JP5946744B2 - 建設機械の防塵ネットの取り付け装置及び熱交換装置 - Google Patents

建設機械の防塵ネットの取り付け装置及び熱交換装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5946744B2
JP5946744B2 JP2012236311A JP2012236311A JP5946744B2 JP 5946744 B2 JP5946744 B2 JP 5946744B2 JP 2012236311 A JP2012236311 A JP 2012236311A JP 2012236311 A JP2012236311 A JP 2012236311A JP 5946744 B2 JP5946744 B2 JP 5946744B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide
cooler
dust
net
dustproof net
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012236311A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014084050A (ja
Inventor
祐貴 齋藤
祐貴 齋藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd filed Critical Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP2012236311A priority Critical patent/JP5946744B2/ja
Publication of JP2014084050A publication Critical patent/JP2014084050A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5946744B2 publication Critical patent/JP5946744B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

本発明は、建設機械の防塵ネットの取り付け装置及びその取り付け装置を含む熱交換装置に関する。
油圧ショベル等の建設機械には、自走可能な下部走行体、下部走行体上に旋回可能に設けられた上部旋回体及び上部旋回体に駆動可能に設けられた作業装置等を有するものがある。上部旋回体は、例えば、ベースとなる旋回フレームと、旋回フレーム上に設けられた運転席を覆うキャブと、旋回フレーム上に設けられたエンジン等を収容する外装カバー等とによって構成される。
旋回フレーム上のエンジン近傍に設けられた熱交換装置は、例えばラジエータ、オイルクーラ、インタークーラ及び燃料クーラ等の各種冷却器を備える。また、熱交換装置には、コンパクト化を図るため、ラジエータにオイルクーラを組み込むもの(いわゆるラジエータユニット)がある。
建設機械では、ラジエータユニット(ラジエータ及びオイルクーラ)の形状が大きいため、配管及びホース等の配線を考慮して、ラジエータユニットをエンジンに近い位置に配設する。これに対し、ラジエータ等に比べて小さいインタークーラ及び燃料クーラは、ラジエータユニットの例えば前方(冷風の上流側)に配置される。
一方、建設機械の防塵ネットは、熱交換装置(熱交換器)に供給される冷風中に混入した塵埃を捕捉する。これにより、防塵ネットは、これら塵埃がラジエータやオイルクーラ等に付着するのを防止する。防塵ネットは、塵埃がコアのフィンピッチの細かい例えばラジエータユニットに多く付着するため、ラジエータユニットの前方でインタークーラ及び燃料クーラの後方に配置される(例えば特許文献1)。
特開2009−096235号公報
建設機械の防塵ネットは、作業者によって、捕捉した塵埃を定期的に洗浄される。このため、防塵ネットは、ラジエータユニットに着脱可能に取り付けられる。
しかしながら、特許文献1に開示されている技術では、ラジエータユニットの前方にインタークーラ及び燃料クーラが配設されているため、防塵ネットをラジエータユニットから着脱する際に、ラジエータユニットの上部から防塵ネットを差し込む又は引き抜く必要があった。すなわち、着脱作業時に、作業者は上部旋回体の上面に上り、エンジンフードを開いて、ラジエータユニットの上部から防塵ネットを着脱する必要があった。このため、建設機械では、防塵ネットの着脱作業時に、時間を要する場合があった。また、建設機械では、防塵ネットの着脱作業時に、防塵ネットの位置決め又は固定に時間を要する場合があった。
本発明は、このような事情の下に為され、建設機械の防塵ネットの取り付け装置又は熱交換装置であって、作業者が上部旋回体に上ることなく(いわゆるグランドアクセスで)、防塵ネットの着脱を行うことができる取り付け装置又は熱交換装置を提供することを課題とする。
本発明の一の態様によれば、第1冷却器と該第1冷却器の冷却風の流れ方向の上流側に着脱可能に設けられた防塵ネットと該防塵ネットの前記流れ方向の上流側に設けられた第2冷却器及び第3冷却器とを有する建設機械に用いる防塵ネットの取り付け装置であって、第1の防塵ネットの取り付け時に、該第1の防塵ネットを挿入する方向に案内する第1の案内ガイドと、第2の防塵ネットの取り付け時に、該第2の防塵ネットを挿入する方向に案内する第2の案内ガイドとを備え、前記第1の案内ガイドは、前記第1冷却器と前記第2冷却器との間に配置され、該第1冷却器又は該第2冷却器に取り付けられ、前記第2の案内ガイドは、前記第1冷却器と前記第3冷却器との間に配置され、該第1冷却器又は該第3冷却器に取り付けられる、ことを特徴とする建設機械の防塵ネットの取り付け装置が提供される。