JP5924163B2 - インバータ装置 - Google Patents
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特許文献1の電子機器装置において、半導体素子のエミッタ電極には、半田を介して導電部材が接合されている。導電部材には、貫通孔が形成されている。そして、導電部材は、この貫通孔に供給された半田によって、導電部材と略平行に配置された出力端子と接合されている。半導体素子のコレクタ電極には、半田を介して金属板が接合されている。また、金属板は、入力端子と接合されている。入力端子には、貫通孔が形成されている。そして、入力端子は、この貫通孔に供給された半田によって金属板と接合されている。そして、電子機器装置は、三相交流モータなどの交流負荷を駆動させるインバータ装置として使用される。
本発明の目的は、搭載性を向上させることができるインバータ装置を提供することにある。
これによれば、2つの入力端子を流れる電流の向きが逆向きになることから、相互誘導作用によって、インダクタンスが低減する。
これによれば、インバータ装置を三相インバータ装置として使用することができる。
図1に示すように、電気自動車に搭載される駆動装置1は、電源としてのバッテリBから供給される直流電力を、インバータ装置10によって交流電力に変換して負荷としての三相モータMGに出力する。電気自動車は、インバータ装置10から出力された交流電力によって駆動する三相モータMGを駆動源として走行する。インバータ装置10は、3個の上アーム用スイッチング素子としての第1のスイッチング素子Q1、第3のスイッチング素子Q3及び第5のスイッチング素子Q5と、3個の下アーム用スイッチング素子としての第2のスイッチング素子Q2、第4のスイッチング素子Q4及び第6のスイッチング素子Q6とを備えた三相インバータ装置である。各スイッチング素子Q1〜Q6は、各スイッチング素子Q1〜Q6のゲートに接続された制御装置3によって制御され、制御装置3によって制御されることでスイッチング動作を行う。各スイッチング素子Q1〜Q6としては、例えば絶縁ゲートバイポーラ型トランジスタ(insulated gatebipolar transistor:IGBT)やパワーMOSFET(metal oxide semiconductor field effect transistor)等のパワー半導体素子が用いられる。
図2に示すように、インバータ装置10は、ケース11に収容された回路基板20上に6個のスイッチング素子Q1〜Q6が接合されるとともに、回路基板20に冷却器12が熱的に結合されて構成されている。
まず、回路基板20の各配線層22〜25のそれぞれに、各スイッチング素子Q1〜Q6のコレクタ電極、ダイオードD1〜D6のカソードを接合する。次に、第2のスイッチング素子Q2のエミッタ電極E2、第4のスイッチング素子Q4のエミッタ電極E4、第6のスイッチング素子Q6のエミッタ電極E6及びダイオードD2,D4,D6のアノード上にバスバー28を載置する。更に、第1のスイッチング素子Q1のエミッタ電極E1、ダイオードD1のアノード及び第2の配線層23上に電極板27を載置する。更に、第3のスイッチング素子Q3のエミッタ電極E3、ダイオードD3のアノード及び第3の配線層24上に電極板31を載置する。更に、第5のスイッチング素子Q5のエミッタ電極E5、ダイオードD5のアノード及び第4の配線層25上に電極板32を載置する。
なお、電極板27,31,32に形成された貫通孔H1及びバスバー28に形成された貫通孔H2に半田を滴下する工程及び正極端子26の貫通孔H4に半田を滴下する工程を組み合わせて同時に行ってもよい。また、出力端子33の貫通孔H3に半田を滴下する工程及び正極端子26の貫通孔H4に半田を滴下する工程を組み合わせて同時に行ってもよい。
図4に示すように、インバータ装置100の電極板27,31,32それぞれには、出力端子101が一体に設けられている。電極板27,31,32に出力端子101を一体で設けられる場合、出力端子101が電極板27に形成された貫通孔H1を覆うと、貫通孔H1に半田を滴下できない。このため、電極板27,31,32に形成された貫通孔H1と出力端子101が対向しないように出力端子101を設ける必要がある。したがって、出力端子101を負荷(三相モータMG)に接続するためには、各スイッチング素子Q1〜Q6の間隔を広げてスペースを確保し、そのスペースに出力端子101を設けたり、回路基板20の外側を迂回して出力端子101を設ける必要がある。このため、インバータ装置100全体の投影面積が増加してしまい、インバータ装置100が収容されるケース11の大型化や、インバータ装置100をモールドする場合には、モールドに必要となる樹脂の量が増加してしまう。
インバータ装置10において、負荷に接続される出力端子33は、基準面となる第1の配置面S1又は第2の配置面S2に沿う方向に並んで設けられているため、出力端子33は高さ方向に突出していない。また、出力端子33は、第1の配置面S1及び第2の配置面S2の一方を覆うように設けられているため、インバータ装置10の投影面積も増加していない。
(1)負荷(三相モータMG)に接続される出力端子33は、基準面となる第1の配置面S1又は第2の配置面S2に沿う方向に並んで設けられている。このため、複数の出力端子33が高さ方向に並ぶことはなく、インバータ装置10の高さ方向への大型化が抑えられている。また、電極板27,31に接合された出力端子33は、第1の配置面S1及び第2の配置面S2を覆うように設けられ、電極板32に接合された出力端子33は、第2の配置面S2を覆うように設けられることから、出力端子33は、インバータ装置10の平面視での外形内に収められる。よって、インバータ装置10の投影面積が増加しない。したがって、インバータ装置10の大型化が抑えられ、インバータ装置10の搭載性を向上させることができる。
○ 実施形態において、スイッチング素子の並列数を増やしてもよい。例えば、三相の場合は、スイッチング素子の数は3の倍数になる。
○ 実施形態において、インバータ装置10として単層インバータ装置を用いてもよい。この場合、上アーム用スイッチング素子及び下アーム用スイッチング素子は2個ずつ設けられる。
○ 実施形態において、ゲート電極G1〜G6と第3の電極42を接続するワイヤWは、樹脂が溶融しない温度で接合できればよく、他の方法で接合されていてもよい。
○ 実施形態において、交流電源を用いてもよい。この場合、交流電源と負荷との間に整流器を設けて交流電力を直流電力に変換してインバータ装置10に供給する。
(イ)前記電極板には、半田が滴下される貫通孔が形成され、前記出力端子は、前記電極板が前記貫通孔に供給された半田によって接合された後に前記電極板に接合されることを特徴とする請求項1〜請求項4のうちいずれか1項に記載のインバータ装置。
Claims (4)
- 電源に接続される正極及び負極の入力端子と、
複数の上アーム用スイッチング素子と、
複数の下アーム用スイッチング素子と、
負荷に接続される出力端子と、を備え、複数の上アーム用スイッチング素子は、第1の配置面上に配置されるとともに、複数の下アーム用スイッチング素子は、前記第1の配置面に沿う方向に隣り合う第2の配置面上に配置され、前記上アーム用スイッチング素子及び前記下アーム用スイッチング素子のスイッチング動作によって直流電力を交流電力に変換して前記負荷に出力するインバータ装置であって、
前記上アーム用スイッチング素子と前記下アーム用スイッチング素子は、電極板によって直列接続されており、
前記第1の配置面と前記第2の配置面は、各面に沿う方向に隣り合うとともに、同一面上に位置しており、
前記電極板には、該電極板と別構成の前記出力端子が接合されており、該出力端子が前記第1の配置面と前記第2の配置面に沿う方向に並んで設けられているとともに、前記第1の配置面及び前記第2の配置面の少なくとも一方を覆う状態で配設されていることを特徴とするインバータ装置。 - 前記正極の入力端子は、前記負極の入力端子の少なくとも一部を覆っている請求項1に記載のインバータ装置。
- 前記上アーム用スイッチング素子及び前記下アーム用スイッチング素子はそれぞれ3個配置される請求項1又は請求項2に記載のインバータ装置。
- 前記第1の配置面及び前記第2の配置面と異なる第3の配置面には、前記上アーム用スイッチング素子及び前記下アーム用スイッチング素子の制御を行う制御装置と電気的に接続される導電材を有する樹脂製の端子台が配置されており、前記上アーム用スイッチング素子及び前記下アーム用スイッチング素子と前記導電材とがワイヤを介した状態で接合されている請求項1〜請求項3のうちいずれか1項に記載のインバータ装置。
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