JP5948499B2 - 自動二輪車の物品収納構造 - Google Patents

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Description

本発明は、自動二輪車の物品収納構造に関する。
自動二輪車の物品収納構造としては、乗車シートの下に物品収納部が設けられ、この物品収納部内に外部電気機器の充電を行うことのできる電源供給ソケットを配置したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
日本国特許第4905288号公報
ところで、上記特許文献1に記載の物品収納構造においては、例えば、外部電気機器の充電を行う場合、乗車シートを上げて物品収納部を開ける必要があるが、このためには、自動二輪車を停止させて降車しなければならず、非常に煩雑であった。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、外部電気機器の電源供給ソケットへの着脱操作を容易に行うことができる自動二輪車の物品収納構造を提供することにある。
本発明の自動二輪車の物品収納構造は、車両前部に設けられたハンドルと、前記ハンドルの後方に配置された乗車シートと、車両外側を覆うカバー部材と、前記カバー部材の内側に配置され、物品を収納可能な物品収納部と、前記物品収納部の開口部を開閉する蓋部材と、前記物品収納部内に設けられて外部電気機器に接続可能な電源供給ソケットと、を備える自動二輪車の物品収納構造であって、前記電源供給ソケットのソケット接続口が、前記開口部に臨む位置に配置される。
上記自動二輪車の物品収納構造において、前記カバー部材は、ヘッドパイプの前方を覆うフロントカバーと、前記ヘッドパイプの後方を覆うリアカバーと、を有し、前記開口部が、前記リアカバーの車体後方に向く後方壁面に設けられてもよい。
上記自動二輪車の物品収納構造において、前記ソケット接続口は、前記開口部の開口中央に対して車幅方向に偏倚して設けられると共に、前記開口中央に向かって開口してもよい。
上記自動二輪車の物品収納構造において、前記開口部は、車幅方向中心線よりも左側又は右側に設けられ、前記ソケット接続口は、車幅方向内側に向いて設けられてもよい。
上記自動二輪車の物品収納構造において、前記物品収納部の収納空間は、前記開口部に対向する第1奥壁を備える第1収納空間と、前記第1奥壁よりも車両前方寄り且つ車幅方向内側に位置する第2奥壁を備える第2収納空間と、を有し、前記ソケット接続口が前記第1奥壁に設けられてもよい。
上記自動二輪車の物品収納構造において、前記第2収納空間は、前記第1収納空間よりも車両下方側にオフセットして配置されてもよい。
上記自動二輪車の物品収納構造において、前記第2収納空間の外側壁が、フロントカバーの外側面に沿うように、且つ車両前方に向かうに従って前記第2収納空間の内側壁に近づくように傾斜して形成されてもよい。
上記自動二輪車の物品収納構造によれば、電源供給ソケットのソケット接続口が、開口部に臨む位置に配置される。したがって、開口部からソケット接続口へのアクセスを容易にして、外部電気機器の電源供給ソケットへの着脱操作を容易に行うことができる。
また、開口部が、リアカバーの車体後方に向く後方壁面に設けられるため、開口部が運転者に向けて形成される。このため、乗車シートに座った状態で物品の出し入れができるので、外部電気機器の電源供給ソケットへの着脱操作を更に容易に行うことができる。
さらに、ソケット接続口が、開口部の開口中央に対して車幅方向に偏倚して設けられると共に、開口中央に向かって開口している。したがって、外部電気機器のソケット接続口への着脱操作時の操作者の手の位置を開口中央に位置させて、手を開口部の縁部から離すことができる。これにより、操作者の手が縁部に接触するのを回避することができるので、外部電気機器の電源供給ソケットへの着脱操作を更に容易に行うことができる。
また、物品収納部の開口部が、車幅方向中心線よりも左側又は右側に設けられ、ソケット接続口が、車幅方向内側に向いて設けられる。したがって、例えば、乗車シートに座った状態で物品の出し入れができ、外部電気機器の電源供給ソケットへの着脱操作を更に容易に行うことができる。
さらに、ソケット接続口が、開口部に近く開口部に対向する第1奥壁に設けられる。したがって、ソケット接続口が開口部から見やすい位置に配置されて、外部電気機器の電源供給ソケットへの着脱操作を更に容易に行うことができる。また、収納物品が、第1収納空間よりも奥の第2収納空間側に収納されるので、ソケット接続口が収納物品によって隠れることがなく、外部電気機器の着脱操作が妨げられることはない。
また、第2収納空間が、第1収納空間よりも車両下方側にオフセットして配置される。したがって、収納物品は自重により第2収納空間の方に落ち込むように収納される。このため、収納物品が第1収納空間に設けられたソケット接続口から離れる位置に収納されるので、外部電気機器の電源供給ソケットへの着脱操作を更に容易に行うことができる。また、第2収納空間は下方に延びる収納空間であるので、物品の出し入れを容易に行うことができる。
さらに、第2収納空間の外側壁が、フロントカバーの外側面に沿うように、且つ車両前方に向かうに従って第2収納空間の内側壁に近づくように傾斜して形成される。したがって、第2収納空間が第1収納空間よりも車幅方向内側に配置される。このため、第2収納空間に収納される物品によってソケット接続口が隠れてしまうのを回避することができるので、外部電気機器の電源供給ソケットへの着脱操作を更に容易に行うことができる。また、第2収納空間の外側壁が、フロントカバーの外側面に沿うように形成されるため、フロントカバーのデザインの自由度を向上して、自動二輪車の外観性を良好にすることができる。
本発明に係る物品収納構造の一実施形態が採用された自動二輪車を説明する左側面図である。 図1に示す自動二輪車を上方から見た平面図である。 図1に示す自動二輪車の跨ぎ部分を車両後方から見た図である。 図1に示す物品収納部の蓋部を開けた状態を示す拡大斜視図である。 図1に示す物品収納部のフロントカバーの内側に取り付けられた状態を説明する斜視図である。 図5に示す物品収納部の上面図である。 図5に示す物品収納部の左側面図である。 図5に示す物品収納部を車両前方から見た図である。
以下、図1〜図8を参照して、本発明の一実施形態である鞍乗型車両の自動二輪車1について、具体的に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとし、また、図中に示す、Fr,Rr,U,D,R,Lは実施形態における車両の前方向,後方向,上方向,下方向,右方向,左方向を示すものである。
本実施形態の自動二輪車1は、図1に示すように、車体フレーム10を備え、この車体フレーム10は、その車両前部10aに設けられるヘッドパイプ15と、ヘッドパイプ15から後方且つ下方に延びるダウンチューブ52と、ダウンチューブ52の中間部から略後方に延びる前フレーム51と、ダウンチューブ52の下端から後方に延びるロアチューブ53と、ロアチューブ53の後端から上方に延びた後、後方且つ上方に延びるリアフレーム62と、を備える。そして、車体フレーム10は、カバー部材20により外側が覆われている(図2参照)。
また、自動二輪車1は、ヘッドパイプ15に回転自在に取り付けられるフロントフォーク17と、フロントフォーク17の上端部に取り付けられるハンドル11と、フロントフォーク17の下端部に回転自在に取り付けられる前輪18と、ロアチューブ53の後端部に上下にスイング可能に取り付けられるパワーユニット55と、パワーユニット55の後端部に取り付けられる後輪19と、パワーユニット55の後端とリアフレーム62との間に取り付けられるリアショック54と、備える。
なお、図1中の符号63はフロントフェンダ、64はリアフェンダ、65はサイドスタンド、66は排気管、67は消音器である。また、運転者Mは、ハンドル11の後方に配置された乗車シート12に着座し、足を後述する低床部57に載せ、ハンドル11を握って乗車する。
カバー部材20は、ヘッドパイプ15の前方を覆うフロントカバー20fと、ヘッドパイプ15の後方を覆うリアカバー20rと、リアカバー20rの下縁に連なり後方に延びるサイドカバー20sと、サイドカバー20sの前部の下縁に連なり略水平に形成される低床部57と、を有する。また、リアカバー20rと乗車シート12とにより、乗車シート12の前方側に跨ぎ空間RSが形成されている。
そして、本実施形態では、図1及び図2に示すように、フロントカバー20fとリアカバー20rとの間の空間の車幅方向左側に物品を収納可能な物品収納部30が設けられている。
物品収納部30は、図1〜図3に示すように、その開口部30aを開閉する蓋部材31を備える。また、開口部30aは、リアカバー20rの車体後方に向く後方壁面20rbにおいて車幅方向中心線CLよりも左側に形成されている。即ち、物品収納部30の開口部30aは、車体後方に向かって開口している。従って、例えば、運転者Mは、乗車シート12に座った状態で手を伸ばして蓋部材31を開閉することができる。
蓋部材31は、例えば、図4に示すように、下方側に開閉ヒンジ31hを備えて上下方向に開閉(矢印X方向)する構造となっている。また、蓋部材31は、その上端右側に係止フック31fを備えている。係止フック31fは、上部壁33wに形成される収納部側係止部39(図6参照)の係合孔39aに係脱自在な構造となっている。また、蓋部材31は、閉じた状態において、リアカバー20rの後方壁面20rbに略沿う形状に形成されている。
また、物品収納部30は、図5〜図8に示すように、蓋部材31から車両前方且つ下方に延びる収納空間30sを内部に有しており、この収納空間30sは、収納深さ(開口部30aから車両前方側への深さ)の浅い寸法L1の第1収納空間30fiと、第1収納空間30fiに連通して、収納深さの深い寸法L2の第2収納空間30seと、を有する。
第1収納空間30fiは、収納空間30sにおける車幅方向左側且つ後方寄りの空間である。第1収納空間30fiは、開口部30aから車両前方に向かって浅い寸法L1で開口部30aに対向する略垂直な第1奥壁31wと、第1奥壁31wの上側で略水平方向に延びる上部壁33wと、第1奥壁31wの下側で車両後方に延びて車両上下方向の底(垂直方向の深さ寸法H1)を形成する第1下部壁31wbと、第1奥壁31wの左側で垂直方向且つ車両後方に延びる左側部壁31wsと、開口部30aを覆う蓋部材31と、により上下前後左側が覆われる空間である。
第2収納空間30seは、収納空間30sにおける車幅方向右側且つ前方寄りの空間である。第2収納空間30seは、開口部30aから車両前方に向かって深い寸法L2で第1奥壁31wよりも車両前方寄り且つ車幅方向内側に位置する略垂直な第2奥壁32wと、第2奥壁32wの上側で略水平方向に延びる上部壁33w及び車両前方に向かって若干下方へ傾斜する傾斜上部壁34w,35wと、第2奥壁32wの下側で車両後方に延びて上下方向の底(垂直方向の深さ寸法H2)を形成する第2下部壁32wbと、第2奥壁32wの左側で車両後方に延びる外側壁32uwと、第2奥壁32wの右側で車両後方に延びる内側壁32iwと、第2下部壁32wbの後端から車両後方に向かって上方へ傾斜する手前壁32wfと、開口部30aを覆う蓋部材31と、により上下前後左右側が覆われる空間である。また、第2収納空間30seは、第1収納空間30fiよりも車両前方側且つ下方側に深い空間として形成されている。
このように、第1収納空間30fiと第2収納空間30seは、図7に示すように、側面視において、垂直方向の深さ寸法H1の浅い第1下部壁31wbと垂直方向の深さ寸法H2の深い第2下部壁32wbとの2段構造となっており、第2収納空間30seは、第1収納空間30fiよりも車両下方側にオフセットして配置されている。また、図8に示すように、前方視において、物品収納部30の車両右側の壁面構造は、略垂直面を形成しているが、車両左側の壁面構造は、傾斜壁面32wkを有して下方に向かって幅狭になるような傾斜面を形成している。
また、図6に示すように、第2収納空間30seの外側壁32uwは、フロントカバー20fの外側面20fuに沿うように、且つ車両前方に向かうに従って第2収納空間30seの内側壁32iwに近づくように傾斜して形成されている。
なお、本実施形態の物品収納部30においては、特に制限するものではないが、図5〜図8に示すように、外側面に突設された複数の取り付け部38を介して、フロントカバー20fの内側あるいは車体フレーム10に適宜保持されている。
また、図4に示すように、物品収納部30内には、第1奥壁31wに電源供給ソケット40が設けられている。この電源供給ソケット40は、例えば、携帯電話などの外部電気機器100(図4参照)の接続端子部100tを接続するためのソケット接続口40aを備えている。この物品収納部30は、外部電気機器100を収納可能な大きさ(図7参照)に構成されている。
また、ソケット接続口40aは、不図示の接続端子が露出した状態でもよいが、本実施形態では、ソケット接続口40aの接続端子を保護する目的で、図4に示すように、ソケット接続口40aを覆うソケット蓋40afが設けられている。また、このソケット蓋40afは、ソケット接続口40aに対して、取り外し可能な構造あるいは適宜ヒンジ構造を有して開閉自在な構造の何れでもよい。
電源供給ソケット40のソケット接続口40aは、図3及び図4に示すように、物品収納部30の第1奥壁31wに設けられ、物品収納部30の外部に向いて開口部30aに臨む位置に配置されている。従って、乗車シート12側から見た場合、蓋部材31を開けたときに、開口部30aからソケット接続口40aを見ることができるような配置となっている。
また、図4及び図6に示すように、電源供給ソケット40のソケット接続口40aは、開口部30aの開口中央30acに対して車幅方向外側に偏倚して設けられると共に、開口中央30acに向かって開口している。
また、電源供給ソケット40は、図5及び図6に示すように、略円筒形状のソケット本体41を備えている。このソケット本体41は、第1奥壁31wの裏側(前方側)において車両前方且つ車幅方向外側に傾斜して配置されている。従って、ソケット接続口40aは、車幅方向内側に向いて設けられている。また、ソケット本体41の先端側の導線接続部41b,41bには、バッテリに接続された導線47,47が接続されている。
以上説明したように、本実施形態の自動二輪車1の物品収納構造によれば、電源供給ソケット40のソケット接続口40aが、物品収納部30の開口部30aに臨む位置にある第1奥壁31wに設けられる。したがって、蓋部材31を開いたときにソケット接続口40aが開口部30aから見やすい位置に配置される。このため、開口部30aからソケット接続口40aへのアクセスを容易にして、外部電気機器100の電源供給ソケット40への着脱操作を容易に行うことができる。
また、本実施形態の自動二輪車1の物品収納構造によれば、物品収納部30の開口部30aが、リアカバー20rの後方壁面20rbに設けられる。したがって、開口部30aが車両後方の運転者Mに向けて形成される。このため、乗車シート12に座った状態で物品の出し入れができるので、外部電気機器100の電源供給ソケット40への着脱操作を更に容易に行うことができる。
また、本実施形態の自動二輪車1の物品収納構造によれば、物品収納部30の開口部30aが、車幅方向中心線CLよりも左側に設けられ、電源供給ソケット40のソケット接続口40aが、車幅方向内側に向いて設けられる。したがって、例えば、乗車シート12に座った状態で物品の出し入れができ、外部電気機器100の電源供給ソケット40への着脱操作を更に容易に行うことができる。
また、本実施形態の自動二輪車1の物品収納構造によれば、電源供給ソケット40のソケット接続口40aが、物品収納部30の開口部30aの開口中央30acに対して車幅方向外側に偏倚して設けられると共に、開口中央30acに向かって開口している。したがって、外部電気機器100のソケット接続口40aへの着脱操作時の操作者の手の位置を開口中央30acに位置させて、手を開口部30aの縁部30aeから離すことができる。これにより、操作者の手が縁部30aeに接触するのを回避することができるので、外部電気機器100の電源供給ソケット40への着脱操作を更に容易に行うことができる。
本実施形態の自動二輪車1の物品収納構造によれば、電源供給ソケット40のソケット接続口40aが、物品収納部30の開口部30aに近く開口部30aに対向する第1奥壁31wに設けられる。したがって、ソケット接続口40aが開口部30aから見やすい位置に配置されて、外部電気機器100の電源供給ソケット40への着脱操作を更に容易に行うことができる。また、収納物品が、第1収納空間30fiよりも奥の第2収納空間30se側に収納されるので、ソケット接続口40aが収納物品によって隠れることがなく、外部電気機器100の着脱操作が妨げられることはない。
また、本実施形態の自動二輪車1の物品収納構造によれば、第2収納空間30seが、第1収納空間30fiよりも車両下方側にオフセットして配置される。したがって、収納物品は自重により第2収納空間30seの方に落ち込むように収納される。このため、収納物品が第1収納空間30fiに設けられたソケット接続口40aから離れる位置に収納されるので、外部電気機器100の電源供給ソケット40への着脱操作を更に容易に行うことができる。また、第2収納空間30seは下方に延びる収納空間であるので、物品の出し入れを容易に行うことができる。
また、本実施形態の自動二輪車1の物品収納構造によれば、第2収納空間30seの外側壁32uwが、フロントカバー20fの外側面20fuに沿うように、且つ車両前方に向かうに従って第2収納空間30seの内側壁32iwに近づくように傾斜して形成される。したがって、第2収納空間30seが第1収納空間30fiよりも車幅方向内側に配置される。このため、第2収納空間30seに収納される物品によってソケット接続口40aが隠れてしまうのを回避することができるので、外部電気機器100の電源供給ソケット40への着脱操作を更に容易に行うことができる。また、第2収納空間30seの外側壁32uwが、フロントカバー20fの外側面20fuに沿うように形成されるため、フロントカバー20fのデザインの自由度を向上して、自動二輪車1の外観性を良好にすることができる。
なお、本発明は上記実施形態に例示したものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態では、物品収納部30を車両左側に配置したが、これに限定されず、車両右側に配置してもよい。
また、上記実施形態では、物品収納部30の蓋部材31は、上下方向に開閉する構造としたが、これに限定されず、水平方向に開閉する構造としてもよい。
本出願を詳細にまた特定の実施態様を参照して説明したが、本発明の精神と範囲を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にとって明らかである。本出願は、2013年5月31日出願の日本特許出願(特願2013-116400)に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。
1 自動二輪車
10 車体フレーム
10a 車両前部
11 ハンドル
12 乗車シート
15 ヘッドパイプ
20 カバー部材
20f フロントカバー
20fu 外側面
20r リアカバー
20rb 後方壁面
30 物品収納部
30a 開口部
30ac 開口中央
30s 収納空間
30fi 第1収納空間
30se 第2収納空間
31 蓋部材
31w 第1奥壁
32iw 内側壁
32uw 外側壁
32w 第2奥壁
40 電源供給ソケット
40a ソケット接続口
100 外部電気機器
CL 車幅方向中心線

Claims (5)

  1. 車両前部(10a)に設けられたハンドル(11)と、
    前記ハンドル(11)の後方に配置された乗車シート(12)と、
    車両外側を覆うカバー部材(20)と、
    前記カバー部材(20)の内側に配置され、物品を収納可能な物品収納部(30)と、
    前記物品収納部(30)の開口部(30a)を開閉する蓋部材(31)と、
    前記物品収納部(30)内に設けられて外部電気機器(100)に接続可能な電源供給ソケット(40)と、を備える自動二輪車(1)の物品収納構造であって、
    前記電源供給ソケット(40)のソケット接続口(40a)が、前記開口部(30a)に臨む位置に配置され、
    前記物品収納部(30)の収納空間(30s)は、
    前記開口部(30a)に対向する第1奥壁(31w)を備える第1収納空間(30fi)と、
    前記第1奥壁(31w)よりも車両前方寄り且つ車幅方向内側に位置する第2奥壁(32w)を備える第2収納空間(30se)と、を有し、
    前記ソケット接続口(40a)が前記第1奥壁(31w)に設けられ、
    前記第2収納空間(30se)の外側壁(32uw)が、フロントカバー(20f)の外側面(20fu)に沿うように、且つ車両前方に向かうに従って前記第2収納空間(30se)の内側壁(32iw)に近づくように傾斜して形成されたことを特徴とする自動二輪車(1)の物品収納構造。
  2. 前記カバー部材(20)は、ヘッドパイプ(15)の前方を覆うフロントカバー(20f)と、前記ヘッドパイプ(15)の後方を覆うリアカバー(20r)と、を有し、
    前記開口部(30a)が、前記リアカバー(20r)の車体後方に向く後方壁面(20rb)に設けられたことを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車(1)の物品収納構造。
  3. 前記ソケット接続口(40a)は、前記開口部(30a)の開口中央(30ac)に対して車幅方向に偏倚して設けられると共に、前記開口中央(30ac)に向かって開口していることを特徴とする請求項1または2に記載の自動二輪車(1)の物品収納構造。
  4. 前記開口部(30a)は、車幅方向中心線(CL)よりも左側又は右側に設けられ、
    前記ソケット接続口(40a)は、車幅方向内側に向いて設けられたことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の自動二輪車(1)の物品収納構造。
  5. 前記第2収納空間(30se)は、前記第1収納空間(30fi)よりも車両下方側にオフセットして配置されることを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車(1)の物品収納構造。
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