JP5928006B2 - プリンタ及び電子機器 - Google Patents

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本発明は、プリンタ及び電子機器に関する。
サーマルヘッドが蓋側に設けられ、本体に対して蓋を閉じて本体側に設けられたプラテンローラにサーマルヘッドを圧接して印刷を行うヘッド解除機構を有するサーマルプリンタが知られている。例えば、特許文献1は支軸を中心としてプラテンローラが設けられた本体に対して蓋を開閉可能に取り付け、サーマルヘッドが設けられた蓋を本体側に閉じることによって、サーマルヘッドをプラテンローラに圧接し、サーマルヘッドとプラテンローラ間に用紙とインクシートを挟持搬送し、用紙にデータを印刷する熱転写プリンタを開示し、更に複数のプーリと歯付きベルトを使用して用紙とインクシートを離反させる構成を開示する。
上記のようなサーマルプリンタでは、例えば蓋の開閉はレバーによって行われ、蓋の開閉を確認する為の検知センサが設けられている。
特開平6−227083号公報
しかしながら、蓋の開閉を確認する為の検知センサを実装することは装置のコストアップの原因となる。また、検知センサを配設する為、装置自体の形状の自由度が制限され、更に制御回路の割り込みポートの使用自由度も制限される。一方、コストダウン等の為、検知センサを実装しない場合、蓋が開いた状態での所謂空印刷を行うことはサーマルヘッドに悪影響を与えるだけでなく、空印刷中にサーマルヘッドが加熱し、指等が触れると、火傷する危険もある。
そこで、本発明は装置をコストアップすることなく、装置自体の形状自由度や割り込みポートの使用自由度を制限することなく、サーマルヘッドが設けられた蓋の開閉を検知することができるサーマルプリンタを提供するものである。
上記課題は本発明によれば、蓋が閉成するのと連動して、記録ヘッドとプラテンローラとの間に記録媒体が挟持された状態で前記プラテンローラを回動させることにより前記記録媒体を搬送するモータと、前記プラテンローラの回転に応じて発生する信号を検出する検出手段と、記録媒体を搬送するために前記モータに与えられる電圧よりも低い電圧を前記モータに与えたときに前記検出手段により検出される前記信号の有無に基づいて、前記蓋の開閉状態を判別する判別手段と、を備えることを特徴とするプリンタを提供することによって達成できる。
上記課題は本発明によれば、蓋が閉成するのと連動して、所定の部材とローラとの間に搬送物が挟持された状態で前記ローラを回動させることにより前記搬送物を搬送するモータと、前記ローラの回転に応じて発生する信号を検出する検出手段と、搬送物を搬送するために前記モータに与えられる電圧よりも低い電圧を前記モータに与えたときに前記検出手段により検出される前記信号の有無に基づいて、前記蓋の開閉状態を判別する判別手段と、を備えることを特徴とする電子機器を提供することによって達成できる。
上記課題は本発明によれば、蓋が閉成するのと連動して、記録ヘッドとプラテンローラとの間に記録媒体が挟持された状態で前記プラテンローラを回動させることにより前記記録媒体を搬送するモータと、前記プラテンローラの回転に応じた周期で発生する信号を検出する検出手段と、前記蓋が開いているときと閉じているときとでプラテンローラの回転速度が異なる電圧を前記モータに与えたときに前記検出手段により検出される前記信号の周期に基づいて、前記蓋の開閉状態を判別する判別手段と、を備えることを特徴とするプリンタを提供することによって達成できる。
上記課題は本発明によれば、蓋が閉成するのと連動して、所定の部材とローラとの間に搬送物が挟持された状態で前記ローラを回動させることにより前記搬送物を搬送するモータと、前記ローラの回転に応じた周期で発生する信号を検出する検出手段と、前記蓋が開いているときと閉じているときとでローラの回転速度が異なる電圧を前記モータに与えたときに前記検出手段により検出される前記信号の周期に基づいて、前記蓋の開閉状態を判別する判別手段と、を備えることを特徴とする電子機器を提供することによって達成できる。
本発明によれば、印刷開始時及び印刷処理中においても蓋の解放を検知でき、蓋が開いた状態での空印刷を回避でき、サーマルヘッドに悪影響を与えることなく、空印刷によるサーマルヘッドの加熱も防止できる。
