JP5929208B2 - 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム Download PDF

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本発明は、画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラムに関する。
プリンターによる印刷結果においては、ドットの粒状性や、筋状の濃淡(筋状の色むら、バンディングとも言う。)の有無等が画質を評価する上で重要な要素となる。このような粒状性やバンディングの程度は、印刷媒体に付されたドットの大きさによって大きく異なる。
ここで、印刷媒体のロットが変った場合やインクのロットが変った場合における基準色に対する色再現性のずれを、インク量を表す階調データをインク量の異なる3種類のドットの形成量を表す階調データに変換するドット振分テーブルにより補償することにより、良好な色再現性を担保する印刷制御装置が知られている(特許文献1および2参照)。
特開2006‐103111号公報 特開2006‐103110号公報
印刷結果に求められる画質は、ドットの粒状性向上を優先した(粒状感の目立ちを抑えた)画質や、バンディング抑制を優先した画質等、ユーザーによって様々である。そのため、できるだけ容易な操作で優先したい画質が実現できる環境を、ユーザーに提供することが求められていた。また、そのようなユーザーが優先したい画質を実現する場合に、併せて、色再現性のずれ(画像データに基づいてプリンターで本来再現されるべき基準の色と、実際に当該画像データに基づいてプリンターで印刷媒体上に再現される色とのずれ)を的確に補償することも必要である。上記文献1,2においては、ドット振分テーブルを変更したことに伴う色再現性のずれを補償するという点で、さらなる改良の余地があった。
本発明は上記課題の少なくとも一つを解決するためになされたものであり、優先したい画質を容易に実現できる環境をユーザーに提供でき、また、色再現性のずれをより抑制することが可能な画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラムを提供する。
本発明にかかる画像処理装置の態様の一つは、インク量が異なる複数種類のドットのうち少なくとも一部の種類のドットについての使用量の指示を受け付けるためのユーザーインターフェース(UI)画面を所定の表示部に表示させる構成としてある。
当該構成によれば、ユーザーは、UI画面を介して、インク量が異なる複数種類のドットのうち少なくとも一部の種類のドットについて使用量を指示することで、所望の画質を容易に実現させることができる。
本発明の態様の一つとして、画像処理装置は、上記複数種類のドットのうち相対的にインク量が少ない一種類以上のドットについての使用量の指示を上記画面を介して受け付ける構成としてもよい。上記相対的にインク量が少ない種類のドットは、その使用量の多少が画質を大きく変えるものであるため、かかる種類のドットの使用量をユーザーが指示できるようにすることで、ユーザーは所望の画質を容易に実現させることができる。
本発明の態様の一つとして、画像処理装置は、印刷結果における粒状性向上と印刷結果における筋状の濃淡(バンディング)の発生抑制についての優先度合いを入力させるための表示を含む上記画面を表示させ、当該画面を介して、粒状性向上の優先度合いが高い旨の指示を入力した場合には上記インク量が少ない一種類以上のドットについての使用量を増加させる指示として受け付け、上記濃淡の発生抑制の優先度合いが高い旨の指示を入力した場合には上記インク量が少ない一種類以上のドットについての使用量を低下させる指示として受け付ける構成としてもよい。当該構成によれば、ユーザーは、上記相対的にインク量が少ない種類のドットについての使用量の指示を、使用量を直接的に指示するだけでなく、粒状性向上の優先やバンディング発生抑制の優先といった、より直感的に判りやすい画面上の案内表示を介して行なうことができる。
本発明の態様の一つとして、画像処理装置は、予め定められた基準となる上記複数種類のドットの使用量の下で再現される色に対する、上記指示にかかる複数種類のドットの使用量の下で再現される色のずれを補正するための補正データを取得し、当該補正データに基づいて、印刷に使用されるインク量を規定した画像データを補正する構成としてもよい。当該構成によれば、インク量が異なる複数種類のドットの使用量をユーザーの所望値とすることでユーザーが所望する画質を実現しつつ、併せて、色再現性のずれも補償することができる。
本発明の態様の一つとして、画像処理装置は、上記画像データのうち、上記色のずれが相対的に大きく表れる所定濃度範囲に対応するインク量を規定した画像データを対象として、上記補正を行なうとしてもよい。当該構成によれば、色ずれが相対的に大きく表れる所定濃度範囲に対応するインク量を規定した画像データのみを対象として上記補正を行なうため、優れた色再現性を少ない演算量にて短時間で実現することができる。
本発明にかかる技術的思想は画像処理装置という形態のみで実現されるものではなく、例えば、上述した画像処理装置が実行する処理工程を有する画像処理方法の発明や、上述した画像処理装置において実現される処理をハードウェア(コンピューター)に実行させる画像処理プログラムの発明なども、把握することが可能である。また、画像処理装置は、単独の装置によって実現されてもよいし、複数の装置からなるシステムとして実現されてもよいし、ある製品(例えば印刷装置)に組み込まれてもよい。
本実施形態にかかるシステムの構成を概略的に示すブロック図である。 UI画面の一例を示す図である。 UI画面の他の例を示す図である。 UI画面の他の例を示す図である。 印刷制御処理を示すフローチャートである。 標準LUT(色変換LUT)を例示する図である。 標準SMLテーブル(ドット振分テーブル)を例示する図である。 テストパターンの測色結果を例示する図である。 補正データとしての関数を例示する図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。
1.装置構成の概略
図1は、本実施形態にかかるシステム1の構成を概略的に示している。システム1は、例えば、コンピューター10およびプリンター20を有する。コンピューター10及び/又はプリンター20は、本発明の画像処理装置の例に該当する。画像処理装置は、画像処理方法の実行主体となる。コンピューター10では、演算処理の中枢をなすCPU11がシステムバスを介してコンピューター10全体を制御する。当該バスには、ROM12、RAM13、各種インターフェース(I/F18等)が接続され、またハードディスクドライブ(HDDRV)15を介して記憶手段としてのハードディスク(HD)14が接続されている。HD14にはオペレーティングシステムやアプリケーションプログラム、プリンタードライバー14d等が記憶され、これらはCPU11によって適宜RAM13に読み出され実行される。
また、HD14には、所定の入力表色系における複数の格子点に所定の出力表色系における色情報を対応付けた色変換ルックアップテーブル(LUT)としての標準LUT14a、インク量を表す階調データをインク量の異なる複数種類のドットの形成量を表す階調データに変換するドット振分テーブルとしての標準SMLテーブル14b、標準LUT14a等を補正するための補正データ14c等が格納されている。プリンタードライバー14dおよびこれらLUTやテーブル、補正データについては後述する。さらにコンピューター10は、例えば液晶ディスプレーによって構成される表示部16や、例えばキーボードやマウスやタッチパッドやタッチパネルによって構成される操作部17等を備える。
プリンター20は、コンピューター10によって制御される印刷装置の一例である。むろん、プリンター20は、コンピューター10の制御に依らず自機の機能によって印刷処理を実現できるものであってもよい。プリンター20では、I/F24がコンピューター10側のI/F18と有線あるは無線により通信可能に接続し、かつ、プリンターコントロールIC25等がシステムバスを介して接続されている。プリンターコントロールIC25においては、CPU21が、ROM22等に記憶されたソフトウェア(ファームウェア)を適宜RAM23に読み出して所定の制御を実行する。プリンターコントロールIC25は、主に印刷処理のための制御を実行するICであり、記録ヘッド26、ヘッド駆動部27、キャリッジ機構28、媒体送り機構29の各部と接続して各部を制御する。
記録ヘッド26は、各種インク(例えば、シアン(C)インク、マゼンタ(M)インク、イエロー(Y)インク、ブラック(K)インク、ライトシアン(Lc)インク、ライトマゼンダ(Lm)インク)毎のインクカートリッジから各種インクの供給を受け、各種インクに対応して設けられた複数のノズルからインク滴(ドット)を噴射(吐出)することで印刷媒体に画像を形成する。プリンターコントロールIC25は、ヘッド駆動部27に対して、印刷対象の画像を表現したラスタデータに対応する印加電圧データを出力する。ヘッド駆動部27は、印加電圧データから、記録ヘッド26の各ノズルに対応して形成された圧電素子への印加電圧パターン(駆動波形)を生成して出力し、記録ヘッド26の各ノズルにインク種類毎のドットを吐出させる。本実施形態では、記録ヘッド26は、各ノズルから、1ドットあたりのインク量が異なる複数種類のドットを吐出可能である。一例として、各ノズルは、インク量が異なる3種類のドットを吐出するものとし、最もインク量が多いドットを大ドット、次にインク量が多いドットを中ドット、最もインク量が少ないドットを小ドットと呼ぶ。
