モード切替制御手段は、前記残量計測手段により計測された前記電池の残量が第1電池残量値を超えており、且つ、前記電源供給時間計測手段により計測された前記電源供給時間が所定時間以上である場合と、前記電池の残量が第1電池残量値よりも少ない第2電池残量値以上第1電池残量値以下であり、且つ、前記電源供給時間が所定時間未満である場合には、前記節電モード切替手段により前記節電モードを第1モードに切り替え、前記電池の残量値が第2電池残量値以上第1電池残量値以下であり、且つ、前記電源供給時間が所定時間以上である場合には、前記節電モードを前記第1モードよりも前記通信手段で使用される電力の消費量が少なくなる第2モードに切り替え、前記電池の残量が前記第2電池残量値未満である場合には、前記節電モードを前記第2モードよりも前記通信手段で使用される電力消費量が少なくなる第3節電モードに切り替えることを特徴とする構成となっている。
また、請求項に係る発明の携帯型プリンタにおいて、電池は携帯型プリンタに電源を供給し、非動作時間計測手段は、携帯型プリンタ印字動作が行われなかった非動作時間を計測し、電源供給遮断手段は、非動作時間計測手段により計測された非動作時間が基準時間を経過した場合に、電池からの電源供給を遮断し、残量計測手段は電池の残量を計測し、基準時間変更手段は、残量計測手段により計測された電池の残量に基づいて基準時間を変更し、節電モード切替手段は、電池から供給され、通信手段で使用される電力の消費量により分類された複数の節電モードを有し、節電モードを切り替えることができる。そして、電源供給時間計測手段は、携帯型プリンタへ電池からの電源供給が行われてからの電源供給時間を計測し、第3モード切替制御手段は、残量計測手段により計測された電池の残量、及び、電源供給時間計測手段により計測された電源供給時間に基づいて節電モード切替手段により節電モードを切り替えることができる。したがって、電池の残量に基づいて、オートパワーオフを行うまでの基準時間を変更することができるので、電池の残量が少ない場合には、オートパワーオフまでの基準時間を短くしたり、電池の残量が十分にある場合には、オートパワーオフまでの基準時間を長くしたりして、電池の残量に基づいて細かく基準時間を設定するすることができるので、オートパワーオフにより電源供給が遮断される前に、電池の残量がなくなり、電源供給が遮断されてしまうことがない。また、電池の残量と電源供給時間即ち電池の使用量との両方から節電モードを決定して、通信手段で使用される電力量が少ない節電モードに切り替えることができるので、効率的に節電することができる。よって、節電モードの切替による通信手段の節電を行いつつ、オートパワーオフを行うまでの基準時間の変更も行うことができる。
また、請求項に係る発明の携帯型プリンタでは、請求項に記載の発明の効果に加えて、第3モード切り替え制御手段は、残量計測手段により計測された電池の残量と電源供給時間計測手段により計測された電源供給時間との組み合わせが、予め電池残量値と電源供給時間の組み合わせにより分類された区分のうち、所定の区分に該当する場合に、節電モード切替手段により節電モードを切り替えることができる。したがって、電池の残量と電源供給時間即ち電池の使用量との両方から節電モードを決定して、切り替えることができるので、効率的に節電することができる。
また、請求項に係る発明の携帯型プリンタでは、請求項に記載の発明の効果に加えて、第3モード切替制御手段は、残量計測手段により計測された電池の残量が第1電池残量値を超えており、且つ、電源供給時間計測手段により計測された電源供給時間が所定時間以上である場合と、電池の残量が第1電池残量値よりも少ない第2電池残量値以上第1電池残量値以下であり、且つ、電源供給時間が所定時間未満である場合には、節電モード切替手段により節電モードを第1モードに切り替えることができる。また、電池の残量値が第2電池残量値以上第1電池残量値以下であり、且つ、電源供給時間が所定時間以上である場合には、節電モードを第1モードよりも通信手段で使用される電力の消費量が少なくなる第2モードに切り替えることができる。また、電池の残量が第2電池残量値未満である場合には、節電モードを第2モードよりも通信手段で使用される電力消費量が少なくなる第3モードに切り替えることができる。したがって、電池の残量は少なくないが電源供給時間が長い場合や、電池の残量は少ないが電源供給時間は短い場合、電池の残量は少なく電池供給時間は長い場合、電池の残量がさらに少ない場合という電池の残量と電池供給時間との組み合わせにより、節電モードを切り替え、通信手段で使用される電力の消費量を変更し、節電を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明を適用した通信手段を備えた電子機器である印字装置1の斜視図である。この印字装置1は、携帯型のモバイルプリンタであり、通信手段としてBluetoothモジュール20(図2参照)を備えており、ネットワークや外部の装置に接続することができる。本実施の形態では、外部の装置であるホスト端末(図示外)から印刷データ及び印刷指令が送信され、印字装置1はその印刷データ及び印刷指令をBluetoothモジュール20が受信する。
