JP2000177394A - 貨物車両における荷箱の扉 - Google Patents

貨物車両における荷箱の扉

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JP2000177394A JP10363148A JP36314898A JP2000177394A JP 2000177394 A JP2000177394 A JP 2000177394A JP 10363148 A JP10363148 A JP 10363148A JP 36314898 A JP36314898 A JP 36314898A JP 2000177394 A JP2000177394 A JP 2000177394A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 貨物車両の荷箱の後面に装備した観音開き形
式の扉であって、車両後方へ90゜開放した後そのまま
前方へスライドさせることにより荷箱の側壁に沿って収
納可能とした扉において、従来扉体のスムーズな動きが
得にくく、又組付けの手間がかかる結果コスト高になる
問題があった。本発明ではこの問題を解決する。 【解決手段】 スライドポスト20の上側の横部材22
に、スライドレール2に沿って転動する縦ローラー2
4,25を取り付け、該縦ローラー24,25により扉
体11を上側のスライドレール2に吊り下げ状に支持す
る構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、貨物車両の荷箱
の後面に装備した例えば観音開き形式の扉であって、車
両後方へ90゜開放した後そのまま前方へスライドさせ
ることにより荷箱の側壁に沿って収納可能とした扉に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の扉に関する技術として
は、例えば実公平6−29416号公報に開示されたも
のがある。この従来の扉は、2枚の扉体をそれぞれ水平
方向に回動させて開閉するいわゆる観音開き形式の扉で
あって、荷箱の側壁の上下に前後方向に沿ってスライド
レールを設け、該上下のスライドレールによりスライド
ポストを荷箱前後方向に沿って移動可能に支持し、該ス
ライドポストの縦部材に扉体を水平方向に回動可能に支
持して、該扉体を閉止位置から90゜開放してそのまま
荷箱前方にスライドさせることにより、該扉体を荷箱の
側壁に沿って収納可能な構成となっている。この扉によ
れば、扉体を全開させるために270゜回転させる必要
がないので、荷箱周辺に十分なスペースがない場合であ
っても扉体を全開することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の扉には、以下のような問題があった。第1に、扉体
とスライドポストの荷重を受けるスライド用の縦ローラ
ーが荷箱の上下に設けられていたので、これを転動可能
に支持する上下のスライドレールの取り付け精度が要求
され、その結果、扉体のスムーズな動きが得にくく、又
組付けの手間がかかる結果コスト高になる問題があっ
た。第2に、スライドポストの荷箱幅方向についての位
置を規制する横振れ防止ローラーが下側のみに取り付け
られていたので、該スライドポストの上部の横振れを防
止できないという問題があった。第3に、収納時におい
て扉体の荷箱幅方向の位置を規制する手段が設けられて
いなかったので、該扉体が荷箱の側壁に干渉するおそれ
があった。第4に、荷箱の後面開口部に対する観音扉の
位置決めは、荷箱の後面で左右方向を規制しているの
で、観音扉のシールゴムが後面開口部から浮いて水漏れ
が発生する可能性があった。第5に、摺動体の後方への
ストッパは上部のみに設置してあるため、扉体を閉じる
べく摺動体を後方にスライドさせると、その上部側のみ
ストッパに当接してスライドが規制されるため、摺動体
の縦部材が前後方向に傾斜するおそれがあり、その結果
扉体の建て付けが悪くなるおそれがあった。本発明は、
これら従来の問題を解決するためになされた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来の課
題を解決するため、各請求項に記載した構成の扉とし
た。請求項1記載の扉によれば第1及び第2の課題が解
決される。すなわち、扉体とスライドポストの荷重を受
ける縦ローラーはスライドポストの上側の横部材にのみ
設けられ、これにより扉体は上側のスライドレールから
吊り下げ状に支持されているので、下側の横部材には扉
体若しくはスライドポストの荷重を受けるためのローラ
ーは存在せず、従って、上下のスライドレールの取り付
けは高い精度を必要としないので、スライドポストのス
ムーズな動きを得やすく、又組付けの手間がかからない
結果コスト低減を図ることができる。
【0005】請求項2記載の扉によれば、第3の課題が
解決される。すなわち、扉体を荷箱の側壁に沿って収納
する段階で、荷箱の側壁若しくは扉体の一方に水平回転
可能に取り付けた補助ローラーが、他方に取り付けた補
助レールを転動するので、扉体の荷箱幅方向の変位が規
制され、これにより扉体が荷箱の側壁に干渉することが
防止される。
【0006】請求項3記載の扉によれば、第4の課題が
解決される。すなわち、扉体を閉止すると位置決めピン
が位置決め孔に挿入されて、スライドポストの前後方向
の位置決めがなされて扉体の荷箱の後面開口部に対する
開き方向の変位が規制されるので、扉体の後面開口部に
対するシール性を確実に確保することができる。
【0007】請求項4記載の扉によれば、第5の課題が
解決される。すなわち、スライドポストのスライド後端
位置を規制するストッパが上下に設けられているので、
スライドポストの縦部材が前後方向に傾斜することはな
く、従って扉体の良好な建て付けを確実に得ることがで
きる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図1〜
図9に基づいて説明する。図1は、本発明に係る扉10
を備えた貨物車両の荷箱1を示している。図示するよう
に本実施形態では、2枚の扉体11,12をそれぞれ水
平方向に回動支持したいわゆる観音開き形式の扉10を
例示する。2枚の扉11,12は、それぞれ荷箱1の側
面に設けたスライドポスト20を介して、水平方向に回
動可能且つ荷箱前後方向にスライド可能に支持されてい
る。荷箱1の両側面に設けたスライドポスト20,20
及び両扉体11,12は左右対称に構成されているの
で、以下右側(運転席側)の扉体11及びこれを支持す
るスライドポスト20について説明する。
【0009】先ず、スライドポスト20は、上下に沿っ
た縦部材21と、該縦部材21の上端に直角に取り付け
た上側の横部材22と、縦部材21の下端に直角に取り
付けた下側の横部材23を有している。このスライドポ
スト20は、荷箱1の右側面の上下縁に沿って取り付け
た上下のスライドレール2,3を介して車両前後方向
(図2において紙面の左右方向)に移動可能に支持され
ている。上側のスライドレール2に対する支持構造が図
4に、下側のスライドレール3に対する支持構造が図5
に示されている。図4に示すように上側のスライドレー
ル2は断面C字型をなし、開口側を側方に向けた状態に
取り付けられている。図5に示すように下側のスライド
レール3は断面U字型をなし、開口側を下方に向けた状
態に取り付けられている。
【0010】一方、スライドポスト20の上側の横部材
22には、2個の縦ローラー24,25と2個の横ロー
ラー26,27が取り付けられている。縦ローラー2
4,25は、横方向の回転軸線回りに回転可能に支持さ
れて縦方向に回転する。横ローラー26,27は、ブラ
ケット26a,27aを介して縦方向の回転軸線回りに
回転可能に支持されて横方向に回転する。これら各ロー
ラー24〜27を上側のスライドレール2の内側に位置
されて、上側の横部材22が上側のスライドレール2に
沿って車両前後方向にスライド可能に支持されている。
2個の縦ローラー24,25のうち、後ろ側(図2にお
いて左側)の縦ローラー24はスライドレール2の下縁
2aに沿って転動し、前側(図2において右側)の縦ロ
ーラー25はスライドレール2の上縁2bに沿って転動
するよう、該2個の縦ローラー24,25の回転軸線が
上下にずれている。このように配置した両縦ローラー2
4,25により、スライドポスト20が吊り下げ状に支
持されて扉体11及びスライドポスト20の荷重が受け
られ、且つ該荷重を受けた状態でスライドポスト20が
荷箱前後方向にスムーズにスライドされる。又、2個の
横ローラー26,27は、スライドレール2の背板2c
とこれに対向する側縁2dとの間の中間に配置されてお
り、両横ローラー26,27の径は、背板2cと側縁2
dの間隔よりわずかに小さい寸法に設定されている。こ
の両横ローラー26,27により、スライドポスト20
の上部の荷箱幅方向(図4において紙面左右方向)への
ガタツキが抑制される。
【0011】スライドポスト20の下側の横部材23に
は、2個の横ローラー28,29が取り付けられてい
る。この両横ローラー28,29も上記横ローラー2
6,27と同様横方向の回転軸線回りに回転可能に支持
されて横方向に回転する。又、両横ローラー28,2
9、下側のスライドレール3の内側縁3aとこれに対向
する外側縁3bとの間の中間に配置され、又両横ローラ
