JP5950357B2 - 情報管理装置、情報管理方法およびプログラム - Google Patents

情報管理装置、情報管理方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報管理装置、情報管理方法およびプログラムに関する。
非特許文献1に、QFD(品質機能展開)の概説が開示されている。QFDは、新製品の効率的な開発を意図して考え出された方法論である。当該方法によれば、まず、アンケート調査等の手法を用いて顧客の声を収集後、収集したデータを分析して、新商品に要求される品質(要求品質)を抽出する。要求品質は、例えば商品がライターである場合、「確実に着火する」、「使いやすい」など、顧客目線で表現したものとすることができる。
その後、要求品質を品質要素に変換する。具体的には、要求品質に基づいて品質要素を抽出するとともに、要求品質と品質要素の依存関係をまとめた2次元マトリクス表(品質表)を作成する。品質要素は、「耐久性」、「着火性」など、技術者の目線で表現したものとすることができる。すなわち、要求品質は市場の世界、品質要素は技術の世界であり、要求品質から品質要素への変換は、市場の世界を技術の世界に変換していると考えることができる。
その後、対象製品が具備すべき機能を展開した機能展開表を作成し、さらに、機能を具現化するメカニズムを展開して機構展開表を作成し、次いで、機構を具体的な部品に繋げるためのユニット・部品展開表などに展開していく。
また、特許文献1には、要求品質と品質特性の対応関係、要求品質と部品の対応関係、及び、品質特性と部品の対応関係をまとめた品質表が開示されている。
特開2010−33530号公報
大藤正、"QFD(品質機能展開)の概説"、[online]、2000年1月17日、[2011年12月22日検索]、インターネット<URL:http://techon.nikkeibp.co.jp/free/nmc/kiji/triz/kiji/kiji1/kiji001.html>
従来のシステムの場合、設計者が作成可能な品質表の内容が制限されていた。例えば、従来のシステムの場合、品質表に展開する要素が予め定められており(例:2次元マトリクス表の縦方向に要求品質、横方向に品質特性を展開)、設計者は、そのフォーマットに従い、限られ範囲の品質表(例:要求品質と品質特性の依存関係のみを表した品質表)を作成するしかなかった。
しかし、本発明者は、同一要素同士にも依存関係が存在することを見出すとともに、ある要素を他の要素に変換する処理の精度を向上させるためには、同一要素同士の依存関係をも考慮すべきであることを見出した。
そこで、本発明では、従来にないQFDの品質表を作成する支援を行う技術を提供することを課題とする。
本発明によれば、第1の商品に要求される1つ又は複数の品質である要求品質各々と、前記第1の商品に関連する1つ又は複数の仕様項目各々との対応の強さ、及び、前記要求品質同士の対応の強さを示す関係情報を記憶する関係情報記憶手段と、前記第1の商品の構成部品各々と前記仕様項目各々との対応関係を特定するための部品仕様関係情報を記憶する部品仕様関係情報記憶手段と、第1の前記構成部品をキーとして前記部品仕様関係情報を検索し、当該キーに対応する前記仕様項目を、前記第1の構成部品を他の構成部品に変更した場合に影響が及ぶ前記仕様項目として特定する影響仕様特定手段と、前記影響仕様特定手段により特定された前記仕様項目をキーとして前記関係情報を検索し、特定された前記仕様項目と対応関係を有する前記要求品質、及び、特定された前記仕様項目と対応関係を有する前記要求品質と対応関係を有する前記要求品質を、前記第1の構成部品を他の構成部品に変更した場合に影響が及ぶ前記要求品質として特定する影響要求品質特定手段と、を有する情報管理装置が提供される。
また、本発明によれば、コンピュータを、第1の商品に要求される1つ又は複数の品質である要求品質各々と、前記第1の商品に関連する1つ又は複数の仕様項目各々との対応の強さ、及び、前記要求品質同士の対応の強さを示す関係情報を記憶する関係情報記憶手段、前記第1の商品の構成部品各々と前記仕様項目各々との対応関係を特定するための部品仕様関係情報を記憶する部品仕様関係情報記憶手段、第1の前記構成部品をキーとして前記部品仕様関係情報を検索し、当該キーに対応する前記仕様項目を、前記第1の構成部品を他の構成部品に変更した場合に影響が及ぶ前記仕様項目として特定する影響仕様特定手段、前記影響仕様特定手段により特定された前記仕様項目をキーとして前記関係情報を検索し、特定された前記仕様項目と対応関係を有する前記要求品質、及び、特定された前記仕様項目と対応関係を有する前記要求品質と対応関係を有する前記要求品質を、前記第1の構成部品を他の構成部品に変更した場合に影響が及ぶ前記要求品質として特定する影響要求品質特定手段、として機能させるためのプログラムが提供される。
また、本発明によれば、第1の商品に要求される1つ又は複数の品質である要求品質各々と、前記第1の商品に関連する1つ又は複数の仕様項目各々との対応の強さ、及び、前記要求品質同士の対応の強さを示す関係情報と、前記第1の商品の構成部品各々と前記仕様項目各々との対応関係を特定するための部品仕様関係情報とを記憶しておき、第1の前記構成部品をキーとして前記部品仕様関係情報を検索し、当該キーに対応する前記仕様項目を、前記第1の構成部品を他の構成部品に変更した場合に影響が及ぶ前記仕様項目として特定する影響仕様特定工程と、前記影響仕様特定工程で特定された前記仕様項目をキーとして前記関係情報を検索し、特定された前記仕様項目と対応関係を有する前記要求品質、及び、特定された前記仕様項目と対応関係を有する前記要求品質と対応関係を有する前記要求品質を、前記第1の構成部品を他の構成部品に変更した場合に影響が及ぶ前記要求品質として特定する影響要求品質特定工程と、をコンピュータが実行する情報管理方法が提供される。
本発明によれば、従来にないQFDの品質表を作成することが可能となる。
上述した目的、および、その他の目的、特徴及び利点は、以下に述べる好適な実施の形態、および、それに付随する以下の図面によって、さらに明らかになる。
第1の実施形態の情報管理装置の機能ブロック図の一例である。 本実施形態の情報管理装置が表示する画面の一例である。 本実施形態の情報管理装置が表示する画面の一例である。 第2の実施形態の情報管理装置の機能ブロック図の一例である。 マトリクス表示部が表示する2次元マトリクス表の一例である。 第3の実施形態の情報管理装置の機能ブロック図の一例である。 制限情報記憶部が記憶する入力値制限情報の一例である。 第4の実施形態の情報管理装置の機能ブロック図の一例である。 部品仕様関係情報記憶部が記憶する情報の一例である。 部品情報記憶部が記憶する情報の一例である。 情報管理装置が記憶することができる情報の一例である。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
