JP5935992B2 - 媒体支持装置及び記録装置 - Google Patents
媒体支持装置及び記録装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5935992B2 JP5935992B2 JP2012128970A JP2012128970A JP5935992B2 JP 5935992 B2 JP5935992 B2 JP 5935992B2 JP 2012128970 A JP2012128970 A JP 2012128970A JP 2012128970 A JP2012128970 A JP 2012128970A JP 5935992 B2 JP5935992 B2 JP 5935992B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- attachment
- lever
- medium
- set tray
- medium support
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Handling Of Sheets (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Description
また、特許文献1は、レバーをセットトレイの着脱方向と交差する方向に回動して媒体を支持する部材を該着脱方向に移動する構成については記載も示唆もない。
本発明の目的は、このような構成の媒体支持装置の小型化を可能にすることである。
また、前記凸部は、前記取付アタッチメントに前記セットトレイを配置した状態では、前記貫通孔を通して前記取付アタッチメントから突出している。すなわち、凸部の長さは取付アタッチメントの厚さよりも大である。これは、前記凸部が貫通孔に安定して保持されることができることを意味する。つまり、長い凸部を用いることが可能になり、前記セットトレイを前記取付アタッチメントに安定して配置することができる。
さらに、前記取付アタッチメントから突出した前記凸部は、前記レバーが前記存在可能領域を回動する際には前記レバーの回動範囲から前記着脱方向に退避するので、前記レバーと前記凸部とが接触しない。このため、ユーザーは前記レバーによる前記取付アタッチメントの前記着脱方向への移動を容易に行うことができる。
下記の実施例では媒体支持装置としての媒体支持機構を備える記録装置を用いて説明している。また、下記の実施例では記録装置として記録ヘッドからインクを吐出して記録を行うインクジェット記録装置を用いて説明している。しかし、本発明の媒体支持装置は、媒体支持機構を備える記録装置に限定されるわけではない。また、本発明の記録装置は、インクジェット記録装置に限定されない。例えば、本発明は転写式の記録装置なども含む。
また、下記の実施例では媒体Pとして、布帛であるTシャツを使用したが(図4参照)、本発明で使用可能な媒体はTシャツに限定されず、他の布帛、更に記録用紙等でもよく、特定のものに限定されない。
図1は、本発明の実施例1に係る記録装置の概略斜視図である。
本実施例の記録装置1は、図1に示すように、媒体P(図4参照)をセットするセット面7を備えたセットトレイ4を備えている。搬送部3は、搬送方向Aにセットトレイ4を移動することにより媒体Pを搬送する。セットトレイ4は、媒体支持装置2を構成する支柱8等を介して、搬送部3のガイドテーブルに支持されている。
媒体支持装置2は、セットトレイ4、該セットトレイ4を配置する取付アタッチメント9、セットトレイ4の着脱方向へ取付アタッチメント9を移動させるレバー11及び支柱8を備えている。セットトレイ4は、セット面7の反対側に該セットトレイ4の位置合わせ用の凸部としてのピン10を備え、取付アタッチメント9に配置される。取付アタッチメント9は、レバー11及び支柱8に対しての位置合わせ用の凸部18と、レバー11に対しての支持部材である凸部12とを備えている。なお、本実施例の取付アタッチメント9は、セット面7が記録ヘッド6のノズル面に対して平行になるようにセットトレイ4を配置することを可能にする部材である。
なお、本実施例におけるセットトレイ4の着脱方向Dは鉛直方向であるが、本発明はこの構成に限定されない。
図3(A)は、セットトレイ4のセット面7側を示しており、図3(B)は、セットトレイ4のセット面7の裏側(反対側)13を示している。裏側13には、ピン10が媒体Pの搬送方向Aに離間して二つ設けられている。また、セットトレイ4を取付アタッチメント9に配置する際の支持部材23が四つ設けられている。このような構成により、セットトレイ4は取付アタッチメント9に安定して配置される。また、本実施例のセットトレイ4は媒体Pの搬送方向Aが長手方向となっている。本実施例のセットトレイ4は、長手方向にピン10が離間して二つ設けられていることで、特に、安定して取付アタッチメント9に配置される。ただし、本発明はこのような構成に限定されない。
図4(A)は本実施例の媒体PとしてのTシャツである。この媒体Pを図4(B)のように、セットトレイ4のセット面7にセットする。
図5(A)は、取付アタッチメント9におけるセットトレイ4を配置する配置面22側を示しており、図5(B)は、取付アタッチメント9におけるレバー11側を示している。取付アタッチメント9は、セットトレイ4に設けられたピン10、10と嵌合する二つの貫通孔17、17を備えている。貫通孔17は取付アタッチメント9をセットトレイ4の着脱方向Dに貫通している。また、取付アタッチメント9は、レバー11が位置する側に、レバー11及び支柱8に対しての位置合わせ用の凸部18を一つと、レバー11に対しての支持部材である凸部12を三つ備えている。