本実施形態のサーマルプリンタの回路構成を説明する図である。 (a)は本実施形態のサーマルプリンタの外観図であり、(b)はサーマルプリンタのカバーを解放した状態を示す図である。 (a)はカバーを閉じた状態のサーマルプリンタの模式図であり、(b)はカバーを開いた状態のサーマルプリンタの模式図であり、(c)はDCモータ及びDCモータ近傍に設けられたエンコーダ等の構成を説明する図である。 DCモータの駆動回路を説明する回路図である。 印刷開始時において、カバーの開閉状態を検出する処理を説明するフローチャートである。 印刷処理中において、カバーの開閉状態を検出する処理を説明するフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図2(a)は本実施形態のサーマルプリンタ1の外観図であり、同図(b)はサーマルプリンタ1の本体2に対してカバー3を解放した状態を示す図である。尚、本例のサーマルプリンタ1はラベルプリンタとして機能する。
サーマルプリンタ1の本体2には、プリンタユニット4、プラテンローラ5、感熱ロールテープ6、及び後述する直流モータ(以下、DCモータで示す)等が設けられ、DCモータの回転駆動力は後述する複数のギヤ等で構成される伝達機構によってプラテンローラ5に伝達される。
また、本体2の前側面下部にはホスト機器である、例えばパーソナルコンピュータ(PC)に接続する為のUSB端子11も設けられ、更に本体2にはBluetooth(登録商標)通信を行う為のBluetooth(登録商標)モジュールも設けられている。
一方、カバー3にはサーマルヘッド7やカッター8が配設され、カバー3は支軸9を回転中心として本体2に対して開閉可能に構成されている。このカバー3を閉じることによって、プラテンローラ5とサーマルヘッド7は所定の圧力(例えば、400〜500g/cmの圧力)で当接する。また、プラテンローラ5とサーマルヘッド7間には引き出された感熱ロールテープ6の先端が狭持され、DCモータを駆動することによってプラテンローラ5が回動し、サーマルヘッド7によって感熱ロールテープ6に印刷が行われる。尚、印刷が行われた感熱ロールテープ6は機外に排出され、所定のタイミングでカッター8によって切断される。
また、サーマルプリンタ1のカバー3には開閉レバー10が設けられており、この開閉レバー10を操作することによって、カバー3を開閉することができる。
図3は上記カバー3の開閉状態、及び本体2に設けられたモータ近傍の機構構成を模式的に示す図であり、同図(a)はカバー3を閉じた状態を示す図であり、同図(b)はカバー3が開いた状態を示す図であり、同図(c)はDCモータ13及びDCモータ13の近傍に設けられた回転伝達機構やエンコーダ14の構成を説明する図である。
DCモータ13の回転軸15には、複数の歯付きギヤ16a、16b、16cが設けられ、DCモータ13の回転力を前述のプラテンローラ5に伝達する。また、DCモータ13の回転軸15には、4枚の羽根17が取り付けられ、DCモータ13の回転によって4枚の羽根17を回転し、エンコーダ14によってDCモータ13の回転周期を検出する。
図1は上記サーマルプリンタ1の回路構成を説明する図である。サーマルプリンタ1は、中央制御回路18、メモリ制御回路19、表示画面制御回路20、表示デバイス21、ユーザインターフェース(以下、UIで示す)制御回路22、電源回路23、及び前述のサーマルヘッド7や、USB端子11、Bluetooth(登録商標)モジュール12、DCモータ13、エンコーダ14で構成されている。
メモリ制御回路19は内部にROM及びRAMを備え、ROMに記憶されたプログラムによって中央制御回路18は、サーマルプリンタ1のシステム制御を行う。また、RAMは中央制御回路18が処理を行う際のワークエリアとして使用される。
表示デバイス21は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)等のディスプレイであり、表示画面制御回路20によって中央制御回路18からの表示データの転送が行われ、また表示画面制御回路20によってバックライト等の制御が行われる。また、UI制御回路22は、例えばキーボードやマウス、又はリモコンやタッチパネル等の入力デバイスから入力された情報に基づいて、例えばメニュー画面表示等の制御を中央制御回路18に行なわせる。
