JP5925671B2 - エンジン駆動ヒートポンプ - Google Patents

エンジン駆動ヒートポンプ Download PDF

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Description

本発明は、エンジン駆動ヒートポンプに関する。
従来、エンジン駆動ヒートポンプとしては、特許文献1(特許第4887763号公報)に記載されているものがある。このエンジン駆動ヒートポンプは、エンジン出力軸にワンウェイクラッチを設けて、エンジンの駆動力をモータジェネレータおよび圧縮機に伝達する一方、モータジェネレータの駆動力をエンジンに伝達しないことを実現している。このエンジン駆動ヒートポンプは、エンジンと、モータジェネレータとを、同軸上に設けている。
しかしながら、従来のエンジン駆動ヒートポンプでは、エンジンと、モータジェネレータとが、同軸上に設けられているから、エンジンと、モータジェネレータとが同期回転する。したがって、モータジェネレータの回転数を、エンジンの回転数よりも速くする等、エンジンとモータジェネレータの夫々を最適な回転数で駆動するのが困難であるという問題がある。
特許第4887763号公報
そこで、本発明の課題は、エンジンと、モータジェネレータ若しくは発電機の回転数比を適切に設定できるエンジン駆動ヒートポンプを提供することにある。
また、本発明のエンジン駆動ヒートポンプは、
エンジンと、
エンジンに対してエンジンの出力軸の径方向に間隔をおいて位置する発電機と、
エンジンに対してエンジンの出力軸の径方向に間隔をおいて位置する圧縮機と、
エンジンの出力軸に取り付けられた動力入力部材と、動力出力部材を有するワンウェイクラッチと、
エンジンの出力軸に取り付けられた第1プーリと、
発電機の軸に取り付けられた第2プーリと、
ワンウェイクラッチの動力出力部材に取り付けられた第3プーリと、
圧縮機の駆動軸に取り付けられた第4プーリと、
発電機の軸上に設けられた第5プーリと、
発電機の軸を第5プーリに嵌脱する電磁クラッチと、
第1プーリと、第2プーリに巻き回された第1駆動ベルトと、
第3プーリと、第4プーリに巻き回された第2駆動ベルトと、
第3プーリと、第5プーリに巻き回された第3駆動ベルトと
を備えることを特徴としている。
本発明によれば、第1プーリの回転動力を、第1駆動ベルト、第2プーリを介して、発電機の軸に伝達できるから、第1プーリと、第2プーリの径の比を適切に設定することにより、エンジンと、発電機の両方に最適な回転数を設定できる。
また、電磁クラッチをオフにすると選択される第1動力伝達系、すなわち、エンジンの回転動力を、ワンウェイクラッチ、第3プーリ、第2駆動ベルト、第4プーリを介して、圧縮機の駆動軸に伝達する第1動力伝達系において、第3プーリと、第4プーリの径の比を適切に設定することにより、エンジンと、圧縮機の両方に最適な回転数を設定できる。
また、電磁クラッチをオンにすると選択される第2動力伝達系、すなわち、エンジンから発電機の軸に伝達されている回転動力を、第5プーリ、第3駆動ベルト、第3プーリ、第2駆動ベルト、第4プーリを介して、圧縮機の駆動軸に伝達する第2動力伝達系において、第5プーリと、第3プーリの径の比を適切に設定することにより、圧縮機の回転数を、第1動力伝達系で適切に選ばれた回転数とは異なる他の好ましい回転数に設定できる。
したがって、圧縮機の回転数を、2段階で好適に設定できるから、圧縮機を、外気温や空調負荷に応じてより好適に駆動することができる。
また、本発明のエンジン駆動ヒートポンプは、
エンジンと、
エンジンに対してエンジンの出力軸の径方向に間隔をおいて位置するモータジェネレータと、
エンジンに対してエンジンの出力軸の径方向に間隔をおいて位置する圧縮機と、
エンジンの出力軸に取り付けられた動力入力部材と、動力出力部材を有する第1ワンウェイクラッチと、
動力入力部材と、モータジェネレータの軸に取り付けられた動力出力部材を有する第2ワンウェイクラッチと、
エンジンの出力軸に取り付けられた第1プーリと、
第2ワンウェイクラッチの動力入力部材に取り付けられた第2プーリと、
第1ワンウェイクラッチの動力出力部材に取り付けられた第3プーリと、
圧縮機の駆動軸に取り付けられた第4プーリと、
発電機の軸上に設けられた第5プーリと、
発電機の軸を第5プーリに嵌脱する電磁クラッチと、
第1プーリと、第2プーリに巻き回された第1駆動ベルトと、
第3プーリと、第4プーリに巻き回された第2駆動ベルトと、
第3プーリと、第5プーリに巻き回された第3駆動ベルトと
を備えることを特徴としている。
本発明によれば、モータ機能を有するモータジェネレータを備えるから、電磁クラッチをオンにすることにより、モータの回転動力を、第5プーリ、第3駆動ベルト、第3プーリ、第2駆動ベルト、第4プーリを介して、圧縮機の駆動軸に伝達できて、エンジンに無関係にモータの単独運転で圧縮機を駆動できる。
また、本発明によれば、第2ワンウェイクラッチの動力の遮断の回転方向を適切に設定することにより、モータジェネレータをモータとして使用した場合に、モータの回転動力を、第2プーリに伝達できないようにでき、エンジン側に伝達しないようにできる。したがって、モータジェネレータをモータとして使用した場合に、モータの回転動力が、エンジンの出力軸を回動することがなくて、モータが無駄な仕事をすることがなく、無駄なエネルギーを消費することがない。
本発明によれば、エンジンと、モータジェネレータ若しくは発電機の回転数比を適切に設定できるエンジン駆動ヒートポンプを実現できる。
第1実施形態のヒートポンプの構成を示す模式平面図である。 エンジンの出力が十分であって、圧縮機が定格運転または中間運転をするときの第1実施形態のヒートポンプの動作を示す模式図である。 エンジンの出力が不足している場合であって、圧縮機が定格運転をするときの第1実施形態のヒートポンプの動作を示す模式図である。 エンジンの出力が不足している場合であって、圧縮機が中間運転をするときの第1実施形態のヒートポンプの動作を示す模式図である。 エンジンが停止している場合であって、圧縮機がモータで最小運転(モータが高出力なら圧縮機の中間運転も可能)をするときの第1実施形態のヒートポンプの動作を示す模式図である。 第2実施形態のヒートポンプの構成を示す模式平面図である。 圧縮機が、定格運転、最小運転しているときの第2実施形態のヒートポンプの動作を示す模式図である。 圧縮機が中間運転しているときの第2実施形態のヒートポンプの動作を示す模式図である。 第3実施形態のヒートポンプの構成を示す模式平面図である。 圧縮機が定格運転、最小運転しているときの第3実施形態のヒートポンプの動作を示す模式図である。 圧縮機が中間運転しているときの第3実施形態のヒートポンプの動作を示す模式図である。 圧縮機が最小運転しているときの第3実施形態のヒートポンプの動作を示す模式図である。
以下、本発明を図示の形態により詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態のエンジン駆動ヒートポンプの構成を示す模式平面図である。
図1に示すように、このエンジン駆動ヒートポンプ(以下、単に、ヒートポンプという)は、エンジン1と、モータジェネレータ2と、圧縮機3と、ワンウェイクラッチ4と、第1プーリ5と、第2プーリ6と、第3プーリ7と、第4プーリ8と、第1駆動ベルト9と、第2駆動ベルト10を備える。
モータジェネレータ2は、エンジン1に対してエンジン1の出力軸の径方向に間隔をおいて位置している。また、圧縮機3も、エンジン1に対してエンジン1の出力軸の径方向に間隔をおいて位置している。図1の平面図において、モータジェネレータ2は、エンジン1の出力軸に対してその出力軸に垂直な方向の一方側に位置する一方、圧縮機3は、エンジン1の出力軸に対して上記垂直な方向の他方側に位置している。
ワンウェイクラッチ4は、動力入力部材と、動力出力部材と、複数の係合子(例えば、円筒ころ(係合ころ)や、スプラグ等で構成される。他の実施形態でも同様)を有している。ワンウェイクラッチ4の動力入力部材は、エンジン1の出力軸に取り付けられている一方、第1プーリ5は、ワンウェイクラッチ4の動力出力部材に取り付けられている。ワンウェイクラッチ4の動力入力部材と、動力出力部材は、同じ方向に回転するようになっている。ワンウェイクラッチ4は、その動力出力部材の回転の回転数が、動力入力部材の回転の回転数よりも遅いときには、動力入力部材と、動力出力部材との間で係合子が噛み合って、動力入力部材と、動力出力部材との間で動力が伝達されるようになっている。また、ワンウェイクラッチ4は、その動力出力部材の回転の回転数が、動力入力部材の回転の回転数よりも速いときには、係合子が遊転し、動力入力部材と、動力出力部材との間で動力が遮断されるようになっている。
第2プーリ6は、モータジェネレータ2の軸に取り付けられている。第1駆動ベルト9は、第1プーリ5と、第2プーリ6の間に巻き回されている。図1に示すように、第2プーリ6の径は、第1プーリ5の径よりも小さくなっている。
第3プーリ7は、ワンウェイクラッチ4の動力出力軸に取り付けられている。第3プーリ7は、第1プーリ5に対してエンジン1側とは反対側に位置している。第3プーリ7は、第1プーリ5と同期回転するようになっている。第3プーリ7の径は、第1プーリ5の径よりも大きくなっている。
第4プーリ8は、圧縮機3の駆動軸に取り付けられている。第2駆動ベルト10は、第3プーリ7と、第4プーリ8の間に巻き回されている。第4プーリ8の径は、第3プーリ7の径よりも小さくなっている。
尚、詳述しないが、図1において、参照番号17および18は、玉軸受を示している。玉軸受17および18は、モータジェネレータ2の軸を図示しないハウジングの内周面に対して回動自在に支持している。
図2は、エンジン1の出力が十分であって、圧縮機3が定格運転または中間運転をするときの第1実施形態のヒートポンプの動作を示す模式図である。
この動作では、エンジン1が回転駆動して、ワンウェイクラッチ4の動力入力部材が回転し、ワンウェイクラッチ4の動力入力部材と、動力出力部材が、係合子によって互いに係合するようになっている。そして、ワンウェイクラッチ4の動力入力部材と、動力出力部材が、互いに相対回転不可になって、矢印Aで示すように、動力入力部材の回転動力が、動力出力部材に伝達されるようになっている。そして、動力出力部材の回転に同期して第1プーリ5が回動して、第1プーリ5の回転動力が、矢印Bで示すように、第1駆動ベルトを介して第2プーリ6に伝達され、第2プーリ6の回動に伴って、モータジェネレータ2の軸が回転して、モータジェネレータ2が発電機として機能するようになっている。また、第1プーリ5の径が、第2プーリ6の径よりも大きくなっているから、モータジェネレータ2の回転数が、エンジン1の回転数よりも増速されるようになっている。
また、この動作と同時に、動力出力部材の回転に同期して第3プーリ7が回動して、第3プーリ7の回転動力が、矢印Cで示すように、第2駆動ベルトを介して第4プーリ8に伝達され、第4プーリ8の回動に伴って、圧縮機3の軸が回転して、圧縮機3が駆動するようになっている。また、第3プーリ7の径が、第4プーリ8の径よりも大きくなっているから、圧縮機3の回転数が、エンジン1の回転数よりも増速されるようになっている。
図3は、エンジン1の出力が不足している場合であって、圧縮機3が定格運転をするとき(モータジェネレータによるエンジンアシスト時)の第1実施形態のヒートポンプの動作を示す模式図であり、エンジン1の回転動力を、モータジェネレータ2のモータの回転動力でアシストして、圧縮機3を駆動する場合の動力の伝達の仕組みを説明するための図である。
この運転時では、エンジン1が回転駆動して、ワンウェイクラッチ4の動力入力部材が回転し、ワンウェイクラッチ4の動力入力部材と、動力出力部材が、係合子によって互いに係合するようになっている。そして、ワンウェイクラッチ4の動力入力部材と、動力出力部材が、互いに相対回転不可になって、矢印Aで示すように、動力入力部材の回転動力が、動力出力部材に伝達されるようになっている。
また、モータジェネレータ2がモータとして働き、モータの回転動力が、矢印Bで示すように、第2プーリ6、第2駆動ベルト、第1プーリ5を介して、ワンウェイクラッチ4の動力出力部材に伝達されるようになっている。このように、ワンウェイクラッチ4の動力出力部材には、エンジン1からの回転動力と、モータジェネレータ2からの回転動力が伝達され、エンジン1の出力軸よりも高出力で動力出力部材を回転させるようになっている。
そして、ワンウェイクラッチ4の動力出力部材と同期回転する第3プーリ7が回転し、第3プーリ7の回転動力が、矢印Cで示すように、第2駆動ベルトを介して第4プーリ8に伝達され、第4プーリ8の回動に伴って、圧縮機3の軸が回転して、圧縮機3が駆動するようになっている。
第1実施形態では、第3プーリ7の径が、第4プーリ8の径よりも大きくなっているから、圧縮機3の駆動軸の回転数が、ワンウェイクラッチ4の動力出力部材の回転数よりも増速されるようになっている。
尚、この運転は、エンジン1が出力不足で、エンジン1の回転数が低下したときに実現するようになっている。モータの出力が過剰なら、ワンウェイクラッチ4が空転し、モータの動力だけが圧縮機3に伝達されるようになっている。
図4は、エンジン1の出力が不足している場合であって、圧縮機3が中間運転をするとき(エンジン1の単独運転で、エンジン1の駆動力によってモータジェネレータ2を発電する時)の第1実施形態のヒートポンプの動作を示す模式図であり、エンジン1の回転動力でモータジェネレータ2と圧縮機3とを駆動する場合の動力の伝達の仕組みを説明するための図である。
この運転時では、エンジン1が回転駆動して、ワンウェイクラッチ4の動力入力部材が回転し、ワンウェイクラッチ4の動力入力部材と、動力出力部材が、係合子によって互いに係合するようになっている。そして、ワンウェイクラッチ4の動力入力部材と、動力出力部材が、互いに相対回転不可になって、矢印Aで示すように、動力入力部材の回転動力が、動力出力部材に伝達されるようになっている。そして、動力出力部材の回転に同期して第1プーリ5が回動して、第1プーリ5の回転動力が、矢印Bで示すように、第1駆動ベルトを介して第2プーリ6に伝達され、第2プーリ6の回動に伴って、モータジェネレータ2の軸が回転して、モータジェネレータ2が発電機として機能するようになっている。また、第1プーリ5の径が、第2プーリ6の径よりも大きくなっているから、モータジェネレータ2の回転数が、エンジン1の回転数よりも増速されるようになっている。
また、この動作と同時に、動力出力部材の回転に同期して第3プーリ7が回動して、第3プーリ7の回転動力が、矢印Cで示すように、第2駆動ベルトを介して第4プーリ8に伝達され、第4プーリ8の回動に伴って、圧縮機3の軸が回転して、圧縮機3が駆動するようになっている。また、第3プーリ7の径が、第4プーリ8の径よりも大きくなっているから、圧縮機3の回転数が、エンジン1の回転数よりも増速されるようになっている。
図5は、エンジン1が停止している場合であって、圧縮機3がモータで最小運転(モータが高出力なら圧縮機の中間運転も可能)をするときの第1実施形態のヒートポンプの動作を示す模式図であり、モータジェネレータ2のモータの回転動力で圧縮機3を駆動する場合の動力の伝達の仕組みを説明するための図である。
この動作時には、モータジェネレータ2の軸の回転に同期して第2プーリ6が回動し、第2プーリ6の回転動力が、矢印Aで示すように、第1駆動ベルトを介して第1プーリ5に伝達されるようになっている。また、第1プーリ5の回動に同期して、ワンウェイクラッチ4の動力出力部材が回動するようになっている。そして、第1プーリ5に同期して第3プーリ7が回転して、第3プーリ7の回転動力が、第2駆動ベルトを介して第4プーリ8に伝達され、第4プーリ8の回動に伴って、圧縮機3の軸が回転して、圧縮機3が駆動するようになっている。
また、この時、ワンウェイクラッチ4の係合子は、動力入力部材と、動力出力部材との間で遊転するようになっており、動力出力部材の回転動力が、動力入力部材に伝達されないようになっている。そして、動力出力部材の回転動力が、エンジン1に伝達されないようになっている。
第1実施形態によれば、第1プーリ5の径を、第2プーリ6の径よりも大きくしているから、エンジン1から、第1プーリ5、第2プーリ6を介してモータジェネレータ2の軸に伝達される回転動力の回転数を、エンジンの回転数に対して増速できる。したがって、エンジン1と、モータジェネレータ2の両方に最適な回転数を設定できる。
また、第1実施形態によれば、エンジン1の回転動力を、第3プーリ7、第2駆動ベルト10、第4プーリ8を介して圧縮機3の軸に伝達できる。また、圧縮機3の軸に第4プーリ8を取り付けると共に、第3プーリ7と、第4プーリ8の間を第2駆動ベルトで巻き回しているから、第3プーリ7と第4プーリ8の径の比を適切に設定することにより、エンジン1と圧縮機3の両方に最適な回転数を設定できる。
また、モータジェネレータ2をモータとして使用することもできて、モータの回転動力を、第2プーリ6、第1駆動ベルト9、第1プーリ5、第1プーリ5と同期回転する第3プーリ7、第2駆動ベルト10、第4プーリ8を介して、圧縮機3の駆動軸に伝達できる。したがって、エンジン1に無関係にモータで圧縮機3を駆動できる。
また、第1プーリ5が、ワンウェイクラッチ4の動力出力部材に取り付けられているから、ワンウェイクラッチ4の動力遮断の回転方向を適切に設定することにより、モータジェネレータ2の回転動力が、エンジン1の出力軸を伝達されないようにできる。したがって、エンジン1の駆動力をモータジェネレータ2および圧縮機3に伝達できる一方、モータジェネレータ2の駆動力をエンジン1に伝達しないようにできる。したがって、モータジェネレータ2をモータとして使用した場合に、モータの回転動力が、エンジン1の出力軸に伝達されることがなく、モータが無駄な仕事をすることがなく、無駄なエネルギーを消費することがない。
尚、第1実施形態では、第1プーリ5が、第3プーリ7よりもエンジン1側に位置していたが、この発明では、第3プーリが、第1プーリよりもエンジン側に位置しても良い。
また、第1実施形態では、第1プーリ5の径が、第2プーリ6の径よりも大きくて、第3プーリ7の径が、第4プーリの径よりも大きかったが、この発明では、第1プーリの径は、第2プーリの径よりも小さくても第2プーリの径と同一であっても良く、また、第3プーリの径は、第4プーリの径よりも小さくても第4プーリの径と同一であっても良い。また、第1プーリの径は、第3プーリの径よりも、大きくても小さくても良く、または、同一であっても良い。また、第1プーリと、第3プーリは、エンジンの出力軸の軸方向に間隔をおいて位置しても良く、または、エンジンの出力軸の軸方向に接触しても良く、または、一体成形されて同一部材であっても良い。
また、第1実施形態では、第3プーリ7と、第4プーリ8とが存在したが、この発明では、第3プーリと、第4プーリとが存在しなくても良い。そして、例えば、圧縮軸の出力軸が、エンジンの出力軸に直接つながっていても良く、また、エンジンの出力軸の回転数を、遊星歯車機構等の変速機で適宜変動させて、圧縮機に伝達するようにしても良い。
(第2実施形態)
図6は、第2実施形態のエンジン駆動ヒートポンプの構成を示す模式平面図である。尚、第2実施形態では、第1実施形態と共通の作用効果および変形例については説明を省略することにする。
図6に示すように、このエンジン駆動ヒートポンプ(以下、単に、ヒートポンプという)は、エンジン101と、発電機102と、圧縮機103と、ワンウェイクラッチ104と、第1プーリ105と、第2プーリ106と、第3プーリ107と、第4プーリ108と、第5プーリ109と、第1駆動ベルト113と、第2駆動ベルト114と、第3駆動ベルト115と、電磁クラッチ120を備える。
発電機102は、エンジン101に対してエンジン101の出力軸の径方向に間隔をおいて位置している。また、圧縮機103も、エンジン101に対してエンジン101の出力軸の径方向に間隔をおいて位置している。図6の平面図において、発電機102は、エンジン101の出力軸に対してその出力軸に垂直な方向の一方側に位置する一方、圧縮機103は、エンジン101の出力軸に対して上記垂直な方向の他方側に位置している。
ワンウェイクラッチ104は、動力入力部材と、動力出力部材と、複数の係合子を有している。ワンウェイクラッチ104の動力入力部材と、動力出力部材は、同じ方向に回転するようになっている。ワンウェイクラッチ104は、その動力出力部材の回転の回転数が、動力入力部材の回転の回転数よりも遅いときには、動力入力部材と、動力出力部材との間で係合子が噛み合って、動力入力部材と、動力出力部材との間で動力が伝達されるようになっている。また、ワンウェイクラッチ104は、その動力出力部材の回転の回転数が、動力入力部材の回転の回転数よりも速いときには、係合子が遊転し、動力入力部材と、動力出力部材との間で動力が遮断されるようになっている。
ワンウェイクラッチ104の動力入力部材および第1プーリ105は、エンジン1の出力軸に取り付けられ、第3プーリ107は、ワンウェイクラッチ104の動力出力部材に取り付けられている。第2プーリ106は、発電機102の軸に取り付けられ、第5プーリ109は、発電機102の軸上に設けられ、第4プーリ108は、圧縮機103の駆動軸に取り付けられている。電磁クラッチ120は、発電機102の軸を、第5プーリ109に嵌脱する役割を担っている。すなわち、電磁クラッチ120がオンになると、発電機102の軸の回転動力が、第5プーリ109に伝達される一方、電磁クラッチ120がオフになると、発電機102の軸の回転動力が、第5プーリ109に伝達されないようになっている。
第1駆動ベルト113は、第1プーリ105と、第2プーリ106に巻き回され、第2駆動ベルト114は、第3プーリ107と、第4プーリ108に巻き回されている。また、第3駆動ベルト115は、第3プーリ105と、第5プーリ109に巻き回されている。
第1プーリ105の径は、第2プーリ106の径よりも大きくなっており、第3プーリ107において第2駆動ベルト114が巻き回される部分の径は、第4プーリ108の径よりも大きくなっている。また、第3プーリ107において第3駆動ベルト115が巻き回される部分の径は、第5プーリの径よりも大きくなっている。図6に示すように、第3プーリ107において第2駆動ベルト114が巻き回される部分の径は、第3プーリ107において第3駆動ベルト115が巻き回される部分の径よりも大きくなっている。
尚、詳述しないが、図6において、参照番号117および118は、玉軸受を示している。玉軸受117および118は、発電機102の軸を図示しないハウジングの内周面に対して回動自在に支持している。
図7は、圧縮機103が、定格運転、最小運転しているときの第2実施形態のヒートポンプの動作を示す模式図であり、電磁クラッチ120が、図示しない制御装置によってオフ制御されている場合の動力の伝達の仕組みを説明するための図である。
この運転時では、エンジン101が回転駆動して、ワンウェイクラッチ104の動力入力部材が回転し、ワンウェイクラッチ104の動力入力部材と、動力出力部材とが、係合子によって互いに係合するようになっている。そして、ワンウェイクラッチ104の動力入力部材と、動力出力部材とが、互いに相対回転不可になって、矢印Aで示すように、動力入力部材の回転動力が、動力出力部材に伝達されるようになっている。そして、動力出力部材の回転に同期して、第3プーリ107が回動して、第3プーリ107の回転動力が、矢印Bで示すように、第2駆動ベルトを介して第4プーリ108に伝達され、第4プーリ108の回動に伴って、圧縮機103の軸が回転して、圧縮機103が駆動するようになっている。また、第3プーリ107の径が、第4プーリ108の径よりも大きくなっているから、圧縮機103の回転数が、エンジン101の回転数よりも増速されるようになっている。
また、この動作と同時に、ワンウェイクラッチ104の動力入力部材の回動によって、第1プーリ105が回転して、第1プーリ105の回転動力が、矢印Cで示すように、第1駆動ベルトを介して第2プーリ106に伝達され、第2プーリ106の回動に伴って、発電機102の軸が回転して、発電機102が発電するようになっている。また、第1プーリ105の径が、第2プーリ106の径よりも大きくなっているから、発電機102の回転数が、エンジン101の回転数よりも増速されるようになっている。
図8は、圧縮機103が中間運転しているときの第2実施形態のヒートポンプの動作を示す模式図であり、電磁クラッチ120が、図示しない制御装置によってオン制御されている場合の動力の伝達の仕組みを説明するための図である。
この運転時では、エンジン101が回転駆動して、ワンウェイクラッチ104の動力入力部材が回動すると、第1プーリ105が回転して、第1プーリ105の回転動力が、矢印Aで示すように、第1駆動ベルトを介して第2プーリ106に伝達され、第2プーリ106の回動に伴って、発電機102の軸が回転して、発電機102が発電するようになっている。ここで、第2プーリ106の径が、第1プーリ105の径よりも小さいから、エンジン101の出力軸の回転数よりも、発電機102の軸の回転数が大きくなって、発電機102が、効率的に発電するようになっている。
また、電磁クラッチ120がオンとなっているから、発電機102の回転動力が、第5プーリ109に伝達されて、第5プーリの回転動力が、矢印Bに示すように、第3駆動ベルト115を介して、ワンウェイクラッチ104の動力出力部材に取り付けられている第3プーリ107に伝達されるようになっている。
そして、第3プーリ107の回転動力が、矢印Cで示すように、第2駆動ベルトを介して第4プーリ108に伝達され、第4プーリ108の回動に伴って、圧縮機103の軸が回転して、圧縮機103が駆動するようになっている。
ワンウェイクラッチ104は、動力出力部材の回転の回転数が、動力入力部材の回転の回転数よりも大きいときには、係合子が、遊転するようになっている。第2実施形態では、電磁クラッチ120がオンになっている場合には、第3プーリ107と同期回転する動力出力部材の回転数が、動力入力部材の回転数よりも大きくなるように設定されており、動力入力部材と、動力出力部材との間で動力が伝達されないようになっている。
第2実施形態によれば、第1プーリ105の回転動力を、第1駆動ベルト113、第2プーリ106を介して、発電機102の軸に伝達できるから、第1プーリ105と、第2プーリ106の径の比を適切に設定することにより、エンジン101と、発電機102の両方に最適な回転数を設定できる。
また、電磁クラッチ120をオフにすると選択される第1動力伝達系、すなわち、エンジン101の回転動力を、ワンウェイクラッチ104、第3プーリ107、第2駆動ベルト114、第4プーリ108を介して、圧縮機103の駆動軸に伝達する第1動力伝達系において、第3プーリ107と、第4プーリ108の径の比を適切に設定することにより、エンジン101と、圧縮機103の両方に最適な回転数を設定できる。
また、電磁クラッチ120をオンにすると選択される第2動力伝達系、すなわち、エンジン101から発電機102の軸に伝達されている回転動力を、第5プーリ109、第3駆動ベルト115、第3プーリ107、第2駆動ベルト114、第4プーリ108を介して、圧縮機103の駆動軸に伝達する第2動力伝達系において、第5プーリ109と、第3プーリ107の径の比を適切に設定することにより、圧縮機103の回転数を、第1動力伝達系で適切に選ばれた回転数とは異なる他の好ましい回転数に設定できる。
したがって、圧縮機103の回転数を、2段階で好適に設定できるから、圧縮機103を、外気温や空調負荷に応じてより好適に駆動することができる。
尚、第2実施形態では、第3プーリ107において第2駆動ベルト114が巻き回される部分の径は、第3プーリ107において第3駆動ベルト115が巻き回される部分の径よりも大きくなっていた。しかし、この発明では、第3プーリにおいて第2駆動ベルトが巻き回される部分の径は、第3プーリにおいて第3駆動ベルトが巻き回される部分の径と同じであっても良く、または、第3プーリにおいて第3駆動ベルトが巻き回される部分の径よりも小さくても良い。また、第3プーリにおいて第2駆動ベルトが巻き回される部分と、第3プーリにおいて第3駆動ベルトが巻き回される部分を分離して、第3プーリを異なる二つのプーリで構成しても良い。
(第3実施形態)
図9は、第3実施形態のエンジン駆動ヒートポンプの構成を示す模式平面図である。
第3実施形態では、第2実施形態の構成部と同一構成部には同一参照番号を付して説明を省略することにする。また、第3実施形態では、第1および第2実施形態と共通の作用効果および変形例については説明を省略することにし、第1および第2実施形態と異なる構成、作用効果および変形例についてのみ説明を行うことにする。
図6および図9に示すように、第3実施形態のエンジン駆動ヒートポンプ(以下、単にヒートポンプという)は、発電機102を、モータジェネレータ172に置き換えた点と、第2ワンウェイクラッチ170を備え、第2ワンウェイクラッチ170の動力出力部材を、モータジェネレータ172の軸に取り付けている点と、第2プーリ176を、第2ワンウェイクラッチ170の動力入力部材に取り付けている点が、第2実施形態と異なる。
図10は、圧縮機103が定格運転、最小運転しているときの第3実施形態のヒートポンプの動作を示す模式図である。
この運転時では、電磁クラッチ120は、制御装置によってオフ制御される。また、この運転時では、エンジン101が回転駆動して、ワンウェイクラッチ(以下、第1ワンウェイクラッチという)104の動力入力部材が回転し、第1ワンウェイクラッチ104の動力入力部材と、動力出力部材が、係合子によって互いに係合するようになっている。そして、第1ワンウェイクラッチ104の動力入力部材と、動力出力部材が、互いに相対回転不可になって、動力入力部材の回転動力が、動力出力部材に伝達されるようになっている。そして、第1ワンウェイクラッチ104の動力出力部材の回転に同期して、第3プーリ107が回動して、第3プーリ107の回転動力が、矢印Aで示すように、第2駆動ベルトを介して第4プーリ108に伝達され、第4プーリ108の回動に伴って、圧縮機103の軸が回転して、圧縮機103が駆動するようになっている。また、第3プーリ107の径が、第4プーリ108の径よりも大きくなっているから、圧縮機103の回転数が、エンジン101の回転数よりも増速されるようになっている。
また、この動作と同時に、ワンウェイクラッチ104の動力入力部材の回動によって、第1プーリ105が回転して、第1プーリ105の回転動力が、矢印Bで示すように、第1駆動ベルトを介して第2プーリ176に伝達され、第2プーリ176の回動に伴って、第2ワンウェイクラッチ170の入力伝達部材が回動する。そして、第2ワンウェイクラッチ170の動力入力部材と、動力出力部材が、係合子によって互いに係合して、第2プーリ176の回転動力が、モータジェネレータ172の軸を回動して、モータジェネレータ172が発電するようになっている。また、第1プーリ105の径が、第2プーリ176の径よりも大きくなっているから、モータジェネレータ172の軸の回転数が、エンジン101の回転数よりも増速されるようになっており、モータジェネレータ172が効率的に発電するようになっている。
図11は、圧縮機103が中間運転しているとき(中継プーリで動力伝達、モータジェネレータ172で発電)の第3実施形態のヒートポンプの動作を示す模式図である。
この運転時では、電磁クラッチ120は、制御装置によってオン制御される。また、この運転時では、エンジン101が回転駆動して、第1ワンウェイクラッチ104の動力入力部材が回転し、その動力入力部材の回動によって、第1プーリ105が回転して、第1プーリ105の回転動力が、矢印Aで示すように、第1駆動ベルトを介して第2プーリ176に伝達され、第2プーリ176の回動に伴って、第2ワンウェイクラッチ170の入力伝達部材が回動する。そして、第2ワンウェイクラッチ170の動力入力部材と、動力出力部材が、係合子によって互いに係合して、第2プーリ176の回転動力が、モータジェネレータ172の軸を回動して、モータジェネレータ172が発電するようになっている。また、第1プーリ105の径が、第2プーリ176の径よりも大きくなっているから、モータジェネレータ172の軸の回転数が、エンジン101の回転数よりも増速されるようになっており、モータジェネレータ172が効率的に発電するようになっている。
また、電磁クラッチ120がオンになっているから、モータジェネレータ172の軸の回転動力が、第5プーリ109に伝達されて、第5プーリ109の回転動力が、矢印Bに示すように、第3駆動ベルト115を介して、ワンウェイクラッチ104の動力出力部材に取り付けられている第3プーリ107に伝達されるようになっている。
そして、第3プーリ107の回転動力が、矢印Cで示すように、第2駆動ベルトを介して第4プーリ108に伝達され、第4プーリ108の回動に伴って、圧縮機103の軸が回転して、圧縮機103が駆動するようになっている。尚、この運転では、第1ワンウェイクラッチ104は、動力入力部材と、動力出力部材で、動力が伝達されないようになっている。
図12は、圧縮機103が最小運転しているとき(エンジン101が停止等し、モータ駆動する運転)の第3実施形態のヒートポンプの動作を示す模式図である。
この運転時では、モータジェネレータ172が回転駆動すると、第2ワンウェイクラッチ170の動力出力部材が回転するようになっている。また、電磁クラッチ120がオンになっているから、モータジェネレータ172の軸の回転動力が、第5プーリ109に伝達されて、第5プーリ109の回転動力が、矢印Aに示すように、第3駆動ベルト115を介して、第1ワンウェイクラッチ104の動力出力部材に取り付けられている第3プーリ107に伝達されるようになっている。
そして、第3プーリ107の回転動力が、矢印Bで示すように、第2駆動ベルトを介して第4プーリ108に伝達され、第4プーリ108の回動に伴って、圧縮機103の軸が回転して、圧縮機103が駆動するようになっている。
第2ワンウェイクラッチ170の動力入力部材と、動力出力部材は、同じ方向に回転するようになっている。そして、第2ワンウェイクラッチ170は、その動力出力部材の回転の回転数が、動力入力部材の回転の回転数よりも遅いときには、動力入力部材と、動力出力部材との間で係合子が噛み合って、動力入力部材と、動力出力部材との間で動力が伝達されるようになっている。一方、第2ワンウェイクラッチ170は、その動力出力部材の回転の回転数が、動力入力部材の回転の回転数よりも速いときには、係合子が遊転し、動力入力部材と、動力出力部材との間で動力が遮断されるようになっている。
したがって、この運転時には、第2ワンウェイクラッチ170の動力入力部材と、動力出力部材との間で動力が遮断され、モータジェネレータ172の回転動力が、エンジン101側に伝達されないようになっており、モータジェネレータ172が無駄な仕事をしないようになっている。
第3実施形態によれば、発電機がモータジェネレータ172であるから、電磁クラッチ120をオンにすることにより、モータの回転動力を、第5プーリ109、第3駆動ベルト115、第3プーリ107、第2駆動ベルト114、第4プーリ108を介して、圧縮機103の駆動軸に伝達できて、エンジン101に無関係にモータの単独運転で圧縮機を駆動できる。
また、第3実施形態によれば、第2ワンウェイクラッチ170の動力の遮断の回転方向を適切に設定することにより、モータジェネレータ172をモータとして使用した場合に、モータの回転動力を、第2プーリ105側に伝達しないようにできる。したがって、モータジェネレータ172をモータとして使用した場合に、モータの回転動力が、エンジン101の出力軸を回動することがなくて、モータが無駄な仕事をすることがなく、無駄なエネルギーを消費することがない。
1,101 エンジン
2,172 モータジェネレータ
3,103 圧縮機
4,104 ワンウェイクラッチ
5,105 第1プーリ
6,106,176 第2プーリ
7,107 第3プーリ
8,108 第4プーリ
9 第1駆動ベルト
10 第2駆動ベルト
102 発電機
109 第5プーリ
113 第1駆動ベルト
114 第2駆動ベルト
115 第3駆動ベルト
120 電磁クラッチ
170 第2ワンウェイクラッチ

Claims (2)

  1. エンジンと、
    エンジンに対してエンジンの出力軸の径方向に間隔をおいて位置する発電機と、
    エンジンに対してエンジンの出力軸の径方向に間隔をおいて位置する圧縮機と、
    エンジンの出力軸に取り付けられた動力入力部材と、動力出力部材を有するワンウェイクラッチと、
    エンジンの出力軸に取り付けられた第1プーリと、
    発電機の軸に取り付けられた第2プーリと、
    ワンウェイクラッチの動力出力部材に取り付けられた第3プーリと、
    圧縮機の駆動軸に取り付けられた第4プーリと、
    発電機の軸上に設けられた第5プーリと、
    発電機の軸を第5プーリに嵌脱する電磁クラッチと、
    第1プーリと、第2プーリに巻き回された第1駆動ベルトと、
    第3プーリと、第4プーリに巻き回された第2駆動ベルトと、
    第3プーリと、第5プーリに巻き回された第3駆動ベルトと
    を備えることを特徴とするエンジン駆動ヒートポンプ。
  2. エンジンと、
    エンジンに対してエンジンの出力軸の径方向に間隔をおいて位置するモータジェネレータと、
    エンジンに対してエンジンの出力軸の径方向に間隔をおいて位置する圧縮機と、
    エンジンの出力軸に取り付けられた動力入力部材と、動力出力部材を有する第1ワンウェイクラッチと、
    動力入力部材と、モータジェネレータの軸に取り付けられた動力出力部材を有する第2ワンウェイクラッチと、
    エンジンの出力軸に取り付けられた第1プーリと、
    第2ワンウェイクラッチの動力入力部材に取り付けられた第2プーリと、
    第1ワンウェイクラッチの動力出力部材に取り付けられた第3プーリと、
    圧縮機の駆動軸に取り付けられた第4プーリと、
    モータジェネレータの軸上に設けられた第5プーリと、
    モータジェネレータの軸を第5プーリに嵌脱する電磁クラッチと、
    第1プーリと、第2プーリに巻き回された第1駆動ベルトと、
    第3プーリと、第4プーリに巻き回された第2駆動ベルトと、
    第3プーリと、第5プーリに巻き回された第3駆動ベルトと
    を備えることを特徴とするエンジン駆動ヒートポンプ。
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