図1に示すように、印字装置1の本体ケース2は、平面視略矩形の形状を有し、長手方向の長さが約16cm、短手方向の長さが約10cmと略A6サイズの大きさで厚みが約2cmの、上面が開放された略直方体形状をしている。本体ケース2は、ケース側面2a,2b,2c,2dを有し、ケース側面2aの略中間部には、ケース側面2aの長手方向に沿って、各種インターフェース等が配置されている。即ち、ケース側面2aの図中右手方向から、電源供給を受けるためのACアダプタコネクタ62、外部機器とUSB規格に基づいて通信を行うためのUSBコネクタ31、印字装置1の電源のON/OFFを行う電源スイッチ66が設けられている。また、ケース側面2cの略左端部には、外部機器とBluetooth規格に基づいて通信を行うためのBluetoothアンテナ21が突出して設けられている。
また、本体ケース2の内部には、CPU10やBluetoothモジュール20やバッテリー30等(図2参照)が設けられている。さらに、本体ケース2の上面には、本体ケース2の長手方向の一端寄りに本体上面の約1/4を占める大きさの固定カバー3が設けられており、固定カバー3に覆われた本体ケース2の内部には給紙を行う給紙ローラ(図示外)や加熱印刷を行うサーマルヘッド18(図2参照)等を備えた印刷機構部(図示外)が設けられている。また、本体ケース2の上面の固定カバー3を除く部分には、印刷される用紙が収納される収納部(図示外)が設けられており、ケースカバー4で覆われている。また、固定カバー3とケースカバー4との間には、印刷後に印刷された用紙を印刷機後部から排出するための排出口28が設けられている。
次に、図2を参照して、印字装置1の電気的構成について説明する。図2は、印字装置1の電気的構成を示すブロック図である。印字装置1は、印字部50とBluetoothモジュール20とで構成されている。そして、印字部50は、紙送りを行うためのパルスモーター17と加熱印刷を行うサーマルヘッド18から成る駆動部41及び印字の制御を行う印字制御部40で構成されている。そして、印字制御部40は、印字の制御を司るCPU10、電池の充電の要不要を示すLED11、制御プログラムや各種データの初期値等を記憶したROM12、演算処理中に発生するデータの値等を一時的に記憶するRAM13、パルスモーターを駆動するモーター駆動回路14、サーマルヘッド18を駆動するヘッド駆動回路15、バッテリー30から供給される電源を取り込み、AD変換を行うADin端子16とから構成されており、CPU10には、LED11、ROM12、RAM13、モーター駆動回路14、ヘッド駆動回路15、AD端子16が接続されている。
また、Bluetoothモジュール20は、通信の制御を行うCPU22及び外部装置と通信するためのアンテナ21を備えており、CPU22は、印字部50のCPU10と接続している。そして、CPU10とCPU22とはコマンドのやり取りを行い、Bluetoothモジュール20がホスト端末から受けた印刷指令をCPU10へ引き渡したり、CPU10からBluetoothモジュール20の設定を行ったりしている。
また、印字装置1は、バッテリー30を備えており、印字装置1に電源を供給している。バッテリー30は、電圧レギュレータ31へ接続しており、さらに電圧レギュレータ32に接続している。本発明の印字装置1では、パワー系、ロジック系、無線系の3つの電源系統に大別される。パワー系の電圧は7.4Vであり、バッテリー30から印字制御部40及び駆動部41へ電源を供給している。ロジック系の電圧は5Vであり、電圧レギュレータ31で電圧を5Vに整えた後に印字制御部40へ供給している。また、無線系の電圧は3Vであり、電圧レギュレータ32がCPU10から電源オン信号を受け取ると、電圧レギュレータ31から取得した電力を3Vに整えた後に、Bluetoothモジュール20へ供給している。尚、ADin端子16は、バッテリー30の残量をCPU10が検出するための端子であり、バッテリー30の電圧をAD変換してCPU10へ入力する。
ここで、本実施の形態における節電方法について説明する。本実施の形態では、印字部50及びBluetoothモジュール20で各々節電用のモードを備えており、さらに、印字装置1に印刷の指令を与えるホスト端末から所定期間印刷指令がなかった場合には、印字装置1の電源をOFFする(オートパワーオフ)。
まず、印字部50では、節電用のモードとしてスリープモードを設けており、このモードではロジック系で電源を供給される回路のうち、CPU10以外は省電力で稼働させ、パワー系で電源を供給される回路のうち、パルスモーター17及びサーマルヘッド18は非通電状態とする。スリープモードでない通常モードでは、150mWの電力を消費するが、スリープモードでは10μWの電力しか消費しない。
また、Bluetoothモジュール20では、小節電モード、中節電モード、大節電モードの3つの節電用のモードを設けている。このBluetoothモジュール20では、ホスト端末と接続するために予め定められた所定の電波を送信するスキャンが行われており、Bluetoothモジュール20で消費される電力の大半はこのスキャンによるものである。尚、このスキャンは、常時継続して行われているわけではなく、一定の期間毎(周期)に、一定の期間だけ繰り返して実施される。本実施の形態の印字装置1では、下記問い合わせスキャンと呼び出しスキャンとが実施される。ホスト端末が周囲にあるBluetoothモジュールを備えた機器を検索するために行うデバイス検索に応答するのが、問い合わせスキャンであり、ホスト端末がデバイス検索で認知した特定の機器に対して行う接続要求に応答するのが、呼び出しスキャンである。
そこで、図3を参照して、問い合わせスキャン及び呼び出しスキャンについて説明する。図3は、問い合わせスキャン及び呼び出しスキャンのタイミングチャートである。(A)は、ホスト端末からのデバイス検索に応答するための問い合わせスキャンのタイミングチャートであり、周期Ta2毎にTa1の期間、スキャンがON状態となっており、電波を送信し、それ以外の期間はOFF状態となっており、電波を送信していない。尚、周期Ta2が短く、期間Ta1が長いほど、スキャンを行う回数が増え、スキャンを行う時間が長くなるため、ホスト端末との応答性がよくなるが、消費電力は大となる。また、(B)は、ホストからの接続要求に応答する呼び出しスキャンのタイミングチャートであり、周期Tb2毎にTb1の期間スキャンがON状態となっており、電波を送信し、それ以外の期間はOFF状態となっており、電波を送信していない。また、呼び出しスキャンも問い合わせスキャンと同様に、周期Tb2が短く、期間Tb1が長いほど、スキャンを行う回数が増え、スキャンを行う時間が長くなるため、ホスト端末との応答性がよくなるが、消費電力は大となる。尚、問い合わせスキャンよりも呼び出しスキャンに対する応答性が高いことが望ましいため、スキャン回数が増え、且つスキャン時間が長くなるように、周期Tb2は周期Ta2よりも短く、期間Tb1は期間Ta1よりも長く設定されている。
そこで、本実施の形態では、Bluetoothモジュール20において、節電モード毎に問い合わせスキャン及び呼び出しスキャンの周期、期間を次のように設定し、小節電モード、中節電モード、大節電モードの順で消費電力が小さくなるようにしている。尚、小節電モードが「第1モード」に該当し、中節電モードが「第2節電モード」に該当し、大節電モードが「第3モード」に該当する。
いずれの節電モードでもない通常モードでは、問い合わせスキャン期間Ta1は11ミリ秒(以下、msとする)、問い合わせスキャン周期Ta2は1000ms、呼び出しスキャン期間Tb1は50ms、呼び出しスキャン周期Tb2は500msであり、この際のBluetoothモジュール20の消費電力は48mWである。また、小節電モードでは、通常モードよりも、問い合わせスキャン周期Ta2を長くし、さらに呼び出しスキャン期間Tb1を短くすると共に、呼び出しスキャン周期Tb2を長くする。具体的には、問い合わせスキャン期間Ta1は11ms、問い合わせスキャン周期Ta2は1200ms、呼び出しスキャン期間Tb1は11ms、呼び出しスキャン周期Tb2は1200msであり、通常モードより電波を送信する回数が減り、送信時間も短くなるから、小節電モードにおけるBluetoothモジュール20の消費電力は20mWである。また、中節電モードでは、小節電モードよりも、問い合わせスキャン期間Ta1と呼び出しスキャン期間Tb1とを短くし、問い合わせスキャン周期Ta2と呼び出しスキャン周期Tb2を長くする。具体的には、問い合わせスキャン期間Ta1は8ms、問い合わせスキャン周期Ta2は1500ms、呼び出しスキャン期間Tb1は8ms、呼び出しスキャン周期Tb2は1500msであり、小節電モードよりも電波を送信する回数が減り、送信時間も短くなるから、中節電モードにおけるBluetoothモジュール20の消費電力は15mWである。また、大節電モードでは、中節電モードよりも、問い合わせスキャン期間Ta1と呼び出しスキャン期間Tb1とを短くし、問い合わせスキャン周期Ta2と呼び出しスキャン周期Tb2を長くする。具体的には、中節電モードよりも電波を送信する回数が減り、送信時間も短くなるから、大節電モードにおける問い合わせスキャン期間Ta1は5ms、問い合わせスキャン周期Ta2は1800ms、呼び出しスキャン期間Tb1は5ms、呼び出しスキャン周期Tb2は1800msであり、中節電モードよりも電波を送信する回数が減り、送信時間も短くなるから、大節電モードにおけるBluetoothモジュール20の消費電力は10mWである。
また、印字部50をスリープモードのまま放置すると、バッテリー30が出力する電圧は徐々に低下してゆき、電圧レギュレータ31の出力がロジック系の電圧を保持できなくなる。そして、さらにバッテリー30の電圧が低下するとロジック系の電圧はリセット電圧に達し、CPU10はリセットされる。そして、さらに電圧が低下すると電源が遮断される。このような電源断は、CPU10にとって好ましくない。そこで、予め、バッテリー30の電池残量に対して、スリープモードのまま稼働可能な時間をROM12に記憶させておき(スリープ可能時間テーブル121、図4参照)、それに従ってスリープ可能時間を設定する。そして、ホスト端末からの印刷指令のないままスリープ可能時間を経過した場合には、オートパワーオフされる。
ここで、図4を参照して、スリープ可能時間について説明する。図4は、スリープ可能時間テーブル121の概念図である。このスリープ可能時間テーブル121は、ROM12に記憶されている。スリープ可能時間テーブルには、電池残量に対応してスリープ可能時間が記憶されている。電池残量が8.0V以上であれば、スリープ可能時間は24時間であり、電池残量が7.9V以上8.0V未満であれば、スリープ可能時間は21時間であり、電池残量が7.8V以上7.9V未満であれば、スリープ可能時間は18時間であり、電池残量が7.7V以上7.8V未満であれば、スリープ可能時間は15時間であり、電池残量が7.6V以上7.7V未満であれば、スリープ可能時間は13時間であり、電池残量が7.5V以上7.6V未満であれば、スリープ可能時間は11時間であり、電池残量が7.4V以上7.5V未満であれば、スリープ可能時間は9時間であり、電池残量が7.3V以上7.4V未満であれば、スリープ可能時間は7時間であり、電池残量が7.2V以上7.3V未満であれば、スリープ可能時間は5時間であり、電池残量が7.1V以上7.2V未満であれば、スリープ可能時間は3時間であり、電池残量が7.0V以上7.1V未満であれば、スリープ可能時間は1時間である。
ここで、CPU10とCPU22との間でやり取りされるコマンド及びBluetoothモジュール20の状態について説明する。Bluetoothモジュール20は、コマンドモード、スキャンモード、接続モードの3つの状態を推移する。コマンドモードは、印字制御部40のCPU10から送信されるコマンドに基づき、スリープ可能時間の設定やスキャン期間や周期の設定が行われる状態である。スキャンモードは、問い合わせスキャンや呼び出しスキャンが行われる状態である。また、接続モードは、ホスト端末に接続されている状態である。
尚、電源投入時には、Bluetoothモジュール20はコマンドモードとなっており、印字制御部40のCPU10からスキャン開始コマンドを受信するとスキャンモードへ移行する。また、スキャンモード中にCPU10からRESETコマンドを受信すると、コマンドモードへ移行する。また、スキャンモード中にホスト端末からの接続要求を受信すると接続モードへ移行し、ホスト端末から接続が断たれるとスキャンモードへ戻る。
次に、図5及び図6を参照して、印字部50のCPU10及びBluetoothモジュール20のCPU22で実施される節電処理について説明する。図5は、節電処理のフローチャートである。図6は、節電処理の中で実施される節電モード設定処理のフローチャートである。この節電処理は、印字装置1に電源が投入されると開始され、印字装置1の稼動中は常時実行されており、バッテリー30の残量や印刷処理が実行されてからの時間等をチェックして印字部50及びBluetooth20の節電用モードへの切替を行っている。
