JP5624002B2 - 鞍乗り型車両のモバイル端末支持構造 - Google Patents

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Description

本発明は、鞍乗り型車両のモバイル端末支持構造に関する。
従来、鞍乗り型車両において、シート下の収納ボックス内の底部に、電源供給ソケットを備えた防水性のバッグを設け、携帯電話等のモバイル端末を電源供給ソケットに接続しつつ上記バッグ内に収納するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−40087号公報
しかしながら、上記従来の鞍乗り型車両では、収納ボックス内の底部に設けた上記バッグ内にモバイル端末を収納して支持するため、バッグの上にさらに物品を収納した場合、モバイル端末を出し入れする度に、上記物品を出し入れする必要があり、また、モバイル端末より下方に物品を配置した場合であっても、物品の出し入れの度にモバイル端末をよけなければならず、シート下のスペースを有効に利用できないことがあるという課題がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、モバイル端末を、シート下のスペースを確保しながら収納品の出し入れが容易な形態で、鞍乗り型車両のシートの下方にコンパクトに収納できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、上方に開口部を有する収納部(50)と、前記開口部を塞ぐ開閉可能なシート(60,260,360)とを備え、前記収納部(50)と前記シート(60,260,360)とによって形成される空間内にモバイル端末(110)を電源供給可能に収容する鞍乗り型車両のモバイル端末支持構造において、前記シート(60,260,360)のクッション(61)を支持するシート底板(62,262,362)に、モバイル端末(110)を支持するモバイル端末支持部(65,265,365)、及び、前記モバイル端末(110)の電源供給線(100)を支持する電線支持部(70,270,370)を設けたことを特徴とする。
この構成によれば、シートのクッションを支持するシート底板に、モバイル端末を支持するモバイル端末支持部、及び、モバイル端末の電源供給線を支持する電線支持部を設けることで、シート下のデッドスペースにモバイル端末及び電源供給線を支持できるため、モバイル端末をシート下のスペースを確保しながら収納品の出し入れが容易な形態で鞍乗り型車両のシートの下方にコンパクトに収納できる。また、クッションを支持するシート底板に設けられるモバイル端末支持部でモバイル端末を支持するため、振動を減衰でき、モバイル端末に伝わる振動を低減できる。
また、上記構成において、前記電源供給線(100)は、前記クッション(61)と前記シート底板(62,262,362)との間を通される構成としても良い。
この場合、電源供給線は、クッションとシート底板との間を通されるため、電源供給線を隠すことができるとともに、電源供給線がシート底板の下方に垂れて邪魔になることを防止できる。また、電源供給線を支持するための専用の部材を設けることなく簡単な構成で電源供給線を支持できる。
また、前記モバイル端末(110)は、前記シート底板(62,262,362)と前記クッション(61)とで挟まれて支持されても良い。
この場合、モバイル端末は、シート底板とクッションとで挟まれて支持されるため、車両からモバイル端末に伝わる振動を効果的に減衰できる。また、モバイル端末を支持するための専用の部材を設けることなく簡単な構成でモバイル端末を支持できる。
また、前記シート(60,260,360)は、ヒンジ(29)を介して開閉自在に設けられ、前記電源供給線(100)は、前記電線支持部(70,270,370)によって前記ヒンジ(29)の近傍に支持されて前記モバイル端末支持部(65,265,365)へ延びる構成であっても良い。
この場合、電源供給線は、電線支持部によってヒンジの近傍に支持されてモバイル端末支持部へ延びるため、シートが開閉される際の電源供給線の撓み量を小さくでき、電源供給線を短くできるとともに、シートの開閉の際に電源供給線が邪魔になることを防止できる。
さらに、前記収納部(50)は前記ヘルメット(H)をその開口(H1)を下方に向けて収納するものであって、前記モバイル端末支持部(65,265)は上面視において前記ヘルメット(H)の頂部(H3)を避けた位置に配置される構成としても良い。
この場合、シートの下方の収納部にヘルメットがその開口を下方に向けて収納され、モバイル端末支持部は上面視においてヘルメットの頂部を避けた位置に配置されるため、ヘルメットとシートとの間のデッドスペースを有効利用してモバイル端末をコンパクトに収納できる。
また、前記シート(360)の下方にヘルメット(H)を収納可能な収納部(50)を備え、当該収納部(50)は前記ヘルメット(H)をその開口(H1)を上方に向けて収納するものであって、前記モバイル端末支持部(365)は、前記ヘルメット(H)の前記開口(H1)に対応する位置に配置される構成としても良い。