ー28,29の径は内側縁3aと外側縁3bの間隔より
もわずかに小さいな寸法に設定されており、これにより
スライドポスト20の下部の荷箱幅方向(図5において
紙面左右方向)へのガタツキが抑制される。なお、下側
の横部材23には、荷箱幅方向のガタツキを抑制するた
めの2個の横ローラー28,29が取り付けられている
のみであり、前記上側の横部材22に取り付けた縦ロー
ラー24,25に相当するローラーは取り付けられてい
ない。このため、当該スライドポスト20は、前記した
ように上側のスライドレール2に吊り下げ状に支持され
る構成であるので、上下のスライドレール2,3相互間
の取り付け寸法(間隔、平行度)についてはさほど高い
精度は必要ない。又、スライドポスト20の上下双方の
横部材22,23が、それぞれ横ローラ26,27、2
8,29を介して上下のスライドレール2,3に支持さ
れているので、当該スライドポスト20の上部及び下部
が荷箱幅方向へのガタツキが抑制された状態で支持され
ている。
【0012】次に、図6に示すように上側のスライドレ
ール2の後端部(図示下端部)には、スライドポスト2
0のスライド後端位置を規制するための上側ストッパ3
5が取り付けられている。この上側ストッパ35に後ろ
側の縦ローラー24が当接することにより、スライドポ
スト20の上部のスライド後端位置が規制される。又、
図8に示すように下側のスライドレール3の後端部には
下側ストッパ36が取り付けられている。この下側スト
ッパ36に下側かつ後ろ側の横ローラー28が当接する
ことによりスライドポスト20の下部のスライド後端位
置が規制される。このように、スライドポスト20の後
端位置は、上下2カ所のストッパ35,36により規制
されるので、スライド後端位置においてスライドポスト
20の縦部材21は垂直に位置し、これにより閉止時に
おける扉体11の良好な建て付けを確保することができ
る。
【0013】更に、図9に示すように下側のスライドレ
ール3の前端には、スライドポスト20を前端位置に保
持するための収納位置保持装置40が設けられている。
この収納位置保持装置40は、スライドレール3の前端
に取り付けたクッションダンパー41と、スライドレー
ル3の前端付近において横ローラー29の移動経路内に
張り出す板ばね42を有している。板ばね42は、図示
するように山形に屈曲しており、この屈曲部42aがス
ライドレール3の内側縁3aに形成した切り欠き部3c
を経てローラー29の移動経路内に張り出している。こ
の収納位置保持装置40によれば、扉体11を荷箱1の
側面に沿って収納すべくスライドポスト20を前端にス
ライドすると、前側の横ローラー29が板ばね42の屈
曲部42aをその弾性力に抗して変位させつつ通過し、
然る後クッションダンパー41に当接して当該スライド
ポスト20の前端位置ひいては扉体11の収納位置が規
制される。スライドポスト20の前端位置において、前
側の横ローラー29の移動が、板ばね42の屈曲部42
aにより規制されるため、収納した扉体11が収納位置
に保持される。
【0014】このように設けたスライドポスト20の縦
部材21に3個のヒンジ14〜14を介して扉体11が
水平方向に回動可能に支持されている。スライドポスト
20をスライド後端に位置させた状態で、扉体11を閉
じることができる。一方、荷箱1の後面開口部を閉止し
た状態(図6において二点鎖線で示す状態)から、扉体
11を後方へ90゜回転させた状態(図6において実線
で示す状態)とし、然る後スライドポスト20を前方
(図6において上方)にスライドさせることによりこの
扉体11を荷箱1の側面に沿った状態に収納することが
できる。
【0015】図6に示すようにヒンジ14には、その回
動範囲内側に突き出す状態で位置決めピン15が取り付
けられている。一方、荷箱1の固定ポスト1aの側面に
は位置決め孔16が設けられている。図中二点鎖線で示
すように扉体11を閉じると、この位置決め孔16に上
記位置決めピン15が挿入され、これにより扉体11の
回動支持部付近が荷箱前後方向(図6において上下方
向)及び上下方向(図6において紙面に直交する方向)
に位置決めされて、スライドポスト20の移動が規制さ
れる。このように、扉体11を閉じると、スライドポス
ト20の移動が規制されるので、該扉体11の荷箱1の
後面開口部に対するシール性が良好に維持される。又、
ヒンジ14の内面にはダンパー14aが取り付けられて
おり、扉体11を閉止すると、このダンパー14aが固
定ポスト1aの後面に当接され、これにより扉体11の
閉止時における固定ポスト1aの傷つきが防止される。
更に、スライドポスト20の縦部材21の後面であっ
て、上記各ヒンジ14に対応した位置には、それぞれク
ッションゴム17が取り付けられている。扉体11を後
方へ90゜開放すると、各クッションゴム17にヒンジ
14の背面が当接し、これにより扉体11の開放時にお
ける衝撃が和らげられるとともに、該扉体11の開放位
置が規制される。
【0016】次に、図7に示すように扉体11の内面上
部には、その幅方向に沿って補助レール30が取り付け
られている。一方、荷箱1の固定ポスト1aの上部に
は、上記補助レール30に対応して補助ローラー31が
水平方向に回転可能支持されている。当該扉体11を後
方へ90゜開いてそのまま荷箱1の側面に沿って前方へ
スライドさせると、補助ローラー31に対して補助レー
ル30が当接し、従って扉体11の前方への移動により
補助レール30上を相対的に補助ローラー31が転動す
る。このように、スライドポスト20の荷箱1前方への
スライドにより扉体11を荷箱1の側面に沿って収納す
る段階では、補助レール30に補助ローラー31が当接
することにより該扉体11と荷箱1の側面との間に一定
の間隔が維持され、これにより収納状態における扉体1
1(特に上部側)が荷箱1に干渉することが防止され
る。
【0017】又、図3に示すように固定ポスト1aの側
面の下部にはクッションプレート18が取り付けられて
いる。このクッションプレート18により、収納状態の
扉体11(特に下部側)が荷箱1に干渉することが防止
される。以上のように構成したスライドポスト20及び
これに回動支持される扉体11と同様の構成のものが荷
箱左側にも左右対称に設けられている。
【0018】以上のように構成した本実施形態の扉10
によれば、先ず、扉体11とスライドポスト20の荷重
は、スライドポスト20の上側の横部材22に設けた縦
ローラー24,25によってのみ受けられ、これにより
扉体11は上側のスライドレール2から吊り下げ状に支
持され、下側の横部材23には扉体11若しくはスライ
ドポスト20の荷重を受けるための縦ローラーは設けら
れていない。このことから、上下のスライドレール2,
3はさほど高い精度で取り付けられる必要がないので、
スライドポスト20のスムーズなスライド動作を得やす
く、又主として上下のスライドレール2,3の組付けの
手間がかからない結果コスト低減を図ることができる。
【0019】又、扉体11を荷箱1の側面に沿って収納
する段階で、扉体11の内面上端縁に沿って取り付けた
補助レール30が、荷箱1の側面に水平回転可能に取り
付けた補助ローラー31に当接し、これにより該補助ロ
ーラー31を補助レール30に沿って転動させつつ扉体
11が荷箱1の側面に沿って収納されるので、扉体11
の車両幅方向の変位が規制され、これにより扉体11が
荷箱の側壁に干渉することが防止される。更に、扉体1
1を閉止すると、ヒンジ14に取り付けた位置決めピン
15が、荷箱1の側面に設けた位置決め孔16に挿入さ
れて、スライドポスト20の前後方向の位置決めがなさ
れるため、扉体11の荷箱1の後面開口部に対するシー
ル性を確実に確保することができる。
【0020】又、スライドポスト20のスライド後端位
置を規制するストッパ35,36が上下に設けられてい
るので、スライドポスト20を後端位置にスライドさせ
た状態すなわち扉体11を閉止した状態において該スラ
イドポスト20の縦部材21が前後方向に傾斜すること
はなく、これにより扉体11の後面開口部に対する良好
な建て付けを確実に得ることができる。
【0021】以上説明した実施形態には種々変更を加え
ることができる。例えば、本実施形態では、2枚の扉体
11,11を有するいわゆる観音開き形式の扉10を例
示したが、1枚の扉体を水平に回動させて開閉する形態
の扉にも同様に適用することができる。又、観音開き形
式の扉であっても、片側の扉体についてのみ例示した構
成を適用することもできる。又、補助レール30を扉体
11側に設け、該補助レール30に沿って転動する補助
ローラー31を荷箱1側に設けた構成を例示したが、補
助レールを荷箱1側に設け、補助ローラーを扉体側に設
ける構成としてもよい。この場合、補助ローラーは、扉
体の幅方向に沿った複数箇所(例えば3カ所程度)に配
置することが望ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す図であり、観音開き形
式の扉を備えた荷箱の斜視図である。
【図2】図1における矢印(2)方向から見た図であり、
スライドポスト及び閉じ状態の扉体の側面図である。
【図3】荷箱を後方から見た図であり、閉じ状態の扉体
及びスライドポストの後面図である。
【図4】スライドポストの上側のスライドレールに対す
る支持構造を後方から見た図である。
【図5】スライドポストの下側のスライドレールに対す
