JP5923217B2 - パッケージ - Google Patents

パッケージ Download PDF

Info

Publication number
JP5923217B2
JP5923217B2 JP2015506447A JP2015506447A JP5923217B2 JP 5923217 B2 JP5923217 B2 JP 5923217B2 JP 2015506447 A JP2015506447 A JP 2015506447A JP 2015506447 A JP2015506447 A JP 2015506447A JP 5923217 B2 JP5923217 B2 JP 5923217B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
package
main body
opening
belt
region
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015506447A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2014147751A1 (ja
Inventor
佳佑 中田
佳佑 中田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Tobacco Inc
Original Assignee
Japan Tobacco Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Tobacco Inc filed Critical Japan Tobacco Inc
Application granted granted Critical
Publication of JP5923217B2 publication Critical patent/JP5923217B2/ja
Publication of JPWO2014147751A1 publication Critical patent/JPWO2014147751A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D5/00Rigid or semi-rigid containers of polygonal cross-section, e.g. boxes, cartons or trays, formed by folding or erecting one or more blanks made of paper
    • B65D5/42Details of containers or of foldable or erectable container blanks
    • B65D5/72Contents-dispensing means
    • B65D5/721Contents-dispensing means consisting of mobile elements forming part of the containers or attached to the containers
    • B65D5/723Sliding elements for covering and uncovering discharge openings of containers, e.g. slide-closures
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D85/00Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials
    • B65D85/07Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for compressible or flexible articles
    • B65D85/08Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for compressible or flexible articles rod-shaped or tubular
    • B65D85/10Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for compressible or flexible articles rod-shaped or tubular for cigarettes
    • B65D85/1018Container formed by a flexible material, i.e. soft-packages
    • B65D85/1027Opening devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Packages (AREA)
  • Cartons (AREA)
  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Description

