JP6352035B2 - シートレール装置 - Google Patents

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本発明は、シートレール装置に関し、特に、アッパーレールのガタつきを防止することができるシートレール装置に関する。
従来、アッパーレールのがたつきを防止する機能を有するシートレール装置として、前後方向に延在するロアレールと、前記ロアレールに形成された底壁と頂壁との間に転動可能に保持された複数のローラーを介して前記ロアレールと相対移動可能に連結されたアッパーレールとを備え、前記アッパーレールに固設されたシート本体を前記ロアレールに沿って車体前後方向に移動させる車両用シートのスライド装置であって、前記アッパーレールの前後端部を含む前後3ヶ所以上に前記ローラーを配設し、前記ローラーのうちの2輪を、前記アッパーレール上での移動が禁止された固定軸を介して軸支し、他のローラーを、前記アッパーレール上での上下方向への移動が許容された可動軸を介して軸支してなるスライド装置において、前後3ヶ所に配置した各ローラーのうち、アッパーレールの中間に位置するローラーを前後端部に位置するローラーよりも間隙分だけ下方にオフセットさせることにより、アッパーレール25のガタつきを防止する技術が開示されている(特許文献1)。
しかし、上記技術の構成では、間隙分だけ確実にオフセットすることが大変困難であり、オフセットしすぎると、間隙が発生してガタつきの原因となり、逆にオフセットが足りないときつすぎてレール上のスライド負荷が高くなりすぎて移動が非常に重くなるといった問題があった。また、ロアレールとアッパーレールの断面にばらつきがある場合に、このばらつきに対応することができないという問題もあった。さらに、予定していない大きな力がアッパーレールに対して予定していない方向に加わった場合、例えば長手方向に対して直角水平方向に力が加わった場合等に隙間が全くないとローラーが損傷する可能性があるという問題点もあった。
特開2011−201471号公報
本発明はこうした課題を鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、一定の圧力でアッパーレールをロアレールに押し付けることによって、ガタつきを防止することができるとともに、ロアレールとアッパーレールとの間にばらつきがあっても、アッパーレールのスライド荷重を一定にすることができるシートレール装置を提供することにある。
本発明は、上述の目的を達成するために、以下の手段を採った。
本発明にかかるシートレール装置は、車両用シートをスライド可能に設けるためのシートレール装置において、
下方両側に設けられた移動用ローラーと、少なくとも上下方向のガタつきを防止するガタつき防止用ローラーと、を有するアッパーレールと、
前記アッパーレールよりも長尺に形成され、移動用ローラーが転がる底面と、前記ガタつき防止用ローラーと当接する水平又は斜面に形成された上面からなる当接面と、を有するロアレールと、
を備え、
前記ガタつき防止用ローラーは、ローラーと、偏心軸部材と、ばね部材とを有し、前記偏心軸部材は、ローラーの軸となるローラー回転軸と、ばね部材を取付けるばね部材取付部と、偏心軸部材自体が回転するための自軸とを有し、
前記ばね部材取付部には、ばね部材が固定的に取付けられ、偏心軸部材の自軸を中心に一定方向へ回転するように付勢することにより、前記ガタつき防止用ローラーが前記当接面に付勢していることを特徴とする。
かかる構成を採用することによって、ガタつき防止用ローラーがロアレールの水平又は斜面に形成された上面からなる当接面を押圧することで、少なくとも下方方向へアッパーレールを押圧することになる。これにより、アッパーレールが上下方向へガタつくことが低減される。また、ガタつき防止用ローラーは、当接面に付勢されているが当接面に対し近づいたり離れたりする方向へ移動可能であるため、ロアレールとアッパーレールの断面のばらつきがあってもほぼ一定の力で当接面を押圧することができる。そのため、アッパーレールがロアレールに対して移動する際に、重たくなったり、軽くなったりすることが低減され、常に一定のスライド負荷とすることができる。また、アッパーレールに予期しない大きな力が予定外の方向に加わった場合であっても、ガタつき防止用ローラーが上下に移動して緩衝することができるので、移動用ローラー又はガタつき防止用ローラーが損傷することを防止することができる。
また、本発明にかかるシートレール装置において、前記ガタつき防止用ローラーは、ローラー回転軸が水平にアッパーレールに配置され、上方向に押圧してなることを特徴とするものであってもよい。かかる構成を採用するこことで、ガタつき防止用ローラーの力を上方向に集中させることができるため、アッパーレールが上下にがたつくことを効果的に低減することができる。
さらに、本発明にかかるシートレール装置において、前記ガタつき防止用ローラーは、ローラー回転軸の端部が上方又は下方になるように斜めにアッパーレールに配置され、かつ前記ガタつき防止用ローラーが当接面に付勢されてなることを特徴とするものであってもよい。かかる構成を採用することによって、ガタつき防止用ローラーが上下方向及び長手方向に対して直角の水平方向に対してもアッパーレールを押圧することができ、これらの方向にがたつくことを同時に低減することができる。また、アッパーレールの両側にガタつき防止用ローラーを設けることで、水平方向への力が両側から反対方向にかかるので、アッパーレールをロアレールの中心に配置させることができる。
さらに、本発明にかかるシートレール装置において、前記ガタつき防止用ローラーは、線状の剛性部材上に配置されて、剛性部材の弾性力により上方に付勢していることを特徴とするものであってもよい。かかる構成を採用することによって、ピアノ線等の剛性のある金属線を利用して容易にガタつき防止用ローラーに付勢力を加えることができる。
さらに、本発明にかかるシートレール装置において、前記ガタつき防止用ローラーは、偏心軸部材に設けられており、偏心軸部材が付勢されていることによって当接面に当接していることを特徴とするものであってもよい。かかる構成を採用することによって、ロアレールとアッパーレールの断面のばらつきがあってもスライド摺動荷重が重くなることなくガタつきを防止することができる。
本発明にかかるシートレール装置によれば、ロアレールを押圧することによってアッパーレールのガタつきを防止することができるシートレール装置を提供することができる。
図1は、第1実施形態にかかるシートレール装置100を示す斜視図である。 図2は、第1実施形態にかかるシートレール装置100の断面図である。 図3は、第1実施形態にかかるシートレール装置100のアッパーレールの主要な構成を示す斜視図である。 図4は、第1実施形態にかかるアッパーレール31の分解斜視図である。 図5は、第1実施形態にかかるシートレール装置100の別実施形態を示す断面図である。 図6は、第2実施形態にかかるシートレール装置100を示す斜視図である。 図7は、第2実施形態にかかるシートレール装置100の断面図である。 図8は、第2実施形態にかかるシートレール装置100のアッパーレールの主要な構成を示す斜視図である。 図9Aは、第2実施形態にかかるシートレール装置100のガタつき防止レール35の斜視図であり、図9Bは、分解斜視図である。
以下、本発明の実施形態について、図面に沿って詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態及び図面は、本発明の実施形態の一部を例示するものであり、これらの構成に限定する目的に使用されるものではない。また、各図において対応する構成要素には同一又は類似の符号が付されている。なお、以下の説明において、便宜上「前」、「後」、「右」、「左」とは、図1における矢印の方向を示す。
本実施形態にかかるシートレール装置100は、車両用シート(図示しない。)を前後方向にスライド可能に支持するものであり、車両用フロア(図示しない。)に固定されて使用される。本実施形態にかかるシートレール装置100は、図1に示すように、主として、車両用フロアに直接又は間接的に取り付けられるロアレール10と、車両用シートを取り付けるとともに下方両側に移動用ローラー34(図3参照)を有するアッパーレール30と、を備えている。
ロアレール10は、長尺のレールに形成されており、車両用フロアに直接又は間接的に固定されるロア底面部11と、このロア底面部11の両側から立設された一対のロア側面部12、12と、このロア側面部12、12の上端から中央に向かって略水平にそれぞれ延設された一対のロア上面部13、13と、を備えており、ロア底面部11、ロア側面部12及びロア上面部13によって囲まれたローラー配置領域16に後述する移動用ローラー34及びガタつき防止用ローラー35が配置される(図2参照)。ロア側面部12のいずれか一方又は両方には、後述するロック部材50(図3参照)と嵌合する複数のロック部材嵌合用孔15が長手方向に沿って形成されている。ロア上面部13、13の内面は水平な上面に形成され、ガタつき防止用ローラー35の35aが当接する当接面13a(図2参照)をなす。
アッパーレール30は、図3に示すように、アッパーレール基部31とこのアッパーレール基部31から垂直に立設されたアッパーレール立設部32とを有している。アッパーレール基部31は、ロアレール10の内部に配置される部分であり、アッパーレール30の前端部及び後端部の近傍が一部右側両側ともに切り欠かれており、この切り欠かれた部分に一対の移動用ローラー34が前後に2つ設けられている。この移動用ローラー34がロアレール10のロア底面部11を転がることで、アッパーレール30がロアレール10の長手方向に沿って移動する。
さらに、アッパーレール30の両側で、前後の移動用ローラー34の間に、移動用ローラー34とは異なり、主としてアッパーレール30の上下方向のガタつきを防止するためのガタつき防止用ローラー35を有している。このガタつき防止用ローラー35は、図4に示すように、線状の剛性部材36の上に載置されており、アッパーレール30がロアレール10内に配置された場合に、ガタつき防止用ローラー35のローラー回転軸35bで押圧して剛性部材36が多少撓んだ状態で配置されている。従って、この撓んだ剛性部材36が直線に戻ろうとする弾性力によって、ガタつき防止用ローラー35は常に上方へ付勢された状態にされる。具体的には、例えば、ピアノ線を略U字型に折り曲げられた線状の剛性部材36の両側端部36aがアッパーレール基部31に固定されており、剛性部材36の略U字型の底面に相当する中央部36bの上にガタつき防止用ローラー35のローラー回転軸35bが載置されて、剛性部材36の中央部36bが弾性部材として機能してガタつき防止用ローラー35を上方へ付勢している。なお、ガタつき防止用ローラー35は、ロアレール10のローラー配置領域16に配置された際に、ロア上面部13、13の水平面に形成された当接面13aを押し付けることで、アッパーレール30をロアレール10の底面側に押し付けて、アッパーレール30が上下方向にガタつくことを低減させる。なお、第1実施形態においては、ガタつき防止用ローラー34は、全体として前方側に設けられており、前方側のガタつきを特に低減しているが、車両用シートにかかる力によって、前方以外にも後方側又は中央近傍に設けても良い。また、ガタつき防止用ローラー35は、1つのみ設けているが、ガタつき防止用ローラー35は複数設けても構わない。また、ガタつき防止用ローラー35は、前後に配置された一対の移動用ローラー34の内側に配置されているが、移動用ローラー34の外側に配置されていてもよい。
さらに、アッパーレール基部31には、アッパーレール30が左側又は右側方向へがたつくのを防止する左右ガタつき防止用ローラー38が設けられている。左右のガタつき防止用ローラー38は、端部に水平方向に回転するローラー38aを取り付けられた線状の剛性部材38bをアッパーレール基部31に取り付け、ローラー38aがアッパーレール30から離れる方向へ付勢されている。従って、左右ガタつき防止用ローラー38がローラー配置領域16に配置された際に、ロア側面部12を押圧することによって、アッパーレール30がロアレール内で左右方向にがたつくのを低減することができる。この左右ガタつき防止用ローラー38の数も特に限定するものではなく、1つであってもよいし、複数設けられていても良い。
アッパーレール立設部32は、図3に示すように、車両用シートを取り付けるための車両シート取付部39とアッパーレール30が前後にスライドするのをロックするロック部材50とを備えている。車両シート取付部39は特に限定するものではなく、取り付けられる車両用シートに合わせて適宜変更することができる。
ロック部材50は、図3に示すように、複数のロック片51aとこのロック片51aを可動させるための可動部51bとを有するロック片部材51と、これらをロック方向へ付勢するつる巻きばねからなる付勢ばね52と、を備えている。
ロック片部材51は、複数のロック片51aがロック部材嵌合用孔15に嵌合状態及び非嵌合状態に移動できるように回動可能に設けられていて、付勢ばね52によって、外部の力が加わっていない状態では、ロック片51aがロック部材嵌合用孔15に嵌合するように付勢されている。従って、力が加わっていない状態ではアッパーレール30が前後方向へ移動することが防止されたロック状態となる。可動部51bは、このロック状態のロック片部材51をロック部材嵌合用孔15から開放するための部材であり、この可動部51bを下方へ押圧することでロック状態を解除することができる。
以上のように構成されたシートレール装置100は、ガタつき防止用ローラー35が常にロアレール10が当接面13aを押圧しているので、アッパーレール30が常にロアレール10に対し下方に押し付けられていることになり、上下方向にがたつくことが防止される。また、押圧している部材がローラー35aであるので、押し付けた状態のままでも前後に移動することが可能であり、移動時におけるガタつきも低減することができる。この際にアッパーレール30とロアレール10との間にばらつきがあったとしても剛性部材36によってばらつき具合を緩衝することができるので、スライド時のスライド荷重への影響を最小限にすることができる。また、左右ガタつき防止用ローラー38によって、水平方向へのガタつきも防止されるので、上下左右のガタつきが防止される。
なお、第1実施形態において、ガタつき防止用ローラー35を上方へ付勢する手段として、線状の剛性部材36を使用したが、これに限定するものではなく、例えば、図5に示すようにつるまきばね36cや弾性部材を使用してガタつき防止用ローラー35を上方へ付勢してもよい。
(第2実施形態)
第2実施形態にかかるシートレール装置100が図6に示されている。第2実施形態にかかるシートレール装置100は、第1実施形態と同様に、ロアレール10とアッパーレール30とを備えている。
ロアレール10は、第1実施形態と同様に長尺のレール状に形成されており、図6に示すように、車両フロアに固定されるロア底面部11と、このロア底面部11の両側から立設された一対のロア側面部12、12と、このロア側面部12、12の上端から中央に向かってそれぞれ延設された一対のロア上面部13、13と、を備えており、ロア底面部11、ロア側面部12及びロア上面部13によって囲まれたローラー配置領域16が形成される。ロア側面部12のいずれか一方には、後述するロック部材50と嵌合する複数のロック部材嵌合用孔15が長手方向に沿って形成されている。第2実施形態にかかるロアレール10は、図7に示すように、ロア上面部13の内面に形成される当接面13aが、内側中央が高く、外側が低い斜面からなる上面で形成されている。
アッパーレール30は、図8に示すように、アッパーレール基部31とこのアッパーレール基部31から垂直に立設されたアッパーレール立設部32とを有している。アッパーレール基部31は、ロアレール10の内部に配置される部分であり、長尺の部材からなる。また、アッパーレール30の前端部及び後端部の近傍が一部右側両側ともに切り欠かれており、この切り欠かれた部分に一対の移動用ローラー34が前後に2つ設けられている。
さらに、アッパーレール30の両側で、前後の移動用ローラー34の間に、移動用ローラー34とは異なり、主としてアッパーレール30の上下方向のガタつきを防止するためのガタつき防止用ローラー35を有している。
第2実施形態にかかるガタつき防止用ローラー35の一対のローラー35aは、図7に示すように、両側ローラー35aの上側の幅Aが広く、下側の幅Bが狭くなるように配置される。ガタつき防止用ローラー35は、図9に示すように、ローラー35a、偏心軸部材35d及びばね部材35eを主として備えている。ローラー35aは、ローラー回転軸35fを中心に回転する通常のローラーである。偏心軸部材35dは、ローラー35aの軸となるローラー回転軸35fと、ばね部材35eを取り付けるばね部材取付部35gと、偏心軸部材35d自体が回転するための自軸35hとを有している。ローラー回転軸35fは、円柱状に形成され、ローラー35aが自由に回転可能に設けられる。ばね部材取付部35gは、ばね部材35eが回動しないように固定的に取り付けられ、偏心軸部材35dの自軸35hを中心に偏心軸部材35dを一定方向の回転へ付勢する機能を有する。自軸35hは、円柱状に形成されており、アッパーレール基部31に対して、図7に示すように、ローラー回転軸35f側が自軸35h側に対して低くなるように斜めに配置される。すなわち、ガタつき防止用ローラー50は、ローラー回転軸35fの端部が下方になるように斜めにアッパーレール30に配置されている。これにより、ローラー35aは上方が外側に開いた状態で斜めに配置される。偏心軸部材35dのローラー回転軸35fと自軸35hは、軸心がずれた偏心構造になっており、自軸35hを中心に回転することによって、図8の矢印に示すように、ローラー35aは自軸35hを中心に円を描くように移動する。すなわち、自軸35hはばね部材35eによって、ローラー35aが上方に回転する方向、図8中において、矢印のように右回りに回転するように付勢されており、ローラー35aがロアレール10の斜上面に形成された当接面13aに当接して押圧する。
以上のように構成されたシートレール装置100は、ガタつき防止用ローラー35が常にロアレール10の当接面13aを上方かつ斜め方向に押圧しているので、アッパーレール30が常にロアレール10に対し下方及び内側方向に押し付けられていることになり、上下左右方向にがたつくことが防止される。また、押圧している部材がローラー35aであるので、押し付けた状態のままでも前後に移動することが可能であり、移動時におけるガタつきも低減することができる。さらに、第2実施形態における2つのガタつき防止用ローラー35は、いずれもアッパーレール30を内側方向へ押圧していることからアッパーレール30を左右の中心に配置させることができる。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得る。
上述した実施形態で示すように、車両用のシートを取り付けるためのシートレール装置として、産業上利用可能である。
10…ロアレール、11…ロア底面部、12…ロア側面部、13…ロア上面部、13a…当接面、15…ロック部材嵌合用孔、16…ローラー配置領域、30…アッパーレール、31…アッパーレール基部、32…アッパーレール立設部、34…移動用ローラー、35…防止用ローラー、35a…ローラー、35b…ローラー回転軸、35d…偏心軸部材、35e…ばね部材、35f…ローラー回転軸、35g…ばね部材取付部、35h…自軸、36…剛性部材、36a…両側端部、36b…中央部、38…ガタつき防止用ローラー、38a…ローラー、38b…剛性部材、39…車両シート取付部、50…ロック部材、51…ロック片部材、51a…ロック片、51b…可動部、100…シートレール装置

Claims (3)

  1. 車両用シートをスライド可能に設けるためのシートレール装置において、
    下方両側に設けられた移動用ローラーと、少なくとも上下方向のガタつきを防止するガタつき防止用ローラーと、を有するアッパーレールと、
    前記アッパーレールよりも長尺に形成され、移動用ローラーが転がる底面と、前記ガタつき防止用ローラーと当接する水平又は斜面に形成された上面からなる当接面と、を有するロアレールと、
    を備え、
    前記ガタつき防止用ローラーは、ローラーと、偏心軸部材と、ばね部材とを有し、前記偏心軸部材は、ローラーの軸となるローラー回転軸と、ばね部材を取付けるばね部材取付部と、偏心軸部材自体が回転するための自軸とを有し、
    前記ばね部材取付部には、ばね部材が固定的に取付けられ、偏心軸部材の自軸を中心に一定方向へ回転するように付勢することにより、前記ガタつき防止用ローラーが前記当接面に付勢していることを特徴とするシートレール装置。
  2. 前記ガタつき防止用ローラーは、ローラー回転軸が水平にアッパーレールに配置され、上方向に押圧してなることを特徴とする請求項1に記載のシートレール装置。
  3. 前記ガタつき防止用ローラーは、ローラー回転軸の端部が上方又は下方になるように斜めにアッパーレールに配置され、かつ前記ガタつき防止用ローラーが当接面に付勢されてなることを特徴とする請求項1又は2に記載のシートレール装置。
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