JP5923830B2 - 車両のスライドドア構造 - Google Patents
車両のスライドドア構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5923830B2 JP5923830B2 JP2012104146A JP2012104146A JP5923830B2 JP 5923830 B2 JP5923830 B2 JP 5923830B2 JP 2012104146 A JP2012104146 A JP 2012104146A JP 2012104146 A JP2012104146 A JP 2012104146A JP 5923830 B2 JP5923830 B2 JP 5923830B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rail
- arm
- door
- vehicle
- width direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Support Devices For Sliding Doors (AREA)
Description
本発明によれば、第1アームが第1傾斜部に沿って摺動しているときには、アーム部の傾動を抑制できるので、スライドドアの前端部側がドア開口部から車幅方向外側へ移動することを抑制できる。つまり、スライドドアを車体側部に対し略平行に移動させることができるので、開操作時にスライドドアが操作者の邪魔になることを防止できる。
一方、第1アームが第2傾斜部に沿って摺動しているときには、アーム部がドア側連結部を基点として外方へ傾動するので、第1レールの後端部側において、スライドドアの前端部側をドア開口部から車幅方向外側へ移動させることができる。
第1レールの後端部側が中央部側よりも車幅方向内側に位置するように傾斜することにより、傾斜が変化する部分において、第1アームが円滑に摺動せず、スライドドアの前端部が円滑に移動できない虞(スライドドアの前端部が突っ掛かる虞)がある。そこで、本発明によれば、第3レールの中央部から後端部に亘って車体前後方向に略直線状に形成されていることにより、第3アームが円滑に摺動して第1アームの摺動をアシストできるので、スライドドアの前端部側の円滑な移動を実現できる。
また、スライドドアを閉じたときの第1アームの車幅方向に沿う長さを最小限に抑制できるので、車室空間を最大限に確保できる。
ロアレール11は、図1に示すように、ドア開口部5の下縁部5bに設けられ、車体前後方向に延在する鋼製部材である。ロアレール11は、図2に示すように、第1傾斜部11aと、第2傾斜部11bと、を有する。
第1アーム20は、ロアレール11に摺動可能に取り付けられ、ロアレール11とスライドドア6の前端部6a側下部とを連結する鋼製部材である。第1アーム20は、図4に示すように、アーム本体部21と、レール側連結部22と、ドア側連結部23と、を有する。
ミッドレール12は、図1に示すように、ドア開口部5の後縁部5dの後方に設けられ、車体前後方向に延在する鋼製部材である。ミッドレール12は、ドア開口部5の上下方向の略中央部(中央部よりも若干下方)に設けられている。ミッドレール12は、図5に示すように、傾斜部12aと、直線部12bと、を有する。
第2アーム30は、ミッドレール12に摺動可能に取り付けられ、ミッドレール12とスライドドア6の後端部6b側とを連結する鋼製部材である。第2アーム30は、図6に示すように、アーム本体部31と、レール側連結部32と、ドア側連結部33と、を有する。
アッパレール13は、図1に示すように、ドア開口部5の上縁部5aよりも上方に設けられ、車体前後方向に延在する鋼製部材である。アッパレール13は、図8に示すように、第1傾斜部13aと、第2傾斜部13bと、直線部13cと、を有する。
第3アーム40は、アッパレール13に摺動可能に取り付けられ、アッパレール13とスライドドア6の前端部6a側上部とを連結する鋼製部材である。第3アーム40は、図9に示すように、アーム本体部41と、レール側連結部42と、ドア側連結部43と、を有する。
11 ロアレール(第1レール)
11a 第1傾斜部
11b 第2傾斜部
12 ミッドレール(第2レール)
12a 傾斜部
12b 直線部
13 アッパレール(第3レール)
13a 第1傾斜部
13b 第2傾斜部
13c 直線部
20 第1アーム
21 アーム本体部(アーム部)
22 レール側連結部
23 ドア側連結部
30 第2アーム
31 アーム本体部
32 レール側連結部
33 ドア側連結部
40 第3アーム
41 アーム本体部
42 レール側連結部
43 ドア側連結部
5 ドア開口部
5a 上縁部
5b 下縁部
6 スライドドア
6a 前端部
6b 後端部
T 接線
θ1 角度
θ2a、θ2b、θ2c 角度
Claims (4)
- 車体側部に設けられるドア開口部と、
前記ドア開口部を開閉可能に覆うスライドドアと、
前記ドア開口部の上縁部又は下縁部のうちいずれか一方に設けられ、車体前後方向に延在する第1レールと、
前記第1レールに摺動可能に取り付けられ、前記スライドドアの前端部側と前記第1レールとを連結する第1アームと、を備えた車両のスライドドア構造であって、
前記第1アームは、
前記スライドドアの前端部側に連結するドア側連結部と、
前記第1レールに摺動可能に連結するレール側連結部と、
前記ドア側連結部と前記レール側連結部との間に介設されるアーム部と、を有し、
前記レール側連結部と前記アーム部とは、互いに回動不能に連結され、
前記アーム部は、前記第1レールと前記レール側連結部とが連結している位置における前記第1レールの接線との成す角度のうち車体前方の角度が鋭角となるように構成され、
前記第1レールの後端部側は、前記第1レールの中央部側よりも車幅方向内側に位置するように傾斜しており、
前記第1レールは、
当該第1レールの前端部から後方に向かうにつれて車幅方向外側に位置するように傾斜する第1傾斜部と、
前記第1傾斜部の後端から後方に向かうにつれて車幅方向内側に位置するように傾斜する第2傾斜部と、を有しており、
前記第2傾斜部は、前後方向において前記第1傾斜部と滑らかに接続されており、
前記第2傾斜部は、前記第1傾斜部との接続部から後端に亘って滑らかに連続しており、
前記ドア開口部の上縁部又は下縁部のうちいずれか他方に設けられ、車体前後方向に延在する第3レールと、
前記第3レールに摺動可能に取り付けられ、前記スライドドアの前端部側と前記第3レールとを連結する第3アームと、を更に備え、
前記第3レールは、当該第3レールの中央部から後端部に亘って車体前後方向に略直線状に形成されていることを特徴とする車両のスライドドア構造。 - 前記ドア側連結部と前記アーム部とは、互いに回動可能に連結され、
前記ドア開口部の後縁部の後方に設けられ、車体前後方向に延在する第2レールと、
前記第2レールに摺動可能に取り付けられ、前記スライドドアの後端部側と前記第2レールとを連結する第2アームと、を更に備え、
前記第2レールは、当該第2レールの中央部から後端部に亘って直線状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両のスライドドア構造。 - 前記アーム部は、前記レール側連結部が前記第1レールの前端部に位置している状態において、車体前後方向に対し略平行に延在することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両のスライドドア構造。
- 前記第3レールは、前記開口部の上縁部よりも上方に設けられることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の車両のスライドドア構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012104146A JP5923830B2 (ja) | 2012-04-27 | 2012-04-27 | 車両のスライドドア構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012104146A JP5923830B2 (ja) | 2012-04-27 | 2012-04-27 | 車両のスライドドア構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013230779A JP2013230779A (ja) | 2013-11-14 |
JP5923830B2 true JP5923830B2 (ja) | 2016-05-25 |
Family
ID=49677641
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012104146A Expired - Fee Related JP5923830B2 (ja) | 2012-04-27 | 2012-04-27 | 車両のスライドドア構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5923830B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7081450B2 (ja) * | 2018-11-13 | 2022-06-07 | 株式会社アイシン | スライドドア支持装置 |
JP7081449B2 (ja) * | 2018-11-13 | 2022-06-07 | 株式会社アイシン | スライドドア支持装置 |
JP7502719B2 (ja) | 2020-08-27 | 2024-06-19 | スズキ株式会社 | 車両用スライドドア構造 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0724267Y2 (ja) * | 1988-09-06 | 1995-06-05 | 日産車体株式会社 | スライドドアのガイドレール構造 |
JPH09235753A (ja) * | 1996-03-04 | 1997-09-09 | Kyowa Sangyo Kk | 車両のスライドドアのガイド構造 |
JPH09254662A (ja) * | 1996-03-25 | 1997-09-30 | Daihatsu Motor Co Ltd | スライドドアの全開保持装置 |
JP4032823B2 (ja) * | 2002-05-21 | 2008-01-16 | マツダ株式会社 | 車両のスライドドア構造 |
JP4639646B2 (ja) * | 2004-05-28 | 2011-02-23 | 日産自動車株式会社 | スライドドア装置 |
-
2012
- 2012-04-27 JP JP2012104146A patent/JP5923830B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013230779A (ja) | 2013-11-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4914841B2 (ja) | 車両のスライドドア構造 | |
JP6064332B2 (ja) | 車両用スライドドア装置 | |
US11685296B2 (en) | Vehicle | |
JP5923830B2 (ja) | 車両のスライドドア構造 | |
JP2016084078A (ja) | 車両用ドア構造 | |
JP2009536890A (ja) | 自動車用シートアレンジメント | |
JP2013082344A (ja) | 車両用シート | |
JP2020082916A (ja) | 車両用ステップ装置 | |
JP2019107988A (ja) | 車両用スライドドア装置 | |
JP5910816B2 (ja) | シート装置 | |
JP6672720B2 (ja) | 車両用スライドドア装置 | |
JP3776802B2 (ja) | 車両用スライドドアの開閉装置 | |
US6805355B2 (en) | Cabin with link type door | |
JP2002104039A (ja) | 跳ね上げシート | |
JP3556571B2 (ja) | スライドドアの支持構造 | |
JP2014094705A (ja) | コンソールボックス | |
JP4032823B2 (ja) | 車両のスライドドア構造 | |
JP2008285964A (ja) | スライドドア開閉制御装置 | |
JP5045737B2 (ja) | 車両用シート収納構造 | |
JP2019006157A (ja) | 車両前部用スライドドア装置 | |
JP2007076482A (ja) | 自動車のスライドドア構造 | |
JP2006070596A (ja) | 車両用スライドドアの開閉装置 | |
JP6344646B2 (ja) | 車両用スライドドアのロアアーム周辺構造 | |
JP4089337B2 (ja) | 車両のスライドドア構造 | |
JP2000177394A (ja) | 貨物車両における荷箱の扉 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20141128 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150828 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150901 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151102 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160322 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160401 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5923830 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |