JP2019172163A - 鞍乗り型車両の端子ユニット配置構造 - Google Patents

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裕太 瀬之口
良平 北村
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良平 北村
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Tsuyoshi Yamada
剛志 山田
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Abstract

【課題】外部機器を接続する端子ユニットの車体後部での使い勝手を高めることができる鞍乗り型車両の端子ユニット配置構造を提供する。【解決手段】前後輪を含む車体1Aと、外部機器のUSBプラグを挿脱させるUSBポート52と、を備え、USBポート52は、車体1Aの前後方向中央部3cよりも後方にポート開口53を配置し、このポート開口53を車両外方に向けて開口させている。ポート開口53は、ピリオンステップ7よりも後方でリアグリップ18aよりも前方に配置されている。【選択図】図2

Description

本発明は、鞍乗り型車両の端子ユニット配置構造に関する。
従来、シートの下方に物品を収容可能なラゲッジボックスを備える鞍乗り型車両において、ラゲッジボックスの底部に外部機器を充電可能な充電ユニットを備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。この技術では、充電ユニットに外部機器を接続した状態でもラゲッジボックス内に物品を出し入れ可能とするために、充電ユニットから接続コードを延ばしてラゲッジボックスの外側に配策し、外部機器はシートの底板に支持可能とし、この外部機器に向けて接続コードを案内してこれらを接続している。
特許第5624002号公報
ところで、上記のような充電ユニットにスマートフォン等のモバイル機器をUSBコネクタで接続する場合、機器側のUSBプラグに対応するアダプタを使用することとなるが、機器の接続が煩雑である。また、電源供給以外にも各種通信等の用途が可能になると望ましい。また、後部同乗者や車体後部に用いる外部機器を接続できる構成であるとより望ましい。そこで、車体後部にUSBポート(ソケット)を設置することが要望されており、使い勝手を考慮した構造が求められている。
そこで本発明は、外部機器を接続する端子ユニットの車体後部での使い勝手を高めることができる鞍乗り型車両の端子ユニット配置構造を提供する。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載した発明は、前後輪(3,4)を含む車体(1A)と、電源機能および通信機能の少なくとも一方を持ち、外部機器の接続端子(51)を挿脱させる端子ユニット(52)と、を備え、前記端子ユニット(52)は、前記車体(1A)の前後方向中央部(3c)よりも後方に端子接続口(53)を配置し、前記端子接続口(53)を車両外方に向けて開口させている。
この構成によれば、後部同乗者や車体後部に用いる外部機器の接続端子を、車体後部で車両外方に開口した端子接続口に対して、アダプタを用いることなく直に接続することが可能となる。このため、アダプタを用いることによる煩雑さや車両外方へのアダプタ等の突出を抑えた上で、車体後部の外部機器に対して給電や通信等を行うことが可能となり、車両の利便性を向上させることができる。
請求項2に記載した発明は、後部同乗者(J2)が足を載せる後部ステップ(7)を備え、前記端子接続口(53)は、前記後部ステップ(7)よりも後方に配置されている。
この構成によれば、後部同乗者が後部ステップを利用した際に、後部同乗者の脚部が端子接続口や接続された接続端子や接続コードに干渉し難くなり、端子ユニットの利便性を向上させることができる。
請求項3に記載した発明は、後部同乗者(J2)が把持するリアグリップ(18a)を備え、前記端子接続口(53)は、前記リアグリップ(18a)よりも前方に配置されている。
この構成によれば、後部同乗者の手が届きやすい範囲に端子ユニットが開口するので、端子ユニットの利便性を向上させることができる。
請求項4に記載した発明は、前記端子ユニット(52)は、前記端子接続口(53)が上向きとなるように配置されている。
この構成によれば、端子接続口が下向きに配置されている場合と比べて、後部同乗者が端子接続口にアクセスしやすくなり、端子ユニットの利便性を向上させることができる。
請求項5に記載した発明は、前記端子ユニット(52)は、前記端子接続口(53)が下向きとなるように配置されている。
この構成によれば、端子接続口が上向きに配置されている場合と比べて、端子接続口内に水や塵埃が入り難くなり、端子ユニットの防水性および防塵性を高めることができる。
請求項6に記載した発明は、前記端子ユニット(52)は、前記端子接続口(53)が後向きとなるように配置されている。
この構成によれば、後部同乗者が端子接続口に後方からアクセスしやすくなるとともに、端子接続口に車体後部の外部機器を接続しやすくなり、端子ユニットの使いやすさを高めることができる。また、リッドが開いたまま走行した場合にも、端子接続口に水が入り難くすることができる。
請求項7に記載した発明は、前記車体(1A)の車幅方向一側に配置され、前記車体(1A)を車幅方向一側に傾斜した起立状態で支持するサイドスタンド(19)を備え、前記端子接続口(53)は、車幅方向で前記サイドスタンド(19)がある側に配置されている。
この構成によれば、サイドスタンド側に立つ使用者に端子ユニットが近付くので、端子ユニットの使いやすさを高めることができる。
請求項8に記載した発明は、前記車体(1A)の車幅方向一側に配置され、前記車体(1A)を車幅方向一側に傾斜した起立状態で支持するサイドスタンド(19)を備え、前記端子接続口(53)は、車幅方向で前記サイドスタンド(19)と反対側に配置されている。
この構成によれば、サイドスタンド側から乗員が乗降する際、乗降前に外部機器を端子ユニットに接続していても、接続した接続端子や接続コードが乗降時の妨げになり難く、端子ユニットの使いやすさを高めることができる。
請求項9に記載した発明は、前記端子接続口(53)を遮蔽可能なリッド(11d3)を備えている。
この構成によれば、端子ユニットの不使用時には端子接続口を遮蔽しておくことが可能となり、端子ユニットの防水性および防塵性を高めることができる。
請求項10に記載した発明は、後部同乗者(J2)が着座する後部シート(5b)を備え、前記リッド(11d3)は、前記後部シート(5b)の前後幅(H2)内で前記後部シート(5b)の下方に配置されている。
この構成によれば、後部同乗者の近くにリッドが配置されるので、後部同乗者がリッドひいては端子ユニットにアクセスしやすくなり、端子ユニットの利便性を向上させることができる。
請求項11に記載した発明は、車両外方に向けて開口する凹状をなし、内側に前記端子接続口(53)が配置され、前記リッド(11d3)により開閉される端子収納部(11d2)を備えている。
この構成によれば、端子接続口への外乱を抑えるとともに、端子ユニットに接続した接続端子や接続コードを端子収納部内へ収納可能とし、端子ユニットの使いやすさを高めることができる。
請求項12に記載した発明は、前記端子ユニット(52)は、USB端子ユニット(52)である。
この構成によれば、既存のUSB規格の接続端子を、アダプタを用いることなく直に接続可能となるので、アダプタを用いることによる煩雑さや車両外方へのアダプタ等の突出を抑えた上で、外部機器に対して給電や通信等を行うことが可能となり、車両の利便性を向上させることができる。
本発明によれば、外部機器を接続する端子ユニットの車体後部での使い勝手を高めることができる鞍乗り型車両の端子ユニット配置構造を提供することができる。
本発明の実施形態における自動二輪車の左側面図である。 上記自動二輪車の車体後部の左側面図である。 上記自動二輪車のサイドスタンドを用いた起立状態の後面図である。 USBポートの斜視図である。 図2のV−V断面図である。 上記側壁の表側からポート開口周辺を見下ろした斜視図である。 上記側壁の裏側からUSBポートを取り付けた状態の斜視図である。 上記実施形態の変形例を示す図3に相当する後面図である。 上記実施形態の他の変形例を示す図2に相当する左側面図である。 図9のX−X断面図である。 図9のXI−XI断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ以下に説明する車両における向きと同一とする。また以下の説明に用いる図中適所には、車両前方を示す矢印FR、車両左方を示す矢印LH、車両上方を示す矢印UP、車体左右中心を示す線CLが示されている。
<車両全体>
図1には、鞍乗り型車両の一例として、スクータ型の自動二輪車1が示されている。自動二輪車1は、操向輪である前輪3と、駆動輪である後輪4と、を備えている。前輪3は、フロントフォーク3aに支持され、バーハンドル2によって操向可能である。バーハンドル2の左右グリップ2aの内、右グリップ2aにはアクセルグリップが装着されている。後輪4は、スイング式のパワーユニット8に支持され、パワーユニット8によって駆動可能である。図中符号3bは前輪車軸、符号4aは後輪車軸、符号4bはリアクッションを示している。図中符号1Aは前後輪を含む車体を示している。図中線3cは、側面視で前後輪車軸3b,4a間の中央を通る垂直線であり、車体1Aの前後方向中央部を示している。
バーハンドル2、フロントフォーク3aおよび前輪3を含むステアリング系部品は、車体フレーム(不図示)の前端部に操向可能に支持されている。パワーユニット8の前部は、車体フレームの下部に上下揺動可能に支持されている。
前輪3と後輪4との間には、運転者が足を置くステップフロア6が設けられている。ステップフロア6の前方には、レッグシールド14が設けられている。ステップフロア6の後方には、リアボディ15が設けられている。
リアボディ15上には、乗員が着座するシート5が支持されている。シート5は、運転者が着座する前部シート5aと後部同乗者が着座する後部シート5bとを一体に有している。バーハンドル2とシート5との間の空間(ステップフロア6の上方空間)K1は、運転者が車体を跨ぐ際の跨ぎ空間K1とされている。リアボディ15の下部両側には、後部シート5bに着座した後部同乗者が足を置く可倒式のピリオンステップ7が設けられている。ステップフロア6の下部左側には、車体を左側に傾斜させた起立状態で支持可能な可倒式のサイドスタンド19が設けられている。
パワーユニット8は、内燃機関であるエンジン8aと、エンジン8aで生じた駆動力を後輪4に伝達する伝動装置(例えばベルト式無段変速機)8bと、を備えている。
エンジン8aは、車幅方向(左右方向)に沿うクランク軸を有し、クランクケース(不図示)の前端部からシリンダ9を略水平に(詳細にはやや前上がりに)前方へ突出させている。シリンダ9の上部(吸気側)には、不図示の吸気管が接続されている。シリンダ9の下部(排気側)には、不図示の排気管が接続されている。
伝動装置8bは、クランクケースの車幅方向一側(左側)から後方へ延びる伝動ケース8cを備えている。伝動ケース8cの上方には、吸気管の上流側が接続されるエアクリーナケース9aが支持されている。
自動二輪車1の車体フレームの周囲は、車体カバー11で覆われている。車体カバー11は、車体フレームの前部を前方から覆うフロントカバー11aと、車体フレームの前部を後方から覆うインナーカバー11bと、車体フレームの下部を上方から覆うフロアカバー11cと、車体フレームの後部を前方および側方から覆うリアボディカバー11dと、を備えている。フロントカバー11aおよびインナーカバー11bは、運転者の脚部の前方を覆うレッグシールド14を構成している。リアボディカバー11dは、リアボディ15の外面を形成している。
バーハンドル2の周囲は、ハンドルカバー12で覆われている。ハンドルカバー12は、バーハンドル2を前方から覆うフロントハンドルカバー12aと、バーハンドル2を後方から覆うリアハンドルカバー12bと、を備えている。ハンドルカバー12は、バーハンドル2とともに車体フレームおよび車体カバー11に対して回動可能である。フロントハンドルカバー12aの車幅方向中央部には、ヘッドランプ21が配置されている。リアハンドルカバー12bの車幅方向中央部には、メータユニット22が配置されている。
左右グリップ2aの前方には、運転者が左右グリップ2aを把持した手で操作可能な左右一対の操作レバー(例えば前後ブレーキレバー)2bが配置されている。図中符号2cはハンドルカバー12の車幅方向両側を貫通してバーハンドル2に支持される左右一対のバックミラーを示す。
リアボディカバー11dの内側には、上方に開放する容器形状のラゲッジボックス13が配置されている。ラゲッジボックス13は、シート5の前端部を中心とした回動により上部開口を開閉可能である。ラゲッジボックス13は、前後座面を有するシート5と同様、前後に長い態様をなしている。ラゲッジボックス13の前部には、比較的深さを有してヘルメットを収納可能な前部収納区画13aが形成されている。ラゲッジボックス13の後部には、比較的浅い後部収納区画13bが形成されている。リアボディ15の上後部でシート5の後方には、後部同乗者が把持可能な左右リアグリップ18aを含むリアキャリア18が配置されている。
図1中符号23はリアボディ15の後端部に配置されたリアコンビランプ、符号24はリアコンビランプ23の後下方に延びるリアフェンダ、符号25はステアリング系とともに回動するフロントフェンダを示している。
<USBポート>
図4を参照し、自動二輪車1は、スマートフォン等の外部機器を、USB(Universal Serial Bus)コネクタ50によって接続可能としている。USBコネクタ50は、外部機器側のUSBプラグ(接続端子)51と、車両側のソケットとしてのUSBポート(USB端子ユニット)52と、で構成されている。例えば、本実施形態のUSBポート52は、電源機能および通信機能を持つ。
図2を併せて参照し、USBポート52は、例えば車体1Aの前後方向中央部3cよりも後方でシート5下方のリアボディカバー11dの外側に、ポート開口53を配置している。これにより、後部同乗者J2が用いる外部機器や車体後部に用いる外部機器のUSBプラグ51を、車体後部のUSBポート52に接続することが可能となっている。図中符号J1は運転者を示している。
USBコネクタ50は、既存の規格に対応するものが採用されるが、特に後発の「USB Type−C」であれば、USBポート52が鞍乗り型車両に好適な防水性を有する他、給電および通信能力も向上するため好ましい。なお、USBポート52に着脱可能なキャップを備えてもよい。外部機器はスマートフォンに限らず、例えばタブレット、ナビゲーション端末、音響機器、電飾装置、充電器、外部メモリ、等であってもよい。後部同乗者J2が用いる外部機器には、後部同乗者J2が所持または装着したモバイル機器、音響機器、電熱機器、灯火器等が挙げられる。車体後部に用いる外部機器には、リアキャリア18(リアキャリア18上のトップケースを含む)やリアボディ15(リアボディ15側方のパニアケースを含む)に搭載または装着したモバイル機器、音響機器、電熱機器、灯火器等が挙げられる。
図4、図5を参照し、USBポート52は、USBプラグ51を予め定めた挿脱方向(図中矢印W1で示す)に沿って挿脱させる機械的な継手としての口金部54と、口金部54を支持するとともに車体側(リアボディカバー11d)に固定されるケーシング55と、を備えている。
口金部54は、例えば偏平中空の断面形状をなして挿脱方向W1に沿って延びている。口金部54における挿脱方向W1の一端側(USBプラグ51を離脱させる側、以下、離脱側という。)の端部には、USBプラグ51を挿脱させるポート開口53が形成されている。口金部54の内側には、ポート開口53に臨む複数の端子(不図示)が配列されている。
ケーシング55は、例えば絶縁樹脂で形成され、例えば挿脱方向W1に長い直方体状の外形状をなしている。図中矢印L1はケーシング55(USBポート52)の長手方向を示す。ケーシング55の挿脱方向W1の離脱側の端部には、挿脱方向W1に沿って離脱側へ突出する口金保持部56が形成されている。ケーシング55の挿脱方向W1の他端側(USBプラグ51を挿入させる側、以下、挿入側という。)には、車体側に配策された車体側ハーネスを接続可能とするカプラ57が設けられている。USBポート52は、口金部54を無くしてもよい。すなわち、口金部54は、USBプラグ51を挿脱方向W1に沿って挿脱させる機械的な継手を構成するが、この口金部54を無くし、ケーシング55における口金保持部56に相当する部位で樹脂製の継手を構成してもよい。
口金保持部56は、口金部54の外周を被覆するように設けられている。口金保持部56の先端部には、口金部54の先端部(ポート開口53)よりも離脱側へ突出する突出部58が設けられている。突出部58は、ポート開口53の外周を全周に渡って囲うように環状に設けられている。突出部58は、挿脱方向W1から見て、内周縁がポート開口53の周縁と重なるように(換言すれば、ポート開口53の周縁に隣接するように)設けられている。
突出部58の先端側かつ内周側には、挿脱方向W1の離脱側ほど車体側開口31を広げるように傾斜したガイド部58aが設けられている。ガイド部58aは、挿脱方向W1の離脱側から接近してきたUSBプラグ51をポート開口53へ案内する案内部として機能する。突出部58の基部(挿脱方向W1の挿入側の端部)には、車載時の下側に、突出部58内に浸入した水を突出部58下方に導く排水孔58b(図7参照)が設けられている。なお、突出部58内の水の排水部として、排水孔58bに限らず、例えば排水用の溝や切り欠き等を設けてもよい。
図2を参照し、USBポート52は、例えば車幅方向でリアボディ15のサイドスタンド19側(左側)のリアボディカバー11dにおいて、側面視でピリオンステップ7よりも後方かつリアグリップ18aよりも前方の範囲H1に取り付けられている。範囲H1は、ピリオンステップ7を車幅方向外側に起立させた使用状態(図2参照)の後端と、リアグリップ18aの前端と、の間の範囲である。図中符号H2は後部シート5b(後座面)の前後幅符号15aはリアボディ15の左右両側においてリアボディカバー11dの内側を後上がりに延びる左右一対のリアフレームを示している。
図4、図7を参照し、ケーシング55の挿脱方向W1の離脱側には、挿脱方向W1と交差する幅方向(車載時の前後方向)の両側に、一対をなす取り付けフランジ59が設けられている。側壁11d1の裏面側(車幅方向内側)には、車体側開口31の前後両側に、一対をなす締結ボス27cが設けられている。一対の締結ボス27cには、一対の取り付けフランジ59が、それぞれ車幅方向内側から螺着したネジ59aによって締結固定されている。これにより、USBポート52が側壁11d1の裏面側に固定的に取り付けられている。
ケーシング55の車載時の上面部には、一対の取り付けフランジ59の上部間に渡る上部フランジ60が設けられている。上部フランジ60は、一対の取り付けフランジ59と面一状に連なってこれらを連結し、USBポート52の取り付け強度および剛性を高めている。上部フランジ60および一対の取り付けフランジ59は、ケーシング55を伝った水がポート開口53側に流れることを阻止する止水部60Aとしても機能する。なお、ケーシング55を伝った水を阻止する止水部60Aとして、止水壁に限らず、溝や傾斜形状等の水を案内する構成を設けてもよい。
図5を参照し、USBポート52は、車載時にポート開口53が水平方向に対して下向きとなるように(挿脱方向W1の離脱側が下側となるように)傾斜して配置されている。これにより、突出部58内でポート開口53周辺に水や塵埃が入り難くかつ溜まり難くなっている。
USBポート52は、ケーシング55を含む全体がポート開口53を下向きとするように傾斜して配置されている。リアボディカバー11dの内側では、後輪4が巻き上げた水やリアボディカバー11dの上部から浸入した水がリアボディカバー11d内の部品に掛かることがある。この水がUSBポート52に掛かると、ケーシング55の表面を伝った水が車体側開口31を経てポート開口53周辺に至ることがある。本実施形態のUSBポート52では、車載時のケーシング55の下側(挿脱方向W1の離脱側)における上面および前後側面に、それぞれ上部フランジ60および一対の取り付けフランジ59が設けられている。これら上部フランジ60および一対の取り付けフランジ59が止水壁として機能するので、ケーシング55を伝った水がポート開口53周辺に至り難い。
図5を参照し、ケーシング55は、口金保持部56の外周側に離間して、挿脱方向W1の離脱側に突出するフード61が設けられている。フード61は、先端部が側壁11d1の裏面に近接または当接している。これにより、リアボディカバー11d内の水が側壁11d1の裏面を伝ってUSBポート52に接近しても、フード61によって口金保持部56の被水が抑えられ、ポート開口53周辺に水が至り難くなる。フード61は、弾性を有するシール等を介して側壁11d1に密接する構成とすれば、ポート開口53周辺の防水性がより一層高まる。フード61は、突出部58の外周を全周に渡って囲うように設けられるが、少なくとも突出部58の上方に庇状に設けられてもよい。
USBポート52は、ケーシング55の内側に、口金部54内の端子に接続される回路基板62を備えている。回路基板62は、例えばDC−DCコンバータを含み、ケーシング55の車載時の上下面に沿うように配置されてケーシング55内に収容されている。ケーシング55は、車載時の下面側を開放してケース開放部を形成している。USBポート52は、ケーシング55内に回路基板62を収容した状態で、ケース開放部からポッティング樹脂63を注入してケーシング55内に充填することで、回路基板62を水密に封止している。USBポート52は、ケーシング55の車載時の下面を、ポッティング樹脂63が露出したポッティング面63aとすることで、ポッティング面63a上に水や塵埃が溜まることを防止し、防水性および防塵性を高めている。
図2、図5、図6を参照し、USBポート52は、大部分が側壁11d1の裏側(リアボディカバー11dの内側)に配置されている。USBポート52は、ポート開口53および突出部58を除いて、側壁11d1によって遮蔽されている。側壁11d1は、車体側開口31の周囲を、側壁11d1の表側(リアボディカバー11dの外側)から見て凹ませた凹部32を有している。凹部32は、車体側開口31の周囲を除く側壁11d1の平坦な一般面(表面)27dに対して、側壁11d1の表側から見て凹んでいる。凹部32内には、車体側開口31から側壁11d1の表側に突出したケーシング55の突出部58が臨んでいる。突出部58ひいてはUSBポート52は、側壁11d1の一般面27dよりも表側には突出せず、USBポート52への外乱の影響を抑えている。
突出部58の内側の口金部54は、突出部58の先端よりも挿脱方向W1の離脱側に位置しているので、USBプラグ51をUSBポート52に突き当てるように差し込んでも、この突き当て荷重は口金部54には直接伝わらない。ケーシング55は、車体側である側壁11d1に固定されているので、前記突き当て荷重が突出部58に入力されると、この突き当て荷重は側壁11d1すなわち車体側に支持される。このため、USBポート52の口金部54への荷重入力が抑えられ、端子周辺の保護性が高められる。
凹部32は、挿脱方向W1において、車体側開口31の周縁から側壁11d1の一般面27dに向けて広げるように延びるテーパ部32aを有している。テーパ部32aは、車体側開口31を広げるように傾斜して延びることで、挿脱方向W1の離脱側から接近してきたUSBプラグ51を、車体側開口31ひいてはポート開口53へ案内する案内部として機能する。凹部32は、側壁11d1の一般面27d側ほど広がるテーパ部32aによって、側壁11d1の一般面27d上に形成する開口32bを車体側開口31よりも大きくする。これにより、使用者がUSBポート52の存在および位置を視覚的および触覚的に認識しやすく、USBポート52の使い勝手を向上させる。
図5、図6を参照し、凹部32には、ポート開口53の存在および位置を使用者に知らしめるための表示部33が設けられている。表示部33は、テーパ部32aにおける上向きに傾斜した下壁32cに設けられている。表示部33は、例えば刻印やペイント等によって、USBポート52の存在を示す文字やマークを表示する。表示部33は、テーパ部32aの上向き面に形成されるので、使用者が見下ろしたときに視認しやすい。USBポート52は、下向きに傾斜して配置されているので、車体側開口31を形成する仮想面31aが下向きに傾斜し、テーパ部32aの下壁32cを広げている。これにより、表示部33が大きくなり、使用者が認識しやすくなる。凹部32は、側壁11d1における垂直方向に対して下側が手前(リアボディカバー11dの外側)に位置するように傾斜した部位に設けられ、この点でもテーパ部32aの下壁32cが広がって表示部33が大きくなる。
なお、表示部33は、刻印やペイントに限らず、例えば文字やマークを点灯または点滅させる発光部であってもよい。このとき、発光部の点灯または点滅は、イグニッションスイッチのオンオフに応じて行ったり、USBプラグ51の通電に応じて行ったり、別途のスイッチの操作に応じて行ってもよい。発光部の点灯または点滅は、予め定めた時間だけ行ってもよく、USBプラグ51の通電等に応じて発光の有無や色等を変化させてもよい。発光以外のサインを機械的または電気的に表示させるものでもよい。
図3、図5を参照し、本実施形態では、USBポート52は、リアボディ15において、車幅方向でサイドスタンド19側(車体左右中心よりも左側)に配置されている。USBポート52は、車幅方向でサイドスタンド19側のリアボディカバー11dにおいて、車幅方向外側を向く側壁11d1の裏側(車幅方向内側)に取り付けられている。
USBポート52は、側壁11d1に形成された車体側開口31から、ポート開口53および突出部58を側壁11d1表側(車幅方向外側)に露出させている。USBポート52は、サイドスタンド19側に立つ使用者にポート開口53を近付けることで、サイドスタンド19側に立つ使用者から目視しやすくかつアクセスしやすくする。ポート開口53は、サイドスタンド19を利用した車体起立状態で下向きとなりやすく、停車時の防水性および防塵性が高まる。図3中符号GLは地上面を示す。
USBポート52およびポート開口53は、ポート開口53が下向きとなる配置であれば、車幅方向でサイドスタンド19と反対側(右側)に配置されてもよい。USBポート52をサイドスタンド19と反対側に配置すると、サイドスタンド19側から乗員が乗降する際、乗降前に外部機器をUSBポート52に接続していても、接続したUSBプラグ51や接続コードが乗降時の妨げになり難い。ポート開口53は、リアボディ15の左右何れに配置される場合にも、少なくともサイドスタンド19を利用した車体起立状態で下向きとなるように配置されている。これにより、停車時の防水性および防塵性が高まる。
図2、図5を参照し、USBポート52は、ポート開口53および突出部58を除く残余の部分を、側壁11d1裏側の空間(リアボディカバー11dの内部空間K6)に臨ませている。すなわち、USBポート52は、自動二輪車1の完成車において、リアボディカバー11dを車両外方から見たとき、ポート開口53および突出部58を除いて、リアボディカバー11dによって遮蔽されている。
図8に示す例では、USBポートは、車載時にポート開口53が水平方向に対して上向きとなるように(挿脱方向W1の離脱側が上側となるように)傾斜して配置されている。また、リアボディカバー11dには、車両外方に向けて開口する凹状をなすポート収納部11d2が形成されている。ポート収納部11d2は、その内側に車体側開口31が形成され、ポート収納部11d2内にポート開口53を臨ませている。ポート収納部11d2の開口部は、例えばリアボディカバー11dの一般面27dと面一状をなすリッド11d3により開閉可能である。
これにより、リッド11d3を閉じてポート開口53を遮蔽することで、ポート開口53への外乱を抑えるとともに、上向きに配置したポート開口53周辺に水や塵埃が入り難くかつ溜まり難い。また、USBポートに接続したUSBプラグ51や接続コードをポート収納部11d2内へ収納可能となる。図8の例でも、USBポート52、ポート収納部11d2およびリッド11d3は、リアボディ15の左右何れに配置してもよい。
図2に鎖線で示すように、リッド11d3は、車両前後方向で少なくとも一部が後部シート5bの前後幅H2内に配置されている。これにより、後部同乗者J2からリッド11d3に手が届きやすく、後部同乗者J2が開閉操作をしやすい。なお、ポート収納部11d2およびリッド11d3は、ポート開口53が下向きに配置される場合に設けてもよい。
図9〜図11に示すUSBポート52は、車載時にポート開口53が少なくとも後向きとなるように(ポート開口53が指向する向きに後向きの成分を含むように)配置されている。これにより、ポート開口53が車両外方に露出するか否かによらず、車両走行時にポート開口53周辺に雨水等が入り難くなっている。例えば、リアボディカバー11dには、後向きのポート開口53を臨ませる凹部11d4が形成されている。凹部11d4は、ポート収納部11d2と同様、車両外方に向けて開口する凹状をなしている。この凹部11d4の開口部にリッド11d3を設けてもよい。
図9〜図11に示すUSBポート52は、挿脱方向W1および長手方向L1を概ね車両前後方向に向けて配置されている。挿脱方向W1および長手方向L1は、車両前後方向に沿わせても傾斜させてもよい。特に、リアボディカバー11dの外形状に沿わせるように傾斜させるとよい。これにより、車両前後方向に延びるリアボディカバー11dの内側のスペースにUSBポート52を配置しやすくなる。また、長手方向LIに沿う軸線を中心にケーシング55を傾斜させ、ポッティング面63aのような幅広の面を傾斜させることで、湾曲したリアボディカバー11dの内側のスペースにより一層USBポート52を配置しやすくなる。
なお、USBポート52は、ケーシング55の長手方向L1を概ね車両前後方向に向けながら、ポート開口53を車幅方向外側に向けることで、長手方向L1と挿脱方向W1とを互いに交差させた構成(概略L字状をなす構成)としてもよい。これにより、ポート開口53に対して車幅方向外側からUSBプラグ51を着脱可能としながら、リアボディカバー11dの内側のスペースにUSBポート52を配置しやすくなる。
以上説明したように、本実施形態における鞍乗り型車両のUSBポート配置構造は、前後輪3,4を含む車体1Aと、外部機器のUSBプラグ51を挿脱させるUSBポート52と、を備え、USBポート52は、車体1Aの前後方向中央部3cよりも後方にポート開口53を配置し、このポート開口53を車両外方に向けて開口させている。
この構成によれば、後部同乗者J2や車体後部に用いる外部機器のUSBプラグ51を、車体後部で車両外方に開口したポート開口53に対して、アダプタを用いることなく直に接続することが可能となる。このため、アダプタを用いることによる煩雑さや車両外方へのアダプタ等の突出を抑えた上で、車体後部の外部機器に対して給電や通信等を行うことが可能となり、車両の利便性を向上させることができる。
上記鞍乗り型車両のUSBポート配置構造において、後部同乗者J2が足を載せるピリオンステップ7を備え、ポート開口53は、ピリオンステップ7よりも後方に配置されている。
この構成によれば、後部同乗者J2がピリオンステップ7を利用した際に、後部同乗者J2の脚部がポート開口53や接続されたUSBプラグ51や接続コードに干渉し難くなり、USBポート52の利便性を向上させることができる。
上記鞍乗り型車両のUSBポート配置構造において、後部同乗者J2が把持するリアグリップ18aを備え、ポート開口53は、リアグリップ18aよりも前方に配置されている。
この構成によれば、後部同乗者J2の手が届きやすい範囲にUSBポート52が開口するので、USBポート52の利便性を向上させることができる。
上記鞍乗り型車両のUSBポート配置構造において、USBポート52は、ポート開口53が上向きとなるように配置されてもよい。
この構成によれば、ポート開口53が下向きに配置されている場合と比べて、後部同乗者J2がポート開口53にアクセスしやすくなり、USBポート52の利便性を向上させることができる。
上記鞍乗り型車両のUSBポート配置構造において、USBポート52は、ポート開口53が下向きとなるように配置されてもよい。
この構成によれば、ポート開口53が上向きに配置されている場合と比べて、ポート開口53内に水や塵埃が入り難くなり、USBポート52の防水性および防塵性を高めることができる。
上記鞍乗り型車両のUSBポート配置構造において、USBポート52は、ポート開口53が後向きとなるように配置されてもよい。
この構成によれば、後部同乗者J2がポート開口53に後方からアクセスしやすくなるとともに、ポート開口53に車体後部の外部機器を接続しやすくなり、USBポート52の使いやすさを高めることができる。また、リッド11d3が開いたまま走行した場合にも、ポート開口53に水が入り難くすることができる。
上記鞍乗り型車両のUSBポート配置構造において、車体1Aの車幅方向一側に配置され、車体1Aを車幅方向一側に傾斜した起立状態で支持するサイドスタンド19を備え、ポート開口53は、車幅方向でサイドスタンド19がある側に配置されてもよい。
この構成によれば、サイドスタンド19側に立つ使用者にUSBポート52が近付くので、USBポート52の使いやすさを高めることができる。
上記鞍乗り型車両のUSBポート配置構造において、ポート開口53は、車幅方向でサイドスタンド19と反対側に配置されてもよい。
この構成によれば、サイドスタンド19側から乗員が乗降する際、乗降前に外部機器をUSBポート52に接続していても、接続したUSBプラグ51や接続コードが乗降時の妨げになり難く、USBポート52の使いやすさを高めることができる。
上記鞍乗り型車両のUSBポート配置構造において、ポート開口53を遮蔽可能なリッド11d3を備えてもよい。
この構成によれば、USBポート52の不使用時にはポート開口53を遮蔽しておくことが可能となり、USBポート52の防水性および防塵性を高めることができる。
上記鞍乗り型車両のUSBポート配置構造において、後部同乗者J2が着座する後部シート5bを備え、リッド11d3は、後部シート5bの前後幅H2内で後部シート5bの下方に配置されてもよい。
この構成によれば、後部同乗者J2の近くにリッド11d3が配置されるので、後部同乗者J2がリッド11d3ひいてはUSBポート52にアクセスしやすくなり、USBポート52の利便性を向上させることができる。
上記鞍乗り型車両のUSBポート配置構造において、車両外方に向けて開口する凹状をなし、内側にポート開口53が配置され、リッド11d3により開閉されるポート収納部11d2を備えてもよい。
この構成によれば、ポート開口53への外乱を抑えるとともに、USBポート52に接続したUSBプラグ51や接続コードをポート収納部11d2内へ収納可能とし、USBポート52の使いやすさを高めることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、例えば、前記鞍乗り型車両には、運転者が車体を跨いで乗車する車両全般が含まれ、自動二輪車(原動機付自転車及びスクータ型車両を含む)のみならず、三輪(前一輪かつ後二輪の他に、前二輪かつ後一輪の車両も含む)又は四輪の車両も含まれる。
本実施形態では、電源機能および通信機能を持つUSBポートを鞍乗り型車両に設置する例を説明したが、これに限らず、電源機能または通信機能を持つUSBポートを鞍乗り型車両に設置する場合に適用してもよい。すなわち、USBポートは、外部機器における電源機能および通信機能を持つ接続端子と、外部機器における電源機能または通信機能を持つ接続端子と、を何れも挿脱可能な端子ユニットである。
本実施形態ではUSBコネクタのUSBポートを鞍乗り型車両に設置する場合の例を説明したが、これに限らず、電源機能および通信機能を持ち、外部機器の接続端子を挿脱させる端子ユニットを、鞍乗り型車両に設置する場合の全般に適用可能である。
そして、上記実施形態における構成は本発明の一例であり、実施形態の構成要素を周知の構成要素に置き換える等、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
1 自動二輪車(鞍乗り型車両)
1A 車体
3 前輪
3c 前後方向中央部
4 後輪
5 シート
5b 後部シート
H2 前後幅
7 ピリオンステップ(後部ステップ)
11d リアボディカバー
11d1 側壁
11d2 ポート収納部(端子収納部)
11d3 リッド
15 リアボディ
18a リアグリップ
19 サイドスタンド
31 車体側開口
32 凹部
50 USBコネクタ
51 USBプラグ(接続端子)
52 USBポート(端子ユニット)
53 ポート開口(端子接続口)
W1 挿脱方向
L1 長手方向
H1 範囲

Claims (12)

  1. 前後輪(3,4)を含む車体(1A)と、
    電源機能および通信機能の少なくとも一方を持ち、外部機器の接続端子(51)を挿脱させる端子ユニット(52)と、を備え、
    前記端子ユニット(52)は、前記車体(1A)の前後方向中央部(3c)よりも後方に端子接続口(53)を配置し、前記端子接続口(53)を車両外方に向けて開口させている鞍乗り型車両の端子ユニット配置構造。
  2. 後部同乗者(J2)が足を載せる後部ステップ(7)を備え、
    前記端子接続口(53)は、前記後部ステップ(7)よりも後方に配置されている請求項1に記載の鞍乗り型車両の端子ユニット配置構造。
  3. 後部同乗者(J2)が把持するリアグリップ(18a)を備え、
    前記端子接続口(53)は、前記リアグリップ(18a)よりも前方に配置されている請求項1又は2に記載の鞍乗り型車両の端子ユニット配置構造。
  4. 前記端子ユニット(52)は、前記端子接続口(53)が上向きとなるように配置されている請求項1から3の何れか一項に記載の鞍乗り型車両の端子ユニット配置構造。
  5. 前記端子ユニット(52)は、前記端子接続口(53)が下向きとなるように配置されている請求項1から3の何れか一項に記載の鞍乗り型車両の端子ユニット配置構造。
  6. 前記端子ユニット(52)は、前記端子接続口(53)が後向きとなるように配置されている請求項1から3の何れか一項に記載の鞍乗り型車両の端子ユニット配置構造。
  7. 前記車体(1A)の車幅方向一側に配置され、前記車体(1A)を車幅方向一側に傾斜した起立状態で支持するサイドスタンド(19)を備え、
    前記端子接続口(53)は、車幅方向で前記サイドスタンド(19)がある側に配置されている請求項1から6の何れか一項に記載の鞍乗り型車両の端子ユニット配置構造。
  8. 前記車体(1A)の車幅方向一側に配置され、前記車体(1A)を車幅方向一側に傾斜した起立状態で支持するサイドスタンド(19)を備え、
    前記端子接続口(53)は、車幅方向で前記サイドスタンド(19)と反対側に配置されている請求項1から6の何れか一項に記載の鞍乗り型車両の端子ユニット配置構造。
  9. 前記端子接続口(53)を遮蔽可能なリッド(11d3)を備えている請求項1から8の何れか一項に記載の鞍乗り型車両の端子ユニット配置構造。
  10. 後部同乗者(J2)が着座する後部シート(5b)を備え、
    前記リッド(11d3)は、前記後部シート(5b)の前後幅(H2)内で前記後部シート(5b)の下方に配置されている請求項9に記載の鞍乗り型車両の端子ユニット配置構造。
  11. 車両外方に向けて開口する凹状をなし、内側に前記端子接続口(53)が配置され、前記リッド(11d3)により開閉される端子収納部(11d2)を備えている請求項9又は10に記載の鞍乗り型車両の端子ユニット配置構造。
  12. 前記端子ユニット(52)は、USB端子ユニット(52)である請求項1から11の何れか一項に記載の鞍乗り型車両の端子ユニット配置構造。
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