この場合、シートの下方の収納部にヘルメットがその開口を上方に向けて収納され、モバイル端末支持部は、ヘルメットの開口に対応する位置に配置されるため、ヘルメットの内側とシートとの間のデッドスペースを有効利用してモバイル端末をコンパクトに収納できる。
また、前記モバイル端末(110)は、充電可能に前記電源供給線(100)に接続されるものであって、前記モバイル端末(110)の充電を制御する充電ユニット(57)は、前記収納部(50)の下部に形成される電装品収納部(54)に収納される構成であっても良い。
この場合、モバイル端末の充電を制御する充電ユニットは、収納部の下部に形成される電装品収納部に収納されるため、充電ユニットからモバイル端末支持部まで延びる電源供給線の長さを短くできる。
また、前記電装品収納部(54)には、バッテリ(55)と前記充電ユニット(57)に接続されるECU(56)とが収納され、前記電装品収納部(54)の後下方に車両のエンジン(E)が配置される構成であっても良い。
この場合、電装品収納部に、バッテリ、充電ユニット及びECUがまとめて収納されるため、メンテナンス性が向上する上、電装品収納部の後方のエンジンにバッテリやECUから延びる各種ハーネス類を短くできる。
本発明に係る鞍乗り型車両のモバイル端末支持構造では、シート底板に、モバイル端末支持部、及び、電線支持部を設けることで、シート下のデッドスペースにモバイル端末及び電源供給線を支持できるため、シート下の収納スペースを犠牲にすることなく、且つ、収納品やモバイル端末の出し入れに不便なことがないように、モバイル端末を鞍乗り型車両のシートの下方にコンパクトに収納できる。また、クッションを支持するシート底板に設けられるモバイル端末支持部でモバイル端末を支持するため、振動を減衰でき、モバイル端末に伝わる振動を低減できる。
また、電源供給線は、クッションとシート底板との間を通されるため、電源供給線を隠すことができるとともに、電源供給線がシート底板の下方に垂れて邪魔になることを防止できる。また、電源供給線を支持するための専用の部材を設けることなく簡単な構成で電源供給線を支持できる。
また、シート底板とクッションとでモバイル端末を挟んで支持するため、車両からモバイル端末に伝わる振動を効果的に減衰できる。また、モバイル端末を支持するための専用の部材を設けることなく簡単な構成でモバイル端末を支持できる。
さらに、電源供給線は、電線支持部によってヒンジの近傍に支持されるため、シートが開閉される際の電源供給線の撓み量を小さくでき、電源供給線を短くできるとともに、シートの開閉の際に電源供給線が邪魔になることを防止できる。
また、モバイル端末支持部は、上面視において開口を下方に向けて収納されるヘルメットの頂部を避けた位置に配置されるため、ヘルメットとシートとの間のデッドスペースを有効利用してモバイル端末をコンパクトに収納できる。
また、モバイル端末支持部は、開口を上方に向けて収納されるヘルメットの開口に対応する位置に配置されるため、ヘルメットの内側とシートとの間のデッドスペースを有効利用してモバイル端末をコンパクトに収納できる。
また、充電ユニットは、収納部の下部の電装品収納部に収納されるため、充電ユニットからモバイル端末支持部まで延びる電源供給線の長さを短くできる。
さらに、電装品収納部に、バッテリ、充電ユニット及びECUがまとめて収納されるため、メンテナンス性が向上する上、電装品収納部の後方のエンジンにバッテリやECUから延びる各種ハーネス類を短くできる。
本発明の第1の実施の形態に係る自動二輪車の左側面図である。 収納ボックス及び乗車用シートの前部を側方から見た断面図である。 ECU、バッテリ及び充電ユニットの接続を示すブロック図である。 充電ユニットの充電の処理を示すフローチャートである。 乗車用シートを上方から見た平面図である。 図5のVI−VI断面図である。 第2の実施の形態において収納ボックス及び乗車用シートの前部を側方から見た断面図である。 乗車用シートを上方から見た平面図である。 図8のIX−IX断面図である。 第3の実施の形態において収納ボックス及び乗車用シートの前部を側方から見た断面図である。 第1の実施の形態のモバイル端末支持部において携帯電話を支持する他の構造を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態に係る自動二輪車について図面を参照して説明する。なお、以下の説明に用いる図面において、矢印FRは車両前方を、矢印UPは車両上方を、矢印LHは車両の左方をそれぞれ示しており、以下の説明ではこれらの方向を適宜用いるものとする。
なお、以下の実施形態では、モバイル端末として携帯電話を例に説明するが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、モバイル端末は、携帯型ナビゲーション装置やPDA(Personal Digital Assistants)であっても良い。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る自動二輪車の左側面図である。
