JP2000172729A - 設計支援装置および表作成方法 - Google Patents

設計支援装置および表作成方法

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JP2000172729A
JP2000172729A JP10351215A JP35121598A JP2000172729A JP 2000172729 A JP2000172729 A JP 2000172729A JP 10351215 A JP10351215 A JP 10351215A JP 35121598 A JP35121598 A JP 35121598A JP 2000172729 A JP2000172729 A JP 2000172729A
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Hiroshi Sato
博司 佐藤
Atsushi Kubota
敦之 窪田
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】分類された要素間の関連性の有無を、取り扱い
容易な形態で表示する。 【解決手段】分類Aの要素のうち分類Xの要素にのみ関連
する各要素(A1、A2、A3)と、分類Xの要素のうち分
類Aの要素にのみ関連する各要素(X1、X3、X4、X5)とに
代えて、分類Aのこれら要素の集合axと、分類Xのこれら
要素の集合xaを項目とした表(a)を表示し、この分類A、
Xの集合ax、xaに属する要素間の関連性については、第
2層の表(b1)として表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、設計を支援する設
計支援装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】製品の設計は、品質、機能、構造、経済
性などを表す複数の分類に分類することのできる多数の
要素を、多面的、総合的に考慮して設計することにより
行う必要がある。ここで、これらの各要素は、他の要素
と関連を有するのが普通である。したがって、一つの要
素の設計値を定めるときには、その設計値が他の要素に
与える影響も考慮する必要がある。
【0003】なお、これら分類としては、ときには階層
的な関係を有する分類が設定される場合もある。たとえ
ば、製品の構造に関する要素の分類と、部品の構造に関
する要素の分類といったように、階層的に分類、要素が
設定されることもある。また、上位の階層の分類の要素
の一つが、下位の階層の分類に相当するように、分類、
要素が設定される場合もある。
【0004】従来、このような各分類の各要素と他の要
素との関連性を管理する技術として、例えば「トナー新
品種製造時の不具合防止技術」(日本ゼオン:第8年度
品質機能展開研究会研究分科会報告:日科技連)などに
記載されているQFD(品質機能展開)と呼ばれる技法
による表記法が知られている。
【0005】QFDの技法では、最上位の分類より、順
次、ある分類の要素が、他の分類の要素に、どのように
関連しているかを示していく。このように、第1の分類
の要素に、第2の分類の要素が、どのように関連してい
るかを示すことを、第1の分類を第2の分類に展開する
という。なお、通常、このような展開のスタートとなる
最上位の分類は、品質など、最終的に達成したい内容を
表す要素の分類となる。
【0006】いま、分類として、分類Iと分類IIと分類I
IIを設定し、分類Iを分類IIに、分類IIを分類IIIに、QF
Dの技法に従って展開した場合を例にとり、この表記法
を説明する。ここで、このような順で展開した場合、分
類Iの要素と分類IIの要素は直接関連を有し、分類IIの
要素と分類IIIの要素は直接関連を有し、分類Iの要素と
分類IIIの要素は直接関連を有さないことになる。
【0007】さて、この場合、QFDの表記法によれ
ば、たとえば、図11に示すように、要素間に直接の関
連のある2分類が、常に、行方向項目と列方向項目に分
かれるように、行方向分類と列方向分類に分け、各行に
各行方向分類の各要素を分類毎に割り当て、各列に各列
方向分類の各要素を分類毎に割り当て、対応する行に割
り当てられた要素と対応する列に割り当てられた要素が
直接関連を有する升に●を記した表が得られる。すなわ
ち、たとえば、左上角の●は、分類Iの要素Aは分類IIの
要素hと関連を有することを表している。
【0008】このようなQFDの表記法によれば、たと
えば、分類Iの要素Aは、要素Aが割り当てられた行中の
●より分類IIの要素hと関連し、この分類IIの要素hは、
要素hが割り当てられた列中の●より分類IIIの要素アに
関連しているといったように、表を追っていくことによ
り、分類Iの要素Aには、分類IIの要素hと分類IIIの要素
アが関連していることがわかる。したがって、このよう
な表を用いて、着目する要素に直接もしくは他の要素を
介して関連する他の要素を抽出していくことができるよ
うになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、製品の
要素や分類の数は多数となることも多く、このように場
合には、QFDの表記法によって作成した表の規模も大
きくなるため、作業者にとって取り扱いが容易ではなく
なる。
【0010】そこで、本発明は、複数の分類に分類され
た要素間の関係を、より取り扱いが容易な形態で提示す
ることを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題達成のために、
本発明は、複数の要素を分類した複数の分類のうち、一
部の分類を行方向に配置し、残る分類を列方向に配置し
た表によって、要素間の関連性の有無を表す設計支援装
置であって、行方向に配置した各分類について、当該分
類の要素のうち、当該要素と直接的もしくは他の要素を
介した間接的な関連性を有する要素が属する分類が複数
の分類となる要素に対しては要素各々に行を割り当て、
当該要素と直接的もしくは他の要素を介した間接的な関
連性を有する要素が一つの分類のみとなる要素に対して
は、直接的もしくは他の要素を介した間接的な関連性を
有する要素が属する分類毎に分けた集合の各々に行を割
り当て、列方向に配置した各分類について、当該分類の
要素のうち、当該要素と直接的もしくは他の要素を介し
た間接的な関連性を有する要素が属する分類が複数の分
類となる要素に対しては要素各々に列を割り当て、当該
要素と直接的もしくは他の要素を介した間接的な関連性
を有する要素が一つの分類のみとなる要素に対しては、
直接的もしくは他の要素を介した間接的な関連性を有す
る要素が属する分類毎に分けた集合の各々に列を割り当
て、対応する列と行に共に要素が割り当てられた升に、
当該行と列に割り当てられた2要素間の直接的な関連性
の有無を記した第1の表を作成する手段と、一方の集合
に属する要素が他方の集合の要素と関連性を有する2つ
の前記集合の組の各々について、一方の集合に属する要
素の各々に行を割り当て、他方の集合に属する要素の各
々に列を割り当て、各升に当該升に対応する行と列に割
り当てられた2要素間の直接的な関連性の有無を記した
第2の表を作成する手段と、前記第1の表と第2の表を
出力する手段とを有することを特徴とする設計支援装置
を提供する。
【0012】このような設計支援装置によれば、第1の
表では、ある分類の要素の集合の各要素と直接的もしく
は間接的に関連を有する要素の集合が、他の一つの分類
にのみ属する要素の集合となる場合には、これら集合に
属する要素間の関連性の有無の詳細は表示せず、この部
分については、第2の表において、この二つの分類の組
み合わせ毎に、これを表示する。したがって、ある特定
の分類に着目した作業を行う場合、作業者は、第1の表
と、この特定の分類の要素が含まれる第2の表のみを参
照し、この特定の分類の要素が含まれない第2の表につ
いては、これを参照することなしに、その作業を行うこ
とができるなど、表の取り扱いを容易化することがで
き、かつ、作業者は、要素間の関連性のうち作業に必要
な部分のみを参照して作業することができるので、作業
者の作業効率を向上させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て説明する。
【0014】まず、図1に、本実施形態に係る設計支援
装置の構成を示す。
【0015】図示するように、本設計支援装置は、各設
計の要素の設計値を表す設計情報と、各設計の要素の関
連性を定義した関連性データを管理制御する設計情報・
関連データベース1を備えている。 また、本設計支援
装置は、前記設計情報や関連性データの入力を受け付け
る入力部2と、要素を階層化する解析部4と、階層化し
た表を表示する表示部3とを有する。
【0016】ただし、本設計支援装置は、たとえば、図
2に示すように、CPU301や、主記憶302、ハー
ドディスク装置である外部記憶装置303a、他の外部
記憶装置である303b、通信制御装置304、キーボ
ードやポインティングデバイスなどの入力装置305、
表示装置などの出力装置306などを備えた、一般的な
構成を有する電子計算機上に構築することができる。
【0017】この場合、設計支援装置の各部は、CPU
301が主記憶302にロードされたプログラムを実行
することにより電子計算機上に具現化されるプロセスと
して実現される。
【0018】前述した主記憶302にロードされCPU
301によって実行されることにより、電子計算機上に
設計支援装置を構成するためのプログラムは、予め、外
部記憶装置303aに記憶され、必要に応じて主記憶3
02にロードされ、CPU301によって実行される。
または、可搬型の記憶媒体307、たとえば、CD-ROMを
扱う外部記憶装置303bを介して、直接、必要に応じ
て、可搬型の記憶媒体307から主記憶302にロード
され、CPU301によって実行される。もしくは、一
旦、可搬型の記憶媒体を扱う外部記憶装置303bを介
して、可搬型の記憶媒体307から、ハードディスク装
置などの外部記憶装置303a上にインストールされた
後、必要に応じて主記憶302にロードされ、CPU3
01によって実行される。また、このプログラムは通信
制御装置304を介して、電子計算機に供給されるもの
であってもよい。
【0019】次に、設計情報・関連データベース1に蓄
積する関連性データについて説明する。
【0020】本実施形態では、一例として、図3にQFD
の表記法に従って記した4分類の要素を対象とする場合
について説明する。
【0021】すなわち、本実施形態では、要素の分類と
して、要素A1〜A5よりなる分類Aと、要素B1〜B5より
なる分類Bと、要素X1〜X5よりなる分類Xと、要素Y1
〜Y5よりなる分類Yとを設定した場合を例にとる。ま
た、ここでは、分類X及びYを、分類A及びBに、QFDの
技法に従って展開したものとする。この場合、分類X及
びYと分類A及びB要素は直接関連を有し、分類Xの要素
と分類Yの要素は直接関連を有さず、分類Aの要素と分類
Bの要素は直接関連を有さない。図3において、●を記
した升に対応する行と列に割り当てられた2要素が直接
関連を有する。すなわち、たとえば、左上角の●は、分
類Xの要素X1は分類Aの要素A1と関連を有することを表し
ている。
【0022】さて、設計支援装置は、関連性データとし
て、図3に示した表を定義するデータを記憶する。具体
的には、図4の第1列に示す、全ての直接関連する2つ
の要素の組のそれぞれについて、その2つの要素名を並
べて記したリストと、表に含まれる各分類に含まれる要
素の情報と、各分類が表上で列方向の分類となるか行方
向の分類となるかの情報などが含まれる。ここで、図4
の第1列のリストのX1・A1は、要素X1とA1が直接関連性
を有することを表している。
【0023】なお、分類Xと分類Yは、たとえば顧客から
要求される、品質を定性的に表現する要素の分類、分類
Aと分類Bは、品質を定量的に表現する要素の分類であ
る。
【0024】以下、このような設計支援装置の動作につ
いて説明する。
【0025】図5に、本設計支援装置の行う処理の手順
を示す。
【0026】まず、入力部1が作業者より「ブロック
化」の指示を受け付けると(ステップ501)、解析部
4が、設計情報・関連データベース1から関連データ11
を取り込む(ステップ502)。
【0027】次に、解析部4は、各分類に集合を設定す
る(ステップ503)。
【0028】この設定では、まず、列方向の分類と行方
向の分類とがひとつづつ含まれる順列に各々に対応する
集合を設定し、順列中の第1番目にある分類に、その順
列に対応する集合を設定する。図3に示した表の場合
は、AX、AY、BX、BY、XA、XB、YA、YBの順列の各々に
対応するax、ay、bx、by、xa、xb、ya、ybの8つの集合
が得られ、たとえば、順列AX、AYの第1番目にある分類
はAであるので、その順列AX、AYに対応する集合ax、ay
が分類Aに設定される。また、各分類A、B、C、Dに対し
て、一つづつ残集合a、b、c、dを設定する。
【0029】次に、各分類の要素を、その分類に設定し
た集合に分ける(ステップ504)。たとえば、分類A
であれば、その要素を、集合ax、ayに属するものと、残
集合aに属するものに分ける。ここで、順列に対応して
設定した集合に含める要素は、その集合が設定された順
列の第2番目にある分類の要素とのみ直接関連性を有す
る要素とする。たとえば、図3の場合は、集合axが設定
された順列AXの第2番目にある分類Xの要素とのみ直接
関連性を有する分類Aの要素はA1、A2、A4、A5であるの
で、集合axに含める要素をA1、A2、A4、A5とし、集合ay
が設定された順列AYの第2番目にある分類Yの要素との
み直接関連性を有する分類Aの要素はないので、この集
合の要素は無しとする。そして、順列に対応して設定し
た集合に含めることのできなかった要素を、残集合の要
素とする。分類Aの場合は、集合ax、ayに含まれなかっ
た残りの要素A3が、残集合aの要素となる。
【0030】次に、行方向の各分類もしくは列方向の各
分類の一方ついて、各分類の残集合に含まれた各要素
に、直接的もしくは他の要素を介した間接的な関連性を
有する要素を抽出する(ステップ505)。
【0031】各分類の残集合に含まれた要素に、直接的
もしくは他の要素を介した間接的な関連性を有する要素
の抽出は、たとえば、図6に示す処理によって行う。
【0032】図示するように、この処理では、まず、各
分類の残集合に含まれた各要素を着目要素群と抽出要素
群の要素とする(ステップ61) 次に、関連性データを参照し、着目要素群の各要素に直
接関連する要素を抽出する(ステップ62)。この抽出
は、図4の第1列に示すリスト中において、設計値が変
更された要素名と並べて記述されている要素名を抽出す
ることに相当する。したがって、着目要素群に含められ
た分類Aの残集合aのA3に対しては、図4の第2列に示す
ように要素Y1とX2が抽出される。なお、これは、図3に
示した表に従って説明すれば、図7に示すように、要素A
3の列中の●の升の列の要素Y1とX2を抽出することに相
当する。
【0033】次に、抽出した各要素を抽出要素群に加
え、着目要素群の要素を抽出した各要素に書き換える
(ステップ64)。ただし、抽出した要素中の、既に抽
出要素群中に含まれている要素は、抽出要素群、着目要
素群に含めないようにする。
【0034】そして、以上のステップ62、64の処理
を、ステップ61で、新たに抽出要素群に加えるべき要
素、着目要素群を書き換えるべき要素が抽出されなくな
るまで、繰り返す(ステップ63)。
【0035】この結果、着目要素群に含められた分類A
の残集合aのA3に対しては、前述のように、図4の第2
列に示すように要素Y1とX2が抽出要素群に追加され、次
に、図4の第3列、図8に示すように要素Y1とX2に対し
て、それぞれ抽出された要素B1とA2が抽出要素群に
追加される。そして、抽出した要素B1とA2共、既に抽出
され抽出要素群に含められた要素Y1とX2以外、他のいづ
れの要素とも直接関連しないので、これで着目要素群に
含められた分類Aの残集合aのA3についての抽出は完了す
る。
【0036】そして、最後に抽出要素群に含まれる要素
のうち、いずれかの分類の残集合に含まれているものを
削除する(ステップ64)。
【0037】さて、図5に戻り、解析部4は、各分類に
ついて、その分類に設定した順列に対応する集合に含ま
れる要素のうち、ステップ504で抽出された要素、す
なわち、抽出要素群に含まれる要素を、その分類に対し
て設定した残集合に移動する(ステップ506)。たと
えば、分類Aであれば、集合axに含まれる要素A1、A2、A
4、A5のうち、要素A2は、抽出要素群に含まれているの
で、これを、残集合aに移動し、集合axの要素を、A1、A
4、A5とし、残集合の要素をA2、A3とする。
【0038】次に、表示部3は、各分類に対して設定さ
れた集合を受け取り、階層的な表を作成する(ステップ
507)。
【0039】最上位層の表の作成は、次のように行う。
【0040】まず、各分類の最上位層の表に表す項目
を、その分類の残集合に含まれる各要素と、その分類に
対して設定した順列に対応する集合のうち、少なくとも
一つの要素を含む集合とする。分類Aの場合は、残集合a
に含まれる要素A2、A3と、集合axが、最上位層の表に表
す項目となる。
【0041】次に、行方向の分類の最上位層の表に表す
項目については行方向に、列方向の最上位層の表に表す
項目については列方向に並べた表を作成する。そして、
表中の対応する列、行とも要素である升については、そ
の二つの要素が直接関連性を有する場合にのみ●を記
す。また、表中の対応する列、行とも集合である升につ
いては、その集合に対応する順列に含まれる2つの分類
が一致する場合にのみ●を記す。その他の升については
●を記さない。ただし、このような升については、他の
記号を記すようにしてもよいし、記号を記さないように
してもよい。
【0042】結果、図9の太線枠で示した集合axとbyに
対応する領域とxaとybに対応する領域を、それぞれ1升
にまとめた最上位層の表が、図10(a)のように得ら
れる。
【0043】次に、第2層の表の作成は、次のように行
う。
【0044】最上位層の表の項目となった二つの集合の
組み合わせのうち、集合に対応する順列に含まれる2つ
の分類が一致する二つの集合の組を抽出する。図10
(a)の最上位層の表に対しては、最上位層の表の項目
がax,by,xa,ybであるので、axとxaの組と、byとybの組
が抽出される。次に、抽出した各組について表を作成す
る。
【0045】すなわち、行方向の分類に設定された方の
集合に属する要素を行方向に並べ、列方向の分類に設定
された方の集合に属する要素を列方向に並べた表を作成
し、対応する列、行の二つの要素が直接関連性を有する
升にのみ●を記す。結果、図10の(b1)、(b2)
に示すように、axとxaの組と、byとybの組に対応する二
つの表が作成される。
【0046】図5に戻り、次に、表示部3は、作成した
表を表示する(ステップ508)。
【0047】すなわち、まず最上位層の表を表示し、入
力部1を介して、作業者より、最上位層の表上の、対応
する列、行とも集合である升であって、これら集合に対
応する順列に含まれる2つの分類が一致する升が選択さ
れたならば、対応する列の集合と行の集合の組に対して
作成した第2層の表を表示する。
【0048】以上、本発明の実施形態について説明し
た。
【0049】以上のように、本実施形態によれば、最上
位層の表として、任意の第1の分類の要素のうち任意の
第2の分類の要素にのみ関連する各要素と、第2の分類
の要素のうち第1の分類の要素にのみ関連する各要素に
代えて、第1の分類の要素のうち第2の分類の要素にの
み関連する要素の集合と、第2の分類の要素のうち第1
の分類の要素にのみ関連する要素の集合とを表の項目と
した表を表示し、この2つの集合の要素間の関連性につ
いては、第2層の表として表示する。
【0050】このように複数の表に階層化された表は、
階層化しない場合に比べ、表のサイズが小さく、取り扱
いが容易である。また、本実施形態で示した表の階層化
の手法によれば、ある特定の分類に着目した作業を行う
場合、作業者は、最上位層の表と、この特定の分類の要
素が含まれる第2層の表のみを参照し、この特定の分類
の要素が含まれない第2層の表については、これを参照
することなしに、その作業を行うことができるなど、取
り扱いが容易であり、かつ、要素間の関連性のうち作業
に必要な部分のみを参照して作業することができるの
で、作業者の作業効率を向上させることができる。
【0051】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、本発明
は、複数の分類に分類された要素間の関係を、より取り
扱いが容易な形態で提示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る設計支援装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態に係る設計支援装置に用いる
ことのできるハードウエアの構成を示したブロック図で
ある。
【図3】検討項目の要素間の関連性の例ををQFD技法に
従って表した表である。
【図4】本発明の実施形態に係る関連性データを表した
図である。
【図5】本発明の実施形態に係る設計支援装置の動作を
示したフローチャートである。
【図6】本発明の実施形態に係る設計支援装置の動作を
示したフローチャートである。
【図7】本発明の実施形態おいて行う関連性を有する要
素抽出のようすを示した図である。
【図8】本発明の実施形態おいて行う関連性を有する要
素抽出のようすを示した図である。
【図9】本発明の実施形態に係る階層的な表の作成のよ
うすを示した図である。
【図10】本発明の実施形態に係る階層的な表を示した
図である。
【図11】分類された要素間の関連性をQFD技法に従っ
て表した表の例である。
【符号の説明】
1 設計情報・関連データベース、2 入力部、3 表
示部、4 解析部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の要素を分類した複数の分類のうち、
    一部の分類を行方向に配置し、残る分類を列方向に配置
    した表によって、要素間の関連性の有無を表す設計支援
    装置であって、 行方向に配置した各分類について、当該分類の要素のう
    ち、当該要素と直接的もしくは他の要素を介した間接的
    な関連性を有する要素が属する分類が複数の分類となる
    要素に対しては要素各々に行を割り当て、当該要素と直
    接的もしくは他の要素を介した間接的な関連性を有する
    要素が一つの分類のみとなる要素に対しては、直接的も
    しくは他の要素を介した間接的な関連性を有する要素が
    属する分類毎に分けた集合の各々に行を割り当て、列方
    向に配置した各分類について、当該分類の要素のうち、
    当該要素と直接的もしくは他の要素を介した間接的な関
    連性を有する要素が属する分類が複数の分類となる要素
    に対しては要素各々に列を割り当て、当該要素と直接的
    もしくは他の要素を介した間接的な関連性を有する要素
    が一つの分類のみとなる要素に対しては、直接的もしく
    は他の要素を介した間接的な関連性を有する要素が属す
    る分類毎に分けた集合の各々に列を割り当て、対応する
    列と行に共に要素が割り当てられた升に、当該行と列に
    割り当てられた2要素間の直接的な関連性の有無を記し
    た第1の表を作成する手段と、 一方の集合に属する要素が他方の集合の要素と関連性を
    有する2つの前記集合の組の各々について、一方の集合
    に属する要素の各々に行を割り当て、他方の集合に属す
    る要素の各々に列を割り当て、各升に当該升に対応する
    行と列に割り当てられた2要素間の直接的な関連性の有
    無を記した第2の表を作成する手段と、前記第1の表と
    第2の表を出力する手段とを有することを特徴とする設
    計支援装置。
  2. 【請求項2】複数の要素を分類した複数の分類のうち、
    一部の分類を行方向に配置し、残る分類を列方向に配置
    した、要素間の関連性の有無を表す表を作成する表作成
    方法であって、 行方向に配置した各分類について、当該分類の要素のう
    ち、当該要素と直接的もしくは他の要素を介した間接的
    な関連性を有する要素が属する分類が複数の分類となる
    要素に対しては要素各々に行を割り当て、当該要素と直
    接的もしくは他の要素を介した間接的な関連性を有する
    要素が一つの分類のみとなる要素に対しては、直接的も
    しくは他の要素を介した間接的な関連性を有する要素が
    属する分類毎に分けた集合の各々に行を割り当て、列方
    向に配置した各分類について、当該分類の要素のうち、
    当該要素と直接的もしくは他の要素を介した間接的な関
    連性を有する要素が属する分類が複数の分類となる要素
    に対しては要素各々に列を割り当て、当該要素と直接的
    もしくは他の要素を介した間接的な関連性を有する要素
    が一つの分類のみとなる要素に対しては、直接的もしく
    は他の要素を介した間接的な関連性を有する要素が属す
    る分類毎に分けた集合の各々に列を割り当て、対応する
    列と行に共に要素が割り当てられた升に、当該行と列に
    割り当てられた2要素間の直接的な関連性の有無を記し
    た第1の表を作成するステップと、 一方の集合に属する要素が他方の集合の要素と関連性を
    有する2つの前記集合の組の各々について、一方の集合
    に属する要素の各々に行を割り当て、他方の集合に属す
    る要素の各々に列を割り当て、各升に当該升に対応する
    行と列に割り当てられた2要素間の直接的な関連性の有
    無を記した第2の表を作成するステップとを有すること
    を特徴とする表作成方法。
  3. 【請求項3】電子計算機によって読み取られ実行される
    プログラムを記憶した記憶媒体であって、 前記プログラムは、複数の要素を分類した複数の分類の
    うち、一部の分類を行方向に配置し、残る分類を列方向
    に配置した、要素間の関連性の有無を表す表を作成する
    ためのプログラムであって、前記電子計算機に、 行方向に配置した各分類について、当該分類の要素のう
    ち、当該要素と直接的もしくは他の要素を介した間接的
    な関連性を有する要素が属する分類が複数の分類となる
    要素に対しては要素各々に行を割り当て、当該要素と直
    接的もしくは他の要素を介した間接的な関連性を有する
    要素が一つの分類のみとなる要素に対しては、直接的も
    しくは他の要素を介した間接的な関連性を有する要素が
    属する分類毎に分けた集合の各々に行を割り当て、列方
    向に配置した各分類について、当該分類の要素のうち、
    当該要素と直接的もしくは他の要素を介した間接的な関
    連性を有する要素が属する分類が複数の分類となる要素
    に対しては要素各々に列を割り当て、当該要素と直接的
    もしくは他の要素を介した間接的な関連性を有する要素
    が一つの分類のみとなる要素に対しては、直接的もしく
    は他の要素を介した間接的な関連性を有する要素が属す
    る分類毎に分けた集合の各々に列を割り当て、少なくと
    も、対応する列と行に共に要素が割り当てられた升に、
    当該行と列に割り当てられた2要素間の直接的な関連性
    の有無を記した第1の表を作成するステップと、 一方の集合に属する要素が他方の集合の要素と関連性を
    有する2つの前記集合の組の各々について、一方の集合
    に属する要素の各々に行を割り当て、他方の集合に属す
    る要素の各々に列を割り当て、各升に当該升に対応する
    行と列に割り当てられた2要素間の直接的な関連性の有
    無を記した第2の表を作成するステップと、 前記第1の表と第2の表を出力するステップとを実行さ
    せることを特徴とする記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2013108628A1 (ja) * 2012-01-18 2013-07-25 Necシステムテクノロジー株式会社 情報管理装置、情報管理方法およびプログラム
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