印字装置1に電源が投入されると、まず、イニシャル処理が実施される(S1)。具体的には、CPU22においてオートパワーオフ設定時間に12時間が設定され、Bluetoothモジュール20のスキャン周期及びスキャン期間は通常モード時の値が設定され、スリープ時間カウンタ及びパワーオフ時間カウンタの値が初期値「0」に設定される。また、CPU10においてもオートパワーオフ設定時間に12時間が設定され、現在の時刻がパワーオン時刻として記憶され、スリープ設定時間に3分が設定され、印字部50は通常モードの電力で稼働する。そして、CPU10からCPU22にスキャン開始コマンドが送信され、CPU22をスキャンモードとする。ここで、CPU22はスキャンモードとなったので、問い合わせスキャン及び呼び出しスキャンが、通常モードで継続的に実施されることになる。尚、スリープ時間カウンタはCPU10においてカウントアップされ、パワーオフ時間カウンタは、CPU22がスキャンモードである間、CPU22においてカウントアップされる。
尚、このオートパワーオフ設定時間が「基準時間」に該当し、スリープ時間カウンタで計測される時間が「非動作時間」に該当し、スリープ時間カウンタが非動作時間計測手段に該当する。尚、フローチャートでは、Bluetoothモジュール20をBTと略すこととする。
次いで、スキャンモード中のCPU22において、ホスト端末から印刷指令を受けたか否かの判断が行われる(S2)。印刷指令を受けた場合には(S2:YES)、印刷処理が実施される(S3)。具体的には、CPU22は、接続モードに移行し、CPU10へホストからの印刷データ及び印刷指令データを送信する。そして、CPU10ではモーター駆動回路14やヘッド駆動回路15等へ指示を与えて、印刷を実行する。そして、CPU22では、ホストからの接続が断たれたら、スキャンモードへ戻る。そして、スリープ時間カウンタ及びパワーオフ時間カウンタの値が「0」にクリアされ(S4)、S2へ戻り、ホストからの印刷指令の確認が行われる。
また、印刷指令を受けない場合には(S2:NO)、スリープ設定時間を経過したか否かの判断が、スリープ時間カウンタの値の示す時間がスリープ設定時間以上であるか否かにより行われる(S5)。尚、本実施の形態では、スリープ設定時間はイニシャル処理(S1)で設定された3分である。スリープ設定時間を経過していない場合には(S5:NO)、繰り返し、ホストからの印刷指令があるか否かの判断が行われる(S2)。そして、ホストからの印刷指令がないままに(S2:NO)、スリープ設定時間を経過した場合には(S5:YES)、節電モード設定処理が行われる(S6)。この節電モード設定処理では、印字部50がスリープモードにされ、Bluetoothモジュール20を節電モードとするか否かの判断が、バッテリー30の残量及びパワーオンからの経過時間により行われ、所定の条件を満たす場合には節電モードの設定が行われる。この節電モード設定処理については、図6を参照して後述する。
節電モード設定処理が終了したら、引き続きホストからの印刷指令があるか否かの判断が行われる(S7)。尚、この時点でCPU22はスキャンモード中となっている。ホストからの印刷指令がない場合には(S7:NO)、パワーオフ設定時間を経過したか否かの判断が、パワーオフ時間カウンタの値が示す時間がパワーオフ設定時間以上であるか否かにより行われる(S9)。
パワーオフ設定時間を経過していない場合には(S9:NO)、S7へ戻り、ホストからの印刷指令があるか否かの判断が行われる(S7)。ホストからの印刷指令がきた場合には(S7:YES)、CPU22はCONNECT信号をCPU10に送信して、CPU10をスリープモードから通常モードに移行させる(S8)。そして、印刷処理が行われ(S3)、スリープ時間カウンタ及びパワーオフ時間カウンタの値が「0」にクリアされ(S4)、S2へ戻り、ホストからの印刷指令の確認が行われる。
尚、ホストからの印刷指令がないままに(S7:NO)、パワーオフ設定時間を経過した場合には(S9:YES)、CPU22はTIMEUP信号をCPU10に送信して、印字部50を通常モードに移行させた後に(S10)、印字装置1のパワーオフを正規の手順で行う(「電源遮断手段」に該当する)。ここで、パワーオフ設定時間は、イニシャル処理(S1)で設定された時間と、節電モード設定処理(S6)においてバッテリー30の残量に基づいて決定されたスリープ可能時間との短い方の時間となっているので、正常に印字装置1をパワーオフさせ、次回の起動を正常に行うだけの電池残量を保持した状態で、オートパワーオフすることができる。
ここで、節電モード設定処理について説明する。本実施の形態では、ADin端子16でバッテリー30の電圧をAD変換することにより計測されるバッテリー残量、及び、パワーオンからの経過時間であるパワーオン経過時間により、Bluetoothモジュール20の節電モードが決定されて、モードの切替が行われる。尚、ADin端子16は「残量計測手段」に該当し、パワーオン経過時間は「電源供給時間」に該当し、バッテリー残量の「第1電池残量値」は7.5V、「第2電池残量値」は7.0V、「所定時間」は6時間である。
そして、バッテリー残量が7.5Vを超え、且つ、パワーオン経過時間が6時間以上である場合には(「場合1」とする)、バッテリー30の残量は十分にあるものの、パワーオン経過時間が長いため、小節電モードに切り替えられる。また、バッテリー残量が7.0V以上7.5V以下であり、パワーオン経過時間が6時間未満である場合には(「場合2」とする)、バッテリー30の残量が少なくなっているものの、パワーオン経過時間が長くないため、小節電モードに切り替えられる。また、バッテリー残量が7.0V以上7.5V以下であり、パワーオン経過時間が6時間以上である場合には(「場合3」とする)、バッテリー30の残量が少なくなっており、パワーオン経過時間も長いため、中節電モードに切り替えられる。また、バッテリー残量が7.0V未満である場合には(「場合4」とする)、バッテリー30の残量が微少になってしまっているので、パワーオン経過時間が長い短いにかかわらず、大節電モードに切り替えられる。そして、これら以外の場合には通常モードとされる。
そこで、図6に示すフローチャートを参照して、節電モード設定処理について説明する。まず、CPU10において、ADin端子16でバッテリー30の電圧をAD変換することにより、バッテリー残量が検出される(S20)。次いで、現在の時刻とパワーオン時刻との差を求めることにより、パワーオン経過時間が算出される(S21)(「電源供給時間計測手段」に該当する)。次いで、バッテリー残量が7.5Vを超えているか否かの判断が行われる(S22)。
バッテリー残量が7.5Vを超えている場合には(S22:YES)、バッテリー残量は多いと判断される。次いで、パワーオン経過時間が6時間以上であるか否かの判断が行われ(S23)、6時間以上である場合には(S23:YES)、「場合1」に該当し、印字部50がスリープモードとされ(S24)、Bluetoothモジュール20は小節電モードとされる(S25)。具体的には、印字部50をスリープモードとするために、ロジック系で電源を供給される回路のうち、CPU10以外は省電力で稼働させ、パワー系で電源を供給される回路のうち、パルスモーター17及びサーマルヘッド18は非通電状態とする。そして、Bluetoothモジュール20を小節電モードとするために、CPU10は、CPU22をスキャンモードからコマンドモードにするためにRESETコマンドをCPU22へ送信する。そして、スキャン周期やスキャン期間を小節電モードの設定に変更するためのスキャンパラメータ設定コマンドを送信し、最後に再びCPU22をスキャンモードとするためにスキャン開始コマンドを送信する。
次いで、S20で計測したバッテリー残量でのスリープ可能時間を、スリープ可能時間テーブルから取得し、そのスリープ可能時間とパワーオフ設定時間とを比較する(S43)。そして、スリープ可能時間がパワーオフ設定時間よりも短い場合には(S43:YES)、CPU10において、スリープ可能時間がパワーオフ設定時間として設定され、CPU22のパワーオフ設定時間もスリープ可能時間に設定するために、RESETコマンドが送信されてCPU22をコマンドモードに移行させた後に、オートパワーオフ設定時間をスリープ可能時間に変更するオートパワーオフパラメータ設定コマンドが送信され、最後にスキャンモードに戻すためにスキャン開始コマンドが送信される(S44)。尚、オートパワーオフ設定時間のほうが短い、又は、同じ長さである場合には(S43:NO)、オートパワーオフ設定時間の変更は行われない。そして、節電処理へ戻る。
また、バッテリー残量が7.5Vを超えているが、パワーオン経過時間が6時間以上でない場合には(S22:YES,S23:NO)、パワーオン経過時間が1時間以上であるか否かの判断が行われ(S26)、1時間以上である場合、即ち、パワーオン経過時間が1時間以上6時間未満である場合には(S26:YES)、印字部50がスリープモードとされ(S27)、Bluetoothモジュール20は通常モードとされる(S28)。そして、S43へ進み、S20で算出したバッテリー残量でのスリープ可能時間とパワーオフ設定時間との比較が行われ(S43)、スリープ可能時間がパワーオフ設定時間よりも短い場合には(S43:YES)、CPU10とCPU22のパワーオフ設定時間の変更が行われる(S44)。そして、節電処理へ戻る。
また、パワーオン経過時間が1時間以上でない場合、即ち、パワーオン経過時間が1時間未満である場合には(S26:NO)、印字部50がスリープモードとされ(S29)、Bluetoothモジュール20は通常モードとされる(S30)。そして、節電処理へ戻る。
さらに、バッテリー残量が7.5Vを超えていない場合、即ち、7.5V以下である場合には(S22:NO)、7.0V以上であるか否かの判断が行われる(S31)。7.0V以上である場合、即ち、バッテリー残量が7.0V以上7.5V以下である場合には(S31:YES)、バッテリー残量は少ないと判断され、次いで、パワーオン経過時間が6時間以上であるか否かの判断が行われ(S32)、6時間以上である場合には(S32:YES)、「場合3」に該当し、印字部50がスリープモードとされ(S33)、Bluetoothモジュール20は中節電モードとされる(S34)。そして、S43へ進み、S20で算出したバッテリー残量でのスリープ可能時間とパワーオフ設定時間との比較が行われ(S43)、スリープ可能時間がパワーオフ設定時間よりも短い場合には(S43:YES)、CPU10とCPU22のパワーオフ設定時間の変更が行われる(S44)。そして、節電処理へ戻る。
また、パワーオン経過時間が6時間以上でない場合には(S32:NO)、パワーオン経過時間が1時間以上であるか否かの判断が行われ(S35)、1時間以上である場合、即ち、パワーオン経過時間が1時間以上6時間未満である場合には(S35:YES)、「場合2」に該当し、印字部50がスリープモードとされ(S36)、Bluetoothモジュール20は小節電モードとされる(S37)。そして、S43へ進み、S20で算出したバッテリー残量でのスリープ可能時間とパワーオフ設定時間との比較が行われ(S43)、スリープ可能時間がパワーオフ設定時間よりも短い場合には(S43:YES)、CPU10とCPU22のパワーオフ設定時間の変更が行われる(S44)。そして、節電処理へ戻る。
また、パワーオン経過時間が1時間以上でない場合、即ち、パワーオン経過時間が1時間未満である場合には(S35:NO)、印字部50がスリープモードとされ(S38)、Bluetoothモジュール20は通常モードとされる(S39)。そして、S43へ進み、S20で算出したバッテリー残量でのスリープ可能時間とパワーオフ設定時間との比較が行われ(S43)、スリープ可能時間がパワーオフ設定時間よりも短い場合には(S43:YES)、CPU10とCPU22のパワーオフ設定時間の変更が行われる(S44)。そして、節電処理へ戻る。
さらに、バッテリー残量が7.0V以上でない場合、即ち、7.0V未満である場合には(S31:NO)、「場合4」に該当し、バッテリー残量は微少であるので、印字部50がスリープモードとされ(S40)、Bluetoothモジュール20は大節電モードとされる(S41)。そして、パワーオフ設定時間に最小値、例えば、30分が設定される(S42)。そして、節電処理へ戻る。
以上説明したように、本実施の形態の印字装置1では、バッテリー30の残量、及び、パワーオン経過時間により、Bluetoothモジュール20の節電モードの切り替えを行い、さらに、バッテリー30の残量によりオートパワーオフ設定時間を変更することができる。尚、S25,S28,S30,S34,S37,S39,S41の処理を実行するCPU10が「モード切替手段」に該当し、S22,S31,S25,S28,S30,S34,S37,S39,S41の処理を実行するCPU10が「第1モード切替制御手段」に該当し、S23,S26,S32,S35,S25,S28,S30,S34,S37,S39,S41の処理を実行するCPU10が「第2モード切替制御手段」に該当し、S22,S23,S26,S31,S32,S35,S25,S28,S30,S34,S37,S39,S41の処理を実行するCPU10が「第3モード切替制御手段」に該当する。また、S22,S31,S42,S43,S44の処理を実行するCPU10が「基準時間変更手段」に該当する。
尚、本発明の通信手段を備えた電子機器は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。上記実施の形態では、電子機器として携帯型の印字装置1を例に挙げたが、電子機器はこれに限らず、設置型の印字装置、ラベルプリンタ、電子手帳、PDA、ポケットコンピュータ、カメラ、パーソナルコンピュータ、防犯装置等の電子機器であってもよい。
また、上記実施の形態においては、通信方法をBluetoothとし、通信手段としてBluetoothモジュール20を用いたが、通信方法はBluetoothに限らず、その他の電波通信、赤外線通信、光通信によるものであってもよい。
また、上記実施の形態では、所定の電池残量を7.0V、7.5Vとし、所定の時間を6時間、1時間としているが、これらの値は上記実施例に限らず、本発明を搭載する電子機器の電力の消費量に応じた値とすればよい。また、節電モードでのスキャン周期やスキャン期間の値や、節電モードの数も上記実施例に限らず、他の値であってもよい。
本発明の通信手段を備えた電子機器は、設置型の印字装置、ラベルプリンタ、電子手帳、PDA、ポケットコンピュータ、カメラ、パーソナルコンピュータ、防犯装置等の通信手段を備えた電子機器に適用可能である。
印字装置1の斜視図である。 印字装置1の電気的構成を示すブロック図である。 問い合わせスキャン及び呼び出しスキャンのタイミングチャートである。 スリープ可能時間テーブル121の概念図である。 節電処理のフローチャートである。 節電処理の中で実施される節電モード設定処理のフローチャートである。
符号の説明
1 印字装置
10 CPU
11 LED
12 ROM
13 RAM
16 ADin端子
20 Bluetoothモジュール
21 アンテナ
22 CPU
30 バッテリー
50 印字部

Claims (3)

  1. 外部の装置と無線通信を行う通信手段を備えた携帯型プリンタであって、
    当該携帯型プリンタに電源を供給する電池と、
    当該携帯型プリンタ印字動作が行われなかった非動作時間を計測する非動作時間計測手段と、
    当該非動作時間計測手段により計測された前記非動作時間が基準時間を経過した場合に、前記電池からの電源供給を遮断する電源供給遮断手段と、
    前記電池の残量を当該電池の端子電圧を検出することにより計測する残量計測手段と、
    当該残量計測手段により計測された前記電池の残量に基づいて前記基準時間を変更する基準時間変更手段と、
    前記電池から供給され、前記通信手段で使用される電力の消費量により分類された複数の節電モードを有し、当該節電モードを切り替える節電モード切替手段と
    当該携帯型プリンタへ前記電池からの電源供給が行われてからの電源供給時間を計測する電源供給時間計測手段と、
    前記残量計測手段により計測された前記電池の残量、及び、前記電源供給時間計測手段により計測された前記電源供給時間に基づいて前記節電モード切替手段により前記節電モードを切り替える第3モード切替制御手段と
    を備えたことを特徴とする携帯型プリンタ
  2. 前記第3モード切り替え制御手段は、前記残量計測手段により計測された前記電池の残量と前記電源供給時間計測手段により計測された前記電源供給時間との組み合わせが、予め電池残量値と電源供給時間の組み合わせにより分類された区分のうち、所定の区分に該当する場合に、前記節電モード切替手段により前記節電モードを切り替えることを特徴とする請求項に記載の携帯型プリンタ。
  3. 前記第3モード切替制御手段は、
    前記残量計測手段により計測された前記電池の残量が第1電池残量値を超えており、且つ、前記電源供給時間計測手段により計測された前記電源供給時間が所定時間以上である場合と、前記電池の残量が第1電池残量値よりも少ない第2電池残量値以上第1電池残量値以下であり、且つ、前記電源供給時間が所定時間未満である場合には、前記節電モード切替手段により前記節電モードを第1モードに切り替え、
    前記電池の残量値が第2電池残量値以上第1電池残量値以下であり、且つ、前記電源供給時間が所定時間以上である場合には、前記節電モードを前記第1モードよりも前記通信手段で使用される電力の消費量が少なくなる第2モードに切り替え、
    前記電池の残量が前記第2電池残量値未満である場合には、前記節電モードを前記第2モードよりも前記通信手段で使用される電力消費量が少なくなる第3モードに切り替える
    ことを特徴とする請求項に記載の携帯型プリンタ。
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