図1に示すように、スクーター型の自動二輪車1(鞍乗り型車両)の車体フレームFは、前輪WFを懸架した一対のフロントフォーク11を操向可能に支承するヘッドパイプ13と、ヘッドパイプ13に前端部が結合されるメインフレーム14と、メインフレーム14の後部に車幅方向に延びて設けられるクロスパイプ15と、クロスパイプ15の両端部に前端部がそれぞれ連設される左右一対のリヤフレーム16,16(紙面手前側のリヤフレーム16のみ示す)とを備えて構成される。バー状の操向ハンドル12は、フロントフォーク11の上部に連結されている。
メインフレーム14は、ヘッドパイプ13から後下がりに傾斜したダウンフレーム部14aと、ダウンフレーム部14aの下端からほぼ水平に後方へ延びるロアフレーム部14bとを一体に有し、単一のパイプが屈曲成形されて成る。
各リヤフレーム16は、クロスパイプ15から後上がりに傾斜して上方に延びる立ち上がりフレーム部16aと、立ち上がりフレーム部16aの後端から後方に延びるシートレール部16bとを一体に有し、単一のパイプが屈曲成形されて成る。左右のシートレール部16b,16bの前部及び後部の間には、クロスパイプ16c,16dが掛け渡されている。
車体フレームFには、リヤフレーム16,16の前部に設けられるリンク機構17を介して上下に揺動可能なユニットスイング式のパワーユニットPが連結され、後輪WRはパワーユニットPの後部に軸支される。パワーユニットPは、後輪WRの前方側に配置されるエンジンEと、後輪WRの左側方に位置する伝動装置Mとを一体に備えている。
左側のリヤフレーム16に設けられた支持板18とパワーユニットPの後部との間には、リヤクッションユニット19が設けられる。
エンジンEのシリンダヘッド20の上部側壁には、吸気管21が接続されており、吸気管21は、後輪WRの左側方に配置されるエアクリーナボックス22に気化器23を介して接続される。気化器23には、気化器23のスロットル開度を検出するスロットル開度センサ47が設けられている。
シリンダヘッド20の下部側壁には、後輪WRの右側方を通って後方に延びる排気管24が接続され、排気管24の後端には排気マフラー25が接続される。
エンジンEの点火装置49は、シリンダヘッド20の前部に設けられている。エンジンEには、エンジンEの回転数を検出する回転数センサ48が設けられるとともに、エンジンEの後部の右側部には、エンジンEの回転によって発電するジェネレーター53が設けられている。
左右のリヤフレーム16,16の間には、エンジンEの上方に配置される収納ボックス50(収納部)が支持されている。収納ボックス50は、上部の開口部をタンデム型の乗車用シート60(シート)によって覆われている。乗車用シート60は、収納ボックス50の前側上部に設けられるヒンジ部29(ヒンジ)を介して前後方向に回動可能に設けられており、乗車用シート60を回動させることで、収納ボックス50は開閉される。
収納ボックス50の後方には、燃料タンク28がリヤフレーム16,16の間に支持されている。
車体フレームF、エンジンE、収納ボックス50及び燃料タンク28は、樹脂製の車体カバー30で覆われている。図1では、車体右側の車体カバー30の図示は省略されている。車体カバー30は、ヘッドパイプ13を前方から覆うフロントカウル31と、ヘッドパイプ13及びダウンフレーム部14aを後方から覆うセンターカウル32と、センターカウル32の下部に連設されるステップフロア33と、フロントカウル31、センターカウル32及びステップフロア33の両側を連結する左右一対のレッグシールド34,34と、ロアフレーム部14bを側方から覆ってレッグシールド34,34の下部から後方に延びる左右一対の上部サイドアンダーカウル35,35と、上部サイドアンダーカウル35,35の下縁から下方に延びる左右一対の下部サイドアンダーカウル36,36と、乗車用シート60の下方で収納ボックス50を前方から覆うアンダーフロントカバー39と、乗車用シート60の下方で収納ボックス50及び燃料タンク28とともにリヤフレーム16の上部を側方から覆ってアンダーフロントカバー39の左右両側に連接される左右一対のリヤサイドカバー37,37と、リヤフレーム16の下部を左側方から覆うようにして左側のリヤサイドカバー37の下部に連設される左アンダーサイドカバー38と、リヤフレーム16の下部を右側方から覆うようにして右側のリヤサイドカバー37の下部に連設される右アンダーサイドカバー(不図示)とを備える。
左アンダーサイドカバー38及び上記右アンダーサイドカバーの下方には、乗車用シート60の後部に着座した同乗者が足を載せるピリオンステップ45がそれぞれ設けられる。操向ハンドル12の中央部はハンドルカバー42で覆われており、ヘッドライト43はハンドルカバー42の前部に設けられている。フロントカウル31の左右両側には、ウインカ44がそれぞれ設けられる。
運転者が自動二輪車1の電源のON/OFFを切り替えるイグニッションスイッチ装置46は、センターカウル32の上部に設けられている。
図2は、収納ボックス50及び乗車用シート60の前部を側方から見た断面図である。
