JP5931192B2 - 空気調和システムおよび空気調和システムの制御方法 - Google Patents

空気調和システムおよび空気調和システムの制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、室内を空調する空気調和機を備えた空気調和システム、および空気調和システムの制御方法に関する。
従来の空気調和機は、リモートコントローラなどで所望の温度を設定し、それに基づいて空気調和機の圧縮機等の運転を制御する。この制御の際には、室内機の熱交換器の入口の吸い込み温度を室内の温度の代表値として、吸い込み温度と設定温度との温度差に基づき制御するのが一般的である。
また、部屋の上下温度差などを改善する空気調和機の制御方法として、床の温度を検出する輻射センサーを室内機に設けて、室内機の吸込温度センサーの検知温度に補正を加えて制御するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許第4478082号公報(段落[0021]、第6図)
従来の空気調和機は、室内機に内蔵するセンサ機能を活用して空調対象空間を設定温度に近づける制御を実施している。しかし、室内における室内機の配置位置や、空調対象空間内の構造物の配置位置などにより、設定温度と空調対象空間の温度とにずれが発生する、という問題点があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、設定温度と空調対象空間の温度との差を軽減することができる空気調和システムおよび空気調和システムの制御方法を得るものである。
本発明に係る空気調和システムは、室内に設置される室内機及び前記室内機に吸い込まれる空気の温度を検出する吸込温度センサを有し、前記室内の空調対象空間を空調する空気調和機と、前記空調対象空間の温度を検出する空間温度センサを有し、前記空気調和機と通信する設定器とを備え、記設定器は、前記空間温度センサにより検出された前記空調対象空間の温度と、前記吸込温度センサにより検出された温度との差分を補正量として求め、前記補正量の情報を前記空気調和機に送信し、前記空気調和機は、前記設定器から受信した前記補正量の情報を記憶する記憶手段と、前記吸込温度センサにより検出された温度に、前記設定器から受信した前記補正量を加えた制御温度が、設定された設定温度となるように当該空気調和機の動作を制御する制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記室内機がサーモONからサーモOFFに切り替わったときに前記設定器が求めた前記補正量の情報と、前記室内機がサーモOFFからサーモONに切り替わったときに前記設定器が求めた前記補正量の情報と、を前記記憶手段に記憶させ、前記設定器との通信が途絶えている場合、前記室内機のサーモON時には、前記吸込温度センサにより検出された温度に、前記記憶手段に記憶された前記室内機がサーモONからサーモOFFに切り替わったときの前記補正量を加えて前記制御温度を求め、前記室内機のサーモOFF時には、前記吸込温度センサにより検出された温度に、前記記憶手段に記憶された前記室内機がサーモOFFからサーモONに切り替わったときの前記補正量を加えて前記制御温度を求めるものである。
本発明は、設定器により空調対象空間の温度を取得し、補正量を求め、この補正量の情報を空気調和機に送信する。そして、空気調和機の制御手段は、吸込温度センサにより検出された温度に、設定器から受信した補正量を加えた制御温度が、設定された設定温度となるように当該空気調和機の動作を制御する。このため、設定温度と空調対象空間の温度との差を軽減することができる。
本発明の実施の形態1における空気調和システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1における設定器および室内機の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2における設定器の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態3における室内機の動作を示すフローチャートである。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1における空気調和システムの構成を示すブロック図である。
図1に示すように、空気調和システムは、空気調和機を構成する室内機1と、リモートコントローラ2と、設定器3と、パーソナルコンピュータ5とを備えている。
室内機1と、リモートコントローラ2と、設定器3とは、伝送線4で相互に情報伝達される。設定器3と、パーソナルコンピュータ5とは、伝送線6で相互に情報伝達される。
室内機1は、室外機と冷媒配管で接続され、冷媒配管中を流れる冷媒の圧力を変化させて冷媒の吸熱、放熱により、室内の空調対象空間を空気調和するものである。
室内機1に、伝送手段11、室内機制御手段12、運転モード記憶手段13、吸込温度記憶手段14、吸込温度検知手段15、サーモ判定手段16、設定温度記憶手段17、ΔT記憶手段18、吸込温度センサ19を備える。
伝送手段11は、伝送線4を介してリモートコントローラ2及び設定器3との間で相互に情報伝達する。
室内機制御手段12は、室内機1の各構成機器の動作を統括制御する。
運転モード記憶手段13は、リモートコントローラ2から設定された運転モードを記憶する。
吸込温度センサ19は、例えばサーミスタなどにより構成され、室内機1に吸い込まれ、空気調和する前の空気の温度(以下、吸込温度という)を検出する。
吸込温度検知手段15は、吸込温度センサ19により検出された温度情報を吸込温度記憶手段14に入力する。
設定温度記憶手段17は、リモートコントローラ2から設定された設定温度を記憶する。
ΔT記憶手段18は、設定器3から送信された補正量ΔTの情報を記憶する。
サーモ判定手段16は、吸込温度と、補正量ΔTと、設定温度に基づき、空気調和の動作を停止状態とするサーモOFF、または、空気調和の動作を動作状態とするサーモONとを判定する。
なお、室内機制御手段12及びサーモ判定手段16は、本発明における「制御手段」に相当する。
リモートコントローラ2は、例えば、室内の空調対象空間における壁面や、使用者の手元などに配置される。
リモートコントローラ2は、伝送手段21、リモートコントローラ制御手段22、運転モード設定手段23、運転モード表示手段24、設定温度設定手段25、設定温度表示手段26、空間温度記憶手段27、空間温度表示手段28を備える。
伝送手段21は、伝送線4を介して室内機1及び設定器3との間で相互に情報伝達する。
運転モード設定手段23は、操作入力に応じて、室内機1の運転モード(暖房運転、冷房運転など)を設定する。
運転モード表示手段24は、設定された運転モードを表示する。
設定温度設定手段25は、操作入力に応じて、室内機1の設定温度を設定する。
設定温度表示手段26は、設定された設定温度の情報を表示する。
空間温度記憶手段27は、設定器3から送信された空調対象空間の温度の情報を記憶する。
空間温度表示手段28は、空間温度記憶手段27に記憶された空調対象空間の温度の情報を表示する。
設定器3は、空調対象空間の温度を取得し、この空調対象空間の温度と、吸込温度センサ19により検出された温度との差分を補正量ΔTとして求め、補正量の情報を、空気調和機の室内機1に送信する。
設定器3は、伝送手段31、設定器制御手段32、空間温度加工手段33、空間温度検知手段34、伝送手段35、ΔT演算手段36、吸込温度記憶手段37、空間温度センサ38を備える。
伝送手段31は、伝送線4を介して室内機1及びリモートコントローラ2との間で相互に情報伝達する。
伝送手段35は、伝送線6を介してパーソナルコンピュータ5との間で相互に情報伝達する。
設定器制御手段32は、設定器3の各構成部の動作を統括制御する。
空間温度センサ38は、例えばサーミスタなどにより構成され、室内機1によって空気調和される空調対象空間の温度(以下、空間温度ともいう)を検出する。なお、図1では、2つの空間温度センサ38を設けた場合を図示するが、本発明はこれに限らず、1つでも良いし、複数を設けても良い。
空間温度検知手段34は、空間温度センサ38により検出された温度情報を空間温度加工手段33に入力する。
空間温度加工手段33は、例えば空間温度センサ38を複数設けた場合に、空間温度センサ38により検出された温度の平均値の演算などの加工処理を行う。なお、空間温度センサ38が1つの場合には、空間温度加工手段33を省略して設定器制御手段32に空間温度を取り込むようにしても良い。
吸込温度記憶手段37は、室内機1から送信された吸込温度の情報を記憶する。
ΔT演算手段36は、空間温度と吸込温度とに基づき、補正量ΔTを算出する。
パーソナルコンピュータ5は、ΔT設定手段51、空間温度設定手段52を備えているものとする。
ΔT設定手段51は、操作入力に応じて、補正量ΔTを設定する。
空間温度設定手段52は、操作入力に応じて、空間温度を設定する。
なお、本実施の形態1では、設定器3を独立した構成要素として説明するが、設定器3の機能をリモートコントローラ2や室内機1に内蔵してもよい。
以下の説明では、設定器3の機能をリモートコントローラ2に内蔵した構成で説明する。
次に動作について説明する。
図2は、本発明の実施の形態1における設定器および室内機の動作を示すフローチャートである。
以下、図2の各ステップに基づき説明する。
(室内機1)
まず、室内機1の動作を説明する。
(S21)
室内機制御手段12は、イニシャル処理を行い、ΔT記憶手段18に記憶された補正量ΔTを、初期値(例えば0)として、ステップS22へ進む。
なお、以下のステップS22〜S27はループ状のフローであるが、実際には定期的に実施される。
(S22)
室内機制御手段12は、サーモ判定手段16が判定したサーモ判定値と、吸込温度の情報とを、伝送手段11を介してリモートコントローラ2及び設定器3へ送信し、ステップS23へ進む。
(S23)
室内機制御手段12は、設定器3から補正量ΔTの情報を受信しているか否かを判断し、受信していればステップS24へ、受信していなければステップS25へ進む。
(S24)
室内機制御手段12は、ΔT記憶手段18に記憶された補正量ΔTの情報を、受信した補正量ΔTに更新し、ステップS25へ進む。
(S25)
サーモ判定手段16は、吸込温度センサ19により検出された吸込温度に、設定器3から受信した補正量ΔTを加え値を、サーモ判定に用いる制御温度とし、ステップS26へ進む。
(S26)
サーモ判定手段16は、運転モード記憶手段13に記憶された運転モードと、設定温度記憶手段17に記憶された設定温度と、ステップS25で求めた制御温度とに基づき、以下の条件にてサーモ判定を実施し、ステップS27へ進む。
サーモ判定手段16は、冷房運転のサーモOFF時に、設定温度が制御温度より低ければ、サーモONに切り替える。
サーモ判定手段16は、冷房運転のサーモON時に、設定温度が制御温度−1℃より高ければ、サーモOFFに切り替える。
サーモ判定手段16は、暖房運転のサーモOFF時に、設定温度が制御温度より高ければ、サーモONに切り替える。
サーモ判定手段16は、暖房運転のサーモON時に、設定温度が制御温度+1度より低ければサーモOFFに切り替える。
(S27)
室内機制御手段12は、その他の室内機1としての通常制御(詳細記述せず)を実施し、ステップS22へ戻る。
このように、設定器3で求めた補正量ΔTを、室内機1に伝送して制御温度を補正することで、従来のサーモ判定に対して、吸込温度と空間温度との相違を緩和して、より設定温度が空間温度に近い制御が可能となる。
また、室内機1の制御としては、補正量ΔTを外部のどのような機器から受信しても同様に制御できるので、空気調和機の外部から補正量ΔTを室内機1に入力することで、室内機1に所望のサーモ判定を実施させることが容易となる。
(設定器3)
次に、リモートコントローラ2に内蔵された設定器3動作を説明する。
(S1)
設定器制御手段32は、制御対象の室内機1からのサーモ判定値および吸込温度のデータを受信したか否かを判定し、受信した場合にはステップS2へ進み、受信していない場合にはステップS3へ進む。
(S2)
設定器制御手段32は、受信したサーモ判定値および吸込温度のデータを更新し、ステップS3へ進む。
(S3)
設定器制御手段32は、補正量ΔTの設定を開始するか否かを判定し、開始する場合にはステップS4へ進み、開始しない場合にはステップS11へ進む。
ここで、ステップS3の設定開始条件としては、例えば、空間温度設定手段52に新しいデータが設定されたときなどに開始と判断するものである。また例えば、所定時間の経過ごとに定期的に開始と判断するものである。
(S4)
設定器制御手段32は、室内機1の運転状態がサーモONか否かを判定し、サーモONの場合にはステップS5へ進み、サーモONでない場合はステップS4を繰り返す。
この判定により、サーモON中に補正量ΔTの設定が行われる。このように、サーモON中設定を実施するのは、空気調和機(室内機1)が能力を発揮し、所定の風量で室内の空気を還流している状況で補正量ΔTを定めることで、より体感に近い補正量ΔTを求めるためである
(S5)
設定器制御手段32は、パーソナルコンピュータ5のΔT設定手段51からの補正量ΔTのデータ取得があるか否かを判別し、取り込んでいない場合はステップS6へ、取り込んでいる場合はステップS9へ進む。
補正量ΔTの設定をパーソナルコンピュータ5で行う場合、設定器制御手段32は、パーソナルコンピュータ5のΔT設定手段51で設定された情報を、伝送線6を経由して、伝送手段35で取り込み、直接、ΔT演算手段36に取り込む。
(S6)
設定器制御手段32は、パーソナルコンピュータ5の空間温度設定手段52からの空間温度のデータ取得があるかどうか判別し、取り込んでいない場合はステップS7へ、取り込んでいる場合はステップS8へ進む。
空間温度の設定をパーソナルコンピュータ5で行う場合、設定器制御手段32は、パーソナルコンピュータ5の空間温度設定手段52で設定された情報を、伝送線6を経由して、伝送手段35で取り込みそれを空間温度加工手段33に直接取り込む。
(S7)
設定器制御手段32は、空間温度検知手段34にて空間温度のデータを取得し、ステップS8へ進む。
ここで、空間温度は、空間温度加工手段33に加工処理された、複数の空間温度センサ38の平均値を取得しても良いし、複数の空間温度センサ38のうちの最大値又は最小値を取得しても良い。
(S8)
ΔT演算手段36は、空間温度と吸込温度との差分を補正量ΔTとして求め、ステップS9へ進む。
(S9)
設定器制御手段32は、補正量ΔTの情報を、伝送線6を経由して、室内機1に対して送信し、ステップS10へ進む。
(S10)
設定器制御手段32は、本設定作業を終了とし、ステップS11へ進む。
(S11)
リモートコントローラ2のリモートコントローラ制御手段22は、室内機1から受信した吸込温度に補正量ΔTを加えた温度を空間温度として、空間温度記憶手段27に記憶さ、ステップS12へ進む。これにより、空間温度表示手段28に、吸込温度+補正量ΔTの温度情報が表示される。
(S12)
リモートコントローラ2のリモートコントローラ制御手段22は、その他のリモートコントローラ2としての通常制御(詳細記述せず)を実施し、ステップS1へ戻る。
以上のように本実施の形態においては、設定器3が、空調対象空間の温度を取得し、この空調対象空間の温度と吸込温度との差分を補正量ΔTとして求め、補正量ΔTの情報を空気調和機に送信する。そして、室内機1は、吸込温度に設定器3から受信した補正量ΔTを加えた制御温度が、設定された設定温度となるようにサーモ判定して動作を制御する。このため、設定温度と空調対象空間の温度とのずれを低減ることができる。よって、空気調和環境の快適性を向上することができる。
また、室内機1で検出した吸込温度以外に、空間温度を取得して補正量ΔTを室内機1に送信する設定器3を別に構成することにより、室内機1の制御に補正量ΔTを入れるだけで、空間温度と設定温度のずれを解消できるという効果が得られる。
また、本実施の形態1においては、補正量ΔTを設定器3から与えているため、伝送線4を介した伝送信号を用いることで、空気調和機の外部から情報を与えることが可能である。これにより、建築物に依存する空調設備設計と空気調和機そのものの設計を分離・分担することができ、空調設備設計において物件ごとに特徴・効果を付加することが容易である。
また、本実施の形態1においては、設定器3から与えられた補正量ΔTの情報をΔT記憶手段18に記憶し、この記憶した情報を用いて制御温度を求めている。このため、補正量ΔTは、初期値は0であり、伝送手段による通信で更新するが、例えば、室内機1と設定器3との間の通信が途絶えた場合や、設定器3が故障した際にも、過去のデータから補正量ΔTを取得することができる。
また、本実施の形態1においては、リモートコントローラ2の空間温度表示手段28に、吸込温度+補正量ΔTの温度情報が表示される。
従来は、センサ誤差を含め、リモートコントローラ2に表示される空間温度(吸込温度)と実際の空間温度のずれが課題になる事があったが、本実施の形態1では、実測した吸込温度に補正量ΔTを加減することで、空間温度の表示の精度を向上することができる。
なお、本実施の形態1では、補正量ΔTの設定は1回だけでも複数回でも対応可能であり、補正量ΔTの受信が途絶えた場合にも継続的に制御可能である。
なお、本実施の形態では、室内機1が1台の場合を説明したが、室内機1が複数台でも良い。室内機1が複数台の場合には、空間温度センサ38を複数台用いて、室内機1毎の別々の補正量ΔTを設定することで、設定器3が1台で複数の室内空間での空間温度と設定温度とのずれを解消できることは言うまでもない。
また、複数の室内機1の吸込温度センサ19の平均値を求めて、この平均値を吸込温度として補正量ΔTを求めても良い。
また、パーソナルコンピュータ5で補正量ΔTや、空間温度を直接設定する場合、パーソナルコンピュータ5内でアルゴリズムを自由に設定できるアプリケーションを設けても良い。このようなアプリケーション内で補正量ΔTや、空間温度を設定することで、室内機1のサーモON/OFFを自由に設定することが可能となる。
なお、本実施の形態1では、ステップS5でΔT設定手段51から補正量ΔTのデータを取り込み、この取り込みがない場合は、ステップS6で、空間温度設定手段52からの空間温度のデータを取り込み、この取り込みがない場合は、空間温度検知手段34にて空間温度のデータを取得する場合を説明したが、本発明はこれに限るものではない。ステップS5、S6、S7のうち、少なくとも1つのステップのみを実行するようにしても良い。
実施の形態2.
本実施の形態2では、補正量ΔTを適宜更新し、空間温度の補正をよりきめ細かく設定できる形態について説明する。
図3は、本発明の実施の形態2における設定器の動作を示すフローチャートである。
以下、図3の各ステップに基づき、リモートコントローラ2に内蔵された設定器3を動作について説明する。
なお、室内機1の動作は実施の形態1と同様であり、説明を省略する。
(S31)
設定器制御手段32は、制御対象の室内機1からのサーモ判定値および吸込温度のデータを受信したか否かを判定し、受信した場合にはステップS32へ進み、受信していない場合にはステップS33へ進む。
(S32)
設定器制御手段32は、受信したサーモ判定値および吸込温度のデータを更新し、ステップS33へ進む。
(S33)
設定器制御手段32は、パーソナルコンピュータ5のΔT設定手段51からの補正量ΔTのデータ取得があるか否かを判別し、取り込んでいない場合はステップS34へ、取り込んでいる場合はステップS39へ進む。
補正量ΔTの設定をパーソナルコンピュータ5で行う場合、設定器制御手段32は、パーソナルコンピュータ5のΔT設定手段51で設定された情報を、伝送線6を経由して、伝送手段35で取り込み、直接、ΔT演算手段36に取り込む。
(S34)
設定器制御手段32は、パーソナルコンピュータ5の空間温度設定手段52からの空間温度のデータ取得があるかどうか判別し、取り込んでいない場合はステップS35へ、取り込んでいる場合はステップS36へ進む。
空間温度の設定をパーソナルコンピュータ5で行う場合、設定器制御手段32は、パーソナルコンピュータ5の空間温度設定手段52で設定された情報を、伝送線6を経由して、伝送手段35で取り込みそれを空間温度加工手段33に直接取り込む。
(S35)
設定器制御手段32は、空間温度検知手段34にて空間温度のデータを取得し、ステップS36へ進む。
(S36)
設定器制御手段32は、空間温度のデータの更新があったか否かを判断し、更新があればステップS37へ進み、なければステップS41へ進む。
ここで、空間温度のデータの更新とは、空間温度検知手段34にて取得した温度が所定値以上(例えば±0.5℃以上)変化した場合や、空間温度設定手段52の設定が変更された場合などをいう。
(S37)
空間温度加工手段33は、取り込んだ空間温度データに基づき複数の空間温度の平均化などの空間温度の加工処理を行い、ステップS38へ進む。
この加工処理は、平均化に限らず、複数の空間温度センサ38のうちの最大値又は最小値を取得する処理でも良い。
(S38)
ΔT演算手段36は、空間温度と吸込温度との差分を補正量ΔTとして求め、ステップS39へ進む。
(S39)
設定器制御手段32は、補正量ΔTに変更があったか否かを判断し、変更があればステップS40へ進み、変更がなければステップS41へ進む。
(S40)
設定器制御手段32は、補正量ΔTの情報を、伝送線6を経由して、室内機1に対して送信し、ステップS41へ進む。
(S41)
リモートコントローラ2のリモートコントローラ制御手段22は、室内機1から受信した吸込温度に補正量ΔTを加えた温度を空間温度として、空間温度記憶手段27に記憶され、ステップS42へ進む。これにより、空間温度表示手段28に、吸込温度+補正量ΔTの温度情報が表示される。
(S42)
リモートコントローラ2のリモートコントローラ制御手段22は、その他のリモートコントローラ2としての通常制御(詳細記述せず)を実施し、ステップS31へ戻る。
以上のように本実施の形態においては、空間温度のデータが更新される度に、補正量ΔTを求め、この補正量ΔTの情報を室内機1に送信する。このように、空間温度データを連続的に取り込み、補正量ΔTも適宜更新するようにしているので、設定温度と実際の所望位置の空間温度のずれがより少なく制御できる。
また、実施の形態1での効果も同様に得る事が出来る。
実施の形態3.
本実施の形態3では、補正量ΔTの更新が途絶えた場合に、室内機1でのサーモ判定をより実際の空間温度制御に近づけるように動作する形態について説明する。
図4は、本発明の実施の形態3における室内機の動作を示すフローチャートである。
以下、図4の各ステップに基づき、室内機1の動作について説明する。
なお、リモートコントローラ2及び設定器3の動作は、実施の形態1または2と同様であり、説明を省略する。
(S51)
室内機制御手段12は、イニシャル処理を行い、ΔT記憶手段18に記憶された補正量ΔT、並びに、ΔTcon、ΔTcoff、ΔThon、及びΔThoffを、初期値(例えば0)として、ステップS52へ進む。
ここで、ΔTconは、冷房運転時にサーモONからサーモOFFに切り替わったときの補正量ΔTを記憶している変数である。
また、ΔTcoffは、冷凍運転時にサーモOFFからサーモONに切り替わったときの補正量ΔTを記憶している変数である。
また、ΔThonは、暖房運転時にサーモONからサーモOFFに切り替わったときの補正量ΔTを記憶している変数である。
また、ΔThoffは、暖房運転時にサーモOFFからサーモONに切り替わったときの補正量ΔTを記憶している変数である。
なお、以下のステップS52〜S59はループ状のフローであるが、実際には定期的に実施される。
(S52)
室内機制御手段12は、サーモ判定手段16が判定したサーモ判定値と、吸込温度の情報とを、伝送手段11を介してリモートコントローラ2及び設定器3へ送信し、ステップS53へ進む。
(S53)
室内機制御手段12は、設定器3から補正量ΔTの情報を受信しているか否かを判断し、受信していればステップS55へ、受信していなければステップS54へ進む。
(S54)
室内機制御手段12は、冷房運転のサーモON時には、ΔT記憶手段18に記憶させる補正量ΔTとしてΔTconを代入し、ステップS56へ進む。
また、冷房運転のサーモOFF時には、ΔT記憶手段18に記憶させる補正量ΔTとしてΔTcoffを代入し、ステップS56へ進む。
また、暖房運転のサーモON時には、ΔT記憶手段18に記憶させる補正量ΔTとしてΔThonを代入し、ステップS56へ進む。
また、暖房運転のサーモOFF時には、ΔT記憶手段18に記憶させる補正量ΔTとしてΔThoffを代入し、ステップS56へ進む。
(S55)
室内機制御手段12は、ΔT記憶手段18に記憶された補正量ΔTの情報を、受信した補正量ΔTに更新し、ステップS56へ進む。
(S56)
サーモ判定手段16は、吸込温度センサ19により検出された吸込温度に、設定器3から受信した補正量ΔTを加え値を、サーモ判定に用いる制御温度とし、ステップS57へ進む。
(S57)
サーモ判定手段16は、運転モード記憶手段13に記憶された運転モードと、設定温度記憶手段17に記憶された設定温度と、ステップS56で求めた制御温度とに基づき、以下の条件にてサーモ判定を実施し、ステップS58へ進む。
サーモ判定手段16は、冷房運転のサーモOFF時に、設定温度が制御温度より低ければ、サーモONに切り替える。
サーモ判定手段16は、冷房運転のサーモON時に、設定温度が制御温度−1℃より高ければ、サーモOFFに切り替える。
サーモ判定手段16は、暖房運転のサーモOFF時に、設定温度が制御温度より高ければ、サーモONに切り替える。
サーモ判定手段16は、暖房運転のサーモON時に、設定温度が制御温度+1度より低ければサーモOFFに切り替える。
(S58)
室内機制御手段12は、冷房運転時にサーモONからサーモOFFに切り替わったときの補正量ΔTをΔTconとして保存し、ステップS59へ進む。
また、室内機制御手段12は、冷凍運転時にサーモOFFからサーモONに切り替わったときの補正量ΔTを、ΔTcoffとして保存し、ステップS59へ進む。
また、室内機制御手段12は、暖房運転時にサーモONからサーモOFFに切り替わったときの補正量ΔTを、ΔThonとして保存し、ステップS59へ進む。
また、室内機制御手段12は、暖房運転時にサーモOFFからサーモONに切り替わったときの補正量ΔTを、ΔThoffとして保存し、ステップS59へ進む。
(S59)
室内機制御手段12は、その他の室内機1としての通常制御(詳細記述せず)を実施し、ステップS52へ戻る。
このように、設定器3で求めた補正量ΔTを室内機1へ与えるとともに、設定器3からの補正量ΔTの交信が途絶えたときのため、補正量ΔTをよりきめ細かく記憶して活用することができる。これにより、従来のサーモ判定に対して、吸い込み温度と空間温度との相違を緩和してより設定温度が空間温度に近い制御が可能となる。
また、室内機1の制御としては、補正量ΔTを外部のどのような機器から受信しても同様に制御できるので、空気調和機の外部から補正量ΔTを室内機1に入力することで、室内機1に所望のサーモ判定を実施させることが容易となる。
以上のように本実施の形態においては、室内機1のサーモ判定を、補正量ΔTの更新の有無にかかわらず、各運転モー基づいてきめ細かく調整するようにしているので、設定温度と空調対象空間の温度との温度差をより少なくすることができる。
ところで上記説明では、室内機1とは別に設定器3を設け、この設定器3から与えられた補正量ΔTを用いて、室内機1の吸込温度を補正した。これは室内機1と設定器3との構成を物理的に分けることで、室内機1の汎用性および拡張性を向上させるためである。
つまり、空気調和機(室内機1)の制御動作だけを考えると、従来の室内機(既設の室内機)が外部から取得していた設定温度に対して、上述した設定器3を適用して、設定温度から補正量ΔTを減算した算出結果を、従来の室内機に設定温度として与えても良い。このような構成であっても、上述した実施の形態1〜3と同様の効果を得ることができる。
さらには、設定器3において、設定温度と空間温度により直接的にサーモ判定を実施し、その判定結果を室内機1に伝えて室内機1のサーモON・OFF操作を実施するようにしても良い。この場合、サーモ判定結果という新たな通信情報を追加する場合と、先の補正量または設定温度において、確実にサーモ判定が所望の結果になるような所定値を送信する場合が考えられる。
このような動作を行う際にも、上述した実施の形態1〜3の技術思想を適用することで当業者が適宜実施できることは言うまでもない。
1 室内機、2 リモートコントローラ、3 設定器、4 伝送線、5 パーソナルコンピュータ、6 伝送線、11 伝送手段、12 室内機制御手段、13 運転モード記憶手段、14 吸込温度記憶手段、15 吸込温度検知手段、16 サーモ判定手段、17 設定温度記憶手段、18 ΔT記憶手段、19 吸込温度センサ、21 伝送手段、22 リモートコントローラ制御手段、23 運転モード設定手段、24 運転モード表示手段、25 設定温度設定手段、26 設定温度表示手段、27 空間温度記憶手段、28 空間温度表示手段、31 伝送手段、32 設定器制御手段、33 空間温度加工手段、34 空間温度検知手段、35 伝送手段、36 ΔT演算手段、37 吸込温度記憶手段、38 空間温度センサ、51 ΔT設定手段、52 空間温度設定手段。

Claims (12)

  1. 室内に設置される室内機及び前記室内機に吸い込まれる空気の温度を検出する吸込温度センサを有し、前記室内の空調対象空間を空調する空気調和機と、
    前記空調対象空間の温度を検出する空間温度センサを有し、前記空気調和機と通信する設定器と
    を備え、
    記設定器は、前記空間温度センサにより検出された前記空調対象空間の温度と、前記吸込温度センサにより検出された温度との差分を補正量として求め、前記補正量の情報を前記空気調和機に送信し、
    前記空気調和機は、
    前記設定器から受信した前記補正量の情報を記憶する記憶手段と、
    前記吸込温度センサにより検出された温度に、前記設定器から受信した前記補正量を加えた制御温度が、設定された設定温度となるように当該空気調和機の動作を制御する制御手段と、を有し、
    記制御手段は、
    前記室内機がサーモONからサーモOFFに切り替わったときに前記設定器が求めた前記補正量の情報と、前記室内機がサーモOFFからサーモONに切り替わったときに前記設定器が求めた前記補正量の情報と、を前記記憶手段に記憶させ、
    前記設定器との通信が途絶えている場合、
    前記室内機のサーモON時には、前記吸込温度センサにより検出された温度に、前記記憶手段に記憶された前記室内機がサーモONからサーモOFFに切り替わったときの前記補正量を加えて前記制御温度を求め、
    前記室内機のサーモOFF時には、前記吸込温度センサにより検出された温度に、前記記憶手段に記憶された前記室内機がサーモOFFからサーモONに切り替わったときの前記補正量を加えて前記制御温度を求める
    ことを特徴とする空気調和システム。
  2. 前記設定器は、
    前記空調対象空間の温度の情報が入力される空間温度設定手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の空気調和システム。
  3. 前記設定器は、
    前記補正量の情報が入力される補正量設定手段を備え、
    前記補正量設定手段から入力された前記補正量の情報を、前記空気調和機に送信する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の空気調和システム。
  4. 前記設定器は、
    記空調対象空間の温度の情報が入力される空間温度設定手段と、
    前記補正量の情報が入力される補正量設定手段とを備え、
    前記補正量設定手段から前記補正量の情報が入力された場合、当該補正量の情報を前記空気調和機に送信し、
    前記補正量設定手段から前記補正量の情報の入力が無く、前記空間温度設定手段から前記空調対象空間の温度の情報が入力された場合、当該空調対象空間の温度と、前記吸込温度センサにより検出された温度との差分を前記補正量として求め、該補正量の情報を前記空気調和機に送信し、
    前記補正量設定手段から前記補正量の情報の入力、及び、前記空間温度設定手段から前記空調対象空間の温度の情報の入力が無い場合、前記空間温度センサにより検出された前記空調対象空間の温度と、前記吸込温度センサにより検出された温度との差分を前記補正量として求め、該補正量の情報を前記空気調和機に送信する
    ことを特徴とする請求項1記載の空気調和システム。
  5. 前記設定器は、
    前記空間温度センサを複数備え、
    複数の前記空間温度センサの検出値の平均値を、前記空調対象空間の温度として求める
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の空気調和システム。
  6. 前記設定器は、
    前記空間温度センサにより検出された前記空調対象空間の温度が更新される度に、
    当該空調対象空間の温度と、前記吸込温度センサにより検出された温度との差分を前記補正量として求め、前記補正量の情報を前記空気調和機に送信する、
    ことを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の空気調和システム。
  7. 前記設定器は、
    前記補正量の情報を、定期的に前記空気調和機に送信し、
    記制御手段は、
    前記設定器から受信した前記補正量の情報を前記記憶手段に記憶させ、
    所定時間の間、前記設定器から前記補正量の情報を受信しない場合、前記吸込温度センサにより検出された温度に、前記記憶手段に記憶さた前記補正量を加えて前記制御温度を求める
    ことを特徴とする請求項1〜の何れか一項に記載の空気調和システム。
  8. 前記空調対象空間に配置され、前記設定温度を設定するリモートコントローラを備え、
    前記設定器は、
    前記リモートコントローラに配置された
    ことを特徴とする請求項1〜の何れか一項に記載の空気調和システム。
  9. 前記リモートコントローラは、表示手段を備え、
    前記設定器は、
    前記吸込温度センサにより検出された温度に、前記補正量を加えた温度を、当該リモートコントローラが配置された前記空調対象空間の温度として表示する
    ことを特徴とする請求項記載の空気調和システム。
  10. 前記設定器は、
    前記室内機に配置された
    ことを特徴とする請求項1〜の何れか一項に記載の空気調和システム。
  11. 室内に設置される室内機及び前記室内機に吸い込まれる空気の温度を検出する吸込温度センサを有し、前記室内の空調対象空間を空調する空気調和機と、前記空調対象空間の温度を検出する空間温度センサを有し、前記空気調和機と通信する設定器とを備えた空気調和システムの制御方法であって、
    前記設定器が、前記空間温度センサにより検出された前記空調対象空間の温度と前記吸込温度センサにより検出された温度との差分を補正量として求め、前記補正量の情報を前記空気調和機に送信する送信ステップと、
    前記空気調和機が、前記設定器から受信した前記補正量の情報を記憶手段に記憶させる記憶ステップと、
    前記空気調和機が、記吸込温度センサにより検出された温度に、前記設定器から受信した前記補正量を加えた制御温度が、設定された設定温度となるように当該空気調和機の動作を制御する制御ステップとを有し、
    前記記憶ステップは、前記室内機がサーモONからサーモOFFに切り替わったときに前記設定器が求めた前記補正量の情報と、前記室内機がサーモOFFからサーモONに切り替わったときに前記設定器が求めた前記補正量の情報と、を前記空気調和機が前記記憶手段に記憶させるステップを含み、
    前記制御ステップは、前記空気調和機が、前記設定器との通信が途絶えている場合、前記室内機のサーモON時には、前記吸込温度センサにより検出された温度に前記記憶手段に記憶された前記室内機がサーモONからサーモOFFに切り替わったときの前記補正量を加えて前記制御温度を求め、前記室内機のサーモOFF時には、前記吸込温度センサにより検出された温度に、前記記憶手段に記憶された前記室内機がサーモOFFからサーモONに切り替わったときの前記補正量を加えて前記制御温度を求めるステップを含むことを特徴とする空気調和システムの制御方法。
  12. 記送信ステップは、前記設定器が、前記補正量の情報を、定期的に前記空気調和機に送信し、
    前記制御ステップは、前記空気調和機が、所定時間の間、前記設定器から前記補正量の情報を受信しない場合、前記吸込温度センサにより検出された温度に、前記記憶ステップで記憶された前記補正量を加えて前記制御温度を求める
    ことを特徴とする請求項1記載の空気調和システムの制御方法。
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