また、前記第1の案内ガイドは、前記第1冷却器に取り付けられた場合に該第1の案内ガイドと該第1冷却器との間隙に前記第1の防塵ネットを挿入する方向に延びる空間を形成し、前記第2冷却器に取り付けられた場合に該第1の案内ガイドと該第2冷却器との間隙に前記第1の防塵ネットを挿入する方向に延びる空間を形成し、前記第2の案内ガイドは、前記第1冷却器に取り付けられた場合に該第2の案内ガイドと該第1冷却器との間隙に前記第2の防塵ネットを挿入する方向に延びる空間を形成し、前記第3冷却器に取り付けられた場合に該第2の案内ガイドと該第3冷却器との間隙に前記第3の防塵ネットを挿入する方向に延びる空間を形成する、ことを特徴とする建設機械の防塵ネットの取り付け装置であってもよい。また、前記第1の案内ガイドの下方に配置された第3の案内ガイドを更に有し、前記第3の案内ガイドは、前記第1の防塵ネットの取り付け時に該第1の防塵ネットが挿入方向に移動することを制限する、ことを特徴とする、建設機械の防塵ネットの取り付け装置であってもよい。また、前記第2冷却器と前記第3冷却器との間隙に配置された第4の案内ガイドを更に有し、前記第4の案内ガイドは、前記第1の防塵ネットの取り付け時に、該第1の防塵ネットを前記第1の案内ガイドに挿入する方向に案内する、ことを特徴とする、建設機械の防塵ネットの取り付け装置であってもよい。
また、本発明の他の態様によれば、上記のいずれかの防塵ネットの取り付け装置と、前記第1冷却器、前記第2冷却器及び前記第3冷却器とを含む、建設機械の熱交換装置であって、前記第1冷却器はラジエータであり、前記第2冷却器はインタークーラであり、前記第3冷却器は燃料クーラである、ことを特徴とする建設機械の熱交換装置が提供される。
本発明に係る建設機械の防塵ネットの取り付け装置又は熱交換装置によれば、作業者が上部旋回体に上ることなく、防塵ネットの着脱を行うことができる。
本発明の一実施形態に係る防塵ネットの取り付け装置を用いる建設機械の一例を示す概略外観図である。 本発明の一実施形態に係る防塵ネットの取り付け装置を用いる建設機械の熱交換装置近傍の一例を示す概略断面図である。 本発明の一実施形態に係る防塵ネットの取り付け装置を配置した建設機械の熱交換装置の一例を示す正面図である。 本発明の一実施形態に係る防塵ネットの取り付け装置に用いる防塵ネットの一例を示す正面図である。 本発明の一実施形態に係る防塵ネットの取り付け装置の第1の案内ガイドを説明する図である。 本発明の一実施形態に係る防塵ネットの取り付け装置の第2の案内ガイドを説明する図である。 本発明の一実施形態に係る防塵ネットの取り付け装置の第3の案内ガイドを説明する図である。 本発明の一実施形態に係る防塵ネットの取り付け装置の防塵ネットの着脱動作の一例を説明する図である。
添付の図面を参照しながら、本発明の限定的でない例示の一実施形態について説明する。なお、添付の全図面の中の記載で、同一又は対応する部材又は部品には、同一又は対応する参照符号を付し、重複する説明を省略する。また、図面は、部材もしくは部品間の相対比を示すことを目的としない。したがって、具体的な寸法は、以下の限定的でない実施形態に照らし、当業者により決定することができる。
以後に、本実施形態に係る建設機械の防塵ネット35を取り付ける装置(案内ガイド36A〜36E)を用いて、以下の順序で、本発明を説明する。
1.建設機械の構成
2.防塵ネットの例
3.防塵ネットの取り付け装置
4.防塵ネットの脱着動作
なお、本発明は、本実施形態以外でも、熱交換装置(熱交換器)を備える建設機械であって、熱交換装置に供給される冷風中に混入した塵埃を捕捉するネットを用いるものであれば、いずれのものにも用いることができる。また、本発明を用いることができる建設機械には、油圧ショベル、クレーン車、ブルドーザ、ホイールローダ及びダンプトラック、並びに、杭打ち機、杭抜き機、ウォータージェット、泥排水処理設備、グラウトミキサ、深礎工用機械及びせん孔機械などが含まれる。
(1.建設機械の構成)
本発明を用いることができる建設機械の概略構成を、図1乃至図3を用いて説明する。なお、本実施形態では、建設機械として油圧ショベル1を例に挙げて説明する。
図1に示すように、油圧ショベル1は、大略すると自走可能なクローラ式の下部走行体2と、この下部走行体2上に旋回可能に搭載された上部旋回体3等とを有する。また、上部旋回体3の前部に、作業アタッチメント4が設けられている。
作業アタッチメント4は、ブーム6、アーム9及びバケット10を備える。ブーム6は、旋回フレーム5に駆動可能(俯仰動可能)に取り付けられている。アーム9は、ブーム6の先端側に回動可能に取り付けられている。また、バケット10は、アーム9の先端側に回動可能に取り付けられている。
ブームシリンダ12は、旋回フレーム5とブーム6との間に配設されている。建設機械は、ブームシリンダ12の伸縮動作を用いて、ブーム6を駆動する。アームシリンダ13は、ブーム6とアーム9との間に配設されている。また、バケットシリンダ14は、バケット10とアーム9との間に配設されている。建設機械は、ブーム6と同様に、アームシリンダ13及びバケットシリンダ14を用いて、アーム9及びバケット10を駆動する。
上部旋回体3は、旋回機構16を介して、下部走行体2上に旋回可能に搭載されている。上部旋回体3には、旋回フレーム5、キャブ8、エンジン室17が設けられている。
キャブ8は、旋回フレーム5上に設けられている。キャブ8は、その内部には運転席を備える。作業者(オペレータ、操縦者、機械管理者)は、キャブ8内の運転席に着座し、油圧ショベル1の運転操作を行う。
図2に示すように、エンジン室17は、エンジンフード17a、外装カバー18及びサイドドア19等によって囲まれた空間である。エンジン室17の内部には、エンジン20、油圧ポンプ27及び熱交換装置30等が配設されている。
エンジンフード17aは、本実施形態では、外装カバー18に対して上方に開く。また、サイドドア19は、外装カバー18に対して側方に開く。
エンジン20は、旋回フレーム5に配設されたエンジン取り付け座21の上部に、マウント22を介して支持されている。エンジン20のX1方向側(図中左側)には、冷却ファン23が配設されている。また、冷却ファン23のX1方向側には、熱交換装置30が配設されている。
