JP2019172162A - 鞍乗り型車両の端子ユニット配置構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】バーハンドル周辺に外部機器を接続する端子ユニットを配置しつつ、車両運転操作への影響を抑えることができる鞍乗り型車両の端子ユニット配置構造を提供する。【解決手段】操向用のバーハンドル2と、バーハンドル2に装着されるハンドルカバー12と、外部機器のUSBプラグを挿脱させるUSBポート52と、を備え、バーハンドル2またはハンドルカバー12には、車幅方向に離間して配置された左右一対のスイッチボックス12cを備え、USBポート52は、ハンドルカバー12に設置され、左右一対のスイッチボックス12cの間にポート開口53を配置している。【選択図】図2

Description

本発明は、鞍乗り型車両の端子ユニット配置構造に関する。
従来、鞍乗り型車両において、運転者の脚部の前方に配置されるレッグシールドの後側(内側)に物品を収納可能なインナーボックスを設け、このインナーボックスの内側に電源供給用のアクセサリソケット(いわゆるシガーソケット)を設けたものがある(例えば、特許文献1参照)。アクセサリソケットは円筒状をなし、対応するプラグを軸線方向に沿って挿脱可能としている。ソケットの軸線方向(挿脱方向)は上向きに傾斜し、軸線がインナーボックスの開口を通過するように配置されている。これにより、開口を通じてソケットに対するプラグの挿脱をしやすくなっている。
特許第5965055号公報
ところで、上記アクセサリソケットにスマートフォン等のモバイル機器をUSBコネクタで接続する場合、機器側のUSBプラグに対応するアダプタをアクセサリソケットに取り付けることとなるが、機器の取り付けが煩雑である。また、電源供給以外にも各種通信等の用途が可能になると望ましい。そこで、車両側にUSBポート(ソケット)を設置することが要望されている。特に鞍乗り型車両においては、運転者から手が届きやすいバーハンドル周辺にUSBポートを配置することが考えられるが、車両運転操作への影響も考慮した構成が求められている。
そこで本発明は、バーハンドル周辺に外部機器を接続する端子ユニットを配置しつつ、車両運転操作への影響を抑えることができる鞍乗り型車両の端子ユニット配置構造を提供することを目的とする。
上記課題の解決
手段として、請求項1に記載した発明は、操向用のバーハンドル(2)と、前記バーハンドル(2)に装着されるハンドルカバー(12)と、電源機能および通信機能の少なくとも一方を持ち、外部機器の接続端子(51)を挿脱させる端子ユニット(52)と、を備え、前記バーハンドル(2)またはハンドルカバー(12)には、車幅方向に離間して配置された左右一対のスイッチボックス(12c)を備え、前記端子ユニット(52)は、前記ハンドルカバー(12)に設置され、前記左右一対のスイッチボックス(12c)の間に端子接続口(53)を配置している。
この構成によれば、運転者から手が届きやすく、かつ左右スイッチボックスの操作領域を避けた位置に端子ユニットが配置されるので、端子ユニットに対する外部機器の接続が容易になる。また、外部機器が端子ユニットと同様に運転者からアクセスしやすい位置(バーハンドル周り等)に配置される場合、外部機器と端子ユニットとの間の接続コードの長さが抑えられる。このとき、端子ユニットがバーハンドルおよびハンドルカバーとともに回動することから、前記接続コードの余長が少なくて済み、かつバーハンドル回動持の接続コードの干渉や屈曲耐久等への配慮も不要になる。このように、バーハンドル周辺に端子ユニットを配置しながら、車両運転操作への影響を抑え、端子ユニットの使い勝手を向上させることができる。
請求項2に記載した発明は、前記ハンドルカバー(12)よりも下方には、車幅方向でオフセットして配置された物品収納ボックス(26)を備え、前記端子接続口(53)は、車幅方向で前記物品収納ボックス(26)がある側にオフセットして配置されている。
この構成によれば、端子ユニットと物品収納ボックスとを近付けることが可能となり、端子ユニットに接続した外部機器を物品収納ボックスに収納しやすくなり、端子ユニットおよび物品収納ボックスの利便性を高めることができる。
請求項3に記載した発明は、前記ハンドルカバー(12)よりも下方には、車幅方向でオフセットして配置された物品収納ボックス(26)と、前記端子ユニット(52)から延びる接続コード(51a)を前記物品収納ボックス(26)のボックス開口(27a)よりも下方に導くコードガイド部(35,35’)と、を備えている。
この構成によれば、端子ユニットに接続した接続コードが物品収納ボックスの開口よりも下方を迂回するので、端子ユニットに接続した外部機器を物品収納ボックスに収納する場合にも、接続コードを伝った水が物品収納ボックス内に至ることを抑えることができる。
請求項4に記載した発明は、前記端子ユニット(52)は、前記端子接続口(53)が下向きとなるように配置されている。
この構成によれば、端子接続口が上向きに配置されている場合と比べて、端子接続口内に水や塵埃が入り難くなり、端子ユニットの防水性および防塵性を高めることができる。
請求項5に記載した発明は、車体の車幅方向一側に配置され、車体を車幅方向一側に傾斜した起立状態で支持するサイドスタンド(19)を備え、前記端子接続口(53)は、車幅方向で前記サイドスタンド(19)がある側に配置されている。
この構成によれば、サイドスタンド側に立つ使用者に端子ユニットが近付くので、端子ユニットの使いやすさを高めることができる。
請求項6に記載した発明は、車体の車幅方向一側に配置され、車体を車幅方向一側に傾斜した起立状態で支持するサイドスタンド(19)を備え、前記端子接続口(53)は、前記サイドスタンド(19)を利用した車体起立状態で、かつ前記バーハンドル(2)を前記サイドスタンド(19)側に転舵した状態において、下向きとなるように配置されている。
この構成によれば、サイドスタンドを利用した停車状態で、かつバーハンドルをサイドスタンド側に転舵したハンドルロック状態において、端子接続口が下向きとなるように配置されるので、駐車時にも端子接続口内に水や塵埃が入り難くなり、端子ユニットの防水性および防塵性を高めることができる。
請求項7に記載した発明は、前記端子ユニット(52)は、長手方向(L1)を有する外形状をなし、前記長手方向(L1)を車幅方向に向けて配置されている。
この構成によれば、車幅方向に延びるバーハンドルおよびハンドルカバーの間のスペースに端子ユニットを配置しやすくなり、端子ユニットの配置自由度を高めることができる。
請求項8に記載した発明は、前記端子ユニット(52)は、USB端子ユニット(52)である。
この構成によれば、既存のUSB規格の接続端子を、アダプタを用いることなく直に接続可能となるので、アダプタを用いることによる煩雑さや車両外方へのアダプタ等の突出を抑えた上で、外部機器に対して給電や通信等を行うことが可能となり、車両の利便性を向上させることができる。
本発明によれば、バーハンドル周辺に外部機器を接続する端子ユニットを配置しつつ、車両運転操作への影響を抑えることができる鞍乗り型車両の端子ユニット配置構造を提供することができる。
本発明の実施形態における自動二輪車の左側面図である。 上記自動二輪車のハンドルカバーおよびレッグシールド周辺の後面図である。 図2のIII−III断面図である。 上記自動二輪車のハンドルカバーおよびレッグシールド周辺の平面図である。 上記自動二輪車のサイドスタンドを用いた起立状態の後面図である。 端子ユニットの斜視図である。 図2のVII−VII断面図である。 端子ユニットを取り付ける後壁の表側からポート開口周辺を見下ろした斜視図である。 上記後壁の裏側から端子ユニットを取り付けた状態の斜視図である。 上記実施形態の変形例を示す図4に相当する平面図である。 上記実施形態の他の変形例を示す図4に相当する平面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ以下に説明する車両における向きと同一とする。また以下の説明に用いる図中適所には、車両前方を示す矢印FR、車両左方を示す矢印LH、車両上方を示す矢印UP、車体左右中心を示す線CLが示されている。
<車両全体>
図1には、鞍乗り型車両の一例として、スクータ型の自動二輪車1が示されている。自動二輪車1は、操向輪である前輪3と、駆動輪である後輪4と、を備えている。前輪3は、フロントフォーク3aに支持され、バーハンドル2によって操向可能である。バーハンドル2の左右グリップ2a(図2参照)の内、右グリップ2aにはアクセルグリップが装着されている。後輪4は、スイング式のパワーユニット8に支持され、パワーユニット8によって駆動可能である。図中符号4aは後輪車軸、符号4bはリアクッションを示している。
バーハンドル2、フロントフォーク3aおよび前輪3を含むステアリング系部品は、車体フレーム(不図示)の前端部に操向可能に支持されている。パワーユニット8の前部は、車体フレームの下部に上下揺動可能に支持されている。
前輪3と後輪4との間には、運転者が足を置くステップフロア6が設けられている。ステップフロア6の前方には、レッグシールド14が設けられている。ステップフロア6の後方には、リアボディ15が設けられている。
リアボディ15上には、乗員が着座するシート5が支持されている。バーハンドル2とシート5との間の空間(ステップフロア6の上方空間)K1は、運転者が車体を跨ぐ際の跨ぎ空間K1とされている。リアボディ15の下部両側には、シート5の後部に着座した後部同乗者が足を置く可倒式のピリオンステップ7が設けられている。ステップフロア6の下部左側には、車体を左側に傾斜させた起立状態で支持可能な可倒式のサイドスタンド19が設けられている。
パワーユニット8は、内燃機関であるエンジン8aと、エンジン8aで生じた駆動力を後輪4に伝達する伝動装置(例えばベルト式無段変速機)8bと、を備えている。
エンジン8aは、車幅方向(左右方向)に沿うクランク軸を有し、クランクケース(不図示)の前端部からシリンダ9を略水平に(詳細にはやや前上がりに)前方へ突出させている。シリンダ9の上部(吸気側)には、不図示の吸気管が接続されている。シリンダ9の下部(排気側)には、不図示の排気管が接続されている。
