JP2010077819A - 自動二輪車の始動兼発電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型で軽量な始動兼発電装置を提供する。
【解決手段】エンジン2と、ACGスタータ3と、遊星機構5と、を備え、クランク軸20と、ACGスタータ3の出力軸30を遊星機構5に接続するとともに、ACGスタータ3と遊星機構5をクランク軸20と同軸上に配置する自動二輪車の始動兼発電装置1において、ACGスタータ3の出力軸30をサンギヤ6に接続し、クランク軸を遊星キャリア7に接続し、リングギヤ8をクランクケース10に接続し、遊星キャリア7とクランク軸20の速度差に応じて遊星キャリア7とクランク軸20との動力伝達を断接する外側ワンウェイクラッチ42と、ACGスタータ3の出力軸30とエンジン2のクランク軸20の速度差に応じてACGスタータ3の出力軸30とクランク軸20との動力伝達を断接し、外側ワンウェイクラッチ42と同方向の回転を許容する内側ワンウェイクラッチ41と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動二輪車の始動兼発電装置に関する。
従来のエンジン始動兼発電装置として、ACGスタータ(発電兼始動装置)によってエンジンを始動させるものが知られている。このようなACGスタータでエンジンを始動させる場合、トルク不足により大型のエンジンを始動させることが難しかった。
この問題に対処したものとして特許文献1には、遊星機構(減速機構)を使うことでトルク不足を補っている。
特許3547735号公報
しかしながら、特許文献1に記載の始動装置においては、エンジンからモータへの動力伝達時(発電時)に、遊星機構による増速に起因して生じるACGスタータの過発電を防ぐため電磁クラッチ等により遊星機構の動作を制限する必要があった。
また、自動二輪車のようにエンジン廻りのスペースが制限されやすい車両においては、遊星機構を採用しても始動兼発電装置をコンパクトにすることが望ましく、特許文献1に記載の始動兼発電装置は、クランク軸と同軸上に遊星機構、モータを配置することで始動兼発電装置の小型化を図っているものの、電磁クラッチを設けることにより、始動兼発電装置の大型化、制御の複雑化、電磁クラッチによる消費電力の増加等の問題があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、トルク不足を解消しつつ、大型のエンジンまでも始動可能な小型で軽量な始動兼発電装置を提供する。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、
エンジンと、
ACGスタータと、
サンギヤと、遊星ギヤと、遊星キャリアと、リングギヤからなる遊星機構と、を備え、
前記エンジンの出力軸と、前記ACGスタータの出力軸を前記遊星機構に接続するとともに、
前記ACGスタータと前記遊星機構を前記エンジンの出力軸と同軸上に配置する自動二輪車の始動兼発電装置において、
前記ACGスタータの出力軸を前記サンギヤに接続し、
前記エンジンの出力軸を遊星キャリアに接続し、
前記リングギヤを前記エンジンの固定部材又はエンジンケースに接続し、
前記遊星キャリアと前記エンジンの出力軸の速度差に応じて前記遊星キャリアと前記エンジンの出力軸との動力伝達を断接する第1のワンウェイクラッチと、
前記ACGスタータの出力軸と前記エンジンの出力軸の速度差に応じて前記ACGスタータの出力軸と前記エンジンの出力軸との動力伝達を断接し、前記第1のワンウェイクラッチと同方向の回転を許容する第2のワンウェイクラッチと、を備える、
ことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の始動兼発電装置において、前記第1のワンウェイクラッチは、前記遊星キャリアから前記エンジンの出力軸への動力を伝達する方向で噛み合い、前記第2のワンウェイクラッチは、前記エンジンの出力軸から前記ACGスタータの出力軸へ動力が伝達する方向で噛み合う、ことを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の始動兼発電装置において、前記エンジンの出力軸は、その軸方向内部に前記ACGスタータの出力軸を挿通させ、前記第1のワンウェイクラッチは、前記エンジンの出力軸の外周面に設けられ、前記第2のワンウェイクラッチは、前記エンジンの出力軸の内周面に設けられる、ことを特徴とする。
請求項1記載の始動兼発電装置によれば、第1のワンウェイクラッチにより、エンジン始動時には、ACGスタータの動力を遊星機構を介してエンジンの出力軸に伝達することができ、始動トルクを上げる(減速する)ことができる。したがって、小型のACGスタータでも容易にエンジンの始動を行うことができる。さらに、第2のワンウェイクラッチにより、エンジン始動後は、エンジンの動力をエンジンの出力軸からACGスタータの出力軸へ伝達することができ、ACGスタータにより発電を行なうことができる。このとき、第1のワンウェイクラッチはエンジンの完爆によるエンジンの出力軸の回転増加に伴い遊星機構との噛み合いが開放されるので、ACGスタータの出力軸はエンジンの出力軸の回転と同期する。これにより、遊星機構による増速に起因するACGスタータの過発電を防止し、バッテリーの過充電を防止することができる。以上のように、遊星機構を採用した始動兼発電装置において、電磁クラッチを用いずに始動兼発電装置を簡単な構成で小型化することができる。
請求項2記載の始動兼発電装置によれば、第1のワンウェイクラッチをエンジン始動時の動力伝達手段、第2のワンウェイクラッチをエンジン始動後のACGスタータの発電のための動力伝達手段として機能させることができる。
請求項3記載の始動兼発電装置によれば、エンジンの出力軸の外周面と内周面とに第1及び第2のワンウェイクラッチを配置するので、エンジンの出力軸、ACGスタータの出力軸、遊星機構を同軸配置する上でコンパクトにまとめることができる。また、第1のワンウェイクラッチをエンジンの出力軸の外周面に設けたので、エンジンの完爆後は、エンジンの回転数が速まることにより第1のワンウェイクラッチとの噛み合いを解除することができ、エンジン始動後の遊星機構への動力伝達を遮断することができる。
以下、本発明の一実施形態に係るエンジン始動兼発電装置1について、図面を参照して説明する。本実施形態に係るエンジン始動兼発電装置1は、図1に示されるように、エンジン2と、ACGスタータ3と、これらエンジン2とACGスタータ3を接続する遊星機構5とを具備している。
遊星機構5は、サンギヤ6と、リングギヤ8と、サンギヤ6とリングギヤ8との間で両者に噛み合う3個の遊星ギヤ9と、これら3個の遊星ギヤ9を連結する遊星キャリア7と、を備え、リングギヤ8がクランクケース10(エンジンケース)に固定されている。従って、サンギヤ6の回転に伴い、遊星ギヤ9は自転しながらサンギヤ6の廻りを公転し、これによりサンギヤ6の回転を減速するとともに伝達トルクを増大させることができる。
エンジン2のクランク軸20は、ACGスタータ3側の端部が中空の中空軸部21を有し、中空軸部21の内周面にはACGスタータ3の出力軸30が、内側ワンウェイクラッチ41(第2のワンウェイクラッチ)を介して配置されており、中空軸部21の外周面には遊星キャリア7が外側ワンウェイクラッチ42(第1のワンウェイクラッチ)を介して配置されている。従って、エンジン2のクランク軸20は、内周面に設けられたACGスタータの出力軸30及び外周面に設けられた遊星キャリア7と動力伝達可能に接続されている。
ACGスタータ3の出力軸30は、そのエンジン側端部31が前述したように内側ワンウェイクラッチ41を介して、エンジン2のクランク軸20の中空軸部21内に配置され、エンジン側端部31よりもACGスタータ3側においては遊星機構5のサンギヤ6が接続されている。
内側ワンウェイクラッチ41は、ACGスタータ3の出力軸30とエンジン2のクランク軸20との速度差(回転数)に応じて動力伝達を断接するように構成されている。より具体的には、エンジン2のクランク軸20の回転速度がACGスタータ3の出力軸30の回転速度よりも速いときには、内側ワンウェイクラッチ41が接続されエンジン2の動力をACGスタータ3に伝達可能に構成され、一方、ACGスタータ3の出力軸30の回転速度がエンジン2のクランク軸20の回転速度よりも速いときには、内側ワンウェイクラッチ41が遮断されACGスタータ3の動力はエンジン2には伝達されない。
外側ワンウェイクラッチ42は、遊星キャリア7とエンジン2のクランク軸20との速度差(回転数)に応じて動力伝達を断接するように構成されている。より具体的には、遊星キャリア7の回転速度がエンジン2のクランク軸20の回転速度よりも速いときには、外側ワンウェイクラッチ42が接続され遊星キャリア7の動力をエンジン2に伝達可能に構成され、一方、エンジン2のクランク軸20の回転速度が遊星キャリア7の回転速度よりも速いときには、外側ワンウェイクラッチ42が遮断されエンジン2の動力は遊星キャリア7には伝達されない。
なお、内側ワンウェイクラッチ41と外側ワンウェイクラッチ42は、互いに同方向の回転を許容するものである。
内側ワンウェイクラッチ41と外側ワンウェイクラッチ42による動力伝達機構をより具体的に、図2を参照して説明すると、図中矢印で示す正転方向に回転する際に、遊星キャリア7からクランク軸20(図中A)、及び、クランク軸20からACGスタータ3の出力軸30(図中B)というように、ACGスタータ3の出力軸30とクランク軸20の回転中心に対して外側から内側へ動力を伝達しようとするとき、つまり、外側の方が内側よりも速く回転方向に回転しているとき、内側ワンウェイクラッチ41と外側ワンウェイクラッチ42は動力を伝達し、その逆の内側から外側へ動力を伝達しようとするとき、つまり、内側の方が外側よりも速く回転方向に回転しているとき、内側ワンウェイクラッチ41と外側ワンウェイクラッチ42は動力を遮断する。
このように構成された本実施形態に係る自動二輪車の始動兼発電装置1の作用について、以下に説明する。
〈エンジン始動時〉
ACGスタータ3によりエンジン2を始動するときは、駆動側のACGスタータ3を正転方向に回転させると、図3に示すように、ACGスタータ3の出力軸30に接続されたサンギヤ6の回転により遊星ギヤ9は自転しながらサンギヤ6の周りを正転方向に公転し、これにより遊星キャリア7は正転方向に回転する。このとき、エンジン2は静止しているため、遊星キャリア7の回転速度がエンジン2のクランク軸20の回転速度よりも速く、外側ワンウェイクラッチ42が接続される。外側ワンウェイクラッチ42が接続されることにより、図4に示すように、遊星キャリア7とエンジン2のクランク軸20が一体に同期して回転し、遊星キャリア7の動力が従動側のエンジン2のクランク軸20に伝達される。
また、ACGスタータ3の出力軸30のエンジン側端部31は、内側ワンウェイクラッチ41を介してエンジン2のクランク軸20に接続されているが、ACGスタータ3の出力軸30の回転速度がエンジン2のクランク軸20の回転速度よりも速いため、図4に示すように、内側ワンウェイクラッチ41は遮断されACGスタータ3の出力軸30は空転し、ACGスタータ3の出力軸30の動力がエンジン2のクランク軸20に伝達されることはない。
これにより、内側ワンウェイクラッチ41が遮断され、かつ、外側ワンウェイクラッチ42が接続されることにより、ACGスタータ3のトルクが遊星機構5により増大され、ACGスタータ3を駆動してエンジン2を従動させることにより、エンジン2をクランキングすることができる。
〈エンジン始動後〉
エンジン2の点火後、次第にエンジン2のクランク軸20の回転速度が増加し、エンジン2の完爆によりエンジン2のクランク軸20の回転速度は、遊星キャリア7の回転速度よりも速くなる。このとき、図6に示すように、外側ワンウェイクラッチ42により遊星キャリア7とエンジン2のクランク軸20との接続は遮断される。一方、内側ワンウェイクラッチ41は、エンジン2のクランク軸20の回転速度がACGスタータ3の出力軸30の回転速度よりも速いため、内側ワンウェイクラッチ41が接続されエンジン2のクランク軸20とACGスタータ3の出力軸30が一体に同期して回転し、エンジン2のクランク軸20の動力がACGスタータ3の出力軸30に伝達される。
なお、このときエンジン2のクランク軸20の回転に伴うサンギヤ6の正転方向の回転により、図5に示すように、遊星ギヤ9も自転しながらサンギヤ6の周りを公転し、これにより遊星キャリア7は正転方向に回転する。しかしながら、サンギヤ6から遊星キャリア7へは減速しているためこの回転速度はエンジン2のクランク軸20の回転速度よりも速くなることはなく、従って外側ワンウェイクラッチ42が接続されることはない。
これにより、駆動側のエンジン2による走行中に、ACGスタータ3を従動させて発電機として作動させることにより、バッテリーの充電を行うことができる。
以上、本発明の自動二輪車の始動兼発電装置1によれば、外側ワンウェイクラッチ42により、エンジン始動時には、ACGスタータ3の動力を遊星機構5を介してエンジン2のクランク軸20に伝達することができ、減速することで始動トルクを上げることができる。したがって、小型のACGスタータ3でも容易にエンジン2の始動を行うことができる。さらに、内側ワンウェイクラッチ41により、エンジン始動後は、エンジン2の動力をエンジン2のクランク軸からACGスタータ3の出力軸へ伝達することができ、ACGスタータ3により発電を行なうことができる。このとき、外側ワンウェイクラッチ42はエンジン2の完爆によるクランク軸20の回転増加に伴い遊星機構との噛み合いが開放されるので、ACGスタータ3の出力軸はエンジン2のクランク軸20の回転と同期する。これにより、遊星機構5による増速に起因するACGスタータ3の過発電を防止し、バッテリーの過充電を防止することができる。