レバー11は、基端部が支柱8側の回転可能部24(図7)にネジ15で接続され、前記支柱8を支点にして回動方向Cに回動可能である。レバー11の基端部である支柱8との接続部25には中央に貫通孔16が備えられている。取付アタッチメント9に備えられた位置合わせ用の凸部18を貫通孔16に嵌め合わせることで、取付アタッチメント9はレバー11及び支柱8に対して位置合わせされる。なお、本実施例において回動方向Cは水平方向であるが、本発明のレバーの回動方向はセットトレイ4の着脱方向Dと交差する方向であればよく水平方向には限定されない。
本実施例の記録装置1において、レバー11の回動方向Cは水平方向であり、レバー11の回動に伴うピン10の移動方向(セットトレイ4の着脱方向D)は鉛直方向である。このため、以下に、ピン10の存在可能領域R1及びレバー11の回動範囲R2についての説明を高さという表現を用いて説明する。ただし、本発明はセットトレイ4の着脱方向Dが鉛直方向に限定されるものではない。また、これに伴い、レバー11の回動方向Cは水平方向に限定されるものではなく、レバー11の回動に伴うピン10の移動方向は鉛直方向に限定されるものではない。
図7(A)において、レバー11は、図7(A)中の右側に位置している。レバー11がこの位置にあるときの取付アタッチメント9から突出したピン10の下端部Lの高さH2は、レバー11の上端部Uの高さH1よりも低い。なお、レバー11を回動方向C1に回動させると、取付アタッチメント9は上方向D1に移動する。
また、図7(B)において、一点鎖線で表されるレバー11の回動範囲R2は、破線で表されるピン10の存在可能領域R1を含んでいる。ただし、レバー11がピン10の存在可能領域R1を回動する際には、レバー11の上端部Uよりピン10の下端部Lが高い高さとなるようにピン10が上方向D1に退避する構成となっている。
レバー11は回動方向Cに回動する。図8において、一点鎖線で表されるレバー11の回動範囲R2は、二つあるうちの一方のピン10の存在可能領域R1を含んでいる。なお、本実施例の回動レバー11は、図5及び図6で表されるように、取付アタッチメント9に備えられた、三つの凸部12に対応して三つの階段状の斜面14が備えている。このため、レバー11の回動範囲R2は、三つの階段状の斜面14に対応して、回転軸を基準にして約120°回動可能である。ただし、本発明はこのような構成に限定されない。
図9は、本発明の実施例2に係るレバーを示す概略斜視図である。
なお、本実施例において、レバー11以外の構成は実施例1と同様の構成であるため、同一部分に同一符号を付してレバー11以外の構成についての詳細な説明は省略する。
図10は、本発明の実施例3に係るレバーを示す概略斜視図である。
なお、本実施例において、レバー11以外の構成は実施例1と同様の構成であるため、レバー11以外の構成についての詳細な説明は省略する。
図11は、本発明の実施例4に係るレバーを示す概略斜視図である。
なお、本実施例において、レバー11以外の構成は実施例1と同様の構成であるため、レバー11以外の構成についての詳細な説明は省略する。
図12は、本発明の実施例5に係るレバーを示す概略斜視図である。
なお、本実施例において、レバー11以外の構成は実施例1と同様の構成であるため、レバー11以外の構成についての詳細な説明は省略する。
5 キャリッジ、 6 記録ヘッド、7 セット面、8 支柱、
9 取付アタッチメント、10 ピン、 11 レバー、12 凸部、
13 セット面7の裏側、14 斜面、15 ネジ、16 貫通孔、17 貫通孔、
18 凸部、19 取っ手部、20 中抜き部、21 平面部、
22 配置面、23 支持部材、24 回転可能部、25 接続部、
L ピン10の下端部、P 媒体、R1 ピン10の存在可能領域、
R2 レバー11の回動範囲、U レバー11の上端部
Claims (6)
- 媒体のセット面の反対側に位置合わせ用の凸部が設けられたセットトレイと、
前記セットトレイを着脱可能に配置する取付アタッチメントであって、前記凸部と嵌合し前記セットトレイの着脱方向に貫通する貫通孔が設けられた取付アタッチメントと、
前記着脱方向と交差する方向に回動することにより前記取付アタッチメントを前記着脱方向に移動するレバーと、を備え、
前記凸部は、前記取付アタッチメントに前記セットトレイを配置した状態では、前記貫通孔を通して前記取付アタッチメントから突出し、
前記レバーの回動範囲は、前記取付アタッチメントから突出した前記凸部の存在可能領域を含み、
前記取付アタッチメントから突出した前記凸部は、前記レバーが前記存在可能領域を回動する際には前記レバーの回動範囲から前記着脱方向に退避することを特徴とする媒体支持装置。 - 請求項1に記載の媒体支持装置において、
当該媒体支持装置は第1の方向に搬送される構成であり、
前記凸部は、前記媒体の搬送方向に離間して二つ設けられ、
前記レバーの回動範囲は、前記取付アタッチメントから突出した二つの前記凸部のうち少なくとも一方の存在可能領域を含むことを特徴とする媒体支持装置。 - 請求項1又は2に記載の媒体支持装置において、前記レバーは取っ手部を有し、前記取っ手部は前記凸部の前記取付アタッチメントからの突出方向に張り出した形状であることを特徴とする媒体支持装置。
- 請求項1から3のいずれか一項に記載の媒体支持装置において、前記レバーは取っ手部を有し、前記取っ手部は中抜き部を有することを特徴とする媒体支持装置。
- 請求項1又は2に記載の媒体支持装置において、前記レバーは取っ手部を有し、前記取っ手部はL字状であることを特徴とする媒体支持装置。
- 請求項1から5のいずれか一項に記載の媒体支持装置と、
前記媒体に記録を行う記録部と、を備えることを特徴とする記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012128970A JP5935992B2 (ja) | 2012-06-06 | 2012-06-06 | 媒体支持装置及び記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012128970A JP5935992B2 (ja) | 2012-06-06 | 2012-06-06 | 媒体支持装置及び記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013252923A JP2013252923A (ja) | 2013-12-19 |
JP5935992B2 true JP5935992B2 (ja) | 2016-06-15 |
Family
ID=49950809
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012128970A Active JP5935992B2 (ja) | 2012-06-06 | 2012-06-06 | 媒体支持装置及び記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5935992B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10625498B2 (en) * | 2017-12-01 | 2020-04-21 | Leo Martinez, JR. | Transportable garment printing platen |
JP7185830B2 (ja) | 2019-03-12 | 2022-12-08 | セイコーエプソン株式会社 | 印刷装置及び支持部の位置検出方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0337966Y2 (ja) * | 1985-04-11 | 1991-08-12 | ||
JP3741067B2 (ja) * | 2002-03-29 | 2006-02-01 | ブラザー工業株式会社 | 給紙装置及びそれを備えた画像形成装置 |
JP4147993B2 (ja) * | 2003-03-25 | 2008-09-10 | ブラザー工業株式会社 | インクジェット式布帛印刷装置 |
JP2009241370A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Brother Ind Ltd | 印刷装置 |
-
2012
- 2012-06-06 JP JP2012128970A patent/JP5935992B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013252923A (ja) | 2013-12-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI555647B (zh) | 列印平台支撐模組及其適用之三維列印機 | |
JP4399432B2 (ja) | プリンター装置 | |
JP5804922B2 (ja) | 印刷装置 | |
JP6703301B2 (ja) | 印刷装置 | |
JP5935992B2 (ja) | 媒体支持装置及び記録装置 | |
JP6705197B2 (ja) | 印刷装置及び媒体支持方法 | |
JP5804921B2 (ja) | キャリッジ及びインクジェット装置 | |
JP6308854B2 (ja) | タイヤプリンター | |
TWI571391B (zh) | 3d掃描列印複合設備及其煞車裝置 | |
JP6614965B2 (ja) | インクジェットプリンタ | |
JP2015054216A (ja) | テーブル | |
JP6020796B2 (ja) | 被捺装置 | |
JP2021102271A (ja) | 位置決め装置、スクリーン枠取付装置、及び、製版印刷システム | |
JP6996202B2 (ja) | 印刷装置及び押さえ部の保持方法 | |
JP6083201B2 (ja) | 媒体支持装置及び記録装置 | |
JP2017140710A (ja) | 印刷装置及び支持部の固定方法 | |
JP2013220637A (ja) | 様々な角度で印刷可能な印刷装置 | |
JP6066050B2 (ja) | 媒体支持装置及び記録装置 | |
JP6141727B2 (ja) | インクジェットプリンタ | |
JP6141726B2 (ja) | インクジェットプリンタ | |
JP6089617B2 (ja) | 媒体支持装置及び記録装置 | |
CN205855484U (zh) | 转印纸导引结构 | |
US954111A (en) | Copy-holder for type-writing machines. | |
JP2012229064A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2019166798A (ja) | 記録装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150603 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160406 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160413 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160426 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5935992 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |