JP5921860B2 - 床用目地カバー装置 - Google Patents
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Description
実施例の床用目地カバー装置1は、図1,2に示すように、隣接する建造物P,Qの間を繋ぐ渡り廊下等の通路Lに配設されるものである。両建造物P,Qは緩衝機能を備えた免震装置(図示省略)によって下部が支持されたものである。通路Lには地震時における建造物P,Qの水平方向の相対的な変位を吸収するための目地Sが設けられ、通路Lを構成する両建造物P,Qの床R,Rは目地Sを介して隣接している。そして、本実施例の床用目地カバー装置1は、この目地Sを差し渡すように両建造物P,Qの床R,Rに取り付けられ、目地形成箇所における通路Lの床面を形成する
変形機構は、図2,6に示すように、目地Sに形成される通路Lの両側に目地幅方向に沿って張設された一対の長尺ガイド部材40,40と、各長尺ガイド部材40を両側から緊張状態で保持する4つの引張コイルバネ41と、各長尺ガイド部材40と各引張コイルバネ41とを連繋するワイヤー42とを備えている。
床用目地カバー装置1は、図13(a)に示すように、常態では、両側の摺動受枠体2,2が目地幅方向に対向している。そして、カバー体3は、摺動受枠体2,2に両端を保持されて、両建造物P,Qの床Rを相互に差し渡しており、両建造物P,Qの床Rと、端部カバー板11,11と、カバー体3とによって段差のない目地幅方向の通路Lを形成している。この時、両側の長尺ガイド部材40は、通路Lの目地S部分の両側に沿って目地幅方向に張設されており、可変天板19は、各短冊部材25の両端部を長尺ガイド部材40に当接させることで、目地幅方向の側縁を長尺ガイド部材40に添わせるようにして矩形状を成している。
2 摺動受枠体
3 カバー体
6 保持手段
10 水平受板
10a 支持縁
10b 螺子
11 端部カバー板
11a 鋼板
11b 化粧シート
12 摺動空隙
13 側壁
14 ストッパー
18 ベース部材
18a,18b 角パイプ
18c 脚部
18d バネ連結部
19 可変天板
21 レール部材
22 スライド部材
22a 金属板
22b 摺動用ローラー
23 引張コイルバネ
25(25a〜25e) 短冊部材
27a,27b 金属杆
28 パネル状板材
28a ゴム板
28b 化粧シート
30 連結溝
31 連結突部
32 ローラー部材
32a ローラー
33 螺子
34 見切板
35 螺子
36 案内面
37 遮蔽板
38 ストッパー
40 長尺ガイド部材
41 引張コイルバネ
42 ワイヤー
43 ローラー
44 ローラー
45 リンク機構
46 係止部
L 通路
M 内壁
N 外壁
P 建造物
Q 建造物
R 床
S 目地
U 内壁用目地カバー装置
W 外壁用目地カバー装置
Claims (9)
- 隣接する建造物の床相互間の目地に差し渡されて、該目地間に形成される通路の床面を構成するカバー体の両端を、両側の建造物の床に対して移動可能に保持してなる床用目地カバー装置であって、
前記カバー体は、両建造物の床に対して目地幅方向及び目地長手方向に移動可能となるように保持されるベース部材と、該ベース部材上に配設されて、前記通路の床面を形成する可変天板とを備えてなり、
前記可変天板は、平面視短冊形状をなす短冊部材を、その短手方向が目地幅方向と一致するようにして、前記ベース部材上に目地幅方向に沿って複数配列してなるものであり、
各短冊部材は、目地長手方向に個別に移動可能となるようにベース部材の上に保持され、かつ目地幅方向にはベース部材と一体に移動するよう保持されており、
さらに、カバー体が形成する通路の両側に沿うように、両建造物間に目地幅方向に張設され、両建造物が目地長手方向に相対変位する際には、両建造物の間で緊張状態を保ちつつ、その中央部を水平傾動させる一対の長尺ガイド部材を備え、
該一対の長尺ガイド部材は、前記各短冊部材の両端部に当接しており、両建造物が目地長手方向に相対変位する際には、各短冊部材が長尺ガイド部材によって目地長手方向に押圧されて移動し、可変天板が、その両側縁を長尺ガイド部材に倣わせるように変形することを特徴とする床用目地カバー装置。 - 前記長尺ガイド部材は、両建造物の床に対して引張バネを介して連結されていることを特徴とする請求項1に記載の床用目地カバー装置。
- 前記長尺ガイド部材は、両端部が目地幅方向に沿うように保持された、水平方向に屈曲可能な直線帯状の弾性金属板材であり、両建造物が目地長手方向に相対変位する際には、長尺ガイド部材が屈曲して、その中央部のみが水平傾動することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の床用目地カバー装置。
- カバー体の端部を摺動可能に収容可能な摺動空隙を備え、両建造物の床の側縁に対向状に配設されて、カバー体の両端部を摺動空隙内に保持する一対の摺動受枠体を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の床用目地カバー装置。
- 前記摺動受枠体は、水平受板と、該水平受板の上部に対設された端部カバー板とを備え、該端部カバー板と水平受板間を摺動空隙とするものであり、
可変天板の、常態で摺動空隙外に露出する部分の上面は、前記端部カバー板の上面と略同じ高さに設けられており、可変天板の、常態で摺動空隙内に収容される部分の上面は、前記端部カバー板の底面よりも低い位置に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の床用目地カバー装置。 - 前記端部カバー板は、浮き上がり可能に設置されており、
端部カバー板と可変天板の一方に、案内面を形成するとともに、端部カバー板と可変天板の他方に、両摺動受枠体が近接する方向に相対変位した際に、前記案内面に突き当たることとなる案内部材を配設し、両摺動受枠体が近接する方向に相対変位した際に、前記案内面と案内部材の案内作用によって、端部カバー板が浮き上がって可変天板の上に乗り上げるよう構成されていることを特徴とする請求項5に記載の床用目地カバー装置。 - 短冊部材の両端部に、水平方向に回転するローラーが配設されており、短冊部材は該ローラーを、前記長尺ガイド部材に当接させていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の床用目地カバー装置。
- 前記複数の短冊部材のうち、中央部分に配置される一本の短冊部材は、ベース部材に固定され、該短冊部材の両端部は、長尺ガイド部材に固定されていることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の床用目地カバー装置。
- 前記ベース部材は、中心保持手段によって、目地幅方向において目地の中心に位置するように保持されるものであって、
中心保持手段は、両建造物の床に対して、目地長手方向に摺動可能に保持されるスライド部材と、ベース部材とスライド部材とを目地幅方向に並列接続する複数の引張バネとを備えるものであることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の床用目地カバー装置。
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JP3923457B2 (ja) * | 2003-09-05 | 2007-05-30 | ドーエイ外装有限会社 | 床用目地装置 |
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