収納ボックス50は、上面50Aが開口した箱型に形成されており、底面51と、底面51の周縁部から上方へ立設された側壁部52とを有し、乗員用の略球状のヘルメットHを収納可能な大きさを有している。ヘルメットHは、装着の際に乗員の頭部が通る下部開口H1をその下部に有するとともに、その前部の窓部をシールド部H2によって覆われている。収納ボックス50は、ヘルメットHを、下部開口H1が底面51に載置された状態で、前面のシールド部H2が前方を指向する向きで収納ボックス50の前部に位置決めして収納可能なように構成されている。
収納ボックス50の前部には、底面51から下方に膨出するように形成された電装品収納部54が設けられており、この電装品収納部54には、後方側から順に、バッテリ55、エンジンE等を制御するECU56、及び、収納ボックス50の上部に収納された携帯電話110に接続される充電ユニット57とが収納されている。電装品収納部54の上部の開口は、底面51と略面一の蓋板54aによって開閉可能に塞がれている。バッテリ55は、ジェネレーター53からの電力によって充電される。
充電ユニット57と携帯電話110とを接続する充電コード100(電源供給線)は、電装品収納部54の前壁部の孔部に設けられたグロメット54bを介して収納ボックス50の外側に導出され、前側の側壁部52とアンダーフロントカバー39との間を配索されて上方に延び、その後、側壁部52の上部に形成された導入孔52aを介して収納ボックス50内に導入される。
図3は、ECU56、バッテリ55及び充電ユニット57の接続を示すブロック図である。
図3に示すように、ECU56は、イグニッションスイッチ装置46、スロットル開度センサ47、回転数センサ48、点火装置49、バッテリ55、及び、充電ユニット57にハーネス等によって接続されており、ECU56は、スロットル開度センサ47及び回転数センサ48の検出値に基づいて、点火装置49の動作を制御し、エンジンEを制御する。
充電ユニット57は、バッテリ55に接続され、バッテリ55の電力によって携帯電話110に充電する装置である。充電ユニット57は、充電コード100が接続されるユニット側コネクタ57aと、ユニット側コネクタ57Aに接続され、充電コード100を介して携帯電話110と通信を行う通信部57bと、携帯電話110への充電の制御を行う充電制御部57cと、バッテリ55からの電力を供給する電力供給部57dと、電力供給部57dからの電力を携帯電話110の仕様に対応した電力に変換するとともに、ユニット側コネクタ57aに接続される電力変換部57eとを有している。
充電コード100は、ユニット側コネクタ57aに接続されるコネクタ100aを一端に有し、携帯電話110の充電用端子110aに接続されるコネクタ100bを他端に有している。コネクタ100bは、携帯電話110の機種に対応したアダプタ111を介して充電用端子110aに接続される。アダプタ111は、種々の携帯電話に対応して複数種が用意される。
図4は、充電ユニット57の充電の処理を示すフローチャートである。図4に示す処理は、所定の時間間隔で繰り返し行われる。
図3及び図4に示すように、まず、充電制御部57cは、ECU56からの信号に基づいて、イグニッションスイッチ装置46がONであるか否かを判別する(ステップS1)。イグニッションスイッチ装置46がONではないと判別された場合(ステップS1:No)、充電制御部57cは、携帯電話110の充電をせずに充電の処理を終了する。
イグニッションスイッチ装置46がONであると判別された場合(ステップS1:Yes)、充電制御部57cは、通信部57bからの信号に基づき、携帯電話110が充電コード100を介して充電ユニット57に接続されているか否かを判別する(ステップS2)。
携帯電話110が充電ユニット57に接続されていると判別された場合(ステップS2:Yes)、充電制御部57cは、バッテリ55の電力を携帯電話110に対応した電力に変換して携帯電話110に供給する制御を行い、携帯電話110の充電を開始する(ステップS3)。携帯電話110が充電ユニット57に接続されていないと判別された場合(ステップS2:No)、充電制御部57cは、携帯電話110の充電をせず、又、充電中である場合は充電を停止して充電の処理を終了する(ステップS4)。充電制御部57cは、携帯電話110が充電ユニット57から取り外された場合や、携帯電話110との通信に基づいて充電の完了を検知した場合には、携帯電話110の充電を停止する。
本第1の実施の形態では、携帯電話110が充電ユニット57に接続された状態で長期に亘って放置されたとしても、運転者の意思で操作されるイグニッションスイッチ装置46がONでなければ充電されないため、バッテリ55の過放電を防止できる。
図2に示すように、乗車用シート60は、ウレタン製のクッション部61と、前後に延びてクッション部61を下方から支持する樹脂製のシート底板62と、クッション部61を覆うシート表皮63とを備えて構成される。シート表皮63は、クッション部61を覆うように取り付けられるとともに、その周縁部がシート底板62の下面に回り込むように設けられ、シート底板62の下面の外縁部に沿ってタッカー止め等によって固定される。
ヒンジ部29は、シート底板62の前端と収納ボックス50の前部の側壁部52の上部との間に設けられている。
