JP2002119096A - 電動発電機 - Google Patents

電動発電機

Info

Publication number
JP2002119096A
JP2002119096A JP2000302678A JP2000302678A JP2002119096A JP 2002119096 A JP2002119096 A JP 2002119096A JP 2000302678 A JP2000302678 A JP 2000302678A JP 2000302678 A JP2000302678 A JP 2000302678A JP 2002119096 A JP2002119096 A JP 2002119096A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
coil
motor generator
motor
rectifier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000302678A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4412839B2 (ja
Inventor
Yoshinari Tsukada
能成 塚田
Kimio Hachisuga
公朗 蜂須賀
Katsuhiko Iwazawa
克彦 岩澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2000302678A priority Critical patent/JP4412839B2/ja
Publication of JP2002119096A publication Critical patent/JP2002119096A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4412839B2 publication Critical patent/JP4412839B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Direct Current Motors (AREA)
  • Control Of Eletrric Generators (AREA)
  • Dc Machiner (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】スクータ等の二輪車や四輪乗用車等用の電動発
電機の構成を、簡単かつ低コスト化する。 【解決手段】電動発電機54が電動機として動作中の転
流時にブラシ20と整流子14との間で発生しようとす
る火花を防止するために転流する転流手段と、発電機と
しての動作時にコイル16に誘起する交流電圧を整流す
る整流手段とを、サイリスタ112とダイオード114
とからなる回路により共用するとともに、コイル16を
電動機と発電機に共用するようにしている。このため、
構成が簡単で低コスト化が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転電機である電
動発電機に関し、一層詳細には、たとえば内燃機関のス
ターターとオルタネーターとを兼用することの可能な電
動発電機に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関であるエンジンを有する車両用
の電動発電機では、最初に、直流電源としてバッテリが
電動発電機に接続され、該電動発電機が電動機として動
作し前記エンジンが始動する。すなわち、電動発電機は
スターターとして動作する。
【0003】そして、エンジンが始動された後、電動発
電機は発電機として動作され、前記バッテリの充電およ
び(または)電装品への電気の供給を行う。すなわち、
電動発電機はオルタネータとして動作する。
【0004】図6は、従来技術にかかる電動発電機シス
テム2の概略的な構成を示している。
【0005】この電動発電機システム2は、基本的に
は、電動発電機4と、この電動発電機4にリレー接点6
を介して接続されるバッテリ8とから構成されている。
リレー接点6は、スプリングにより自動復帰する自動復
帰接点を有するイグニッションスイッチ10に直列に接
続されているリレーコイル12を通じて駆動される(開
閉制御される)。
【0006】電動発電機4は、整流子14間にコイル1
6がΔ配線されたステータ18と、電動発電機4が電動
機として動作するときに、接触して直流電源を供給する
ブラシ20とコイル励磁用永久磁石(図示していない)
が配されるロータ22とを有している。なお、ロータ2
2の軸は、図示していないエンジンのクランクシャフト
に係合している。
【0007】電動発電機4は、電動機としての動作時に
ブラシ20と整流子14間での火花の発生を防止する転
流用ダイオード24と、モータコイル(単に、コイルと
もいう。)16に発生する電圧を誘起する発電コイル
(単に、コイルともいう。)26と、この発電コイル2
6に発生する電圧を整流してバッテリ8の充電用の整流
出力電圧を発生する各2個のサイリスタ27、ダイオー
ド28から構成される単相全波整流ブリッジ回路30
と、充電用の過電圧発生時にサイリスタ27のゲートを
遮断状態としてバッテリ8等を保護する制御回路29を
有している。
【0008】なお、単相全波整流ブリッジ回路30とバ
ッテリ8との間には、過電流保護用のヒューズ32が挿
入されている。
【0009】このように構成される電動発電機システム
2は、エンジンの非動作時において、ユーザによりイグ
ニッションスイッチ10が操作されて閉状態とされてい
る間、リレー接点6が閉状態となり、バッテリ8から電
動発電機4に対して直流電源が供給される。これによ
り、電動発電機4は、ロータ22が回転し電動機として
動作する。
【0010】電動機として動作しているときにロータ2
2に係合するクランクシャフトを介して、いわゆるクラ
ンキングがなされエンジンが点火して始動されると、ユ
ーザは、イグニッションスイッチ10の操作を終了す
る。これにより、イグニッションスイッチ10が開状態
となり、リレー接点6が開状態となる。
【0011】一方、このエンジンの動作状態においてク
ランクシャフトを介してロータ22が回転されると、い
わゆるガバナ機構によりクランキング回転数とアイドリ
ング回転数との間で整流子14とブラシ20とが切り離
され非接触状態に至る。
【0012】そして、永久磁石を有するロータ22が回
転しているとき、コイル16に電圧が誘起し、さらに発
電コイル26に交流電圧が誘起する。発電コイル26に
誘起した交流電圧は、単相全波整流ブリッジ回路30に
より直流整流出力電圧とされ、バッテリ8の充電用、お
よび図示していない電装品に供給される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に、従来技術に係る電動発電機4は、電動機用のモータ
コイル16と火花防止用の転流用ダイオード24から構
成される電動機部分と、発電用の発電コイル26と単相
全波整流ブリッジ回路30からなる発電機部分とから構
成されており、電動発電機4の構成部品が多いことから
コストが高くなり、かつ装置自体が大型化するという課
題がある。
【0014】この発明は、上述した課題を考慮してなさ
れたものであって、簡単な構成であり、低コスト化が可
能で、かつ装置全体の小型化を可能とする電動発電機を
提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明は、ステータ側
には整流子間にコイルが配され、ロータ側には永久磁石
が配されるとともに、前記整流子と接触するブラシが配
されたブラシ付き電動発電機において、始動時に、直流
電源により前記電動発電機が電動機として動作するとき
に、前記整流子と前記コイルに接続されて前記コイルに
蓄積された磁気エネルギーを転流する転流手段を備え、
始動後に、前記電動発電機が発電機として動作するとき
には、前記転流手段が、前記コイルに誘起する交流電圧
の整流手段として使用される接続とし、前記電動機用お
よび前記発電機用として、前記コイルおよび前記転流手
段を共用することを特徴とする(請求項1記載の発
明)。
【0016】この発明によれば、電動機動作時における
コイル(モータコイル)および転流手段を、それぞれ発
電機動作時における発電コイルおよび整流手段として共
用するようにしているので、構成を簡単にでき低コスト
化が図られる。また、装置全体としても小型化を達成す
ることができる。
【0017】この場合、前記コイルに誘起する交流電圧
の前記整流手段による整流出力電圧を検知する電圧検知
回路と、入力側が前記電圧検知回路の出力側に接続さ
れ、出力側が前記整流手段に接続されるトリガ回路とを
備えることにより、直流電源への過電圧印加を防止する
ことができる(請求項2記載の発明)。なお、直流電源
がバッテリであるとき、そのバッテリへの過電圧を原因
とする過充電を防止することができる。
【0018】そして、前記トリガ回路は、前記電圧検知
回路により検知される整流出力電圧が所定電圧以下の値
である場合には、前記整流手段を導通可能な状態とし、
前記整流出力電圧が前記所定電圧を超える値である場合
には、前記整流手段を遮断状態とするように構成するこ
とができる(請求項3記載の発明)。このため、電圧検
知回路とトリガ回路とによりバッテリ電圧を前記所定電
圧に定電圧制御することが可能となる。
【0019】また、前記コイルが三相結線とされ、前記
整流手段が前記コイルと前記直流電源との間で三相ブリ
ッジ接続構成とされているとき、前記三相ブリッジ接続
構成とされている直流電源の+端子側に接続されている
前記整流手段をサイリスタとし、前記直流電源の−端子
側に接続されている前記整流手段をダイオードまたはサ
イリスタとすることで、簡単な構成で整流作用、過電圧
保護作用および定電圧制御作用を達成することができる
(請求項4記載の発明)。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態に
つき、添付の図面を参照して詳細に説明する。なお、以
下に参照する図面において、上記図6に示したものと対
応するものには同一の符号を付ける。
【0021】図1は、この発明の一実施の形態が適用さ
れた電動発電機システム50の模式的な構成を示してい
る。この電動発電機システム50は、たとえば内燃機関
であるエンジンを有するスクーター等の二輪車や、四輪
乗用車に組み込まれて使用に供される。
【0022】図2は、図1に示した制御回路52の詳細
な電気回路構成を含む電動発電機システム50の構成を
示している。制御回路52は、後に詳細に説明する電圧
検知回路100と比較回路102とトリガ回路104と
から構成されている。
【0023】図1および図2に示す電動発電機システム
50は、基本的には、電動発電機54と、この電動発電
機54にリレー接点6を介して接続される直流電源であ
るバッテリ8とから構成されている。バッテリ8の端子
間電圧の公称電圧値は12[V]である。このバッテリ
8が満充電されたときの端子間電圧の値は、14.5
[V]に設定している。
【0024】リレー接点6は、スプリングにより自動復
帰する自動復帰接点を有するイグニッションスイッチ1
0に直列に接続されているリレーコイル12を通じて駆
動される(開閉制御される)。実際上、イグニッション
スイッチ10は、自動復帰接点を有するイグニッション
