JP5931614B2 - テープ供給装置及びロールユニット - Google Patents

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この発明は、テープ供給装置、及び、これに用いるロールユニットに関する。
従来より、テープを連続的に供給可能なテープ供給装置がある(例えば特許文献1参照)。このテープ供給装置は、テープをロール状に巻いてなる二つのテープロールをそれぞれ着脱可能に保持する二つの保持部と、一方の保持部からテープを繰り出させて移送する移送機構と、二つの保持部と移送機構との間に設けられて、一方の保持部に設けられた一方のテープロールから繰り出された旧テープの終端と、他方の保持部に設けられた他方のテープロールから繰り出された新テープの始端とを接続するテープつなぎ部とを備えている。
また、従来のテープ供給装置に用いるテープロールは、テープを円筒形の軸管(紙管)に対してロール状に巻いて構成されている。一方、前述した保持部は、例えば特許文献2のように、テープロールの軸管に挿通させる棒状の軸部によって構成されている。この軸部はテープ供給装置の所定位置に固定されている。
このようなテープ供給装置は、例えば、帯状の台紙表面にラベルが貼着された帯状のラベルテープを移送しつつ、台紙上のラベルを剥離させて商品等にラベルを貼り付けるラベル貼付機に設けられている。
特開2003−128027号公報 特開2011−079568号公報
しかしながら、上記従来のテープ供給装置では、作業者がテープロールを保持部に取り付ける際に、ロール状に巻かれたテープによって保持部の軸部とテープロールの軸管との相対位置を視認し難いため、効率よくテープロールを取り付けることができない、という問題がある。
また、テープロールを取り付ける箇所(保持部)が複数存在するため、テープロールの交換・補充が面倒である、という問題もある。
本発明は、上述した事情に鑑みたものであって、テープロールを効率よく交換・補充することが可能なテープ供給装置、及び、これに用いるロールユニットを提供することを目的とする。
この課題を解決するために、本発明のテープ供給装置は、テープをロール状に巻いたテープロール、及び、該テープロールを収納・保持するロール保持部を有するロールユニットと、該ロールユニットを複数設置するロール設置部と、該ロール設置部に配された前記ロールユニットからテープを繰り出して移送する移送機構と、前記ロール設置部と前記移送機構との間に設けられて、前記ロール設置部の供給位置に配された第一ロールユニットから繰り出される旧テープの終端、及び、前記ロール設置部の予備位置に配された第二ロールユニットから繰り出される新テープの始端を相互に接続するテープつなぎ部と、を備え、前記ロール保持部のうち前記テープロールの外周縁の径方向外側に、前記テープロールの軸方向に貫通する挿通孔が形成され、前記ロール設置部が、前記第一ロールユニットを供給位置において鉛直方向下側から支持するロール支持部と、供給位置と予備位置との間で移動自在に設けられると共に、前記挿通孔に対して挿抜自在とされ、前記挿通孔に挿入されることで前記ロールユニットを吊り下げるフック部と、を備え、該フック部は、前記第二ロールユニットを予備位置から供給位置に搬送して第一ロールユニットとした後、該第一ロールユニットの挿通孔から抜かれて予備位置に戻ることを特徴とする。
上記構成のテープ供給装置では、テープロールの補充(ロールユニットの交換)を以下のように行えばよい。
はじめに、第一ロールユニットからテープが全て繰り出された後、作業者が第一ロールユニット(ロール保持部のみ)を供給位置から取り外す。次いで、フック部を予備位置から供給位置に移動させることで、フック部に吊り下げられた第二ロールユニットを予備位置から供給位置に搬送し、新たな第一ロールユニットとする。ここで、供給位置に配された新たな第一ロールユニットは、ロール支持部によって支えられるため、フック部を新たな第一ロールユニットの挿通孔から抜いても、新たな第一ロールユニットは供給位置に配された状態に保持される。そして、フック部を供給位置から予備位置に移動させた後、作業者により新たな第二ロールユニットの挿通孔にフック部を挿通させることで、新たな第二ロールユニットを予備位置に設置することができる。
すなわち、本発明のテープ供給装置では、テープロールが無くなった第一ロールユニットを常に供給位置から取り外すことができ、また、新たな第二ロールユニットを常に予備位置に設置することができる。したがって、ロールユニット(テープロール)の交換・補充を簡便に行うことができる。
また、フック部に引っ掛けるロール保持部の挿通孔は、テープロールの外周縁よりも外側に形成されているため、新たな第二ロールユニットを予備位置に設置する際に、フック部と挿通孔との相対位置を容易に視認できる。したがって、新たな第二ロールユニットを効率よく予備位置に設置することが可能となる。
さらに、供給位置に配された第一ロールユニットはロール支持部によって下側から支持されているだけなので、第一ロールユニットからテープが全て繰り出された後、作業者は容易に第一ロールユニット(のロール保持部)を供給位置から取り外すことができる。
そして、前記テープ供給装置は、前記供給位置と前記予備位置とが水平方向に配列されているとよい。
この場合には、予備位置の高さ位置を低く抑えることができるため、作業者は予備位置に対する新たな第二ロールユニットの設置作業を簡便に行うことが可能となる。また、テープ供給装置の高さ寸法を低く抑えることもできる。
また、前記テープ供給装置においては、前記供給位置と前記予備位置とが鉛直方向に配列されていてもよい。
この場合には、テープ供給装置の設置面積を小さく抑えることができる。
さらに、前記テープ供給装置においては、前記ロール設置部が、前記フック部の移動方向に延びて形成され、前記フック部により前記予備位置から前記供給位置に搬送される前記第二ロールユニットの揺動を規制する案内軌道を備えることが、より好ましい。
第二ロールユニットはフック部に吊り下げられているため、予備位置から供給位置まで移動する際には第二ロールユニットが揺れ動き、ロール支持部上に載置される時点で位置ずれが発生する虞がある。
そこで、上記テープ供給装置のように、案内軌道によって第二ロールユニットの揺れ動きを規制することで、フック部によって搬送される第二ロールユニットをロール支持部上に正確に載置することが可能となる。
また、前記テープ供給装置においては、前記新テープの始端に、該始端を前記旧テープの終端に接続するための粘着テープが貼り付けられ、前記テープつなぎ部が、前記新テープの始端を固定する始端固定部と、前記旧テープの終端を固定する終端固定部と、前記旧テープの終端に前記粘着テープを押し付けて貼り付ける押付部と、前記旧テープの終端が前記終端固定部に近づいたことを検知する終端検知センサと、を備え、さらに、該終端検知センサが前記旧テープの終端を検知したときに、前記移送機構による前記旧テープの移送を停止させ、かつ、前記始端固定部及び前記終端固定部にそれぞれ前記新テープの始端及び前記旧テープの終端が固定された状態で、前記始端固定部及び前記終端固定部を互いに近づけるように相対移動させ、さらに、前記押付部も移動させることで、前記粘着テープを前記旧テープの終端に押し付けさせる制御部を備えているとよい。
上記構成のテープ供給装置によれば、旧テープの終端が終端固定部の近傍に到達した際には、制御部が移送機構の動作を制御することで、旧テープの移送が自動的に停止される。また、制御部が押付部の動作を制御することで、旧テープが粘着テープに対して自動的に貼り付けられる。したがって、作業者による旧テープと新テープとの接続作業を簡便かつ効率よく行うことができる。
なお、旧テープと新テープとが接続された後には、制御部によって始端固定部・終端固定部・押付部の動作を制御して、旧テープ及び新テープの固定や押し付けを解除した上で、制御部によって移送機構の動作を制御し、旧テープ及び新テープの移送を再開させればよい。
さらに、前記テープ供給装置においては、前記始端固定部が、前記新テープの始端を該新テープの厚さ方向から挟み込んで固定する狭持部を備えるとよい。
狭持部により新テープの始端を固定すれば、新テープの始端を固定した状態に保持するための電力を容易に削減する、あるいは、不要とすることができる。この効果は、予め新テープの始端を始端固定部に固定した後、テープつなぎ部によって旧テープと新テープとが接続されるまでに所定時間が経過する場合に特に有効であり、テープ供給装置のランニングコスト削減を図ることができる。
また、前記テープ供給装置において、前記制御部は、前記終端検知センサが旧テープの終端を検知したときに、前記終端固定部によって旧テープの終端を固定させるようにするとよい。
上記テープ供給装置によれば、制御部が終端固定部の動作を制御することで、旧テープの終端が自動的に終端固定部に固定される。すなわち、旧テープの移送停止から旧テープと新テープとの接続が完了するまでの全ての工程を自動化できる。
そして、前記テープ供給装置に用いるロールユニットは、前記ロール保持部が、前記テープロールの芯をなす円筒形の軸管と、該軸管に対して挿抜自在に取り付けられる棒状の軸部と、該軸部の長手方向の一端に設けられて前記テープロールの軸方向の端部を支持する支持プレートと、を備え、該支持プレートに前記挿通孔が形成されていることを特徴とする。
上記ロールユニットによれば、テープロールの軸方向の端部が支持プレートによって支持されているため、ロールユニットを運搬する際に軸管に巻き付けられたテープロールの形状が崩れることを防止できる。
また、テープを紙管に巻きつけて構成される従来のテープロールでは、全てのテープを繰り出した後に残る紙管がゴミとなり処理が必要になるが、上記構成のロールユニットでは、軸管が、ロール保持部の一つとして構成され、再利用可能であるため、処理すべきゴミの削減も図ることができる。
本発明によれば、テープロール(ロールユニット)を効率よく交換・補充することができる。
本発明の第一実施形態に係るラベル貼付機を示す概略正面図である。 図1に示すロールユニットであり、(a)は正面図、(b)は(a)のA−A矢視断面図、(c)は分解断面図、(d)はロールユニットに備えるテープロールの斜視図である。 図1に示すラベル貼付機の制御ブロック図である。 図1に示すラベルテープ供給装置のロール設置部に備えるフック部及びその周辺構造を示しており、(a)は供給位置における概略断面図、(b)は予備位置における概略断面図である。 図1に示すラベルテープ供給装置において、ロールユニットの交換手順を示す概略正面図である。 図1に示すラベルテープ供給装置において、テープつなぎ部による接続手順を示す概略正面図である。 図6に示すテープつなぎ部の始端固定部をテープ繰り出し方向の上流側から見た概略図である。 図1に示す台紙巻取装置を示す概略断面図である。 本発明の第二実施形態に係るラベル貼付機を示す概略正面図である。 図9に示すラベルテープ供給装置において、ロールユニットの交換手順を示す概略正面図である。 図9に示すラベルテープ供給装置において、テープつなぎ部による接続手順を示す概略正面図である。 図11に示すテープつなぎ部の始端固定部及び終端固定部をテープの移送方向の上流側から見た概略図である。
〔第一実施形態〕
以下、図1〜8を参照して本発明の第一実施形態について説明する。
図1に示すように、この実施形態に係るラベル貼付機1は、商品の生産工場や小売業のバックヤード等において、帯状の台紙103表面にラベル104が仮着された帯状のラベルテープ102(図2(d)参照)を移送しつつ、台紙103からラベル104を剥離させて商品等に貼り付けるものである。このラベル貼付機1は、ラベルテープ供給装置(テープ供給装置)2と、貼付装置3と、台紙巻取装置4と、を備えている。
ラベルテープ供給装置2は、ロールユニット100と、ベースプレート10、ロール設置部11、移送機構12、テープつなぎ部13及びテンション機構14を備えている。
ロールユニット100は、図2に示すように、ラベルテープ102をロール状に巻いたテープロール101と、テープロール101を収納・保持するロール保持部110と、を備えている。本実施形態のテープロール101は、ラベルテープ102の始端102cに貼り付けられて、該ラベルテープ102の始端102cを別のテープロール101をなすラベルテープ102の終端102d(図6参照)に接続するための粘着テープ105を備えている。この粘着テープ105は、その粘着面105aの一部がラベルテープ102の始端102cからラベルテープ102の長手方向に突出するように貼り付けられている。
なお、図示例のテープロール101では、ラベル104を仮着する台紙103表面がテープロール101の径方向外側に向いているが、例えば径方向内側に向いていてもよい。また、図示例では、粘着テープ105がラベル104を仮着した台紙103表面とは反対側の面に貼り付けられているが、例えば台紙103表面に貼り付けられてもよい。
ロール保持部110は、軸管111と、一対の支持プレート112,113と、軸部114とを備えている。
軸管111は、円筒形に形成され、テープロール101の芯をなしている。
一対の支持プレート112,113は、それぞれ透明プラスチック等からなる透明の板材であり、軸管111及びテープロール101をこれらの軸方向から挟み込むように配される。これにより、一対の支持プレート112,113は、軸管111及びテープロール101の軸方向の両端部を支持する役割を果たす。また、各支持プレート112,113は、正面視円形状に形成されている。さらに、正面視した各支持プレート112,113の中心部分には、支持プレート112,113の厚さ方向に貫通する孔が形成されている。
そして、一方の支持プレート112(背面支持プレート112)は、円形状部分の周縁から径方向外側に突出する突出板部115を有している。この突出板部115には、その厚さ方向に貫通する挿通孔116が形成されている。挿通孔116は、テープロール101の外周縁よりも径方向外側に位置している。
軸部114は、棒状に形成されており、一対の支持プレート112,113及び軸管111の孔に適宜挿通されることで、軸管111及び一対の支持プレート112,113を一体に保持する。
また、軸部114の軸方向の一端には、軸部114の外径や、軸管111及び一対の支持プレート112,113の孔の内径よりも大きい径寸法を有する円板状のフランジ部117が一体に形成されている。なお、本実施形態におけるフランジ部117の径寸法は、一対の支持プレート112,113の外径や軸管111の外径よりも小さい。
以上のように構成される軸部114は、その軸方向の他端を挿通方向の先端として、背面支持プレート112の孔、軸管111の孔、他方の支持プレート113(正面支持プレート113)の孔に順番に挿通される。このように軸部114を挿通した状態では、背面支持プレート112がフランジ部117に係止されるため、軸部114に取り付けられた軸管111及び一対の支持プレート112,113が、軸部114の一端から抜け落ちることはない。
なお、軸管111及び一対の支持プレート112,113は、上記軸部114に対して着脱自在とされてもよいが、例えば背面支持プレート112のみフランジ部117にネジ止めや接着等により固定されてもよい。
さらに、本実施形態のロール保持部110は、円筒形の固定用筒部118を備える。固定用筒部118は、軸管111及び一対の支持プレート112,113が軸部114に適宜取り付けられた状態で、軸管111の場合と同様にして、軸部114の軸方向の一端部に対して着脱自在に取り付けられる。また、固定用筒部118は、軸部114の一端部に取り付けた状態で、ネジ止め等の各種固定手段によって軸部114に固定されるようになっている。したがって、固定用筒部118は、軸部114に取り付けられた軸管111及び一対の支持プレート112,113が外れることを防ぐ役割を果たす。
図1,4に示すように、ロール設置部11は、ベースプレート10の正面10aに設けられて、前述したロールユニット100を複数設置する部分である。このロール設置部11において、ロールユニット100は、その軸部114の軸方向がベースプレート10の正面10aに直交するように、また、背面支持プレート112がベースプレート10の正面10aに対向するように設置される。このロール設置部11は、ロール支持部21と、フック部22とを備えている。以下の説明では、ロール設置部11に二つのロールユニット100が設置されるものとする。
ロール支持部21は、ロールユニット100を鉛直方向下側から支持するものである。本実施形態におけるロール支持部21は、ベースプレート10の正面10aから突出するようにベースプレート10に設けられた一対の支持棒23によって構成されている。
一対の支持棒23は、水平方向に間隔をおいて配され、これら一対の支持棒23上に、ロールユニット100の一対の支持プレート112,113が載置される。このため、一対の支持棒23は、正面視円形状とされた一対の支持プレート112,113の直径寸法よりも小さい間隔で配されている。
また、各支持棒23には、鉤状突起24が形成されている。なお、本実施形態では、鉤状突起24が、支持棒23の周面からその径方向外側に突出して正面視円形状に形成されているが、少なくとも各支持棒23の周面から鉛直方向上方に突出していればよい。
この鉤状突起24は、各支持棒23の突出方向の中途部及び先端部に配されている。特に、支持棒23の中途部に配される鉤状突起24は、ベースプレート10の正面10aとの間隔がロールユニット100を構成する背面支持プレート112及び軸部114のフランジ部117の厚さ寸法を足し合わせた寸法と等しいあるいは若干大きくなるように設定されている。これにより、支持棒23の中途部に配される鉤状突起24は、一対の支持棒23,23上に載置されたロールユニット100が正面10a側に傾いて倒れることを防ぐ役割を果たす。
以上のように構成されるロール支持部21上に載置されるロールユニット100は、そのラベルテープ102が無くなるまで後述する移送機構12によって繰り出されるもの(第一ロールユニット100A)である。以下の説明では、第一ロールユニット100Aが配される位置を、ロール設置部11の供給位置11Aと呼ぶ。
図1,4,5に示すように、フック部22は、ベースプレート10の正面10aから突出して設けられる棒状部材であり、背面支持プレート112,113に形成された挿通孔116に挿通されることでロールユニット100を吊り下げる役割を果たす。図1においては、前述した第一ロールユニット100Aとは別個のロールユニット100(第二ロールユニット100B)が、フック部22に吊り下げられている。すなわち、第二ロールユニット100Bは、フック部22によって第一ロールユニット100Aとは別個の位置(ロール設置部11の予備位置11B)に配される。なお、本実施形態では、ロール設置部11の供給位置11Aと予備位置11Bとが水平方向に配列されている。
このフック部22の突出方向先端には、鉛直方向上方に突出する鉤状突起25が形成されている。フック部22の鉤状突起25は、フック部22に吊り下げられたロールユニット100が不意に抜け落ちることを防いでいる。
さらに、フック部22は、各種アクチュエータ等の駆動手段(不図示)によって、ロール設置部11の予備位置11Bと供給位置11Aとの間で移動自在とされている。これにより、予備位置11Bにおいてフック部22に吊り下げられた第二ロールユニット100Bを供給位置11Aまで搬送することが可能となっている。以下、フック部22の移動について具体的に説明する。
ベースプレート10には、その厚さ方向に貫通してロール設置部11の予備位置11Bから供給位置11Aまで延びる正面視帯状の軌道孔26が形成されている。フック部22は、この軌道孔26の長手方向に沿って移動可能となっている。
本実施形態では、軌道孔26の両端部が、それぞれロール設置部11の予備位置11B及び供給位置11Aから鉛直方向上側に延びており、軌道孔26の中間部が、両端部の上端をつなぐように水平方向に延びている。このため、本実施形態の構成において、フック部22が予備位置11Bから供給位置11Aに移動する場合、フック部22は、予備位置11Bから所定長さだけ上昇した後、軌道孔26の一端から他端まで水平方向(左方向)に移動し、最後に所定長さだけ下降することで、供給位置11Aに到達する。
このようにフック部22を供給位置11Aに向けて下降させることで、丁寧にロールユニット100をロール支持部21上に載置することができる。また、フック部22を予備位置11Bから上昇させた上で水平方向に移動させることで、フック部22に吊り下げられた第二ロールユニット100Bが、ロール支持部21に対して水平方向に衝突することを回避している。ただし、第二ロールユニット100Bを配置する予備位置11Bがロール支持部21よりも鉛直方向上方に位置する場合、フック部22は予備位置11Bから上昇しなくてもよい。
また、フック部22は、ベースプレート10の正面10a側に配されるロールユニット100の挿通孔116に対して挿抜自在とされている。具体的に説明すれば、フック部22は、ベースプレート10の正面10aから突出してロールユニット100を吊り下げることができる位置と、ベースプレート10の軌道孔26に入り込んでロールユニット100を吊り下げることができない位置との間で移動自在とされている。これにより、フック部22が第二ロールユニット100Bを供給位置11Aまで搬送して第一ロールユニット100Aとした後に、フック部22を第一ロールユニット100Aの挿通孔116から抜いて、第一ロールユニット100Aをフック部22から取り外すことができる。
さらに、ロール設置部11は、残量検知センサ27を備えている。残量検知センサ27は、供給位置11Aに設けられ、第一ロールユニット100Aに備えるテープロール101の残量が少なくなったことを検知するものである。この残量検知センサ27は、テープロール101の半径が所定値以下となった際に信号を出力するように構成されている。
図1,6に示すように、移送機構12は、ロール設置部11に配されたロールユニット100からラベルテープ102を繰り出して移送する機構であり、駆動ローラー28と、駆動ローラー28との間でラベルテープ102を挟み込むニップローラー29とを備えている。
駆動ローラー28及びニップローラー29は、ベースプレート10の正面10aに取り付けられ、ロール設置部11に配されたロールユニット100の軸方向に平行する軸線を中心に回転可能となっている。駆動ローラー28は、不図示の駆動源(例えば電気信号によって制御可能な電動モータ等、不図示)によって回転駆動されるものである。駆動ローラー28には、ラベルテープ102が巻き掛けられている。
ニップローラー29は、所謂フリーローラーであり、駆動ローラー28の周面に押し付けられることで、ラベルテープ102を挟み込むように構成されている。このニップローラー29は、ラベルテープ102を駆動ローラー28に巻き掛けたり、駆動ローラー28から取り外す際に、駆動ローラー28の周面から離れるように移動可能とされてもよいが、例えば移動不能であっても構わない。
以上のように構成される移送機構12では、駆動ローラー28が回転することでニップローラー29も追従して回転し、これによってラベルテープ102が移送される。一方、駆動ローラー28が回転しない状態では、ラベルテープ102が駆動ローラー28及びニップローラー29によって狭持されるため、移送機構12よりも移送方向上流側(ロールユニット100側)に位置するラベルテープ102が下流側に移送されることはない。
テープつなぎ部13は、供給位置11Aに配された第一ロールユニット100Aから繰り出される旧ラベルテープ(旧テープ)102Aの終端102dと、予備位置11Bに配された第二ロールユニット100Bから繰り出される新ラベルテープ(新テープ)102Bの始端102cとを接続するものである。
このテープつなぎ部13は、ロール設置部11から移送機構12に移送されるラベルテープ102の移送経路の途中に設けられている。本実施形態では、テープつなぎ部13におけるラベルテープ102の移送経路が、鉛直方向下側から上側向かう方向に設定されている。テープつなぎ部13は、図6,7に示すように、ベースプレート10の正面10aに配された始端固定部31と、終端固定部32と、押付部33と、終端検知センサ34とを備えている。
始端固定部31は、新ラベルテープ102Bの始端102cを固定するものである。本実施形態の始端固定部31は、テープつなぎ部13におけるラベルテープ102の移送経路に沿う方向に移動可能とされている。そして、本実施形態の始端固定部31は、載置ブロック35と、一対の保持部材36,37とを備える。
載置ブロック35は、新ラベルテープ102Bの始端102cを配置する載置面35aを有している。載置面35aは、ベースプレート10の正面10aに直交すると共にラベルテープ102の移送経路に平行しており、テープつなぎ部13を通過するラベルテープ102に対向している。また、載置面35aは、テープつなぎ部13におけるラベルテープ102の移送経路に対して、このラベルテープ102の厚さ方向に間隔をあけた位置に配される。これにより、載置面35aに配される新ラベルテープ102Bの始端102cは、上記ラベルテープ102の移送経路に対して、ラベルテープ102の厚さ方向に間隔をあけて位置する。
一対の保持部材36,37は、新ラベルテープ102Bの始端102cを載置面35aに保持するものであり、それぞれ鉤状に形成されている。これら一対の保持部材36,37は、ベースプレート10の正面10aの直交方向に沿う載置ブロック35の幅方向両端に設けられている。
一方の保持部材36は、載置面35aとの間にラベルテープ102の幅方向の一端を挟み込む狭持用部材である。一方の保持部材36は、その一端部がバネ等の付勢手段(不図示)によって載置面35aに向けて押さえつけられる位置(狭持位置36A)と、載置面35aから離れた位置(離間位置36B)との間で移動可能となるように、載置ブロック35に取り付けられている。すなわち、本実施形態では、載置ブロック35の載置面35a及び一方の保持部材36によって、新ラベルテープ102Bの始端102cを新ラベルテープ102Bの厚さ方向から挟み込んで固定する狭持部が構成されている。
他方の保持部材37は、その一端部が載置面35aに対向して配されるように載置ブロック35に固定されている。他方の保持部材37と載置面35aとの間隔は、ラベルテープ102の厚さ寸法より大きいが、一方の保持部材36によってラベルテープ102の幅方向の一端を載置面35aに押さえつけた状態で、ラベルテープ102の幅方向の他端が載置面35aから過度に浮き上がらない程度に小さく設定されている。
以上のように構成される始端固定部31は、各種アクチュエータ等の駆動手段(不図示)によって、新ラベルテープ102Bを待機させておく待機位置31A(図6(a)〜(c)参照)と、新ラベルテープ102Bを旧ラベルテープ102Aに接続するための接続位置31B(図6(d)〜(f)参照)との間で上記ラベルテープ102の移送経路に沿う方向(鉛直方向)に往復移動可能とされている。
終端固定部32は、旧ラベルテープ102Aの終端102dを固定するものであり、前述した始端固定部31よりもテープつなぎ部13におけるラベルテープ102の移送方向下流側(鉛直方向上側)に配されている。また、終端固定部32は、旧ラベルテープ102Aの終端102dを固定した状態で、テープつなぎ部13を通過するラベルテープ102の厚さ方向に移動可能とされている。本実施形態の終端固定部32は、旧ラベルテープ102Aの終端102dをラベルテープ102の厚さ方向から挟み込む一対の狭持ブロック38,39を備えている。
第一狭持ブロック38は、テープつなぎ部13を通過するラベルテープ102に対して前述した始端固定部31と同じ側に配されると共に、上記ラベルテープ102の厚さ方向(水平方向)に移動可能となっている。また、第一狭持ブロック38は、バネ等の付勢手段40によって上記ラベルテープ102に近づく方向に付勢されている。
後述する第二狭持ブロック39と共に旧ラベルテープ102Aの終端102dを挟み込んだ状態で旧ラベルテープ102Aが当接する第一狭持ブロック38の当接面38aは、前述した載置ブロック35の載置面35aに平行している。また、第一狭持ブロック38に付勢力が作用していない状態では、第一狭持ブロック38は、上記ラベルテープ102に対して間隔をあけて位置する(図6(a),(b)参照)。なお、この状態における第一狭持ブロック38の当接面38aは、待機位置31Aに配された始端固定部31の載置面35aよりも旧ラベルテープ102Aに近くに位置する。
第二狭持ブロック39は、テープつなぎ部13を通過するラベルテープ102に対して第一狭持ブロック38及び載置ブロック35と反対側に配され、各種アクチュエータ等の駆動手段(不図示)によって上記ラベルテープ102の厚さ方向(水平方向)に移動可能となっている。
また、第二狭持ブロック39は、第一狭持ブロック38の当接面38aのうちラベルテープ102の移送方向下流側(鉛直方向上側)の領域のみに対向している。言い換えれば、第一狭持ブロック38の当接面38aは、第二狭持ブロック39よりもラベルテープ102の移送方向上流側に延出している。
以上のように構成される終端固定部32に旧ラベルテープ102Aの終端102dを固定する場合には、第二狭持ブロック39を第一狭持ブロック38に近づける方向(狭持方向)に移動させて一対の狭持ブロック38,39により旧ラベルテープ102Aの終端102dを挟み込み、この挟み込み状態から第二狭持ブロック39をさらに狭持方向に移動させればよい(図6(c)参照)。この第二狭持ブロック39の移動の際には、付勢手段40の付勢力に抗って第一狭持ブロック38が狭持方向に移動するため、旧ラベルテープ102Aの終端102dが付勢手段40の付勢力によって一対の狭持ブロック38,39の間に固定される。
押付部33は、粘着テープ105を旧ラベルテープ102Aの終端102dに押し付けて貼り付けるものである。
本実施形態の押付部33は、第二狭持ブロック39に対してテープつなぎ部13におけるラベルテープ102の移送方向上流側に配され、第一狭持ブロック38の当接面38aのうちラベルテープ102の移送方向上流側(鉛直方向下側)の領域に対向している。また、押付部33は、第一狭持ブロック38の当接面38aよりもラベルテープ102の移送方向上流側(鉛直方向下側)に延出している。この押付部33は、各種アクチュエータ等の駆動手段(不図示)によって上記ラベルテープ102の厚さ方向(水平方向)に移動可能となっている。
終端検知センサ34は、旧ラベルテープ102Aの終端102dがロール設置部11側から終端固定部32に近づいたことを検知するものである。この終端検知センサ34は、終端固定部32よりもラベルテープ102の移送方向上流側(鉛直方向下側)に配され、旧ラベルテープ102Aの終端102dを検知した際に信号を出力するように構成されている。
また、本実施形態のテープつなぎ部13は、経路調整ローラー41を備えている。経路調整ローラー41は、終端固定部32と移送機構12との間に設けられている。この経路調整ローラー41には、終端固定部32から移送機構12に向かうラベルテープ102が巻き掛けられている。また、経路調整ローラー41は、第一狭持ブロック38に固定される等して、第一狭持ブロック38と同時に同じ方向に移動可能となっている。さらに、経路調整ローラー41は、終端固定部32が旧ラベルテープ102Aの終端102dを固定した状態で移動する際に、終端固定部32から移送機構12に至る旧ラベルテープ102Aの移送経路が短くなるように移動する。すなわち、経路調整ローラー41は、終端固定部32から移送機構12に至る旧ラベルテープ102Aの移送経路に、過度の張力がかかることを防いでいる。
図1に示すように、テンション機構14は、移送機構12に対してラベルテープ102の移送方向下流側に配され、移送機構12の下流側に移送されたラベルテープ102に張力を付与するものである。本実施形態では、テンション機構14が移送機構12と後述する貼付装置3との間に配されている。本実施形態のテンション機構14は、ガイドロッド51、摺動ブロック52及び巻掛ローラー53を備えている。
ガイドロッド51は、その長手方向の一端部がベースプレート10に固定され、ベースプレート10の正面10aに沿って移送機構12から離れる方向に延びている。本実施形態では、ガイドロッド51が鉛直方向上側に延びるようにベースプレート10に固定されている。摺動ブロック52は、ガイドロッド51に対してその長手方向に摺動自在に取り付けられている。この摺動ブロック52は、ぜんまいばね等の付勢部材(不図示)によってガイドロッド51の長手方向の他端部(図示例では上端部)に向けて付勢されている。巻掛ローラー53は、摺動ブロック52に対して回転自在に取り付けられ、巻掛ローラー53の回転軸線は、ロールユニット100や駆動ローラー28の軸方向に平行している。この巻取ローラーには、移送機構12よりも移送方向下流側に配されたラベルテープ102が巻き掛けられている。
以上のように構成されるテンション機構14では、駆動ローラー28の回転が停止してラベルテープ102が移送機構12から下流側に移送されなくても、付勢手段の付勢力に抗って巻掛ローラー53が移送機構12に近づく方向に移動することで、移送機構12から貼付装置3にラベルテープ102を供給することが可能となる。なお、貼付装置3に対するラベルテープ102の供給は、貼付装置3あるいは後述する台紙巻取装置4に設けられる駆動部により、ラベルテープ102を貼付装置3に向けて引っ張ることで行われる。
一方、駆動ローラー28が回転してラベルテープ102の移送が再開されると、移送機構12から貼付装置3へのラベルテープ102の供給を継続しながら、巻掛ローラー53が付勢手段の付勢力によって移送機構12から離れる方向に移動し、ガイドロッド51の長手方向の他端部に到達して停止する。
さらに、本実施形態のラベルテープ供給装置2では、ロール設置部11からテープつなぎ部13に向かうラベルテープ102の移送経路の途中に、二つのガイドローラー54,55が設けられている。これら二つのガイドローラー54,55は、前述した経路調整ローラー41と共にロールユニット100から繰り出されたラベルテープ102の移送方向がテープつなぎ部13において鉛直方向上向きとなるように、ラベルテープ102をテープつなぎ部13に案内する役割、及び、ロールユニット100からテープつなぎ部13に向かう移送経路がロール支持部21等に干渉することを防ぐ役割を果たす。
また、移送機構12からテンション機構14の巻掛ローラー53に向かう移送経路の途中には、一つのガイドローラー56が設けられている。このガイドローラー56は、ラベルテープ102を移送機構12から巻掛ローラー53に案内する役割を果たす。
これらガイドローラー54〜56は、ベースプレート10の正面10aに取り付けられ、ロールユニット100の軸方向に平行する軸線を中心に回転可能となっている。
貼付装置3は、ラベルテープ供給装置2から供給されたラベルテープ102のラベル104を台紙103から剥離させてベルトコンベア等によって搬送される被貼付物(商品等)に貼り付ける装置である。なお、貼付装置3は、例えば特許文献1等に記載された周知の構成であってもよいため、その説明を省略する。
図1,8に示すように、台紙巻取装置4は、貼付装置3においてラベル104を剥がした後の台紙103を巻き取る装置である。
台紙巻取装置4は、ベース部60と、ベース部60に対して回転自在に設けられる複数(図示例では二つ)の駆動軸61と、各駆動軸61に対して着脱自在に取り付けられる複数(図示例では二つ)の巻取ローラー62と、を備えている。なお、ベース部60は、例えば図1のように貼付装置3に直接固定されてもよいが、例えば、貼付装置3から離間した位置に配されていてもよい。
複数の駆動軸61は、互いに間隔をあけるように、それぞれベース部60に対して回転自在に設けられている。各駆動軸61には、後述する巻取ローラー62の取付軸66を挿入させる差込口63が形成されている。差込口63はベース部60の外方に露出している。
各巻取ローラー62は、台紙103を巻き取る円柱状の本体部64と、本体部に対して着脱自在に設けられて台紙103の一端を本体部に固定するための台紙固定片65と、本体部の軸方向の一端から軸方向に延びる取付軸66と、を備えている。取付軸66は、駆動軸61の差込口63に挿入される部分である。この取付軸66を差込口63に挿入することにより、巻取ローラー62が駆動軸61に対して取り付けられる。
また、台紙巻取装置4は、駆動軸61及び巻取ローラー62の相対的な回転を規制する規制手段、及び、巻取ローラー62を駆動軸61に取り付けた状態に保持する保持手段を備える。
規制手段は、例えば、差込口63の内周面から径方向外側に窪むように形成された切欠部67Aと、取付軸の径方向外側に突出する突起部67Bとによって構成される。この構成では、差込口63に対する取付軸66の挿入に伴って突起部67Bが切欠部67Aに挿入されることで、突起部67Bと切欠部67Aとが取付軸66の周方向に係合する。これにより、駆動軸61及び巻取ローラー62の相対的な回転が規制され、巻取ローラー62が駆動軸61と一体に回転できる。
保持手段は、例えば、ばね、ゴム等の付勢部材(不図示)によって差込口63の内周面から径方向内側に付勢される係止部材68Aと、取付軸66の外周面に形成された凹部68Bによって構成されている。凹部68Bは、取付軸66の周方向に延びる溝状に形成されている。この保持手段では、取付軸66を差込口63に挿入した状態において係止部材68Aの一部が凹部68Bに入り込むことで、巻取ローラー62が不意に駆動軸61から外れることを防いでいる。ただし、取付軸66を差込口63に挿入した状態において、取付軸66を抜き出す力が所定以上であれば、係止部材68Aが付勢部材の付勢力に抗って径方向外側に移動するため、巻取ローラー62を駆動軸61から取り外すことができる。
また、台紙巻取装置4は、複数の駆動軸61のうち一つを選択して回転駆動する駆動部(不図示)を備えている。
駆動部は、例えば、各駆動軸61に直接連結される複数の駆動源(例えば電気信号によって制御可能な電動モータ等、不図示)を備えて構成されてもよいし、例えば、一つの駆動源と、駆動源の動力を複数の駆動軸61のうち一つに伝達する動力伝達手段(不図示)と、を備えて構成されてもよい。なお、駆動部が動力伝達手段を備える場合、動力伝達手段は駆動力の動力が伝達される駆動軸61を選択して切り換える切換機構(不図示)を備えていればよい。
さらに、台紙巻取装置4は、巻取量検知センサ69を備えている。巻取量検知センサ69は、ベース部に設けられ、巻取ローラー62に巻き取られた台紙103の量が多くなったことを検知するものである。この巻取量検知センサ69は、ロール状に巻き取られた台紙103の半径が所定位置以上となった際に信号を出力するように構成されている。
さらに、本実施形態のラベル貼付機1は、図3に示すように、ラベルテープ供給装置2、貼付装置3及び台紙巻取装置4の各種動作を制御する制御部71と、作業者がラベルテープ供給装置2、貼付装置3及び台紙巻取装置4の各種動作を操作するための操作部72と、ラベルテープ供給装置2、貼付装置3及び台紙巻取装置4における状態を作業者に報知する報知部73とを備えている。以下、制御部71の機能について説明する。
制御部71は、操作部72からの出力信号に応じて、ロール設置部11を構成するフック部22の駆動手段に信号を出力して、フック部22の動作を制御する。具体的に説明すれば、制御部71は、フック部22をロール設置部11の予備位置11Bから供給位置11Aに移動させた後、フック部22を供給位置11Aにおいてベースプレート10の軌道孔26に入り込ませて供給位置11Aから予備位置11Bに移動させ、予備位置11Bに到達したフック部22をベースプレート10の正面10aから突出させる。(図4,5参照。)
また、制御部71は、残量検知センサ27からの出力信号に基づいて、表示部やスピーカー等の報知部73から画像・映像・音等を出力させて、供給位置11Aに配されたテープロール101の残量が少なくなっていることを作業者に報知する。
さらに、制御部71は、終端検知センサ34が旧ラベルテープ102Aの終端102dを検知したときに、テープつなぎ部13を構成する駆動ローラー28の動作を制御して、移送機構12による旧ラベルテープ102Aの移送を停止させる。(図6(b)参照。)
また、制御部71は、旧ラベルテープ102Aの移送を停止させた後、終端固定部32の動作を制御して、旧ラベルテープ102Aの終端102dを終端固定部32に固定する。その後、制御部71は、始端固定部31、終端固定部32及び押付部33の動作を制御して、旧ラベルテープ102Aの終端102dと新ラベルテープ102Bの始端102cとを接続させる。特に、本実施形態では、制御部71が始端固定部31及び終端固定部32を互いに近づけるように相対移動させ、さらに、押付部33も移動させることで、粘着テープ105を旧ラベルテープ102Aの終端102dに押し付けさせる。
なお、制御部71は、旧ラベルテープ102Aの終端102dと新ラベルテープ102Bの始端102cとの接続が完了した後、始端固定部31及び終端固定部32による新ラベルテープ102B及び旧ラベルテープ102Aの固定状態を解除した上で、駆動ローラー28の動作を制御して、移送機構12によるラベルテープ102の移送を再開させる。
さらに、制御部71は、台紙巻取装置4の巻取量検知センサ69からの出力信号に基づいて、報知部73から画像・映像・音を出力させて、巻取ローラー62に巻き取られた台紙103の量が多くなったことを作業者に報知する。
また、制御部71は、台紙巻取装置4の駆動部を制御して、回転させる巻取ローラー62(駆動軸61を切り換える。なお、この切換制御は、例えば作業者によって操作部72から出力される信号に応じて実施されてもよいし、巻取量検知センサ69からの出力信号に基づいて実施されてもよい。
次に、上記構成のラベル貼付機1の作用について説明する。
ラベル貼付機1を用いてラベル104を貼付する場合には、図1に示すように、移送機構12の駆動ローラー28が回転することで供給位置11Aに配された第一ロールユニット100Aからラベルテープ102(旧ラベルテープ102A)が繰り出され、貼付装置3に供給される。また、貼付装置3から排出される台紙103は、その一端が複数の巻取ローラー62のうち一つの巻取ローラー62(第一巻取ローラー62A)に取り付けられ、第一巻取ローラー62Aが回転することで、第一巻取ローラー62Aにロール状に巻き取られる。
この状態においては、予備位置11Bに配された第二ロールユニット100Bから別のラベルテープ102(新ラベルテープ102B)が繰り出され、新ラベルテープ102Bの始端102cがテープつなぎ部13の始端固定部31に固定されている。なお、始端固定部31の載置面35aには、新ラベルテープ102Bの両面のうち粘着テープ105が貼り付けられていない面が対向する。また、この状態では、図6(a)に示すように、テープつなぎ部13の始端固定部31及び終端固定部32は初期位置に配され、移送機構12に向けて移送される旧ラベルテープ102Aには接触しない。
このように旧ラベルテープ102Aが貼付装置3に供給されている状態で、残量検知センサ27が第一ロールユニット100Aにおけるテープロール101の残量が少なくなったことを検知した際には、制御部71によって報知部73から画像・映像・音等が出力され、テープロール101の残量が少ない旨が作業者に報知される。そして、第一ロールユニット100Aから旧ラベルテープ102Aが全て繰り出された後には、以下のようにしてテープロール101の補充(ロールユニット100の交換)を行えばよい。
はじめに、図5(a)に示すように、作業者が第一ロールユニット100Aのロール保持部110を供給位置11Aから取り外す。ここで、第一ロールユニット100Aはロール支持部21によって下側から支持されているだけなので、作業者は容易に第一ロールユニット100Aのロール保持部110を供給位置11Aから取り外すことができる。
次いで、図5(b)に示すように、作業者が操作部72を用いてフック部22を予備位置11Bから供給位置11Aまで移動させる。これにより、フック部22に吊り下げられた第二ロールユニット100Bが予備位置11Bから供給位置11Aに搬送され、新たな第一ロールユニット100Aとなる。
その後、フック部22は、図5(c)に示すように、新たな第一ロールユニット100Aの挿通孔116から抜かれるが、第一ロールユニット100Aはロール支持部21によって下側から支えられているため、新たな第一ロールユニット100Aは供給位置11Aに配された状態に保持される。
そして、新たな第一ロールユニット100Aの挿通孔116から抜かれたフック部22は、供給位置11Aから予備位置11Bまで戻るように移動し、その後、ベースプレート10の正面10aから突出する。最後に、作業者が、新たな第二ロールユニット100Bをフック部22に吊り下げることで、新たな第二ロールユニット100Bを予備位置11Bに設置することができ、ロール設置部11に対するテープロール101の補充が完了する。
一方、第一ロールユニット100Aから旧ラベルテープ102Aが全て繰り出されて、図6(b)に示すように、旧ラベルテープ102Aの終端102dがテープつなぎ部13に到達すると、テープつなぎ部13によって旧ラベルテープ102Aの終端102dと新ラベルテープ102Bの始端102cとを接続する接続工程が自動的に開始される。以下、接続工程について説明する。
終端検知センサ34が旧ラベルテープ102Aの終端102dが終端固定部32に近づいたことを検知すると、制御部71が駆動ローラー28の回転を停止し、これにより、旧ラベルテープ102Aの移送が停止される。この状態において、旧ラベルテープ102Aの終端102dは、旧ラベルテープ102Aの終端102dは、第一狭持ブロック38の当接面38aよりも移送方向上流側(鉛直方向下側)にはみ出さない範囲で、終端固定部32の第一狭持ブロック38と第二狭持ブロック39及び押付部33との間に位置する。
次いで、図6(c)に示すように、制御部71は第二狭持ブロック39を狭持方向に移動させる。これにより、旧ラベルテープ102Aの終端102dが一対の狭持ブロックに挟み込まれ、終端固定部32に固定される。なお、上述した第二狭持ブロック39の移動は、第一狭持ブロック38の当接面38aが、始端固定部31の載置面35aよりも移送時におけるラベルテープ102の移送経路から離間するように行われる。
また、このように第一狭持ブロック38が移動する際には、経路調整ローラー41が第一狭持ブロック38と同時に同じ方向に移動するため、終端固定部32から移送機構12に至る旧ラベルテープ102Aの移送経路に、過度の張力がかかることはない。
その後、図6(d)に示すように、制御部71は始端固定部31を待機位置31Aから接続位置31Bまで移動させる。この状態においては、粘着テープ105の粘着面105aが旧ラベルテープ102Aの終端102dに対向している。また、粘着テープ105の粘着面105aと反対側の面が押付部33に対向している。
さらに、図6(e)に示すように、制御部71は押付部33を前述した狭持方向と同じ方向(押付方向)に移動させて粘着テープ105に押し付ける。この状態においては、新ラベルテープ102Bの始端102cとこれに重なる粘着テープ105の一部が、始端固定部31及び押付部33によって挟み込まれる。
最後に、図6(f)に示すように、制御部71が第二狭持ブロック39を狭持方向と逆方向に移動させる。この移動の際には、第一狭持ブロック38が付勢手段40の付勢力によって第二狭持ブロック39と共に移動する。そして、この第一狭持ブロック38の移動によって、第一狭持ブロック38の当接面38aが始端固定部31の載置面35aと同一平面となる位置に到達することで、旧ラベルテープ102Aの終端102dが、付勢手段40の付勢力によって粘着テープ105に押し付けられる。また、旧ラベルテープ102Aの終端102d及び粘着テープ105が第一狭持ブロック38及び押付部33によって挟み込まれるため、旧ラベルテープ102Aの終端102dに粘着テープ105が貼り付けられる。
以上により、旧ラベルテープ102Aと新ラベルテープ102Bとを接続する接続工程が完了する。
なお、上記接続工程が行われている間にも、テンション機構14の巻掛ローラー53が付勢手段の付勢力に抗って移送機構12に近づく方向に移動することで、旧ラベルテープ102Aが貼付装置3に供給され続ける(図1参照)。
上記接続工程が完了した後には、制御部71が始端固定部31、第二狭持ブロック39及び押付部33を初期位置(図6(a)参照)まで適宜移動させる等して、始端固定部31、終端固定部32及び押付部33による旧ラベルテープ102A及び新ラベルテープ102Bの固定を解除する。さらに、制御部71が駆動ローラー28の回転を再開させることにより、旧ラベルテープ102Aの終端102dに続けて新ラベルテープ102Bが移送される。なお、駆動ローラー28の回転を再開させる際には、制御部71が駆動ローラー28によるラベルテープ102の移送速度を速める等して、テンション機構14の巻掛ローラー53が付勢手段の付勢力によって移送機構12から離れるようにする。
また、作業者は、上記接続工程及び前述したロール設置部11に対するテープロール101の補充が完了した後に、予備位置11Bに配した新たな第二ロールユニット100Bからラベルテープ102の始端102cを引き出し、始端固定部31に固定すればよい。
また、以上のようにしてラベルテープ102がラベルテープ供給装置2から貼付装置3に連続して供給されている状態では、図1に示すように、貼付装置3から排出される台紙103が、第一巻取ローラー62Aにロール状に巻き取られている。
そして、巻取量検知センサ69が第一巻取ローラー62Aにおける台紙103の巻き取り量が多くなったことを検知した際には、制御部71によって報知部73から画像・映像・音等が出力され、台紙103の量が多くなった旨が作業者に報知される。作業者は、これに応じて以下の作業を行えばよい。
作業者は、操作部72を用いて第一巻取ローラー62Aの回転を停止した上で、台紙103を切断して第一巻取ローラー62Aに巻かれたロール状の台紙103と、貼付装置3から排出され続ける台紙103とを分離する。次いで、作業者は貼付装置3から排出され続ける台紙103の一端を第二巻取ローラー62Bに固定する。その後、作業者は、操作部72を用いて第二巻取ローラー62Bの回転を開始させる。これにより、貼付装置3から排出され続ける台紙103は、第二巻取ローラー62Bにロール状に巻き取られることになる。
さらに、以上の作業が完了した後に、作業者が第一巻取ローラー62Aをベース部60から取り外すことで、ロール状に巻かれた台紙103を台紙巻取装置4から回収することができる。なお、作業者は、ロール状の台紙103を第一巻取ローラー62Aから外した後に、この第一巻取ローラー62Aをベース部60に取り付けてもよいが、この第一巻取ローラー62Aとは別個の巻取ローラー62をベース部60に取り付けてもよい。
以上説明したように、本実施形態のラベル貼付機1に備えるラベルテープ供給装置2によれば、作業者がテープロール101の補充(ロールユニット100の交換)を行う際には、テープロール101が無くなった第一ロールユニット100Aを常に供給位置11Aから取り外すことができ、また、新たな第二ロールユニット100Bを常に予備位置11Bに設置することが可能である。したがって、ロールユニット100(テープロール101)の交換・補充を簡便に行うことができる。
また、フック部22に引っ掛けるロール保持部110の挿通孔116は、テープロール101の外周縁よりも外側に形成されているため、新たな第二ロールユニット100Bを予備位置11Bに設置する際に、フック部22と挿通孔116との相対位置を容易に視認できる。したがって、新たな第二ロールユニット100Bを効率よく予備位置11Bに設置することが可能となる。
また、本実施形態のラベルテープ供給装置2によれば、ロール設置部11における供給位置11Aと予備位置11Bとが水平方向に配列されているため、予備位置11Bの高さ位置を低く抑えることができる。これにより、作業者は予備位置11Bに対する新たな第二ロールユニット100Bの設置作業を簡便に行うことが可能となる。さらに、ラベルテープ供給装置2の高さ寸法を低く抑えることもできる。
また、本実施形態のラベルテープ供給装置2によれば、旧ラベルテープ102Aと新ラベルテープ102Bとの接続工程において、旧ラベルテープ102Aの移送停止から旧ラベルテープ102Aと新ラベルテープ102Bとの接続が完了するまでの全工程(旧ラベルテープ102Aの移送を停止する工程、旧ラベルテープ102Aの終端102dを終端固定部32に固定する工程、旧ラベルテープ102Aと新ラベルテープ102Bとを接続する工程)が自動的に行われるため、作業者による接続作業が不要となり、ラベルテープ供給装置2による連続的なラベルテープ102の供給を効率よく行うことが可能となる。
さらに、本実施形態のラベルテープ供給装置2によれば、始端固定部31が、新ラベルテープ102Bの始端102cを厚さ方向から挟み込む狭持部を備えるため、新ラベルテープ102Bの始端102cを真空ポンプ等の吸引力により始端固定部31の載置面35aに吸着させる場合と比較して、新ラベルテープ102Bの始端102cの固定保持に要する電力を容易に削減、あるいは、不要とすることができる。したがって、ラベルテープ供給装置2のランニングコスト削減を図ることができる。
また、本実施形態のラベルテープ供給装置2に用いるロールユニット100によれば、テープロール101の軸方向の両端部が一対の支持プレート112,113によって支持されているため、ロールユニット100を運搬する際に軸管111に巻き付けられたテープロール101の形状が崩れることを防止できる。
さらに、ラベルテープ102を紙管に巻きつけた従来のテープロール101では、全てのラベルテープ102を繰り出した後に残る紙管がゴミとなり処理が必要になるが、本実施形態のロールユニット100では、軸管111がロール保持部110の一つとして構成され、再利用可能であるため、処理すべきゴミの削減も図ることができる。
さらに、本実施形態のラベル貼付機1に備える台紙巻取装置4によれば、巻取ローラー62がベース部60に対して着脱自在とされているため、巻取ローラー62がベース部60に着脱不能とされている場合と比較して、ロール状に巻かれた台紙103を台紙巻取装置4から容易に回収することができる。
また、複数の巻取ローラー62がベース部60に取り付けられていることで、台紙巻取装置4による台紙103の巻き取りを短時間で再開できる。
〔第二実施形態〕
次に、図9〜12を参照して本発明の第二実施形態について説明する。
この実施形態では、第一実施形態のラベル貼付機1と比較して、ラベルテープ供給装置2を構成するロール設置部11及びテープつなぎ部13の一部構成のみが異なっており、その他の構成については第一実施形態と同様である。本実施形態では、第一実施形態と同一の構成要素について同一符号を付す等して、その説明を省略する。
図9に示すように、本実施形態に係るラベル貼付機1Xのラベルテープ供給装置2Xは、第一実施形態と同様に、ベースプレート10X、ロール設置部11X、移送機構12、テープつなぎ部13X及びテンション機構14を備えている。
本実施形態のロール設置部11Xは、図9,10に示すように、第一実施形態と同様にベースプレート10Xの正面10aに設けられ、第一実施形態と同様のロール支持部21及びフック部22を備えている。ただし、本実施形態では、ロール設置部11Xの予備位置11Bが供給位置11Aの鉛直方向上側に位置している。このため、ベースプレート10Xに形成されてフック部22の移動経路をなす軌道孔26は、供給位置11Aと予備位置11Bとの間で鉛直方向に延びている。
さらに、本実施形態のロール設置部11Xには、案内軌道30が設けられている。
案内軌道30は、ベースプレーと10Xの正面10aに直交すると共に予備位置11Bから供給位置11Aまで鉛直方向に延びる一対の案内面30A,30Bによって構成されている。一対の案内面30A,30Bは、フック部22や軌道孔26を挟み込むように互いに対向して配置されている。一対の案内面30A,30Bの間隔は、予備位置11Bから供給位置11Aに向かうにしたがって漸次狭くなり、供給位置11Aにおいてロールユニット100のフランジ部117の径寸法と同等あるいは微小に大きく設定されている。
そして、第二ロールユニット100Bを予備位置11Bに配した状態では、フランジ部117が一対の案内面30A,30Bの間に配され、第二ロールユニット100Bが予備位置11Bから移動して供給位置11Aに到達することで、フランジ部117が一対の案内面30A,30Bによって挟み込まれることになる。すなわち、案内軌道30は、第二ロールユニット100Bの揺動を規制する役割を果たす。
なお、図示例では、一対の案内面30A,30Bが、ベースプレート10Xの正面10aに固定される一対のブロック30C,30Dによって画成されているが、これに限ることは無く、例えば、ベースプレート10Xの正面10aに凹凸が形成されるようにベースプレート10Xを折り曲げる等して形成されてもよい。
本実施形態のテープつなぎ部13Xは、第一実施形態と同様に、ロール設置部11Xから移送機構12に移送されるラベルテープ102の移送経路の途中に設けられて、旧ラベルテープ102Aの終端102d(図11参照)と新ラベルテープ102Bの始端102cとを接続するものである。また、テープつなぎ部13Xにおけるラベルテープ102の移送経路も、第一実施形態と同様に、鉛直方向下側から上側向かう方向に設定されている。本実施形態のテープつなぎ部13Xは、図9,11に示すように、ベースプレート10Xの正面10aに配された始端固定部31と、終端固定部82と、押付部33と、終端検知センサ34とを備えている。
本実施形態の始端固定部31は、第一実施形態と同様の載置ブロック35及び一対の保持部材36,37(図7参照)を備えて、新ラベルテープ102Bの始端102cを固定するように構成されている。また、始端固定部31の載置面35aも、第一実施形態と同様にテープつなぎ部13Xにおけるラベルテープ102の移送経路に対して、このラベルテープ102の厚さ方向に間隔をあけた位置に配される。
ただし、本実施形態の始端固定部31は、ベースプレート10Xの正面10aに固定され、移動することは無い。また、始端固定部31は、載置面35aの他に、テープつなぎ部13Xにおけるラベルテープ102の移送方向下流側(鉛直方向上側)に向く平坦面35bも有している。
本実施形態の終端固定部82は、テープつなぎ部13Xを通過するラベルテープ102に対して前述した始端固定部31と同じ側に位置し、始端固定部31の平坦面35b及びベースプレート10Xの正面10aに接触した状態で配されている(図12参照)。さらに、終端固定部82は、旧ラベルテープ102Aの終端102dを配置する載置面82aを有している。終端固定部82の載置面82aは、始端固定部31の載置面35aに平行し、テープつなぎ部13Xを通過するラベルテープ102に対向している。
また、終端固定部82は、各種アクチュエータ等の駆動手段(不図示)によって、始端固定部31の平坦面35b及びベースプレート10Xの正面10aとの接触状態を保持しながら、待機位置82Cと接続位置82Dとの間で上記ラベルテープ102の厚さ方向(水平方向)に往復移動可能とされている。なお、終端固定部82の待機位置82Cは、図11(a)〜(c)に示すように、終端固定部82の載置面82aが始端固定部31の載置面35aよりも上記ラベルテープ102から離れた位置である。また、終端固定部82の接続位置82Dは、図11(d),(e)に示すように、始端固定部31及び終端固定部82の載置面35a,82aが同一平面をなす位置である。
この終端固定部82の載置面82aに対する旧ラベルテープ102Aの固定手段は、例えば始端固定部31と同様の狭持部(図7参照)であってもよいし、例えば真空ポンプ等の吸引力を利用して載置面82aに吸着させる吸着手段であっても構わない。
また、本実施形態のテープつなぎ部13Xは、第一実施形態と同様の経路調整ローラー41を備えている。ただし、この経路調整ローラー41は、終端固定部82には固定されず、アクチュエータ等の駆動手段(不図示)によってテープつなぎ部13Xにおけるラベルテープ102の厚さ方向(水平方向)に移動可能とされている。
また、本実施形態に係るラベル貼付機1Xは、第一実施形態と同様の制御部71、操作部72及び報知部73(図2参照)を備えている。なお、本実施形態では、第一実施形態と比較して、制御部71によるテープつなぎ部13Xの動作制御のみが異なり、その他の構成の動作制御は同様である。以下、第一実施形態と異なる制御部71の機能についてのみ説明する。
制御部71は、終端検知センサ34が旧ラベルテープ102Aの終端102dを検知したときに、テープつなぎ部13Xを構成する駆動ローラー28の動作を制御して、移送機構12による旧ラベルテープ102Aの移送を停止させ(図11(b)参照)、また、報知部73から画像・映像・音等を出力させて、旧ラベルテープ102Aの移送が停止されたことを作業者に報知する。
また、制御部71は、旧ラベルテープ102Aの移送が停止された後に、終端固定部82から移送機構12に至る旧ラベルテープ102Aの移送経路が短くなるように経路調整ローラー41を移動させる(図11(c)参照)。
さらに、制御部71は、作業者によって操作部72から出力された信号に応じて、終端固定部82及び押付部33の動作を制御して、旧ラベルテープ102Aの終端102dと新ラベルテープ102Bの始端102cとを接続させる。特に、本実施形態では、制御部71が終端固定部82の載置面82aを始端固定部31の載置面35aに近づけるように移動させ、さらに、押付部33も移動させることで、粘着テープ105を旧ラベルテープ102Aの終端102dに押し付けさせる(図11(d),(e)参照)。
また、制御部71は、旧ラベルテープ102Aの終端102dと新ラベルテープ102Bの始端102cとの接続が完了した後、始端固定部31及び終端固定部82による新ラベルテープ102B及び旧ラベルテープ102Aの固定状態を解除した上で(図11(f)参照)、駆動ローラー28の動作を制御して、移送機構12によるラベルテープ102の移送を再開させる。
次に、上記構成のラベルテープ供給装置2Xの作用について説明する。
本実施形態のラベルテープ供給装置2Xにおいて、第一ロールユニット100Aから旧ラベルテープ102Aが全て繰り出された場合には、第一実施形態の場合と同様に、テープロール101の補充(ロールユニット100の交換)を行えばよい。
すなわち、はじめに、図10(a)に示すように、作業者が第一ロールユニット100Aのロール保持部110を供給位置11Aから取り外す。次いで、図10(b)に示すように、作業者が操作部72を用いてフック部22を予備位置11Bから供給位置11Aまで鉛直方向下側に移動させる。これにより、フック部22に吊り下げられた第二ロールユニット100Bが予備位置11Bから供給位置11Aに搬送され、新たな第一ロールユニット100Aとなる。そして、新たな第一ロールユニット100Aの挿通孔116から抜かれたフック部22は、図10(c)に示すように、供給位置11Aから予備位置11Bまで戻るように鉛直方向上側に移動し、その後、ベースプレート10Xの正面10aから突出する。最後に、作業者が、新たな第二ロールユニット100Bをフック部22に吊り下げることで、新たな第二ロールユニット100Bを予備位置11Bに設置することができ、ロール設置部11に対するテープロール101の補充が完了する。
また、本実施形態のラベルテープ供給装置2Xにおいて、旧ラベルテープ102Aの終端102dがテープつなぎ部13Xに到達した際には、旧ラベルテープ102Aと新ラベルテープ102Bとの接続を以下のように行えばよい。
旧ラベルテープ102Aと新ラベルテープ102Bとの接続するためには、第一実施形態の場合と同様に、予め作業者が第二ロールユニット100Bから繰り出された新ラベルテープ102Bの始端102cを始端固定部31に固定しておく(図11(a)参照)。なお、この固定の際、作業者は、新ラベルテープ102Bの始端102cの縁を載置ブロック35の載置面35aと平坦面35bとの角部に位置させると共に、新ラベルテープ102Bの幅方向の一端を始端固定部31の載置面35aとベースプレート10Xの正面10aとの角部に突き当てればよい(図12参照)。これにより、作業者は、始端固定部31の載置面35aに対して新ラベルテープ102Bの始端102cを短時間で精度よく固定することができる。なお、この固定後の状態では、粘着テープ105の粘着面105aと反対側の面が押付部33に対向している。
そして、図11(b)に示すように、終端検知センサ34が旧ラベルテープ102Aの終端102dが終端固定部82に近づいたことを検知すると、制御部71が駆動ローラー28の回転を停止し、これにより、旧ラベルテープ102Aの移送が停止される。なお、図11(b)におけるテープつなぎ部13Xの構成要素に対する旧ラベルテープ102Aの終端102dの停止位置は、終端固定部82よりもラベルテープ102の移送方向上流側(鉛直方向下側)に位置しているが、少なくとも、旧ラベルテープ102Aの終端102dを後述する終端固定部82の所定位置に固定できる位置であればよい。
次いで、図11(c)に示すように、制御部71は終端固定部82から移送機構12に至る旧ラベルテープ102Aの移送経路が短くなるように経路調整ローラー41を移動させる。
この経路調整ローラー41の移動後には、作業者が旧ラベルテープ102Aの終端102dを終端固定部82の載置面82aに固定する。この固定の際、作業者は、図11(c),図12に示すように、旧ラベルテープ102Aの終端102dを終端固定部82の載置面82aと始端固定部31の平坦面35bとの角部に突き当てると共に、また、旧ラベルテープ102Aの幅方向の一端を載置ブロック35の載置面35aとベースプレート10Xの正面10aとの角部に突き当てればよい。これにより、作業者は、終端固定部82の載置面82aに対して旧ラベルテープ102Aの終端102dを短時間で精度よく固定することができる。この固定後の状態においては、粘着テープ105の粘着面105aが旧ラベルテープ102Aの終端102dに対向している。
その後、図11(d)に示すように、制御部71は終端固定部82を待機位置82Cから接続位置82Dまで移動させる。この移動によって、旧ラベルテープ102Aの終端102dが粘着テープ105の粘着面105aに接触する。最後に、図11(e)に示すように、制御部71が押付部33を移動させて粘着テープ105に押し付けることで、旧ラベルテープ102Aの終端102dに粘着テープ105が貼り付けられ、旧ラベルテープ102Aと新ラベルテープ102Bとの接続が完了する。
上記接続が完了した後には、第一実施形態の場合と同様に、制御部71が終端固定部82及び押付部33を適宜移動させる等して、図11(f)に示すように、始端固定部31、終端固定部82及び押付部33による旧ラベルテープ102A及び新ラベルテープ102Bの固定を解除すると共に、経路調整ローラー41も移動させる。さらに、制御部71が駆動ローラー28の回転を再開させることにより、旧ラベルテープ102Aの終端102dに続けて新ラベルテープ102Bが移送される。
以上説明したように、本実施形態のラベルテープ供給装置2Xによれば、第一実施形態と同様の効果を奏する。
また、本実施形態のラベルテープ供給装置2Xでは、ロール設置部11Xにおける供給位置11Aと予備位置11Bとが鉛直方向に配列されているため、第一実施形態の構成と比較して、ラベルテープ供給装置2Xの設置面積を小さく抑えることができる。
さらに、予備位置11Bが供給位置11Aの鉛直方向上側に配されていることで、フック部22を鉛直方向のみに移動させればよいため、フック部22を移動させる機構を簡素に構成できる。
また、本実施形態では、第二ロールユニット100Bを予備位置11Bから供給位置11Aに搬送する際に、案内軌道30によって第二ロールユニット100Bの揺れ動きが規制されるため、ロール支持部21上に正確に載置することが可能となる。
また、本実施形態のラベルテープ供給装置2Xにおいても、旧ラベルテープ102Aの終端102dが終端固定部82に近づいた際には終端固定部82の旧ラベルテープ102Aの移送が自動的に行われる。また、作業者が旧ラベルテープ102Aを終端固定部82に固定する際には、旧ラベルテープ102A及び新ラベルテープ102Bの相対的な幅方向位置及び長手方向位置を、短時間で容易に一致させることができる。さらに、粘着テープ105が自動的に旧ラベルテープ102Aに貼り付けられる。したがって、作業者は旧ラベルテープ102Aと新ラベルテープ102Bとの接続作業を簡便かつ効率よく行うことができ、ラベルテープ供給装置2Xによる連続的なラベルテープ102の供給を効率よく行うことが可能となる。
以上、実施形態により本発明の詳細を説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、第二実施形態のロール設置部11Xに備える案内軌道30は、第二ロールユニット100Bのうちフランジ部117を挟み込むように形成されているが、これに限ることはなく、例えば背面支持プレート112を挟み込むように形成されてもよい。
また、この案内軌道30は、例えば第一実施形態のロール設置部11にも適用可能である。この場合、案内軌道30は、フック部22の移動方向に対応する第二ロールユニット100Bの移動方向に対応付けて形成されればよい。
また、第二実施形態では、ロール設置部11Xの予備位置11Bが供給位置11Aの鉛直方向上側に位置しているが、少なくとも供給位置11A及び予備位置11Bが鉛直方向に配列されていればよい。例えば、予備位置11Bは供給位置11Aの鉛直方向下側に位置していてもよい。この場合には、予備位置11Bから供給位置11Aに至るフック部22の移動経路が、第一実施形態の場合と同様に途中で屈曲していればよい。
また、上述した全ての実施形態では、テープつなぎ部13,13Xの始端固定部31に備える狭持部が、載置面35a及び一方の保持部材36のみによって構成されているが、例えば他方の保持部材37も一方の保持部材36と同様に構成されてもよい。この場合、狭持部はラベルテープ102の幅方向の両端を挟み込んで固定することができる。
さらに、始端固定部31の狭持部は、保持部材36,37によって構成されることに限らず、例えば、第一実施形態の終端固定部32の場合と同様に、一対の狭持ブロックによって構成されてもよい。
また、始端固定部31に対する新ラベルテープ102Bの始端102cの固定手段は、狭持部に限らず、例えば、真空ポンプ等の吸引力を利用して新ラベルテープ102Bの始端102cを始端固定部31の載置面35aに吸着させる吸着手段であっても構わない。
さらに、ロール設置部11,11Xの供給位置11Aと予備位置11Bとの相対的な位置関係、並びに、テープつなぎ部13,13Xの各構成要素の相対的な位置関係は、上記実施形態のものに限らず、少なくとも供給位置11Aに配された第一ロールユニット100Aからテープつなぎ部13,13Xに至る旧ラベルテープ102Aの経路と、予備位置11Bに配された第二ロールユニット100Bからテープつなぎ部13,13Xに至る新ラベルテープ102Bの経路とが、平面視で交差しないように設定されればよい。したがって、ロール設置部11における予備位置11Bは、例えば、供給位置11Aよりもテープつなぎ部13,13Xの近くに設定されてもよい。
また、予備位置11Bには、上記実施形態のように一つの第二ロールユニット100Bが配されることに限らず、複数の第二ロールユニット100Bが配されてもよい。この場合、複数の第二ロールユニット100Bは、水平方向のみあるいは鉛直方向のみに配列されてもよいが、例えば、供給位置に対して水平方向及び鉛直方向の両方に配列されてもよい。
さらに、テープロール101は、上記実施形態のように、ラベルテープ102のみによって構成されることに限らず、例えば、従来と同様に紙管にラベルテープ102をロール状に巻いて構成されてもよい。このように紙管を備えるテープロール101をロール保持部110に取り付ける場合には、紙管の内周面を軸管111の外周面に嵌め合わせればよい。すなわち、上記実施形態に記載のロール保持部110は、紙管の有無に関わらずテープロール101を収納保持できる、という利点を有する。
また、本発明のテープ供給装置は、上記実施形態のようにラベルテープ102を供給する用途に限らず、紙・布・金属箔等の任意の材料を帯状に形成したテープを連続して供給する任意の用途に適用することが可能である。
1,1X ラベル貼付機
2,2X ラベルテープ供給装置(テープ供給装置)
3 貼付装置
4 台紙巻取装置
11,11Xロール設置部
11A 供給位置
11B 予備位置
12 移送機構
13,13X テープつなぎ部
14 テンション機構
21 ロール支持部
22 フック部
30 案内軌道
31 始端固定部
32,82 終端固定部
33 押付部
34 終端検知センサ
35 載置ブロック
35a 載置面
36 一方の保持部材(狭持用部材)
71 制御部
100 ロールユニット
100A 第一ロールユニット
100B 第二ロールユニット
101 テープロール
102 ラベルテープ(テープ)
102A 旧ラベルテープ(旧テープ)
102B 新ラベルテープ(新テープ)
102c 始端
102d 終端
105 粘着テープ
110 ロール保持部
111 軸管
112 背面支持プレート
113 正面支持プレート
114 軸部
116 挿通孔

Claims (8)

  1. テープをロール状に巻いたテープロール、及び、該テープロールを収納・保持するロール保持部を有するロールユニットと、
    該ロールユニットを複数設置するロール設置部と、
    該ロール設置部に配された前記ロールユニットからテープを繰り出して移送する移送機構と、
    前記ロール設置部と前記移送機構との間に設けられて、前記ロール設置部の供給位置に配された第一ロールユニットから繰り出される旧テープの終端、及び、前記ロール設置部の予備位置に配された第二ロールユニットから繰り出される新テープの始端を相互に接続するテープつなぎ部と、を備え、
    前記ロール保持部のうち前記テープロールの外周縁の径方向外側に、前記テープロールの軸方向に貫通する挿通孔が形成され、
    前記ロール設置部が、前記第一ロールユニットを供給位置において鉛直方向下側から支持するロール支持部と、供給位置と予備位置との間で移動自在に設けられると共に、前記挿通孔に対して挿抜自在とされ、前記挿通孔に挿入されることで前記ロールユニットを吊り下げるフック部と、を備え、
    該フック部は、前記第二ロールユニットを予備位置から供給位置に搬送して第一ロールユニットとした後、該第一ロールユニットの挿通孔から抜かれて予備位置に戻ることを特徴とするテープ供給装置。
  2. 前記供給位置と前記予備位置とが水平方向に配列されていることを特徴とする請求項1に記載のテープ供給装置。
  3. 前記供給位置と前記予備位置とが鉛直方向に配列されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のテープ供給装置。
  4. 前記ロール設置部が、前記フック部の移動方向に延びて形成され、前記フック部により前記予備位置から前記供給位置に搬送される前記第二ロールユニットの揺動を規制する案内軌道を備えることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のテープ供給装置。
  5. 前記新テープの始端に、該始端を前記旧テープの終端に接続するための粘着テープが貼り付けられ、
    前記テープつなぎ部が、前記新テープの始端を固定する始端固定部と、前記旧テープの終端を固定する終端固定部と、前記旧テープの終端に前記粘着テープを押し付けて貼り付ける押付部と、前記旧テープの終端が前記終端固定部に近づいたことを検知する終端検知センサと、を備え、
    さらに、該終端検知センサが前記旧テープの終端を検知したときに、前記移送機構による前記旧テープの移送を停止させ、かつ、前記始端固定部及び前記終端固定部にそれぞれ前記新テープの始端及び前記旧テープの終端が固定された状態で、前記始端固定部及び前記終端固定部を互いに近づけるように相対移動させ、さらに、前記押付部も移動させることで、前記粘着テープを前記旧テープの終端に押し付けさせる制御部を備えることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のテープ供給装置。
  6. 前記始端固定部が、前記新テープの始端を該新テープの厚さ方向から挟み込んで固定する狭持部を備えることを特徴とする請求項5に記載のテープ供給装置。
  7. 前記制御部は、前記終端検知センサが旧テープの終端を検知したときに、前記終端固定部によって旧テープの終端を固定させることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載のテープ供給装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のテープ供給装置に用いるロールユニットであって、
    前記ロール保持部が、前記テープロールの芯をなす円筒形の軸管と、該軸管に対して挿抜自在に取り付けられる棒状の軸部と、該軸部の長手方向の一端に設けられて前記テープロールの軸方向の端部を支持する支持プレートと、を備え、
    該支持プレートに前記挿通孔が形成されていることを特徴とするロールユニット。
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