JP5947642B2 - 車両用シートスライド装置 - Google Patents
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Description
上記車体側レールに係合した状態で該車体側レールに沿って移動するとともに、車両用シートに固定されるシート側部材とを備え、
上記シート側部材が上記車体側レールの所定位置に固定されるロック状態と、該車体側レールに沿って移動可能となる非ロック状態とに切り替えられるように構成され、
上記車体側レールと上記シート側部材との間で転動する球状部材が設けられている車両用シートスライド装置において、
上記車体側レールは、車両前後方向に延びる底板部と、該底板部の車両左縁部から上方へ延びる左板部と、該底板部の車両右縁部から上方へ延びる右板部とを有し、
上記シート側部材は、上記車両用シートの下面に取り付けられて上記車体側レールの上記左板部と上記右板部との間を下方へ延びる縦板部と、該縦板部の下縁部から車両左側へ延びる左側水平板部と、該左側水平板部の車両左縁部から上方へ延びて上記車体側レールの上記左板部と隙間をあけて対向するように配置される左側板部と、該縦板部の下縁部から車両右側へ延びる右側水平板部と、該右側水平板部の車両右縁部から上方へ延びて上記車体側レールの上記右板部と隙間をあけて対向するように配置される右側板部とを有し、
上記車体側レールの上記左板部には、右側に開放するとともに上記球状部材が嵌まって転動する略円弧状の断面を有する左側溝が車両前後方向に延びるように形成され、
上記シート側部材の上記左側板部には、上記車体側レールの上記左側溝と対向する部位に、左側に開放するとともに上記球状部材が嵌まって転動する略V字状の左側溝が車両前後方向に延びるように形成され、
上記車体側レールの上記右板部には、左側に開放するとともに上記球状部材が嵌まって転動する略円弧状の断面を有する右側溝が車両前後方向に延びるように形成され、
上記シート側部材の上記右側板部には、上記車体側レールの上記右側溝と対向する部位に、右側に開放するとともに上記球状部材が嵌まって転動する略V字状の右側溝が車両前後方向に延びるように形成され、
上記車体側レールの上記左板部と、上記シート側部材の上記左側板部との上記隙間の車両左右方向中心部を通って上下方向に延びる中心線と、上記車体側レールの上記左側溝内面における上記球状部材の接触点との水平方向の離間距離をX1とし、上記中心線と、上記シート側部材の上記左側溝内面における上記球状部材の接触点との水平方向の離間距離をY1としたとき、X1がY1よりも長くなるように上記車体側レールの上記左側溝及び上記シート側部材の上記左側溝の深さが設定され、
上記車体側レールの上記右板部と、上記シート側部材の上記右側板部との上記隙間の車両左右方向中心部を通って上下方向に延びる中心線と、上記車体側レールの上記右側溝内面における上記球状部材の接触点との水平方向の離間距離をX2とし、上記中心線と、上記シート側部材の上記右側溝内面における上記球状部材の接触点との水平方向の離間距離をY2としたとき、X2がY2よりも長くなるように上記車体側レールの上記右側溝及び上記シート側部材の上記右側溝の深さが設定され、
上記シート側部材の上記左側板部は、上記球状部材を、上記車体側レールの上記左側溝に付勢する弾性を有する付勢部とされ、
上記シート側部材の上記右側板部は、上記球状部材を、上記車体側レールの上記右側溝に付勢する弾性を有する付勢部とされていることを特徴とするものである。
図1は、参考例1にかかる車両用シートスライド装置1を備えた車両の室内を側方(車両の左方向)から見た図である。車両は、例えば乗用自動車等である。車両用シートスライド装置1は、車両用シート2を例えば500mm以上のロングスライドさせることが可能に構成された、いわゆるロングスライド装置である。本発明にかかる車両用シートスライド装置1で位置調整を行う車両用シート2は、例えば車両の運転席の後側に配設される後席用シートであり、2列目シートや、車両によっては3列目シートであってもよい。
図9は、参考例6にかかる車両用シートスライド装置1を示すものである。この参考例6では、球状部材50の代わりにサブローラー55,55を使用している点で実施形態のものと異なっている。以下、実施形態と異なる部分について詳細に説明する。
2 車両用シート
3 ロック装置
20 車体側レール
22b 左側溝(転動面)
23b 右側溝(転動面)
30 シート側部材
33 ローラー
34 支軸
37 縦板部(付勢部)
37b 左側溝(転動面)
39 カラー
42 縦板部(付勢部)
42b 右側溝(転動面)
Claims (1)
- 車体に固定される車体側レールと、
上記車体側レールに係合した状態で該車体側レールに沿って移動するとともに、車両用シートに固定されるシート側部材とを備え、
上記シート側部材が上記車体側レールの所定位置に固定されるロック状態と、該車体側レールに沿って移動可能となる非ロック状態とに切り替えられるように構成され、
上記車体側レールと上記シート側部材との間で転動する球状部材が設けられている車両用シートスライド装置において、
上記車体側レールは、車両前後方向に延びる底板部と、該底板部の車両左縁部から上方へ延びる左板部と、該底板部の車両右縁部から上方へ延びる右板部とを有し、
上記シート側部材は、上記車両用シートの下面に取り付けられて上記車体側レールの上記左板部と上記右板部との間を下方へ延びる縦板部と、該縦板部の下縁部から車両左側へ延びる左側水平板部と、該左側水平板部の車両左縁部から上方へ延びて上記車体側レールの上記左板部と隙間をあけて対向するように配置される左側板部と、該縦板部の下縁部から車両右側へ延びる右側水平板部と、該右側水平板部の車両右縁部から上方へ延びて上記車体側レールの上記右板部と隙間をあけて対向するように配置される右側板部とを有し、
上記車体側レールの上記左板部には、右側に開放するとともに上記球状部材が嵌まって転動する略円弧状の断面を有する左側溝が車両前後方向に延びるように形成され、
上記シート側部材の上記左側板部には、上記車体側レールの上記左側溝と対向する部位に、左側に開放するとともに上記球状部材が嵌まって転動する略V字状の左側溝が車両前後方向に延びるように形成され、
上記車体側レールの上記右板部には、左側に開放するとともに上記球状部材が嵌まって転動する略円弧状の断面を有する右側溝が車両前後方向に延びるように形成され、
上記シート側部材の上記右側板部には、上記車体側レールの上記右側溝と対向する部位に、右側に開放するとともに上記球状部材が嵌まって転動する略V字状の右側溝が車両前後方向に延びるように形成され、
上記車体側レールの上記左板部と、上記シート側部材の上記左側板部との上記隙間の車両左右方向中心部を通って上下方向に延びる中心線と、上記車体側レールの上記左側溝内面における上記球状部材の接触点との水平方向の離間距離をX1とし、上記中心線と、上記シート側部材の上記左側溝内面における上記球状部材の接触点との水平方向の離間距離をY1としたとき、X1がY1よりも長くなるように上記車体側レールの上記左側溝及び上記シート側部材の上記左側溝の深さが設定され、
上記車体側レールの上記右板部と、上記シート側部材の上記右側板部との上記隙間の車両左右方向中心部を通って上下方向に延びる中心線と、上記車体側レールの上記右側溝内面における上記球状部材の接触点との水平方向の離間距離をX2とし、上記中心線と、上記シート側部材の上記右側溝内面における上記球状部材の接触点との水平方向の離間距離をY2としたとき、X2がY2よりも長くなるように上記車体側レールの上記右側溝及び上記シート側部材の上記右側溝の深さが設定され、
上記シート側部材の上記左側板部は、上記球状部材を、上記車体側レールの上記左側溝に付勢する弾性を有する付勢部とされ、
上記シート側部材の上記右側板部は、上記球状部材を、上記車体側レールの上記右側溝に付勢する弾性を有する付勢部とされていることを特徴とする車両用シートスライド装置。
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