本発明は、パッケージに関する。
従来、たばこ商品等の被収容物を収容するパッケージとして、ソフトパッケージやハードパッケージ等が知られている。一般的なソフトパッケージは、例えば、包紙、アルミコーティングした内包紙、封緘紙等を含み、これらをさらに外包フィルムで包装して形成される。このようなソフトパッケージは、開封後に開口部を閉じることはできない。
また、本体の一部又は封緘紙に、接着及び剥離可能な粘着性部材を有し、開封後においても閉蓋可能としたソフトパッケージも提案されている(特許文献1及び2参照)。
特許第3365454号公報 特開平7−203938号公報
従来、蓋部材を設け、開閉可能にしたソフトパッケージは提案されている。しかしながら、開封後に片手で開蓋できるソフトパッケージは存在しなかった。
本発明は、このような課題に鑑みてなされてものであって、片手で開蓋できるソフトパッケージを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係るパッケージは、被収容物を包装する本体と、当該本体に設けられた取出し口を覆う蓋部材と、蓋部材に接続された帯状部材とを備える。そして、帯状部材は、少なくとも一部が本体の表面に露出し、本体に沿ってスライド操作自在であり、当該スライド操作に連動して蓋部材を開蓋又は閉蓋可能に設けられるようにした。
このようにすれば、帯状部材をスライドさせることで蓋部材を開蓋または閉蓋させることができる。特に、本体表面に沿って部材をスライドさせるような操作であれば指一本でも可能である。例えば、使用者は、パッケージを片手で握り、帯状部材を親指で本体に押し当てつつスライドさせることができる。したがって、本発明に係るパッケージであれば、使用者は片手で開蓋できる。
また、本体の一部は、多重の包装により帯状部材を挟み込む多重構造部を有し、多重構造部は、本体表面側の包装の一部に、開口した領域である開口部を有し、帯状部材の一部は、開口部から本体の表面に露出し、スライド操作自在に設けられているようにしてもよい。このようにすれば、帯状部材は、多重構造部にコンパクトに収納することができ、且つ、使用者は、開口部から露出した帯状部材を操作することができる。
さらに、蓋部材の一端に、取出し口を開封する際に摘みとして利用可能な開封タブが連設されるようにしてもよい。このようにすれば、使用者は開封タブを摘まみ、所定の方向に引くことで、容易に取出し口を開封することができる。
また、本体の一部であって、閉蓋状態において開封タブを挿抜可能な位置に、開封タブを挿入可能な差込口を有するようにしてもよい。差込口は、閉蓋状態において開封タブを挿抜可能な位置に存在するため、開封タブを差込口に挿入することで、開封タブに連設された蓋部材が閉じた状態で固定することができる。蓋部材を閉じた状態で固定すれば、被収容物がこぼれ出ることを抑制できる。
また、開封タブ、及び、本体の一部であって閉蓋状態において開封タブと接する部分に、それぞれ帯磁した領域を有するようにしてもよい。帯磁した領域は、閉蓋状態において開封タブと接する部分に存在するため、帯磁した領域が吸着し、蓋部材を閉蓋させたり、開封タブに連設された蓋部材が閉じた状態で固定することができる。帯磁した領域を吸着させれば、使用者は閉蓋操作も片手で行うことができるようになる。また、蓋部材を閉じた状態で固定すれば、被収容物がこぼれ出ることを抑制できる。
さらに、本体は、帯状部材がスライドする方向を制限する方向規制部をさらに有するようにしてもよい。このようにすれば、帯状部材がスライドする方向を制限できる。例えば、蓋部材を開蓋又は閉蓋させることができる方向にスライドするよう制限すれば、よりスライド操作が行い易くなる。
また、本体は、ガスバリア性を有する材料からなり、パッケージ未開封時に被収容物が本体により密封されているようにしてもよい。このようにすれば、被収容物の芳香が散逸したり、被収容物に外部の香りが移ることが抑制される。よって、パッケージの外側をフィルム等でさらに包装することなく、被収容物の鮮度を保つことができる。
また、帯状部材のうち、開口部から本体の表面に露出する領域は、少なくともその裏面よりも摩擦係数が高くなるようにしてもよい。このようにすれば、使用者は、より容易にスライド操作可能になる。
なお、本発明に係るパッケージに収容する被収容物は特に限定されるものではないが、例えば、たばこ商品を被収容物として好適に例示できる。たばこ商品とは、例えば紙巻たばこ(フィルタシガレット、両切たばこ(フィルタ無し))、シガー(葉巻)、シガリロ、スヌース、嗅ぎたばこ、チューイングたばこ、電子たばこ等が例示できる。また、本発明に係るソフトパッケージは、例えば菓子、ガム等を収容するパッケージであってもよい。
また、本発明における課題を解決するための手段は、可能な限り組み合わせて採用することができる。
本発明によれば、片手で開蓋できるソフトパッケージを提供することができる。
実施形態に係るパッケージの閉蓋状態の一例を示す斜視図である。 実施形態に係るパッケージの開蓋状態の一例を示す斜視図である。 実施形態に係るパッケージの分解斜視図である。 実施形態に係るパッケージの展開図の一例を示す図である。 実施形態に係るパッケージの展開図の一例を示す図である。 実施形態に係るパッケージの帯状部材の一例を示す斜視図である。 実施形態に係るパッケージの開封操作を説明するための斜視図である。 実施形態に係るパッケージの開封操作を説明するための斜視図である。 実施形態に係るパッケージの開蓋操作を説明するための斜視図である。 実施形態に係るパッケージの閉蓋操作を説明するための斜視図である。 変形例に係るパッケージの閉蓋状態の一例を示す斜視図である。 変形例に係るパッケージの開蓋状態の一例を示す斜視図である。 変形例に係るパッケージの分解斜視図である。 変形例に係るパッケージの帯状部材の一例を示す斜視図である。 変形例に係るパッケージの一例を背面から見た斜視図である。 変形例に係るパッケージの開閉操作を説明するためのである。 変形例に係るパッケージの開閉操作を説明するためのである。 変形例に係るパッケージの開閉操作を説明するためのである。
次に、本発明に係るソフトパッケージの実施形態について、図面に基づいて説明する。本発明が適用されるパッケージに収容する被収容物は特定のものに限定されないが、ここでは、シガレットをパッケージに収容する場合を例に説明する。
<ソフトパッケージの構成>
図1及び図2は、それぞれ、実施の形態に係るソフトパッケージ(単に「パッケージ」とも呼ぶ)1の斜視図である。パッケージ1は、被収容物2を包み込んでいる。また、図1は、蓋部材15により取出し口14を閉じた閉蓋状態を表しており、図2は、蓋部材15を開けて取出し口14を開口させた開蓋状態を表している。
なお、図面内に示した通り、図1及び図2においては、便宜上、図面の上下方向を空間における鉛直上下方向とし、同様に左下方向を前(手前)方向、右上方向を後(奥)方向、左上方向を左方向、右下方向を右方向とする。すなわち、図1及び図2においては、パッケージ1の正面、上面及び右側面が見えている。また、パッケージ1の上面に取出し口14が設けられており、正面に開口部16が設けられている。以降、斜視図については基本的に同様とし、異なる方向から見た斜視図については、改めて図面内に方向を示す。
本実施の形態に係るパッケージ1は、紙の少なくとも一方の面にフィルムを貼り合わせ、ヒートシール可能としたフィルム貼合せ包紙(単に「包紙」とも呼ぶ)により、好適に形成することができる。気体を透過しにくい(すなわち、「ガスバリア性」のある)包紙を用いて、ヒートシールにより封止すれば、被収容物2の鮮度を保持する性能が向上する。すなわち、被収容物2の芳香がパッケージ1の外部に散逸することや、外部の芳香が被収容物2に移ることを抑制できる。さらに、包紙に耐水性又は撥水性を持たせることで、被収容物2を湿気から保護するようにしてもよい。なお、パッケージ1は、紙、フィルム等を素材として形成するようにしてもよい。また、図1及び図2において、パッケージ1は、包紙を折り込み、貼り合せることで、ほぼ直方体形状に形成されているが、パッケージ1の外形はこのような形状に限られない。
本実施の形態に係るパッケージ1は、本体11と、本体11に接続された帯状部材12とを備えている。本体11は、折返し部13と、取出し口14と、蓋部材15と、開口部16とを有する。また、帯状部材12は、折返し部17と、開封タブ18とを有する。