キャリッジ機構28は、プリンターコントロールIC25に制御されて、プリンター20が備える図示しないガイドレールに沿って不図示のキャリッジを往復動させる駆動装置である。キャリッジには記録ヘッド26が搭載され、記録ヘッド26は、ドットの吐出とともにガイドレールに沿って往復動(主走査)する。媒体送り機構29は、プリンターコントロールIC25によって制御されることにより、不図示のローラー等によって印刷媒体を搬送方向に搬送する。また、プリンター20は、例えば液晶ディスプレーによって構成される表示部32や、例えばボタンやタッチパネル等によって構成される操作部33を備える。なお、プリンター20としては、インクジェット式による機種だけでなくサーマル式や昇華型など他の仕組みで画像を印刷するものや、ラインヘッド式の機種を採用してもよい。
2.UI画面の説明
図2は、本実施形態においてユーザーに提供されるUI画面16aを例示している。UI画面16aは、インク量が異なる複数種類のドットのうち少なくとも一部の種類のドットについての使用量の指示を受け付けるための画面である。UI画面16aは、例えば、コンピューター10の表示部16に表示される。ここでは、コンピューター10に搭載された所定のアプリケーションプログラムあるいはプリンタードライバー14dの機能により表示部16に表示される印刷設定画面の一部として、UI画面16aが表示されているものとする。図2に例示するように、UI画面16aでは、小ドットの使用量(使用率)および中ドットの使用量(使用率)の組合せを複数提示しており、かつ、各組合せに対応して選択欄16a1を表示している。ユーザーは、操作部17を操作して、複数の選択欄16a1の中から任意に一つの選択欄を選択することにより、小ドットの使用量(使用率)および中ドットの使用量(使用率)の組合せを一つ選択することができる。ここではドットの使用量をパーセント(%)で表現しているが、これは印刷媒体の単位領域に対するドットによる被覆率(濃度)に相当する。いずれにしても、ユーザーに対しては、数値の大小によってドットの使用量の多少が示されている。
ここで、印刷対象の画像を印刷媒体上に再現する際、小、中、大ドットをそれぞれどの程度まで使用するかによって、再現される画像の質は大きく異なる。一般的には、比較的小さいドット(小ドットや中ドット)を多めに使用することでドットの粒状感が目立ち難くなり、粒状性が向上する。逆に、大ドットを多めに使用することで、白筋などのバンディングの発生を抑制することができる。そのためユーザーは、粒状性向上を優先したい場合は、小ドットの使用量(使用率)および中ドットの使用量(使用率)が多い組合せを選択し、バンディング発生抑制を優先したい場合は、小ドットの使用量(使用率)および中ドットの使用量(使用率)が少ない組合せを選択すればよい。なお、UI画面16aを介しユーザーが指示した内容が、以後の処理にどのように反映されるかについては後述する。
図3は、UI画面16aの他の例を示している。図3に示すように、UI画面16aでは、小、中ドットそれぞれの使用量を示した数値に加え、それぞれの数値が意味する画質を概念的に説明した言葉を表示してもよい。例えば、選択肢の中で最も多い小ドットの使用量(使用率)および中ドットの使用量(使用率)の数値に付随して[粒状性優先]と記す。また例えば、所定の基準値としての小ドットの使用量(使用率)および中ドットの使用量(使用率)へは[標準画質]と、比較的少ない小ドットの使用量(使用率)および中ドットの使用量(使用率)の数値へは[バンディング抑制優先]や[バンディング抑制最優先]等と記す。このように、小、中ドットの使用量が意味する画質を概念的に説明した言葉を併せて表示すれば、ユーザーとしては、所望の画質を実現するための小、中ドットの使用量をより簡単に選択することができる。なお、UI画面16aでは、図2,3に示したように予め用意された幾つかの選択肢の中から小、中ドットの使用量を選択させるのではなく、小、中ドットの使用量を直接的に示す数値をユーザーに任意に入力させるとしてもよい。
図4は、UI画面16aの他の例を示している。図4に示すように、UI画面16aでは、バンディング抑制と粒状性という両要素間における優先度合いを指示するためのスライダーバー16a2を表示してもよい。ユーザーは、操作部17を操作することにより、スライダーバー16a2の位置を両端の「バンディング抑制優先」と「粒状性優先」との間で任意に指示することができる。つまり、「バンディング抑制優先」の度合いを高めたい場合は「バンディング抑制優先」側へスライダーバー16a2を位置させ、「粒状性優先」の度合いを高めたい場合は「粒状性優先」側へスライダーバー16a2を位置させる。また、上記両要素の重要度を同等としたい場合は、上記基準値としての小ドットの使用量(使用率)および中ドットの使用量(使用率)に対応するデフォルト位置16a3に、スライダーバー16a2を合わせる。スライダーバー16a2の位置が意味する(指示する)小、中ドットの使用量は予め定められている。むろん、[粒状性優先]に近い位置ほど、多い小ドットの使用量(使用率)および中ドットの使用量(使用率)を指示することになり、[バンディング抑制優先]に近い位置ほど、少ない小ドットの使用量(使用率)および中ドットの使用量(使用率)を指示することになる。このようなスライダーバー16a2の位置により上記両要素間の優先度合いを指示可能とすると、ユーザーとしては結果的に、所望の画質を実現するための小、中ドットの使用量を極めて感覚的に選択したことになる。なお、UI画面16aの具体的なデザインは、図2,3,4に例示したものに限られないことは言うまでも無い。