電源回路23は、サーマルヘッド7や、DCモータ13、中央制御回路18等に電源供給を行う。サーマルヘッド7は電源回路23から電源供給を受けると共に、中央制御回路18から出力されたデータと印刷信号を受け取り、内部のドライバICによって制御を行い、サーマルヘッド7に圧接する感熱ロールテープ6に対して印刷を行う。
一方、DCモータ13は、中央制御回路18から出力されるPWM信号に従って駆動し、中央制御回路18はエンコーダ14からのDCモータ13の回転周期の情報を受信し、PWM信号のデューティ比を可変する。例えば、感熱ロールテープ6の搬送負荷等の変動によりDCモータ13の回転周期が低下すると、中央制御回路18はPWM信号のデューティ比を上げ、DCモータ13の回転速度を増し、DCモータ13の回転周期が高くなるとPWM信号のデューティ比を下げ、DCモータ13の回転速度を低下させる。
尚、DCモータ13を駆動させるほどの電流を中央制御回路18から出力することは困難であり、回転に必要な電力は電源回路23から受け取り、中央制御回路18からのPWM信号によってDCモータ13に供給する電圧を制御する。
図4はDCモータ13の駆動回路を説明する回路図である。DCモータ13はトランジスタ25のベース(B)に供給されるPWM信号に従って駆動し、DCモータ13には電源回路23から、例えば5Vの直流電圧が供給される。トランジスタ25はベースに供給されるPWM信号の電圧値に従ってDCモータ13に印加する電圧値を可変し、DCモータ13の回転速度を制御する。
また、DCモータ13の回転軸15には前述のようにエンコーダ14が配設され、エンコーダ14を構成するフォトトランジスタ14aにより4枚の羽根17を介して入力する光のオン、オフを検出し、DCモータ13の回転周期を検出する。尚、図4に示す抵抗Rは所謂プルアップ抵抗であり、またDCモータ13には並列に逆電流保護用のダイオードDが接続されている。
尚、サーマルプリンタ1のUSB端子11に、例えばパーソナルコンピュータ(PC)が接続されている場合、パーソナルコンピュータ(PC)から印刷データをサーマルプリンタ1に供給し、サーマルヘッド7によって印刷データに基づく印刷を感熱ロールテープ6に行うことができる。また、Bluetooth(登録商標)モジュール12を介して印刷データを受信することも可能であり、上記と同様受信した印刷データをサーマルプリンタ1に供給し、サーマルヘッド7によって印刷データに基づく印刷を感熱ロールテープ6に行う。
以上の構成において、以下に本例の処理動作を説明する。
図5は本例の処理動作を説明するフローチャートであり、例えば印刷開始時においてカバー3の開閉を検出する処理を説明するものである。先ず、サーマルプリンタ1の電源を投入し、例えばパーソナルコンピュータ(PC)から印刷データを受信し、印刷指示を行うと、中央制御回路18はDCモータ13に低電圧を印加する(ステップ(以下、Sで示す)1)。この低電圧の印加は、中央制御回路18からPWM信号をトランジスタ25のベースに出力し、例えば定格電圧の1/3程度の電圧をDCモータ13に印加し、DCモータ13を駆動する。
この状態において、次にエンコーダ14から中央制御回路18に割り込み信号が入力するか判断する(S2)。前述のようにDCモータ13が駆動すると複数のギヤ16a〜16cを介してプラテンローラ5を回動するが、カバー3が閉じている場合、プラテンローラ5とサーマルヘッド7とは前述の所定圧力で当接しており、感熱ロールテープ6を搬送する負荷を有する。この為、前述のように、例えば定格電圧の1/3程度の電圧をDCモータ13に印加しても上記負荷によってプラテンローラ5は回動しない。
この場合、DCモータ13の回転軸15に取り付けられた4枚の羽根17も回転しない為、エンコーダ14から中央制御回路18に割り込み信号が出力しない(S2がNO)。したがって、この場合カバー3は閉状態であると判断され(S3)、中央制御回路18は印刷データの印刷処理を開始する(S4)。例えば、その後中央制御回路18から定格のPWM信号を出力し、DCモータ13を駆動して感熱ロールテープ6を搬送し、感熱ロールテープ6に印刷処理を行う。
一方、前述のカバー3が開いている場合、プラテンローラ5はサーマルヘッド7と圧接しておらず、感熱ロールテープ6を搬送する為の負荷も掛からない。この為、例えば定格電圧の1/3程度の電圧をDCモータ13に印加してもプラテンローラ5は回動し、従ってDCモータ13の回転軸15に取り付けられた4枚の羽根17も回転する。従ってこの場合、エンコーダ14から中央制御回路18に割り込み信号が出力され(S2がYES)、カバー3が開状態であると判断し(S5)、直ちに印刷を中止する(S6)。このように処理することによって、カバー3が開いた状態での空印刷を回避でき、サーマルヘッド7に悪影響を与えることなく、空印刷によるサーマルヘッド7の加熱も防止できる。
また、上記処理を行っても、DCモータ13に低電圧を印加する時間は短く、感熱ロールテープ6の搬出に影響を与えるものではない。例えば、DCモータ13が1回転する間の感熱ロールテープ6の搬出長は0,125mm程度であり、しかも4枚の羽根17の中の1枚の羽根の通過がエンコーダ14によって検知されるとエンコーダ14から割り込み信号が直ちに出力され、カバー3の開状態が検知されることから、感熱ロールテープ6の搬出長は0,125/4mmとなり、感熱ロールテープ6の搬出に影響はない。
次に、図6に示すフローチャートを用いて、印刷処理中におけるカバー3の開閉状態を検知する処理について説明する。先ず、印刷処理を開始する際、DCモータ13の駆動開始に基づく助走処理が行われ(ステップ(以下、STで示す)1)、以後PWM信号のデューティ比を一定にしてDCモータ13の駆動を行なう(ST2)。その後、印刷処理中、中央制御回路18はエンコーダ14からの割り込み信号の周期を測定し(ST3)、割り込み信号が設定範囲内の周期であるか判断する(ST4)。
例えば、カバー3が閉状態であり、前述のようにプラテンローラ5とサーマルヘッド7が所定の圧力で当接し、感熱ロールテープ6を搬送している場合には、エンコーダ14から設定範囲内の周期で割り込み信号が中央制御回路18に入力する(ST5がYES)。したがって、この場合中央制御回路18は印刷処理を継続する(ST6)。
一方、印刷処理中、何らかの原因でカバー3が開いた場合、プラテンローラ5とサーマルヘッド7が離間し、プラテンローラ5の回転負荷が極端に低下する。この為、DCモータ13の回転数が増し、DCモータ13の回転軸15に取り付けられた4枚の羽根17の回転数も高くなる。この場合、エンコーダ14から中央制御回路18への割り込み信号の周期が速くなり、設定範囲内の周期を超える(ST5がNO)。この場合、中央制御回路18はDCモータ13の駆動を停止すべく、直ちに印刷中止の指示を行う(ST7)。このように処理することによって、印刷処理中にカバー3が開いた場合でも、空印刷を回避し、サーマルヘッド7に悪影響を与えることなく、空印刷によるサーマルヘッド7の加熱も防止できる。
また、例えば中央制御回路18の割り込みポートの数が制限されている場合、本例の処理によって割り込みポートの使用自由度を向上させることができる。例えば、本例の場合、中央制御回路18は上記エンコーダ14からの割り込み以外に、例えば表示画面制御回路20から入力する表示デバイス21への入力操作に基づく割り込み処理や、不図示のACアダプタの接続確認の割り込み処理等、複数の割り込み処理を行っている。したがって、元々行っているエンコーダ14からの割り込み信号を利用してカバー3の開閉状態の判断を行うことができれば、検知センサの為の割り込み処理を行う必要が無く、割り込みポートを有効利用することができ、割り込みポートの使用自由度を向上させることができる。
さらに、従来使用していたカバー3の開閉検知のための検知センサを実装する必要がなく、装置をコストアップすることがなく、装置自体の形状自由度も向上する。
尚、上記実施形態の説明において、サーマルヘッド7により記録処理が行われる記録媒体を感熱ロールテープ6で構成する例を示したが、記録媒体は、サーマルヘッドの発熱に応じてインクリボンのインクを記録紙に付着させて記録を行う熱転写方式のサーマルプリンタであっても良い。
本発明はいくつかの実施形態を説明したが、本発明は特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。以下、本件特許出願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
付記1
本体と、
蓋と、
前記蓋に設けられた記録ヘッドと、
前記本体に設けられたプラテンローラと、
前記記録ヘッドと前記プラテンローラとの間に記録媒体を挟持しつつ前記蓋を前記本体に対して閉成することにより前記プラテンローラを前記記録ヘッドに圧接した状態で前記プラテンローラを回動させることにより前記記録媒体に記録を行う記録部と、