本体11は、正面、側面及び背面の一部に、包紙が二重に巻かれた二重構造部分を有する。本体11の二重構造部分を展開した斜視図を、図3に示す。本体11は、内側部分111と、内側部分111の一部を覆う表面側部分112とを備えている。内側部分111は、被収容物2を内包し、上面及び底面にマチを設けて両側面を合掌貼りした、ほぼ直方体形状の部分である。表面側部分112は、本体11の正面、側面及び背面の一部を覆っている。表面側部分112の一端は、内側部分111の側面と連設されている。また、表面側部分112の他端側には、縁に沿って鉛直方向に延在し、例えば糊付けされて内側部分111に接着される接着部113を有する。本実施の形態では、本体11の正面の領域や、背面のうち本体11の取出し口14周辺の領域等は、内側部分111と表面側部分112とが接着されていない。そして、帯状部材12の一部は、本体11正面の、内側部分111と表面側部分112との間の接着されていない間隙に挟まれている。
また、本体11の正面には、表面側部分112が矩形に切り取られることにより、開口部16が設けられている。本実施の形態では、開口部16は、パッケージ1の内側部分111と表面側部分112との間に挟まれた帯状部材12の一部が、パッケージ1の表面に露出するように設けられている。帯状部材12がパッケージ1の表面に露出しているため、使用者は、パッケージ1の外側から帯状部材12を操作できる。なお、帯状部材12の一部をパッケージ1の表面に露出させることができれば、開口部16の形状及び数は特に限定されない。例えば開口部16の形状は、長方形、円形、楕円形、星形、その他の図形や動植物をかたどったもの等でもよく、2つ以上が配置されていてもよい。
また、内側部分111の正面には、鉛直方向中央付近に沿って、包紙の縁を合掌貼りにして鉛直下向きに折り返した折返し部13が設けられている。折返し部13は、表面側部分112で覆われ、パッケージ1の表面には現れない。また、本体11の折返し部13と、帯状部材12の折返し部17とは係合し、帯状部材12は、所定の位置よりも先にスライドしないようになっている。本実施の形態では、本体11の折返し部13が本体11の鉛直方向中央付近に設けられており、折返し部13は、帯状部材12が内側部分111と表面側部分112との間から抜け出さないように帯状部材12のスライドを制限する停止部として働く。
また、本体11は、上面の一部に、被収容物を取り出すための取出し口14を有している。本実施の形態では、取出し口14は、いわゆる「ホームベース」のような形状になっている。なお、取出し口14の形状は、長方形、円形、楕円形、星形、その他の図形や動植物をかたどったもの等であってもよい。本実施の形態では、ホームベースの外形のうち2つの直角に挟まれた1辺が本体11の正面側に配置されるように、本体11上面の端にホームベース形状の取出し口14が設けられている。取出し口14は、開封前においては、包紙に所定形状のハーフカット加工が施された状態であり、例えば密封されている。本実施の形態では、開封時に、取出し口14の本体11正面側の1辺は包紙が切り取られず、開封後は、1辺が本体11と連設されたホームベース形状の蓋部材15となる。
なお、ハーフカット加工とは、紙又はフィルム等に、裏面まで貫通しない切れ目(スリット)を入れる加工である。ここで、フィルム貼り合せ包紙に施すハーフカット加工は、紙層又は少なくとも1つのフィルム層を残すように施されることが好ましい。フィルム貼り合せ包紙において、ガスバリア性を担保しているのはフィルム層であるため、フィルム層に切れ目を入れずに残すことで、ハーフカット加工を施した場合でも、未開封時のパッケージ全体としてのガスバリア性を担保でき、被収容物をより効果的に保護することができる。そして、使用者は、ハーフカットされた形状に沿ってパッケージ1を開封することができる。また、開封後においては、使用者は、蓋部材15を開き、取出し口14から被収容物2を取り出すことができる。
蓋部材15は、本体11を形成する包紙の一部であり、開封後も取出し口14を覆うことができる。また、開封後は、蓋部材15は、本体11正面側の1辺で本体11と連設されており、当該1辺を支点として回動自在に設けられている。なお、本体11と連設された蓋部材15周縁の1辺を、便宜上、「ヒンジ151」とも呼ぶ。開封後においては、蓋部材15はヒンジ151を支点に回動し、開閉する。
また、パッケージ1は、蓋部材15と接続された帯状部材12を有する。帯状部材12は、長方形の部材である。長方形の直交する2辺の長さの比率は特に限定されないが、後述するスライド操作を行うためには帯状又はベルト形状が好適である。本実施の形態では、帯状部材12は、蓋部材15上に接続され、本体11の内側部分111に沿って本体11の正面側に下がっている。
図3に示す帯状部材12は、「D」が付された領域(「領域D」とも呼ぶ)の上端で折り返され、領域Dの裏面は、重ね合わされた面と、ヒートシール又は接着剤等により接着されている。接着された部分を、開封タブ18と呼ぶ。開封タブ18の詳細については後述する。また、蓋部材15のうち、ヒンジ151と対向する側(ヒンジ151から離れている側)の領域(図3の斜線領域)に、帯状部材12が接着されている。本実施の形態では、ホームベース形状の蓋部材15のうち、2つの直角に挟まれた1辺とは反対側に存在する三角形の領域と、帯状部材12の「C」が付された領域(「領域C」とも呼ぶ)の裏側に折り返された部分とが、接着されている。なお、図3において、接着される領域には斜線によるハッチングを施している。
帯状部材12の領域Cの裏面に折り返された部分と接着されるのは、蓋部材15全体ではなく、図3に示すように、ヒンジ151から離れている側の一部であることが好ましい。このようにすれば、使用者が帯状部材12を下方にスライドさせた場合、蓋部材15はヒンジ151から離れている側から捲れ、使用者が帯状部材12をさらに下方にスライドさせたとき、蓋部材15がよりスムーズに内側部分111と表面部分112との間に収容される。
また、帯状部材12のうち「A」が付された領域(「領域A」とも呼ぶ)側の端は、パッケージ1の内側方向に折り返した折返し部17を形成しており、本体11の折返し部13と係合する。上でも述べたように、本体11の折返し部13と帯状部材12の折返し部17とが係合することにより、帯状部材12が本体11の内側部分111と表面側部分112との間から抜け出すことを抑止できる。
帯状部材12は、本体11の内側部分111と表面側部分112との間に挟まれ、帯状部材12の一部は開口部16からパッケージ1の表面に露出する。本実施の形態では、使用者は、開口部16から露出した帯状部材12を、本体11の表面に沿って指等でスライドさせることができる。また、帯状部材12がスライドする過程において、帯状部材12の領域A〜領域Cが開口部16からパッケージ1の表面に露出する。使用者がスライド操作する領域A〜領域Cを、便宜上、操作部121と呼ぶ。
なお、帯状部材12には、何らかの絵や図案、グラデーションのように変化する色彩等が付されていてもよい。上で述べたように、図1の閉蓋状態から図2の開蓋状態まで、帯状部材12がスライドする過程において、本体11の開口部16から帯状部材12の領域A〜領域Cが順にパッケージ1の表面に露出する。例えば、領域A〜領域Cのそれぞれに異なる絵を付しておき、順に各絵が開口部16から見えるようにしてもよいし、領域A〜領域C全体で1つの絵を付しておき、順に絵の一部が開口部16から見えるようにしてもよい。
また、本実施の形態では、蓋部材15のヒンジ151と対向する側に開封タブ18が形成されている。開封タブ18は、二重構造になっているパッケージ1の内側部分111と表面側部分112との間に挿抜可能になっている。開封タブ18を間隙に挿入することで、蓋部材15開蓋を抑止することが可能になる。なお、閉蓋状態において開封タブ18を挿入することができる、内側部分111と表面側部分112との間隙を、便宜上、差込口114とも呼ぶ。
図3において領域Dの上端に連なっている、折り返された領域により、領域D及び領域Cを補強することができる。領域Dの裏面は、折り返される領域と接着されることで補強され、差込口114への閉封タブ18の挿入がより容易となる。ただし、図3に示した、領域Dの上端に連設された折り返される領域は、設けなくてもよい。折り返される領域を設けない場合であっても、閉封タブ18の素材が、例えば折り返して接着した場合と同程度等のように、所定以上の剛性を有していれば、差込口114への閉封タブ18の挿入は容易となる。折り返される領域を設けない場合、蓋部材15は、領域Cの裏面に接着される。
<製造方法>
本実施の形態に係るパッケージ1について、本体11を形成する本体展開図D1と、帯状部材12を形成する帯状展開図D2とを用いて製造することができる。図4に、本体展開図D1を示し、図5に、帯状展開図D2を示す。破線で示される折込み線に沿って山折りに折り、一点鎖線で示される折込み線に沿って谷折りに折り、所定の箇所をヒートシール又は糊付け等により接着することで、展開図からパッケージ1が形成される。なお、展開図の形状に打ち抜いた包紙を、ブランクとも呼ぶ。また、図4及び図5に方向を示した通り、便宜上、図面の上下左右方向に基づいて展開図に含まれる領域の接続関係を説明する。
本体展開図D1はT字形状であり、本体11の背面となる背面領域1001の三方に、本体11の上面、底面又は側面となる領域を介して、本体11の正面に位置し、内側部分111となる正面領域1002及び1003、並びに本体11の表面を二重に覆う表面側領域1004〜1006が連なっている。なお、各領域は、それぞれほぼ長方形である。
より詳細には、背面領域1001の四方(図4における上下左右の縁)には、本体11の上面となる上面領域1007と、本体11の底面となる底面領域1008と、本体11の右側面となる右側面領域1009と、本体11の左側面となる左側面領域1010とが連なっている。背面領域1001の周囲は、例えばすべて山折りに折られる。また、上面領域1007及び底面領域1008には、それぞれ背面領域1001の反対側に正面領域1002及び1003が連なっている。1002及び1003は、縁をヒートシールで接着され、本体11の正面となる。なお、上面領域1007には、使用者が取出し口14を開封し易いように、ハーフカット加工が施されている。図4において上面領域1007に存在する太い実線は、ハーフカットされる箇所を示している。本実施の形態では、ホームベース形状のうち2つの直角に挟まれた1辺以外が、ハーフカットされている。上面領域1007と正面領域1002との境界線、及び底面領域1008と1003との境界線も、例えば山折りに折られる。また、正面領域1002の側縁には、本体11の右側面となる右側面領域1011及び左側面となる左側面領域1012が連なっている。同様に、正面領域1003の側縁には、本体11の右側面となる右側面領域1013及び左側面となる左側面領域1014が連なっている。正面領域1002と、右側面領域1011及び左側面領域1012との境界線、並びに正面領域1003と右側面領域1013及び左側面領域1014との境界線も、例えば山折りに折られる。また、右側面領域1009と1011との間、及び1009と1013との間には、右側面に折り込まれる右側面折込領域1015及び1017が存在する。同様に、左側面領域1010と1012との間、及び1010と1014との間には、左側面に折り込まれる左側面折込領域1016及び1018が存在する。
正面領域1002、右側面領域1011及び左側面領域1012の上端付近と、正面領域1003、右側面領域1013及び左側面領域1014の下端付近と(図4において、ドットパターンで塗られた領域)は、合掌貼りでヒートシールされる。なお、接着された箇所は、鉛直方向下向きに折り返され、本体11の折返し部13を形成する。
また、右側面領域1009のうち包紙の左端に沿った領域と、右側面領域1011及び1013のうち包紙の左端に沿った領域と(図4において、ドットパターンで塗られた領域)は、合掌貼りでヒートシールされ、右側面領域1009、1011及び1013の右側の領域が本体11の右側面を形成する。このとき、領域1015及び1017は、それぞれ包紙の端に沿った辺の中央を谷折りに折り込み、右側面領域1009、1011及び1013との境界を山折りに折り込むことで、領域1015及び1017は、本体11の右側面に折り込まれる。なお、領域1015は、中心から右上の端まで及び中心から右下の端までを谷折りに折り込み、中心から下端までを山折りに折り込むことで、パッケージ1の形状がほぼ直方体となるように右側面に折り込まれる。同様に、領域1017は、中心から右上の端まで及び中心から右下の端までを谷折りに折り込み、中心から上端までを山折りに折り込むことで、パッケージ1の形状がほぼ直方体となるように右側面に折り込まれる。
また、左側面領域1010のうち右側の領域と、左側面領域1012及び1014のうち右側の領域と(図4において、ドットパターンで塗られた領域)は、合掌貼りでヒートシールされ、左側面領域1010、1012及び1014の左側の領域が本体11の左側面を形成する。このとき、領域1016及び1018は、それぞれ包紙の右端に沿った辺の中央を谷折りに折り込み、左側面領域1010、1012及び1014との境界を山折りに折り込むことで、領域1016及び1018は、本体11の左側面に折り込まれる。なお、領域1016は、中心から左上の端まで及び中心から左下の端までを谷折りに折り込み、中心から上端までを山折りに折り込むことで、パッケージ1の形状がほぼ直方体となるように左側面に折り込まれる。同様に、領域1018は、中心から左上の端まで及び中心から左下の端までを谷折りに折り込み、中心から下端までを山折りに折り込むことで、パッケージ1の形状がほぼ直方体となるように左側面に折り込まれる。
このように、本体11は、側面も合掌貼りでヒートシールされ、密封される。なお、ヒートシールを行う順序は特に限定されないが、すべて接着する前に、被包装物2を充填する。
図5は、帯状部材12を形成するための帯状展開図D2の一例を示している。帯状展開図D2は、その一端に、上面領域1007のハーフカット加工された領域の内部に糊付け等により接着される領域(斜線部分)を含む接着領域1021を有する。また、接着領域1021の一端には、折り返して貼り合わされ開封タブ18を形成する、開封タブ領域1022及び1023が連なっている。図6に示すように、開封タブ領域1022と1023との境界は、例えば山折りに折り込まれ、開封タブ領域1022と1023とは、ヒートシール又は糊付け等により接着される。また、開封タブ領域1023には、さらに操作領域1024〜1026が連なっている。操作領域1024〜1026は、帯状部材12をスライド操作するために使用者が接触する操作部121(領域A〜C)を形成する。また、操作領域1026には、さらに折返し領域1027が連なっている。操作領域1026と折返し領域1027との境界は、例えば山折りに折り返され、折返し領域1027は、折返し部17を形成する。
また、図4において、左側面領域1010の右端には、表面側領域1004、1005及び1006が順に連なっている。表面側領域1004の一部は矩形に切り取られ、開口部16設けられている。図4の表面側領域1004に存在する太い実線の長方形は、カットされる部分を示している。また、左側面領域1010、表面側領域1004、1005及び1006の各境界も例えば山折りに折られる。そして、図3に示したように、表面側領域1004〜1006は、内側部分111の側面から、正面、右側面、背面の一部までを包む表面側部分112を形成する。すなわち、表面側領域1004は本体11の正面を覆い、表面側領域1005は本体11の右側面を覆い、表面側領域1006は本体11の背面の一部を覆う。また、表面側領域1006のうち、表面側領域1005の反対側の端の領域は、例えば、本体11の背面と糊付けにより接着される。このとき、帯状部材12の操作領域1024〜1026は、内側部分111と表面側部分112との間に挟み込まれ、本体11の折返し部13と帯状部材12の折返し部17とが係合する。また、帯状部材12の開封タブ18は、例えばパッケージ1の外側に沿って折り込まれる。
上記の展開図は一例であり、パッケージ1を形成するための展開図としては、様々なものを採用することができる。例示した本体11は単一のブランクから構成されているが、分割した展開図を用いて、複数のブランクから構成されるようにしてもよい。また、紙の一方の面にフィルムを貼り合わせた包紙でなく、紙の両方の面にフィルムを貼り合わせた包紙を採用してもよい。このような包紙を用いれば、いずれの接着箇所についても、ヒートシールにより接着することができる。
<動作>
図7及び図8を用いて、使用者による開封時の操作を説明する。図7に示すように、使用者は、蓋部材15と連設され、パッケージ1の背面に沿って存在する開封タブ18を、蓋部材15との接続部分を起点として回動させ、指で摘まむことができるように起こす。そして、図8に示すように、使用者は、開封タブ18を摘まみ、ハーフカットに沿って取出し口14を開封する。このように、開封タブ18は開封操作に用いられ、使用者はパッケージ1を開封し易くなっている。ここで、ハーフカットが、開封タブ側に存在する頂点から徐々に幅が広がるような形状(ホームベース形状)で設けられているため、当該頂点を起点にハーフカットに沿って開封することが容易になる。なお、開封時においては、開封タブ18は摘まみとして機能し、開封後においては、開封タブ18は本体11の差込口114に挿入して開蓋を抑止する係止部として機能する。
また、図1、図2、図9及び図10を用いて、開封後における、使用者の開蓋操作及び閉蓋操作を説明する。図1に示すように、閉蓋状態では、蓋部材15が取出し口14を覆っている。なお、開封タブ18は差込口114に挿入されているものとする。このような閉蓋状態においては、蓋部材15は、例えばパッケージ1の取出し口14から、被収容物2がこぼれ出ることを抑止できる。
図1の閉蓋状態において、使用者は、開口部16から露出した帯状部材12の一部である領域Aを指で鉛直下向き(「開蓋方向」とも呼ぶ)に擦り、帯状部材12をスライドさせる。帯状部材12の領域Cは、閉蓋状態において蓋部材15の上に重なり、蓋部材15のうちヒンジ151と対向する側に接続されている。よって、帯状部材12がヒンジ151の方向にスライドすると、スライドに連動して蓋部材15はヒンジ151を起点に捲れ上がる。例えば、図9に示すように、帯状部材12を開蓋方向にスライドさせると、開封タブ18は差込口114から抜け出すと共に、スライドに連動して蓋部材15が撓みつつ捲れ上がり、開蓋することができる。その後、領域Cは、内側部分111と表面側部分112との間に引き込まれる。このとき、開口部16からは帯状部材12の「B」が付された領域(領域Bとも呼ぶ)が露出しており、使用者は領域Bを操作する。さらに、閉蓋状態において領域Cと重なっていた蓋部材15が、ヒンジ151を起点に反転し、開封タブ18と共に内側部分111と表面側部分112との間に引き込まれて、図2に示す開蓋状態になる。このように、使用者は、帯状部材12の操作部121を操作し、パッケージ1を開蓋することができる。開蓋状態においても、領域Cが開口部16から露出し、使用者が操作できるようになっている。また、蓋部材15は、ヒンジ151で取出し口14の縁に接続されているため、図2に示した開蓋状態においては、帯状部材12をさらに開蓋方向にスライドさせることは制限される。
また、開蓋状態において、使用者は、開口部16から露出した領域Cを鉛直上向き(閉蓋方向とも呼ぶ)に擦り、本体11の表面に沿って帯状部材12をスライドさせることができる。帯状部材12を閉蓋方向にスライドさせると、図10に示すように、蓋部材15が内側部分111と表面側部分112との間から上方に抜け出た状態になる。本実施の形態では、本体11の折返し部13と帯状部材12の折返し部17とが係合し、帯状部材12の端が本体11の鉛直方向中央付近よりも閉蓋方向にスライドすることが制限される。また、使用者は、図10に示す状態において、蓋部材15で取出し口14を覆い、差込口114に開封タブ18を挿入することで、パッケージ1を閉蓋することができる。
<効果>
本実施の形態に係るパッケージ1は、蓋部材15を備えており、開封後においても閉蓋可能である。閉蓋することができれば、取出し口14から被収容物2がこぼれ出ることを抑止できる。特に、パッケージ1にシガレット等を収容する場合、パッケージ1内には細かいたばこ刻がこぼれることもあるが、パッケージ1を閉蓋することで、こぼれたたばこ刻がパッケージ1の外部へ出ることを抑制できる。
また、本実施の形態に係るパッケージ1は、蓋部材15と接続された帯状部材12を使用者がスライドさせることにより、スライドに連動して容易に開蓋することができる。本体11の表面に沿って帯状部材12をスライドさせるような操作であれば、使用者は、本体11を握った状態で、例えば親指だけで行うことができる。すなわち、使用者は片手で容易にパッケージ1を開蓋させることができる。
また、本体11の一部を二重構造とし、帯状部材12を内側部分111と表面側部分112との間に挟むことにより、帯状部材12をパッケージ1内へコンパクトに収納することができるとともに、帯状部材12の移動を、パッケージ1の開閉操作に必要な方向に制限することができる。また、表面側部分112には、帯状部材12がパッケージ1の表面に露出するように開口部16が設けられており、使用者は帯状部材12を操作できるようになっている。また、帯状部材12、開封タブ18及び蓋部材15は、開蓋状態において、内側部分111と表面側部分112との間に収納される。よって、使用者が蓋の利用を望まない場合には、開蓋状態のままで使用しても、帯状部材12、開封タブ18及び蓋部材15は邪魔にならない。
また、開封時においては、使用者は開封タブ18を摘まみ、開封操作を容易に行うことができる。また、開封後においては、本体の一部に設けられた差込口に開封タブ18を挿入することにより、閉蓋状態を保つことができる。
また、パッケージ1は、材料にガスバリア性のあるフィルム貼合せ包紙を用いて、ヒートシールにより封止している。よって、パッケージ1の外側をさらにフィルム等で密封することなく、被収容物2の鮮度を保つことができる。また、フィルム貼合せ包紙のみにより形成されるため、例えば、包か用紙、アルミ紙、封緘紙、外包フィルム等を用いる従来のソフトパッケージと比較して、製造工程の簡略化及び材料費の削減が見込まれる。
さらに、パッケージ1は、開封時にいずれの部分も切り離す必要がない。例えば、開封時に、外側を包装するフィルムの一部を捨てたり、アルミコーティングした内包紙の一部を捨てたりする必要がある従来のソフトパッケージとは異なり、本実施の形態に係るパッケージ1であれば、開封時にごみが出ない。また、パッケージ1全体を廃棄する際においては、フィルム貼り合せ包紙等、単一の素材でパッケージが形成されていれば、部材ごとに分別する必要がない。以上のように、実施の形態の係るパッケージ1の構成によれば、使用者の利便性を向上させることができる。
帯状部材12には、模様等を付してもよい。このようにすれば、帯状部材12がスライドするときに、開口部16から見える模様が変化する。よって、使用者に、パッケージ1を操作する際の楽しみを提供できる。
<変形例>
図11及び図12に、変形例に係るパッケージ1Aの斜視図を示す。また、図13に、変形例に係るパッケージ1Aを展開した斜視図を示す。パッケージ1Aにおいても、本体11Aの内側部分111が被収容物2を包み込む。なお、パッケージ1とパッケージ1Aとで共通する部分については、図面において同一の符号を付している。図11は、蓋部材15により取出し口14を閉じた閉蓋状態を表している。また、図12は、蓋部材15を開けて取出し口14を開口させた開蓋状態を表している。以下、パッケージ1Aについて、パッケージ1との相違点を中心に説明する。
パッケージ1Aは、外側部分112Aや帯状部材12A等、特に、蓋部材15を開閉するための機構がパッケージ1とは異なる。具体的には、パッケージ1Aの表面側部分112Aは、2本の開口部16Aを備えている。また、パッケージ1Aは、封緘紙19を備えている。さらに、パッケージ1Aの帯状部材12Aは、使用者が帯状部材12Aをスライドさせるときに指を掛ける引手部材である操作部121A、及び本体11Aと封緘紙19との間に挟まれた閉蓋ガイド122を備えている。また、開封タブ18A及び本体11Aは、閉蓋状態において互いに接する面に平板状の磁石を備え、閉蓋状態において磁石が吸着するようになっている。なお、パッケージ1Aの帯状部材12Aは、折返し部17を有していない。以下、各要素についてより詳細に説明する。
図11及び図12の例では、2本の開口部16Aが、ほぼ平行にパッケージ1の上下方向に沿って設けられている。2本の開口部16Aは、それぞれほぼ同じ形状である。そして、開口部16Aの上下方向の長さは、帯状部材12Aをスライドさせることができる程度の大きさであり、開口部16Aの幅は、包紙に切り込みを入れた程度の大きさがあればよい。また、2本の開口部16Aの間隔は、帯状部材12Aの幅とほぼ同じである。なお、開口部16Aは、当該部分を介して帯状部材12Aの一部がパッケージ1Aの表面に露出する点で、パッケージ1の開口部16と共通している。本変形例では、帯状部材12Aがスライドする方向は、開口部16Aが延在する方向(すなわち、パッケージ1Aの上下方向)に制限される。なお、表面側部分112Aのうち、2本の開口部16Aの間に存在する帯状の領域を、便宜上、「ガイドベルト」又は「方向規制部」とも呼ぶ。
帯状部材12Aの一部は、内側部分111と表面側部分112Aとの間に挟まれている。また、帯状部材12Aの一端は、蓋部材15と接続されている。そして、帯状部材12Aの他端側は、2本の開口部16Aの各々からパッケージ1Aの表面に延出し、パッケージ1Aの表面で重なり合って接着され、操作部121Aを形成している。図14に示すように、帯状部材12Aの他端側は、ガイドベルトを中心に巻かれた状態になる。帯状部材12Aとガイドベルトとは接着されず、帯状部材12Aは、ガイドベルト及び開口部16Aの延在する方向に沿ってスライド可能となる。また、帯状部材の操作部121A側の端はガイドベルトに巻かれた状態であるため、ガイドベルトの上下方向の両端間に移動範囲が制限される。
