JP5936247B2 - トンネル電界効果トランジスタ - Google Patents

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Description

本発明は、トンネル電界効果トランジスタ(TFET)及びその製造方法に関する。
相補型金属酸化膜半導体(CMOS)技術は、高速スイッチング及び論理用途に用いられる。例えば、論理用途におけるCMOSベースのデバイスと関連する欠点は、サブ65nmレジーム(sub-65nm regime)におけるデバイス・スケーリングが、そうしたデバイスの固有のスイッチング速度により制限されるのではなく、むしろ、そうしたデバイスが損失する電力の大きさによって制限されることである。半導体業界では、CMOSと比較して相対的に電力損失が低く、かつ、論理用途に用いることができる、CMOSに取って代わるものを求めようとしている。論理状態が電荷により表されるデバイスにおいて、電力損失の低減は、動作電圧の低減及び/又は負荷容量(loading capacitance)の低減によって達成することができる。この点で、トンネル電界効果トランジスタ(TFET)は、サブkT/Qのサブスレッショルド・スロープ(sub-threshold slope)におけるその電位のために、相対的に低い動作電圧で動作することができる。このことは、例えばCMOS電界効果トランジスタ(FET)のような以前に提案されたデバイスと比較して、TFETの電力損失の低減という対応する結果をもたらし、従って、TFETは、従来のCMOSに取って代わる有望なものとなる。単一ゲート型TFETの幾つかの例は、特許文献1及び特許文献2に見出すことができる。
TFETは、例えば、金属−酸化膜−半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)などのCMOSベースのデバイスとは対照的であり、論理用途におけるその使用を制限する働きをし得るという、幾つかの特性を有する。例えば、TFETは、ゲート・バイアスの観点から本質的に両極性(ambipolar)であり、すなわち、電流は、正又は負のゲート・バイアスの印加に対して伝導される。このことは、特に、デバイスの「オン」状態及び「オフ」状態が異なることが好ましい論理用途においては、望ましくない場合がある。この点に関して、TFETを次第に単極性(unipolar)にすること、すなわち、ゲート極性の一方に対する電流伝導を妨げるためのステップをとることができ、そうしたステップは、例えば、ドーピングの差別化、ヘテロ構造又はゲートのアンダーラップの使用を含むことができる。さらに、TFETの非対称の「p−i−n」構造の実装は、「n−p−n」モード又は「p−n−p」モードの一方で実装されるMOSFETのものとは対照的である。このTFETの構造的非対称性は、例えば、SRAM(スタティック・ランダム・アクセス・メモリ)に用いられるパス・ゲート論理のような特定のタイプの論理用途においてその実装上の幾つかの問題を引き起こし得る。
特許文献3は、半導体本体内に配置され、第1のドーピング型のものである第1の接続領域と、第1の接続領域に隣接する半導体本体内に配置され、第1のドーピング型とは異なる第2のドーピング型に応じてドープされた又はドープされていない隣接領域と、第1の接続領域と隣接領域との間の境界に配置された電気的に絶縁する第1の絶縁領域と、絶縁領域に隣接する第1の制御領域とを含む、集積回路を開示する。この文書は、実質的にTFTのチャネル領域にわたって形成された関連したゲートを有するTFETと、それに関連したゲートを有するプレーナ型FETとを含み、TFET及びプレーナ型FETが互いに対して横方向に配置された、集積半導体回路を開示する。TFETと関連したゲート誘電体は、プレーナ型FETと関連したゲート誘電体より厚くなるように選択され、この特徴は、ゲート漏れ電流、従って、特許文献3に開示されるTFETの電力消費が、この特徴をもたないTFET及び/又はFETなどの以前に提案されたデバイスにおけるよりも低いという利点をもたらす。
特許文献4は、強誘電体ゲート・スタックと、ゲート型p−i−n接合部におけるバンド間トンネリングとを含む強誘電体TFETを開示し、ここで、ゲート・スタック内に含まれる強誘電体材料は、増大するゲート電圧を有する双極子分極のため、シリコンp−i−n逆バイアス構造体のソース接合部におけるバンド間(BTB)トンネリングを制御する容量結合において正のフィードバックをもたらすので、BTBトンネリングと強誘電体の負容量の複合効果により、以前に提案されたTFET又は強誘電体FETと比較すると、明らかにより急峻なオフオン及びオンオフ遷移が与えられる。この文書は、2つのゲートが、ソース−チャネル−ドレインが配置される平面に対して直角の方向においてチャネルの両側に形成される、ソース−チャネル−ドレイン構造体を含む強誘電体TFETを開示する。
特許文献5を参照すると、この文書は、超大規模集積回路(ultra-large scale integration)及び超低電力消費型論理回路の速度性能限界の問題の解決に関係する、半導体集積論理回路の中のシリコンCMOS論理回路により表わされる相補型論理ゲート・デバイスを開示する。この文書に開示される相補型論理ゲートは、nチャネルFET又はpチャネルFETを用いずにグラフェンから形成された電子走行層を含み、両極性特性を有し、かつ、異なる閾値を有する2つのFETのみを、すなわち第1のFET及び第2のFETを用いる。
