JP7296421B2 - 車両 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に関する。
従来から、外部機器を接続するための接続端子を備えた車両が知られている。
このような技術として、例えば、ハンドルカバーの後部に外部機器接続端子が設けられる技術が開示されている(例えば、特許文献1を参照)。
また、例えば、サイドカウルの上面に外部機器接続端子が設けられる技術が開示されている(例えば、特許文献2を参照)。
さらに、例えば、車体カバー内側の収納容器内に外部機器接続端子を設ける技術が開示されている(例えば、特許文献3を参照)。
特開2019-172162号公報 特開2018-047868号公報 WO2014/192587号公報
しかしながら、従来の技術では、外部機器を接続するための接続端子を設ける技術が開示されているものの、外部機器の接続端子を車両に搭載するためには、盗難防止性および防水性の観点から周囲を追加のカバーで覆うか、もしくは収納空間内に配置する必要があり、レイアウトの自由度およびコストに対する問題があった。
本発明は、前記した点に鑑みてなされたものであり、追加のカバーや収納空間を設けることなく、外部機器接続機構を設置することができ、盗難防止性および防水性を確保することのできる車両を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、車両の乗員が操舵を入力するハンドルと、車両の車輪を支持するフロントフォークと、を少なくとも含む操舵系と、前記操舵系に取り付けられ、前記ハンドルの転舵に伴い転舵される車体カバーと、を備える車両において、前記車体カバーの車幅方向内側と、前記フロントフォークの中心よりも車幅方向外側との間に、外部機器と接続するための接続端子を有する外部機器接続機構を設け、前記外部機器接続機構は、車両側面視にて少なくとも一部が前記フロントフォークと重なるように配置されていることを特徴とする。
本発明は、車両の乗員が操舵を入力するハンドルと、車両の車輪を支持するフロントフォークと、を少なくとも含む操舵系と、前記操舵系に取り付けられ、前記ハンドルの転舵に伴い転舵される車体カバーと、を備える車両において、前記車体カバーの車幅方向内側と、前記フロントフォークの中心よりも車幅方向外側との間に、外部機器と接続するための接続端子を有する外部機器接続機構を設け、前記車両は、前記フロントフォークの上端に固定されるトップブリッジをさらに備え、前記外部機器接続機構は、前記操舵系が操作されていない場合に、少なくとも一部が前記トップブリッジの上端よりも下方で、前記フロントフォークよりも前方に位置することを特徴とする。
本発明は、車両の乗員が操舵を入力するハンドルと、車両の車輪を支持するフロントフォークと、を少なくとも含む操舵系と、前記操舵系に取り付けられ、前記ハンドルの転舵に伴い転舵される車体カバーと、を備える車両において、前記車体カバーの車幅方向内側と、前記フロントフォークの中心よりも車幅方向外側との間に、外部機器と接続するための接続端子を有する外部機器接続機構を設け、前記車体カバーの車幅方向内側に前記外部機器接続機構を固定するためのステーが設けられ、前記ステーの前記車体カバーに対する複数の固定箇所の内少なくとも1つは、前記車体カバーを構成する第1カバーおよび第2カバーに共締めされることを特徴とする。
本発明によれば、車体カバーの車幅方向内側とフロントフォークの車幅方向外側との間の空間は、狭くて通常はデッドスペースである空間であるが、この空間に外部機器接続機構を設けることで、スペースを有効利用し、乗員から操作しやすく、かつ外部機器接続機構の周囲をカバーなどで覆うことなく、盗難防止性を向上させることができる。
本実施の形態に係る車両の構成を示す側面図である。 本実施の形態における外部機器接続機構を示す車両の後方から見た斜視図である。 本実施の形態における外部機器接続機構を示す車両の上方から見た斜視図である。 本実施の形態における外部機器接続機構を示す車両の斜め後方から見た斜視図である。 本実施の形態における外部機器接続機構を示す車両の内側から見た斜視図である。 本実施の形態における外部機器接続機構を示す車両の後方から見た斜視図である。 本実施の形態におけるステーを示す車両の内側から見た斜視図である。 本実施の形態におけるステーを示す車両の後方から見た斜視図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、説明中、前後左右および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示す。
