JP2017048057A - プリンターおよびプリンターの印字用紙装填方法 - Google Patents

プリンターおよびプリンターの印字用紙装填方法 Download PDF

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Abstract

【課題】印字用紙(ラベル連続体14)を容易かつ自動的にその印字開始位置にセット可能で、印字用紙14の先頭の一枚分にも印字可能なサーマルプリンター、その印字用紙装填装置およびその印字用紙装填方法を提供すること。【解決手段】印字部5の上流側および下流側に用紙検出用のセンサーをそれぞれ設けることに着目し、サーマルヘッド27およびプラテンローラー28を有する印字部5と、印字用紙14の位置を検出する用紙検出部3と、を有し、用紙検出部3は、印字部5の上流側に位置する第1の用紙センサー(第1の上流側センサー24、第2の上流側センサー25)と、印字部5の下流側に位置する第2の用紙センサー(下流側センサー26)と、を有するとともに、印字部5は、印字用紙14を下流側に移送する正移送動作と、印字用紙14を上流側に移送する逆移送動作と、を行うことができることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明はサーマルプリンター、その印字用紙装填装置およびその印字用紙装填方法にかかるもので、とくにラベルやタグなど各種の印字用紙を印字開始位置に容易かつ自動的に装填することができるようにしたサーマルプリンター、その印字用紙装填装置およびその印字用紙装填方法に関するものである。
従来からのサーマルプリンターは、サーマルヘッドおよびプラテンローラーを有する印字部を備えており、サーマルヘッドおよびプラテンローラーの間に印字用紙を挟持して移送することにより、印字用紙に所定の情報を印字して表示可能としている。
印字用紙としては、帯状の台紙に複数枚のラベル片を仮着したラベル連続体、あるいは粘着剤層を備えていないタグ連続体、さらには、単葉のラベル片やタグ片などがある。
しかして、サーマルプリンターに印字用紙を装填する際には、位置検出用センサーを有する用紙検出部により印字部に対する印字用紙の相対的位置を検出する必要があり、一般的には、この用紙検出部に印字用紙を移送通過させることが行われている。
すなわち、印字用紙にあらかじめ形成した位置検出用マーク、あるいは互いに隣り合うラベル片間のギャップなどを用紙検出部が検出することにより、印字用紙の上記相対的位置を検出する。
しかしながら、印字用紙の相対的位置検出のためには、印字用紙の一枚分だけは用紙検出部に移送通過させる必要があり、印字用紙のセット(装填)時には先頭の一枚分には印字することができずに無駄になっているという問題がある。
換言すれば、印字用紙の移送方向上流側から印字部に印字用紙を挿入しただけでは、印字部に対する印字用紙の相対的位置を検出することができずに、印字用紙の印字開始位置(いわゆる、頭出し位置)にセットすることができないという問題がある。
特開2005−314047号公報
本発明は以上のような諸問題にかんがみなされたもので、印字用紙を容易かつ自動的にその印字開始位置にセット可能な(頭出し可能な)サーマルプリンター、その印字用紙装填装置およびその印字用紙装填方法を提供することを課題とする。
また本発明は、印字用紙の先頭の一枚分にも印字可能として、これを無駄にすることがないサーマルプリンター、その印字用紙装填装置およびその印字用紙装填方法を提供することを課題とする。
また本発明は、印字用紙を用紙検出部に通過させるだけで、その先端部を印字部にセット可能なサーマルプリンター、その印字用紙装填装置およびその印字用紙装填方法を提供することを課題とする。
すなわち本発明は、印字部の上流側および下流側に用紙検出用のセンサーをそれぞれ設けることに着目したもので、第一の発明は、印字用紙の移送路を形成したプリンター本体と、この移送路に沿って上記印字用紙を移送するとともに上記印字用紙に印字を行うためのサーマルヘッドおよびプラテンローラーを有する印字部と、上記印字用紙の位置を検出する用紙検出部と、を有するサーマルプリンターであって、上記用紙検出部は、上記印字部の上流側に位置して上記印字用紙を検出可能な第1の用紙センサーと、上記印字部の下流側に位置して上記印字用紙を検出可能な第2の用紙センサーと、を有するとともに、上記印字部は、上記印字用紙を下流側に移送する正移送動作と、上記印字用紙を上流側に移送する逆移送動作と、を行うことができることを特徴とするサーマルプリンターである。
第二の発明は、印字用紙の移送路を形成したプリンター本体と、この移送路に沿って上記印字用紙を移送するとともに上記印字用紙に印字を行うためのサーマルヘッドおよびプラテンローラーを有する印字部と、上記印字用紙の位置を検出する用紙検出部と、を有するサーマルプリンターの印字用紙装填装置であって、上記用紙検出部は、上記印字部の上流側に位置して上記印字用紙を検出可能な第1の用紙センサーと、上記印字部の下流側に位置して上記印字用紙を検出可能な第2の用紙センサーと、を有し、上記印字部は、上記印字用紙を下流側に移送する正移送動作と、上記印字用紙を上流側に移送する逆移送動作と、を行うことができるとともに、上記第1の用紙センサーが上記印字用紙を検出した際に、上記プラテンローラーの回転駆動を開始し、上記第2の用紙センサーが上記印字用紙の先端部を検出した際に、上記印字用紙を上記印字部まで逆移送することにより、上記印字用紙を上記印字部の印字開始位置にセットすることを特徴とするサーマルプリンターの印字用紙装填装置である。
第三の発明は、印字用紙の移送路を形成したプリンター本体と、この移送路に沿って上記印字用紙を移送するとともに上記印字用紙に印字を行うためのサーマルヘッドおよびプラテンローラーを有する印字部と、上記印字用紙の位置を検出する用紙検出部と、を有するサーマルプリンターの印字用紙装填方法であって、上記用紙検出部は、上記印字部の上流側に位置して上記印字用紙を検出可能な第1の用紙センサーと、上記印字部の下流側に位置して上記印字用紙を検出可能な第2の用紙センサーと、を有し、上記印字部は、上記印字用紙を下流側に移送する正移送動作と、上記印字用紙を上流側に移送する逆移送動作と、を行うことができるとともに、上記第1の用紙センサーが上記印字用紙を検出して、上記プラテンローラーの回転駆動を開始することにより上記印字用紙の移送開始を可能として、上記印字用紙を上記第2の用紙センサーの部位まで移送し、上記第2の用紙センサーが上記印字用紙の先端部を検出して、上記印字用紙を上記印字部まで逆移送することにより、上記印字用紙を上記印字部の印字開始位置にセットすることを特徴とするサーマルプリンターの印字用紙装填方法である。
上記プリンター本体は、上記印字用紙を上記移送路に送り込む導入口と、上記印字用紙を上記移送路から上記プリンター本体の外部に排出する排出口と、を有することができる。
上記第1の用紙センサーが上記印字用紙を検出した際に、上記プラテンローラーの回転駆動を開始し、上記第2の用紙センサーが上記印字用紙の先端部を検出した際に、上記印字用紙を上記印字部の印字開始位置まで逆移送することができる。
上記第1の用紙センサーおよび上記第2の用紙センサーは、反射型あるいは透過型の光学センサーのいずれかであることができる。
上記プリンター本体は、上記プラテンローラーを有する筐体部と、上記サーマルヘッドを有する蓋部と、を有するとともに、この蓋部を上記筐体部から開放することにより上記印字用紙を上記移送路に挿通可能とし、上記蓋部を上記筐体部に閉鎖することにより上記印字用紙を上記移送路上を移送して印字可能としていることができる。
上記用紙検出部から上記印字部に向かって上記移送路に沿って上記印字用紙を案内する用紙案内部を有することができる。
本発明によるサーマルプリンター、その印字用紙装填装置およびその印字用紙装填方法においては、用紙検出部として、印字部の上流側に位置して印字用紙を検出可能な第1の用紙センサーと、印字部の下流側に位置して印字用紙を検出可能な第2の用紙センサーと、を設けたので、印字部による印字用紙の下流側への正移送動作および上流側への逆移送動作により、印字用紙を印字部における印字開始位置に自動的に装填することができるともに、先頭部の用紙片を無駄にすることなく、装填したすべての印字用紙に印字が可能である。
とくに第一の発明のサーマルプリンターによれば、第1の用紙センサーにより印字用紙を検出し、印字部の正移送動作により印字用紙を下流側に移送し、第1の用紙センサーにより印字用紙を検出し、印字部の逆移送動作により印字用紙を上流側に移送し、印字用紙を印字部における印字開始位置にセットすることができる。
とくに第二の発明のサーマルプリンターの印字用紙装填装置によれば、第1の用紙センサーが印字用紙を検出した際に、プラテンローラーの回転駆動を開始し、第2の用紙センサーが印字用紙の先端部を検出した際に、印字用紙を印字部まで逆移送することにより、印字用紙を印字部の印字開始位置にセットすることができる。
とくに第三の発明のサーマルプリンターの印字用紙装填方法によれば、第1の用紙センサーが印字用紙を検出して、プラテンローラーの回転駆動を開始することにより印字用紙の移送開始を可能として、印字用紙を第2の用紙センサーの部位まで移送し、第2の用紙センサーが印字用紙の先端部を検出して、印字用紙を印字部まで逆移送することにより、印字用紙を印字部の印字開始位置にセットすることができる。
本発明の実施例によるサーマルプリンター1の概略側面図である。 同、ラベル連続体14の平面図である。 同、図2のIII−III線断面図である。 同、サーマルプリンター1の印字用紙装填装置31によるサーマルプリンター1へのラベル連続体14の装填動作を示す説明図で、図4(1)は、用紙検出部3の第1の上流側センサー24あるいは第2の上流側センサー25がラベル連続体14を検出した状態の平面図、図4(2)は、ラベル連続体14が印字部5のプラテンローラー28部分まで差し込まれた状態の平面図、図4(3)は、用紙検出部3の下流側センサー26がラベル連続体14の先端部14Aを検出した状態の平面図、図4(4)は、ラベル連続体14を逆移送して、ラベル連続体14(ラベル片18)を印字部5の印字開始位置5Aにセットした状態の平面図、図4(5)は、先頭のラベル片18に印字が行われた状態の平面図、図4(6)は、つぎのラベル片18が下流側センサー26の部位に至った状態を示す平面図である。 同、サーマルプリンター1の印字用紙装填装置31によるサーマルプリンター1へのラベル連続体14の装填動作を示すフローチャート図である。
本発明は、用紙検出部として、印字部の上流側に位置して印字用紙を検出可能な第1の用紙センサーと、印字部の下流側に位置して印字用紙を検出可能な第2の用紙センサーと、を設けたので、印字用紙を印字開始位置に自動的にセット可能なサーマルプリンター、その印字用紙装填装置およびその印字用紙装填方法を実現した。
つぎに本発明の実施例によるサーマルプリンター1、その印字用紙装填装置およびその印字用紙装填方法を図1ないし図5にもとづき説明する。
図1は、サーマルプリンター1の概略側面図であって、サーマルプリンター1は、プリンター本体2と、用紙検出部3と、用紙案内部4と、印字部5と、操作部6と、表示部7と、制御部8と、を有する。
プリンター本体2は、筐体部9と、蓋部10と、を有するとともに、その内部に移送路11を形成しており、移送路11の最上流側に導入口12を、移送路11の最下流側に排出口13をそれぞれ形成し、導入口12から排出口13までほぼ直線状の移送路11としている。
蓋部10を筐体部9に対して開放および閉鎖可能としてあり、蓋部10の開放状態でラベル連続体14(印字用紙)を移送路11に挿通可能とし、蓋部10を筐体部9に閉鎖することによってラベル連続体14を移送路11上を移送して印字可能とする。
すなわち、ラベル連続体14を移送路11に送り込む導入口12と、移送路11からプリンター本体2の外部にラベル連続体14を排出する排出口13と、の間においてラベル連続体14の検出および印字を行う。
なお後述するように、蓋部10の閉鎖状態であっても、導入口12から用紙案内部4を介して用紙検出部3さらには印字部5に至る移送路11にラベル連続体14を挿通可能である。
プリンター本体2の導入口12側には、用紙供給部15を設けることができる。
たとえば、ラベル連続体14がファンホールドタイプの印字用紙である場合に、用紙供給部15として、プリンター本体2の導入口12側に供給箱16を設け、供給箱16から導入口12および移送路11に向かってラベル連続体14を供給可能とする。
図2は、ラベル連続体14の平面図、図3は、図2のIII−III線断面図であり、ラベル連続体14は、帯状の台紙17と、台紙17上に仮着した複数枚のラベル片18(用紙片)と、を有する。
台紙17の裏面側には、位置検出用マーク19をあらかじめ印刷してあるとともに、互いに隣り合うラベル片18の間にギャップ20を設け、ギャップ20に位置して台紙切断用のミシン目21を形成している。
なお、ギャップ20は、位置検出用としてこれを利用することができる。
図3に示すように、ラベル片18は、感熱発色可能なラベル基材22と、ラベル基材22の裏面側の粘着剤層23と、を有し、粘着剤層23においてラベル片18を台紙17上に仮着している。
ラベル基材22として、加熱によっても感熱発色しない一般的な基材を用いる場合には、熱転写インキリボン(図示せず)などを用いた印字部5とすることができる。
用紙検出部3は、印字部5に対するラベル連続体14の相対的位置を検出するもので、用紙検出部3は、第1の上流側センサー24(第1の用紙センサー)および第2の上流側センサー25(第1の用紙センサー)と、下流側センサー26(第2の用紙センサー)と、を有する。
第1の上流側センサー24および第2の上流側センサー25は、印字部5の上流側に位置して、ラベル連続体14の位置検出用マーク19およびラベル連続体14のギャップ20をそれぞれ検出可能である。
すなわち、用紙案内部4の上流側において、位置検出用マーク19あるいはギャップ20のいずれの被検出部を有するラベル連続体14が移送されてきても、第1の上流側センサー24あるいは第2の上流側センサー25のいずれかによりラベル連続体14の位置を検出可能である。
下流側センサー26は、印字部5の下流側に位置しており、ラベル連続体14の先端部14Aを検出可能である。
これらの第1の上流側センサー24、第2の上流側センサー25および第2の用紙センサー26は、反射型あるいは透過型の光学センサーのいずれかを採用することができるが、たとえば、第1の上流側センサー24は反射型センサー、第2の上流側センサー25は透過型センサー、下流側センサー26は反射型センサーである。
用紙案内部4は、プリンター本体2内の移送路11に沿って、導入口12ないし用紙検出部3から印字部5に向かってラベル連続体14を案内するもので、上側案内片4Aおよび下側案内片4Bを有し、この間の案内通路4Cを移送路11としてラベル連続体14を印字部5の方向に案内する。
用紙案内部4は、ラベル連続体14の幅方向に上側案内片4Aおよび下側案内片4Bの左右一対を有し、ラベル連続体14の幅方向左右のいずれかの上側案内片4Aおよび下側案内片4Bに第1の上流側センサー24および第2の上流側センサー25を取り付け固定している。
なお、下流側センサー26は、プリンター本体2の筐体部9において、ラベル連続体14の幅方向中央部に位置してこれを設けてある。
印字部5は、移送路11に沿ってラベル連続体14を移送するとともにラベル連続体14(ラベル片18)に印字を行うもので、サーマルヘッド27およびプラテンローラー28を有する。
サーマルヘッド27は、これを蓋部10に取り付け、プラテンローラー28は、これを筐体部9に取り付けており、蓋部10を筐体部9から開放することによりラベル連続体14をサーマルヘッド27とプラテンローラー28との間にセット可能とし、蓋部10を筐体部9に閉鎖することによりラベル連続体14を移送路11上を移送して印字可能としている。
もちろん、蓋部10を筐体部9側に閉鎖した状態であっても、後述するように、用紙案内部4の案内通路4Cにラベル連続体14を挿通して印字部5の印字開始位置5A(図4)に装填可能である。
印字部5のプラテンローラー28は、ステッピングモーター29によりこれを正逆方向いずれかに回転駆動するもので、ステッピングモーター29を制御部8からの制御信号により駆動制御することによって、ラベル連続体14を下流側センサー26方向(下流側)に移送する正移送動作と、ラベル連続体14を第1の上流側センサー24ないし第2の上流側センサー25方向(上流側)に移送する逆移送動作と、を行うことができる。
具体的には、用紙案内部4に挿通されてくるラベル連続体14を第1の上流側センサー24あるいは第2の上流側センサー25のいずれか一方が検出した際に、プラテンローラー28の回転駆動を開始し、下流側センサー26がラベル連続体14の先端部14Aを検出した際に、ラベル連続体14を印字部5の印字開始位置5Aまで逆移送する。
前記操作部6は、サーマルプリンター1を操作するための各種キー(図示せず)を備えており、前記表示部7が必要なデータないしコマンドを表示可能である。
前記制御部8は、上述の用紙検出部3、用紙案内部4、印字部5、操作部6および表示部7などを制御するが、必要に応じて外部のパソコン30などと接続して、データおよびコマンドの交信を行うことができる。
上述の用紙検出部3、用紙案内部4、印字部5および制御部8などによりサーマルプリンター1の印字用紙装填装置31を構成する。
こうした構成のサーマルプリンター1の印字用紙装填装置31によれば、ラベル連続体14を印字部5の印字開始位置5Aに自動的に装填セットすることができる。図4および図5にもとづき説明する。
図4は、サーマルプリンター1の印字用紙装填装置31によるサーマルプリンター1へのラベル連続体14の装填動作を示す説明図で、図4(1)は、用紙検出部3の第1の上流側センサー24あるいは第2の上流側センサー25がラベル連続体14を検出した状態の平面図、図4(2)は、ラベル連続体14が印字部5のプラテンローラー28部分まで差し込まれた状態の平面図、図4(3)は、用紙検出部3の下流側センサー26がラベル連続体14の先端部14Aを検出した状態の平面図、図4(4)は、ラベル連続体14を逆移送して、ラベル連続体14(ラベル片18)を印字部5の印字開始位置5Aにセットした状態の平面図、図4(5)は、先頭のラベル片18に印字が行われた状態の平面図、図4(6)は、つぎのラベル片18が下流側センサー26の部位に至った状態を示す平面図である。
なお、とくに図4(1)においては、用紙検出部3の第1の上流側センサー24がラベル連続体14の位置検出用マーク19を検出した場合を例にとって描いてある。
図5は、サーマルプリンター1の印字用紙装填装置31によるサーマルプリンター1へのラベル連続体14の装填動作を示すフローチャート図であって、ステップS1は、サーマルプリンター1の電源(図示せず)は投入されてはいるが、印字部5のプラテンローラー28が停止中の状態である。
ラベル連続体14のサーマルプリンター1への装填にあたって、プリンター本体2の蓋部10を筐体部9を開放し、移送路11の上部を開放した状態で、ラベル連続体14を用紙案内部4の上側案内片4Aと下側案内片4Bとの間の案内通路4Cに挿通して、プラテンローラー28の部分までラベル連続体14の先端部14Aを差し込む。もちろん、蓋部10を閉鎖状態のままで、導入口12から用紙案内部4における案内通路4Cにラベル連続体14の先端部14Aを挿通してもよい。
ステップS2において用紙検出部3(第1の上流側センサー24あるいは第2の上流側センサー25)が、上述のように挿通されたラベル連続体14(位置検出用マーク19あるいはギャップ20)を検出したかを判断する。
ステップS2においてラベル連続体14を検出した際には(図4(1)参照)、ステップS3において、ステッピングモーター29がプラテンローラー28の回転駆動を開始する。この状態で蓋部10を筐体部9に対して閉鎖することにより、サーマルヘッド27がプラテンローラー28との間にラベル連続体14を挟持し、プラテンローラー28の回転により、ラベル連続体14がプラテンローラー28をこえて、下流側センサー26の方向に移送されてゆく。
なお、蓋部10を閉鎖状態でラベル連続体14を差し込んだときも同様である。
ステップS4において、用紙検出部3における第2の用紙センサー26がラベル連続体14の先端部14Aを検出した際に(図4(3)参照)、ステップS5において、プラテンローラー28を逆転操作してラベル連続体14を上流側に逆移送することにより、ラベル連続体14を印字部5の印字開始位置5Aにセットする(図4(4)参照)。
ステップS4において、下流側センサー26がラベル連続体14の先端部14Aを検出していない場合には、ステップS6において、異常移送か否かを判断する。
用紙検出部3の第1の上流側センサー24および第2の上流側センサー25と印字部5のプラテンローラー28における印字位置との間の間隔、さらに、この印字位置と下流側センサー26との間の間隔はあらかじめ機械的に設定されているため、プラテンローラー28が回転を開始してから、所定の設定距離ないしは、この設定距離に対応するプラテンローラー28の回転数あるいはステッピングモーター29のステップ数以上だけラベル連続体14が移送されていると判断された場合には、ステップS7において移送エラーと判断し、その警告音を発するか、あるいは警報表示を表示部7などに表示する。
ステップS5においてラベル連続体14(ラベル片18)が印字開始位置5Aにセットされた状態で、ステップS8において印字部5による印字動作を行う(図4(5)参照)。
この印字動作は、ラベル連続体14の最先頭のラベル片18に印字することが可能となって、装填されたラベル連続体14についてそのラベル片18の一枚も無駄にすることがない。
ついで、ステップS9において印字枚数が終了したかを判断し、終了していなければ、ステップS5において上述の動作を繰り返す。
なお、印字用紙としては、既述のラベル連続体14以外にも、単葉のラベル片18やタグ片(図示せず)などを用紙案内部4の案内通路4Cに挿通して、上述と同様に印字部5の印字開始位置5Aにセット装填して印字することができる。
ただし、単葉のラベル片18のみを用紙案内部4に挿通して、印字開始位置5Aにセットする際には、用紙検出部3と印字部5との間の間隔は、そのラベル片18のピッチより小さくしておくことが必要である。
かくして、ラベル連続体14を用紙案内部4に通し、用紙検出部3において検出するだけで、印字部5の印字開始位置5Aに自動的にセットすることができ、装填作業を容易かつ迅速に実行可能であるとともに、とくに先頭に位置するラベル片18にも印字が可能であって、これを無駄にすることがない。
1 サーマルプリンター(実施例、図1)
2 プリンター本体
3 用紙検出部
4 用紙案内部
4A 用紙案内部4の上側案内片
4B 用紙案内部4の下側案内片
4C 用紙案内部4の案内通路
5 印字部
5A 印字部5の印字開始位置(図4)
6 操作部
7 表示部
8 制御部
9 プリンター本体2の筐体部
10 プリンター本体2の蓋部
11 移送路
12 導入口
13 排出口
14 ラベル連続体(印字用紙)
14A ラベル連続体14の先端部
15 用紙供給部
16 供給箱
17 台紙
18 ラベル片18(用紙片)
19 位置検出用マーク
20 隣り合うラベル片18の間のギャップ
21 台紙17切断用のミシン目
22 感熱発色可能なラベル基材
23 粘着剤層
24 第1の上流側センサー(第1の用紙センサー)
25 第2の上流側センサー(第1の用紙センサー)
26 下流側センサー(第2の用紙センサー)
27 サーマルヘッド
28 プラテンローラー
29 ステッピングモーター
30 パソコン
31 サーマルプリンター1の印字用紙装填装置(実施例、図1)

Claims (4)

  1. 印字用紙を移送するとともに前記印字用紙に印字を行うためのサーマルヘッドおよびプラテンローラーを有する印字部と、
    前記印字部の上流側に位置して前記印字用紙を検出可能な第1の用紙センサーと、
    前記印字部の下流側に位置して前記印字用紙を検出可能な第2の用紙センサーと、
    前記プラテンローラーを有する筐体部と、
    前記筐体部に開閉可能に設けられ、閉鎖状態で前記プラテンローラーと対向する前記サーマルヘッドを有する蓋部と、
    前記印字部における前記印字用紙を下流側に移送する正移送動作と前記印字用紙を上流側に移送する逆移送動作とを実行させる制御部と、を有し、
    前記制御部は、前記蓋部を前記筐体部に閉鎖したときに、前記第1の用紙センサーが前記印字用紙を検出すると、前記プラテンローラーの回転駆動を開始させ、前記正移送動作をしたのちに、前記第2の用紙センサーが前記印字用紙の先端部を検出した際に、前記印字用紙を前記印字部の印字開始位置まで前記逆移送動作を実行させる
    ことを特徴とするプリンター。
  2. 前記第2の用紙センサーが前記印字用紙の先端部を検出していない場合において、所定の設定距離以上前記印字用紙が移送されていると判断されたときは、異常移送と判断することを特徴とする請求項1に記載のプリンター。
  3. 前記第2の用紙センサーは、前記筐体部の内部に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のプリンター。
  4. 印字用紙を移送するとともに前記印字用紙に印字を行うためのサーマルヘッドおよびプラテンローラーを有する印字部と、
    前記プラテンローラーを有する筐体部と、
    前記筐体部に開閉可能に設けられ、閉鎖状態で前記プラテンローラーと対向する前記サーマルヘッドを有する蓋部と、を有するプリンターの印字用紙装填方法であって、
    前記蓋部を前記筐体部に閉鎖したときに、前記印字部の上流側で前記印字用紙を検出すると、前記プラテンローラーの正移送動作を開始させて前記印字部の下流側に前記印字用紙を移送し、そののちに前記印字部の下流側で前記印字用紙の先端部を検出すると、前記プラテンローラーを逆移送動作させて前記印字用紙を前記印字部の印字開始位置にセットするプリンターの印字用紙装填方法。
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