また、図15に示すように、帯状部材12Aの他端側には、開封タブ18Aが形成されており、開封タブ18Aには、平板状の磁石181が接着されている。一方、本体11Aの表面であって、閉蓋状態において開封タブ18Aと重なる位置にも、平板状の磁石115が接着されている。磁石は互いに吸着する極性が対向するように接着されており、図11に示した閉蓋状態において、開封タブ18Aの帯磁した領域と本体11A表面の帯磁した領域とは吸着するようになっている。なお、磁石を接着する代わりに、磁気を帯びたインク等を用いて印刷を施すようにしてもよい。開封タブ18Aの少なくとも一部、及びパッケージ1表面の対応する部分に帯磁した領域を設け、互いに引き合う極性が対向していれば、パッケージ1Aは磁力によって閉蓋し、また閉蓋状態を保つことができる。なお、開封タブ18Aの少なくとも一部、又はパッケージ1表面の対応する部分のいずれか一方を帯磁した領域とし、他方には磁石が吸着する鉄等の強磁性体を用いるようにしてもよい。また、使用者は、開封タブ18Aを摘まみ、パッケージ1Aを開封することもできる。
さらに、パッケージ1Aは、封緘紙19を備えている。封緘紙19は、パッケージ1Aの正面から背面にかけて、上面の一部を覆うように設けられている。また、封緘紙19は、例えばパッケージ1A正面側の端部と背面側の端部とがそれぞれパッケージ1Aと接着されている。
また、帯状部材12Aの側縁部には、封緘紙19側に突出した閉蓋ガイド122が設けられていてもよい。閉蓋ガイド122は、内側部分111と表面側部分112Aとの間、又は封緘紙19と本体11Aの上面との間に位置する。よって、帯状部材12Aを開蓋方向及び閉蓋方向にスライドさせる場合、閉蓋ガイド122は、封緘紙19の内側に沿って(すなわち、パッケージ1Aの表面に沿って)移動するようになる。
<動作>
図11、図12及び図16〜図18に基づいて、パッケージ1Aの開蓋及び閉蓋操作を説明する。ユーザがパッケージ1Aの操作部121Aを指で上下方向にスライドさせると、帯状部材12Aから突出している閉蓋ガイド122は、パッケージ1の表面に沿って移動する。図11の閉蓋状態において、まず、使用者は開蓋方向に帯状部材12Aをスライドさせる。これにより、図16に示すように、開封タブ18Aの磁石は本体11A表面の磁石から引き離される。また、図17に示すように、閉蓋ガイド122は封緘紙19の内側を通過するため、閉蓋ガイド122と接続されている帯状部材12Aは、本体11Aの表面に沿って移動する。また、スライドに連動して蓋部材15が撓みつつ捲れ上がり、開蓋することができる。その後、図18に示すように、閉蓋状態において領域Cと重なっていた蓋部材15が、ヒンジ151を起点に反転し、開封タブ18Aと共に内側部分111Aと表面側部分112Aとの間に引き込まれる。そして、図12に示した開蓋状態になる。このように、使用者は、帯状部材12Aの操作部121Aを操作し、パッケージ1Aを開蓋することができる。開蓋状態においても、操作部121Aが開口部16Aから露出し、使用者が操作できるようになっている。また、蓋部材15は、ヒンジ151で取出し口14の縁に接続されているため、図2に示した開蓋状態においては、帯状部材12Aをさらに開蓋方向にスライドさせることは制限される。
一方、開蓋状態において、使用者は、開口部16Aから露出した操作部121Aを本体11Aの表面に沿って閉蓋方向にスライドさせる。帯状部材12Aを閉蓋方向にスライドさせると、図18、図17及び図16に示す順で、開封タブ18A及び蓋部材15が内側部分111と表面側部分112Aとの間から抜け出す。このとき、閉蓋ガイド122は封緘紙19の内側を通過するため、閉蓋ガイド122と接続されている帯状部材12Aは、本体11Aの表面に沿って移動する。本変形例では、開封タブ18Aの帯磁領域が本体11A側の帯磁領域付近まで移動するように、封緘紙19及び閉蓋ガイド122が誘導する。そして、開封タブ18Aの帯磁領域が本体11A側の帯磁領域付近まで移動すれば、磁力による吸着で閉蓋させることができる。よって、変形例に係るパッケージ1Aは、使用者が片手で閉蓋させることもできる。
<その他の変形>
パッケージ1、パッケージ1Aは、それぞれ、正面向かって右側に開口部16、開口部16Aを備えている。このような形状であれば、例えば使用者が右手でパッケージを握りつつ右手の親指でスライド操作を行うために好適である。ただし、パッケージ(1又は1A)の形状はこのような例に限られない。例えば、パッケージの側面に開口部(16又は16A)が設けられていてもよい。さらに、パッケージの上面で開封タブ(18又は18A)を固定し、閉蓋状態を維持できるようにしてもよい。なお、開封タブの固定は、開封タブを差込口114に挿入したり開封タブに帯磁領域を設けたりする代わりに、再接着可能な接着剤を用いて行うようにしてもよい。また、図面等に示した帯状部材(12又は12A)の長さや幅等は、適宜変更してもよい。
また、実施の形態及び変形例では、帯状部材(12又は12A)が、蓋部材15のうちヒンジ151と対向する側に接続される例を説明したが、帯状部材は、蓋部材15のうちヒンジ151以外に接続されていればよい。ヒンジ151以外に接続されていれば、帯状部材と連動し、ヒンジ151を起点として蓋部材15を回動させることができる。
また、実施の形態に係るパッケージ1の内側部分111と表面側部分112とは、帯状部材12がスライドする方向を制限するように接着されていてもよい。例えば、鉛直方向に沿って、帯状部材12の周辺が接着されていれば、内側部分111と表面側部分112との間に、帯状部材12がスライドする方向に伸びた間隙(方向規制部とも呼ぶ)を設けることができる。方向規制部によれば、帯状部材12がスライドする方向を、開蓋方向又は閉蓋方向に制限することができる。
また、帯状部材12又は12Aのうち、使用者が触れて操作する領域は、少なくともその裏面よりも摩擦係数が高くなるようにしてもよい。例えば、帯状部材12の操作部121(領域A〜C)、又は帯状部材12Aの操作部121Aに、マットニスやきめの細かいサンドペーパ等を用いる。このようにすれば、使用者がスライド操作するときに、使用者の指と操作部(121又は121A)とがすべりにくい。一方、その裏面には、例えば、シリコンや潤滑コーティング剤等を塗布してもよい。このようにすれば、スライド操作がよりスムーズになる。
また、蓋部材15の形状が、開封タブ側に存在する頂点から徐々に幅が広がるようになっていれば、使用者が開封タブ18又は18Aを摘まみ、所定の方向に引くことでパッケージ1を開封し易い。開封タブ側に存在する頂点から徐々に幅が広がる形状としては、例示したホームベース形状の他、三角形、台形、その他の多角形形状等でもよい。
また、帯状部材12又は12Aのスライド操作により開封できるようにしてもよい。例えば、蓋部材の周囲のハーフカットを、ある頂点からヒンジ151方向に向けて徐々に幅が広がるような形状で設けたり、ハーフカットの深さを調節したりして、帯状部材を開蓋方向にスライドさせることでハーフカットに沿って容易に開封できるようにしてもよい。
なお、パッケージ1は、ソフトパッケージであるものとして説明したが、ハードパッケージの蓋部分に帯状部材を接続したものであってもよい。ハードパッケージであっても、帯状部材のスライドに連動して容易に開蓋可能になるという効果がある。
また、実施形態や変形例に係るパッケージは、包紙を多重に巻いた二重構造の領域を設けたが、三重以上の多重構造としてもよい。帯状部材を多重構造の内側に収納できれば、邪魔にならない。逆に、多重構造の領域を設けなくてもよい。帯状部材の全体がパッケージの表面に露出していても、例えば使用者は帯状部材を本体表面に指で押し当て、スライドさせることができる。すなわち、このようなパッケージであっても、片手で開蓋させることは可能になる。
また、本実施形態では、パッケージに収容する被収容物として、フィルタシガレットや両切シガレット等のたばこ商品を挙げたが、これらには限定されず、例えば菓子やガム等であってもよい。
1、1A・・・パッケージ
11、11A・・・本体
111・・・内側部分
112、112A・・・表面側部分
114・・・差込口
12、12A・・・帯状部材
121、121A・・・操作部
122・・・閉蓋ガイド
13・・・折返し部
14・・・取出し口
15・・・蓋部材
151・・・ヒンジ
16、16A・・・開口部
17・・・折返し部
18、18A・・・開封タブ
19・・・封緘紙

Claims (7)

  1. 被収容物を包装する本体と、
    当該本体に設けられた取出し口を覆う蓋部材と、
    前記蓋部材に接続された帯状部材と、
    を備えるパッケージであって、
    前記帯状部材は、少なくとも一部が前記本体の表面に露出し、前記本体に沿ってスライド操作自在であり、当該スライド操作に連動して前記蓋部材を開蓋又は閉蓋可能に設けられており、
    前記本体の一部は、多重の包装により前記帯状部材を挟み込む多重構造部を有し、
    前記多重構造部は、本体表面側の包装の一部に、開口した領域である開口部を有し、
    前記帯状部材の一部は、前記開口部から前記本体の表面に露出し、スライド操作自在に設けられている
    パッケージ。
  2. 前記蓋部材の一端に、前記取出し口を開封する際に摘みとして利用可能な開封タブが連設された
    請求項に記載のパッケージ。
  3. 前記本体の一部であって、閉蓋状態において前記開封タブを挿抜可能な位置に、前記開封タブを挿入可能な差込口を有する
    請求項に記載のパッケージ。
  4. 前記開封タブ、及び、前記本体の一部であって閉蓋状態において前記開封タブと接する部分に、それぞれ帯磁した領域を有する
    請求項2又は3に記載のパッケージ。
  5. 前記本体は、前記帯状部材がスライドする方向を制限する方向規制部をさらに有する
    請求項1からのいずれか一項に記載のパッケージ。
  6. 前記本体は、ガスバリア性を有する材料からなり、
    パッケージ未開封時に前記被収容物が前記本体により密封されている
    請求項1からのいずれか一項に記載のパッケージ。
  7. 前記帯状部材のうち、前記開口部から前記本体の表面に露出する領域は、少なくともその裏面よりも摩擦係数が高い
    請求項1から6のいずれか一項に記載のパッケージ。
JP2015506447A 2013-03-19 2013-03-19 パッケージ Active JP5923217B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2013/057849 WO2014147751A1 (ja) 2013-03-19 2013-03-19 パッケージ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5923217B2 true JP5923217B2 (ja) 2016-05-24
JPWO2014147751A1 JPWO2014147751A1 (ja) 2017-02-16

Family

ID=51579483

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015506447A Active JP5923217B2 (ja) 2013-03-19 2013-03-19 パッケージ

Country Status (6)

Country Link
EP (1) EP2985238B1 (ja)
JP (1) JP5923217B2 (ja)
KR (1) KR101698714B1 (ja)
CN (1) CN105050920B (ja)
RU (1) RU2634882C2 (ja)
WO (1) WO2014147751A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB201205243D0 (en) 2012-03-26 2012-05-09 Kraft Foods R & D Inc Packaging and method of opening
GB2511559B (en) 2013-03-07 2018-11-14 Mondelez Uk R&D Ltd Improved Packaging and Method of Forming Packaging
GB2511560B (en) 2013-03-07 2018-11-14 Mondelez Uk R&D Ltd Improved Packaging and Method of Forming Packaging
JP6863814B2 (ja) * 2017-04-28 2021-04-21 日本たばこ産業株式会社 パッケージ
JP6756762B2 (ja) * 2018-03-28 2020-09-16 大王製紙株式会社 包装袋

Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2950060A (en) * 1958-02-17 1960-08-23 Rudeen Dolf Von Cigarette package
JPS4732633U (ja) * 1971-04-23 1972-12-12
US3977520A (en) * 1974-10-07 1976-08-31 Brown & Williamson Tobacco Corporation Package having a slide actuated closure member
JPS5580223U (ja) * 1979-07-26 1980-06-03
JP3013076U (ja) * 1994-12-27 1995-06-27 共同印刷株式会社 二重構造紙器
JPH11268730A (ja) * 1998-03-19 1999-10-05 Dainippon Printing Co Ltd 易開封密封カートン
JP2000085755A (ja) * 1998-09-04 2000-03-28 Toppan Printing Co Ltd トップオープンカートン
JP2001199436A (ja) * 2000-01-18 2001-07-24 Daiwa Seiko Inc 収納容器
JP2002225856A (ja) * 2001-01-30 2002-08-14 Furubayashi Shiko Co Ltd 開封ジッパー付きカートン
JP2004075082A (ja) * 2002-08-09 2004-03-11 Dainippon Printing Co Ltd 易開封密封カートン
WO2009090919A1 (ja) * 2008-01-18 2009-07-23 Japan Tobacco Inc. シガレットパッケージ
JP2009292514A (ja) * 2008-06-06 2009-12-17 Japan Tobacco Inc 包装容器
JP2009292518A (ja) * 2008-06-06 2009-12-17 Japan Tobacco Inc ヒンジリッド型パッケージ

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1951274A (en) * 1931-04-24 1934-03-13 Frank T Denman Carton
US4165804A (en) * 1977-10-28 1979-08-28 Minas Georgopoulos Cigarette package closure and protector
JPH0313076U (ja) * 1989-06-23 1991-02-08
US5333729A (en) * 1992-09-14 1994-08-02 R. J. Reynolds Tobacco Company Packaged cigarettes
DE4329368B4 (de) * 1993-09-01 2004-02-12 Focke Gmbh & Co. Kg Weichpackung für Zigaretten
JPH0732633U (ja) * 1993-11-25 1995-06-16 真剣 小出 眼鏡ケース
JPH07203938A (ja) 1994-01-21 1995-08-08 Japan Tobacco Inc シガレットのソフトパック
JP3365454B2 (ja) 1994-11-02 2003-01-14 日本たばこ産業株式会社 シガレットのソフトパック
CN2532036Y (zh) * 2001-05-21 2003-01-22 武汉烟草(集团)有限公司 软包香烟套盒
CN2511627Y (zh) * 2001-11-21 2002-09-18 深圳市盛行之火实业有限公司 推出式卫生烟盒
CN201317541Y (zh) * 2008-12-08 2009-09-30 云南侨通包装印刷有限公司 一种自动打开式翻盖烟盒
CN201458027U (zh) * 2009-06-09 2010-05-12 杨旭 可重复启闭的软包香烟盒
GB0914859D0 (en) * 2009-08-26 2009-09-30 British American Tobacco Co A package for tobacco products
IT1402824B1 (it) * 2010-11-29 2013-09-27 Gd Spa Pacchetto di sigarette.

Patent Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2950060A (en) * 1958-02-17 1960-08-23 Rudeen Dolf Von Cigarette package
JPS4732633U (ja) * 1971-04-23 1972-12-12
US3977520A (en) * 1974-10-07 1976-08-31 Brown & Williamson Tobacco Corporation Package having a slide actuated closure member
JPS5580223U (ja) * 1979-07-26 1980-06-03
JP3013076U (ja) * 1994-12-27 1995-06-27 共同印刷株式会社 二重構造紙器
JPH11268730A (ja) * 1998-03-19 1999-10-05 Dainippon Printing Co Ltd 易開封密封カートン
JP2000085755A (ja) * 1998-09-04 2000-03-28 Toppan Printing Co Ltd トップオープンカートン
JP2001199436A (ja) * 2000-01-18 2001-07-24 Daiwa Seiko Inc 収納容器
JP2002225856A (ja) * 2001-01-30 2002-08-14 Furubayashi Shiko Co Ltd 開封ジッパー付きカートン
JP2004075082A (ja) * 2002-08-09 2004-03-11 Dainippon Printing Co Ltd 易開封密封カートン
WO2009090919A1 (ja) * 2008-01-18 2009-07-23 Japan Tobacco Inc. シガレットパッケージ
JP2009292514A (ja) * 2008-06-06 2009-12-17 Japan Tobacco Inc 包装容器
JP2009292518A (ja) * 2008-06-06 2009-12-17 Japan Tobacco Inc ヒンジリッド型パッケージ

Also Published As

Publication number Publication date
EP2985238B1 (en) 2017-11-08
EP2985238A1 (en) 2016-02-17
EP2985238A4 (en) 2016-11-09
CN105050920B (zh) 2018-01-16
CN105050920A (zh) 2015-11-11
WO2014147751A1 (ja) 2014-09-25
JPWO2014147751A1 (ja) 2017-02-16
RU2015144674A (ru) 2017-04-27
KR101698714B1 (ko) 2017-01-20
KR20150120474A (ko) 2015-10-27
RU2634882C2 (ru) 2017-11-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5923217B2 (ja) パッケージ
JP6893882B2 (ja) 喫煙物品の包装体
ES2565128T3 (es) Envase para envasar productos alimenticios y método para envasar productos alimenticios
JP2009292517A (ja) タングリッド型パッケージ
WO2013046444A1 (ja) タングリッド型パッケージ
US20180118445A1 (en) Package of tobacco-related articles
JP6007001B2 (ja) 包装容器
JP6013584B2 (ja) サイドオープン型パッケージ
TWI566997B (zh) 包裝盒
JP5998668B2 (ja) 外箱および内袋を備える複合容器、紙製の容器および当該容器を作製するためのブランク板
CN107848692B (zh) 软香烟包装
WO2013114521A1 (ja) スライドボックス型パッケージ
JP6160149B2 (ja) 包装容器
JP6180191B2 (ja) カートン
WO2012131849A1 (ja) 横開き型パッケージ
JP2007238108A (ja) 米飯加工食品用包装体及び米飯加工食品用包装袋
TWI735770B (zh) 封裝
WO2016135912A1 (ja) パッケージ及びパッケージの製造方法
JP2004075121A (ja) 包装容器
TWI532651B (zh) 側面開啓式包裝盒
JP2007062827A (ja) 開口端の閉鎖構造及びこれを用いたシート状体からなる容器
EP3037365A1 (en) Container having a tab and corresponding sheet material and tab
TW201634359A (zh) 菸草相關物品之包裝
TWM498174U (zh) 包裝袋構造
JP2012140172A (ja) 包装容器

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160309

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160405

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160415

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5923217

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250