[実施の形態]
図1は、本発明の実施の形態に係る鞍乗り型車両10の側面図である。
鞍乗り型車両10は、車体フレーム11と、車体フレーム11に支持されるパワーユニット12と、前輪13を操舵自在に支持するフロントフォーク14と、後輪15を支持するスイングアーム16と、乗員用のシート17とを備える車両である。
鞍乗り型車両10は、乗員がシート17に跨るようにして着座する車両である。シート17は、車体フレーム11の後部の上方に設けられる。
車体フレーム11は、車体フレーム11の前端部に設けられるヘッドパイプ18と、ヘッドパイプ18の後方に位置するフロントフレーム19と、フロントフレーム19の後方に位置するリアフレーム20とを備える。フロントフレーム19の前端部は、ヘッドパイプ18に接続される。
シート17は、リアフレーム20に支持される。
フロントフォーク14は、ヘッドパイプ18によって左右に操舵自在に支持される。前輪13は、フロントフォーク14の下端部に設けられる車軸13aに支持される。乗員が把持する操舵用のハンドル21は、フロントフォーク14の上端部に取り付けられる。
スイングアーム16は、車体フレーム11に支持されるピボット軸22に支持される。ピボット軸22は、車幅方向に水平に延びる軸である。スイングアーム16の前端部には、ピボット軸22が挿通される。スイングアーム16は、ピボット軸22を中心に上下に揺動する。
後輪15は、スイングアーム16の後端部に設けられる車軸15aに支持される。
パワーユニット12は、前輪13と後輪15との間に配置され、車体フレーム11に支持される。
パワーユニット12は、内燃機関である。パワーユニット12は、クランクケース23と、往復運動するピストンを収容するシリンダー部24とを備える。シリンダー部24の排気ポートには、排気装置25が接続される。
パワーユニット12の出力は、パワーユニット12と後輪15とを接続する駆動力伝達部材によって後輪15に伝達される。
また、鞍乗り型車両10は、前輪13を上方から覆うフロントフェンダー26と、後輪15を上方から覆うリアフェンダー27と、乗員が足を載せるステップ28と、パワーユニット12が使用する燃料を蓄える燃料タンク29とを備える。
フロントフェンダー26は、フロントフォーク14に取り付けられる。リアフェンダー27及びステップ28は、シート17よりも下方に設けられる。燃料タンク29は、車体フレーム11に支持される。
図2は、本実施の形態における外部機器接続機構を示す車両の後方から見た斜視図である。図3は、本実施の形態における外部機器接続機構を示す車両の上方から見た斜視図である。図4は、本実施の形態における外部機器接続機構を示す車両の斜め後方から見た斜視図である。図5は、本実施の形態における外部機器接続機構を示す車両の内側から見た斜視図である。図6は、本実施の形態における外部機器接続機構を示す車両の後方から見た斜視図である。図7は、本実施の形態におけるステーを示す車両の内側から見た斜視図である。図8は、本実施の形態におけるステーを示す車両の後方から見た斜視図である。
鞍乗り型車両10は、ヘッドパイプ18と、前輪13を支持する一対のフロントフォーク14と、ヘッドパイプ18とフロントフォーク14とを固定するトップブリッジ30と、トップブリッジ30に取付けられ乗員が操舵するためのハンドル21と、からなる操舵系31を備えている。
操舵系31には、車体カバー32が取付けられており、車体カバー32は、ハンドル21の転舵に伴って一緒に転舵されるように構成されている。
車体カバー32は、第1カバー33と第2カバー34とで構成されている。第1カバー33は、車体の幅方向内側に配置され、第2カバー34は、第1カバー33の外側に配置される。
また、鞍乗り型車両10の車体フレーム11の下部には、停車時に鞍乗り型車両10を支持するセンタースタンド35が設けられている。また、車体フレーム11の下部左側には、停車時に鞍乗り型車両10を傾斜させて支持するサイドスタンド36が設けられている。
車体カバー32とフロントフォーク14との間には、外部機器(図示せず)と接続するための外部機器接続機構40が配置されている。
本実施の形態においては、外部機器接続機構40は、サイドスタンド36を設けた側(左側)と車幅方向同側に設けられている。すなわち、外部機器接続機構40は、左側のフロントフォーク14と車体カバーの左側内面との間に配置されている。
外部機器接続機構40は、例えば、USBケーブルを介して接続可能な外部機器を接続するためのものである。外部機器接続機構40は、外部機器を接続するためのUSB端子などの接続端子41を備えている。
外部機器接続機構40は、側面視で四角形状を有しており、鞍乗り型車両10の幅方向の寸法が側面視の四角形状の各辺の長さより短く形成された薄型の箱型形状に形成されている。
外部機器接続機構40は、ステー50を介して車体カバー32の内側に取付けられている。
図7および図8に示すように、ステー50は、鞍乗り型車両10の前後方向に延在する車両固定部材51を備えている。
車両固定部材51の前側および前後方向略中央部分には、車両の内側に向かって突出する板状の支持片52,52が設けられている。各支持片52は、その面が互いに略直交する方向に設けられている。なお、各支持片52の面は、略直交する方向に限定されるものではなく、各支持片52の面が交差する方向であればよい。
車両固定部材51の前端側には、鞍乗り型車両10の前後方向に面する固定用片53が設けられている。車両固定部材51の後端側分には、固定用孔54が形成されている。すなわち、固定用片53は、鞍乗り型車両10の前後方向に対向する面を備え、固定用孔54を有する車両固定部材51は、鞍乗り型車両10の幅方向に対向する面を備えている。
ステー50は、固定用片53を車体カバー32の第1カバー33にねじ55により固定するとともに、固定用孔54を介して第1カバー33および第2カバー34にねじ56により共締めすることにより、固定される。
これにより、ステー50が車体の前後方向の面および幅方向の面で固定されるので、鞍乗り型車両10に発生する異なる方向の振動に対応することが可能となる。また、第1カバー33と第2カバー34とを共締めして固定することで、組み立て工数の削減およびコスト削減を図ることができる。
外部機器接続機構40の後方に指向する後面には、接続端子41が配置されている。外部機器接続機構40の接続端子41が設けられた面の反対側の前面には、図示しない車両の電気機器に接続されるコネクタ42が接続されている。
外部機器接続機構40の上面および前面には、ステー50の支持片52が挿入される支持用スリット43が形成されている。
外部機器接続機構40は、ステー50の各支持片52に支持用スリット43を挿入することにより、ステー50に固定される。
この状態で、外部機器接続機構40の接続端子41は、水平方向に対して下向きとなるように配置される。
また、図4に示すように、外部機器接続機構40の上面には、例えば、樹脂などからなるカバー部材44が設けられている。カバー部材44には、接続端子41に係合して接続端子41を被覆するカバー部45が設けられている。
このカバー部材44のカバー部45により、接続端子41を被覆することで、接続端子41に雨水などが侵入することを抑制することができる。また、仮にカバー部45により接続端子41を被覆しない場合でも、接続端子41が水平方向に対して下向きとなるように配置されているので、接続端子41から内部への雨水などの侵入量を軽減させることができる。
外部機器接続機構40は、鞍乗り型車両10の側面視で、少なくとも一部がフロントフォーク14と重なる位置に配置されている。
また、外部機器接続機構40は、操舵系31が操作されていない場合に、少なくとも一部がトップブリッジ30の上端よりも下方で、フロントフォーク14よりも前方に位置するように配置されている。
次に、本実施の形態の作用について説明する。
本実施の形態においては、外部機器接続機構40の接続端子41に外部機器を接続することにより、外部機器接続機構40を介して鞍乗り型車両10から外部機器への充電や、鞍乗り型車両10と外部機器との通信を行うことができる。
そして、本実施の形態においては、外部機器接続機構40を車体カバー32とフロントフォーク14との間に配置しており、車体カバー32とフロントフォーク14との間隙は、通常狭く形成されており、デッドスペースとなっている。
そのため、車体カバー32とフロントフォーク14との間隙に外部機器接続機構40を配置することで、スペースを有効利用し、乗員から操作しやすく、外部機器接続機構40の周囲を全体に亘って別途カバーなどで覆うことなく、盗難防止性を向上させることができる。
本実施の形態においては、外部機器接続機構40を、鞍乗り型車両10の側面視で、少なくとも一部がフロントフォーク14と重なる位置に配置することで、外部機器接続機構40を乗員が接続端子41に外部機器を接続しやすい箇所に配置することができる。
また、外部機器接続機構40を、操舵系31が操作されていない場合に、少なくとも一部がトップブリッジ30の上端よりも下方で、フロントフォーク14よりも前方に位置するように配置することで、外部機器接続機構40が、頑丈な部材で囲まれることになり、周囲をカバーなどで覆うことなく盗難防止性を向上できる。
以上述べたように、本実施の形態においては、鞍乗り型車両10の乗員が操舵を入力するハンドル21と、鞍乗り型車両10の前輪13(車輪)を支持するフロントフォーク14と、を少なくとも含む操舵系31と、操舵系31に取り付けられ、ハンドル21の転舵に伴い転舵される車体カバー32と、を備え、車体カバー32の車幅方向内側と、フロントフォーク14の中心よりも車幅方向外側との間に、外部機器と接続するための接続端子41を有する外部機器接続機構40を設けた。
これにより、車体カバー32の車幅方向内側とフロントフォーク14の車幅方向外側との間の空間は、狭くて通常はデッドスペースである空間であるが、この空間に外部機器接続機構40を設けることで、スペースを有効利用し、乗員から操作しやすく、かつ外部機器接続機構40の周囲をカバーなどで覆うことなく、盗難防止性を向上させることができる。
また、本実施の形態においては、外部機器接続機構40は、鞍乗り型車両10側面視にて少なくとも一部がフロントフォーク14と重なるように配置されている。
これにより、外部機器接続機構40を乗員が接続端子41に外部機器を接続しやすい箇所に配置することができる。
また、本実施の形態においては、鞍乗り型車両10は、フロントフォーク14の上端に固定されるトップブリッジ30をさらに備え、外部機器接続機構40は、操舵系31が操作されていない場合に、少なくとも一部がトップブリッジ30の上端よりも下方で、フロントフォーク14よりも前方に位置する。
これにより、外部機器接続機構40が、頑丈な部材で囲まれることになり、周囲をカバーなどで覆うことなく盗難防止性を向上できる。
また、本実施の形態においては、外部機器接続機構40は、外部機器接続機構40の接続端子41が水平方向に対して下向きとなるように配置されている。
これにより、接続端子41が水平方向に対して下向きとなるように配置されているので、接続端子41から内部への雨水などの侵入量を軽減させることができる。
また、本実施の形態においては、外部機器接続機構40は、車体カバー32の車幅方向内側に取付けられている。
これにより、外部機器接続機構40を車体カバー32の車幅方向内側とフロントフォーク14の車幅方向外側との間に配置することができ、スペースの有効利用および盗難防止性の向上を図ることができる。
また、本実施の形態においては、車体カバー32の車幅方向内側に外部機器接続機構40を固定するためのステー50が設けられ、ステー50の車体カバー32に対する複数の固定箇所の内少なくとも1つは、車体カバー32を構成する第1カバー33および第2カバー34とに共締めされる。
これにより、第1カバー33と第2カバー34とを共締めして固定することで、組み立て工数の削減およびコスト削減を図ることができる。
また、本実施の形態においては、外部機器接続機構40は、接続端子41を被覆するカバー部材44を備えている。
これにより、カバー部材44により接続端子41を被覆することで、接続端子41に雨水などが侵入することを抑制することができる。
また、本実施の形態においては、鞍乗り型車両10は、側面にサイドスタンド36を備え、前記外部機器接続機構40とサイドスタンド36は車幅方向同側に設けられている。
この構成によれば、外部機器接続機構40を車両が傾くサイドスタンド36と同側側に設けるので、鞍乗り型車両10が傾いた際にも接続端子41が下向きになるため、接続端子41に雨水などが侵入することを抑制することができる。
なお、本発明は上記実施形態の構成に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能である。
例えば、本発明に係る車両は、パワーユニット12として、エンジンを用いた場合に限定されるものではなく、電動モータを用いた車両についても適用することが可能である。
また、本発明は、鞍乗り型車両以外の非鞍乗り型車両にて実施することもできるが、鞍乗り型車両にて実施されることが好ましい。すなわち、鞍乗り型車両は、例えば、四輪の自動車等の非鞍乗り型車両に比べて、外部機器接続機構を搭載可能なスペース自体が少なく、カバー類の増加に伴って車重が増加した場合のマイナス面の影響が大きくなる。その点、本発明によれば、搭載可能なスペース自体が少ない鞍乗り型車両においても限られた搭載スペースを有効利用し、外部機器接続機構を覆うカバーの大きさを低減できるため、限られた搭載スペースを圧迫することなく、車重が増加するのを抑制しながら、外部機器接続機構が搭載可能となる。
[上記実施形態によりサポートされる構成]
上記実施形態は、以下の構成をサポートする。
(構成1)車両の乗員が操舵を入力するハンドルと、車両の車輪を支持するフロントフォークと、を少なくとも含む操舵系と、前記操舵系に取り付けられ、前記ハンドルの転舵に伴い転舵される車体カバーと、を備える車両において、前記車体カバーの車幅方向内側と、前記フロントフォークの中心よりも車幅方向外側との間に、外部機器と接続するための接続端子を有する外部機器接続機構を設けたことを特徴とする車両。
この構成によれば、車体カバーの車幅方向内側とフロントフォークの車幅方向外側との間の空間は、狭くて通常はデッドスペースである空間であるが、この空間に外部機器接続機構を設けることで、スペースを有効利用し、乗員から操作しやすく、かつ外部機器接続機構の周囲をカバーなどで覆うことなく、盗難防止性を向上させることができる。
(構成2)前記外部機器接続機構は、車両側面視にて少なくとも一部が前記フロントフォークと重なるように配置されていることを特徴とする構成1に記載の車両。
この構成によれば、外部機器接続機構を乗員が接続端子に外部機器を接続しやすい箇所に配置することができる。
(構成3)前記車両は、前記フロントフォークの上端に固定されるトップブリッジをさらに備え、前記外部機器接続機構は、前記操舵系が操作されていない場合に、少なくとも一部が前記トップブリッジの上端よりも下方で、前記フロントフォークよりも前方に位置することを特徴とする構成1または構成2に記載の車両。
この構成によれば、外部機器接続機構が、頑丈な部材で囲まれることになり、周囲をカバーなどで覆うことなく盗難防止性を向上できる。
(構成4)前記外部機器接続機構は、前記外部機器接続機構の接続端子が水平方向に対して下向きとなるように配置されていることを特徴とする構成1から構成3のいずれか一項に記載の車両。
この構成によれば、接続端子が水平方向に対して下向きとなるように配置されているので、接続端子から内部への雨水などの侵入量を軽減させることができる。
(構成5)前記外部機器接続機構は、前記車体カバーの車幅方向内側に取付けられていることを特徴とする構成1から構成4のいずれか一項に記載の車両。
この構成によれば、外部機器接続機構を車体カバーの車幅方向内側とフロントフォークの車幅方向外側との間に配置することができ、スペースの有効利用および盗難防止性の向上を図ることができる。
(構成6)前記車体カバーの車幅方向内側に前記外部機器接続機構を固定するためのステーが設けられ、前記ステーの前記車体カバーに対する複数の固定箇所の内少なくとも1つは、前記車体カバーを構成する第1カバーおよび第2カバーとに共締めされることを特徴とする構成1から構成5のいずれか一項に記載の車両。
この構成によれば、第1カバーと第2カバーとを共締めして固定することで、組み立て工数の削減およびコスト削減を図ることができる。
(構成7)前記外部機器接続機構は、前記接続端子を被覆するカバー部材を備えていることを特徴とする構成1から構成6のいずれか一項に記載の車両。
この構成によれば、カバー部材により接続端子を被覆することで、接続端子に雨水などが侵入することを抑制することができる。
(構成8)前記車両は、側面にサイドスタンドを備え、前記外部機器接続機構と前記サイドスタンドは車幅方向同側に設けられていることを特徴とする構成1から構成7のいずれか一項に記載の車両。
この構成によれば、外部機器接続機構を車両が傾くサイドスタンドと同側側に設けるので、車両が傾いた際にも端子が下向きになるため、接続端子に雨水などが侵入することを抑制することができる。
10 鞍乗り型車両
11 車体フレーム
12 パワーユニット
14 フロントフォーク
17 シート
18 ヘッドパイプ
19 フロントフレーム
20 リアフレーム
21 ハンドル
26 フロントフェンダー
27 リアフェンダー
30 トップブリッジ
31 操舵系
32 車体カバー
33 第1カバー
34 第2カバー
36 サイドスタンド
40 外部機器接続機構
41 接続端子
42 コネクタ
43 支持用スリット
44 カバー部材
45 カバー部
50 ステー
51 車両固定部材
52 支持片
53 固定用片
54 固定用孔

Claims (7)

  1. 車両の乗員が操舵を入力するハンドルと、車両の車輪を支持するフロントフォークと、を少なくとも含む操舵系と、前記操舵系に取り付けられ、前記ハンドルの転舵に伴い転舵される車体カバーと、を備える車両において、
    前記車体カバーの車幅方向内側と、前記フロントフォークの中心よりも車幅方向外側との間に、外部機器と接続するための接続端子を有する外部機器接続機構を設け、前記外部機器接続機構は、車両側面視にて少なくとも一部が前記フロントフォークと重なるように配置されていることを特徴とする車両。
  2. 車両の乗員が操舵を入力するハンドルと、車両の車輪を支持するフロントフォークと、を少なくとも含む操舵系と、前記操舵系に取り付けられ、前記ハンドルの転舵に伴い転舵される車体カバーと、を備える車両において、
    前記車体カバーの車幅方向内側と、前記フロントフォークの中心よりも車幅方向外側との間に、外部機器と接続するための接続端子を有する外部機器接続機構を設け、前記車両は、前記フロントフォークの上端に固定されるトップブリッジをさらに備え、前記外部機器接続機構は、前記操舵系が操作されていない場合に、少なくとも一部が前記トップブリッジの上端よりも下方で、前記フロントフォークよりも前方に位置することを特徴とする車両。
  3. 車両の乗員が操舵を入力するハンドルと、車両の車輪を支持するフロントフォークと、を少なくとも含む操舵系と、前記操舵系に取り付けられ、前記ハンドルの転舵に伴い転舵される車体カバーと、を備える車両において、
    前記車体カバーの車幅方向内側と、前記フロントフォークの中心よりも車幅方向外側との間に、外部機器と接続するための接続端子を有する外部機器接続機構を設け、前記車体カバーの車幅方向内側に前記外部機器接続機構を固定するためのステーが設けられ、前記ステーの前記車体カバーに対する複数の固定箇所の内少なくとも1つは、前記車体カバーを構成する第1カバーおよび第2カバーに共締めされることを特徴とする車両。
  4. 前記外部機器接続機構は、前記外部機器接続機構の接続端子が水平方向に対して下向きとなるように配置されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の車両。
  5. 前記外部機器接続機構は、前記車体カバーの車幅方向内側に取付けられていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の車両。
  6. 前記外部機器接続機構は、上部に前記接続端子を被覆するカバー部材を備えていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の車両。
  7. 前記車両は、側面にサイドスタンドを備え、前記外部機器接続機構と前記サイドスタンドは車幅方向同側に設けられていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の車両。
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