JP5939947B2 - ショットキー型トランジスタの駆動回路 - Google Patents

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Description

本発明は、ショットキー型トランジスタの駆動回路に関する。
HEMT(High Electron Mobility Transistor)の一種であるショットキー型GaNトランジスタは、高出力且つ高速な動作が可能であるため、高速でスイッチングするスイッチ回路や電源回路等に使用されている。
特開2011−101217号公報 特開2010−109322号公報
ブレークダウン電圧のばらつきにかかわらずショットキー型トランジスタのドライブ能力を十分に引き出すことができ、且つスイッチング動作の遅延を回避できるショットキー型トランジスタの駆動回路を提供することを目的とする。
開示の技術の一観点によれば、入力信号が与えられる入力端子と、ショットキー型トランジスタのゲートに接続される出力端子と、第1の電源ラインと、前記第1の電源ラインよりも電位が低い第2の電源ラインと、前記ショットキー型トランジスタと同様に形成され、ソース及びドレインの少なくとも一方が前記第2の電源ラインに接続されたリファレンストランジスタと、前記第1の電源ラインと前記リファレンストランジスタのゲートとの間に接続される抵抗と、前記抵抗と前記リファレンストランジスタのゲートとの間の第1のノードに接続され、前記第1のノードと同じ又はそれよりも低い電圧を第2のノードに供給する電圧発生部と、前記入力端子に入力される信号に応じて前記第2のノードの電圧を前記出力端子に伝達するスイッチング素子とを有するショットキー型トランジスタの駆動回路が提供される。
上述したショットキー型トランジスタの駆動回路によれば、ブレークダウン電圧のばらつきにかかわらずショットキー型トランジスタのドライブ能力を十分に引き出すことができ、且つスイッチング動作の遅延を回避できる。
図1は、ショットキー型GaNトランジスタの一例を示す断面図である。 図2は、ショットキー型GaNトランジスタのリーク電流特性を示す図である。 図3は、ブレークダウンを抑制するためにショットキー型トランジスタのゲートに抵抗を接続した例を示す図である。 図4は、実施形態に係るショットキー型トランジスタの駆動回路を示す図である。 図5は、リファレンストランジスタのリーク電流特性と抵抗の電流−電圧特性とを示す図である。 図6は、駆動信号生成部及び電圧発生部の具体例を示す図である。 図7は、第2の実施形態に係るショットキー型トランジスタの駆動回路を示す図である。 図8は、GaNトランジスタと駆動回路とが同一半導体チップ形成された例を示す図であり、4個のリファレンストランジスタが半導体チップの四隅に配置されていることを示す図である。
以下、実施形態について説明する前に、実施形態の理解を容易にするための予備的事項について説明する。
図1はショットキー型GaNトランジスタの一例を示す断面図である。
図1に示すショットキー型GaNトランジスタは、基板11と、基板11上に形成されたバッファ層12と、バッファ層12上に形成された電子走行層13と、電子走行層13の上に形成された電子供給層14とを有する。
電子供給層14の上には、ソース電極15及びドレイン電極16が相互に離隔して形成されており、ソース電極15及びドレイン電極16間の電子供給層14上には、コンタクト層17及びゲート電極18が積層されている。
ショットキー型GaNトランジスタでは、基板11として例えばシリコン(Si)基板を使用することができる。バッファ層12は、例えばAlNとGaNとを積層して形成されている。また、電子走行層13はアンドープのGaNにより形成されており、電子供給層14はAlGaNにより形成されている。更に、コンタクト層17はp型GaNにより形成されており、ソース電極15、ドレイン電極16及びゲート電極18は例えばNi(ニッケル)、Ti(チタン)、Al(アルミニウム)、Pt(白金)又はAu(金)等の金属により形成されている。
図2は、横軸にゲート電圧VGをとり、縦軸にゲート電流IGをとって、ショットキー型GaNトランジスタ(以下、単に「GaNトランジスタ」と記載する)のリーク電流特性を示す図である。
GaNトランジスタでは、オン抵抗を小さくするために、ゲート電圧VGはできるだけ高くすることが好ましい。しかし、図2に示すように、ゲート電圧VGがある電圧を超えると、ゲートからソースに流れるゲート電流IG(以下、「リーク電流」ともいう)が著しく増大する。ゲート電流IGが増大し始める電圧は、ブレークダウン電圧と呼ばれている。
GaNトランジスタでは、ブレークダウン電圧のばらつきが比較的大きく、例えばブレークダウン電圧が8.0Vのトランジスタもあれば7.8Vのトランジスタもある。そのため、GaNトランジスタのゲート電圧は、マージンをとって低めに設定される。
しかし、ゲート電圧を低めに設定すると、オン抵抗が高い状態での動作となるため、ショットキー型GaNトランジスタのドライブ能力を十分に引き出すことができなくなる。また、オン抵抗が高い状態の動作であるため、多くの熱が発生し、電力を無駄に消費することにもなる。
ところで、図3のように、GaNトランジスタ21のゲートと入力端子(ノード)22との間に抵抗RGを接続すると、ブレークダウンが発生したときに抵抗RGに大きなリーク電流が流れて、リーク電流に応じた電圧降下が生じる。このため、ブレークダウンが発生したときには、ゲートに印加される電圧が入力端子22に供給された電圧よりも低くなる。なお、図3中の抵抗RLは、GaNトランジスタ21に接続された負荷を模式的に示している。
例えば、図3のGaNトランジスタ21として、ブレークダウン電圧が7.8V及び8.0VのGaNトランジスタを使用したとする。
入力端子22に7.8V以上、8V未満の電圧が印加された場合、ブレークダウン電圧が7.8VのGaNトランジスタではブレークダウンが発生して抵抗RGに多くのリーク電流が流れる。その結果、抵抗RGによる電圧降下の分だけゲート電圧が低くなり、ブレークダウンが抑制される。
一方、ブレークダウン電圧が8.0VのGaNトランジスタでは、入力端子22に8.0V未満の電圧を印加してもブレークダウンは発生せず、ゲートの電圧は入力端子22の電圧と同じになる。
つまり、入力端子22とGaNトランジスタ21のゲートとの間に抵抗RGを接続すると、GaNトランジスタ21のブレークダウン電圧のばらつきを小さくしたのと同等の効果が得られる。
抵抗RGの抵抗値は、例えば下記(1)式により算出される値、又はそれ以上の値とする。但し、VG1は抵抗RGに供給される電圧の最大値、VG2はGaNトランジスタ21のブレークダウン電圧(VG1>VG2)、IGはブレークダウンが発生したときにゲートに流れる電流である。
G=(VG1−VG2)/IG …(1)
このように、入力端子22とGaNトランジスタ21のゲートとの間に抵抗RGを接続すると、GaNトランジスタ21のブレークダウン電圧のばらつきを吸収し、GaNトランジスタ21の駆動能力を十分に引き出すことが可能になる。しかし、その場合は、抵抗RGが負荷となって信号の立ち上がりが遅くなり、スイッチング動作に遅延が発生する。
以下の実施形態では、ブレークダウン電圧のばらつきにかかわらずショットキー型トランジスタのドライブ能力を十分に引き出すことができ、且つスイッチング動作の遅延を回避できるショットキー型トランジスタの駆動回路について説明する。
(第1の実施形態)
図4は、実施形態に係るショットキー型トランジスタの駆動回路を示す図である。
本実施形態に係るショットキー型トランジスタの駆動回路30は、駆動信号生成部31と、MOSトランジスタ32,33と、電圧発生部34と、抵抗RGと、リファレンストランジスタ35とを有している。
入力端子22は駆動信号生成部31の入力側に接続されており、駆動信号生成部31からは第1の駆動信号Vout1及び第2の駆動信号Vout2が出力される。第1の駆動信号Vout1はMOSトランジスタ32のゲートに伝達され、第2の駆動信号Vout2はMOSトランジスタ33のゲートに伝達される。入力端子22に入力される信号INは、例えばパルス幅変調(pulse width modulation:PWM)された信号である。
MOSトランジスタ32,33はノードN2と低電位側電源ラインVssとの間に直列に接続されている。また、MOSトランジスタ32とMOSトランジスタ33との間のノードN3は、出力端子23を介してGaNトランジスタ21のゲートに接続されている。なお、MOSトランジスタ32,33はスイッチング素子の一例である。
高電位側電源ラインVdd1の電圧は、GaNトランジスタ21のブレークダイン電圧よりも高い電圧に設定される。ここでは、GaNトランジスタ21のブレークダウン電圧を8Vとし、高電位側電源ラインVdd1の電圧を10Vとする。
高電位側電源ラインVdd1とノードN2との間には電圧発生部34が接続されている。また、高電位側電源ラインVdd1とノードN1との間には抵抗RGが接続されている。
ノードN1は電圧発生部34の入力端に接続されているとともに、リファレンストランジスタ35のゲートと接続されている。電圧発生部34は、ノードN2の電圧を、ノードN1の電圧と同じ又はそれよりも若干低い電圧に維持する。
リファレンストランジスタ35は、GaNトランジスタ21と同様に形成されたものであり、リファレンストランジスタ35とGaNトランジスタ21とは同じ構造を有する。従って、リファレンストランジスタ35のブレークダウン電圧は、GaNトランジスタ21のブレークダウン電圧と同じ又はほぼ同じである。リファレンストランジスタ35は、GaNトランジスタ21と同一の半導体チップ上に形成することが好ましい。
リファレンストランジスタ35のソースは低電位側電源ラインVssに接続され、ドレインは開放されている。なお、リファレンストランジスタ35のドレインを低電位側電源ラインVssに接続してもよい。
一方、GaNトランジスタ21のソースは、低電位側電源ラインVssに接続されている。また、GaNトランジスタ21のドレインと高電位側電源ラインVddとの間には、負荷RLが接続される。高電位側電源ラインVddの電圧は、例えば20Vである。
本実施形態において、抵抗RGの抵抗値は、前述の(1)式により決定する。但し、ここでは、高電位側電源ラインVdd1の電圧をVG1、リファレンストランジスタ35のブレークダウン電圧をVG2、ブレークダウンが発生したときにリファレンストランジスタ35のゲートに流れる電流をIGとする。
図5は、横軸に電圧をとり、縦軸に電流をとって、リファレンストランジスタ35のリーク電流特性(実線a)と、抵抗RGの電流−電圧特性(破線b)とを示す図である。ここでは、リファレンストランジスタ35のブレークダウン電圧を8Vとしている。
図5に実線aで示すように、リファレンストランジスタ35(GaNトランジスタ)のゲート電流は、ブレークダウン電圧を超えると急激に増加する。
一方、抵抗RGに流れる電流は、ノードN1の電圧が0Vのときに最大となり、10Vのときには0となる。そして、ノードN1の電圧が0Vから10Vの間のときには、図5中に破線bで示すように、ノードN1の電圧に応じて直線的に変化する。図4に示す駆動回路30において、ノードN1の電圧は、図5中に実線aと破線bとが交差する点で平衡状態となる。
図6は、駆動信号生成部31及び電圧発生部34の具体例を示す図である。
駆動信号生成部31は、例えば図6のように入力信号INの反転信号を生成するインバータ31aを有する。入力端子22に供給された信号INは、直接又はバッファ(図示せず)等を介して第1の駆動信号Vout1として出力される。また、インバータ31aで生成された反転信号は、第2の駆動信号Vout2として出力される。
電圧発生部34は、例えば図6のように、ソースが高電位側電源ラインVdd1に接続され、ドレインがノードN2に接続され、ゲートがノードN1に接続されたMOSトランジスタ34aを有する。このMOSトランジスタ34aのしきい値電圧をVthとしたときに、ノードN2の電圧はノードN1の電圧よりもしきい値電圧Vthだけ低い電圧となる。
以下、本実施形態に係るショットキー型トランジスタの駆動回路30の動作について説明する。
前述したように、高電位側電源ラインVdd1に供給される電圧は、リファレンストランジスタ35のブレークダウン電圧よりも高い電圧である。このため、高電位側電源ラインVdd1に所定の電圧(10V)が供給されると、リファレンストランジスタ35はブレークダウンする。
しかし、図4を参照して説明したように、リファレンストランジスタ35がブレークダウンすると抵抗RGに大きな電流が流れ、抵抗RGによる電圧降下の分だけリファレンストランジスタ35のゲート電圧が低下しブレークダウンが抑制されて、平衡状態となる。
ノードN2の電圧は、前述したように電圧発生部34によりノードN1の電圧と同じ又はそれよりも若干低い電圧に維持される。以下、ノードN2の電圧をV’とする。
ここで、入力端子22に入力される信号INが“H”のときは、駆動信号生成部31から出力される第1の駆動信号Vout1が“H”、第2の駆動信号Vout2が“L”になり、MOSトランジスタ32がオン、MOSトランジスタ33がオフになる。これにより、GaNトランジスタ21のゲートにはMOSトランジスタ32を介して電圧V’が印加され、GaNトランジスタ21はオンになる。
電圧V’はリファレンストランジスタ35のブレークダウンを抑制できる電圧であり、リファレンストランジスタ35のブレークダウン電圧はGaNトランジスタ21とほぼ同じである。このため、GaNトランジスタ21のゲートに電圧V’が印加されても、GaNトランジスタ21がブレークダウンすることはない。
また、入力端子22とGaNトランジスタ21のゲートとの間、及びノードN2とGaNトランジスタ21との間には、信号の遅延の原因となる抵抗等の素子がない。このため、入力信号INの立ち上がりとほぼ同時にGaNトランジスタ21がオンになり、スイッチング動作の遅延は殆どない。
一方、入力端子22に供給される信号INが“L”になると、MOSトランジスタ32はオフになり、MOSトランジスタ33がオンになる。このため、GaNトランジスタ21のゲート電圧は低電位側電源ラインVssの電圧(0V)と同じになり、GaNトランジスタ21はオフになる。
上述したように、本実施形態では、抵抗RG、リファレンストランジスタ35及び電圧発生部34を使用して、GaNトランジスタ21のブレークダウンを抑制できる電圧V’を発生する。このため、GaNトランジスタ21のブレークダウン電圧のばらつきにかかわらずブレークダウンの発生を回避でき、GaNトランジスタ21のドライブ能力を十分に引き出すことができる。
また、本実施形態では、入力端子22からGaNトランジスタ21のゲートまでの間には信号遅延の原因となる抵抗等の素子がないので、GaNトランジスタ21の高速スイッチングが可能である。
なお、前述したようにGaNトランジスタはシリコン基板を用いて作成することができるため、GaNトランジスタ(リファレンストランジスタを含む)と、MOSトランジスタ及び抵抗等の素子とを同一シリコン基板上に形成し、1チップ化することができる。この場合、GaNトランジスタを用いた電子機器の部品数及びコストの削減が可能になるとともに、素子間の距離を短くできるため、寄生インピーダンスの低減やスイッチング時のリンキングを低減する効果も期待できる。
(第2の実施形態)
図7は、第2の実施形態に係るショットキー型トランジスタの駆動回路を示す図である。図7において図4と同一物には同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。なお、図7では図4のGaNトランジスタ21及び負荷RLの図示を省略している。
本実施形態では、図7に示すように、4個のリファレンストランジスタ35a,35b,35c,35dを有する。これらのリファレンストランジスタ35a,35b,35c,35dのゲートはいずれもノードN1に接続されており、ソースは低電位側電源ラインVssに接続されている。また、リファレンストランジスタ35a,35b,35c,35dのドレインはいずれも開放されている。
これらのリファレンストランジスタ35a,35b,35c,35dは、いずれもGaNトランジスタ21と同じ構造を有する。また、リファレンストランジスタ35a,35b,35c,35dはGaNトランジスタ21と同じ基板上に形成され、GaNトランジスタ21と駆動回路とが1チップ化されている。そして、図8に示すように、リファレンストランジスタ35a,35b,35c,35dは当該駆動回路30が形成される半導体チップ40の四隅に配置されている。
このため、GaNトランジスタ21のブレークダウン電圧は、これらのリファレンストランジスタ35a,35b,35c,35dのブレークダウン電圧の最低値と最高値との間にあることが期待される。
高電位側電源ラインVdd1に所定の電圧(10V)が供給されると、リファレンストランジスタ35a,35b,35c,35dのうちブレークダウン電圧が最も低いトランジスタが最初にブレークダウンする。そして、そのブレークダウンしたリファレンストランジスタに流れる電流と同じ電流が抵抗RGに流れ、ノードN1の電圧が決まる。
入力信号INが“H”のときにGaNトランジスタ21のゲートに印加される電圧は、ノードN1と同じ又はそれよりも若干低い電圧である。そして、本実施形態では、上述したようにノードN1の電圧は、半導体チップ40の四隅に形成されたリファレンストランジスタ35a,35b,35c,35dのうちのブレークダウン電圧が最も低いトランジスタにより決まる。このため、本実施形態では、第1の実施形態に比べて、GaNトランジスタのブレークダウンをより確実に防止することができる。
11…基板、12…バッファ層、13…電子走行層、14…電子供給層、15…ソース電極、16…ドレイン電極、17…コンタクト層、18…ゲート電極、21…GaNトランジスタ、22…入力端子、23…出力端子、30…ショットキー型トランジスタの駆動回路、31…駆動信号生成部、32,33…MOSトランジスタ、34…電圧発生部、35,35a〜35d…リファレンストランジスタ、40…半導体チップ。

Claims (5)

  1. 入力信号が与えられる入力端子と、
    ショットキー型トランジスタのゲートに接続される出力端子と、
    第1の電源ラインと、
    前記第1の電源ラインよりも電位が低い第2の電源ラインと、
    前記ショットキー型トランジスタと同様に形成され、ソース及びドレインの少なくとも一方が前記第2の電源ラインに接続されたリファレンストランジスタと、
    前記第1の電源ラインと前記リファレンストランジスタのゲートとの間に接続される抵抗と、
    前記抵抗と前記リファレンストランジスタのゲートとの間の第1のノードに接続され、前記第1のノードと同じ又はそれよりも低い電圧を第2のノードに供給する電圧発生部と、
    前記入力端子に入力される信号に応じて前記第2のノードの電圧を前記出力端子に伝達するスイッチング素子と
    を有することを特徴とするショットキー型トランジスタの駆動回路。
  2. 前記電圧発生部がMOSトランジスタにより形成され、該MOSトランジスタのソースが前記第2の電源ラインに接続され、ドレインが前記第2のノードに接続され、ゲートが前記第1のノードに接続されていることを特徴とする請求項1に記載のショットキー型トランジスタの駆動回路。
  3. 前記リファレンストランジスタが、前記ショットキー型トランジスタと同一半導体チップ上に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のショットキー型トランジスタの駆動回路。
  4. 前記リファレンストランジスタを複数有し、それらのリファレンストランジスタが同一半導体チップ上に相互に離隔して配置されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のショットキー型トランジスタの駆動回路。
  5. 前記抵抗の抵抗値RGは、前記第1の電源ラインの電圧をVG1、前記リファレンストランジスタのブレークダウン電圧をVG2、ブレークダウンが発生したときに前記抵抗を介して前記リファレンストランジスタのゲートに流れる電流をIGとしたときに、RG=(VG1−VG2)/IGの式で与えられる値又はそれ以上の値に設定されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のショットキー型トランジスタの駆動回路。
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