シート底板62の下面と収納ボックス50の側壁部52の上縁部との間には、ゴム等により構成されるシール部材(不図示)が設けられており、このシール部材によって、収納ボックス50に水や塵埃等が侵入することが防止される。
また、乗車用シート60は、ロック機構(不図示)によって収納ボックス50を閉じた状態で施錠できるように構成されている。
シート底板62の中央部には、円形の開口62bが形成されており、開口62bからは、クッション部61の一部が下方に突出したヘルメット支持部61bが収納ボックス50内に露出している。ヘルメットHは、その頂部H3がヘルメット支持部61bに押圧されることで収納ボックス50内に確実に支持される。
図5は、乗車用シート60を上方から見た平面図である。
図2及び図5に示すように、シート底板62の前部の下面には、板状の携帯電話110を支持するモバイル端末支持部65と、携帯電話110の充電コード100(電源供給線)を支持する電線支持部70とが設けられている。
モバイル端末支持部65は、シート底板62の下面の一部を下方に膨出させるようにしてポケット状に構成されており、この膨出部66の後面には、携帯電話110をモバイル端末支持部65に出し入れ可能な開口部66aが形成されている。膨出部66は、シート底板62の基部62aと略平行な底板部66bと、底板部66bの左右の縁部と基部62aとを繋ぐ左右一対の側板部66cと、底板部66bの前縁と基部62aとを繋ぐ前板部66dとを有している。
底板部66bに対向するシート底板62の基部62aの部分には開口部67が形成されており、クッション部61の下面が下方に突出したクッション突出部61aは、開口部67からモバイル端末支持部65の内部に突出している。
モバイル端末支持部65に収納された携帯電話110は、底板部66bとクッション突出部61aとの間にクッション突出部61aの弾性力によって狭持されることで支持される。このように、ウレタン製のクッション突出部61aで携帯電話110を挟んで支持するため、車体から携帯電話110に伝わる振動をクッション突出部61aによって減衰することができる。ここで、底板部66bにもスポンジ等のクッション材を設けても良い。
モバイル端末支持部65の前板部66dには、貫通孔68が形成されており、充電コード100は、この貫通孔68を通ってモバイル端末支持部65の内部に導入される。
図6は、図5のVI−VI断面図である。
図2、図5及び図6に示すように、電線支持部70は、ヒンジ部29とモバイル端末支持部65との間に設けられている。電線支持部70は、シート底板62の一部を下方に突出させるようにしてフック状に形成され、車両の前方から見た場合、断面L字状となっており、基部62aから下方に延びる下方延出部70aと、下方延出部70aの下端から側方に延びる支持板部70bとを有している。支持板部70bに対向する基部62aの部分には、クッション部61が露出する開口部69が形成されている。充電コード100は、L字の電線支持部70の開放部側から電線支持部70内に嵌め込まれる。
収納ボックス50の導入孔52aから収納ボックス50内の前部の上部に導入された充電コード100は、ヒンジ部29の近傍の後方に設けられた電線支持部70に支持されて、先端のコネクタ100bがモバイル端末支持部65に導入される。このように、充電コード100を電線支持部70で支持してヒンジ部29の近傍を通すため、乗車用シート60が開閉される際の充電コード100の撓み量を小さくでき、充電コード100を短くできるとともに、乗車用シート60の開閉の際に充電コード100が邪魔になることを防止できる。
モバイル端末支持部65及び電線支持部70は、収納ボックス50に収納されるヘルメットHの頂部H3よりも前方に設けられている。ヘルメットHの頂部H3は円弧状に形成されているため、収納ボックス50内の頂部H3の前方のスペースは空きスペースとなるが、本第1の実施の形態では、頂部H3の前方にモバイル端末支持部65及び電線支持部70を設けてデッドスペースに携帯電話110を支持できるため、携帯電話110を乗車用シート60の下方にコンパクトに収納することができる。
ここで、ヘルメットHの頂部H3は、ヘルメットHを収納ボックス50に収納した際に、ヘルメットHの姿勢によらず最も上に来る部位を指している。例えば、シールド部H2が斜め上の前方を向くようにヘルメットHが傾斜して収納される構成であっても、この際の頂部H3の前方のスペースに携帯電話110を収納することで、乗車用シート60下の収納スペースを犠牲にすることなく、且つ、ヘルメットH等の収納品や携帯電話110の出し入れに不便なことがないように携帯電話110をコンパクトに収納できる。
運転者は、乗車用シート60を、図1に2点鎖線で示すように前方に回動させて、収納ボックス50を開いた状態とすることで、携帯電話110をモバイル端末支持部65に収納することができる。具体的には、運転者は、モバイル端末支持部65内の充電コード100に携帯電話110を接続し、開口部66aに携帯電話110を差し込むことで、携帯電話110に充電しつつ、携帯電話110をモバイル端末支持部65に収納できる。この際、乗車用シート60は開かれて後上がりに傾斜しているため、運転者は、上方から滑り込ませるようにして携帯電話110を差し込むことができ、携帯電話110の落下等を心配することなく、容易に携帯電話110を差し込むことができる。
また、回動中心となるヒンジ部29の近傍にモバイル端末支持部65を設けることで、充電コード100を短くできる。
さらに、携帯電話110がヘルメットH等の荷物の上方のシート底板62に支持されるため、携帯電話110をモバイル端末支持部65に着脱する際に、荷物を移動させる必要がなく、容易に携帯電話110を着脱することができる。また、荷物を出し入れする際に、携帯電話110をモバイル端末支持部65から取り外す必要がない。
また、上述のシール部材でシールされている収納ボックス50に携帯電話110を収納するため、携帯電話110を水や塵埃等から保護できる。また、乗車用シート60を閉じた状態で上記ロック機構で施錠しておくことで、モバイル端末支持部65の携帯電話110の盗難を防止できる。モバイル端末支持部65及び電線支持部70は、シート底板62を樹脂成形する際に一体に設けることができ、容易に形成することができる。
以上説明したように、本発明を適用した第1の実施の形態によれば、乗車用シート60のクッション部61を支持するシート底板62に、携帯電話110を支持するモバイル端末支持部65、及び、携帯電話110の充電コード100を支持する電線支持部70を設けることで、乗車用シート60下のデッドスペースに携帯電話110及び充電コード100を支持できるため、携帯電話110を、乗車用シート60下のスペースを確保しながらヘルメットH等の収納品の出し入れが容易な形態で自動二輪車1の乗車用シート60の下方にコンパクトに収納できる。また、クッション部61を支持するシート底板62に設けられたモバイル端末支持部65で携帯電話110を支持するため、振動を減衰でき、車両から携帯電話110に伝わる振動を低減できる。
また、携帯電話110は、底板部66bとクッション部61のクッション突出部61aとで挟まれて支持されるため、車両から携帯電話110に伝わる振動を効果的に減衰できる。また、携帯電話110を支持するための専用の部材を設けることなく簡単な構成で携帯電話110を支持できる。
さらに、充電コード100は、電線支持部70によってヒンジ部29の近傍に支持されてモバイル端末支持部65へ延びるため、乗車用シート60が開閉される際の充電コード100の撓み量を小さくでき、充電コード100を短くできるとともに、乗車用シート60の開閉の際に充電コード100が邪魔になることを防止できる。
また、乗車用シート60の下方の収納ボックス50にヘルメットHが下部開口H1を下方に向けて収納され、モバイル端末支持部65は上面視においてヘルメットHの頂部H3を避けた前方の位置に配置されるため、乗車用シート60のシート高を無用に高くすることなく、ヘルメットHと乗車用シート60との間のデッドスペースを有効利用して携帯電話110をコンパクトに収納できる。
また、携帯電話110の充電を制御する充電ユニット57は、収納ボックス50の下部に形成される電装品収納部54に収納されるため、充電ユニット57からモバイル端末支持部65まで延びる充電コード100の長さを短くできる。
また、電装品収納部54に、バッテリ55、充電ユニット57及びECU56がまとめて収納されるため、メンテナンス性が向上する上、電装品収納部54の後方のエンジンEにバッテリ55やECU56から延びる各種ハーネス類を短くできる。
なお、上記第1の実施の形態は本発明を適用した一態様を示すものであって、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。
上記の第1の実施の形態では、箱型の収納ボックス50をヒンジ部29を介して回動する乗車用シート60で塞ぐものとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、締結具等によって車体に固定されて着脱自在な乗員用シートによって、乗員用シートの下方に設けられた車体側の窪み等の収納部を覆う構成において、この乗員用シートのシート底板にモバイル端末支持部を設けて携帯電話等のモバイル端末を支持しても良い。
[第2の実施の形態]
以下、図7〜図9を参照して、本発明を適用した第2の実施の形態について説明する。この第2の実施の形態において、上記第1の実施の形態と同様に構成される部分については、同符号を付して説明を省略する。
上記第1の実施の形態では、モバイル端末支持部65はヘルメットHの頂部H3を避けた前方の位置に配置されるとともに、充電コード100は、シート底板62の一部が下方に突出したフック状の電線支持部70に支持されるものとして説明したが、本第2の実施の形態では、モバイル端末支持部265はヘルメットHの頂部H3を避けた後方の位置に配置されるとともに、充電コード100は乗車用シート260の内部を通って支持される点が、上記第1の実施の形態と異なっている。
図7は、第2の実施の形態において収納ボックス50及び乗車用シート260の前部を側方から見た断面図である。図8は、乗車用シート260を上方から見た平面図である。図9は、図8のIX−IX断面図である。
乗車用シート260(シート)は、ヒンジ部29を介して収納ボックス50に回動自在に支持され、収納ボックス50の上面50Aの開口を塞ぐ。
乗車用シート260は、クッション部61と、前後に延びてクッション部61を下方から支持する樹脂製のシート底板262と、クッション部61を覆ってシート底板262に固定されるシート表皮63とを備えて構成される。
シート底板262は、携帯電話110を支持するモバイル端末支持部265と、シート底板262とクッション部61との間に充電コード100を支持する電線支持部270とを有している。
モバイル端末支持部265は、上記第1の実施の形態のモバイル端末支持部65と同様に構成される支持部を、ヘルメット支持部61bの後方のシート底板262に形成したものである。
電線支持部270は、シート底板262の基部62aに設けられるコード通し孔271と、乗車用シート260の内部において、基部62aの上面とクッション部61の下面との間に充電コード100を狭持する狭持部272とを備えている。コード通し孔271は、ヒンジ部29の近傍においてヘルメット支持部61bの前方に位置し、充電コード100は、コード通し孔27からシート底板262の前部の内部に導入される。
狭持部272は、シート底板262の一部がフック状にクッション部61側へ上方に突出したコード支持部266を、ヘルメット支持部61bの一側方に有し、狭持部272を通る充電コード100は、コード支持部266によって位置を規制され、ヘルメット支持部61bを避けるようにヘルメット支持部61bの一側方を通ってモバイル端末支持部265まで延びている。このように、充電コード100の位置をコード支持部266で規制するため、充電コード100がヘルメット支持部61b側に出て来ることを防止できる。
狭持部272の後端部は、モバイル端末支持部265の内部に連続しており、充電コード100は、収納ボックス50内ではその大部分が乗車用シート260の内部を通されている。狭持部272では、充電コード100はクッション部61の弾性力によって狭持される。
本第2の実施の形態によれば、充電コード100は、クッション部61の下面とシート底板262に上面との間を通されて狭持部272で支持されるため、充電コード100を隠すことができるとともに、充電コード100がシート底板262の下方に垂れて邪魔になることを防止できる。また、充電コード100を支持するための専用の部材を設けることなく簡単な構成で充電コード100を支持できる。
また、モバイル端末支持部265の開口部66aがヒンジ部29の反対側に開口していることで、乗車用シート260を上方に開けた際に携帯電話110の落下等を防止でき、さらに、本第2の実施の形態のように、収納ボックス50の後部に位置する後部側壁部52b等の縦壁部に臨むように開口部66aが開口していれば、乗車用シート260を閉じた状態では、携帯電話110は縦壁部によって抜け止めされて脱落を防止され、特別な抜け止め部等を設ける必要がなくなるため、なお良い。
また、ヘルメットHの頂部H3の後方のデッドスペースを利用して、携帯電話110をコンパクトに収納できる。
[第3の実施の形態]
以下、図10を参照して、本発明を適用した第3の実施の形態について説明する。この第3の実施の形態において、上記第1の実施の形態と同様に構成される部分については、同符号を付して説明を省略する。
上記第1の実施の形態では、ヘルメットHは下部開口H1を下方に向けて収納ボックス50に収納されるものとして説明したが、本第3の実施の形態では、ヘルメットHが下部開口H1を上方に向けて収納される点が、上記第1の実施の形態と異なっている。
図10は、第3の実施の形態において収納ボックス50及び乗車用シート360の前部を側方から見た断面図である。
収納ボックス50の底面51の前部には、ヘルメットHの頂部H3を支持するヘルメット支持部51aが形成されており、ヘルメットHは、ヘルメット支持部51aに支持されることで、下部開口H1を上方に向けて配置される。
乗車用シート360(シート)は、ヒンジ部29を介して収納ボックス50に回動自在に支持され、収納ボックス50の上面50Aの開口を塞ぐ。
乗車用シート360は、クッション部61と、前後に延びてクッション部61を下方から支持する樹脂製のシート底板362と、クッション部61を覆ってシート底板362に固定されるシート表皮63とを備えて構成される。
シート底板362は、上記第1の実施の形態のモバイル端末支持部65及び電線支持部70と同様に構成されるモバイル端末支持部365及び電線支持部370を有しているが、本第3の実施の形態では、モバイル端末支持部365及び電線支持部370は、ヘルメットHの下部開口H1に重なるように、上記第1の実施の形態よりもわずかに後方に移動した位置に設けられている。
すなわち、携帯電話110は、下部開口H1内に位置するモバイル端末支持部365に支持される。
本第3の実施の形態によれば、乗車用シート360の下方の収納ボックス50にヘルメットHが下部開口H1をシート底板362に対向するように上方に向けて収納され、モバイル端末支持部365は、ヘルメットHの下部開口H1に対応する位置に配置されるため、ヘルメットHの内側とシート底板362との間のデッドスペースを有効利用して、乗車用シート360下の収納スペースを犠牲にすることなく、且つ、ヘルメットH等の収納品や携帯電話110の出し入れに不便なことがないように携帯電話110をコンパクトに収納できる。
なお、上記実施の形態は本発明を適用した一態様を示すものであって、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。
図11は、第1の実施の形態のモバイル端末支持部65において携帯電話110を支持する他の構造を示す断面図である。
上記第1の実施の形態では、クッション突出部61aが直接携帯電話110に当接するようにしているが、これに限らず、図11に示すように、クッション部61と携帯電話110との間にシート底板62から一体に舌状の上板部462を延ばし、この上板部462を介して、クッション部61や上板部462の弾性によって携帯電話110を狭持する構成としても良い。なお、上板部462はシート底板62とは別体の部品であっても良い。また、上記第2及び第3の実施の形態においても、図11のようにモバイル端末支持部265,365を構成して、携帯電話110を支持しても良い。
1 自動二輪車(鞍乗り型車両)
29 ヒンジ部(ヒンジ)
50 収納ボックス(収納部)
54 電装品収納部
55 バッテリ
56 ECU
57 充電ユニット
60,260,360 乗車用シート(シート)
61 クッション部(クッション)
62,262,362 シート底板
65,265,365 モバイル端末支持部
70,270,370 電線支持部
100 充電コード(電源供給線)
110 携帯電話(モバイル端末)
E エンジン
H ヘルメット
H1 下部開口(開口)
H3 頂部

Claims (8)

  1. 上方に開口部を有する収納部(50)と、前記開口部を塞ぐ開閉可能なシート(60,260,360)とを備え、前記収納部(50)と前記シート(60,260,360)とによって形成される空間内にモバイル端末(110)を電源供給可能に収容する鞍乗り型車両のモバイル端末支持構造において、
    前記シート(60,260,360)のクッション(61)を支持するシート底板(62,262,362)に、モバイル端末(110)を支持するモバイル端末支持部(65,265,365)、及び、前記モバイル端末(110)の電源供給線(100)を支持する電線支持部(70,270,370)を設けたことを特徴とする鞍乗り型車両のモバイル端末支持構造。
  2. 前記電源供給線(100)は、前記クッション(61)と前記シート底板(62,262,362)との間を通されることを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両のモバイル端末支持構造。
  3. 前記モバイル端末(110)は、前記シート底板(62,262,362)と前記クッション(61)とで挟まれて支持されることを特徴とする請求項1または2に記載の鞍乗り型車両のモバイル端末支持構造。
  4. 前記シート(60,260,360)は、ヒンジ(29)を介して開閉自在に設けられ、前記電源供給線(100)は、前記電線支持部(70,270,370)によって前記ヒンジ(29)の近傍に支持されて前記モバイル端末支持部(65,265,365)へ延びることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の鞍乗り型車両のモバイル端末支持構造。
  5. 前記収納部(50)は前記ヘルメット(H)をその開口(H1)を下方に向けて収納するものであって、前記モバイル端末支持部(65,265)は上面視において前記ヘルメット(H)の頂部(H3)を避けた位置に配置されることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の鞍乗り型車両のモバイル端末支持構造。
  6. 前記収納部(50)は前記ヘルメット(H)をその開口(H1)を上方に向けて収納するものであって、前記モバイル端末支持部(365)は、前記ヘルメット(H)の前記開口(H1)に対応する位置に配置されることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の鞍乗り型車両のモバイル端末支持構造。
  7. 前記モバイル端末(110)は、充電可能に前記電源供給線(100)に接続されるものであって、前記モバイル端末(110)の充電を制御する充電ユニット(57)は、前記収納部(50)の下部に形成される電装品収納部(54)に収納されることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の鞍乗り型車両のモバイル端末支持構造。
  8. 前記電装品収納部(54)には、バッテリ(55)と前記充電ユニット(57)に接続されるECU(56)とが収納され、前記電装品収納部(54)の後下方に車両のエンジン(E)が配置されることを特徴とする請求項7記載の鞍乗り型車両のモバイル端末支持構造。
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