伝動装置8bは、クランクケースの車幅方向一側(左側)から後方へ延びる伝動ケース8cを備えている。伝動ケース8cの上方には、吸気管の上流側が接続されるエアクリーナケース9aが支持されている。
自動二輪車1の車体フレームの周囲は、車体カバー11で覆われている。車体カバー11は、車体フレームの前部を前方から覆うフロントカバー11aと、車体フレームの前部を後方から覆うインナーカバー11bと、車体フレームの下部を上方から覆うフロアカバー11cと、車体フレームの後部を前方および側方から覆うリアボディカバー11dと、を備えている。フロントカバー11aおよびインナーカバー11bは、運転者の脚部の前方を覆うレッグシールド14を構成している。リアボディカバー11dは、リアボディ15の外面を形成している。
図2を併せて参照し、バーハンドル2の周囲は、ハンドルカバー12で覆われている。ハンドルカバー12は、バーハンドル2を前方から覆うフロントハンドルカバー12aと、バーハンドル2を後方から覆うリアハンドルカバー12bと、を備えている。ハンドルカバー12は、バーハンドル2とともに車体フレームおよび車体カバー11に対して回動可能である。フロントハンドルカバー12aの車幅方向中央部には、ヘッドランプ21が配置されている。リアハンドルカバー12bの車幅方向中央部には、メータユニット22が配置されている。
リアハンドルカバー12bの車幅方向両側には、運転者がバーハンドル2の左右グリップ2aを把持した手で操作可能な左右一対のスイッチボックス12cが設けられている。左右スイッチボックス12cは、例えばハンドルカバー12と一体に設けられている。なお、左右スイッチボックス12cは、ハンドルカバー12と別体に設けられてもよい。左右グリップ2aの前方には、運転者が左右グリップ2aを把持した手で操作可能な左右一対の操作レバー(例えば前後ブレーキレバー)2bが配置されている。図中符号2cはハンドルカバー12の車幅方向両側を貫通してバーハンドル2に支持される左右一対のバックミラーを示す。
リアボディカバー11dの内側には、上方に開放する容器形状のラゲッジボックス13が配置されている。ラゲッジボックス13は、シート5の前端部を中心とした回動により上部開口を開閉可能である。ラゲッジボックス13は、前後座面を有するシート5と同様、前後に長い態様をなしている。ラゲッジボックス13の前部には、比較的深さを有してヘルメットを収納可能な前部収納区画13aが形成されている。ラゲッジボックス13の後部には、比較的浅い後部収納区画13bが形成されている。リアボディ15の上後部でシート5の後方には、後部同乗者が把持可能な左右リアグリップ18aを含むリアキャリア18が配置されている。
図1中符号23はリアボディ15の後端部に配置されたリアコンビランプ、符号24はリアコンビランプ23の後下方に延びるリアフェンダ、符号25はステアリング系とともに回動するフロントフェンダを示す。
図2、図3を参照し、レッグシールド14の内側(後側)の車幅方向両側には、ラゲッジボックス13に比べて小型の物品を収納可能な一対のインナーボックス26が設けられている。インナーボックス26は、車両後方に開放するボックス開口27aから物品を出し入れ可能とするボックス本体27と、ボックス本体27のボックス開口27aを開閉するリッド28と、を備えている。図示都合上、図中左側のインナーボックス26はリッド28の図示を省略している。図中符号28aはリッド28のヒンジアームの挿通孔を示す。
レッグシールド14の内側(後側)において、車幅方向一側(右側、アクセルグリップと同側)、かつ同側のインナーボックス26よりも車幅方向内側には、イグニッションスイッチ29a、およびシート5等の施錠解除スイッチ29bを含むメインスイッチ29が設けられている。なお、インナーボックス26は、車幅方向でメインスイッチ29と反対側(左側、サイドスタンド19と同側)の一側のみに設けられてもよい。
<USBポート>
図6を参照し、自動二輪車1は、スマートフォン等の外部機器を、USB(Universal Serial Bus)コネクタ50によって接続可能としている。USBコネクタ50は、外部機器側のUSBプラグ(接続端子)51と、車両側のソケットとしてのUSBポート(USB端子ユニット)52と、で構成されている。例えば、本実施形態のUSBポート52は、電源機能および通信機能を持つ。
図3に示すように、USBポート52は、例えばハンドルカバー12の外側における左右スイッチボックス12cの間にポート開口53を配置している。USBポート52は、例えばハンドルカバー12の車幅方向一側(左側)にオフセットして設置されている。
これにより、USBポート52は、運転者からアクセスしやすく、かつ左右スイッチボックス12cに対する操作領域を避けて配置されるので、USBポート52に対する外部機器の接続が容易になる。また、バーハンドル2周りにマウントした外部機器を接続コード51aを介してUSBポート52に接続する場合、接続コード51aの長さが抑えられる。USBポート52は、バーハンドル2およびハンドルカバー12とともに回動するので、前記接続コード51aの余長が少なくて済み、かつ接続コード51aの周辺部品との干渉や屈曲耐久等への配慮も不要になる。USBポート52と車幅方向で同側のインナーボックス26に収容した外部機器とを接続コード51aを介して接続する場合にも、接続コード51aの長さが抑えられる。
USBコネクタ50は、既存の規格に対応するものが採用されるが、特に後発の「USB Type−C」であれば、USBポート52が鞍乗り型車両に好適な防水性を有する他、給電および通信能力も向上するため好ましい。なお、USBポート52に着脱可能なキャップを備えてもよい。外部機器はスマートフォンに限らず、例えばタブレット、ナビゲーション端末、音響機器、電飾装置、充電器、外部メモリ、等であってもよい。
図6、図7を参照し、USBポート52は、USBプラグ51を予め定めた挿脱方向(図中矢印W1で示す)に沿って挿脱させる機械的な継手としての口金部54と、口金部54を支持するとともに車体側(インナーボックス26)に固定されるケーシング55と、を備えている。
口金部54は、例えば偏平中空の断面形状をなして挿脱方向W1に沿って延びている。口金部54における挿脱方向W1の一端側(USBプラグ51を離脱させる側、以下、離脱側という。)の端部には、USBプラグ51を挿脱させるポート開口53が形成されている。口金部54の内側には、ポート開口53に臨む複数の端子(不図示)が配列されている。
ケーシング55は、例えば絶縁樹脂で形成され、例えば挿脱方向W1に長い直方体状の外形状をなしている。図中矢印L1はケーシング55(USBポート52)の長手方向を示す。ケーシング55の挿脱方向W1の離脱側の端部には、挿脱方向W1に沿って離脱側へ突出する口金保持部56が形成されている。ケーシング55の挿脱方向W1の他端側(USBプラグ51を挿入させる側、以下、挿入側という。)には、車体側に配策された車体側ハーネスを接続可能とするカプラ57が設けられている。USBポート52は、口金部54を無くしてもよい。すなわち、口金部54は、USBプラグ51を挿脱方向W1に沿って挿脱させる機械的な継手を構成するが、この口金部54を無くし、ケーシング55における口金保持部56に相当する部位で樹脂製の継手を構成してもよい。
口金保持部56は、口金部54の外周を被覆するように設けられている。口金保持部56の先端部には、口金部54の先端部(ポート開口53)よりも離脱側へ突出する突出部58が設けられている。突出部58は、ポート開口53の外周を全周に渡って囲うように環状に設けられている。突出部58は、挿脱方向W1から見て、内周縁がポート開口53の周縁と重なるように(換言すれば、ポート開口53の周縁に隣接するように)設けられている。
突出部58の先端側かつ内周側には、挿脱方向W1の離脱側ほど車体側開口31を広げるように傾斜したガイド部58aが設けられている。ガイド部58aは、挿脱方向W1の離脱側から接近してきたUSBプラグ51をポート開口53へ案内する案内部として機能する。突出部58の基部(挿脱方向W1の挿入側の端部)には、車載時の下側に、突出部58内に浸入した水を突出部58下方に導く排水孔58b(図7参照)が設けられている。なお、突出部58内の水の排水部として、排水孔58bに限らず、例えば排水用の溝や切り欠き等を設けてもよい。
図3、図7を参照し、USBポート52は、ハンドルカバー12における車両前後方向の後側(乗員側)を向く後壁12dに取り付けられている。USBポート52は、後壁12dに形成された車体側開口31から、ポート開口53および突出部58を車両後方に露出させている。USBポート52は、ポート開口53および突出部58を除く残余の部分を、後壁12d前方の空間(ハンドルカバー12の内部空間K4)に臨ませている。すなわち、USBポート52は、自動二輪車1の完成車において、ハンドルカバー12を見たとき、ポート開口53および突出部58を除いて、ハンドルカバー12によって遮蔽されている。
図6、図9を参照し、ケーシング55の挿脱方向W1の離脱側には、挿脱方向W1と交差する幅方向(車載時の左右方向)の両側に、一対をなす取り付けフランジ59が設けられている。後壁12dの前面側(ハンドルカバー12内に臨む側)には、車体側開口31の左右両側に、一対をなす締結ボス27cが設けられている。一対の締結ボス27cには、一対の取り付けフランジ59が、それぞれ前方から螺着したネジ59aによって締結固定されている。これにより、USBポート52が後壁12dの前面側(ハンドルカバー12の内部空間K4側)に固定的に取り付けられている。
ケーシング55の車載時の上面部には、一対の取り付けフランジ59の上部間に渡る上部フランジ60が設けられている。上部フランジ60は、一対の取り付けフランジ59と面一状に連なってこれらを連結し、USBポート52の取り付け強度および剛性を高めている。上部フランジ60および一対の取り付けフランジ59は、ケーシング55を伝った水がポート開口53側に流れることを阻止する止水部60Aとしても機能する。なお、ケーシング55を伝った水を阻止する止水部60Aとして、止水壁に限らず、溝や傾斜形状等の水を案内する構成を設けてもよい。
図3、図7を参照し、USBポート52は、車載時にポート開口53が水平方向に対して下向きとなるように、挿脱方向W1を後下がりに傾斜させて配置されている。これにより、突出部58内でポート開口53周辺に水や塵埃が入り難くかつ溜まり難くなっている。また、USBポート52は、車載時にポート開口53が少なくとも後向きとなるように(ポート開口53が指向する向きに後向きの成分を含むように)配置されている。これにより、車両走行時にポート開口53周辺に雨水等が入り難くなっている。
USBポート52は、ケーシング55を含む全体が後下がりに傾斜して配置されている。ハンドルカバー12内では、ハンドルカバー12の上部等から浸入した水がハンドルカバー12内の部品に掛かることがある。この水がUSBポート52に掛かると、ケーシング55の表面を伝った水が車体側開口31を経てポート開口53周辺に至ることがある。本実施形態のUSBポート52では、車載時のケーシング55の下側(挿脱方向W1の離脱側)における上面および左右側面に、それぞれ上部フランジ60および一対の取り付けフランジ59が設けられている。これら上部フランジ60および一対の取り付けフランジ59が止水壁として機能するので、ケーシング55を伝った水がポート開口53周辺に至り難い。
図7を参照し、ケーシング55は、口金保持部56の外周側に離間して、挿脱方向W1の離脱側に突出するフード61が設けられている。フード61は、先端部が後壁12dの裏面に近接または当接している。これにより、ハンドルカバー12内の水が後壁12dの裏面を伝ってUSBポート52に接近しても、フード61によって口金保持部56の被水が抑えられ、ポート開口53周辺に水が至り難くなる。フード61は、弾性を有するシール等を介して後壁12dに密接する構成とすれば、ポート開口53周辺の防水性がより一層高まる。フード61は、突出部58の外周を全周に渡って囲うように設けられるが、少なくとも突出部58の上方に庇状に設けられてもよい。
USBポート52は、ケーシング55の内側に、口金部54内の端子に接続される回路基板62を備えている。回路基板62は、例えばDC−DCコンバータを含み、ケーシング55の車載時の上下面に沿うように配置されてケーシング55内に収容されている。ケーシング55は、車載時の下面側を開放してケース開放部を形成している。USBポート52は、ケーシング55内に回路基板62を収容した状態で、ケース開放部からポッティング樹脂63を注入してケーシング55内に充填することで、回路基板62を水密に封止している。USBポート52は、ケーシング55の車載時の下面を、ポッティング樹脂63が露出したポッティング面63aとすることで、ポッティング面63a上に水や塵埃が溜まることを防止し、防水性および防塵性を高めている。
図3、図7を参照し、USBポート52は、大部分が後壁12dの前方(後壁12dの裏側、ハンドルカバー12の内側)に配置されている。USBポート52は、ポート開口53および突出部58を除いて、ハンドルカバー12によって遮蔽されている。後壁12dは、車体側開口31の周囲を、後壁12dの後方(後壁12dの表側、ハンドルカバー12の外側)から見て凹ませた凹部32を有している。凹部32は、車体側開口31の周囲を除く後壁12dの平坦な一般面27dに対して、後壁12dの後方から見て凹んでいる。凹部32内には、車体側開口31から後方に突出したケーシング55の突出部58が臨んでいる。突出部58ひいてはUSBポート52は、後壁12dの一般面27dよりも後方には突出せず、USBポート52への外乱の影響を抑えている。
突出部58の内側の口金部54は、突出部58の先端よりも後方に位置しているので、USBプラグ51をUSBポート52に突き当てるように差し込んでも、この突き当て荷重は口金部54には直接伝わらない。ケーシング55は、車体側である後壁12dに固定されているので、前記突き当て荷重が突出部58に入力されると、この突き当て荷重は後壁12dすなわち車体側に支持される。このため、USBポート52の口金部54への荷重入力が抑えられ、端子周辺の保護性が高められる。
凹部32は、挿脱方向W1において、車体側開口31の周縁から後壁12dの一般面27dに向けて広げるように延びるテーパ部32aを有している。テーパ部32aは、車体側開口31を広げるように傾斜して延びることで、挿脱方向W1の離脱側から接近してきたUSBプラグ51を、車体側開口31ひいてはポート開口53へ案内する案内部として機能する。凹部32は、後壁12dの一般面27d側ほど広がるテーパ部32aによって、後壁12dの一般面27d上に形成する開口32bを車体側開口31よりも大きくする。これにより、使用者がUSBポート52の存在および位置を視覚的および触覚的に認識しやすく、USBポート52の使い勝手を向上させる。
図7、図8を参照し、凹部32には、ポート開口53の存在および位置を使用者に知らしめるための表示部33が設けられている。表示部33は、テーパ部32aにおける上向きに傾斜した下壁32cに設けられている。表示部33は、例えば刻印やペイント等によって、USBポート52の存在を示す文字やマークを表示する。表示部33は、テーパ部32aの上向き面に形成されるので、使用者が見下ろしたときに視認しやすい。USBポート52は、下向きに傾斜して配置されているので、車体側開口31を形成する仮想面31aが下向きに傾斜し、テーパ部32aの下壁32cを広げている。これにより、表示部33が大きくなり、使用者が認識しやすくなる。後壁12dは、垂直方向に対して下側が手前(後方)に位置するように傾斜しており、この点でもテーパ部32aの下壁32cが広がって表示部33が大きくなる。
なお、表示部33は、刻印やペイントに限らず、例えば文字やマークを点灯または点滅させる発光部であってもよい。このとき、発光部の点灯または点滅は、イグニッションスイッチ29aのオンオフに応じて行ったり、USBプラグ51の通電に応じて行ったり、別途のスイッチの操作に応じて行ってもよい。発光部の点灯または点滅は、予め定めた時間だけ行ってもよく、USBプラグ51の通電等に応じて発光の有無や色等を変化させてもよい。発光以外のサインを機械的または電気的に表示させるものでもよい。
図2を参照し、例えばレッグシールド14には、USBプラグ51から延びる接続コード51aを、インナーボックス26のボックス開口27aよりも下方を迂回するように案内するコードガイド部35が設けられている。コードガイド部35は、例えばインナーボックス26のボックス開口27aよりも下方に設置されたコードクリップである。自動二輪車1では、インナーボックス26に収容した外部機器をUSBポート52に接続することがあるが、この外部機器とUSBポート52とを接続コード51aで接続した場合、接続コード51aを伝った水がインナーボックス26内に至ることがある。この接続コード51aを、コードガイド部35を利用してボックス開口27aよりも下方を迂回するように案内することで、接続コード51aを伝った水がインナーボックス26のボックス開口27aよりも下方に導かれ、インナーボックス26内への水の浸入が抑えられる。
なお、コードガイド部35は、接続コード51aをインナーボックス26のボックス開口27aよりも下方に案内するものであれば、インナーボックス26のボックス開口27aよりも上方に設置されたもの(図中符号35’で示す)でもよい。コードガイド部35は、コードクリップ(係止部)に限らず、図中のコードガイド部35’のように、接続コード51aの経路を案内する通路や溝等であってもよい。接続コード51aは、外部機器側の構成としてハンドルカバー12のUSBポート52に着脱される構成であるが、接続コード51aを車両側の構成とし、コード先端のUSBプラグ51をハンドルカバー12外側に引き出し可能とする構成でもよい。この場合、ハンドルカバー12に接続コード51aの収納部を設けることが望ましい。
図5を参照し、ポート開口53は、車幅方向でサイドスタンド19がある側に配置されているので、自動二輪車がサイドスタンド19を用いて起立(停車)した状態では、サイドスタンド19側に立った使用者にポート開口53が近付いて配置される。このため、使用者が乗車する前後に外部機器をUSBポート52に接続したり取り外したりすることが容易になり、USBポート52の使い勝手が向上する。図中符号GLは地上面を示す。
図4を併せて参照し、ポート開口53は、ハンドルカバー12の後壁12dにおける車幅方向外側を向くように傾斜した部位12d1に配置されている。これにより、サイドスタンド19を用いた起立状態において、ポート開口53周辺が下向きになりやすく、停車時の防水性および防塵性が高められる。
USBポート52は、挿脱方向W1を後下がりに傾斜させているが、図4に示すように、USBポート52の平面視においては、例えば挿脱方向W1を車両前後方向に沿わせている。これにより、使用者が感じる挿脱方向W1の傾きが抑えられ、USBプラグ51の挿脱を容易にする。
一方、図10に示すように、USBポート52の平面視における挿脱方向W1を、車両前後方向に対して傾斜させてもよい。具体的に、平面視における挿脱方向W1を、後側ほど車幅方向外側に位置するように傾斜させてもよい。この場合、サイドスタンド19を用いた起立状態において、ポート開口53周辺がさらに下向きになりやすく、停車時の防水性および防塵性が高められる。
なお、USBポート52の平面視における挿脱方向W1を、後側ほど車幅方向内側に位置するように傾斜させてもよい。この場合、車幅方向中央に位置する乗員からUSBポート52を操作しやすい。この場合も、サイドスタンド19を用いた起立状態において、ポート開口53周辺が下向きとなるように設定されている。
自動二輪車1の停車時(駐車時)には、バーハンドル2をサイドスタンド19側に転舵しきった状態でハンドルロックを行う。USBポート52は、ハンドルロック時にもポート開口53が上向きにならないように、ポート開口53周辺を下向きに設定している。
USBポート52は、平面視における挿脱方向W1を車両前後方向に対して傾斜させることで、ケーシング55の長手方向L1も平面視で車両前後方向に対して傾斜させる。これにより、ハンドルカバー12内に入り込むケーシング55の奥行方向(車両前後方向)の寸法が抑えられ、USBポート52のハンドルカバー12内への配置を容易にする。
図11に示すUSBポート52は、平面視における挿脱方向W1を車両前後方向に沿わせる(又は車両前後方向に対して傾斜させる)配置としながら、ハンドルカバー12内に入り込むケーシング55の長手方向L1を挿脱方向W1と交差させている。具体的に、ケーシング55の長手方向L1を車幅方向に向けている。ケーシング55の長手方向L1は、車幅方向に沿わせても傾斜させてもよい。これにより、車幅方向に延びるバーハンドル2およびハンドルカバー12の間のスペースにUSBポート52を配置しやすくなる。
以上説明したように、本実施形態における鞍乗り型車両のUSBポート配置構造は、操向用のバーハンドル2と、バーハンドル2に装着されるハンドルカバー12と、外部機器のUSBプラグ51を挿脱させるUSBポート52と、を備え、バーハンドル2またはハンドルカバー12には、車幅方向に離間して配置された左右一対のスイッチボックス12cを備え、USBポート52は、ハンドルカバー12に設置され、左右一対のスイッチボックス12cの間にポート開口53を配置している。
この構成によれば、運転者から手が届きやすく、かつ左右スイッチボックス12cの操作領域を避けた位置にUSBポート52が配置されるので、USBポート52に対する外部機器の接続が容易になる。また、外部機器がUSBポート52と同様に運転者からアクセスしやすい位置(バーハンドル2周り等)に配置される場合、外部機器とUSBポート52との間の接続コード51aの長さが抑えられる。このとき、USBポート52がバーハンドル2およびハンドルカバー12とともに回動することから、前記接続コード51aの余長が少なくて済み、かつバーハンドル2回動持の接続コード51aの干渉や屈曲耐久等への配慮も不要になる。このように、バーハンドル2周辺にUSBポート52を配置しながら、車両運転操作への影響を抑え、USBポート52の使い勝手を向上させることができる。
上記鞍乗り型車両のUSBポート配置構造において、ハンドルカバー12よりも下方には、車体の車幅方向中央部を避けて(車幅方向でオフセットして)配置されたインナーボックス26を備え、ポート開口53は、車幅方向でインナーボックス26がある側(左側)にオフセットして配置されている。
この構成によれば、USBポート52とインナーボックス26とを近付けることが可能となり、USBポート52に接続した外部機器をインナーボックス26に収納しやすくなり、USBポート52およびインナーボックス26の利便性を高めることができる。
上記鞍乗り型車両のUSBポート配置構造において、ハンドルカバー12よりも下方には、USBポート52に接続した接続コード51aをインナーボックス26のボックス開口27aよりも下方に導くコードガイド部35,35’を備えている。
この構成によれば、USBポート52に接続した接続コード51aがインナーボックス26のボックス開口27aよりも下方を迂回するので、USBポート52に接続した外部機器をインナーボックス26に収納する場合にも、接続コード51aを伝った水がインナーボックス26内に至ることを抑えることができる。なお、USBポート52(ポート開口53)の配置は、車幅方向でインナーボックス26と同側に限らず、インナーボックス26と反対側に配置されてもよい。
上記鞍乗り型車両のUSBポート配置構造において、USBポート52は、ポート開口53が下向きとなるように配置されている。
この構成によれば、ポート開口53が上向きに配置されている場合と比べて、ポート開口53内に水や塵埃が入り難くなり、USBポート52の防水性および防塵性を高めることができる。
上記鞍乗り型車両のUSBポート配置構造において、車体の車幅方向一側に配置され、車体を車幅方向一側に傾斜した起立状態で支持するサイドスタンド19を備え、ポート開口53は、車幅方向でサイドスタンド19がある側(左側)に配置されている。
この構成によれば、サイドスタンド19側に立つ使用者にUSBポート52が近付くので、USBポート52の使いやすさを高めることができる。
上記鞍乗り型車両のUSBポート配置構造において、ポート開口53は、サイドスタンド19を利用した車体起立状態で、かつバーハンドル2をサイドスタンド19側に転舵した状態において、下向きとなるように配置されている。
この構成によれば、サイドスタンド19を利用した停車状態で、かつバーハンドル2をサイドスタンド19側に転舵したハンドルロック状態においても、ポート開口53が下向きとなるように配置されるので、駐車時にもポート開口53内に水や塵埃が入り難くなり、USBポート52の防水性および防塵性を高めることができる。なお、USBポート52(ポート開口53)の配置は、車幅方向でサイドスタンド19と同側に限らず、サイドスタンド19と反対側に配置されてもよい。しかし、少なくともハンドルロック時にポート開口53が下向きとなる配置であることが望ましい。
上記鞍乗り型車両のUSBポート配置構造において、USBポート52は、長手方向L1を有する外形状をなし、長手方向L1を車幅方向に向けて配置されている。
この構成によれば、車幅方向に延びるバーハンドル2およびハンドルカバー12の間のスペースにUSBポート52を配置しやすくなり、USBポート52の配置自由度を高めることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、例えば、前記鞍乗り型車両には、運転者が車体を跨いで乗車する車両全般が含まれ、自動二輪車(原動機付自転車及びスクータ型車両を含む)のみならず、三輪(前一輪かつ後二輪の他に、前二輪かつ後一輪の車両も含む)又は四輪の車両も含まれる。
本実施形態では、電源機能および通信機能を持つUSBポートを鞍乗り型車両に設置する例を説明したが、これに限らず、電源機能または通信機能を持つUSBポートを鞍乗り型車両に設置する場合に適用してもよい。すなわち、USBポートは、外部機器における電源機能および通信機能を持つ接続端子と、外部機器における電源機能または通信機能を持つ接続端子と、を何れも挿脱可能な端子ユニットである。
本実施形態ではUSBコネクタのUSBポートを鞍乗り型車両に設置する場合の例を説明したが、これに限らず、電源機能および通信機能を持ち、外部機器の接続端子を挿脱させる端子ユニットを、鞍乗り型車両に設置する場合の全般に適用可能である。
そして、上記実施形態における構成は本発明の一例であり、実施形態の構成要素を周知の構成要素に置き換える等、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
1 自動二輪車(鞍乗り型車両)
2 バーハンドル
12 ハンドルカバー
12c スイッチボックス
19 サイドスタンド
26 インナーボックス(物品収納ボックス)
27a ボックス開口
35,35’ コードガイド部
50 USBコネクタ
51 USBプラグ(接続端子)
51a 接続コード
52 USBポート(端子ユニット)
53 ポート開口(端子接続口)
L1 長手方向

Claims (8)

  1. 操向用のバーハンドル(2)と、
    前記バーハンドル(2)に装着されるハンドルカバー(12)と、
    電源機能および通信機能の少なくとも一方を持ち、外部機器の接続端子(51)を挿脱させる端子ユニット(52)と、を備え、
    前記バーハンドル(2)またはハンドルカバー(12)には、車幅方向に離間して配置された左右一対のスイッチボックス(12c)を備え、
    前記端子ユニット(52)は、前記ハンドルカバー(12)に設置され、前記左右一対のスイッチボックス(12c)の間に端子接続口(53)を配置している鞍乗り型車両の端子ユニット配置構造。
  2. 前記ハンドルカバー(12)よりも下方には、車幅方向でオフセットして配置された物品収納ボックス(26)を備え、
    前記端子接続口(53)は、車幅方向で前記物品収納ボックス(26)がある側にオフセットして配置されている請求項1に記載の鞍乗り型車両の端子ユニット配置構造。
  3. 前記ハンドルカバー(12)よりも下方には、車幅方向でオフセットして配置された物品収納ボックス(26)と、前記端子ユニット(52)から延びる接続コード(51a)を前記物品収納ボックス(26)のボックス開口(27a)よりも下方に導くコードガイド部(35,35’)と、を備えている請求項1又は2に記載の鞍乗り型車両の端子ユニット配置構造。
  4. 前記端子ユニット(52)は、前記端子接続口(53)が下向きとなるように配置されている請求項1から3の何れか一項に記載の鞍乗り型車両の端子ユニット配置構造。
  5. 車体の車幅方向一側に配置され、車体を車幅方向一側に傾斜した起立状態で支持するサイドスタンド(19)を備え、
    前記端子接続口(53)は、車幅方向で前記サイドスタンド(19)がある側に配置されている請求項1から4の何れか一項に記載の鞍乗り型車両の端子ユニット配置構造。
  6. 車体の車幅方向一側に配置され、車体を車幅方向一側に傾斜した起立状態で支持するサイドスタンド(19)を備え、
    前記端子接続口(53)は、前記サイドスタンド(19)を利用した車体起立状態で、かつ前記バーハンドル(2)を前記サイドスタンド(19)側に転舵した状態において、下向きとなるように配置されている請求項1から5の何れか一項に記載の鞍乗り型車両の端子ユニット配置構造。
  7. 前記端子ユニット(52)は、長手方向(L1)を有する外形状をなし、前記長手方向(L1)を車幅方向に向けて配置されている請求項1から6の何れか一項に記載の鞍乗り型車両の端子ユニット配置構造。
  8. 前記端子ユニット(52)は、USB端子ユニット(52)である請求項1から7の何れか一項に記載の鞍乗り型車両の端子ユニット配置構造。
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