特許文献6は、モノリシック構造で形成された、ソース領域、ドレイン領域、及びソース領域とドレイン領域の間のチャネル領域を含む両極性層と、チャネル領域上のゲート電極と、両極性層からゲート電極を分離する絶縁層とを含み、ソース領域及びドレイン領域は、ソース領域及びドレイン領域が互いに接続される第1の方向と交差する第2の方向においてチャネル領域より広い幅を有する、電界効果トランジスタを開示する。特許文献6に開示されるデバイスのマルチゲート構成において、ゲート電極は、それぞれ、チャネル領域の上のソース領域及びドレイン領域の近くに形成された第1のゲート電極及び第2のゲート電極を含み、第1のゲート電極及び第2のゲート電極に電圧が選択的に印加されると、FETはn型又はp型になる。この文書に開示されるデバイスにおいて、両極性層のバンドギャップは、特定の方向におけるソース領域及びドレイン領域の幅に対して選択することによって、チャネル領域の幅を調整することができる。
特許文献7においては、少なくとも1つのドープされたソース領域、少なくとも1つのドープされたドレイン領域、及び少なくとも1つのソース領域と少なくとも1つのドレイン領域との間に位置する少なくとも1つのチャネル領域を含み、かつ、ソース領域とソース−チャネル界面を形成し、ドレイン領域とドレイン−チャネル界面を形成するソース−チャネル−ドレイン構造体と、少なくとも1つのソース領域の少なくとも一部を覆い、少なくともソース−チャネル界面まで延びる、ゲート電極とを含み、ゲート電極の端部とチャネル−ドレイン界面の面の間に有限距離があり、ゲート電極によるドレイン領域の被覆がない、TFETが開示される。この文書はまた、1つのゲートがソース及びチャネルに重なり、別のゲートが、ドレインの近くのチャネル上に形成されるがドレインとは重ならない、マルチゲートTFETも開示する。このゲートの構造は、ソース−チャネル−ドレイン構造体が配置される面に対して直角の面において、チャネルの反対側の表面上に複製され、全部で4つのゲートがあるようにされる。特許文献7のデバイスでは、スイッチング速度が改善される一方、ゲート−ドレインの位置合わせが不要であることに起因する処理上の利点が得られることが開示される。さらに、開示されたデバイスは、その両極性の挙動が低減されるために、改善された性能を有することも述べられる。
ここで、両極性電子機器について報告し、具体的には、グラフェン及びCNT(カーボンナノチューブ)デバイスなどの両極性デバイスの適用を論じる非特許文献1を参照する。
以前に提案されたTFETの開発は、例えばTFETの両極性の性質のような、CMOSベースのデバイスと関連したものとは異なるTFETの固有の特性の一部を抑制することにより、デバイス性能を改善し、デバイスのスイッチング速度を改善し、電力損失/消費をさらに低減させるために行われてきた。例えばCMOSベースのデバイスとは区別されるこれらの特性を利用することにより、TFETを様々な論理用途において潜在的に適用することができるものの、TFETの開発には、今のところまだ対処が必要である。
米国特許第7,812,370 B2号明細書 米国特許出願公開第2010/0200916 A1号明細書 米国特許出願公開第2009/0101975 A1号明細書 米国特許出願公開第2010/014589 A1号明細書 国際公開第2010/010944 A1号明細書 米国特許出願公開第2008/0312088A1号明細書 欧州特許第1901354 A1号明細書
Yang他著、「Rice University Technical Report TREE1002」、1−4頁
トンネル電界効果トランジスタ(TFET)及びその製造方法を提供する。
本発明の第1の態様の実施形態によれば、対応するソース半導体材料を含む少なくともソース領域と、対応するドレイン半導体材料を含む少なくともドレイン領域と、対応するチャネル半導体材料を含み、かつ、ソース領域とドレイン領域間に配置された少なくともチャネル領域とを含み、さらに、少なくともソース領域とチャネル領域間の界面上に設けられた少なくともソース−チャネル・ゲート電極と、ソース−チャネル・ゲート電極と、少なくともソース領域−チャネル領域間の界面との間に設けられた、ソース−チャネル・ゲート電極に対応する少なくとも絶縁体と、少なくともドレイン領域とチャネル領域間の界面上に設けられた少なくともドレイン−チャネル・ゲート電極と、ドレイン−チャネル・ゲート電極と少なくともドレイン領域とチャネル領域間の界面との間に設けられた、ドレイン−チャネル・ゲート電極に対応する少なくとも絶縁体とを含む。両極性構造部と併せた、デュアルゲート構造部、すなわち、ソース−チャネル・ゲート電極及びドレイン−チャネル・ゲート電極によって、本発明の実施形態は、論理回路のスペクトル全体にわたって潜在的に適用可能な、例えばXNOR論理ゲートのような論理デバイスを構築するように構成することができる。従って、本発明の実施形態は、TFETの適用可能性をより幅広い範囲の論理用途に拡大し、それにより、以前に提案されたデバイスと比較して、その汎用性を増大させる能力を提供する。さらに、本発明の実施形態と関連した利点の一部は、以前に提案されたデバイスに見出されるものとは対照的な特徴から得ることができる。例えば、以前に提案されたデバイスは、単一ゲート電極を、p−i領域間の界面及びi−n領域間の界面の一方の上、又はチャネル領域全体にわたって設けることにより特徴付けることができる。対照的に、本発明の実施形態においては、2つのゲート電極が設けられ、1つのゲート電極はp−i領域間の界面にわたって設けられ、別のゲートはi−n領域間の界面にわたって設けられる。さらに、以前に提案されたデバイスは、TFETの両極性を抑制することに関わっていたが、本発明の実施形態においては、この特徴が利用される。