3.印刷制御処理
図5は、本実施形態においてコンピューター10のCPU11がプリンタードライバー14dに従って実行する印刷制御処理を、フローチャートにより示している。
ステップS100では、CPU11は、印刷対象としてユーザーにより選択された画像データを、HD14等の所定の記憶領域から読み出して取得する。ユーザーは、表示部16に表示された所定のUI画面を視認しながら操作部17を操作することにより、印刷対象とする画像データを任意に選択することができる。画像データは、各画素が後述の色変換処理(ステップS140)において使用される色変換LUTの入力表色系で規定されたデータであるとする。本実施形態では一例として、sRGB(レッド、グリーン、ブルー)表色系を、色変換LUTの入力表色系とする。なお、取得した画像データが当該入力表色系に対応していない場合には、CPU11は、取得した画像データを当該入力表色系のデータに適宜変換する。また、CPU11は、画像データに対して、解像度変換処理や画質補正処理などを適宜施すことができる。
ステップS110では、CPU11は、小、中ドットの使用量が、上記基準値から変更されているか否か判定し、判定結果に応じて処理を分岐する。つまり、ユーザーが図2,3,4のいずれかに例示したようなUI画面16aを介して、上記基準値としての小、中ドットの使用量(例えば、小ドットの使用量(使用率)=20%および中ドットの使用量(使用率)=30%)を直接的あるいは間接的に指示しているか否か判定し、上記基準値を指示している場合にはステップS120へ進み、上記基準値以外の使用量を指示している場合はステップS130へ進む。
ステップS120では、CPU11は、色変換処理(ステップS140)において使用する色変換LUTとして、HD14に保存されている標準LUT14aを設定する。またステップS120では、CPU11は、色変換処理後のドット振分処理(S150)において使用するドット振分テーブルとして、HD14に保存されている標準SMLテーブル14bを設定する。
図6は、標準LUT14aを例示している。標準LUT14aは、sRGB表色系における複数の格子点(RGB値)と一対一でインク量の組合せ(プリンター20が使用するCMYKLcLmの各インクのインク量の組合せ、インク量セットと呼ぶ。)を定義付けたテーブルである。インク量セットは、出力表色系における色情報に該当する。標準LUT14aが定義するR,G,Bの各値およびC,M,Y,K,Lc,Lmの各値はいずれも、所定の階調(例えば0〜255階調)で表現される。インク量としてのCMYKLcLmの各階調値は、印刷媒体におけるインクの濃度(0〜100%)を示しているとも言える。標準LUT14aは、公知の手法により、プリンター20の色再現特性などに基づいて予め生成され保存されている。
図7は、標準SMLテーブル14bを例示している。標準SMLテーブル14bは、プリンター20が使用するインク種類毎に予め生成されており、図7では、一例としてCインクに関する標準SMLテーブル14bを示している。標準SMLテーブル14bは、あるインクのインク量を示す入力階調値(0〜255)を、小、中、大ドット毎のドット形成量(出力階調値0〜255)に変換するテーブルである。ここで、標準SMLテーブル14bの生成方法について、ごく簡単に説明する(適宜、特開2006‐103111号公報など参照のこと)。まず、大ドットに対する小ドットの代替比率X1と、大ドットに対する中ドットの代替比率X2とが求められる。代替比率X1とは、プリンターにより印刷媒体上に吐出された一つの(Cインクの)大ドットの色彩値と同等の色彩値を実現するために同プリンターにより印刷媒体に吐出すべき(Cインクの)小ドットの数である。同様に、代替比率X2とは、プリンターにより印刷媒体上に吐出された一つの(Cインクの)大ドットの色彩値と同等の色彩値を実現するために同プリンターにより印刷媒体に吐出すべき(Cインクの)中ドットの数である。1<X2<X1の関係が成り立つ。
