JP4259242B2 - シートスライド装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用シートの位置をフロアに対して移動調整できるようにするスライド装置に関する。特に、シートのフロアに対する移動範囲を大きくできるスライド装置に適用される構成に関する。
このような移動範囲を大きく設定されるシートのためのスライド装置では、フロアに取付けられるガイドレールで転がり案内されるローラによってシートを支持する構成が用いられる。ローラは、シートが取付けられるアッパブラケットに固定して取付けられた回転シャフトに回転自在に取付けられる。また、ガイドレールは、上壁部と下壁部を備えローラを上下方向に拘束して保持する形状となっている。そして、シートの位置を調整するときに、ローラのガイドレールに対してスムースな転がり回転を得るために、ローラの径を上壁部と下壁部の間隔より小さく設定し、ローラと上壁部との間に隙間ができるように構成している。一方、シートの位置を固定するときは、シート位置のロック機構と連動してローラと上壁部との隙間に介在部材を挿入するように作動してガタ抑える機構を備えている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平10−100752公報
しかしながら、上記従来技術によるガタを抑える機構は、ロック機構と連動して作動するために、ロック機構の操作が重くしてしまう問題がある。更には部品点数が多くなるなど高価になる問題もある。
本発明の課題は、部品点数を少なく、且つロック機構の操作に影響を及ぼさないシートスライド装置のガタを抑える構成を実現することである。
上記した課題を解決するために、本発明で講じた技術的な第1の手段は、長く伸びる形状を備え且つ長さ方向に直角の断面で一定形状を有し車両フロア側に固定されたガイドレールと、前記ガイドレールの断面内で長さ方向に転がり移動が可能なローラと、前記ローラによって支持されるアッパブラケットとを備え、前記アッパブラケットによってシートを支持するように構成されたシートスライド装置において、
前記ガイドレールの前記断面の下側に位置する下壁部と転がり当接する第1ローラと、前記断面の上側に位置し且つ前記下壁部と並行に延びる上壁部と転がり当接する第2ローラと、前記第1ローラを回転自在に支持する第1回転支持部、及び該第1回転支持部と一体に形成され該第1回転支持部による前記第1ローラの支持範囲内で該第1ローラの回転中心と偏心した位置を回転中心として前記第2ローラを回転自在に支持する第2回転支持部を有する回転軸とを備えるようにしたことである。
また、本発明で講じた技術的な第2の手段は、前記第1回転支持部は前記回転軸における軸方向両側端に設けられ、前記第2回転支持部は前記第1回転支持部における軸方向両側面から軸方向外側にそれぞれ立設されていることである。
更に、本発明で講じた技術的な第3の手段は、上記第1又は第2の手段に加えて、上壁部上を転がる前記第2ローラを弾性体で形成したことである。
請求項1に記載の発明によれば、第1ローラと第2ローラが夫々下壁部と上壁部とに転がるように配置されている構成のために、ガタの発生が無く且つスムースなシートの移動ができるようになるとともに、ロック状態でのガタ付きが抑えられる。
、1つのシャフトで第1ローラと第2ローラを回転支持するために、部品点数が少なく安価に製造できる構成となっている。
更に、請求項3に記載の発明によれば、第2ローラを弾性体で形成することによって、ガイドレール内に第1ローラと第2ローラが所定の押付け力をもって取付けられ、よりガタの発生し難い構成が実現される。
以下、図1〜図4を用いて、本発明に関るシートスライド装置1について説明する。
先ず、図4に、車両フロア9にシート10を車両の前後方向(図4の左右方向)に移動可能にするように装着されたシートスライド装置1を示す。シートスライド装置1は、シート10の両側に平行に対になって装着され、夫々車両フロア9に固定されるガイドレール5と、ガイドレール5に案内され摺動するアッパブラケット2とを有している。ガイドレール5に対するアッパブラケット2の摺動をスムースにするために、後で詳細に示すローラ機構8がガイドレール5と間に配置される。尚、以下の説明では一方側のシートスライド装置1で、その構成を説明する。
シート10は、アッパブラケット2の上部で支持される。更に、シート10の位置を任意の前後方向(図4の左右方向)で調整にするために、シートスライド装置1には、アッパブラケット2をガイドレール5に対してロックするロック機構3が備えられている。ロック機構3は、その操作レバー31を上方に持ち上げることによってロックが解除され、シート10の移動が可能となる。そして、操作レバー31を放すとシートスライド装置1は調整位置でロックされ、シート10の位置は調整できる構成となっている。
図1に示すように、ガイドレール5は、その長さ方向に直角の断面で、左右ほぼ対称形状となっている。ガイドレール5の断面図の両側には略「コ」形状部分5aが対称に形成されている。この略「コ」形状部分5aは、互いに平行に水平方向に伸びる下壁部54と上壁部52と、下壁部54と上壁部52とを上下につなぐ外縦壁部53を有している。更に左右の下壁部54は底壁部55で連結される形状となっている。
アッパブラケット2は、逆U字形状となっていて、一対の縦壁部21をその上辺部22で連結した形状となっている。上辺部22上にシート10のシートクッション12が固定されている。一対の縦壁部21の下端はガイドレール5の両上壁部52の間に垂下している。そして、縦壁部21の両側下端を連結するようにフロア9に平行に水平方向に延びる回転軸4が溶接されている。回転軸4の両側端部は夫々、ガイドレール5の両「コ」形状部分5a内に挿入されている。
図1と図2に示されるように、回転軸4の両側端部には、夫々第1ローラ81と第2ローラ82が回転自在に取付けられている。第1ローラ81のガイドレール5の断面中央側に、第2ローラ82は外側に配置され、第1ローラ81はガイドレール5の下壁部54と第2ローラ82は上壁部52と当接して転がる構成である。即ち回転軸4の第1ローラ81を支持する第1軸部41と第2ローラ82を支持する第2軸部42とは、回転軸4の端部にあって互いに偏心して配置されている。
第1ローラ81のローラは通常鋼材で作製され、シート10とその着座者を支える十分な強度を備える。一方第2ローラ82には、樹脂材料またはゴム材料などの弾性材料が使用される。第1ローラ81と第2ローラ82は夫々「コ」形状部分5a内にあって下壁部54と上壁部52に対して、第2ローラ82の弾性力が作用するように当接されて、アッパブラケット2のガイドレール5との上下方向のガタ付を抑える構成となっている。
図1と図3に示されるように、シートスライド装置1はガイドレール5に対するアッパブラケット2の移動をロック又はロックの解除するためのロック機構3を備えている。ロック機構3はアッパブラケット2の一方側の縦壁部21に回転軸35で回転自在に取付けられたロックレバー33を備えている。ロックレバー33は回転軸35から離れた位置に下向きに係止端部32を備え、係止端部32は、ガイドレール5の底壁部55に固定されたロックプレート37に設けられた複数のロック穴38の1つに嵌合自在となっている。
回転軸35周囲にスプリング36が取付けられ、スプリング36の一端は回転軸35に設けられた切欠35aに、他端はロックレバー33に設けられた穴34に係止されている。ロックレバー33の係止端部32はスプリング36によって、ロックプレート37に設けられたロック穴38と嵌合する方向に付勢されている。ロックレバー33の係止端部32の上側部分に操作レバー部31が形成され、操作レバー部31の端部は概略水平にアッパブラケット2の側方に延びている。従って、シート10の側から操作レバー部31をスプリング36の作用力に抗して持ち上げるように操作することで、係止端部32をロック穴38から外すことによって、ロックを解除することが出来る構成である。
以上のように構成された、シートスライド装置1は、ロックを解除したときには、第1ローラ81はガイドレール5の下壁部54と、第2ローラ82は上壁部52と当接して、しかも第2ローラ82の弾性力で得られる当接力を保って転がるために円滑で、静粛なシート10の移動ができる。また、シートスライド装置1をロックした場合にも同様に、車両の走行中の振動によってもシート10のガタ付きが無い。
上記実施例では、シート10の左右側に対に配置されるガイドレール5内の夫々に、第1ローラ81と第2ローラ82を対にして回転軸4の両側に配置する構成を示したが、必ずしもこの構成ではなく、回転軸4の一方端にの第1ローラ81と第2ローラ82を配置する構成でも良い。このような構成であっても、ガイドレール5内で第1ローラ81と第2ローラ82が互に当接力を保って転がり、同等な効果が得られる。
本発明に係るシートスライド装置の図4におけるA−A部分の断面図である。 図1におけるB−B部分の断面図である。 図4におけるC−C部分の断面図である。 本発明に係るシートスライド装置を適用するシート装置の側面図である。
符号の説明
4 回転軸
5 ガイドレール
2 アッパブラケット
9 車両フロア
41 第1軸部
42 第2軸部
52 上壁部
54 下壁部
81 第1ローラ
82 第2ローラ

Claims (3)

  1. 長く伸びる形状を備え且つ長さ方向に直角の断面で一定形状を有し車両フロア側に固定されたガイドレールと、
    前記ガイドレールの断面内で長さ方向に転がり移動が可能なローラと、
    前記ローラによって支持されるアッパブラケットとを備え、前記アッパブラケットによってシートを支持するように構成されたシートスライド装置において、
    前記ガイドレールの前記断面の下側に位置する下壁部と転がり当接する第1ローラと、前記断面の上側に位置し且つ前記下壁部と並行に延びる上壁部と転がり当接する第2ローラと、前記第1ローラを回転自在に支持する第1回転支持部、及び該第1回転支持部と一体に形成され該第1回転支持部による前記第1ローラの支持範囲内で該第1ローラの回転中心と偏心した位置を回転中心として前記第2ローラを回転自在に支持する第2回転支持部を有する回転軸とを備えることを特徴とするシートスライド装置。
  2. 前記第1回転支持部は前記回転軸における軸方向両側端に設けられ、前記第2回転支持部は前記第1回転支持部における軸方向両側面から軸方向外側にそれぞれ立設されている請求項1に記載のシートスライド装置。
  3. 上壁部上を転がる前記第2ローラを弾性体で形成した請求項1に記載のシートスライド装置。
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