好ましくは、本発明の実施形態において、ソース−チャネル・ゲート電極は、ソース領域とチャネル領域間の界面に形成されたトンネル接合部間に流れるトンネル電流を制御するように構成可能であり、ドレイン−チャネル・ゲート電極は、ドレイン領域とチャネル領域間の界面に形成されたトンネル接合部間に流れるトンネル電流を制御するように構成可能である。この特徴と関連した利点は、ソース−チャネル界面におけるトンネル接合部間に流れるトンネル電流の制御を、ドレイン−チャネル界面におけるトンネル接合部間に流れるトンネル電流とは独立して行い得ることである。従って、ソース−チャネル・ゲート電極及びドレイン−チャネル・ゲート電極に印加される個々のバイアスによって、すなわち特定の入力に対して、本発明の実施形態により、所望の出力を容易にすることができる。このように、本発明の実施形態において両極性の特徴を利用し、それにより、異なる論理機能の構築を容易にすることができる。
望ましくは、本発明の実施形態は、XNOR論理ゲート及びXOR論理ゲートのうちの一方を実装するように構成可能である。本発明の実施形態は、TFETの動作の物理的特性の特定の態様、すなわち両極性特性を活用することにより、XNOR論理機能を実装するために用いることができる。従って、例えば、CMOSに基づいたXNORデバイスのような以前に提案されたデバイスと比較すると、より小さい区域におけるXNOR機能を容易にすることができる。本発明の実施形態は、論理機能を、電圧レベルに依存するコンダクタンスとして示すので、レベル・ベースの論理回路で用いる回路において用いることができる。もちろん、本発明の実施形態は、XNOR論理機能の構築に限定されるものではなく、実際は、例えば、XOR論理機能などの他の論理機能を構築するように調整することができる。一例として、XOR/XNOR機能は、例えば、本発明の実施形態のデュアルゲート機能のない4TFET、又は4MOSFETなどの、以前に提案されたデバイスを含む抵抗性プルアップ/プルダウン回路と併せて、本発明の実施形態によるデュアルゲートTFETにより潜在的に達成することができる。このことは、約6乃至18個のトランジスタを同じ目的のために用いることができるCMOSに基づいたXNORデバイスとは対照的である。トランジスタの数を減らすことにより、本発明の実施形態は、以前に提案されたデバイスと比較すると、より小さい区域におけるXNOR論理機能の構築を容易にすることができる。関連した利点の一部のために、本発明の実施形態は、例えば、XORに大きく左右される周期的冗長検査(CRC)を計算するための回路、エラー修正コードのための回路、及び演算回路における実装に特に有利であり得る。
好ましくは、本発明の実施形態において、ソース−チャネル・ゲート電極とドレイン−チャネル・ゲート電極との間の距離は、トンネル電界効果トランジスタがオンモード及びオフモードのうちの一方で動作可能であるように選択される。本発明の実施形態のこの特徴により、オンモード動作とオフモード動作の間が不鮮明になる可能性、すなわち、これらの動作モードを明確に区別できない可能性が低減される。本発明の実施形態は、これらの2つの異なるモードで動作できるので、この特徴が所望される異なる用途に対する適合性が増大され得る。この関連で、本発明の実施形態において、ソース−チャネル・ゲート電極とドレイン−チャネル・ゲート電極との間の距離は、好ましくは、10nm−100nmの範囲になるように選択される。
望ましくは、本発明の実施形態は、平坦な膜、垂直起立二次元層、ナノワイヤの幾何学的形状及び管状構成のうちの1つで実装される。本発明の実施形態と関連した利点は、例えば、特定の用途及び/又は処理技術に適合し得る異なるタイプの幾何学的形状を用いて実装できることである。従って、本発明の実施形態は、以前に提案されたデバイスと比較すると、用途に対する汎用性及び範囲が増大する。
好ましくは、本発明の実施形態において、ソース半導体材料は、少なくともドレイン半導体材料とは異なるように選択される。この特徴により、ソース−チャネル界面に対応するトンネル電流及びドレイン−チャネル界面に対応するトンネル電流を、互いに独立して制御できるさらに別の方法が提供される。従って、以前に提案されたデバイスと比較すると、本発明の実施形態の性能をさらに改善することができる。
代替的に、望ましくは、本発明の実施形態において、ソース半導体材料、チャネル半導体材料、及びドレイン半導体材料は、同じであるように選択される。本発明の実施形態の特徴と関連した利点は、処理ステップの数が低減され、さらに、ソース領域、チャネル領域、及びドレイン領域のために異なる半導体材料を用いた場合に生じ得る格子不整合問題が、この特定の事例においては問題をもたらさないので、製造の容易さが促進されることである。
好ましくは本発明の実施形態において、ソース半導体材料、チャネル半導体材料、及びドレイン半導体材料は、互いに異なるように選択される。本発明の実施形態の特徴と関連した利点は、ソース−チャネル界面及びドレイン−チャネル界面に形成されたそれぞれのトンネル接合部を、ソース領域、チャネル領域、及びドレイン領域の半導体材料の選択により独立して調整できることである。
望ましくは、本発明の実施形態において、ソース半導体材料及びドレイン半導体材料のドーピング・プロファイルは、ソース領域とチャネル領域間の界面、及びドレイン領域とチャネル領域間の界面において確立されたそれぞれの電界の操作を容易にするように選択される。この特徴により、ソース−チャネル界面に対応するトンネル電流及びドレイン−チャネル界面に対応するトンネル電流を、互いとは独立して制御できるさらに別の方法が提供される。
本発明の実施形態は、ソース領域とチャネル領域間の界面及び/又ドレイン領域とチャネル領域間の界面に歪みを印加するように構成可能な歪みアプリケータをさらに含むことが好ましい。この特徴により、ソース−チャネル界面に対応するトンネル電流及びドレイン−チャネル界面に対応するトンネル電流を、互いとは独立して制御できるさらに別の方法が提供される。
対応する方法の態様もまた提供され、従って、本発明の第2の態様の実施形態によれば、対応するソース半導体材料を含む少なくともソース領域を準備するステップと、対応するドレイン半導体材料を含む少なくともドレイン領域を準備するステップと、対応するチャネル半導体材料を含み、かつ、ソース領域とドレイン領域間に配置された少なくともチャネル領域を準備するステップとを含み、さらに、少なくともソース領域とチャネル領域間の界面上に少なくともソース−チャネル・ゲート電極を設けるステップと、ソース−チャネル・ゲート電極と少なくともソース領域とチャネル領域間の界面との間に、ソース−チャネル・ゲート電極に対応する少なくとも絶縁体を設けるステップと、少なくともドレイン領域とチャネル領域間の界面上に少なくともドレイン−チャネル・ゲート電極を設けるステップと、ドレイン−チャネル・ゲート電極と少なくともドレイン領域とチャネル領域間の界面との間に、ドレイン−チャネル・ゲート電極に対応する少なくとも絶縁体を設けるステップとを含む、トンネル電界効果トランジスタを製造するための方法が提供される。
本発明の第3の態様の実施形態によれば、XNOR論理ゲートを実装するためのトンネル電界効果トランジスタの使用が提供され、このトンネル電界効果トランジスタは、対応するソース半導体材料を含む少なくともソース領域と、対応するドレイン半導体材料を含む少なくともドレイン領域と、対応するチャネル半導体材料を含み、かつ、ソース領域とドレイン領域との間に配置された少なくともチャネル領域とを含み、さらに、少なくともソース領域とチャネル領域間の少なくとも界面上に設けられた少なくともソース−チャネル・ゲート電極と、ソース−チャネル・ゲート電極と少なくともソース領域とチャネル領域間の界面との間に設けられた、ソース−チャネル・ゲート電極に対応する少なくとも絶縁体と、少なくともドレイン領域とチャネル領域間の界面上に設けられた少なくともドレイン−チャネル・ゲート電極と、ドレイン−チャネル・ゲート電極と、少なくともドレイン領域とチャネル領域間の界面との間に設けられた、ドレイン−チャネル・ゲート電極に対応する少なくとも絶縁体とを含む。
デバイスの特徴のいずれかを本発明の方法の態様に適用することができ、逆もまた同様である。本発明の1つの態様の特徴を本発明の別の態様に適用することができる。いずれかの開示された実施形態を、図示され及び/又は説明された他の実施形態の1つ又は幾つかと組み合わせることができる。このことは、実施形態の1つ又は複数の特徴についても可能である。
本発明の実施形態を概略的に示す。 本発明の実施形態、及びこれに対応するエネルギーバンド特性を概略的に示す。 本発明の実施形態におけるゲート電極に同じ負バイアス値が印加されるシナリオを概略的に示す。 本発明の実施形態におけるゲート電極に同じ正バイアス値が印加されるシナリオを概略的に示す。 本発明の実施形態におけるゲート電極に異なるバイアスが印加されるシナリオを概略的に示す。 本発明の実施形態におけるゲート電極に異なるバイアスが印加されるさらに別のシナリオを概略的に示す。 本発明のさらに別の実施形態を示す。
説明において、同じ参照数字又は記号が、同じ部品又はその種の他のものを示すために用いられる。
ここで、本発明のデバイスの態様による実施形態を概略的に示す図1を参照する。
図1から分かるように、本発明の実施形態は、対応するソース半導体材料を含むソース領域2と、対応するドレイン半導体材料を含むドレイン領域3と、対応するチャネル半導体材料を含み、かつ、ソース領域2とドレイン領域3の間に設けられたチャネル領域4とを含むTFET1を含む。ソース半導体材料及びドレイン半導体材料は、キャリアでドープされ、ソース半導体材料のキャリアの極性は、ドレイン半導体材料がドープされるキャリアの極性とは異なるようにされる。従って、ソース半導体材料がn型ドープされる場合、ドレイン半導体材料はp型ドープされ、逆もまた同様である。チャネル半導体材料は、真性キャリア濃度を有するように、又は、例えば1×1015cmのキャリアなどの比較的低いドーピングを有するように構成される。このように、本発明の実施形態は、それぞれ、p型ドープ領域、真性キャリア濃度又は比較的低いドーピングを有する領域、及びn型ドープ領域を含む3つの異なる領域を有する。3つの異なる領域は、まとめて、TFETを特徴付けるp−i−n構造体を構成する。本発明の実施形態においては、前述のp−i−n構造体1上に少なくとも2つのゲート電極が設けられる:すなわち、少なくともソース領域2とチャネル領域4間の界面上に少なくともソース−チャネル・ゲート電極5が設けられ、及び少なくともソース領域2とチャネル領域4間の界面上にドレイン−チャネル・ゲート電極6が設けられる。ソース−チャネル・ゲート電極5及びドレイン−チャネル・ゲート電極6は、バイアスの印加に関して独立して制御することができる。ソース−チャネル・ゲート電極5及びドレイン−チャネル・ゲート電極6に対応するそれぞれの絶縁体5”、6”も設けられる。絶縁体5”、6”は、スタック構造の形で、すなわち、対応するゲート電極5、6と、ゲート電極5、6が形成される本発明の実施形態におけるp−i−n構造体の上の領域との間に設けることができる。絶縁体5”、6”の各々は、例えばSiO、Al、HfOなどの誘電体材料、例えばSiO/HfOなどの誘電体材料の特定の組み合わせ、又は例えばSifOなどの誘電体材料の合金を含むことができる。本発明の実施形態は、前述の例に限定されるものではなく、実際は、デュアルゲート電極5、6からチャネル領域4への漏れ電流を低減させる利点を与えるいずれの他の適切な誘電体材料も、本発明の実施形態に用いることができる。本発明の実施形態における絶縁体5”、6”は、同じ又は異なる誘電体材料を含むことができる。
ソース−チャネル・ゲート電極5及びドレイン−チャネル・ゲート電極6、より具体的には、そこに印加されるバイアスにより、ソース−チャネル界面5’及びドレイン−チャネル界面6’においてトンネル接合部の間に流れる、それぞれのトンネル電流を制御することができる。従って、特定の入力、すなわち、ゲート電極5、6に印加される個々のバイアスに関して、所望の出力を容易にすることができる。所望の出力は、次の2つのシナリオ:すなわち、トンネル電流が、ソース−チャネル界面5’に形成されたトンネル接合部又はドレイン−チャネル界面6’に形成されたトンネル接合部のいずれかの間に流れる、又はトンネル電流が前述のトンネル接合部の間に流れるのが実質的に阻止及び/又は抑制される、の一方に対応し得る。
本発明の実施形態を用いて、XNOR論理機能を実装することができる。本発明の実施形態のゲート電極5、6に印加されるバイアスを適切に選択することにより、トンネル接合部の一方を開くこと、すなわち、ソース−チャネル界面5’又はドレイン−チャネル界面6’のいずれかに形成された所望のトンネル接合部を通るトンネル電流の流れを可能にすることができる。この特定のシナリオは、XNOR論理において入力00又は11が出力1をもたらす場合に対応するように利用することができる。代替的に、ゲート電極5、6に印加されるバイアスを適切に選択することにより、両方のトンネル接合部を通るトンネル電流の流れを阻止及び/又は抑制することができ、このシナリオは、XNOR論理において入力10又は01が出力0をもたらす場合に対応するように利用することができる。
トンネル電界効果トランジスタ1がオンモード及びオフモードの一方で明確に動作可能になるように、ソース−チャネル・ゲート電極5とドレイン−チャネル・ゲート電極6との間の距離7が選択される。このことは、ソース−チャネル・ゲート電極5とドレイン−チャネル・ゲート電極6との間の距離7を適切に選択し、トンネル電流の流れがオンモード動作で抑止されず、かつ、オフモード動作で抑制されない及び/又は開始されないようにすることにより容易にすることができる。XNOR論理機能の文脈において、例えば、本発明の実施形態のゲート電極5、6の間の距離7は、十分に小さくなるように選択することができるので、ゲート電極5、6に対応するフリンジ場(fringing field)は、00又は11の入力に対応するトンネル電流を制限し得るポテンシャル障壁が生成されない範囲で、これらの間の領域に影響を与える。一方、10又は01の入力構成において、ゲート電極5、6の間の距離7は十分に大きくなるように選択されるので、これに関連するフリンジ場は、1又は0の出力が区別できない範囲まで、トンネリング確率を抑制するか又は少なくとも増大させない。異なる動作モードを容易にするために、本発明の実施形態において、好ましくは、ソース−チャネル・ゲート電極5とドレイン−チャネル・ゲート電極6との間の距離7は、10nm−100nmの範囲になるように選択される。