次に、図7の破線に示すように、印刷に大ドットのみを用いると仮定した場合、入力階調値が0〜255までリニア(直線的)に増加すると大ドットのドット形成量が0〜255までリニアに増加(比例)する相関であると定義する。次に、大ドットの形成量を他のドットの形成量で代替する処理を行う。ここで、小ドットの形成量の最大値をa1・X1とする。このa1・X1は、上記基準値としての小ドットの使用量(例えば20%)を、0〜255の階調範囲で正規化(変換)したものである。かかる変換は、使用量(%)に、255/100を乗算すればよい。同様に、中ドットの形成量の最大値をa2・X2とする。a2・X2は、上記基準値としての中ドットの使用量(例えば30%)を、0〜255の階調範囲で正規化したものである。小ドットの代替比率はX1であり、破線で示す大ドットのみの相関は傾き1の直線であるので、小ドットについては傾きX1の直線になる。そこで、小ドットのドット形成量へ変換するテーブル(関数)は、入力階調値0〜a1について傾きX1の直線とし、入力階調値a1〜a2について傾き−a1・X1/(a2−a1)の直線とする(実線)。この結果、大ドットの形成量は、入力階調値0〜a1まで0になり、入力階調値a1〜a2において図の二重線に示すドット形成量となる。
次に入力階調値a1〜a2において小ドットへの振り分け後の大ドット(二重線で図示)の形成量を中ドットの形成量で代替する。中ドットの代替比率はX2であるため、図の二重線の傾きa2/(a2−a1)のX2倍の傾きを有する直線を中ドットの形成量とする。そこで、中ドットのドット形成量へ変換するテーブル(関数)は、入力階調値a1〜a2について傾きa2・X2/(a2−a1)の直線とし、入力階調値a2〜255については傾き−a2・X2/(255−a2)の直線とする(一点鎖線)。また、この結果、大ドットのドット形成量へ変換するテーブル(関数)は、入力階調値0〜a2についてはドット形成量0、入力階調値a2〜255については傾き255/(255−a2)の直線とする(二点鎖線)。このような標準SMLテーブル14bは、インク種類毎に生成される。なお、標準SMLテーブル14bの生成方法は上述したものに限られず、例えば、小ドットと大ドットとを混在させて形成させるようにしてもよいし、各ドット種類のテーブルにおけるドットを形成する範囲等は様々な態様が考えられる。さらに、テーブルの一部あるいは全部を曲線とすることもできる。
一方、ステップS130では、CPU11は、上記UI画面16aを介して直接的あるいは間接的に指示された小、中ドットの使用量(小、中ドットの使用量の上記基準値からの変更)に対応した色変換LUTおよびドット振分テーブルを設定する。
まず、上記基準値からの変更に対応したドット振分テーブル(インク種類毎のテーブル)としては、例えば、上述した標準SMLテーブル14bと同様の方法で生成可能である。つまり、小ドットの形成量の最大値a1・X1を、上記UI画面16aを介して指示された小ドットの使用量(例えば10%)を0〜255の階調範囲で正規化した値とする。同様に、中ドットの形成量の最大値a2・X2を、上記UI画面16aを介して指示された中ドットの使用量(例えば20%)を0〜255の階調範囲で正規化した値とする。代替比率X1,X2は、標準SMLテーブル14bを生成したときの値と同じであり既知である。つまり、ユーザーから小、中ドットの使用量の変更指示があると、ドット振分テーブルが規定する小ドット用のテーブルの頂点位置(最大ドット形成量)と中ドット用のテーブルの頂点位置(最大ドット形成量)が標準SMLテーブル14bと比較して変化する。
なお、上記基準値からの変更に対応したドット振分テーブルは、予め標準SMLテーブル14bと同様にHD14に保存された、複数の小、中ドットの使用量に対応して生成された複数のドット振分テーブルの中から、そのとき指示されている小、中ドットの使用量に該当するテーブルを選択して設定してもよい。あるいは、ステップS130のタイミングで上記基準値からの変更に対応したドット振分テーブルを生成してもよい。このように設定される上記基準値からの変更に対応したドット振分テーブルは、UI画面16aにおいて[粒状性優先]にかかる小、中ドットの使用量が指示されていれば、標準SMLテーブル14bと比較して小、中ドットの形成量を多くする効果を発揮するものである。一方、UI画面16aにおいて[バンディング抑制優先]等にかかる小、中ドットの使用量が指示されていれば、標準SMLテーブル14bと比較して小、中ドットの形成量を少なくする効果を発揮するドット振分テーブルが設定される。
次に、小、中ドットの使用量の上記基準値からの変更に対応した色変換LUTの設定について説明する。HD14には、小、中ドットの使用量の上記基準値からの複数の変更に対応した複数の補正データ14cが予め保存されている。補正データ14cは、予め定められた基準となる上記複数種類のドットの使用量(標準SMLテーブル14b)の下で再現される色に対する、上記指示にかかる複数種類のドットの使用量(小、中ドットの使用量の上記基準値からの変更に対応したドット振分テーブル)の下で再現される色のずれを補正するデータ(テーブルや関数)である。
このような補正データ14cの取得方法について説明する。
例えば、各画素のインク量を表す階調値が0〜255まで一定方向に段階的(あるいはグラテーション状に)に変化するテストパターンを表現するテスト画像データに基づいて、一種類のインク(例えばCインク)を用いてプリンターにより当該テストパターンを印刷媒体に印刷させる。この際、印刷までの過程で、テスト画像データに対する小、中、大ドットへのドット振分処理、ハーフトーン処理、ラスタライズ処理といった公知の処理が実行されるが、ドット振分処理においては、標準SMLテーブル14b含む、複数の小、中ドットの使用量に対応した複数のドット振分テーブルの中から、一つのドット振分テーブルを選択して用いるものとする。このように印刷されたテストパターンであって、ドット振分処理に標準SMLテーブル14bが用いられたテストパターンの測色結果を、図8のグラフG3(一点鎖線)により示している。
図8では、テスト画像データの階調変化に対する測色結果の変化を例示している。ここでいう測色結果とは、例えば、CIE(1976)規格のL*a*b*表色系における色彩値のうち明度(L*値)である。同様に、図8ではテストパターンの測色結果をグラフG1,G2,G4により示している。グラフG1(二点鎖線)は、例えば、小ドットの使用量0%、中ドットの使用量0%に対応したドット振分テーブルをドット振分処理に使用(大ドットのみの使用なので実質的にドット振分処理せず。)して印刷されたテストパターンの測色結果である。また、グラフG2(実線)は、例えば、小ドットの使用量10%、中ドットの使用量20%に対応したドット振分テーブルをドット振分処理に使用して印刷されたテストパターンの測色結果である。また、グラフG4(破線)は、例えば、小ドットの使用量40%、中ドットの使用量50%に対応したドット振分テーブルをドット振分処理に使用して印刷されたテストパターンの測色結果である。
ここで、標準SMLテーブル14bを含む各ドット振分デーブルでは、いずれも上記代替比率X1,X2を遵守してドット振分が規定されているため、基本的には、いずれのドット振分テーブルを用いてもテストパターンの印刷結果の色彩値は変らないはずである。しかしながら、実際には、使用するドット振分テーブルが異なれば、印刷結果の色彩値も図8に例示する様に異なってしまう。これは、例えば、記録ヘッド26におけるノズルの吐出精度のばらつき等に起因する。つまり、一つの大ドットを吐出する替わりにX1個の小ドットを吐出する場合、X1個の小ドットを理想的な配置(小ドット間の距離や重なり方)やドット形状で印刷媒体に着弾させることができれば一つの大ドットと同じ色が再現されるところ、ノズル毎の吐出方向の微妙なばらつきや、ドットの割れ等に起因して、必ずしも理想的な配置や形状にならないことがある。そのため、ある同じ色を印刷媒体に再現しようとする場合に、異なるドット振分テーブルを用いて印刷すると、それらの印刷結果の色彩値が一致しないこととなる。図8の例を見ると、小ドットおよび中ドットの使用量を標準SMLテーブル14bよりも増やすと、概ね印刷結果の色が明るくなり(グラフG4参照)、小ドットおよび中ドットの使用量を標準SMLテーブル14bよりも減らすと、概ね印刷結果の色が暗くなる(グラフG1,G2参照)ことが判る。
そこで、補正データ14cは、このような色再現性のずれを補償するために生成されている。一例として、グラフG3に対するグラフG2のずれに注目すると、グラフG3において階調値pによって再現されている色彩値(L*値)と同等の色彩値(L*値)を、グラフG2において再現する階調値はqである。そのため、グラフG2については、階調値pから階調値qへの補正関係が成り立つ。このような補正関係を、全階調に亘って規定したものが、図9に例示した関数F2(実線)である。つまり関数F2は、標準SMLテーブル14bをドット振分処理に使用して印刷された画像の色彩値(基準色彩値)に対する、小ドットの使用量10%、中ドットの使用量20%に対応したドット振分テーブルをドット振分処理に使用して印刷された画像の色彩値のずれを補償するための補正データ14cである。むろん補正データ14cも、ある小、中ドットの使用量に関し、インク種類毎に用意されている。同様に、図9に例示した関数F1(二点鎖線)は、基準色彩値に対する、小ドットの使用量0%、中ドットの使用量0%に対応したドット振分テーブルをドット振分処理に使用して(つまりドット振分処理を実行せず)印刷された画像の色彩値のずれを補償するための補正データ14cである。同様に、図9に例示した関数F4(破線)は、基準色彩値に対する、小ドットの使用量40%、中ドットの使用量50%に対応したドット振分テーブルをドット振分処理に使用して印刷された画像の色彩値のずれを補償するための補正データ14cである。なお、図9に示した関数F3(一点鎖線)は、入力=出力の関係を規定した傾き1の関数である。
上記ステップS130では、現在指示されている小、中ドットの使用量に対応する補正データ14c(インク種類毎の補正データ14c)をHD14から読み出し、読み出したインク種類毎の補正データ14cによって標準LUT14aを補正することにより、小、中ドットの使用量の上記基準値からの変更に対応した色変換LUTを設定する。つまり、標準LUT14aが規定するインク量セットを構成するCMYKLcLmの各インク量(0〜255)を、インク種類毎の補正データ14cで変換し、変換後の各インク量で構成されるインク量セットを、変換前のインク量セットが対応付けられていたRGB値に対応付けることにより、色再現性の補償も併せて実現する色変換LUTが生成される。なお、現在指示されている小、中ドットの使用量に対応する補正データ14cがHD14に必ずしも保存されているとは限らない。そこで、当該指示されている小、中ドットの使用量に対応する補正データ14cがHD14に保存されていない場合は、HD14に保存された、当該指示されている小、中ドットの使用量に近い小、中ドットの使用量にかかる複数の補正データ14cを参照した補間演算により、当該指示されている小、中ドットの使用量に対応する補正データ14cを生成し、補正に用いる。
ステップS140では、CPU11は、ステップS120,S130のいずれかにおいて設定された色変換LUTを参照して、上記印刷対象の画像データを色変換する。この結果、画素毎にCMYKLcLmのインク量セットを有する画像データが生成される。むろん、色変換に際して参照した色変換LUTの違いに応じて、画像データを構成するインク量セットの少なくとも一部は異なる結果となる(UI画面16aを介して指示された小、中ドットの使用量の違いに応じて生じる色ずれが補償される)。
ステップS150では、CPU11は、テップS120,S130のいずれかにおいて設定されたドット振分テーブルを参照して、画像データの画素毎のインク量セットを構成する各インク量(階調値)を、小、中、大ドットの形成量(階調値)に変換する(ドット振分処理)。ステップS160では、CPU11は、ドット振分処理後の画像データを対象としていわゆるハーフトーン処理を実行する。ハーフトーン処理では、ディザ法や誤差拡散法など公知の手法を用い、画像データを構成する画素毎かつインク種類毎に、ドットの非吐出/小ドット吐出/中ドット吐出/大ドット吐出のいずれかを規定したハーフトーンデータを生成する。ステップS170では、CPU11は、ハーフトーンデータに対して所定のラスタライズ処理を施し、記録ヘッド26がインクを吐出する順番にデータを並べ替えたインク種類毎のラスタデータを生成する。ステップS180では、CPU11は、ラスタデータを含む印刷コマンドを、I/F18を介してプリンター20へ出力する。この結果、プリンター20側では、プリンターコントロールIC25による制御下で、ラスタデータに基づいて上述したような印刷処理を実行する。
このように本実施形態によれば、UI画面16aを表示部16に表示することで、ユーザーが、インク量の異なる複数種類のドットのうち、小、中ドットについての使用量を容易に直接的あるいは間接的に指示できるようにした。そのため、粒状性向上を優先した画質やバンディング抑制を優先した画質等、所望する画質を容易に実現するための環境をユーザーに提供することができる。また、小、中ドットの使用量(ドット振分テーブルにおける小、中ドットの形成量の最大値)をユーザーが任意に変更できることに伴い発生し得る色再現性のずれを、ドット振分テーブルに入力させる前のインク量を補正することで補償するようにした。そのため、上述したようなユーザーが所望する画質の実現のみならず、優れた色再現性も実現した印刷結果が得られる。
4.他の実施形態
本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば以下のような実施形態も可能である。上記実施形態や以下の実施形態を適宜組み合わせた内容も、本発明の開示範囲である。以下では、これまでに説明した事項と同様の事項については、適宜説明を省略する。
上記実施形態では、ステップS130において、標準LUT14aを補正データ14cで補正するとしたが、この処理は必須ではない。標準LUT14aを補正データ14cで補正せず、色変換処理(ステップS140)では標準LUT14aを用いて実行し、色変換後の画像データを、ステップS130で設定した補正データ14cによって補正してもよい。
また、図8を参照すると、ドット振分テーブルにおける小、中ドットの使用量を変更したことに起因する色彩値のずれは、主に、中間調の濃度範囲(例えば、階調値40〜160等の範囲)において大きく表れていると言える。そこで、このような中間調範囲に対応するインク量を対象として、補正データ14cによる補正を行なうとしてもよい。具体的には、標準LUT14aが規定するインク量を補正する場合、当該中間調範囲に属するインク量(階調値)のみ補正する。あるいは、色変換処理(ステップS140)で標準LUT14aを用いて色変換された後の画像データを構成する各画素のインク量(階調値)のうち、当該中間調範囲に属するインク量のみ補正する。かかる構成によれば、色再現性のずれが相対的に大きく表れる所定階調範囲に対応するインク量のみを対象として補正を行なうため、色再現性のずれの補償を少ない演算量にて短時間で実現することができ好適である。
上述したように、プリンター20が本発明にかかる画像処理装置として機能するとしてもよい。この場合、これまでコンピューター10側の構成を例に説明した各処理(UI画面16aの表示処理や図5のフローチャート等)を、プリンターコントロールIC25がファームウェアに基づいて実現する。つまりプリンターコントロールIC25が、表示部32にUI画面16aを表示させ、ユーザーによる操作部33の操作により、UI画面16aを介して各種ドットの使用量の指示等を受け付ける。また、プリンターコントロールIC25が、色変換LUT(標準LUT14a等)やドット振分テーブル(標準SMLテーブル14b等)や補正データ14cを備え、上述したようなインク量に対する補正を伴う印刷制御処理を実行する。また、本明細書において「インク」とは、インクジェット式プリンターやオフセット印刷等に用いられる液体状インクに限らず、レーザープリンターに用いられるトナー等も含む広い意味で使用されている。このような「インク」の広い意味を有する他の用語としては、「色材」や「着色材」、「着色剤」を用いることも可能である。
1…システム、10…コンピューター、11…CPU、14…HD、14a…標準LUT、14b…標準SMLテーブル、14c…補正データ、14d…プリンタードライバー、16…表示部、16a…UI画面、16a1…選択欄、16a2…スライダーバー、17…操作部、20…プリンター、25…プリンターコントロールIC、26…記録ヘッド、27…ヘッド駆動部、28…キャリッジ機構、29…媒体送り機構、32…表示部、33…操作部、F1,F2,F3,F4…関数

Claims (6)

  1. インク量が異なる複数種類のドットのうち少なくとも一部の種類のドットについての使用量の指示を受け付けるためのユーザーインターフェース画面を所定の表示部に表示させ
    予め定められた基準となる上記複数種類のドットの使用量の下で再現される色に対する、上記指示にかかる複数種類のドットの使用量の下で再現される色のずれを補正するための補正データを取得し、
    上記補正データに基づいて、印刷に使用されるインク量を規定した画像データを補正する、ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 上記複数種類のドットのうち相対的にインク量が少ない一種類以上のドットについての使用量の指示を上記画面を介して受け付けることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 印刷結果における粒状性向上と印刷結果における筋状の濃淡の発生抑制についての優先度合いを入力させるための表示を含む上記画面を表示させ、当該画面を介して、粒状性向上の優先度合いが高い旨の指示を入力した場合には上記インク量が少ない一種類以上のドットについての使用量を増加させる指示として受け付け、上記濃淡の発生抑制の優先度合いが高い旨の指示を入力した場合には上記インク量が少ない一種類以上のドットについての使用量を低下させる指示として受け付けることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 上記画像データのうち、上記色のずれが相対的に大きく表れる所定濃度範囲に対応するインク量を規定した画像データを対象として、上記補正を行なうことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の画像処理装置。
  5. インク量が異なる複数種類のドットのうち少なくとも一部の種類のドットについての使用量の指示を受け付けるためのユーザーインターフェース画面を所定の表示部に表示させ
    予め定められた基準となる上記複数種類のドットの使用量の下で再現される色に対する、上記指示にかかる複数種類のドットの使用量の下で再現される色のずれを補正するための補正データを取得し、
    上記補正データに基づいて、印刷に使用されるインク量を規定した画像データを補正する、ことを特徴とする画像処理方法。
  6. インク量が異なる複数種類のドットのうち少なくとも一部の種類のドットについての使用量の指示を受け付けるためのユーザーインターフェース画面を所定の表示部に表示する機能と、
    予め定められた基準となる上記複数種類のドットの使用量の下で再現される色に対する、上記指示にかかる複数種類のドットの使用量の下で再現される色のずれを補正するための補正データを取得する機能と、
    上記補正データに基づいて、印刷に使用されるインク量を規定した画像データを補正する機能とを、コンピューターに実行させることを特徴とする画像処理プログラム。
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