なお、本実施形態のシステムは、任意のコンピュータのCPU、メモリ、メモリにロードされたプログラム(あらかじめ装置を出荷する段階からメモリ内に格納されているプログラムのほか、CD等の記憶媒体やインターネット上のサーバ等からダウンロードされたプログラムも含む)、そのプログラムを格納するハードディスク等の記憶ユニット、ネットワーク接続用インタフェイスを中心にハードウエアとソフトウエアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。
また、本実施形態の説明において利用する機能ブロック図は、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。これらの図においては、各装置は1つの機器により実現されるよう記載されているが、その実現手段はこれに限定されない。すなわち、物理的に分かれた構成であっても、論理的に分かれた構成であっても構わない。
<第1の実施形態>
まず、本実施形態の情報管理装置の概要について説明する。
本実施形態の情報管理装置は、QFDの手法を利用して新商品の開発を援助するとともに、開発段階で利用した情報(QFDの品質表等)を、開発された新商品に関連付けて管理する機能を有する。管理されている情報は、以降、例えば類似商品(バリエーション商品)の開発に利用されたり、または、その商品の構成部品を他の部品に変更した際に生じる影響を調べたりするために使用することができる。
図1に、本実施形態の情報管理装置10の機能ブロック図の一例を示す。図示するように、情報管理装置10は、要求品質受付部11と、要求品質記憶部12と、仕様項目受付部13と、仕様項目記憶部14と、マトリクス表示部15と、関係情報受付部16と、関係情報記憶部17と、を有する。なお、情報管理装置10は、さらに、縦要素選択受付部18及び横要素選択受付部19を有してもよい。以下、各部について説明する。
要求品質受付部11は、第1の商品(新たに開発する商品)に要求される1つ又は複数の品質(要求品質)の入力を受付ける。ここでの「要求品質」は、非特許文献1に記載されている「要求品質」と同義の言葉である。例えば、第1の商品が、複写機、プリンター、イメージスキャナ、ファクシミリ等、複数の機能を有する複合機(以下、単に「複合機」)である場合、要求品質は、「高速プリント」、「快適なスキャニング」、「操作がスムーズ」、「鮮やかな高画質」などが考えられる。このような第1の商品に要求される要求品質(以下、「第1の要求品質」)は、非特許文献1に記載されている手法を用いて抽出することができる。第1の要求品質を抽出する作業は、人間が行う。そして、要求品質受付部11は、キーボード、タッチパネルディスプレイ、スキャナ、マイク等のあらゆる入力装置を利用して、第1の要求品質の入力を受付ける。
要求品質記憶部12は、要求品質受付部11が受付けた第1の要求品質を、第1の商品に関連付けて記憶する。例えば、第1の商品に商品番号などの識別情報が付与され、要求品質記憶部12は、当該識別情報に関連付けて、第1の要求品質を記憶する。
仕様項目受付部13は、第1の商品に関連する1つ又は複数の仕様項目の入力を受付ける。仕様項目とは、商品設計において考慮すべき項目であり、いわゆる商品仕様書に記載される項目等である。そして、第1の商品に関連する仕様項目(以下、「第1の仕様項目」)とは、要求品質記憶部12が記憶している第1の要求品質を実現させるために第1の商品の設計において考慮すべき仕様項目である。第1の仕様項目には、第1の商品の設計において考慮される一般的な仕様項目が含まれてもよい。例えば、第1の商品と同種の商品における過去の設計事例を参考にして、第1の仕様項目を抽出してもよい。または、要求品質記憶部12が記憶している第1の要求品質に基づいて、設計者が自らの経験に基づき、第1の仕様項目を抽出してもよい。また、第1の仕様項目はこれらの組み合わせとしてもよい。例えば、第1の商品が複合機である場合、第1の仕様項目は、「HDD容量」、「カラー対応」、「読み取り解像度」、「書き込み解像度」などが考えられる。このような第1の仕様項目を抽出する作業は、人間が行う。そして、仕様項目受付部13は、キーボード、タッチパネルディスプレイ、スキャナ、マイク等のあらゆる入力装置を利用して、第1の仕様項目の入力を受付ける。
仕様項目記憶部14は、仕様項目受付部13が受付けた第1の仕様項目を、第1の商品に関連付けて記憶する。例えば、第1の商品に商品番号などの識別情報が付与され、仕様項目記憶部14は、当該識別情報に関連付けて、第1の仕様項目を記憶する。
マトリクス表示部15は、2次元マトリクス表をディスプレイに表示する。そして、要求品質記憶部12が記憶する1つ又は複数の第1の要求品質、及び、仕様項目記憶部14が記憶する1つ又は複数の第1の仕様項目の中の一部又は全部を、縦方向要素として2次元マトリクス表に縦方向一列に表示する。また、要求品質記憶部12が記憶する1つ又は複数の第1の要求品質、及び、仕様項目記憶部14が記憶する1つ又は複数の第1の仕様項目の中の一部又は全部を、横方向要素として2次元マトリクス表に横方向一列に表示する。
図2に、マトリクス表示部15が表示する2次元マトリクス表の一例を示す。図2の領域Cに、当該2次元マトリクス表が表示されている。当該2次元マトリクス表には、複数の第1の仕様項目が縦方向要素として縦方向一列に表示されるとともに、複数の第1の要求品質が横方向要素として横方向一列に表示されている。
なお、マトリクス表示部15は、図1に示す縦要素選択受付部18及び横要素選択受付部19が受付けた内容に従い、2次元マトリクス表に表示する縦方向要素及び横方向要素を決定することができる。縦要素選択受付部18は、要求品質記憶部12が記憶する1つ又は複数の第1の要求品質、及び、仕様項目記憶部14が記憶する1つ又は複数の第1の仕様項目の中の一部又は全部を、2次元マトリクス表の縦方向要素とする選択入力を受付ける。また、横要素選択受付部19は、要求品質記憶部12が記憶する1つ又は複数の第1の要求品質、及び、仕様項目記憶部が記憶する1つ又は複数の第1の仕様項目の中の一部又は全部を、2次元マトリクス表の横方向要素とする選択入力を受付ける。当該選択入力は、キーボード、タッチパネルディスプレイ、スキャナ、マイク等のあらゆる入力装置を利用して実現することができる。
ここで、図2に示す例の場合、横要素選択受付部19は、領域Aに表示されている要素を横方向要素として決定する。また、縦要素選択受付部18は、領域Bに表示されている要素を縦方向要素として決定する。
領域Aには、「要求品質」の文言を上位概念とし、ツリー状に、要求品質の詳細な内容が複数表示されている。また、領域Bには、「仕様項目」の文言を上位概念とし、ツリー状に、仕様項目の詳細な内容が複数表示されている。
縦要素選択受付部18及び横要素選択受付部19は、領域A及びBにツリー状に表示されている要素(図2の場合、要求品質及び仕様項目)を「表示する」又は「非表示にする」入力を、要素毎に受付けることで、縦方向要素の選択入力、及び、横方向要素の選択入力を受付けてもよい。上述の通り、領域A及びBに表示されている要素が、各々、縦方向要素及び横方向要素として選択される。なお、このような「表示」、「非表示」を選択する入力を受付ける手段は特段制限されない。
なお、図1に示す要求品質受付部11及び仕様項目受付部13は、例えば、領域A及びBに表示されたインタフェイスから、第1の要求品質及び第1の仕様項目の入力を受付けてもよい。すなわち、要求品質受付部11及び仕様項目受付部13は、領域A及びBのツリーに対して枝を追加する入力を受付けるとともに、その枝に要求品質又は仕様項目を関連付ける入力を受付けることで、第1の要求品質及び第1の仕様項目の入力を受付けてもよい。また、要求品質受付部11及び仕様項目受付部13は、これらを削除する入力を受付けてもよい。
このように構成した場合、図2の領域A及びBは、要求品質受付部11及び仕様項目受付部13が第1の要求品質及び第1の仕様項目の入力を受付けるインタフェイスとして機能するとともに、縦要素選択受付部18及び横要素選択受付部19が縦方向要素及び横方向要素の選択入力を受付けるインタフェイスとしても機能する。
なお、その他の構成として、図2の領域A及びBを、縦要素選択受付部18及び横要素選択受付部19が縦方向要素及び横方向要素の選択入力を受付けるインタフェイスとしてのみ機能させることもできる。すなわち、要求品質受付部11及び仕様項目受付部13は、予め、図2の領域A及びBとは異なるインタフェイス(設計的事項)から第1の要求品質及び第1の仕様項目の入力を受付けておく。そして、図2の領域A及びBに、予め要求品質受付部11及び仕様項目受付部13が受付けた第1の要求品質及び第1の仕様項目のすべてを、個別に「表示」及び「非表示」を選択可能にツリー状に表示する。縦要素選択受付部18及び横要素選択受付部19は、上記と同様、ツリー状に表示されている第1の要求品質及び第1の仕様項目を「表示する」又は「非表示にする」入力を受付けることで、縦方向要素の選択入力、及び、横方向要素の選択入力を受付けてもよい。上述の通り、領域A及びBに表示されている要素が、各々、縦方向要素及び横方向要素として選択される。
ここで、図2には、縦方向要素として、第1の仕様項目の一部又は全部のみを表示し、横方向要素として、第1の要求品質の一部又は全部のみを表示している例が示されているが、図3に示すように、縦方向要素として、第1の仕様項目及び第1の要求品質を表示することも可能である。また、図示しないが、横方向要素として、第1の仕様項目及び第1の要求品質を表示することも可能である。
かかる場合も、領域A及びBを、要求品質受付部11及び仕様項目受付部13が第1の要求品質及び第1の仕様項目の入力を受付けるインタフェイスとして機能させるとともに、縦要素選択受付部18及び横要素選択受付部19が縦方向要素及び横方向要素の選択入力を受付けるインタフェイスとして機能させることができる。
また、領域A及びBを、縦要素選択受付部18及び横要素選択受付部19が縦方向要素及び横方向要素の選択入力を受付けるインタフェイスとしてのみ機能させることもできる。かかる場合は、領域Aに、予め要求品質受付部11及び仕様項目受付部13が受付けた第1の要求品質及び第1の仕様項目のすべてを、個別に「表示」及び「非表示」を選択可能にツリー状に表示する。また、領域Bにも同様に、予め要求品質受付部11及び仕様項目受付部13が受付けた第1の要求品質及び第1の仕様項目のすべてを、個別に「表示」及び「非表示」を選択可能にツリー状に表示する。そして、縦要素選択受付部18及び横要素選択受付部19は、ツリー状に表示されている第1の要求品質及び第1の仕様項目を「表示する」又は「非表示にする」入力を受付けることで、縦方向要素の選択入力、及び、横方向要素の選択入力を受付ける。上述の通り、領域A及びBに表示されている要素が、各々、縦方向要素及び横方向要素として選択される。
なお、領域A及びBにおけるツリー状の表示はあくまで一例であり、ツリー状とは異なる態様で表示することもできる。
図1に戻り、関係情報受付部16は、マトリクス表示部15が表示する2次元マトリクス表における第1の縦方向要素と第1の横方向要素の交点のマス目に対して、関係情報の入力を受付ける。
関係情報は、1つまたは複数の縦方向要素の中の任意の要素である第1の縦方向要素と、1つまたは複数の横方向要素の中の任意の要素である第1の横方向要素の内容に従い定まる概念である。例えば、第1の縦方向要素及び第1の横方向要素の組み合わせが、第1の要求品質及び第1の仕様項目の組である場合、関係情報は当該第1の要求品質と当該第1の仕様項目の対応の強さになる。また、第1の縦方向要素及び第1の横方向要素の組み合わせが、第1の要求品質及び第1の要求品質の組である場合、関係情報は当該第1の要求品質と当該第1の要求品質の対応の強さになる。さらに、第1の縦方向要素及び第1の横方向要素の組み合わせが、第1の仕様項目及び第1の仕様項目である場合、関係情報は当該第1の仕様項目と当該第1の仕様項目の対応の強さになる。関係情報は例えば0乃至5の6段階評価(0は対応なし、5が最も対応が強い)であってもよいし、その他の態様であってもよい。
第1の商品の設計者は、図2及び3に示すように、2次元マトリクス表内に関係情報を入力していく。なお、2次元マトリクス表に表示されている縦方向要素及び横方向要素が多すぎると、設計者は各要素を個別に把握しながら、関係情報を入力していく作業を面倒に感じる場合がある。また、意図せず任意の要素をとばしてしまい、関係情報の入力漏れが生じる恐れがある。図2に示す2次元マトリクス表の場合、領域A及びBに表示する要素を調整(表示、非表示の選択)することで、2次元マトリクス表に表示される要素の数を調整することができるので、設計者は、領域A及びBを操作し、表示する縦方向要素及び横方向要素を選択し直すことで、2次元マトリクス表に表示される要素を最適化することができる。
ここで、横方向要素として第1の要求品質を表示し、縦方向要素として第1の仕様項目のみならず第1の要求品質をも表示している図3に示す2次元マトリクス表によれば、次のような効果が期待される。
まず、設計者が関係情報を入力していく作業は、例えば以下のような流れで行われる。設計者は、例えば横方向要素として列挙された第1の要求品質の中の「高速プリント」に着目する。そして、「高速プリント」(横方向要素)と、縦方向要素として列挙された第1の仕様項目各々との対応の強さを順に判断しながら、所定の値を入力していく。そして、「高速プリント」(横方向要素)と、すべての第1の仕様項目(縦方向要素)各々との対応の強さの判断、及び、関係情報の入力が終了すると、その後、設計者は、「高速プリント」(横方向要素)と、縦方向要素として列挙された第1の要求品質各々との対応の強さを順に判断しながら、関係情報を入力していく。そして、「高速プリント」(横方向要素)と、すべての第1の要求品質(縦方向要素)各々との対応の強さの判断、及び、関係情報の入力が終了すると、設計者は、その他の横方向要素である「快適なスキャニング」に着目する。そして、同様の作業を進めていく。
ここで、設計者は、図3に示すように、「快適なスキャニング」(第1の要求品質)と「読み取り解像度」(第1の仕様項目)の対応関係を「5(強い)」と入力し、「高速プリント」(第1の要求品質)と「読み取り解像度」(第1の仕様項目)の対応関係を「空値(対応なし)」と設定している。そして、設計者は、「快適なスキャニング」(第1の要求品質)と「高速プリント」(第1の要求品質)の対応関係を「3(中程度)」と入力している。設計者は、この三角関係を見直した結果、「高速プリント」(第1の要求品質)と「読み取り解像度」(第1の仕様項目)は、当初、対応関係無と判断していたが、これらは、間接的に対応関係を有すると判断し直すことができる。そして、2次元マトリクス表における「高速プリント」(第1の要求品質)と「読み取り解像度」(第1の仕様項目)の交点のマス目に、所定の対応関係を有する情報を入力し直すことができる。
このように、本実施形態によれば、設計者は、第1の要求品質同士の対応関係、及び、第1の仕様項目同士の対応関係をも考慮しながら、第1の要求品質と第1の仕様項目の対応関係を判断し、所定の関係情報を入力することができる。
図1に戻り、関係情報記憶部17は、関係情報受付部16が受付けた関係情報を、第1の商品に関連付けて記憶する。例えば、第1の商品に商品番号などの識別情報が付与され、関係情報記憶部17は、当該識別情報に関連付けて、関係情報を記憶する。
以上説明したように、本実施形態の情報管理装置によれば、2次元マトリクス表に第1の要求品質と第1の仕様項目の対応の強さを入力するのみならず、第1の要求品質同士の対応の強さや、第1の仕様項目同士の対応の強さを入力することもできる。かかる場合、設計者は、第1の要求品質同士の対応の強さや、第1の仕様項目同士の対応の強さをも考慮しながら、第1の要求品質と第1の仕様項目の対応の強さを判断することができる。結果、第1の要求品質を第1の仕様項目に変換する処理の精度を向上させることができる。
以上の説明によれば、以下の、本実施形態の情報管理方法の説明もなされている。
2次元マトリクス表を表示し、第1の商品に要求される1つ又は複数の品質である要求品質、及び、前記第1の商品に関連する1つ又は複数の仕様項目の中の一部又は全部を、縦方向要素として前記2次元マトリクス表に縦方向一列に表示するとともに、1つ又は複数の前記要求品質、及び、1つ又は複数の前記仕様項目の中の一部又は全部を、横方向要素として前記2次元マトリクス表に横方向一列に表示するマトリクス表示ステップと、前記2次元マトリクス表における第1の前記縦方向要素と第1の前記横方向要素の交点のマス目に対して、前記第1の縦方向要素及び前記第1の横方向要素の内容に従い、前記要求品質と前記仕様項目の対応の強さ、前記要求品質同士の対応の強さ、又は、前記仕様項目同士の対応の強さを示す関係情報の入力を受付ける関係情報受付ステップと、前記関係情報受付ステップで受付けた前記関係情報を、前記第1の商品に関連付けて記憶する関係情報記憶ステップと、をコンピュータが実行する情報管理方法。
また、本実施形態の情報管理装置は、例えば、以下のプログラムをコンピュータにインストールすることで実現することができる。
コンピュータを、
第1の商品に要求される1つ又は複数の品質である要求品質の入力を受付ける要求品質受付手段、
前記要求品質受付手段が受付けた前記要求品質を、前記第1の商品に関連付けて記憶する要求品質記憶手段、
前記第1の商品に関連する1つ又は複数の仕様項目の入力を受付ける仕様項目受付手段、
前記仕様項目受付手段が受付けた前記仕様項目を、前記第1の商品に関連付けて記憶する仕様項目記憶手段、
2次元マトリクス表を表示し、前記要求品質記憶手段が記憶する1つ又は複数の前記要求品質、及び、前記仕様項目記憶手段が記憶する1つ又は複数の前記仕様項目の中の一部又は全部を、縦方向要素として前記2次元マトリクス表に縦方向一列に表示するとともに、前記要求品質記憶手段が記憶する1つ又は複数の前記要求品質、及び、前記仕様項目記憶手段が記憶する1つ又は複数の前記仕様項目の中の一部又は全部を、横方向要素として前記2次元マトリクス表に横方向一列に表示するマトリクス表示手段、
前記2次元マトリクス表における第1の前記縦方向要素と第1の前記横方向要素の交点のマス目に対して、前記第1の縦方向要素及び前記第1の横方向要素の内容に従い、前記要求品質と前記仕様項目の対応の強さ、前記要求品質同士の対応の強さ、又は、前記仕様項目同士の対応の強さを示す関係情報の入力を受付ける関係情報受付手段、
前記関係情報受付手段が受付けた前記関係情報を、前記第1の商品に関連付けて記憶する関係情報記憶手段、
として機能させるためのプログラム。
<第2の実施形態>
図4に、本実施形態の情報管理装置10の機能ブロック図の一例を示す。図示するように、情報管理装置10は、要求品質受付部11と、要求品質記憶部12と、仕様項目受付部13と、仕様項目記憶部14と、マトリクス表示部15と、関係情報受付部16と、関係情報記憶部17と、追加項目受付部20と、追加項目記憶部21とを有する。なお、情報管理装置10は、さらに、縦要素選択受付部18及び横要素選択受付部19を有してもよい。
以下、マトリクス表示部15と、関係情報受付部16と、関係情報記憶部17と、縦要素選択受付部18と、横要素選択受付部19と、追加項目受付部20と、追加項目記憶部21とについて説明する。なお、第1の実施形態と同様の部分については、説明を省略する。また、要求品質受付部11と、要求品質記憶部12と、仕様項目受付部13と、仕様項目記憶部14の構成は、第1の実施形態と同様であるので、ここでの説明は省略する。
追加項目受付部20は、要求品質及び仕様項目とは異なるカテゴリに分類される項目であって、第1の商品に関連する項目である1つ又は複数の追加項目の入力を受付ける。例えば、追加項目受付部20は、図2及び3に示す領域A及びBのインタフェイスから、追加項目の入力を受付けてもよい。例えば、当該ツリーに表示されている「要求品質」及び「仕様項目」の文言と同じレベルにツリーを追加し、所定の項目を追加するとともに、当該項目の下に、その詳細な項目内容を追加できてもよい。または、追加項目受付部20は、領域A及びBのインタフェイスとは異なるインタフェイスから、追加項目の入力を受付けてもよい。後者の場合、追加項目受付部20が受付けた追加項目の全てが、領域A及び/又はBに、個別に「表示」及び「非表示」を選択可能にツリー状に表示されてもよい。そして、縦要素選択受付部18及び横要素選択受付部19は、第1の実施形態と同様に、ツリー状に表示されている第1の要求品質、第1の仕様項目及び追加項目を「表示する」又は「非表示にする」入力を受付けることで、縦方向要素の選択入力、及び、横方向要素の選択入力を受付けてもよい。上述の通り、領域A及びBに表示されている要素が、各々、縦方向要素及び横方向要素として選択される。
ここで、本実施形態のマトリクス表示部15が表示する2次元マトリクス表の一例を図5に示す。図5に示す例では、横方向要素として複数の第1の仕様項目が表示されるとともに、複数のその他項目が表示されている。また、縦方向要素として複数の第1の要求品質が表示されるとともに、複数のその他項目が表示されている。
横方向要素として表示されている「要求品質重要度」は、第1の商品(開発商品)の依頼主(顧客)が各要求品質をどの程度重要と考えているかを示す。ここでは、一例として、1乃至5の5段階で評価している。当該重要度は、例えば顧客に対してアンケートを行い、例えば設計者が、その結果を入力することができる。また、横方向要素として表示されている「比較分析」は、自社製品(当製品)と、競合他社の競合品との顧客評価結果を示す。自社製品は、例えば、開発商品と同種の任意の自社製品とすることができる。ここでは、一例として、1乃至5の5段階で評価している。当該評価結果は、顧客に対してアンケートを行い、例えば設計者が、その結果を入力することができる。また、横方向要素として表示されている「企画品質」は、上記要求品質重要度、及び、比較分析の値を踏まえたうえで、設計者が、第1の商品(今回の開発商品)の目標値として設定し、入力した値である。
次に、縦方向要素として表示されている「品質特性重要度」は、複数の第1の仕様項目各々の重要度を示す。当該重要度は、第1の仕様項目各々が、第1の商品(今回の開発商品)に要求される第1の要求品質群とどれだけ強い対応を有しているかを示している。換言すれば、第1の要求品質群を満たす第1の製品を設計する上で、第1の仕様項目各々の検討がどれだけ重要かを示している。
品質特性重要度の点数は、設計者が第1の仕様項目と第1の要求品質との対応の強さを2次元マトリクス表に入力後、当該入力結果を参照しながら、第1の仕様項目各々の重要度を決定し、入力してもよい。または、設計者が第1の仕様項目と第1の要求品質との対応の強さを2次元マトリクス表に入力すると、その入力内容に従い、複数の第1の仕様項目各々の要求特性重要度が自動的に算出されてもよい。そして、マトリクス表示部15は、自動的に算出された値を、2次元マトリクス表の各マス目に表示してもよい。例えば、第1の仕様項目ごとに入力値の和を算出し、算出された値を第1の仕様項目各々の要求特性重要度としてもよい。図5に示す例の場合、第1の仕様項目である「カラー対応」は、第1の要求品質である「高画質」との対応関係が「5」となっている。このため、第1の仕様項目である「カラー対応」の要求特性重要度には、「5」が加算される。当該ルールに従い、第1の仕様項目各々の要求特性重要度が算出されてもよい。
なお、要求品質重要度を重み付け値として利用する手段も考えられる。例えば、図5に示す例の場合、第1の仕様項目である「カラー対応」は、第1の要求品質である「高画質」との対応関係が「5」となっている。また、第1の要求品質である「高画質」の要求品質重要度は「5」である。よって、第1の仕様項目である「カラー対応」の要求特性重要度には、「25(=5×5)」が加算される。当該ルールに従い、第1の仕様項目各々の要求特性重要度が算出されてもよい。
また、縦方向要素として表示されている「比較分析」は、自社製品(当製品)と、競合他社の競合品との性能の優劣を示す。自社製品は、例えば、開発商品と同種の任意の自社製品とすることができる。なお、評価の手法は、100点満点、50点満点などの任意の基準で設計者が評価し、入力してもよいし(図5参照)、または、図示しないが、各仕様の詳細を把握できる値を入力してもよい。例えば、仕様項目「HDD容量」については、16(MB)、32(MB)、64(MB)等の実際の値を入力してもよい。同様に、仕様項目「カラー対応」については、6万(色)、26万(色)、1677万(色)等の実際の値を、仕様項目「ウォームアップタイム」については、60(秒)、120(秒)、300(秒)、360(秒)等の実際の値を、仕様項目「インタフェイス」については、1(種類)、2(種類)、3(種類)、5(種類)等の実際の値を入力してもよい。
また、縦方向要素として表示されている「設計品質」は、要求品質重要度、及び、比較分析の値を踏まえたうえで、設計者が、第1の商品(今回の開発商品)の目標値として設定し、入力した値である。
なお、横方向要素の「企画品質」の値、及び、縦方向要素の「設計品質」の値をどのようにするかは設計的事項であり、必ずしも、全ての値が競合他社を上回る必要はない。設計者は、第1の商品(今回の開発商品)における各項目の重要度等を考慮しながら、横方向要素の「企画品質」の値、及び、縦方向要素の「設計品質」の値を決定することができる。
関係情報記憶部17は、上述のような、第1の要求品質と追加項目の関係、及び、第1の仕様項目と追加項目の関係を示す情報をも、関係情報として記憶する。
以上説明したように、本実施形態の情報管理装置によれば、設計者は、複数の第1の仕様項目各々の重要度を容易に把握することができる。結果、第1の商品の設計における、複数の第1の仕様項目の優先順位を容易に把握することができる。また、競合品との比較評価結果を、第1の要求品質ごと、また、第1の仕様項目ごとに、容易に把握することができる。
<第3の実施形態>
図6に、本実施形態の情報管理装置10の機能ブロック図の一例を示す。図示するように、情報管理装置10は、要求品質受付部11と、要求品質記憶部12と、仕様項目受付部13と、仕様項目記憶部14と、マトリクス表示部15と、関係情報受付部16と、関係情報記憶部17と、制限情報記憶部22と、を有する。なお、情報管理装置10は、追加項目受付部20と、追加項目記憶部21を有してもよく、さらに加えて、縦要素選択受付部18及び横要素選択受付部19を有してもよい。または、情報管理装置10は、追加項目受付部20及び追加項目記憶部21を有する代わりに、縦要素選択受付部18及び横要素選択受付部19を有してもよい。
以下、制限情報記憶部22、関係情報受付部16及びマトリクス表示部15について説明する。なお、第1の実施形態及び第2の実施形態と同様の部分については、説明を省略する。また、その他の部の構成は、第1の実施形態及び第2の実施形態と同様であるので、ここでの説明は省略する。
制限情報記憶部22は、マトリクス表示部15が表示する2次元マトリクス表における第1の要求品質と第1の仕様項目の交点のマス目、第1の要求品質同士の交点のマス目、及び、第1の仕様項目同士の交点のマス目各々に入力可能な値を特定した入力値制限情報を記憶する。例えば、第1の要求品質と第1の仕様項目の対応の強さを0乃至5の6段階で評価する場合、第1の要求品質と第1の仕様項目の交点のマス目には、0乃至5の値のみが入力可能となる。同様に、第1の要求品質同士の対応の強さを0乃至5の6段階で評価する場合、第1の要求品質と第1の要求品質の交点のマス目には、0乃至5の値のみが入力可能となる。同様に、第1の仕様項目同士の対応の強さを0乃至5の6段階で評価する場合、第1の仕様項目と第1の仕様項目の交点のマス目には、0乃至5の値のみが入力可能となる。入力値制限情報はこのような、各マス目に入力可能な値を規定している。参考までに、図7に入力値制限情報の一例を示す。図7に示す入力値制限情報によれば、第1の要求品質と第1の要求品質の交点のマス目、及び、第1の要求品質と第1の仕様項目の交点のマス目には、0乃至5の値のみが入力可能なことが規定されている。
なお、入力値制限情報には、さらに、第1の要求品質と追加項目の交点のマス目、及び、第1の仕様項目と追加項目の交点のマス目に入力可能な値を特定した情報が含まれてもよい。
関係情報受付部16は、マトリクス表示部15が表示する2次元マトリクス表における第1のマス目に対する関係情報の入力を受付ける際、まず、縦方向要素及び横方向要素の内容を特定する。そして、その後、制限情報記憶部22が記憶する入力値制限情報を参照して、第1のマス目に入力可能な値を特定し、特定した値のみの入力を許可する。
例えば、図3の領域Cに表示されている2次元マトリクス表において、カーソルDが位置するマス目に対する入力を受付ける場合を考える。かかる場合、関係情報受付部16は、カーソルDが位置するマス目が交点となる縦方向要素及び横方向要素を特定する。ここでは、縦方向要素として第1の仕様項目が、横方向要素として第1の要求品質が特定される。その後、関係情報受付部16は、例えば図7に示す入力値制限情報を参照して、当該マス目に入力可能な値を特定する。ここでは、0〜5の値が特定される。このため、関係情報受付部16は、カーソルDが位置するマス目に対して、0〜5の値のみの入力を許可する(ここでは、空値=0とする)。なお、関係情報受付部16は、入力を許可する値を例えばドロップダウンリストなどで表示し、いずれかを選択する入力を受付けるようにしてもよい。
本実施形態によれば、設計者が間違って規定外の値を2次元マトリクス表に入力する不都合を防止することができる。結果、第1の要求品質を第1の仕様項目に変換する処理の精度を向上させることができる。
<第4の実施形態>
図8に、本実施形態の情報管理装置10の機能ブロック図の一例を示す。図示するように、情報管理装置10は、要求品質受付部11と、要求品質記憶部12と、仕様項目受付部13と、仕様項目記憶部14と、マトリクス表示部15と、関係情報受付部16と、関係情報記憶部17と、部品決定部23と、部品仕様関係情報記憶部24と、部品情報記憶部25と、影響仕様特定部26と、影響要求品質特定部27と、を有する。なお、情報管理装置10は、追加項目受付部20及び追加項目記憶部21を有してもよく、さらに加えて、縦要素選択受付部18及び横要素選択受付部19、及び/又は、制限情報記憶部22を有してもよい。または、情報管理装置10は、追加項目受付部20及び追加項目記憶部21を有する代わりに、縦要素選択受付部18及び横要素選択受付部19、及び/又は、制限情報記憶部22を有してもよい。
以下、部品決定部23、部品仕様関係情報記憶部24、部品情報記憶部25、影響仕様特定部26、及び、影響要求品質特定部27の構成について説明する。なお、その他の部の構成は、第1の実施形態、第2の実施形態及び第3の実施形態と同様であるので、ここでの説明は省略する。
部品決定部23は、関係情報記憶部17が記憶する関係情報に基づいて、第1の商品の部品を決定する。部品の決定は、非特許文献1に記載された手法を利用して決定することができる。以下、複合機に含まれる現像装置の部品を決定する処理の一例を示す。
部品決定部23は、設計者から現像装置の複数の仕様の入力を受付けると、図9に「システム仕様→現像装置仕様」として示すように、複合機の仕様と現像装置の仕様の2次元マトリクス表を表示する。そして、部品決定部23は、設計者から、複合機の各仕様と現像装置の各仕様間の対応関係を示す情報の入力を受付ける。また、部品決定部23は、設計者から、現像装置の複数の機能の入力を受付けると、図9に「現像装置(仕様→機能)」として示すように、現像装置の仕様と機能の2次元マトリクス表を表示する。そして、部品決定部23は、設計者から、各仕様と機能間の対応関係を示す情報の入力を受付ける。また、部品決定部23は、図9に「現像装置(仕様→仕様)」として示すように、現像装置の仕様を縦横に配列した2次元マトリクス表を表示する。そして、部品決定部23は、現像装置の各仕様間の対応関係を示す情報の入力を受付ける。また、部品決定部23は、設計者から、現像装置の複数の構成(ユニット)の入力を受付けると、図9に「現像装置(機能→構成)」として示すように、現像装置の機能と構成の2次元マトリクス表を表示する。そして、部品決定部23は、設計者から、現像装置の各機能と各構成の対応関係を示す情報の入力を受付ける。なお、図9に示す各表においては、表示を明瞭にするため表の縦線及び横線を非表示としているが、実際には縦線及び横線を表示した2次元マトリクス表とすることができる。
なお、図示しないが、各2次元マトリクス表において上記対応関係を入力後、設計者は、第2の実施形態で説明したように、各項目の重要度、目標値等を決定し、入力できてもよい。例えば、図9に示す「システム仕様→現像装置仕様」において複合機の各仕様と現像装置の各仕様間の対応関係を示す情報を入力後、設計者は、その入力内容、及び、その前のステップで設定した複合機の各仕様の目標値(図5の「設計品質」)に基づいて、現像装置の各仕様の目標値を設定し、入力してもよい。同様に、設計者は、図9に示す「現像装置(仕様→機能)」において現像装置の各仕様と各機能間の対応関係を示す情報を入力後、その入力内容、及び、現像装置の各仕様の目標値に基づいて、現像装置の各機能の目標値を設定し、入力してもよい。同様に、設計者は、図9に示す「現像装置(機能→構成)」において現像装置の各機能と各構成間の対応関係を示す情報を入力後、その入力内容、及び、現像装置の各機能の目標値に基づいて、現像装置の各構成(ユニット)の目標値を設定し、入力してもよい。その後、設計者は、各構成(ユニット)の目標値に基づいて、各構成(ユニット)の部品を決定し、部品決定部23に入力する。部品決定部23は、入力された部品を、第1の商品の構成部品として取得する。
部品情報記憶部25は、関係情報記憶部17が記憶する関係情報に基づいて部品決定部23が決定した第1の商品の構成部品を示す部品情報を記憶する。図10に、部品情報の一例を示す。当該部品情報は、第1の商品の構成部品を、ツリー状に表示している。「製品番号」は、第1の商品の識別番号である。「ユニット番号」は、第1の商品を構成するユニットの番号であり、「部品番号」は、各ユニットを構成する部品の番号である。
部品仕様関係情報記憶部24は、第1の仕様項目各々と、構成部品各々の対応関係を特定するための部品仕様関係情報を記憶する。具体的には、部品仕様関係情報記憶部24は、第1の仕様項目をスタートにして構成(ユニット)までブレークダウンするために、部品決定部23が設計者の入力に基づいて作成した複数のデータ(例:図9に示す「システム仕様→現像装置仕様」、「現像装置(仕様→機能)」、「現像装置(仕様→仕様)」、「現像装置(機能→構成)」)を記憶する。
影響仕様特定部26は、第1の商品の構成部品の中の一部を他の部品に変更した場合、当該変更の影響が及び第1の仕様項目を特定する。具体的には、まず、影響仕様特定部26は変更する構成部品を特定する情報(部品番号)を入手する。その後、部品情報記憶部25が記憶する部品情報(図10参照)を参照し、当該部品を含むユニットを特定する。次いで、影響仕様特定部26は、部品仕様関係情報記憶部24が記憶する情報(例:図9の「現像装置(機能→構成)」)を参照し、特定したユニット(構成)と対応関係を有する機能を特定後、同様にして、部品仕様関係情報記憶部24が記憶するその他の情報を利用し、特定した機能と対応関係を有する第1の仕様項目を特定する。
影響要求品質特定部27は、関係情報記憶部17が記憶する関係情報(図5参照)、及び、影響仕様特定部26が特定した構成部品の変更により影響を受ける第1の仕様項目を利用して、構成部品の変更の影響が及び第1の要求品質を特定する。具体的には、影響要求品質特定部27は、関係情報(図5参照)を参照し、当該第1の仕様項目と対応関係を有する第1の要求品質を特定する。
以上、本実施形態によれば、設計者は、構成部品の変更により影響を受ける第1の要求品質を容易に把握することができる。
なお、本実施形態の情報管理装置10は、図11に示すような、ユニット同士の対応関係を示す情報を作成し、記憶しておいてもよい。当該情報は、図2及び3に示すインタフェイスを利用して設計者が作成し、情報管理装置10に記憶させてもよい。ユニット同士の対応関係としては、例えば、第1のユニットの設計を変更(部品変更等)した場合、第2のユニットの設計を見直す必要がある場合、第1のユニットと第2のユニットは対応関係を有すると考えることができる。
本実施形態の情報管理装置10が、上述のようなユニット同士の対応関係を示す情報を記憶している場合、以下のような処理が実現できる。例えば、第1の商品の構成部品の中の一部を他の部品に変更した場合、影響仕様特定部26は、部品情報記憶部25が記憶する部品情報(図10参照)を参照し、当該部品を含むユニットを特定するとともに、ユニット同士の対応関係を示す情報(図11参照)を参照し、特定したユニットと対応関係を有するユニットを特定する。その後、上記説明したように、影響仕様特定部26は、部品仕様関係情報記憶部24が記憶する部品仕様関係情報(図9)を参照し、影響仕様特定部26が特定した全てのユニット(変更する部品を含むユニット、及び、当該ユニットと対応関係を有するユニット)と対応関係を有する機能を特定後、当該機能と対応関係を有する第1の仕様項目を特定する。そして、影響要求品質特定部27は、関係情報(図5参照)を参照し、当該第1の仕様項目と対応関係を有する第1の要求品質を特定する。かかる場合、部品変更の影響が及ぶ第1の要求品質を、より高精度に特定することができる。
この出願は、2012年1月18日に出願された日本特許出願特願2012−008499号を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
以下、参考形態の例を付記する。
1. 第1の商品に要求される1つ又は複数の品質である要求品質の入力を受付ける要求品質受付手段と、
前記要求品質受付手段が受付けた前記要求品質を、前記第1の商品に関連付けて記憶する要求品質記憶手段と、
前記第1の商品に関連する1つ又は複数の仕様項目の入力を受付ける仕様項目受付手段と、
前記仕様項目受付手段が受付けた前記仕様項目を、前記第1の商品に関連付けて記憶する仕様項目記憶手段と、
2次元マトリクス表を表示し、前記要求品質記憶手段が記憶する1つ又は複数の前記要求品質、及び、前記仕様項目記憶手段が記憶する1つ又は複数の前記仕様項目の中の一部又は全部を、縦方向要素として前記2次元マトリクス表に縦方向一列に表示するとともに、前記要求品質記憶手段が記憶する1つ又は複数の前記要求品質、及び、前記仕様項目記憶手段が記憶する1つ又は複数の前記仕様項目の中の一部又は全部を、横方向要素として前記2次元マトリクス表に横方向一列に表示するマトリクス表示手段と、
前記2次元マトリクス表における第1の前記縦方向要素と第1の前記横方向要素の交点のマス目に対して、前記第1の縦方向要素及び前記第1の横方向要素の内容に従い、前記要求品質と前記仕様項目の対応の強さ、前記要求品質同士の対応の強さ、又は、前記仕様項目同士の対応の強さを示す関係情報の入力を受付ける関係情報受付手段と、
前記関係情報受付手段が受付けた前記関係情報を、前記第1の商品に関連付けて記憶する関係情報記憶手段と、
を有する情報管理装置。
2. 1に記載の情報管理装置において、
前記要求品質記憶手段が記憶する1つ又は複数の前記要求品質、及び、前記仕様項目記憶手段が記憶する1つ又は複数の前記仕様項目の中の一部又は全部を、前記縦方向要素とする選択入力を受付ける縦要素選択受付手段と、
前記要求品質記憶手段が記憶する1つ又は複数の前記要求品質、及び、前記仕様項目記憶手段が記憶する1つ又は複数の前記仕様項目の中の一部又は全部を、前記横方向要素とする選択入力を受付ける横要素選択受付手段と、
をさらに有し、
前記マトリクス表示手段は、前記選択入力により特定される前記縦方向要素と前記横方向要素を、前記2次元マトリクス表に表示する情報管理装置。
3. 1に記載の情報管理装置において、
前記要求品質及び前記仕様項目とは異なるカテゴリに分類される項目であって、前記第1の商品の設計において考慮すべき項目である1つ又は複数の追加項目の入力を受付ける追加項目受付手段と、
前記追加項目受付手段が受付けた前記追加項目を、前記第1の商品に関連付けて記憶する追加項目記憶手段と、
をさらに有し、
前記マトリクス表示手段は、前記追加項目記憶手段が記憶する1つ又は複数の前記追加項目を、前記縦方向要素及び/又は前記横方向要素として前記2次元マトリクス表に表示することができ、
前記関係情報受付手段は、前記関係情報として、さらに、前記要求品質と前記追加項目の関係、又は、前記仕様項目と前記追加項目の関係を示す情報の入力を受付けることができる情報管理装置。
4. 3に記載の情報管理装置において、
前記要求品質記憶手段が記憶する1つ又は複数の前記要求品質、前記仕様項目記憶手段が記憶する1つ又は複数の前記仕様項目、及び、前記追加項目記憶手段が記憶する1つ又は複数の前記追加項目の中の一部又は全部を、前記縦方向要素とする選択入力を受付ける縦要素選択受付手段と、
前記要求品質記憶手段が記憶する1つ又は複数の前記要求品質、前記仕様項目記憶手段が記憶する1つ又は複数の前記仕様項目、及び、前記追加項目記憶手段が記憶する1つ又は複数の前記追加項目の中の一部又は全部を、前記横方向要素とする選択入力を受付ける横要素選択受付手段と、
をさらに有し、
前記マトリクス表示手段は、前記選択入力により特定される前記縦方向要素と前記横方向要素を、前記2次元マトリクス表に表示する情報管理装置。
5. 1から4のいずれかに記載の情報管理装置において、
前記2次元マトリクス表における前記要求品質と前記仕様項目の交点のマス目、前記要求品質同士の交点のマス目、及び、前記仕様項目同士の交点のマス目各々に入力可能な値を特定した入力値制限情報を記憶する制限情報記憶手段をさらに有し、
前記関係情報受付手段は、前記2次元マトリクス表における第1のマス目に対する前記関係情報の入力を受付ける際、まず、前記縦方向要素及び前記横方向要素の内容を特定し、その後、前記入力値制限情報を参照して、前記第1のマス目に入力可能な値を特定し、特定した値のみの入力を許可する情報管理装置。
6. 3または4に従属する5に記載の情報管理装置において、
前記制限情報記憶手段が記憶する前記入力値制限情報の中には、前記要求品質と前記追加項目の交点のマス目、及び、前記仕様項目と前記追加項目の交点のマス目に入力可能な値を特定した情報も含まれる情報管理装置。
7. 1から6のいずれかに記載の情報管理装置において、
前記関係情報記憶手段が記憶する前記関係情報に基づいて決定された前記第1の商品の構成部品を示す部品情報を記憶する部品情報記憶手段と、
前記仕様項目各々と前記構成部品各々の対応関係を特定するための部品仕様関係情報を記憶する部品仕様関係情報記憶手段と、
前記第1の商品の前記構成部品の中の一部を他の部品に変更した場合、当該変更の影響が及ぶ前記仕様項目を、前記部品仕様関係情報を参照して特定する影響仕様特定手段と、
前記関係情報記憶手段が記憶する前記関係情報、及び、前記影響仕様特定手段が特定した前記仕様項目を利用して、前記構成部品の変更の影響が及ぶ前記要求品質を特定する影響要求品質特定手段と、
をさらに有する情報管理装置。
8. コンピュータを、
第1の商品に要求される1つ又は複数の品質である要求品質の入力を受付ける要求品質受付手段、
前記要求品質受付手段が受付けた前記要求品質を、前記第1の商品に関連付けて記憶する要求品質記憶手段、
前記第1の商品に関連する1つ又は複数の仕様項目の入力を受付ける仕様項目受付手段、
前記仕様項目受付手段が受付けた前記仕様項目を、前記第1の商品に関連付けて記憶する仕様項目記憶手段、
2次元マトリクス表を表示し、前記要求品質記憶手段が記憶する1つ又は複数の前記要求品質、及び、前記仕様項目記憶手段が記憶する1つ又は複数の前記仕様項目の中の一部又は全部を、縦方向要素として前記2次元マトリクス表に縦方向一列に表示するとともに、前記要求品質記憶手段が記憶する1つ又は複数の前記要求品質、及び、前記仕様項目記憶手段が記憶する1つ又は複数の前記仕様項目の中の一部又は全部を、横方向要素として前記2次元マトリクス表に横方向一列に表示するマトリクス表示手段、
前記2次元マトリクス表における第1の前記縦方向要素と第1の前記横方向要素の交点のマス目に対して、前記第1の縦方向要素及び前記第1の横方向要素の内容に従い、前記要求品質と前記仕様項目の対応の強さ、前記要求品質同士の対応の強さ、又は、前記仕様項目同士の対応の強さを示す関係情報の入力を受付ける関係情報受付手段、
前記関係情報受付手段が受付けた前記関係情報を、前記第1の商品に関連付けて記憶する関係情報記憶手段、
として機能させるためのプログラム。
9. 2次元マトリクス表を表示し、第1の商品に要求される1つ又は複数の品質である要求品質、及び、前記第1の商品に関連する1つ又は複数の仕様項目の中の一部又は全部を、縦方向要素として前記2次元マトリクス表に縦方向一列に表示するとともに、1つ又は複数の前記要求品質、及び、1つ又は複数の前記仕様項目の中の一部又は全部を、横方向要素として前記2次元マトリクス表に横方向一列に表示するマトリクス表示ステップと、
前記2次元マトリクス表における第1の前記縦方向要素と第1の前記横方向要素の交点のマス目に対して、前記第1の縦方向要素及び前記第1の横方向要素の内容に従い、前記要求品質と前記仕様項目の対応の強さ、前記要求品質同士の対応の強さ、又は、前記仕様項目同士の対応の強さを示す関係情報の入力を受付ける関係情報受付ステップと、
前記関係情報受付ステップで受付けた前記関係情報を、前記第1の商品に関連付けて記憶する関係情報記憶ステップと、
をコンピュータが実行する情報管理方法。

Claims (8)

  1. 第1の商品に要求される1つ又は複数の品質である要求品質各々と、前記第1の商品に関連する1つ又は複数の仕様項目各々との対応の強さ、及び、前記要求品質どうしの対応の強さを示す関係情報を記憶する関係情報記憶手段と、
    前記第1の商品の構成部品各々と前記仕様項目各々との対応関係を特定するための部品仕様関係情報を記憶する部品仕様関係情報記憶手段と、
    第1の前記構成部品をキーとして前記部品仕様関係情報を検索し、当該キーに対応する前記仕様項目を、前記第1の構成部品を他の構成部品に変更した場合に影響が及ぶ前記仕様項目として特定する影響仕様特定手段と、
    前記影響仕様特定手段により特定された前記仕様項目をキーとして前記関係情報を検索し、特定された前記仕様項目と対応関係を有する前記要求品質、及び、特定された前記仕様項目と対応関係を有する前記要求品質と対応関係を有する前記要求品質を、前記第1の構成部品を他の構成部品に変更した場合に影響が及ぶ前記要求品質として特定する影響要求品質特定手段と、
    を有する情報管理装置。
  2. 請求項1に記載の情報管理装置において、
    前記第1の商品に関連付けて、前記関係情報の入力を受付ける関係情報受付手段をさらに有する情報管理装置。
  3. 請求項2に記載の情報管理装置において、
    前記関係情報受付手段は、前記要求品質を一方向の要素とし、前記仕様項目を他方向の要素とした2次元マトリクス表を介して、前記要求品質各々と前記仕様項目各々との対応の強さの入力を受付ける情報管理装置。
  4. 請求項3に記載の情報管理装置において、
    前記2次元マトリクス表を表示するマトリクス表示手段をさらに有する情報管理装置。
  5. 請求項2から4のいずれか1項に記載の情報管理装置において、
    前記第1の商品に関連付けて、前記要求品質の入力を受付ける要求品質受付手段をさらに有する情報管理装置。
  6. 請求項2から5のいずれか1項に記載の情報管理装置において、
    前記第1の商品に関連付けて、前記仕様項目の入力を受付ける仕様項目受付手段をさらに有する情報管理装置。
  7. コンピュータを、
    第1の商品に要求される1つ又は複数の品質である要求品質各々と、前記第1の商品に関連する1つ又は複数の仕様項目各々との対応の強さ、及び、前記要求品質どうしの対応の強さを示す関係情報を記憶する関係情報記憶手段、
    前記第1の商品の構成部品各々と前記仕様項目各々との対応関係を特定するための部品仕様関係情報を記憶する部品仕様関係情報記憶手段、
    第1の前記構成部品をキーとして前記部品仕様関係情報を検索し、当該キーに対応する前記仕様項目を、前記第1の構成部品を他の構成部品に変更した場合に影響が及ぶ前記仕様項目として特定する影響仕様特定手段、
    前記影響仕様特定手段により特定された前記仕様項目をキーとして前記関係情報を検索し、特定された前記仕様項目と対応関係を有する前記要求品質、及び、特定された前記仕様項目と対応関係を有する前記要求品質と対応関係を有する前記要求品質を、前記第1の構成部品を他の構成部品に変更した場合に影響が及ぶ前記要求品質として特定する影響要求品質特定手段、
    として機能させるためのプログラム。
  8. コンピュータが、
    第1の商品に要求される1つ又は複数の品質である要求品質各々と、前記第1の商品に関連する1つ又は複数の仕様項目各々との対応の強さ、及び、前記要求品質同士の対応の強さを示す関係情報と、
    前記第1の商品の構成部品各々と前記仕様項目各々との対応関係を特定するための部品仕様関係情報とを記憶しておき、
    第1の前記構成部品をキーとして前記部品仕様関係情報を検索し、当該キーに対応する前記仕様項目を、前記第1の構成部品を他の構成部品に変更した場合に影響が及ぶ前記仕様項目として特定する影響仕様特定工程と、
    前記影響仕様特定工程で特定された前記仕様項目をキーとして前記関係情報を検索し、特定された前記仕様項目と対応関係を有する前記要求品質、及び、特定された前記仕様項目と対応関係を有する前記要求品質と対応関係を有する前記要求品質を、前記第1の構成部品を他の構成部品に変更した場合に影響が及ぶ前記要求品質として特定する影響要求品質特定工程と、
    を実行する情報管理方法。
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