スイッチ10と、ラジオやランプ等の電装品に電源を供
給するアクセサリースイッチ11とから構成されてい
る。なお、四輪乗用車等では、構造上、アクセサリース
イッチ11が閉状態になっているときにのみ、イグニッ
ションスイッチ10をオンオフ操作できるように構成さ
れている。
【0025】電動発電機54は、整流子14間にコイル
16が三相のΔ配線されたステータ18と、電動発電機
54が電動機として動作するときに、接触して直流電源
を供給するブラシ20とコイル励磁用永久磁石(図示し
ていない)とが配されるロータ22とを有している。な
お、ロータ22の軸は、図示していないエンジンのクラ
ンクシャフトに係合している。
【0026】電動発電機54は、さらに、電動機として
の駆動時において、ブラシ20と整流子14間での火花
の発生を防止する火花防止用ダイオードとして機能する
とともに、発電機としての動作時にコイル16に誘起す
る交流電圧を整流してバッテリ8の充電用の整流出力電
圧を発生する整流手段として機能する三相ブリッジ接続
構成の転流手段110と、この転流手段110に接続さ
れバッテリ8への充電時の過電圧を監視して保護する制
御回路52とを有している。
【0027】ここで転流手段110は、電動発電機54
が電動機として動作するときには、火花防止用転流手段
として機能し、発電機として動作するときには、整流手
段として機能する共用構成とされている。
【0028】転流手段110は、それぞれサイリスタ1
12とダイオード114とが順方向に直列接続された回
路が、3回路並列接続された構成とされ、ダイオード1
14のアノード側の共通接続点はバッテリ8の負極、こ
の場合アースに接続されている。また、サイリスタ11
2のカソード側の共通接続点は、制御回路52に接続さ
れるとともに、過電流保護用のヒューズ32およびアク
セサリースイッチ11を介してバッテリ8の正極に接続
されている。また、各サイリスタ112のアノードとダ
イオード114の接続点は、それぞれ整流子14に接続
されている。サイリスタ112のゲートは、制御回路5
2に接続されている。ここで、ダイオード114は、サ
イリスタに代替することが可能である。
【0029】制御回路52は、図2に示すように、転流
手段110が整流手段として動作しているときに、コイ
ル16に誘起する交流電圧の該転流手段110による三
相全波整流出力等の電圧Vaの値を検知する電圧検知回
路100と、この電圧検知回路100の出力により整流
手段として動作している転流手段110の導通、非導通
(遮断)を制御するトリガ回路104とを備えている。
【0030】電圧検知回路100は、可変抵抗器122
と定電圧ダイオード124と抵抗器126よりなる分圧
回路とされ、整流出力電圧Vaの分圧電圧Vbの値をト
リガ回路104に出力する。ここで、可変抵抗器122
を調整することにより、分圧比を変えることができる。
換言すれば、可変抵抗器122を調整することにより、
バッテリ8の種類や回路全体のばらつきを吸収する分圧
電圧Vbに設定することができる。
【0031】また、電圧検知回路100は、三相全波整
流出力電圧としての電圧Vaを検出するばかりではな
く、バッテリ8の端子間電圧を検出する。直接的には、
バッテリ8の端子間電圧を電圧Va(分圧電圧Vb)と
して検出する。
【0032】分圧電圧Vbは、トリガ回路104を構成
するNPNトランジスタ128のベースに接続され、電
圧Va(分圧電圧Vb)が、所定の過電圧以上の値にな
っていない場合には、このトランジスタ128は、オフ
状態に設計されている。
【0033】なお、以下の説明において、整流出力電圧
Vaが過電圧になっていない状態を通常状態といい、過
電圧になっている状態を過電圧状態という。
【0034】制御回路52では、電圧Vaに比例した分
圧電圧Vbが、Vb>Vbe(トランジスタ128のベ
ースエミッタ順方向電圧)となったとき、トランジスタ
128がオフ状態からオン状態にされるように設計され
ている。
【0035】トランジスタ128のコレクタとエミッタ
間には、定電圧ダイオード160が接続され、この定電
圧ダイオード160のカソードに抵抗器130、ダイオ
ード162、および抵抗器132が直列に順次接続され
ている。なお、定電圧ダイオード160は、その定電圧
値が16〜20[V]に設定され、発電電圧がこの電圧
値を超えた場合、後述するようにPNPトランジスタ1
68をオフ状態とし、結果としてバッテリ8を過電圧か
ら保護するように動作する。
【0036】抵抗器132には、3個のダイオード15
0、152、154のカソード共通接続点と、抵抗器1
34、136の一端が接続されている。
【0037】3個のダイオード150、152、154
のアノードは、それぞれ、各組のサイリスタ112とダ
イオード114の共通接続点に接続されている。
【0038】抵抗器134の他端はダイオード164の
アノードに接続され、このダイオード164のカソード
は、通常状態ではオン状態となっているPNPトランジ
スタ168のベースに接続されている。
【0039】抵抗器136の他端はトランジスタ168
のエミッタに接続されている。
【0040】抵抗器130とダイオード162のカソー
ド間に、通常状態ではオフ状態となっているPNPトラ
ンジスタ166のベースが接続され、このPNPトラン
ジスタ166のコレクタは、抵抗器172を通じて接地
されるとともに、トランジスタ168のベースおよびダ
イオード164のカソードに接続されている。
【0041】トランジスタ168のコレクタは、ダイオ
ード170のアノードに接続され、ダイオード170の
カソードは、抵抗器140aと142a、抵抗器140
bと142bおよび抵抗器140cと142cの各分圧
回路を介して整流出力電圧Vaの検出点に接続されてい
