JP2015024874A - シート切断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置本体に組み付けられているリールスタンド上のシートを使い切って、シートを補充する際の作業時間を短縮して、装置の稼働率を高めることのできるシート切断装置を提供すること。
【解決手段】装置本体7のスタンド取付部71に着脱可能なリールスタンド6は、シート用リール4を支持する第1リール支持部63と、離型紙用リール5を支持する第2リール支持部64と、シート用リール4から引き出したシート110の先端を装置本体7のシート送り機構72に渡すシート先端支持部材65と、を備え、スタンド取付部71とリールスタンド6との間には、リールスタンド6をスタンド取付部71に取り付ける際に、簡単に且つ正確にリールスタンド6を位置決めすることができてリールスタンド6の交換を容易にするスタンド位置決め機構を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、片面の一側縁に沿って粘着層が形成されると共に前記粘着層には離型紙が貼付された帯状のシートを所定の長さで切断するシート切断装置に関する。
図17は、車両に搭載するワイヤハーネスの結束に使用されるシート110を示している。このシート110は、所定の幅Wの長尺に形成されたシート本体111と、該シート本体111の片面の一側縁に沿って所定の幅の帯状に形成される粘着層112と、粘着層112の上に貼付された離型紙113と、を備えている。シート本体111には、例えば、ビニール製のシートが使用される。
図18は、図17に示したシート110によって、ワイヤハーネス120を結束した状態を示している。シート110は、離型紙113を剥離させて露出した粘着層112によってシート110の両側縁を貼り合わせることで、ワイヤハーネス120を収容して保持する筒状構造に形成される。
図19は、図17に示したシート110を所定の長さで切断するような用途で使用されるシート切断装置200を示している。
このシート切断装置200は、下記特許文献1に開示された装置で、シート用リール210と、離型紙用リール220と、リールスタンド230と、シート送り機構240と、シート切断機構250と、を備える。
シート用リール210は、片面に離型紙が貼付されている帯状のシート260を巻回したリールである。シート260は、図17に示したシート110と同様の構造でよい。
離型紙用リール220は、シート260から剥離された離型紙を巻き取るリールである。
リールスタンド230は、シート用リール210を回転可能に支持する第1リール支持部231と、離型紙用リール220を回転可能に支持する第2リール支持部232と、を有している。
シート送り機構240は、シート用リール210からシート繰り出し口270に至るシート走行経路に臨んで配置されたローラ241,242によって、シート260を一定速度で送り出す。
シート切断機構250は、シート送り機構240により繰り出されるシート260を所定の長さで切断する。
特開2010−013216号公報
ところで、特許文献1のシート切断装置200の場合、リールスタンド230上のシート260を使い切った場合には、シート切断装置200の運転を停止させて、空になったシート用リール210をリールスタンド230の第1リール支持部231から取り外して、シート260が装填済のシート用リール210をシート用リール210に再装着する。
また、シート用リール210を交換したときには、新たに第1リール支持部231に装着したシート用リール210から引き出したシート260の先端部から離型紙を剥がし、剥がした剥離紙を離型紙用リール220まで導いて離型紙用リール220固定する剥離紙誘導作業も必要になる。
ところが、剥離紙誘導作業は手間のかかる作業で、シート用リール210の交換に引き続いて、剥離紙誘導作業を実施すると、作業時間が長引いて、その間、シート切断装置200の運転が停止されたままになるため、装置の稼働率が低下するという問題が生じた。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解消することに係り、装置本体に組み付けられているリールスタンド上のシートを使い切って、シートを補充する際の作業時間を短縮して、装置の稼働率を高めることのできるシート切断装置を提供することにある。
本発明の前述した目的は、下記の構成により達成される。
(1) 片面の一側縁に沿って粘着層が形成されると共に前記粘着層には離型紙が貼付された帯状のシートを巻回したシート用リールと、
前記シートから剥離した前記離型紙を巻き取るための離型紙用リールと、
前記シート用リールを回転可能に支持する第1リール支持部と、前記離型紙用リールを回転可能に支持する第2リール支持部と、を有するリールスタンドと、
前記リールスタンドを着脱可能なスタンド取付部と、該スタンド取付部に取り付けられた前記リールスタンド上の前記シート用リールから前記シートを繰り出すシート送り機構と、前記シート送り機構により繰り出される前記シートを所定の長さに切断するシート切断機構と、前記シート送り機構によって送り出された前記シート上の前記離型紙が前記離型紙用リールに逐次巻き取られるように前記シート送り機構に連動して前記リールスタンド上の前記離型紙用リールを回転駆動する離型紙リール駆動軸と、を具備した装置本体と、
を備えるシート切断装置であって、
前記リールスタンドは、前記第1リール支持部に取り付けられた前記シート用リールに巻回されている前記シートの先端を支持すると共に前記リールスタンドを前記スタンド取付部に取り付けた際に支持している前記シートの先端を前記シート送り機構に渡すシート先端支持部材を備え、
前記スタンド取付部と前記リールスタンドとの間には、前記リールスタンドを前記スタンド取付部に取り付ける際に、簡単に且つ正確に前記リールスタンドを位置決めすることができて前記リールスタンドの交換を容易にするスタンド位置決め機構を備えたことを特徴とするシート切断装置。
(2) 前記スタンド位置決め機構は、前記リールスタンドの底部に架設された2本の位置決め用ロッドと、前記スタンド取付部に突設されて前記リールスタンドを前記スタンド取付部に載せたときに前記2本の位置決め用ロッドが形成する隙間の片側に嵌合する略直方体状の位置決め用ブロックと、
前記シート送り機構に設けられた位置決めピンと、前記シート先端支持部材に設けられた位置決め穴と、
を備え
2本の前記位置決め用ロッド間への前記位置決め用ブロックの嵌合、及び前記位置決めピンと前記位置決め穴との嵌合によって、前記リールスタンドを位置決めすることを特徴とする上記(1)に記載のシート切断装置。
(3) 前記シート送り機構は、前記シートの片面に当接した状態で回転駆動されることで前記シートを送り出す送りローラと、前記シートの片面に当接して前記シートの走行に追従して回転する測長用ローラと、を備え、
前記測長用ローラの回転量から前記シートの繰り出し長が検知されることを特徴とする上記(1)又は(2)に記載のシート切断装置。
(4) 前記第2リール支持部は、前記離型紙用リールの中心を挿通して前記離型紙用リールと一体に回転する第2リール支持軸と、該第2リール支持軸の一端を回転自在に支持する軸受け部と、前記軸受け部に支持された前記第2リール支持軸の自由端を待機位置と該待機位置から軸方向に規定長だけ離間した結合位置とに位置切り替え可能にする軸移動機構と、を備え、
前記装置本体の前記スタンド取付部には、前記スタンド取付部に取り付けられた前記リールスタンド上の前記第2リール支持軸が前記結合位置に移動したときに前記第2リール支持軸の自由端と結合状態となって、前記第2リール支持軸を回転駆動可能な離型紙リール駆動軸を備え、
前記離型紙リール駆動軸は、前記送りローラと連動して駆動される、
ことを特徴とする上記(3)に記載のシート切断装置。
(5) 前記離型紙リール駆動軸を駆動する機構には、前記離型紙リール駆動軸の駆動トルクを規定値以内に制限するトルクリミッターが備えられていて、駆動トルクが既定値を超えないように前記離型紙リール駆動軸の回転速度が制御されることを特徴とする上記(4)に記載のシート切断装置。
(6) 前記シート切断機構は、前記シート送り機構から送り出される前記シートの表面と直交する方向に進退可能に前記シート送り機構の下流側に配置されたカッター刃と、前記測長用ローラの回転量に基づいて前記カッター刃を前記シートの走行位置に進退させるクランク機構と、を備えることを特徴とする上記(3)〜(5)の何れかに記載のシート切断装置。
(7) 前記リールスタンドは、前記シート先端支持部材に支持されている前記シートの先端から剥がして前記離型紙用リールに固定された前記離型紙の前記離型紙用リールに至る経路を規制する離型紙経路設定部材、を備え、
前記装置本体の前記スタンド取付部には、前記スタンド取付部に取り付けられた前記リールスタンド上で前記離型紙用リールに巻き取られる前記離型紙の経路に光を照射して、照射した光の反射の有無により離型紙切れを検知する離型紙切れ検知確認センサを備えたことを特徴とする上記(1)〜(6)の何れかに記載のシート切断装置。
上記(1)の構成によれば、リールスタンドは、装置本体のスタンド取付部に取り付けた際には、当該リールスタンドにセットされているシート用リールから引き出されたシートの先端が、シート先端支持部材によって、装置本体側のシート送り機構に渡される。そのため、リールスタンドを装置本体のスタンド取付部に取り付けると、直ぐに、シートを所定の長さずつ繰り出して切断する作業が可能になる。また、リールスタンドは、シート送り機構が繰り出すシートの先端から剥がした離型紙を巻き取る離型紙用リールを備えている。そしてリールスタンドに装備されている離型紙用リールは、リールスタンドを装置本体のスタンド取付部に取り付けると、装置本体の離型紙リール駆動軸により駆動可能になり、シート送り機構によるシートの繰り出し処理に連動して離型紙の巻き取りが可能になる。
即ち、上記(1)の構成によれば、リールスタンドを装置本体のスタンド取付部に取り付けると、直ちに、リールスタンド上のシート用リールからシートを繰り出して所定長に切断する作業や、シートから剥がした離型紙を離型紙用リールに巻き取る作業が可能になる。
また、スタンド取付部とリールスタンドとの間には、リールスタンドをスタンド取付部に取り付ける際に、簡単に且つ正確にリールスタンドを位置決めすることができてリールスタンドの交換を容易にするスタンド位置決め機構が備えられている。
従って、上記(1)の構成のシート切断装置では、予め、シートを巻回したシート用リールが組み付けられると共に、シート用リールから引き出したシートの先端から剥がした離型紙を離型紙用リールに固定した予備のリールスタンドを用意しておき、リールスタンド上のシートを使い切った場合には、シート切断装置の運転を停止させて、リールスタンドごと予備のリールスタンドと交換すると、交換時に手間のかかる剥離紙誘導作業が不要で、直ちに、シート切断装置の運転再開が可能になる。
従って、シートを補充する際の作業時間を短縮して、装置の稼働率を高めることができる。
上記(2)の構成によれば、スタンド位置決め機構は、リールスタンドの底部の2本の位置決め用ロッドと、スタンド取付部に突設される略直方体状の位置決め用ブロックと、シート送り機構に設けられた位置決めピンと、シート先端支持部材に設けられた位置決め穴と、で構成される単純な構成である。そして、位置決め用ブロックと2本の位置決め用ロッドとの嵌合精度、及び位置決めピンと位置決め穴との嵌合精度を高めることで、リールスタンドの位置決め精度を向上させることができる。従って、リールスタンドの高精度な位置決めを、安価に実現することができる。
上記(3)の構成によれば、シートの繰り出し動作の際に、測長用ローラの回転量と測長用ローラの周長とを積算する単純な演算処理で、シートの繰り出し長を正確に検知することができ、シートを所定の長さに切断する処理の信頼性を向上させることができる。
上記(4)の構成によれば、リールスタンドをスタンド取付部に取り付ける際には、リールスタンドの軸移動機構によって、第2リール支持軸の自由端を待機位置に位置させておくことで、取り付け時に第2リール支持軸の自由端が装置本体の離型紙リール駆動軸に干渉することがなく、安全にリールスタンドをスタンド取付部に取り付けることができる。そして、リールスタンドをスタンド取付部に取り付けた後、リールスタンドの軸移動機構によって、第2リール支持軸の自由端を結合位置に移動させると、第2リール支持軸が離型紙リール駆動軸に結合されて、シートの繰り出し動作に連動する離型紙の巻き取り動作が可能になる。
即ち、リールスタンドをスタンド取付部に取り付けた際に、軸移動機構によって、第2リール支持軸の自由端を待機位置から結合位置に切り替えるという簡単な操作を行うだけで、離型紙用リールによる離型紙の巻き取りが可能になり、リールスタンドをスタンド取付部に取り付けた際に必要な操作が簡便で済み、装置の運転再開を早めることができる。
上記(5)の構成によれば、離型紙用リールにおける離型紙の巻き径の増大に伴って、離型紙用リールの一回転当たりの離型紙の巻き取り長が増大する。そのため、離型紙用リールを単純に一定回転速度で回転駆動していると、離型紙の巻き径の増大に伴って巻き取り量が増大して、離型紙が過大な張力で破断したり、剥離紙の無理な引っ張りによってシートの送り出しに支障が生じるおそれがある。しかし、上記(5)の構成によれば、駆動トルクが既定値を超えないように、離型紙リール駆動軸の回転速度がトルクリミッターによって制御されるため、離型紙の巻き径が増大しても、離型紙の破断やシートの送り出しに支障が生じることを防止することができ、シートの繰り出し動作や離型紙の巻き取り動作の信頼性を向上させることができる。
上記(6)の構成によれば、シートの繰り出し長が所定の長さに達する度に、カッター刃をシートの走行位置に進出させて、シートを所定の長さに切断することができる。
上記(7)の構成によれば、リールスタンド上の離型紙用リールに巻き取られる離型紙は、離型紙経路設定部材によって離型紙用リールに至る経路が設定されている。そのため、離型紙経路設定部材によって設定されている経路に光を照射すると、離型紙が経路に残っている場合には、照射した光が所定位置に反射される。従って、反射光の有無によって、離型紙の切れを確実に検知することができる。
本発明によるシート切断装置によれば、装置本体に組み付けられているリールスタンド上のシートを使い切って、シートを補充する際の作業時間を短縮して、装置の稼働率を高めることができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は本発明に係るシート切断装置の一実施形態の組立状態の斜視図である。 図2は図1に示したシート切断装置のシート送り機構の上を覆う蓋部を開いた状態の斜視図である。 図3は図2のB矢視図である。 図4は図1に示したシート切断装置上のリールスタンドを交換する方法を示す斜視図である。 図5は一実施形態のシート切断装置において、リールスタンドのシート用リールのシートを使い切った状態を示す斜視図である。 図6はシートを使い切ったリールスタンドを装置本体から取り外すために、シート送り機構の上を覆う蓋部を開いた状態にしたシート切断装置の斜視図である。 図7は図6のC矢視図である。 図8はシートを使い切って装置本体から取り外されたリールスタンドの斜視図である。 図9は図8のD矢視図である。 図10はリールスタンドに装備されている第2リール支持部の概略構成を示す拡大図であり、図10(a)は駆動力が切断された状態、図10(b)は駆動力が接続された状態を表す。 図11はシート用リールにシートが補充されている予備のリールスタンドの斜視図である。 図12は図11のE矢視図である。 図13は予備のリールスタンドを装着するために、シート送り機構の上を覆う蓋部を開いた状態にした装置本体の斜視図である。 図14は図13に示した装置本体のシート送り機構におけるシート載置面の構造の説明図である。 図15は図13に示した装置本体の前面側に装備されているシート切断機構の説明図である。 図16は一実施形態のシート切断装置におけるシート及び離型紙の走行経路を示す概略図である。 図17は所定の長さに切断されるシートの構成の説明図である。 図18切断したシートがワイヤハーネスを束ねている状態の説明図である。 図19は従来のシート切断装置の概略構成図である。
以下、本発明に係るシート切断装置の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1〜図16は本発明に係るシート切断装置の一実施形態を示したもので、図1は本発明の一実施形態のシート切断装置の組立状態の斜視図、図2は図1に示したシート切断装置のシート送り機構の上を覆う蓋部を開いた状態の斜視図、図3は図2のB矢視図、図4は図1に示したシート切断装置上のリールスタンドを交換する方法を示す斜視図、図5は一実施形態のシート切断装置において、リールスタンドのシート用リールのシートを使い切った状態を示す斜視図、図6はシートを使い切ったリールスタンドを装置本体から取り外すために、シート送り機構の上を覆う蓋部を開いた状態にしたシート切断装置の斜視図、図7は図6のC矢視図、図8はシートを使い切って装置本体から取り外されたリールスタンドの斜視図、図9は図8のD矢視図、図10はリールスタンドに装備されている第2リール支持部の概略構成を示す拡大図、図11はシート用リールにシートが補充されている予備のリールスタンドの斜視図、図12は図11のE矢視図、図13は予備のリールスタンドを装着するために、シート送り機構の上を覆う蓋部を開いた状態にした装置本体の斜視図、図14は図13に示した装置本体のシート送り機構におけるシート載置面の構造の説明図、図15は図13に示した装置本体の前面側に装備されているシート切断機構の説明図、図16は一実施形態のシート切断装置におけるシート及び離型紙の走行経路を示す概略図である。
この一実施形態のシート切断装置1は、図17に示したシート110を所定の長さに切断する装置である。
シート110は、図17に示すように、ビニール製のシート本体111の片面の一側縁に沿って粘着層112が形成されると共に、粘着層112には離型紙113が貼付された帯状のシートである。
本実施形態のシート切断装置1は、図1〜図4に示すように、シート用リール4と、離型紙用リール5と、リールスタンド6と、装置本体7と、を備える。また、リールスタンド6は、予備の分も用意される。
シート用リール4は、図4に示すように、リール軸41と、該リール軸41の両端に接続された一対のフランジ42と、後述するリールスタンド6に支持される一対のスタンド取付部43と、を備えている。シート用リール4は、図1に示すように、リール軸41の外周に、長尺のシート110が巻回される。
一対のスタンド取付部43は、一対のフランジ42の外面側に、リール軸41と同軸に装備されている。一対のスタンド取付部43は、リール軸41を回転自在に支持している。一対のスタンド取付部43は、その角形の軸部43aを、後述のリールスタンド6の一対の側壁部61,62に装備された第1リール支持部63に係合させることで、一対の側壁部61,62に回転不可に結合される。本実施形態の場合、第1リール支持部63は、上方に開放した切り欠き孔で、上方から軸部43aを割り込ませることで、シート用リール4を支持する。本実施形態の場合、第1リール支持部63は、一対のスタンド取付部43を介して、リール軸41を回転自在に支持している。
本実施形態の場合、リール軸41は、図7に示すように、長手方向に適宜間隔を開けて、複数のフランジ取付孔41aを有している。これらのフランジ取付孔41aは、フランジ42をリール軸41に結合するための孔で、使用するフランジ取付孔41aを変更することで、一対のフランジ42の間隔を調整することができる。一対のフランジ42の間隔は、リール軸41に巻回させるシート110の幅に合うように、調整することができる。
離型紙用リール5は、シート110から剥離させた離型紙113を巻き取るためのリールである。離型紙用リール5は、図4に示すように、シート110上の離型紙113の位置と対応するように、後述するリールスタンド6の片側の側壁部62に回転自在に取り付けられる。
リールスタンド6は、図4及び図8及び図9に示すように、シート用リール4のリール軸41の軸方向に対向して配置された一対の側壁部61,62と、シート用リール4を回転可能に支持する第1リール支持部63と、離型紙用リール5を回転可能に支持する第2リール支持部64と、シート先端支持部材65と、一対の側壁部61,62の底部(下部)を結合している2本の位置決め用ロッド66a,66bと、一対の側壁部61,62の高さ方向の中間部を結合している一対の連結用ロッド67a,67bと、複数の離型紙経路設定部材68aと、を備えている。
本実施形態の場合、一対の側壁部61,62は、図4に示すように、一対の側壁部61,62の底部(下部)を相互結合する2本の位置決め用ロッド66a,66bと、一対の側壁部61,62の高さ方向の中間部を相互結合する一対の連結用ロッド67a,67bとで、所定の間隔に結合されている。
また、一対の側壁部61,62には、図9に示すように、当該リールスタンド6を搬送するときの把持部となる取っ手611が固定装備されている。
第1リール支持部63は、本実施形態の場合、前述したように、シート用リール4のスタンド取付部43の軸部43aが係合する切り欠き孔で、一対のスタンド取付部43を介して、リール軸41を回転自在に支持している。
第2リール支持部64は、図4及び図9に示すように、リールスタンド6の片側の側壁部62に装備されている。
本実施形態における第2リール支持部64は、図10に示すように、離型紙用リール5の中心を挿通して離型紙用リール5と一体に回転する第2リール支持軸641と、該第2リール支持軸641の一端を回転自在に支持する軸受け部642と、軸受け部642に支持された第2リール支持軸641を軸方向(図10(b)の矢印A1方向)に移動させる軸移動機構643と、を備えている。
軸移動機構643は、図10に示すように、側壁部62に突設されたリブ643aと、第2リール支持軸641の外周に突設されてリブ643aに当接可能な係止突起643bと、第2リール支持軸641を側壁部62の内側(図10(b)の矢印A1の示す側)に移動するように付勢するばね643cと、リブ643a間の谷間643dと、を備えている。
図10(a)に示すように、係止突起643bがリブ643aに当接している状態では、軸受け部642に支持された第2リール支持軸641の自由端641aは、待機位置P1に位置している。
係止突起643bは、図10(b)に矢印M1で示すように、第2リール支持軸641を軸回りに所定角度回転させると、リブ643aから外れて、リブ643a間に装備されている谷間643dに没入可能になる。係止突起643bがリブ643aから外れると、第2リール支持軸641は、図10(b)に示すように、ばね643cの付勢力で、側壁部62の内側に向かって移動し、第2リール支持軸641の自由端641aは、結合位置P2に移動する。結合位置P2は、待機位置P1から軸方向に規定長だけ離間した位置で、後述する装置本体7の離型紙リール駆動軸75と結合状態になる位置である。
以上に説明した軸移動機構643は、言い換えると、軸受け部642に支持された第2リール支持軸641の自由端641aを、待機位置P1と該待機位置P1から軸方向に規定長だけ離間した結合位置P2とに、位置切り替え可能にしている。
シート先端支持部材65は、図4及び図9に示すように、リールスタンド6の片側の側壁部62からシート110の繰り出し方向(図9の矢印A3方向)に張り出した梁部651と、この梁部651の基端側からシート110の幅方向に張り出した第1シート位置規制部652と、梁部651の先端からシート110の幅方向に張り出した先端支持部653と、梁部651の中間部からシート110の幅方向に張り出した第2シート位置規制部654と、を備えている。先端支持部653は、図4に示すように、リールスタンド6に取り付けられたシート用リール4から引き出されたシート110の先端を、上下一対の規制部材653a,653bによって保持する。
本実施形態のシート先端支持部材65は、リールスタンド6の第1リール支持部63に取り付けられたシート用リール4に巻回されている前記シート110の先端側を、第1シート位置規制部652と、第2シート位置規制部654と、先端支持部653と、で、水平に延在させた状態に支持する。
シート先端支持部材65によって水平に延在させた状態に支持されたシート110の先端部は、リールスタンド6を装置本体7に取り付けた際に、装置本体7のシート送り機構72の上に載って、シート送り機構72に接触し、シート送り機構72によるシート110の繰り出しが可能になる。即ち、シート先端支持部材65は、支持しているシート110の先端を、シート送り機構72に渡す。
本実施形態の場合、図4に示すように、先端支持部653の下側の規制部材653bは、シート110の粘着層112の出っ張りを逃がす段差部D6が設けられている。この段差部D6は、粘着層112が接触しないように、窪みの深さが設定されている。
一対の側壁部61,62の底部(下部)を結合している2本の位置決め用ロッド66a,66bは、リールスタンド6を装置本体7に組み付けたときに、装置本体7側の位置決め用ブロック76が嵌合する隙間を形成している。
また、図13に示すように、シート送り機構72の側壁723の上面には2つの位置決めピン724が設けられている。一方、シート先端支持部材65の下面の、位置決めピン724に対応する部分のそれぞれには、位置決めピン724と嵌合する位置決め穴655(図9、図12参照)が設けられている。これらの位置決めピン724と位置決め穴655も位置決め機構の一部を構成する。そして、位置決めピン724が位置決め穴655に嵌合することで、シート送り機構72に対するシート先端支持部材65の位置決めが正確に行われる。
リールスタンド6を装置本体7に位置決めするスタンド位置決め機構は、2本の位置決めロッド66a,66bと、位置決め用ブロック76と、位置決めピン724と、位置決め穴655とで、構成されている。
複数の離型紙経路設定部材68aは、図4に示すように、側壁部62に突設されたガイドローラで、図16に示すように、シート先端支持部材65に支持されているシート110の先端から剥がして離型紙用リール5に固定された離型紙113の離型紙用リール5に至る経路を規制する。
装置本体7は、図4及び図13に示すように、リールスタンド6を着脱可能なスタンド取付部71と、シート送り機構72と、シート送り機構72の上を開閉可能に覆う蓋部73と、シート切断機構74と、離型紙リール駆動軸75(図10参照)と、を備えている。
スタンド取付部71は、図13に示すように、リールスタンド6を載置する水平な載置面711と、リールスタンド6に載置されるリールスタンド6を位置決めする位置決め用ブロック76と、離型紙切れ検知確認センサ718と、を備えている。
位置決め用ブロック76は、前述したリールスタンド6の2本の位置決め用ロッド66a,66bとの協働で、リールスタンド6を位置決め用ブロック76上に位置決めするスタンド位置決め機構8を構成する。位置決め用ブロック76は略直方体状のブロックで、2本の位置決め用ロッド66a,66bが形成する隙間の片側66s(図4参照)に略緊密に嵌合することで、リールスタンド6の2方向の位置決めをして、リールスタンド6を正確に位置決めする。
言い換えると、本実施形態のシート切断装置1は、スタンド取付部71と前記リールスタンド6との間に、リールスタンド6をスタンド取付部71に取り付ける際に、簡単に且つ正確にリールスタンド6を位置決めすることができてリールスタンド6の交換を容易にするスタンド位置決め機構8を備えたものである。
離型紙切れ検知確認センサ718は、投受光センサを利用したもので、図16に示すように、スタンド取付部71に取り付けられたリールスタンド6上で離型紙用リール5に巻き取られる離型紙113の経路に光を照射して、照射した光の反射の有無により離型紙切れを検知する。
図17に示すように、シート110上の粘着層112及び離型紙113は、連続せずに途切れている場合がある。シート110の繰り出し中に、このような離型紙113の途切れた部分があった場合、シート110の繰り出しを停止して、途切れた部分よりも後続の離型紙113を、離型紙用リール5に固定する必要がある。このために、離型紙切れ検知確認センサ718により離型紙113の有無を検知する。
シート送り機構72は、図13に示したように、蓋部73を開くと、その水平な上面部72aが露出する。また、図14に示すように、シート110の粘着層112と対向する位置には、粘着層112が接触してシート110の搬送に支障が生じないように、上面部72aよりも凹んだ段差部D7が形成されている。この段差部D7は、粘着層112が接触しないように、窪みの深さが設定されている。また、本実施形態では、蓋部73を開いた状態で、スタンド取付部71にリールスタンド6をセットすると、リールスタンド6のシート先端支持部材65に水平に支持されているシート110の下面が、上面部72aに載置された状態になる。また、シート110の粘着層112は、段差部D7の上に張り出している。その状態で、スタンド取付部43を閉じると、シート先端支持部材65に水平に支持されているシート110の下面が、上面部72aに押し付けられる。
シート送り機構72の上面部72aには、図13及び図16に示すように、シート110の片面に当接した状態で回転駆動されることでシート110を送り出す送りローラ721と、シート110の片面に当接してシート110の走行に追従して回転する測長用ローラ722と、を備えている。
蓋部73には、図13及び図16に示すように、送りローラ721と対向する位置に配置された押さえローラ731と、測長用ローラ722と対向する位置に配置された押さえローラ732とが備えられている。即ち、蓋部73は、図16に示すように、押さえローラ731,732によってシート110を送りローラ721及び測長用ローラ722に押さえ付けて、各ローラ721,722とシート110との間に滑りが生じることを防止する。
本実施形態のシート送り機構72は、シート110の下面に当接する送りローラ721によって、スタンド取付部71に取り付けられたリールスタンド6上のシート用リール4からシート110を繰り出す。
本実施形態のシート切断装置1では、シート送り機構72に装備された測長用ローラ722の回転量からシート110の繰り出し長を算出する演算処理部が装備されていて、測長用ローラ722の回転量からシート110の繰り出し長が検知される。
シート切断機構74は、シート送り機構72の下流側で、図13に示す装置本体7の前面カバー77の内側に配置されている。本実施形態のシート切断機構74は、図15に示すように、カッター刃741と、このカッター刃741を往復動させるクランク機構742と、を備えている。カッター刃741は、シート送り機構72から送り出されるシート110の表面と直交する方向(図15では、矢印A4方向)に進退可能に、前記シート送り機構72の下流側に配置されている。クランク機構742は、測長用ローラ722の回転量に基づいて垂直方向に往復動するクランクロッド742aによって、カッター刃741をシート110の走行位置に進退させて、シート送り機構72により繰り出されるシート110を所定の長さに切断する。
離型紙リール駆動軸75は、装置本体7のスタンド取付部71に装備されている。この離型紙リール駆動軸75は、図10(b)に示すように、スタンド取付部71に取り付けられたリールスタンド6上の第2リール支持軸641が結合位置P2に移動したときに第2リール支持軸641の自由端641aと結合状態となる。第2リール支持軸641に結合状態となった離型紙リール駆動軸75は、図示しない駆動機構から伝達される回転力で、第2リール支持軸641を回転駆動可能である。
離型紙リール駆動軸75は、シート送り機構72によって送り出されたシート110上の離型紙113が離型紙用リール5に逐次巻き取られるように、シート送り機構72の送りローラ721と連動して、リールスタンド6上の離型紙用リール5を回転駆動する。
また、図示はしていないが、本実施形態において離型紙リール駆動軸75を駆動する機構には、離型紙リール駆動軸75の駆動トルクを規定値以内に制限するトルクリミッターが備えられていて、駆動トルクが既定値を超えないように離型紙リール駆動軸75の回転速度が制御される。
以上に説明した本実施形態のシート切断装置1の場合、リールスタンド6は、装置本体7のスタンド取付部71に取り付けた際には、当該リールスタンド6にセットされているシート用リール4から引き出されたシート110の先端が、シート先端支持部材65によって、装置本体7側のシート送り機構72に渡される。そのため、リールスタンド6を装置本体7のスタンド取付部71に取り付けると、直ぐに、シート110を所定の長さずつ繰り出して切断する作業が可能になる。
また、リールスタンド6は、シート送り機構72が繰り出すシート110の先端から剥がした離型紙113を巻き取る離型紙用リール5を備えている。そして、リールスタンド6に装備されている離型紙用リール5は、リールスタンド6を装置本体7のスタンド取付部71に取り付けると、装置本体7の離型紙リール駆動軸75により駆動可能になり、シート送り機構72によるシート110の繰り出し処理に連動して離型紙113の巻き取りが可能になる。
即ち、本実施形態のシート切断装置1によれば、リールスタンド6を装置本体7のスタンド取付部71に取り付けると、直ちに、リールスタンド6上のシート用リール4からシート110を繰り出して所定長に切断する作業や、シート110から剥がした離型紙113を離型紙用リール5に巻き取る作業が可能になる。
また、スタンド取付部71とリールスタンド6との間には、リールスタンド6をスタンド取付部71に取り付ける際に、簡単に且つ正確にリールスタンド6を位置決めすることができてリールスタンド6の交換を容易にするスタンド位置決め機構8が備えられている。
従って、本実施形態のシート切断装置1では、予め、シート110を巻回したシート用リール4が組み付けられると共に、シート用リール4から引き出したシート110の先端から剥がした離型紙113を離型紙用リール5に固定した予備のリールスタンド6を用意しておき、リールスタンド6上のシート110を使い切った場合には、シート切断装置1の運転を停止させて、リールスタンド6ごと予備のリールスタンド6と交換すると、交換時に手間のかかる剥離紙誘導作業が不要で、直ちに、シート切断装置1の運転再開が可能になる。
従って、シート110を補充する際の作業時間を短縮して、装置の稼働率を高めることができる。
また、本実施形態のシート切断装置1では、スタンド位置決め機構8は、リールスタンド6の底部の2本の位置決め用ロッド66a,66bと、スタンド取付部71に突設される略直方体状の位置決め用ブロック76と、で構成される単純な構成である。そして、位置決め用ブロック76と2本の位置決め用ロッド66a,66bとの嵌合精度、及び位置決めピン724と位置決め穴655との嵌合精度を高めることで、リールスタンド6の位置決め精度を向上させることができる。従って、リールスタンド6の高精度な位置決めを、安価に実現することができる。
また、本実施形態のシート切断装置1では、シート110の繰り出し動作の際に、測長用ローラ722の回転量と測長用ローラ722の周長とを積算する単純な演算処理で、シート110の繰り出し長を正確に検知することができ、シート110を所定の長さに切断する処理の信頼性を向上させることができる。
また、本実施形態のシート切断装置1では、リールスタンド6をスタンド取付部71に取り付ける際には、リールスタンド6の軸移動機構643によって、第2リール支持軸641の自由端641aを待機位置P1に位置させておくことで、取り付け時に第2リール支持軸641の自由端641aが装置本体7の離型紙リール駆動軸75に干渉することがなく、安全にリールスタンド6をスタンド取付部71に取り付けることができる。
そして、リールスタンド6をスタンド取付部71に取り付けた後、リールスタンド6の軸移動機構643によって、第2リール支持軸641の自由端641aを結合位置P2に移動させると、第2リール支持軸641が離型紙リール駆動軸75に結合されて、シート110の繰り出し動作に連動する離型紙113の巻き取り動作が可能になる。
即ち、リールスタンド6をスタンド取付部71に取り付けた際に、軸移動機構643によって、第2リール支持軸641の自由端641aを待機位置P1から結合位置P2に切り替えるという簡単な操作を行うだけで、離型紙用リール5による離型紙113の巻き取りが可能になり、リールスタンド6をスタンド取付部71に取り付けた際に必要な操作が簡便で済み、装置の運転再開を早めることができる。
また、本実施形態のシート切断装置1では、離型紙用リール5における離型紙113の巻き径の増大に伴って、離型紙用リール5の一回転当たりの離型紙113の巻き取り長が増大する。そのため、離型紙用リール5を単純に一定回転速度で回転駆動していると、離型紙113の巻き径の増大に伴って巻き取り量が増大して、離型紙113が過大な張力で破断したり、剥離紙の無理な引っ張りによってシート110の送り出しに支障が生じるおそれがある。しかし、また、本実施形態のシート切断装置1では、駆動トルクが既定値を超えないように、離型紙リール駆動軸75の回転速度がトルクリミッターによって制御されるため、離型紙113の巻き径が増大しても、離型紙113の破断やシート110の送り出しに支障が生じることを防止することができ、シート110の繰り出し動作や離型紙113の巻き取り動作の信頼性を向上させることができる。
また、本実施形態のシート切断装置1では、シート110の繰り出し長が所定の長さに達する度に、カッター刃741をシート110の走行位置に進出させて、シート110を所定の長さに切断することができる。
また、本実施形態のシート切断装置1では、リールスタンド6上の離型紙用リール5に巻き取られる離型紙113は、離型紙経路設定部材68aによって離型紙用リール5に至る経路が設定されている。そのため、離型紙経路設定部材68aによって設定されている経路に光を照射すると、離型紙113が経路に残っている場合には、照射した光が所定位置に反射される。従って、反射光の有無によって、離型紙113の切れを確実に検知することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
例えば、本発明の切断対象となるシートは、ビニールシートに限らない。
ここで、上述した本発明に係るシート切断装置の実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]〜[7]に簡潔に纏めて列記する。
[1] 片面の一側縁に沿って粘着層(112)が形成されると共に前記粘着層(112)には離型紙(113)が貼付された帯状のシート(110)を巻回したシート用リール(4)と、
前記シート(110)から剥離した前記離型紙(113)を巻き取るための離型紙用リール(5)と、
前記シート用リール(4)を回転可能に支持する第1リール支持部(63)と、前記離型紙用リール(5)を回転可能に支持する第2リール支持部(64)と、を有するリールスタンド(6)と、
前記リールスタンド(6)を着脱可能なスタンド取付部(71)と、該スタンド取付部(71)に取り付けられた前記リールスタンド(6)上の前記シート用リール(4)から前記シート(110)を繰り出すシート送り機構(72)と、前記シート送り機構(72)により繰り出される前記シート(110)を所定の長さに切断するシート切断機構(74)と、前記シート送り機構(72)によって送り出された前記シート(110)上の前記離型紙(113)が前記離型紙用リール(5)に逐次巻き取られるように前記シート送り機構(72)に連動して前記リールスタンド(6)上の前記離型紙用リール(5)を回転駆動する離型紙リール駆動軸(75)と、を具備した装置本体(7)と、
を備えるシート切断装置(1)であって、
前記リールスタンド(6)は、前記第1リール支持部(63)に取り付けられた前記シート用リール(4)に巻回されている前記シート(110)の先端を支持すると共に前記リールスタンド(6)を前記スタンド取付部(71)に取り付けた際に支持している前記シート(110)の先端を前記シート送り機構(72)に渡すシート先端支持部材(65)を備え、
前記スタンド取付部(71)と前記リールスタンド(6)との間には、前記リールスタンド(6)を前記スタンド取付部(71)に取り付ける際に、簡単に且つ正確に前記リールスタンド(6)を位置決めすることができて前記リールスタンド(6)の交換を容易にするスタンド位置決め機構(8)を備えたことを特徴とするシート切断装置(1)。
[2] 前記スタンド位置決め機構(8)は、前記リールスタンド(6)の底部に架設された2本の位置決め用ロッド(66a,66b)と、前記スタンド取付部(71)に突設されて前記リールスタンド(6)を前記スタンド取付部(71)に載せたときに前記2本の位置決め用ロッド(66a,66b)が形成する隙間の片側に嵌合する略直方体状の位置決め用ブロック(76)と、
前記シート送り機構(72)に設けられた位置決めピン(724)と、前記シート先端支持部材(65)に設けられた位置決め穴(655)と、
を備え
2本の前記位置決め用ロッド(66a,66b)間への前記位置決め用ブロック(76)の嵌合、及び前記位置決めピン(724)と前記位置決め穴(655)との嵌合によって、前記リールスタンド(6)を位置決めすることを特徴とする上記[1]に記載のシート切断装置(1)。
[3] 前記シート送り機構(72)は、前記シート(110)の片面に当接した状態で回転駆動されることで前記シート(110)を送り出す送りローラ(721)と、前記シート(110)の片面に当接して前記シート(110)の走行に追従して回転する測長用ローラ(722)と、を備え、
前記測長用ローラ(722)の回転量から前記シート(110)の繰り出し長が検知されることを特徴とする上記[1]又は[2]に記載のシート切断装置(1)。
[4] 前記第2リール支持部(64)は、前記離型紙用リール(5)の中心を挿通して前記離型紙用リール(5)と一体に回転する第2リール支持軸(641)と、該第2リール支持軸(641)の一端を回転自在に支持する軸受け部(642)と、前記軸受け部(642)に支持された前記第2リール支持軸(641)の自由端(641a)を待機位置(P1)と該待機位置(P1)から軸方向に規定長だけ離間した結合位置(P2)とに位置切り替え可能にする軸移動機構(643)と、を備え、
前記装置本体(7)の前記スタンド取付部(71)には、前記スタンド取付部(71)に取り付けられた前記リールスタンド(6)上の前記第2リール支持軸(641)が前記結合位置(P2)に移動したときに前記第2リール支持軸(641)の自由端(641a)と結合状態となって、前記第2リール支持軸(641)を回転駆動可能な離型紙リール駆動軸(75)を備え、
前記離型紙リール駆動軸(75)は、前記送りローラ(721)と連動して駆動される、
ことを特徴とする上記[3]に記載のシート切断装置(1)。
[5] 前記離型紙リール駆動軸(75)を駆動する機構には、前記離型紙リール駆動軸(75)の駆動トルクを規定値以内に制限するトルクリミッターが備えられていて、駆動トルクが既定値を超えないように前記離型紙リール駆動軸(75)の回転速度が制御されることを特徴とする上記[4]に記載のシート切断装置(1)。
[6] 前記シート切断機構(74)は、前記シート送り機構(72)から送り出される前記シート(110)の表面と直交する方向に進退可能に前記シート送り機構(72)の下流側に配置されたカッター刃(741)と、前記測長用ローラ(722)の回転量に基づいて前記カッター刃(741)を前記シート(110)の走行位置に進退させるクランク機構(742)と、を備えることを特徴とする上記[3]〜[5]の何れかに記載のシート切断装置(1)。
[7] 前記リールスタンド(6)は、前記シート先端支持部材(65)に支持されている前記シート(110)の先端から剥がして前記離型紙用リール(5)に固定された前記離型紙(113)の前記離型紙用リール(5)に至る経路を規制する離型紙経路設定部材(68a)、を備え、
前記装置本体(7)の前記スタンド取付部(71)には、前記スタンド取付部(71)に取り付けられた前記リールスタンド(6)上で前記離型紙用リール(5)に巻き取られる前記離型紙(113)の経路に光を照射して、照射した光の反射の有無により離型紙切れを検知する離型紙切れ検知確認センサ(718)を備えたことを特徴とする上記[1]〜[6]の何れかに記載のシート切断装置(1)。
1 シート切断装置
4 シート用リール
5 離型紙用リール
6 リールスタンド
7 装置本体
8 スタンド位置決め機構
63 第1リール支持部
64 第2リール支持部
65 シート先端支持部材
66a,66b 位置決め用ロッド
68a 離型紙経路設定部材
71 スタンド取付部
72 シート送り機構
74 シート切断機構
75 離型紙リール駆動軸
76 位置決め用ブロック
110 シート
112 粘着層
113 離型紙
641 第2リール支持軸
641a 自由端
642 軸受け部
643 軸移動機構
718 離型紙切れ検知確認センサ
721 送りローラ
722 測長用ローラ
741 カッター刃
742 クランク機構
P1 待機位置
P2 結合位置

Claims (7)

  1. 片面の一側縁に沿って粘着層が形成されると共に前記粘着層には離型紙が貼付された帯状のシートを巻回したシート用リールと、
    前記シートから剥離した前記離型紙を巻き取るための離型紙用リールと、
    前記シート用リールを回転可能に支持する第1リール支持部と、前記離型紙用リールを回転可能に支持する第2リール支持部と、を有するリールスタンドと、
    前記リールスタンドを着脱可能なスタンド取付部と、該スタンド取付部に取り付けられた前記リールスタンド上の前記シート用リールから前記シートを繰り出すシート送り機構と、前記シート送り機構により繰り出される前記シートを所定の長さに切断するシート切断機構と、前記シート送り機構によって送り出された前記シート上の前記離型紙が前記離型紙用リールに逐次巻き取られるように前記シート送り機構に連動して前記リールスタンド上の前記離型紙用リールを回転駆動する離型紙リール駆動軸と、を具備した装置本体と、
    を備えるシート切断装置であって、
    前記リールスタンドは、前記第1リール支持部に取り付けられた前記シート用リールに巻回されている前記シートの先端を支持すると共に前記リールスタンドを前記スタンド取付部に取り付けた際に支持している前記シートの先端を前記シート送り機構に渡すシート先端支持部材を備え、
    前記スタンド取付部と前記リールスタンドとの間には、前記リールスタンドを前記スタンド取付部に取り付ける際に、簡単に且つ正確に前記リールスタンドを位置決めすることができて前記リールスタンドの交換を容易にするスタンド位置決め機構を備えたことを特徴とするシート切断装置。
  2. 前記スタンド位置決め機構は、前記リールスタンドの底部に架設された2本の位置決め用ロッドと、前記スタンド取付部に突設されて前記リールスタンドを前記スタンド取付部に載せたときに前記2本の位置決め用ロッドが形成する隙間の片側に嵌合する略直方体状の位置決め用ブロックと、
    前記シート送り機構に設けられた位置決めピンと、前記シート先端支持部材に設けられた位置決め穴と、
    を備え
    2本の前記位置決め用ロッド間への前記位置決め用ブロックの嵌合、及び前記位置決めピンと前記位置決め穴との嵌合によって、前記リールスタンドを位置決めすることを特徴とする請求項1に記載のシート切断装置。
  3. 前記シート送り機構は、前記シートの片面に当接した状態で回転駆動されることで前記シートを送り出す送りローラと、前記シートの片面に当接して前記シートの走行に追従して回転する測長用ローラと、を備え、
    前記測長用ローラの回転量から前記シートの繰り出し長が検知されることを特徴とする請求項1又は2に記載のシート切断装置。
  4. 前記第2リール支持部は、前記離型紙用リールの中心を挿通して前記離型紙用リールと一体に回転する第2リール支持軸と、該第2リール支持軸の一端を回転自在に支持する軸受け部と、前記軸受け部に支持された前記第2リール支持軸の自由端を待機位置と該待機位置から軸方向に規定長だけ離間した結合位置とに位置切り替え可能にする軸移動機構と、を備え、
    前記装置本体の前記スタンド取付部には、前記スタンド取付部に取り付けられた前記リールスタンド上の前記第2リール支持軸が前記結合位置に移動したときに前記第2リール支持軸の自由端と結合状態となって、前記第2リール支持軸を回転駆動可能な離型紙リール駆動軸を備え、
    前記離型紙リール駆動軸は、前記送りローラと連動して駆動される、
    ことを特徴とする請求項3に記載のシート切断装置。
  5. 前記離型紙リール駆動軸を駆動する機構には、前記離型紙リール駆動軸の駆動トルクを規定値以内に制限するトルクリミッターが備えられていて、駆動トルクが既定値を超えないように前記離型紙リール駆動軸の回転速度が制御されることを特徴とする請求項4に記載のシート切断装置。
  6. 前記シート切断機構は、前記シート送り機構から送り出される前記シートの表面と直交する方向に進退可能に前記シート送り機構の下流側に配置されたカッター刃と、前記測長用ローラの回転量に基づいて前記カッター刃を前記シートの走行位置に進退させるクランク機構と、を備えることを特徴とする請求項3〜5の何れか一項に記載のシート切断装置。
  7. 前記リールスタンドは、前記シート先端支持部材に支持されている前記シートの先端から剥がして前記離型紙用リールに固定された前記離型紙の前記離型紙用リールに至る経路を規制する離型紙経路設定部材、を備え、
    前記装置本体の前記スタンド取付部には、前記スタンド取付部に取り付けられた前記リールスタンド上で前記離型紙用リールに巻き取られる前記離型紙の経路に光を照射して、照射した光の反射の有無により離型紙切れを検知する離型紙切れ検知確認センサを備えたことを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載のシート切断装置。
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