さらに、電磁クラッチを備えていないため、始動兼発電装置を簡単な構成で小型化することができる。
また、本発明の自動二輪車の始動兼発電装置1によれば、外側ワンウェイクラッチ42をエンジン始動時の動力伝達手段、内側ワンウェイクラッチ41をエンジン始動後のACGスタータ3の発電のための動力伝達手段として機能させることができる。
また、本発明の自動二輪車の始動兼発電装置1によれば、エンジン2のクランク軸20の外周面に外側ワンウェイクラッチ42を設け、エンジン2のクランク軸20の内周面に内側ワンウェイクラッチ41を設けるので、エンジン2のクランク軸20、ACGスタータ3の出力軸30、遊星機構5を同軸配置する上でコンパクトにまとめることができる。
また、外側ワンウェイクラッチ42をエンジン2のクランク軸20の外周面に設けたので、エンジン2の完爆後は、エンジン2の回転数が速まることにより外側ワンウェイクラッチ42との噛み合いを解除することができ、エンジン始動後の遊星機構5への増速側への動力伝達を遮断することができる。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。
例えば、本実施形態においては、リングギヤ8はクランクケース10に固定されているが、クランクケース10に直接固定されている場合に限らず、クランクケース10に取り付けられた部材等、エンジン2の固定部材であればよい。
また、本実施形態においては、遊星ギヤ9の数を3個としたが、これに限定されず4個であっても5個であってもよい。
本発明の一実施形態に係る自動二輪車の始動兼発電装置の構成を示す模式図である。 内側ワンウェイクラッチと外側ワンウェイクラッチによる動力伝達を説明するための模式図である。 ACGスタータ側からエンジン側に向かって遊星歯車を見たエンジン始動時における遊星機構の説明図である。 エンジン始動時における始動兼発電装置の説明図である。 ACGスタータ側からエンジン側に向かって遊星歯車を見たエンジン完爆時における遊星機構の説明図である。 エンジン完爆時における始動兼発電装置の説明図である。
符号の説明
1 始動兼発電装置
2 エンジン
3 ACGスタータ
5 遊星機構
6 サンギヤ
7 遊星キャリア
8 リングギヤ
9 遊星ギヤ
10 クランクケース(エンジンケース)
20 クランク軸(エンジンの出力軸)
30 ACGスタータの出力軸
41 内側ワンウェイクラッチ(第2のワンウェイクラッチ)
42 外側ワンウェイクラッチ(第1のワンウェイクラッチ)

Claims (3)

  1. エンジンと、
    ACGスタータと、
    サンギヤと、遊星ギヤと、遊星キャリアと、リングギヤからなる遊星機構と、を備え、
    前記エンジンの出力軸と、前記ACGスタータの出力軸を前記遊星機構に接続するとともに、
    前記ACGスタータと前記遊星機構を前記エンジンの出力軸と同軸上に配置する自動二輪車の始動兼発電装置において、
    前記ACGスタータの出力軸を前記サンギヤに接続し、
    前記エンジンの出力軸を遊星キャリアに接続し、
    前記リングギヤを前記エンジンの固定部材又はエンジンケースに接続し、
    前記遊星キャリアと前記エンジンの出力軸の速度差に応じて前記遊星キャリアと前記エンジンの出力軸との動力伝達を断接する第1のワンウェイクラッチと、
    前記ACGスタータの出力軸と前記エンジンの出力軸の速度差に応じて前記ACGスタータの出力軸と前記エンジンの出力軸との動力伝達を断接し、前記第1のワンウェイクラッチと同方向の回転を許容する第2のワンウェイクラッチと、を備える、
    ことを特徴とする自動二輪車の始動兼発電装置。
  2. 前記第1のワンウェイクラッチは、前記遊星キャリアから前記エンジンの出力軸への動力を伝達する方向で噛み合い、
    前記第2のワンウェイクラッチは、前記エンジンの出力軸から前記ACGスタータの出力軸へ動力が伝達する方向で噛み合う、
    ことを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車の始動兼発電装置。
  3. 前記エンジンの出力軸は、その軸方向内部に前記ACGスタータの出力軸を挿通させ、
    前記第1のワンウェイクラッチは、前記エンジンの出力軸の外周面に設けられ、
    前記第2のワンウェイクラッチは、前記エンジンの出力軸の内周面に設けられる、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の自動二輪車の始動兼発電装置。
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