る支持構造を後方から見た図である。
【図6】スライドポストに対する扉体の支持部付近を平
面的に見た図である。
【図7】扉体の収納時において、補助レールに対する補
助ローラーの転動状態を平面的に見た図である。
【図8】スライドポストの後端下部を示す図であり、横
ローラーが下側ストッパに当接する状態を示す側面図で
ある。
【図9】収納位置保持装置の下側から見た図である。
【符号の説明】
1…荷箱、1a…固定ポスト 2…上側のスライドレール 3…下側のスライドレール 10…観音開き形式の扉 11,12…扉体 14…ヒンジ 15…位置決めピン 16…位置決め孔 20…スライドポスト 21…縦部材 22…横部材(上側) 23…横部材(下側) 24,25…縦ローラー 26,27…横ローラー(上側) 28,29…横ローラー(下側) 30…補助レール 31…補助ローラー 35…上側ストッパ 36…下側ストッパ 40…収納位置保持装置 42…板ばね

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貨物車両の荷箱の側壁の上下に沿ってス
    ライドレールを設け、該上下のスライドレールを介して
    スライドポストを前記側壁に沿って移動可能に設け、該
    スライドポストの縦部材に扉体を水平方向に回転可能に
    支持して、該扉体を、前記荷箱の後面開口部を閉止する
    位置から後方へ90゜開放した状態で、前記スライドポ
    ストの前方への移動により前記荷箱の側壁に沿って収納
    可能な構成とした扉において、 前記スライドポストの上側の横部材に、該スライドポス
    ト及び前記扉体を吊り下げ状に支持しつつ前記上側のス
    ライドレールに沿って転動する縦ローラーと、前記スラ
    イドポストの車両幅方向の変位を規制しつつ前記上側の
    スライドレールに沿って転動する横ローラーを取り付け
    る一方、前記スライドポストの下側の横部材に、前記ス
    ライドポストの車両幅方向の変位を規制しつつ前記下側
    のスライドレールに沿って転動する横ローラーを取り付
    けた構成とした貨物車両における荷箱の扉。
  2. 【請求項2】 貨物車両の荷箱の側壁の上下に沿ってス
    ライドレールを設け、該上下のスライドレールを介して
    スライドポストを前記側壁に沿って移動可能に設け、該
    スライドポストの縦部材に扉体を水平方向に回動可能に
    支持して、該扉体を、前記荷箱の後面開口部を閉止する
    位置から後方へ90゜開放した状態で、前記スライドポ
    ストの前方への移動により前記荷箱の側壁に沿って収納
    可能な構成とした扉において、 前記荷箱の側壁若しくは前記扉体の一方に補助ローラー
    を水平回転可能に取り付け、他方に補助レールを取り付
    けて、該補助レールに対して前記補助ローラーを転動さ
    せつつ前記扉体を前記荷箱の側壁に沿って収納する構成
    とした貨物車両における荷箱の扉。
  3. 【請求項3】 貨物車両の荷箱の側壁の上下に沿ってス
    ライドレールを設け、該上下のスライドレールを介して
    スライドポストを前記側壁に沿って移動可能に設け、該
    スライドポストの縦部材に扉体を水平方向に回動可能に
    支持して、該扉体を、前記荷箱の後面開口部を閉止する
    位置から後方へ90゜開放した状態で、前記スライドポ
    ストの前方への移動により前記荷箱の側壁に沿って収納
    可能な構成とした扉において、 前記荷箱の側壁に位置決め孔を設ける一方、前記扉体を
    回動支持するヒンジに位置決めピンを設け、前記扉体を
    閉止すると前記位置決め孔に前記位置決めピンが挿入さ
    れて前記扉体の前記荷箱の後面開口部に対する開き方向
    の変位を規制する構成とした貨物車両における荷箱の
    扉。
  4. 【請求項4】 貨物車両の荷箱の側壁の上下に沿ってス
    ライドレールを設け、該上下のスライドレールを介して
    スライドポストを前記側壁に沿って移動可能に設け、該
    スライドポストの縦部材に扉体を水平方向に回動可能に
    支持して、該扉体を、前記荷箱の後面開口部を閉止する
    位置から後方へ90゜開放した状態で、前記スライドポ
    ストの前方への移動により前記荷箱の側壁に沿って収納
    可能な構成とした扉において、 前記スライドポストのスライド後端位置を規制するため
    のストッパを、前記上下のスライドレールに設けた構成
    とした貨物車両における荷箱の扉。
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