冷却ファン23は、本実施形態では、エンジン20の動力を用いて回転駆動される。なお、エンジン20に代えて、油圧モータや電動モータを用いて回転駆動してもよい。
建設機械は、冷却ファン23を回転することよって、外気を冷却風(冷風)として、エンジン室17に取り込む。熱交換装置30は、エンジン室17に取り込まれた冷却風を用いて、エンジン室17内を冷却する。
冷却風は、図2においては、右側に向け流れる。すなわち、図中矢印X1方向側が、冷却風の上流側となる。また、図中矢印X2方向が、冷却風の下流側となる。
油圧ポンプ27は、エンジン20の冷却ファン23が配設された側と反対側(冷却風の下流側)に配設されている。油圧ポンプ27は、作業アタッチメント4を駆動するブームシリンダ12、アームシリンダ13及びバケットシリンダ14等の油圧源である。建設機械は、エンジン20の動力を用いて、油圧ポンプ27を駆動する。
図2及び図3に示すように、熱交換装置30は、ラジエータユニット31(請求項に記載の「第1冷却器」に相当する。)、インタークーラ32(請求項に記載の「第2冷却器」に相当する。)、燃料クーラ33(請求項に記載の「第3冷却器」に相当する。)、防塵ネット35(本実施形態では35A〜35C)及びエアコン用コンデンサ(不図示)等を有する。
ラジエータユニット31は、本実施形態では、エンジン20内を流れる冷却水を冷却するラジエータと、油圧機器(ブームシリンダ12、アームシリンダ13、バケットシリンダ14等)の作動油を冷却するオイルクーラとをユニット化したものである。インタークーラ32は、エンジン20に供給される過給空気を冷却する。燃料クーラ33は、燃料を冷却する。
ラジエータユニット31は、他のクーラ32,33に比べて大きな形状を有する。このため、建設機械では、レイアウト上(例えば配管及びホース等の配線)の制約から、冷却ファン23に近い位置にラジエータユニット31を設けている。すなわち、ラジエータユニット31は、サイドドア19から離間した位置に配設される。
一方、ラジエータユニット31に対して、インタークーラ32及び燃料クーラ33の形状は小さい。このため、本実施形態に係る建設機械(熱交換装置30)は、ラジエータユニット31に比べて小さい冷却容量のインタークーラ32及び燃料クーラ33を用いることができる。また、建設機械(熱交換装置30)は、コンパクト化を図るため、インタークーラ32及び燃料クーラ33をラジエータユニット31の冷却風の流れ方向に対して上流側(図中の矢印X1方向側)に配設することができる。
インタークーラ32は、本実施形態では、取り付けフレーム40を用いて、ラジエータユニット31の下部(矢印Z2方向側)に固定されている。また、燃料クーラ33は、取り付けフレーム41を用いて、ラジエータユニット31の上部(矢印Z2方向側)に固定されている。なお、図示しないエアコン用コンデンサは、インタークーラ32の冷却風の流れ方向に対する上流側に配設することができる。
本実施形態に係る建設機械(熱交換装置30)は、ラジエータユニット31とインタークーラ32及び燃料クーラ33とを離間して配置することによって、ラジエータユニット31とインタークーラ32等との間に防塵ネット35を収納する収納空間部37Aを形成する。また、本実施形態に係る建設機械(熱交換装置30)は、インタークーラ32と燃料クーラ33とを離間して配置することによって、インタークーラ32と燃料クーラ33との間に着脱時に防塵ネット35を挿入(供給)する着脱空間部37Bを形成する。
ここで、収納空間部37Aの幅(図2の矢印W3で示す距離)及び着脱空間部37Bの高さ(図3の矢印W1で示す距離)は、防塵ネット(例えば後述する図4の分割防塵ネット35A〜35Cの高さ寸法W2)及び後述する取り付け装置(案内ガイド36A〜36E)等に基づいて設定することができる。また、収納空間部37Aの幅(図2の矢印W3で示す距離)及び着脱空間部37Bの高さ(図3の矢印W1で示す距離)は、熱交換装置30又はその他建設機械の仕様に基づいて設定することができる。
防塵ネット35は、冷却風と共にエンジン室17内に流入する塵埃がラジエータユニット31に付着することを防止するものである。前記のように、ラジエータユニット31は大きな形状であり、受風面積が広い。このため、ラジエータユニット31は、塵埃を付着され易い。また、ラジエータユニット31は、冷却ファン23に近い位置に設けられ、サイドドア19から離間している。このため、ラジエータユニット31は、他のクーラ32,33と異なり、付着した塵埃を直接除去(クリーニング)するのは困難である。
本実施形態に係る防塵ネット35は、図2に示すように、ラジエータユニット31の冷却風の流れ方向に対して上流側で、且つ、インタークーラ32及び燃料クーラ33の冷却風の流れ方向に対して下流側(以下、「収納空間部37A」という。)に配設(収納)される。すなわち、防塵ネット35は、ラジエータユニット31と他のクーラ32,33との間に配設される。
防塵ネット35は、後述する建設機械の防塵ネットの取り付け装置(以下、単に「取り付け装置36」という。)を用いて、収納空間部37A及び着脱空間部37Bに挿入される。また、防塵ネット35は、取り付け装置36を用いて、収納空間部37Aに取り付けられる。更に、防塵ネット35は、取り付け装置36を用いて、収納空間部37Aに固定されてもよい。
なお、防塵ネット35の詳細は、後述する(2.防塵ネットの例)で説明する。
取り付け装置36は、防塵ネット35の取り付け時に、防塵ネット35を案内する装置である。また、取り付け装置36は、防塵ネット35の取り付け後の固定時に、防塵ネット35を固定する装置である。取り付け装置36は、本実施形態では、第1の案内ガイド36A、第2の案内ガイド36B、第3の案内ガイド36C、第4の案内ガイド36D及び第5の案内ガイド36Eを備える。なお、取り付け装置36の構成及び動作の詳細は、後述する(3.防塵ネットの取り付け装置)及び(4.防塵ネットの脱着動作)で説明する。
(2.防塵ネットの例)
図4に、本実施形態に係る防塵ネットの取り付け装置(後述)に用いる防塵ネットの一例を示す。なお、本発明に係る取り付け装置36に適用することができる防塵ネットは、図4に示すものに限定されない。すなわち、後述する案内ガイド(36A等)を用いて脱着することができるネットであれば、いずれのネットにも本発明を適用することができる。
本実施形態に係る建設機械は、ラジエータユニット31の冷却風の流れ方向に対して上流側(図中の矢印X1方向側)に防塵ネット35を設け、ラジエータユニット31に塵埃が付着するのを防止する。また、本実施形態に係る建設機械は、防塵ネット35を熱交換装置30から脱着可能に取り付けることによって、塵埃付着時に防塵ネット35を取り外して、付着した塵埃を除去(クリーニング)することができる。
具体的には、防塵ネット35は、図4に示すように、収納空間部37A(図2)の延在方向(矢印Y1,Y2方向)に対応して、複数に分割された分割防塵ネット35A、35B及び35Cで構成される。なお、図では防塵ネット35を3個に分割した例を示しているが、防塵ネット35の分割数(分割の幅)はこれに限定されるものではなく、適宜選定することができる。分割数は、例えば着脱空間部37Bの高さW1(図3)に対応する分割数(分割の幅)とすることができる。
分割防塵ネット35A(請求項に記載の「第2の防塵ネット」に相当する。)は、本実施形態では、分割防塵ネット35B,35C(請求項に記載の「第1の防塵ネット」に相当する。)と分離されている。分割防塵ネット35Bと分割防塵ネット35Cとは、継手39によって接続されている。ここで、継手39は、例えば蝶番であり、分割防塵ネット35Bと分割防塵ネット35Cとを互いに変位可能(折り畳み可能)に接続する。
分割防塵ネット35Aは、着脱空間部37Bから挿入され、収納空間部37Aの上部に収納される(例えば図8(a))。すなわち、分割防塵ネット35Aは、ラジエータユニット31と燃料クーラ33との間に取り付けられる。具体的には、分割防塵ネット35Aは、取り付け時に、両側の側縁部をラジエータユニット31に設けられたガイド(後述する第2の案内ガイド36B)によって、挿入する方向に案内される。また、案内された分割防塵ネット35Aは、その上縁部44をラジエータユニット31の上部に設けられたガイド(後述する第5の案内ガイド36E)と接触して、停止する。なお、分割防塵ネット35Aは、例えば下縁部45の両側を固定具(不図示)等でラジエータユニット31に更に固定してもよい。
分割防塵ネット35B,35Cは、着脱空間部37Bから挿入され、収納空間部37Aの下部に収納される(例えば図8(b))。すなわち、分割防塵ネット35B,35Cは、ラジエータユニット31とインタークーラ32との間に配置される。具体的には、分割防塵ネット35B,35Cは、取り付け時に、両側の側縁部をラジエータユニット31に設けられたガイド(後述する第1の案内ガイド36A)によって、挿入する方向に案内される。また、案内された分割防塵ネット35Cは、その下縁部46をラジエータユニット31の下部に設けられたガイド(後述する第3の案内ガイド36C)と接触して、停止する。なお、分割防塵ネット35B,35Cは、例えば上縁部47の両側を固定具(不図示)等でラジエータユニット31に更に固定してもよい。
(3.防塵ネットの取り付け装置)
図5乃至図7(及び図2、図3)を用いて、本発明の一実施形態に係る取り付け装置36を説明する。ここで、図5は、本実施形態に係る取り付け装置36の第1の案内ガイド36Aを示す。図6(a)は、取り付け装置36の第3の案内ガイド36Cを示す。図6(b)は、取り付け装置36の第5の案内ガイド36Eを示す。図7(a)は、取り付け装置36の第4の案内ガイドDの斜視図を示す。図7(b)は、第4の案内ガイドDの正面図を示す。図7(c)は、第4の案内ガイド36Dの側面図を示す。
取り付け装置36は、図2及び図3に示すように、分割防塵ネット35B,35C(第1の防塵ネット)を挿入する方向に案内する第1の案内ガイド36Aと、分割防塵ネット35A(第2の防塵ネット)を挿入する方向に案内する第2の案内ガイド36Bとを備える。また、取り付け装置36は、第1の案内ガイド36Aの下方に配置された第3の案内ガイド36Cと、第2の案内ガイド36Bの上方に配置された第5の案内ガイド36Eとを備えることができる。更に、取り付け装置36は、インタークーラ32(第2冷却器)と燃料クーラ33(第3冷却器)との間隙に配置された第4の案内ガイド36Dを更に備えてもよい。
ここで、第1の案内ガイド36A及び第2の案内ガイド36Bは、防塵ネット35(35A、35B及び35C)の両側縁部に対応して夫々配置される。すなわち、第1の案内ガイド36A等は、防塵ネット35の両側縁部に対応して、1対の案内ガイドを夫々構成する。なお、以後の説明では、第1の案内ガイド36A等の1対の案内ガイドにおいて、一の案内ガイドを説明し、一の案内ガイドと対照となる他の案内ガイドの説明を省略する。また、第3の案内ガイド36C及び第5の案内ガイド36Eは、本実施形態では、防塵ネット35(35A、35B及び35C)の下縁部46及び上縁部44に対向して配置される。
第1の案内ガイド36Aは、図5に示すように、防塵ネット35(35B、35C)を案内するガイド部36Agと第1の案内ガイド36Aを固定する固定部36Asとを有する。第1の案内ガイド36A(ガイド部36Ag)は、分割防塵ネット35B,35CのY1方向及びY2方向(図3)の位置決めをする。また、第1の案内ガイド36Aは、その上部に羽部36At、36Auを更に有することができる。羽部36At、36Auは、ガイド部36Agが形成した空間に分割防塵ネット35B,35Cを挿入する方向に案内する。
第1の案内ガイド36Aは、ラジエータユニット31(第1冷却器)とインタークーラ32との間(図2の収納空間部37Aの下部)に配置される。また、第1の案内ガイド36Aは、ラジエータユニット31に固定部36Asを固定される。なお、第1の案内ガイド36Aは、インタークーラ32に固定部36Asを固定されてもよい。
第1の案内ガイド36Aは、図2及び図3に示すように、ラジエータユニット31(第1冷却器)に固定部36Asを取り付けた場合に、ガイド部36Ag(第1の案内ガイド36A)とラジエータユニット31との間隙に、分割防塵ネット35B,35C(第1の防塵ネット)を挿入する方向に延びる空間を形成する。なお、第1の案内ガイド36Aは、インタークーラ32(第2冷却器)に固定部36Asを取り付けた場合に、ガイド部36Ag(第1の案内ガイド36A)とインタークーラ32との間隙に分割防塵ネット35B,35C(第1の防塵ネット)を挿入する方向に延びる空間を形成する。
第2の案内ガイド36Bは、第1の案内ガイド36Aに対して、取り付け位置がラジエータユニット31と燃料クーラ33との間(図2の収納空間部37Aの上部)であること及びその長手方向の長さが異なることで相違する。第2の案内ガイド36Bは、その他の部分は第1の案内ガイド36Aと同様のため、説明を省略する。なお、第2の案内ガイド36Bは、ラジエータユニット31(第1冷却器)又は燃料クーラ33(第3冷却器)に取り付けられ、ラジエータユニット31又は燃料クーラ33との間隙に分割防塵ネット35A(第2の防塵ネット)を挿入する方向に延びる空間を形成する。また、第2の案内ガイド36Bは、分割防塵ネット35AのY1方向及びY2方向(図3)の位置決めをする。
第3の案内ガイド36Cは、図6(a)に示すように、防塵ネット35の移動を制限するガイド部36Cg及び羽部36Ctと、第3の案内ガイド36Cを固定する固定部36Csとを有する。第3の案内ガイド36Cは、固定部36Csを用いて、ラジエータユニット31(第1冷却器)とインタークーラ32との間(図2の収納空間部37Aの下部)で第1の案内ガイド36Aの下方に固定される。
第3の案内ガイド36Cは、図2及び図3に示すように、ガイド部36Cgを用いて、分割防塵ネット35B,35C(第1の防塵ネット)の取り付け時に、分割防塵ネット35B,35Cが挿入方向(図中のZ2方向)に移動することを制限する。すなわち、第3の案内ガイド36Cは、分割防塵ネット35B,35CのZ2方向の位置決めをする。また、第3の案内ガイド36Cは、図2及び図3に示すように、羽部36Ctを用いて、分割防塵ネット35B,35C(第1の防塵ネット)の取り付け時に、分割防塵ネット35B,35Cがインタークーラ32側(図中のX1方向)にずれて、分割防塵ネット35B,35Cがインタークーラ32に接触しないように案内する。
第4の案内ガイド36Dは、図7(a)乃至図7(c)に示すように、防塵ネット35(35B、35C)を案内するガイド部36Dgと第4の案内ガイド36Dを固定する固定部36Dsとを有する。第4の案内ガイド36Dは、固定部36Dsを用いて、インタークーラ32と燃料クーラ33との間(図2の着脱空間部37B)に配置(固定)される。
第4の案内ガイド36Dは、図2及び図3に示すように、ガイド部36Dgを用いて、分割防塵ネット35B,35C(第1の防塵ネット)の取り付け時に、分割防塵ネット35B,35Cを第1の案内ガイド36Aのガイド部36Agが形成した空間に挿入する方向(例えば羽部36At、36Auの方向)に案内する。
第5の案内ガイド36Eは、図6(b)に示すように、防塵ネット35の移動を制限するガイド部36Eg及び羽部36Etと、第5の案内ガイド36Eを固定する固定部36Esとを有する。第5の案内ガイド36Eは、固定部36Esを用いて、ラジエータユニット31(第1冷却器)と燃料クーラ33との間(図2の収納空間部37Aの上部)で第2の案内ガイド36Bの上方に固定される。
第5の案内ガイド36Eは、図2及び図3に示すように、ガイド部36Egを用いて、分割防塵ネット35A(第2の防塵ネット)の取り付け時に、分割防塵ネット35Aが挿入方向(図中のZ1方向)に移動することを制限する。すなわち、第5の案内ガイド36Eは、分割防塵ネット35AのZ1方向の位置決めをする。また、第5の案内ガイド36Eは、図2及び図3に示すように、羽部36Etを用いて、分割防塵ネット35A(第2の防塵ネット)の取り付け時に、分割防塵ネット35Aが燃料クーラ33側(図中のX1方向)にずれて、分割防塵ネット35Aが燃料クーラ33に接触しないように案内する。
(4.防塵ネットの脱着動作)
図8を用いて、作業者が熱交換装置30から防塵ネット35を脱着する動作を説明する。先ず、取り付け装置36(熱交換装置30)から防塵ネット35を取り外す動作について説明する。
図8(a)に示すように、防塵ネット35を取り付け装置36から取り外すために、作業者は、先ず、外装カバー18に設けられているサイドドア19を開く。このとき、作業者は、サイドドア19を外装カバー18に対して横方向に開くことができる。このため、作業者は、建設機械の上部旋回体3(図1)に上ることなく、地上にいる状態で(いわゆるグランドアクセスによって)、防塵ネット35を取り外す動作を行うことができる。
具体的には、熱交換装置30(取り付け装置36)はエンジン室17内のサイドドア19と対向する位置に設けられているため、作業者は、先ず、サイドドア19を開いた状態で、熱交換装置30と対向した状態となる。
次に、作業者は、例えば防塵ネット35を固定具等(不図示)で固定している場合に、その固定具等を取り外す。作業者は、先ず収納空間部37Aの上部に配置した分割防塵ネット35Aを取り外すために、分割防塵ネット35Aをラジエータユニット31に固定している固定具等を外す。なお、防塵ネット35を取り外す動作は、収納空間部37Aの下部に配置した分割防塵ネット35B,35Cから先に行ってもよい。
次いで、作業者は、収納空間部37Aから分割防塵ネット35Aを矢印A(図8(a))で示す方向に引き抜く。このとき、作業者は、ラジエータユニット31の上下方向(Z1,Z2方向)に対する中央近傍の位置である着脱空間部37Bから、収納空間部37Aの分割防塵ネット35Aを引き抜く。このため、分割防塵ネット35Aの引き抜き動作は、下方に向けた引き抜き動作となる。
また、作業者は、第2の案内ガイド36Bのガイド部36Bgを用いて、ガイド部36Bgの長手方向に分割防塵ネット35Aを移動(スライド)することができる。このため、作業者は、上部旋回体3に上ることなく、且つ、エンジンフード17aを取り外すことなく、地上にいる状態(グランドアクセス)で、着脱空間部37Bを介して、収納空間部37Aから分割防塵ネット35Aを引き抜くことができる。
続いて、作業者は、収納空間部37Aの下部に配置した分割防塵ネット35B,35Cを取り外す動作を実施する。具体的には、作業者は、分割防塵ネット35Bをラジエータユニット31に固定具等(不図示)で固定している場合に、分割防塵ネット35Bを固定している固定具等を外す。
次に、作業者は、着脱空間部37Bを介して、分割防塵ネット35Bを矢印B(図8(b))で示す方向に引き抜く。ここで、着脱空間部37Bはラジエータユニット31の上端部に比べて低い位置にある。また、分割防塵ネット35Bの引き抜き動作は、作業者が地上にいる状態で、上方に向けた引き抜き動作となる。更に、作業者は、第1の案内ガイド36Aのガイド部36Agを用いて、ガイド部36Agの長手方向に分割防塵ネット35Bを移動(スライド)することができる。このため、作業者は、地上にいる状態(グランドアクセス)で、着脱空間部37Bを介して、分割防塵ネット35B,35Cを引き抜くことができる。
また、分割防塵ネット35Bと分割防塵ネット35Cとは、継手39によって互いに変位可能に接続されている。このため、作業者は、分割防塵ネット35Bを着脱空間部37Bから引き抜いた後、これを分割防塵ネット35Cに対して手前に折り曲げた状態で更に分割防塵ネット35Cを引き抜くことができる。これにより、作業者は、複数の分割防塵ネットが連結した状態であっても、防塵ネット(分割防塵ネット)を収納空間部37A及び着脱空間部37Bから確実に引き抜くことが可能となる。また、作業差は、ラジエータユニット31とインタークーラ32の離間距離W3が狭くても、分割防塵ネット35B等を収納空間部37A等から確実に引き抜くことが可能となる。
一方、防塵ネット35を取り付け装置36(熱交換装置30)に装着する動作は、上記の取り外す動作の逆の動作となるため、異なる部分を主に説明する。
作業者は、先ず、着脱空間部37Bを介して、分割防塵ネット35Bを矢印B(図8(b))の逆の方向に挿入する。ここで、分割防塵ネット35Bの挿入する動作は、作業者が地上にいる状態で、収納空間部37Aの下部に分割防塵ネット35Bを挿入する動作である。また、作業者は、第4の案内ガイド36Dのガイド部36Dg及び第1の案内ガイド36Aの羽部36At、36Auを用いて、ガイド部36Dg及び羽部36At、36Auの表面に沿って、分割防塵ネット35Bを移動(スライド)することができる。更に、作業者は、第1の案内ガイド36Aのガイド部36Ag及び第3の案内ガイド36Cのガイド部36Cgを用いて、分割防塵ネット35Bを所定の位置(収納空間部37Aの下部)に収納することができる。このため、作業者は、地上にいる状態(グランドアクセス)で、着脱空間部37Bを介して、分割防塵ネット35B,35Cを収納空間部37Aに収納することができる。また、作業者は、地上にいる状態(グランドアクセス)で、第1の案内ガイド36Aを用いて、分割防塵ネット35B,35Cを収納空間部37Aに固定することができる。
続いて、作業者は、着脱空間部37Bを介して、分割防塵ネット35Aを矢印A(図8(a))の逆の方向に挿入する。ここで、分割防塵ネット35Aの挿入する動作は、作業者が地上にいる状態で、収納空間部37Aの上部に分割防塵ネット35Aを挿入する動作である。また、作業者は、第2の案内ガイド36Bの羽部36Bt、36Buを用いて、羽部36Bt、36Buの表面に沿って、分割防塵ネット35Aを移動(スライド)することができる。更に、作業者は、第2の案内ガイド36Bのガイド部36Bg及び第5の案内ガイド部36Eのガイド部36Egを用いて、分割防塵ネット35Aを所定の位置(収納空間部37Aの上部)に収納することができる。このため、作業者は、地上にいる状態(グランドアクセス)で、着脱空間部37Bを介して、分割防塵ネット35Aを収納空間部37Aに収納することができる。また、作業者は、地上にいる状態(グランドアクセス)で、第2の案内ガイド36Bを用いて、分割防塵ネット35Aを収納空間部37Aに固定することができる。
以上のように、本発明の実施形態に係る建設機械の防塵ネットの取り付け装置36によれば、作業者は上部旋回体3の上部に上ることなく、更に外装カバー18の上部に設けられたエンジンフード17aを開くことなく、地上にいる状態(グランドアクセス)で防塵ネット35の着脱を行うことができる。また、本実施形態に係る取り付け装置36によれば、防塵ネットの着脱作業の時間を短縮することができる。作業者は、防塵ネットの着脱作業時に、例えば防塵ネットの位置決め又は固定に要する時間を短縮することができる。すなわち、作業者は防塵ネット35の着脱動作を低い位置で行うことができるので、防塵ネット35の着脱作業を容易かつ安全に行うことができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は上記した特定の実施形
態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内におい
て、種々の変形・変更が可能なものである。
1 : 油圧ショベル
2 : 下部走行体
3 : 上部旋回体
5 : 旋回フレーム
17 : エンジン室
17a: エンジンフード
18 : 外装カバー
19 : サイドドア
20 : エンジン
23 : 冷却ファン
30 : 熱交換装置
31 : ラジエータユニット
32 : インタークーラ
33 : 燃料クーラ
35 : 防塵ネット
35A〜35C : 分割防塵ネット
55A〜55C : 分割防塵ネット
36 : 取り付け装置(案内ガイド)
36A〜36E 案内ガイド
37A: 収納空間部
37B: 着脱空間部

Claims (5)

  1. 第1冷却器と該第1冷却器の冷却風の流れ方向の上流側に着脱可能に設けられた防塵ネットと該防塵ネットの前記流れ方向の上流側に設けられた第2冷却器及び第3冷却器とを有する建設機械に用いる防塵ネットの取り付け装置であって、
    第1の防塵ネットの取り付け時に、該第1の防塵ネットを挿入する方向に案内する第1の案内ガイドと、
    第2の防塵ネットの取り付け時に、該第2の防塵ネットを挿入する方向に案内する第2の案内ガイドと
    を備え、
    前記第1の案内ガイドは、前記第1冷却器と前記第2冷却器との間に配置され、該第1冷却器又は該第2冷却器に取り付けられ、
    前記第2の案内ガイドは、前記第1冷却器と前記第3冷却器との間に配置され、該第1冷却器又は該第3冷却器に取り付けられる、
    ことを特徴とする建設機械の防塵ネットの取り付け装置。
  2. 前記第1の案内ガイドは、前記第1冷却器に取り付けられた場合に該第1の案内ガイドと該第1冷却器との間隙に前記第1の防塵ネットを挿入する方向に延びる空間を形成し、前記第2冷却器に取り付けられた場合に該第1の案内ガイドと該第2冷却器との間隙に前記第1の防塵ネットを挿入する方向に延びる空間を形成し、
    前記第2の案内ガイドは、前記第1冷却器に取り付けられた場合に該第2の案内ガイドと該第1冷却器との間隙に前記第2の防塵ネットを挿入する方向に延びる空間を形成し、前記第3冷却器に取り付けられた場合に該第2の案内ガイドと該第3冷却器との間隙に前記第3の防塵ネットを挿入する方向に延びる空間を形成する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の建設機械の防塵ネットの取り付け装置。
  3. 前記第1の案内ガイドの下方に配置された第3の案内ガイドを更に有し、
    前記第3の案内ガイドは、前記第1の防塵ネットの取り付け時に該第1の防塵ネットが挿入方向に移動することを制限する、
    ことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の建設機械の防塵ネットの取り付け装置。
  4. 前記第2冷却器と前記第3冷却器との間隙に配置された第4の案内ガイドを更に有し、
    前記第4の案内ガイドは、前記第1の防塵ネットの取り付け時に、該第1の防塵ネットを前記第1の案内ガイドに挿入する方向に案内する、
    ことを特徴とする、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の建設機械の防塵ネットの取り付け装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の防塵ネットの取り付け装置と、
    前記第1冷却器、前記第2冷却器及び前記第3冷却器とを含む、建設機械の熱交換装置であって、
    前記第1冷却器はラジエータであり、前記第2冷却器はインタークーラであり、前記第3冷却器は燃料クーラである、
    ことを特徴とする建設機械の熱交換装置。
JP2012236311A 2012-10-26 2012-10-26 建設機械の防塵ネットの取り付け装置及び熱交換装置 Active JP5946744B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012236311A JP5946744B2 (ja) 2012-10-26 2012-10-26 建設機械の防塵ネットの取り付け装置及び熱交換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012236311A JP5946744B2 (ja) 2012-10-26 2012-10-26 建設機械の防塵ネットの取り付け装置及び熱交換装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014084050A JP2014084050A (ja) 2014-05-12
JP5946744B2 true JP5946744B2 (ja) 2016-07-06

Family

ID=50787518

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012236311A Active JP5946744B2 (ja) 2012-10-26 2012-10-26 建設機械の防塵ネットの取り付け装置及び熱交換装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5946744B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001012246A (ja) * 1999-06-25 2001-01-16 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd 作業用機械におけるラジエータ防塵ネットの着脱構造
JP2003039958A (ja) * 2001-07-31 2003-02-13 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd 建設機械の冷却系構造
JP2003049448A (ja) * 2001-08-06 2003-02-21 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd 建設機械の冷却系構造
JP2007247466A (ja) * 2006-03-14 2007-09-27 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd 冷却装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014084050A (ja) 2014-05-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1903149B1 (en) Construction machine
JP4643511B2 (ja) 建設機械
JP5160668B2 (ja) 油圧ショベル
US9340952B2 (en) Construction machine
CN101808841A (zh) 工程机械
EP1489234A1 (en) Small swing type shovel
JP4550476B2 (ja) 建設機械
JP5204911B1 (ja) ブルドーザ
JP5387665B2 (ja) 作業機械
JP2006242077A (ja) 建設機械の熱交換装置
JP5946744B2 (ja) 建設機械の防塵ネットの取り付け装置及び熱交換装置
JP2006224812A (ja) 建設機械
JP5882144B2 (ja) 建設機械の熱交換装置
JP6973114B2 (ja) 建設機械の冷却装置
JP4183584B2 (ja) 建設機械の冷却装置
JP4430467B2 (ja) 建設機械の冷却装置
JP2007239683A (ja) 熱交換器の防塵ネット
JP2011190566A (ja) エンジンルーム内の仕切構造
JP2016186211A (ja) ショベル
JP2009121245A (ja) 建設機械の熱交換装置
JP6913660B2 (ja) 建設機械
JP6546056B2 (ja) 小型油圧ショベル
JP6912420B2 (ja) 建設機械
JP7179590B2 (ja) 作業車両
JP6063338B2 (ja) 建設機械

Legal Events

Date Code Title Description
A625 Written request for application examination (by other person)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625

Effective date: 20150210

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151124

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160531

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160601

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Ref document number: 5946744

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150