図1に示されるような本発明の実施形態の特定の実装においては、ソース−チャネル・ゲート電極5及びドレイン−チャネル・ゲート電極6がラップアラウンド形状でナノワイヤの周囲に形成されるように、ナノワイヤの幾何学的形状が用いられる。この実装と関連した利点は、ゲート電極5、6の静電的制御を調整できることである。しかしながら、本発明の実施形態は、これに限定されるものではなく、他の適切な形状/幾何学的形状による実装も可能である。例えば、FINFETの場合におけるような垂直起立二次元層を用いることができ、そこで、デュアルゲート構造部5、6を、例えば垂直側壁上など垂直層の2つの側上、又は例えば垂直側壁及び上面上など垂直層の3つの側上に付加することができる。本発明のさらに別の好ましい実施形態は、管状の幾何学的形状、すなわち、円筒形又はU字形の構造体を用いる実装に関し、例えばCNTを用いることができる。もちろん、本発明の実施形態は、デュアルゲート構造部5、6が上に形成された平坦膜を有するように形成することもできる。
本発明の実施形態において、さらに別の構造部が設けられ、これにより、ソース−チャネル界面5’に対応するトンネル電流を、ドレイン−チャネル界面6’に対応するトンネル電流とは独立して制御することが容易になる。この点で、ソース半導体材料を、少なくともドレイン半導体材料とは異なるように選択することができる。ヘテロ構造、すなわち異なる半導体材料の異なる組み合わせを、ソース半導体材料及びドレイン半導体材料に対して用いることができる。この構造部は、同じ材料がソース、チャネル、及びドレイン半導体材料に対して用いられるシナリオと比較すると、トンネリング確率、従って、トンネル電流がさらに増大される利点を与えることができる。代替的に、本発明の実施形態は、ソース半導体材料及びチャネル半導体材料に対するヘテロ構造の使用にまで及ぶこともできる。この点で、本発明の実施形態に用いることができるソース半導体材料−ドレイン/チャネル半導体材料の組み合わせの例は、Si−Ge、Si−InAs、GaSb−InAs、InP−InAs又はこれらの組み合わせを含む。本発明の別の実施形態においては、ヘテロ構造をドレイン半導体材料及びチャネル半導体材料に対して用いることもできる。
本発明の代替的な実施形態において、ソース半導体材料、チャネル半導体材料、及びドレイン半導体材料を、同じになるように選択することができる。Siの他に、ソース、チャネル及びドレイン領域に対して用いることができる他の半導体材料の幾つかの例として、Ge、InAs、GaAs、InGaAs及びInSbが挙げられる。これらの他の半導体材料の使用に関連したSiに優る利点は、これらがより小さい有効質量を有し、従って、より大きいトンネル電流を可能にすることである。もちろん、本発明の実施形態は、そうした他の半導体材料の使用に限定されるものではなく、実際は、Siより小さい有効質量を有するいずれの他の適切な半導体材料も代替的に用いることができる。
本発明の実施形態において、ソース半導体材料、チャネル半導体材料、及びドレイン半導体材料を、互いに異なるように選択することもできる。例えば、本発明の実施形態におけるp−i−n構造体1については、p(Ge)−i(Si)−n(InAs)を用いることができる。従って、ソース領域2、チャネル領域4及びドレイン領域3の半導体材料の選択により、ソース−チャネル界面5’及びドレイン−チャネル界面6’において流れるそれぞれのトンネル電流を独立して操作することができる。
本発明の実施形態において、ソース半導体材料及びドレイン半導体材料のドーピング・プロファイルは、ソース−チャネル界面5’及びドレイン−チャネル界面6’において確立されたそれぞれの電界の操作を容易にするように選択される。このように、本発明の実施形態におけるトンネル電流をさらに増大及び/又は抑制し、本発明の実施形態のオンモード及びオフモードをさらに区別することができる。
図1には示されないが、本発明の実施形態は、ソース−チャネル界面5’及び/又はドレイン−チャネル界面6’に歪みを印加するように構成可能な歪みアプリケータ(strain applicator)のさらに別の構造部を含むことができる。本発明の実施形態と関連したエネルギーバンド特性に関して、歪みアプリケータ構造部は、n−iブランチにおけるEcの不連続を促進し、及び/又は、p−iブランチにおけるEvの不連続を達成し得ることを理解することができる。このように、これらのそれぞれのブランチの間に流れるトンネル電流を互いとは独立して操作及び/又は制御することができる。歪みアプリケータは、異なる構造部/電極として設けてもよく、又は、本発明における2つのゲート電極5、6のいずれかに統合し、かつ、その一部を形成するようにしてもよい。
図2は、本発明の実施形態によるp−i−n構造体1、及びこれに関連したエネルギーバンド図を概略的に示す。この場合、バイアスが、ソース−チャネル・ゲート電極5にも又はドレイン−チャネル・ゲート電極6のいずれにも印加されないシナリオが示される。p−i−n構造体1のn−領域については、フェルミ準位EFNは、伝導バンド端Eの上方に配置され、逆に、p−i−n構造体1のp−領域については、フェルミ準位EFNは、価電子バンド端Eの下方に配置される。
図3は、本発明の実施形態においてp型TFETが可能にされるシナリオを概略的に示し、これは、同じ負バイアス値をゲート電極5、6に印加することによりなされる。エネルギーバンド特性の変化は、p−i−n構造体1のp−ブランチに対応するエネルギーバンドのバンド曲がり(band bending)が、p−ブランチにおける充填状態からn−ブランチにおける空状態へと、n−i界面におけるトンネル接合部を介して、キャリアのトンネリング確率を増大させるように生じる。
図4は、本発明の実施形態においてn型TFETが可能にされるシナリオを概略的に示し、これは、同じ正バイアス値をゲート電極5、6に印加することによりなされる。ここで、エネルギーバンド特性の変化は、p−i−n構造体1のn−ブランチに対応するエネルギーバンドのバンド曲がりが、反対方向にではなく、n−i界面におけるトンネル接合部を介して、キャリアのトンネリング確率を増大させるように生じる。
ここで、本発明の実施形態におけるゲート電極5、6に異なるバイアスが印加されるシナリオを概略的に示す図5を参照する。この場合、n−iブランチに対応するゲート電極5、6への正バイアスの印加及びp−iブランチに対応するゲート電極5、6への負バイアスの印加により行われる静電ドーピングによって、p−n接合が、本発明の実施形態のp−i−n構造体1内に生成される。このように、本発明の実施形態のp−i−n構造体1におけるそれぞれのトンネル接合部の間の物理的接合が拡大し、従って、トンネル接合部間のキャリアのトンネリング確率は、いずれのトンネル電流も阻止及び/又は抑制される程度にまで、大幅に低減される。p−n接合と関連した漏れ電流及び/又はトンネル電流は、望ましくは抑制され、このことは、例えばゲート電極5、6間の距離7の選択といった適切な設計特性、及び/又は、ソース半導体材料及びドレイン半導体材料に対してヘテロ構造を使用し、チャネル半導体材料に対しては比較的大きいバンドギャップ材料を用いることによって行われる。
図6は、本発明の実施形態におけるゲート電極に異なるバイアスが印加されるさらに別のシナリオを概略的に示す。この場合、上述のp−n接合のために、チャネル領域4内のキャリアにより1つの幅広い障壁が観察される図5とは対照的に、両方のトンネル接合部が活性化される。従って、チャネル領域4は、3つの障壁を連続して含み、3つの障壁全てを通るキャリアのトンネリングは、いずれのトンネル電流も阻止及び/又は抑制されたとして記録される程度まで、大幅に低減される。本発明の実施形態は、もちろん、チャネル領域4における3つの接合部間のどのような共鳴の低減も容易にするさらに別の構造部を含むことができる。
従って、図2乃至図6を考慮することにより理解できるように、本発明の実施形態のゲート電極5、6に印加されるバイアスを適切に選択することにより、トンネル接合部の1つを開くこと、すなわち、p−i界面又はn−i界面のいずれかに形成された所望のトンネル接合部を通るトンネル電流の流れを可能にすることができる。この特定のシナリオは、XNOR論理において入力00又は11が出力1をもたらす場合に対応するように利用することができる。代替的に、ゲート電極5、6に印加されるバイアスを適切に選択することにより、トンネル接合部の両方を通るトンネル電流の流れを阻止及び/又は抑制することができ、このシナリオは、XNOR論理において入力10又は01が出力0をもたらす場合に対応するように利用することができる。理解を簡単にするために、図3乃至図6の各々において、各接合部におけるトンネリング確率の大きさを矢印で示す。
図7を参照すると、プルダウン回路8と共に、デュアルゲート構造部5、6を有する前述のTFET1を含む本発明の実施形態を用いて、XNORゲートを実装できることが分かる。この特定の例においては、従来のMOSFETの記号が、プルダウン・チェーンを示すために用いられる。しかしながら、代替的に、単極のn型及びp型FETを用いてもよい。XORゲートを実装するために、図6に示されるプルダウン・チェーンの代わりに、プルアップ・チェーンが用いられる。この場合、例えばMOSFETなどの以前に提案されたデバイスに優る、本発明の実施形態と関連した利点は、電流がTFETにおけるチャネル長に依存せず、従って、本発明の実施形態における場合と同様に、追加のゲートを付加することにより電流が低減されないことである。
本発明が単なる一例として上述されたが、本発明の範囲内で細部の修正を行うことができる。
説明、並びに、必要に応じて特許請求の範囲及び図面内に開示された各々の特徴は、独立して又は任意の適切な組み合わせで提供することができる。
1:トンネル電界効果トランジスタ
2:ソース領域
3:ドレイン領域
4:チャネル領域
5:ソース−チャネル・ゲート電極
5’:ソース−チャネル界面
6:ドレイン−チャネル・ゲート電極
6’:ドレイン−チャネル界面
5”、6”:絶縁体
7:距離
8:プルダウン回路

Claims (14)

  1. トンネル電界効果トランジスタであって、
    対応するソース半導体材料を含む少なくともソース領域と、対応するドレイン半導体材料を含む少なくともドレイン領域と、対応するチャネル半導体材料を含み、かつ、前記ソース領域と前記ドレイン領域との間に配置された少なくともチャネル領域とを含み、
    少なくとも前記ソース領域と前記チャネル領域間の界面上に設けられた少なくともソース−チャネル・ゲート電極と、
    前記ソース−チャネル・ゲート電極と、少なくとも前記ソース領域と前記チャネル領域間の前記界面との間に設けられた、前記ソース−チャネル・ゲート電極に対応する少なくとも絶縁体と、
    少なくとも前記ドレイン領域と前記チャネル領域間の界面上に設けられた少なくともドレイン−チャネル・ゲート電極と、
    前記ドレイン−チャネル・ゲート電極と少なくとも前記ドレイン領域と前記チャネル領域間の前記界面との間に設けられた、前記ドレイン−チャネル・ゲート電極に対応する少なくとも絶縁体と、
    をさらに含み、
    前記ソース−チャネル・ゲート電極は、前記ソース領域と前記チャネル領域間の前記界面に形成されたトンネル接合部間に流れるトンネル電流を制御するように構成可能であり、前記ドレイン−チャネル・ゲート電極は、前記ドレイン領域と前記チャネル領域間の前記界面に形成されたトンネル接合部間に流れるトンネル電流を制御するように構成可能である、トンネル電界効果トランジスタ。
  2. XNOR論理ゲート及びXOR論理ゲートのうちの一方を実装するように構成可能な、請求項1に記載のトンネル電界効果トランジスタ。
  3. 前記ソース−チャネル・ゲート電極と前記ドレイン−チャネル・ゲート電極との間の距離は、前記トンネル電界効果トランジスタがオンモード及びオフモードのうちの一方で動作可能であるように選択される、請求項1又は請求項2に記載のトンネル電界効果トランジスタ。
  4. 前記ソース−チャネル・ゲート電極と前記ドレイン−チャネル・ゲート電極との間の前記距離は、10nm−100nmの範囲になるように選択される、請求項に記載のトンネル電界効果トランジスタ。
  5. 平坦な膜、垂直起立二次元層、ナノワイヤの幾何学的形状及び管状構成のうちの1つで実装される、前記請求項のいずれかに記載のトンネル電界効果トランジスタ。
  6. 前記ソース半導体材料は、少なくとも前記ドレイン半導体材料とは異なるように選択される、前記請求項のいずれかに記載のトンネル電界効果トランジスタ。
  7. 前記ソース半導体材料、前記チャネル半導体材料、及び前記ドレイン半導体材料は、同じであるように選択される、請求項1から請求項6までのいずれかに記載のトンネル電界効果トランジスタ。
  8. 前記ソース半導体材料、前記チャネル半導体材料、及び前記ドレイン半導体材料は、互いに異なるように選択される、請求項1から請求項までのいずれかに記載のトンネル電界効果トランジスタ。
  9. 前記ソース半導体材料及び前記ドレイン半導体材料のそれぞれのドーピング・プロファイルは、前記ソース領域と前記チャネル領域間の前記界面、及び、前記ドレイン領域と前記チャネル領域間の前記界面において確立されるそれぞれの電界の操作を容易にするように選択される、前記請求項のいずれかに記載のトンネル電界効果トランジスタ。
  10. 前記ソース領域と前記チャネル領域間の前記界面及び/又は前記ドレイン領域と前記チャネル領域間の前記界面に歪みを印加するように構成可能な歪みアプリケータをさらに含む、前記請求項のいずれかに記載のトンネル電界効果トランジスタ。
  11. トンネル電界効果トランジスタを製造するための方法であって、
    対応するソース半導体材料を含む少なくともソース領域を準備するステップと、
    対応するドレイン半導体材料を含む少なくともドレイン領域を準備するステップと、
    対応するチャネル半導体材料を含み、かつ、前記ソース領域と前記ドレイン領域間に配置された少なくともチャネル領域を準備するステップと、
    を含み、
    少なくとも前記ソース領域と前記チャネル領域間の界面上に少なくともソース−チャネル・ゲート電極を設けるステップと、
    前記ソース−チャネル・ゲート電極と少なくとも前記ソース領域と前記チャネル領域間
    の前記界面との間に、前記ソース−チャネル・ゲート電極に対応する少なくとも絶縁体を設けるステップと、
    少なくとも前記ドレイン領域と前記チャネル領域間の界面上に少なくともドレイン−チャネル・ゲート電極を設けるステップと、
    前記ドレイン−チャネル・ゲート電極と少なくとも前記ドレイン領域と前記チャネル領域間の前記界面との間に、前記ドレイン−チャネル・ゲート電極に対応する少なくとも絶縁体を設けるステップと、
    をさらに含み、
    前記ソース領域と前記チャネル領域間の前記界面に形成されたトンネル接合部間に流れるトンネル電流を制御するように、前記ソース−チャネル・ゲート電極を構成するステップと、前記ドレイン領域と前記チャネル領域間の前記界面に形成されたトンネル接合部間に流れるトンネル電流を制御するように、前記ドレイン−チャネル・ゲート電極を構成するステップとを含む方法。
  12. XNOR論理ゲート及びXOR論理ゲートのうちの一方を実装するステップをさらに含む、請求項11に記載の方法。
  13. 前記ソース−チャネル・ゲート電極と前記ドレイン−チャネル・ゲート電極との間の距離を、前記トンネル電界効果トランジスタがオンモード及びオフモードのうちの一方で動作可能であるように選択するステップをさらに含む、請求項11又は請求項12のいずれかに記載の方法。
  14. 前記ソース−チャネル・ゲート電極と前記ドレイン−チャネル・ゲート電極との間の前記距離は、10nm−100nmの範囲になるように選択される、請求項1に記載の方法。
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