前記プラテンローラの回転を駆動するモータと、
前記モータの回転に応じた信号を発生するエンコーダと、
該エンコーダが発生する信号に基づいて、前記モータの回転速度を制御する制御部と、
前記エンコーダの発生する信号に基づいて前記プラテンローラの回転を検出することにより、前記蓋の開閉状態を判定する判定部と、
を備えることを特徴とするプリンタ。
付記2
前記蓋の開閉状態の判定は、前記記録部の記録処理中に前記モータに印加される電圧より低い電圧で前記モータが駆動された状態で、前記エンコーダからの割り込み信号が入力することにより前記蓋が開状態であると判断することを特徴とする付記1に記載のプリンタ。
付記3
前記モータへ印加される前記低い電圧は、前記モータに直列に接続されたトランジスタに供給するPWM信号のデューティ比を可変して行うことを特徴とする付記1、又は2に記載のプリンタ。
付記4
前記記録ヘッドは、与えられる画像信号に応じて発熱し前記記録媒体に記録を行うサーマルヘッドであることを特徴とする付記2、又は3に記載のプリンタ。
付記5
前記判定部は前記記録部が記録処理中、前記エンコーダからの割り込み信号の入力周期を検出し、該入力周期が所定範囲を超えた場合、前記蓋が開状態であると判断することを特徴とする付記4に記載のプリンタ。
付記6
前記入力周期の所定範囲は、前記記録部が記録を行っている最中に前記エンコーダから出力される割り込み信号の出力周期の範囲であることを特徴とする付記5に記載のプリンタ。
1・・・サーマルプリンタ
2・・・本体
3・・・カバー
4・・・プリンタユニット
5・・・プラテンローラ
6・・・感熱ロールテープ
7・・・サーマルヘッド
8・・・カッター
9・・・支軸
10・・開閉レバー
11・・USB端子
12・・Bluetooth(登録商標)モジュール
13・・DCモータ
14・・エンコーダ
15・・回転軸
16a、16b、16c・・ギヤ
17・・羽根
18・・中央制御回路
19・・メモリ制御回路
20・・表示画面制御回路
21・・表示デバイス
22・・UI制御回路
23・・電源回路
25・・トランジスタ
R・・・抵抗
D・・・ダイオード

Claims (6)

  1. 本体に対して蓋が閉成するのと連動して、前記蓋に設けられたサーマルヘッドと前記本体に設けられたプラテンローラとの間に記録媒体が挟持された状態で前記プラテンローラを回させることにより前記記録媒体を搬送するモータと、
    前記プラテンローラの回転に応じて発生する信号を検出する検出手段と、
    記録媒体を搬送するために前記モータに与えられる電圧よりも低い電圧を前記モータに与えたときに前記検出手段により検出される前記信号の有無に基づいて、前記蓋の開閉状態を判別する判別手段と、
    を備えることを特徴とするプリンタ。
  2. 本体に対して蓋が閉成するのと連動して、前記蓋に設けられたサーマルヘッドと前記本体に設けられたプラテンローラとの間に記録媒体が挟持された状態で電圧を印加し前記プラテンローラを回させることにより前記記録媒体を搬送するモータと、
    前記プラテンローラの回転に応じた周期で発生する信号を検出する検出手段と、
    前記サーマルヘッドにより前記記録媒体に記録処理中に、前記検出手段により検出される前記信号の周期に基づいて、前記蓋の開閉状態を判別する判別手段と、
    を備えることを特徴とするプリンタ。
  3. 前記電圧は、前記モータに直列に接続されたトランジスタに供給するPWM信号のデューティ比を可変して、前記モータへ印加されることを特徴とする請求項1に記載のプリン
  4. 前記サーマルヘッドは、与えられる画像信号に応じて発熱し前記記録媒体に記録を行うものであることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載のプリンタ。
  5. 前記周期が所定の範囲内である場合、前記蓋が閉状態であると前記判別手段が判別することを特徴とする請求項に記載のプリン
  6. 前記周期が所定の範囲より短い場合、前記蓋が開状態であると前記判別手段が判別することを特徴とする請求項2または5に記載のプリン
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