る。抵抗器140aと142a、抵抗器140bと14
2bおよび抵抗器140cと142cの各分圧回路の分
圧点は、それぞれサイリスタ112のゲートに接続され
ている。
【0042】ここで、トランジスタ128のコレクタに
現れる電圧を電圧Vc、トランジスタ166のベースに
現れる電圧を電圧Vd、ダイオード150、152、1
54のカソード共通接続点に現れる電圧をVe、トラン
ジスタ168のベースに現れる電圧を電圧Vfと称す
る。
【0043】この実施の形態に係る電動発電機システム
50は、以上のように構成されるものであり、次にその
動作についてさらに詳しく説明する。
【0044】図示していないエンジンの非動作時におい
て、アクセサリースイッチ11およびイグニッションス
イッチ10は、ともに開状態(オフ状態)とされてい
る。イグニッションスイッチ10が開状態とされている
ときに、リレー接点6も開状態となっている。
【0045】ドライバ等のユーザが、エンジンを始動し
ようとするとき、まず、アクセサリースイッチ11が開
状態から閉状態に操作される。このとき電圧Vaは、整
流出力電圧ではなく、この整流出力電圧値より電圧値の
低いバッテリ8の端子間電圧値とされる。この状態にお
いて、電圧検知回路100の分圧電圧Vbは、比較回路
102のトランジスタ128の基準電圧であるベースエ
ミッタ順方向電圧Vbeより低い電圧(Vb<Vbe)
となるように設計されているので、トランジスタ128
はオフ状態とされている。
【0046】また、ロータ22が回転していないので、
コイル16には誘起電圧が発生していない。このため、
ダイオード150、152、154はオフ状態とされ、
ダイオード170がオフ状態とされるのでサイリスタ1
12もオフ状態とされ、結局、バッテリ8から電流が供
給される定電圧ダイオード124を除く全ての能動素子
がオフ状態になっている。
【0047】次に、アクセサリースイッチ11が閉じら
れている状態において、ユーザによりイグニッションス
イッチ10が操作される。上述したようにイグニッショ
ンスイッチ10は、自己復帰型のスイッチであり操作す
る手を離さない状態でのみ図示していないスプリングの
圧縮力に対抗して閉状態とされている。
【0048】イグニッションスイッチ10が閉状態とさ
れたとき、バッテリ8からイグニッションスイッチ10
を通じてリレーコイル12に励磁電流が流れ、リレー接
点6が閉状態とされる。
【0049】これにより、バッテリ8の直流電源が、リ
レー接点6を通じて電動発電機54のブラシ20間に供
給され、電動発電機54は、ロータ22が回転し電動機
として動作する。電動機として動作しているとき、ロー
タ22に係合されているエンジンのクランクシャフトが
回転を開始してクランキングが行われる。クランキング
によるクランクシャフトの回転により、エンジンのピス
トンが往復動を開始し、内燃機関としての動作が開始
し、エンジンが始動する。
【0050】なお、ロータ22が回転し、電動発電機5
4が電動機として動作しているとき、ロータ22に取り
付けられているブラシ20とステータ18の整流子14
とが断続的に接続される。
【0051】このとき、コイル16に三相の交流電圧が
発生し、発生した交流電圧によりダイオード150、1
52、154が順次導通状態とされ、ダイオード15
0、152、154の共通カソード点の電圧Veは、常
時、略ピーク電圧とされる。
【0052】このとき、抵抗器134を通じてダイオー
ド164が、常時、導通とされ、トランジスタ168が
オン状態とされる。これにより、ダイオード170が導
通状態とされることで、サイリスタ112のゲートがハ
イレベルとされ、サイリスタ112が導通可能な状態と
される。
【0053】実際上、この電動発電機54は、電動機と
して動作されたとき、コイル16に発生した誘起電圧に
より、ただちにサイリスタ112が順次導通状態とされ
(ダイオード114はそれぞれオフ状態)、電圧Vaが
整流出力電圧とされる。
【0054】ブラシ20が隣の整流子14に移るとき、
いわゆる転流するとき、正極側のブラシ20(図1、図
2中、上側のブラシ)から、逆起電力が発生しているコ
イル16に接続された整流子14に対して火花電流が流
れようとし、かつ火花が発生しようとするが、サイリス
タ112が導通可能な状態となっているので、例として
図3の矢印経路Aに示すように、転流しようとしている
コイル16から整流子14、サイリスタ112、ヒュー
ズ32、アクセサリースイッチ11、リレー接点6、お
よび正極側のブラシ20の経路で電流(火花を発生させ
ようとする電流)が流れる。
【0055】この場合、正極側のブラシ20と整流子1
4との間の電圧がサイリスタ112の導通時の端子間電
圧である0.5[V]程度に保持されるので、実際上、
転流時に正極側のブラシ20と整流子14との間で火花
が発生することがない。
【0056】これと同時に、接地されている負極のブラ
シ20と整流子14との間でコイル16の逆起電力に基
づく火花が発生しようとするが、図3の矢印経路Bに示
すように、転流しようとしているコイル16から整流子
14、負極側のブラシ20、ダイオード114、整流子
14の経路で電流(火花を発生させようとする電流)が
流れる。
【0057】この場合にも、負極側のブラシ20と整流
子14との間の電圧がダイオード114の順方向電圧で
ある0.5[V]程度に保持されるので、実際に、転流
時に、負極側のブラシ20と整流子14との間で火花が
発生することがない。
【0058】ロータ22が回転を開始して、エンジンが
始動され所定回転数となったとき、ロータ22の回転に
係る遠心力を利用して、ロータ22のブラシ20と整流
子14との接続が後述するガバナ機構により開状態とさ
れる。以降、ブラシ20と整流子14とは接続されるこ
とがなくロータ22は、エンジンにより回転され、電動
発電機54は、発電機として動作する。
【0059】四輪乗用車の走行中等、電動発電機54が
発電機として動作しているとき、換言すれば、エンジン
が作動していて永久磁石を有するロータ22が回転して
いるとき、コイル16に電圧が誘起する。コイル16に
誘起した交流電圧は、三相全波整流ブリッジ回路となっ
ている転流手段110により直流整流出力としての電圧
Vaとされ、バッテリ8の充電用、および図示していな
い電装品に供給される。
【0060】充電時において、この整流出力値としての
電圧Vaの分圧電圧Vbが電圧検知回路100により常
時検知される。
【0061】この実施の形態において、電圧Vaがバッ
テリ8の過電圧となるVa=+14.5[V]となった
とき、分圧電圧Vbがトランジスタ128のベースエミ
ッタ順方向電圧Vbe=0.7[V]を超える値(Vb
>Vbe)となるように設計されている。
【0062】分圧電圧VbがVb>Vbeとなったと
き、トランジスタ128は、オフ状態からオン状態(飽
和状態)になる。このとき、抵抗器132とダイオード
162に電流が流れ、トランジスタ166がオフ状態か
らオン状態とされ、抵抗器134およびダイオード16
4に電流が流れなくなることから、トランジスタ168
およびダイオード170がオフ状態とされる。
【0063】これによりサイリスタ112のゲート電圧
は電圧Vaとされ、サイリスタ112がオフ状態とされ
ることで、バッテリ8が発電機を構成するサイリスタ1
12から切り離される。そして、電圧Vaの値がバッテ
リ8の電圧値になる。
【0064】バッテリ電圧Vaの変動に対応し電圧検知
回路100を通じてトリガ回路104が、サイリスタ1
12をオンオフ制御することにより、バッテリVaの端
子電圧が所定の一定電圧に定電圧制御される。
【0065】なお、発電電圧が、たとえば16[V]以
上に上昇した場合には、定電圧ダイオード160が定電
圧状態となり、この場合にも、トランジスタ166がオ
ン状態となるので、トランジスタ168はオフ状態とさ
れ、結果としてサイリスタ112がオフ状態とされる。
【0066】このため、バッテリ8へ過電圧が印加され
ることなく、バッテリ8が保護される。すなわち、バッ
テリ8への過電圧の供給(印加)が未然に防止される。
【0067】図4、図5は、上述したように構成され、
かつ動作する電動発電機54の機械的構成の一部省略断
面を表す模式図であり、図4は、電動機としての状態を
示し、図5は、発電機としての状態を示している。な
お、図4、図5において、上述した、図6、図1〜図3
に示したものと対応するものには同一の符号を付け、そ
の詳細な説明は省略する。
【0068】図4および図5に示すように、電動発電機
54は、基本的には、整流子14間にコイル16が配さ
れるステータ18と、コイル16の励磁用の永久磁石2
04が配されるとともに、電動機としての動作時に整流
子14と接触するブラシ20が配されたロータ22とを
備えている。なお、コイル16は、理解の便宜上、2つ
のみ描いているが、実際上は3個存在する(図1または
図2参照)。また、ブラシ20は、それぞれロータ22
内でスリップリング15に接続され、始動時(電動機と
しての動作時)には、バッテリ8からの電圧が、端子2
26、227およびスリップリング15、15を介して
ブラシ20に供給される。
【0069】ロータ22は、同時に回転する第1回転部
22aとこれに係合する第2回転部22bとから構成さ
れている。第2回転部22bは、第1回転部22aに対
し、スライド機構208を介して矢印P方向(発電機と
しての動作時)あるいは矢印Q方向(電動機としての動
作時あるいは停止時)に移動可能に構成されている。
【0070】第2回転部22bのスライド機構208
は、ばね210、連結ピン214、円盤212およびウ
エイトローラ206とから構成され、いわゆるガバナ機
構を構成している。
【0071】第1回転部22aには、図示していないエ
ンジンのクランクシャフト202が固定されるととも
に、永久磁石204が固定されている。第2回転部22
bには、ブラシ20およびスリップリング15が埋め込
まれている。
【0072】一方、ステータ18は、モールド部材80
を有し、このモールド部材80にコア222と整流子1
4の保持部材が固定されている。上述したように、コア
222には、コイル16が巻かれている。
【0073】そして、バッテリ8の正端子が、アクセサ
リースイッチ11およびヒューズ32を介して図1に示
した制御回路52と三相全波整流ブリッジ回路を含む電
気回路224に接続されるとともに、リレー接点6を通
じて端子226に接続されている。バッテリ8の負端子
は、電気回路224および端子227に接続される。
【0074】バッテリ8の正端子と負端子間には、イグ
ニッションスイッチ10とリレーコイル12の直列回路
が接続されている。
【0075】そして、図4に示すように、エンジンの停
止時あるいは始動時において、ウエイトローラ206が
軸心側にあるときには、スライド機構208は、ばね2
10の圧縮力により第2回転部22bを矢印Q方向端に
スライドさせ、ブラシ20に対して整流子14、端子2
26、227が電気的に接続状態とされる。この状態に
おいて、バッテリ8から電源が供給されたとき、電動発
電機54は、電動機として動作し、ロータ22が、矢印
方向に回転し、クランクシャフト202を介してクラン
キングされエンジンが始動される。
【0076】また、ロータ22が回転することによりウ
エイトローラ206が、遠心力により図5に示す矢印方
向に移動することで、スライド機構208の連結ピン2
04を介し、第2回転部22bが、ばね210の圧縮力
より強い力で矢印P方向にスライドされる。この結果、
ブラシ20と整流子14およびスリップリング15と端
子226、227の接続が分離され、以降、電動発電機
54は、発電機として動作し、バッテリ8への充電が開
始される。
【0077】上述したように、この実施の形態によれ
ば、ステータ18側には整流子14間にコイル16が配
され、ロータ22側には前記コイル励磁用の永久磁石2
04が配されるとともに、整流子14と接触するブラシ
20が配されたブラシ付き電動発電機54において、始
動時に、直流電源であるバッテリ8により電動発電機5
4が電動機として動作するときに、整流子14とコイル
16に接続されて該コイル16に蓄積された磁気エネル
ギーを転流する火花防止用の転流手段110としてのサ
イリスタ112とダイオード114とを備え、始動後
に、電動発電機54が、少なくともバッテリ8を充電す
る発電機として動作するときには、転流手段110が、
コイル16に誘起する交流電圧の整流手段として使用さ
れる接続とし、電動機用および発電機用として、コイル
16および転流手段110を共用するように構成してい
る。
【0078】このため、図6を参照して説明した従来技
術に係る電動発電機システム2とは異なり、単独の発電
コイル26が不要となり、かつ火花防止回路と整流回路
とを共用することができるので、大型の電力用ダイオー
ド24、28の個数を減らすことが可能となり、電動発
電機54の構成を簡単にできる。したがって、低コスト
化が図られる。また、装置全体としても小型化を達成す
ることができる。なお、制御回路52は、比較的に低消
費電力回路であり、集積回路1個で簡単に構成すること
ができる。
【0079】この場合、コイル16に誘起する交流電圧
の整流手段として機能している転流手段110による整
流出力電圧Vaを検知する電圧検知回路100と、入力
側が電圧検知回路100の出力側に接続され、出力側が
転流手段110に接続されるトリガ回路104とを備え
ることにより、バッテリ8への過電圧印加を防止するこ
とができる。
【0080】そして、トリガ回路104は、電圧検知回
路100により検知される整流出力電圧Vaが、所定電
圧(ここでは、上述したように14.5[V])以下の
値である場合には、転流手段110を導通可能な状態と
し、整流出力電圧Vaが、所定電圧を超える値である場
合には、転流手段110を遮断状態とするように構成し
ているので、電圧検知回路100とトリガ回路104と
によりバッテリ電圧Vaを所定電圧に定電圧制御するこ
とが可能となる。
【0081】この実施の形態においては、コイル16が
三相結線とされ、転流手段110がコイル16とバッテ
リ8との間で三相ブリッジ接続構成とされているとき、
三相ブリッジ接続構成とされているバッテリ8の+端子
側に接続されている整流手段をサイリスタ112とし、
バッテリ8の−端子側に接続されている整流手段をダイ
オード114またはサイリスタとすることで、簡単な構
成で整流作用、定電圧制御作用および過電圧保護作用を
達成している。
【0082】なお、この発明は、上述の実施の形態に限
らず、この発明の要旨を逸脱することなく種々の構成を
採りうることができる。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、電動機動作時におけるコイル(モータコイル)およ
び転流手段を、それぞれ発電機動作時における発電コイ
ルおよび整流手段として共用するようにしているので、
構成を簡単にでき低コスト化が図られる。また、装置全
体としても小型化を達成することができる。また、部品
点数の減少に基づく高信頼化を同時に実現することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態が適用された電動発電
機システムの構成図である。
【図2】制御回路の構成を詳細に描いた図1例の電動発
電機システムの詳細回路図である。
【図3】火花を防止する転流手段の説明図である。
【図4】この発明の一実施の形態が適用された電動発電
機が電動機として動作時(始動時)の機械的構成の一部
省略縦断面を示す模式図である。
【図5】この発明の一実施の形態が適用された電動発電
機が発電機として動作時(充電時)の機械的構成の一部
省略縦断面を示す模式図である。
【図6】従来技術に係る電動発電機システムの構成図で
ある。
【符号の説明】
6…リレー接点 8…バッテリ 10…イグニッションスイッチ 11…アクセサリー
スイッチ 12…リレーコイル 14…整流子 16…コイル 18…ステータ 20…ブラシ 22…ロータ 22a…第1回転部 22b…第2回転部 50…電動発電機システム 52…制御回路 54…電動発電機 100…電圧検知回
路 102…比較回路 104…トリガ回路 110…転流手段 112…サイリスタ 114…ダイオード 122…可変抵抗器 202…クランクシャフト 204…永久磁石 206…ウエイトローラ 208…スライド機
構 210…ばね 224…電気回路 226、227…端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩澤 克彦 埼玉県狭山市新狭山1−10−1 ホンダエ ンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 5H571 AA03 BB03 BB07 CC02 DD01 EE03 GG05 HA08 HA11 HA16 HD03 LL23 MM03 5H590 AA10 CA07 CA23 CC11 CC19 CC25 CD01 CD03 CE05 EA01 EA10 EA13 FA08 FC12 FC15 FC17 GA02 HA02 5H623 AA01 BB01 BB07 GG11

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ステータ側には整流子間にコイルが配さ
    れ、ロータ側には永久磁石が配されるとともに、前記整
    流子と接触するブラシが配されたブラシ付き電動発電機
    において、 始動時に、直流電源により前記電動発電機が電動機とし
    て動作するときに、前記整流子と前記コイルに接続され
    て前記コイルに蓄積された磁気エネルギーを転流する転
    流手段を備え、 始動後に、前記電動発電機が発電機として動作するとき
    には、前記転流手段が、前記コイルに誘起する交流電圧
    の整流手段として使用される接続とし、 前記電動機用および前記発電機用として、前記コイルお
    よび前記転流手段を共用することを特徴とする電動発電
    機。
  2. 【請求項2】請求項1記載の電動発電機において、 前記コイルに誘起する交流電圧の前記整流手段による整
    流出力電圧を検知する電圧検知回路と、 入力側が前記電圧検知回路の出力側に接続され、出力側
    が前記整流手段に接続されるトリガ回路とを備えること
    を特徴とする電動発電機。
  3. 【請求項3】請求項2記載の電動発電機において、 前記トリガ回路は、 前記電圧検知回路により検知される整流出力電圧が所定
    電圧以下の値である場合には、前記整流手段を導通可能
    な状態として前記整流出力電圧が前記直流電源に印加さ
    れるようにし、 前記整流出力電圧が前記所定電圧を超える値である場合
    には、前記整流手段を遮断状態とすることを特徴とする
    電動発電機。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれか1項に記載の電動
    発電機において、 前記コイルが三相結線とされ、前記整流手段が前記コイ
    ルと前記直流電源との間で三相ブリッジ接続構成とされ
    ているとき、 前記三相ブリッジ接続構成とされている直流電源の+端
    子側に接続されている前記整流手段をサイリスタとし、
    前記直流電源の−端子側に接続されている前記整流手段
    をダイオードまたはサイリスタとすることを特徴とする
    電動発電機。
JP2000302678A 2000-10-02 2000-10-02 電動発電機 Expired - Fee Related JP4412839B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000302678A JP4412839B2 (ja) 2000-10-02 2000-10-02 電動発電機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000302678A JP4412839B2 (ja) 2000-10-02 2000-10-02 電動発電機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002119096A true JP2002119096A (ja) 2002-04-19
JP4412839B2 JP4412839B2 (ja) 2010-02-10

Family

ID=18783989

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000302678A Expired - Fee Related JP4412839B2 (ja) 2000-10-02 2000-10-02 電動発電機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4412839B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010077819A (ja) * 2008-09-24 2010-04-08 Honda Motor Co Ltd 自動二輪車の始動兼発電装置
JP2013123370A (ja) * 2011-12-12 2013-06-20 Johnson Electric Sa 永久磁石ロータを備えたブラシ付きdcモータ
CN104883081A (zh) * 2013-06-26 2015-09-02 庄景阳 挡位信号省油整流器

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11588380B2 (en) * 2019-09-23 2023-02-21 Seabourne Solutions, Llc Power generator

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010077819A (ja) * 2008-09-24 2010-04-08 Honda Motor Co Ltd 自動二輪車の始動兼発電装置
JP2013123370A (ja) * 2011-12-12 2013-06-20 Johnson Electric Sa 永久磁石ロータを備えたブラシ付きdcモータ
CN104883081A (zh) * 2013-06-26 2015-09-02 庄景阳 挡位信号省油整流器

Also Published As

Publication number Publication date
JP4412839B2 (ja) 2010-02-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6713888B2 (en) Vehicle motor-generator apparatus utilizing synchronous machine having field winding
JP4083071B2 (ja) 車両用回転電機およびその制御装置
JPS63213449A (ja) 車両用発電装置
US4515140A (en) Contactless ignition device for internal combustion engines
JP4412839B2 (ja) 電動発電機
JP3326977B2 (ja) 内燃機関用電源装置
JPH0681560B2 (ja) 交流発電機の端子電圧を制限するための装置
JP3945253B2 (ja) エンジン始動装置
JP4422306B2 (ja) ブラシ付き電動機
JP3013638B2 (ja) 内燃機関始動装置
JPS5949373A (ja) 内燃機関用無接点点火装置
JPH0439415Y2 (ja)
JPS6036796Y2 (ja) 内燃機関用点火装置
JPH0424799Y2 (ja)
JP2007198220A (ja) 内燃機関の無接点点火装置
JPH0333916B2 (ja)
JP3371386B2 (ja) 内燃機関の無接点点火装置
JPS585091Y2 (ja) 内燃機関点火装置
JPH11193767A (ja) 内燃機関始動装置
JPH0439417Y2 (ja)
JPS6033717Y2 (ja) 充電発電機制御装置
JPS6233510Y2 (ja)
TWM596201U (zh) 具引擎機車的發電機輸出控制裝置
JPH01227868A (ja) 車両用スタータモータの駆動装置
JPH04330378A (ja) 内燃機関用無接点点火装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061130

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091105

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091110

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091117

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121127

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131127

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees