JP5921258B2 - 重量選別装置 - Google Patents

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Description

本発明は、果物や魚介類といった農産物や水産物などの被計量物の重量を計量し、その計量値に応じて予め設定した複数の重量ランクに選別する重量選別装置に関する。
この種の重量選別装置として、例えば、特許文献1には、複数個間隔をおいて配置された搬送爪上に被計量物を載置し、チェーン等の無端周回体によって周回経路に沿って搬送する途中で、前記搬送爪の傾斜姿勢を、測定傾動位、載置傾動位、排出傾動位に傾動させることによって、被計量物を計量し、その計量値に対応する重量ランクの位置で被計量物を排出する重量選別装置が開示されている。
この重量選別装置は、載置傾動位の搬送爪上に被計量物を載置して搬送し、計量台では、搬送爪を測定傾動位に傾動させて被計量物を計量台に移載して計量し、計量後の被計量物を、前記搬送爪を載置傾動位に傾動させることによって、再び搬送爪上に載置して搬送し、前記計量台による計量値に基づいて、前記周回経路に沿ってそれぞれ配置した複数の重量ランクに対応する複数の排出シュートの内、該当する重量ランクの排出シュートの位置で、前記搬送爪を、排出傾動位に傾動させて被計量物を排出シュートに排出して重量選別するものである。
この重量選別装置では、搬送爪に被計量物を載置して設置面に対して水平な直線経路で搬送し、計量及び排出を行う往き経路と、被計量物を排出した後の空の搬送爪を完全に下向きにして設置面に対して水平な直線経路で搬送して帰還させる帰還経路とを備え、前記往き経路の両端側と帰還経路の両端側とが、設置面に対して垂直な円弧状の折り返し経路で連続するように構成されている。
このため、振分け選別する重量ランクの数を増やそうとすると、往き経路を延長して該往き経路に沿ってそれぞれ配置する排出シュートの数を増やす必要があり、直線状の往き経路を延伸すると共に、それに応じて帰還経路も延伸する必要がある。
しかしながら、重量選別装置の往き経路及び帰還経路を、一方向に直線状に延伸しようとすると、前記一方向に重量選別装置の機長が長くなるので、設置スペースの制約を受け、重量ランクの数を増やすことができない場合がある。また、帰還経路は、空の搬送爪を単に帰還させるだけの経路となっており、スペースを有効に利用しておらず、また、多くの搬送爪を有効に利用しておらず、冗長な構成となっている。
これに対して、被計量物をそれぞれ収容する各容器を、水平な円周上に沿って搬送させる回転式の重量選別機もある(例えば、特許文献2参照)。この重量選別機は、被計量物をそれぞれ収容する各容器を水平な円周上の周回経路を周回させながら、周回経路の所定の供給位置で被計量物を容器に供給し、周回経路の所定の計量範囲で被計量物を計量し、その計量値に基づいて、周回経路の所定の排出範囲において、各重量ランクにそれぞれ対応する各排出位置で被計量物を排出して振分けるものである。
この回転式の重量選別機では、振分け選別する重量ランクの数を増やす場合には、周回経路である円周の半径を大きくすればよく、上記特許文献1のように、一方向に直線状の経路を延伸して機長が長くなる従来例に比べて、設置スペースの制約も少なく、また、単に容器を帰還させるだけの帰還経路も必要がなく、スペース及び容器の利用効率も高い。
しかしながら、この回転式の重量選別機では、被計量物をそれぞれ収容する多数の容器毎に被計量物の重量をそれぞれ計量し、容器毎に被計量物を排出して振分けるので、容器毎に、荷重センサを用いた計量手段及び振分け手段を設ける必要があり、また、それぞれの荷重センサに対応する測定回路や配線も必要になるので、その分、構成が複雑になると共に、コストが高くなる。
これに対して、特許文献3には、被計量物をそれぞれ収容する各容器を、水平な円周に沿って配置された固定レール及び計量用のレール上を搬送させながら、ロードセルが装着された前記計量用のレール上を通過する際に計量を行い、計量値に基づいて、所定の排出位置を通過する際に、ガイド装置によって容器を傾動させて被計量物を排出する重量選別装置が開示されている。
特公平2−16978号公報 特開平5−31464号公報 特開昭58−52522号公報
上記特許文献3の重量選別装置では、容器を、円周に沿って配置されたレール上を周回させるので、上記特許文献2の重量選別機と同様に、振分け選別する重量ランクの数を増やす場合に、設置スペースの制約も少なく、また、単に容器を帰還させるだけの帰還経路も必要がなく、スペース及び容器の利用効率も高い。しかも、特許文献2の重量選別機のように、容器毎に、計量手段及び振分け手段を設ける必要がない。
しかしながら、特許文献3の重量選別装置では、回転する駆動タレットから放射状に延びる複数の各腕に、各容器が結合されており、計量用のレール上を通過して計量が行われる際に、容器と腕とが結合した状態であり、このため、容器が、固定部や腕からの振動や摩擦の影響を受け、精度の高い計量が困難であるという課題がある。
本発明は、上述のような点に鑑みて為されたものであって、設置スペースの制約が少なく、比較的低コストであって、計量精度の高い重量選別装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、次のように構成している。
(1)本発明の重量選別装置は、被計量物が載置される櫛歯を有する複数の搬送用フォークを、平面視円形の搬送経路に沿って周回させる周回手段と、前記搬送用フォークの前記櫛歯の姿勢を、前記搬送経路における搬送位置に応じて制御する姿勢制御手段と、前記搬送経路に配置されて、前記搬送用フォークの前記櫛歯から移載される前記被計量物を、前記櫛歯の各歯の間から支持して、該被計量物が平面視円弧状の軌道を描くように搬送しながら計量する計量手段とを備え、前記姿勢制御手段は、前記搬送用フォークの前記櫛歯を、被計量物を載置して搬送する搬送姿勢と、前記被計量物を前記計量手段に移載する移載姿勢と、前記被計量物を排出する排出姿勢とに亘って変化させるものであって、前記計量手段によって計量された被計量物の計量値に基づいて、前記被計量物を複数の重量ランクの内の該当する重量ランクに対応する排出位置で排出させるものである。
前記櫛歯は、その歯の数、歯の長さ、歯の間隔、歯の形状等は特に限定されず、被計量物を載置して搬送し、計量手段に被計量物を移載し、排出位置で被計量物を排出できればよい。
本発明の重量選別装置によると、被計量物が載置される櫛歯を有する複数の搬送用フォークは、周回手段によって平面視円形の搬送経路で周回されると共に、姿勢制御手段によって、搬送位置に応じて、櫛歯の姿勢が、被計量物を載置して搬送する搬送姿勢と、被計量物を計量手段に移載する移載姿勢と、被計量物を排出する排出姿勢とに制御される。
すなわち、搬送経路に配置された計量手段では、搬送用フォークの櫛歯から被計量物が計量手段に移載され、計量手段は、櫛歯の各歯の間から被計量物を支持して平面視円弧状の軌道を描くように搬送しながら計量し、この計量値に基づいて、複数の重量ランクの該当する重量ランクに対応する排出位置で、櫛歯が排出姿勢に制御されて被計量物が排出されるので、振分ける重量ランクの数を増やす場合には、円形の搬送経路の半径を大きくすればよく、往き経路及び帰還経路を一方向に直線状に延伸して機長が一方向に長くなる従来例に比べて、設置スペースによる制約が少なくなる。
また、被計量物は、計量手段によって計量され、搬送用フォークの櫛歯の姿勢を排出姿勢に制御して各重量ランクに振分けるので、被計量物がそれぞれ収容される多数の容器を必要とせず、また、容器毎に、計量手段及び振分け手段を設ける従来例に比べて、構成が簡素化されてコストを低減することができる。
しかも、計量手段では、移載姿勢に制御された搬送用フォークの櫛歯から被計量物が計量手段に移載され、計量手段は、櫛歯の各歯の間から被計量物を支持して計量するので、搬送用フォークと被計量物とが完全に分離された状態で計量されることになり、搬送用フォークを周回させる周回手段側からの振動や摩擦等の影響を受けることなく、被計量物のみの重量を高精度で計量することができる。
(2)本発明の重量選別装置の好ましい実施態様では、前記複数の搬送用フォークは、支軸を有し、該支軸には、前記櫛歯を構成する複数の歯が前記支軸の軸方向に沿って間隔をあけて設けられており、前記周回手段は、前記複数の搬送用フォークの前記支軸の一端をそれぞれ支持すると共に、前記複数の搬送用フォークを垂直軸の回りに回転させる回転体を有し、前記姿勢制御手段は、前記搬送用フォークの前記支軸の軸線回りの回動を制御して前記櫛歯の姿勢を制御する。
この実施態様によると、回転体と一体に垂直軸の回りに回転する複数の搬送用フォークによって、被計量物を平面視円形の搬送経路で搬送し、搬送位置に応じて、搬送用フォークの支軸の軸線回りに回動を制御することによって、該支軸に設けられた櫛歯の姿勢を、搬送姿勢、移載姿勢及び排出姿勢に制御することができる。
(3)本発明の重量選別装置の実施態様では、前記計量手段は、前記被計量物を移載する前記搬送用フォークの前記櫛歯の各歯の間を、直線状にそれぞれ走行する互いに平行な複数本の無端走行体を有し、前記無端走行体上の前記被計量物が、平面視円弧状の軌道を描くように、前記複数本の無端走行体の走行速度を互いに異ならせる計量コンベヤである。
この実施態様によると、被計量物を移載する搬送用フォークの櫛歯の各歯の間を、直線状にそれぞれ走行するチェーン等の複数本の無端走行体によって被計量物を支持し、それら複数本の無端走行体を、その走行速度を互いに異ならせることによって、被計量物が水平な円弧状の軌道を描くように搬送しながら、かつ、搬送用フォーク側からの振動や摩擦等の影響を受けることなく、被計量物のみの重量を高精度で計量することができる。
(4)本発明の重量選別装置の別の実施態様では、前記計量手段は、前記被計量物を移載する前記搬送用フォークの前記櫛歯の各歯の間を、平面視円弧状にそれぞれ走行する複数本の無端走行体を有し、前記無端走行体上の前記被計量物が、平面視円弧状の軌道を描くように、前記複数本の無端走行体の走行速度を互いに異ならせる計量コンベヤである。
この実施態様によると、被計量物を移載する搬送用フォークの櫛歯の各歯の間を、円弧状にそれぞれ走行するワイヤ等の複数本の無端走行体によって被計量物を支持し、それら複数本の無端走行体を、その走行速度を互いに異ならせることによって、被計量物が水平な円弧状の軌道を描くように搬送しながら、かつ、搬送用フォーク側からの振動や摩擦等の影響を受けることなく、被計量物のみの重量を高精度で計量することができる。
(5)上記(3)または(4)の実施態様では、前記搬送用フォークの前記櫛歯の各歯は、前記平面視円形の前記搬送経路に沿って平面視円弧状に延び、前記計量手段は、各無体走行体がそれぞれ走行する走行溝が形成された複数の載置部を有し、各載置部は、前記平面視円形の前記搬送経路に沿って平面視円弧状に延びる構成としてもよい。
この実施態様によると、搬送用フォークの櫛歯の各歯、及び、計量手段の各無端走行体がそれぞれ走行する走行溝を有する複数の載置部が、平面視円形の搬送経路に沿って平面視円弧状に形成されるので、長い櫛歯を用いても、被計量物を移載する搬送用フォークの円弧状に延びる櫛歯の各歯の間に、無端走行体が走行する円弧状に延びる各載置部をそれぞれ各歯に接触させることなく、容易に配置することができ、また、搬送方向(回転方向)に幅の広い被計量物であっても、搬送経路に沿って延びる長い櫛歯の上に載置することができる。
本発明によると、被計量物を振分ける重量ランクの数を増やす場合には、平面視円形の搬送経路の半径を大きくすればよく、往き経路及び帰還経路を一方向に直線状に延伸する従来例に比べて、設置スペースによる制約が少なくなると共に、被計量物が収容される多数の容器毎に計量手段及び振分け手段を設ける必要がある従来例に比べて、被計量物を搬送する搬送用フォークのみを増やせばよく、構成が簡素化されてコストを低減することができる。
しかも、被計量物を、計量手段によって搬送しながら計量する際には、搬送用フォークの櫛歯の各歯の間から被計量物を支持して計量するので、搬送用フォークと被計量物とを完全に分離した状態で計量することができ、被計量物が、搬送用フォーク側、すなわち、搬送用フォークを周回させる周回手段側からの影響を受けることなく、被計量物のみの重量を高い精度で計量することができる。
図1は本発明の一実施形態に係る重量選別装置の概略構成を示す平面図である。 図2は搬送用フォークの側面図である。 図3はガイドレールの主要な搬送位置におけるカム溝及び搬送用フォークの櫛歯の姿勢を示す図である。 図4は回転軸に取付けられる円板の平面図である。 図5はフォトインタラプタの検出パルスを示す図である。 図6は計量コンベヤの平面図である。 図7は計量コンベヤの概略構成を示す側面図である。 図8は図6の矢符D−D方向から見た断面図である。 図9は計量コンベヤの前後の搬送用フォークによる被計量物の受け渡しの状態を示す図である。 図10は重量選別装置の制御構成を示すブロック図である。 図11は他の実施形態の計量コンベヤの平面図である。 図12は図11の矢符E−E方向から見た断面図である。 図13は計量コンベヤの概略構成を示す側面図である。 図14は、本発明の他の実施形態の重量選別装置の要部の概略構成を示す平面図である。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の一実施形態に係る重量選別装置の概略構成を示す平面図である。
この実施形態の重量選別装置1は、供給コンベヤ2から供給される魚介類や果物等の農水産物、例えば魚等の被計量物3を計量し、その重量に応じて複数の重量ランクに振分け選別するものである。
この重量選別装置1は、垂直軸xの回りに矢符A方向へ回転する回転円盤4と、この回転円盤4の外周縁に回動自在に軸支された複数、この例では12本の搬送用フォーク5と、これら搬送用フォーク5の平面視円形の搬送経路の途中に設置された計量コンベヤ7と、前記搬送経路に沿って延びる平面視円形のガイドレール6と、複数の各重量ランクに対応する位置にそれぞれ配置された複数の排出シュート8とを備えている。
回転円盤4の回転軸14には、ギヤ15が固定され、このギヤ15は、駆動モータ16に結合されたギヤ17に噛合っており、回転円盤4は、駆動モータ16によって、矢符Aで示される時計方向に所定の回転速度で回転駆動される。回転軸14は、フレーム等の図示しない固定部に回転自在に支持され、駆動モータ16等も固定部に支持されている。
回転円盤4の外周縁に等間隔に設けられた各搬送用フォーク5は、被計量物3を搬送するものであって、周回手段を構成する回転円盤4と一体に垂直軸xの回りに周回する。各搬送用フォーク5は、回転円盤4から水平に延びる支軸9と、この支軸9から後方側(回転方向とは逆側)へ間隔をあけて延びる複数、この例では、4本の櫛歯10a〜10dと、支軸9の軸線p回りの回動をガイドするガイド部11とを備えている。
支軸9は、その一端(基端)側が、回動自在に回転円盤4に軸支され、その他端(遊端)側には、ガイド部11を構成するガイドバー12及びガイドローラ13が設けられている。ガイドバー12は、支軸9の遊端から後方側へ延びており、このガイドバー12に先端には、ガイドローラ13が転動自在に設けられている。このガイドローラ13は、搬送経路に沿って円形に延びるガイドレール6の外周面に形成された後述のカム溝に係合しており、このカム溝によってガイドローラ13が案内され、これによって、搬送用フォーク5の支軸9の回動位置が、後述のように案内され、搬送用フォーク5の櫛歯10a〜10dの姿勢が、搬送位置に応じて制御される。
搬送用フォーク5の支軸9から延びる櫛歯10a〜10dの各歯は、外周側程長くなっており、平面視円形の搬送経路に沿って円弧状に屈曲形成されている。また、櫛歯10a〜10dの各歯は、図2の側面図に示すように、略V字状に屈曲しており、V字の一端側が支軸9に一体に取り付けられており、支軸9の軸線p回りの回動に応じてその姿勢が変化する。
搬送用フォーク5の櫛歯10a〜10d上に、被計量物3が載置され、これら櫛歯10a〜10dは、支軸9と一体であり、支軸9の軸線p回りの回動に応じて揺動し、櫛歯10a〜10dの傾斜角度、すなわち、姿勢が変化する。
ガイド部11のガイドバー12は、図1に示すように、円形に延びるガイドレール6に沿うように平面視円弧状に形成されており、その先端部のガイドローラ13が、上述のように、ガイドレール6の外周面に円周方向に沿って形成されたカム溝に係合する。
回転円盤4の回転によって搬送経路に沿って搬送用フォーク5が移動すると、搬送用フォーク5のガイドローラ13が、カム溝に沿って案内されて搬送用フォーク5が支軸9の軸線p回りに回動し、これによって、搬送用フォーク5の略V字状の櫛歯10a〜10dの姿勢が、搬送位置に応じて変化する。
図3は、搬送方向に沿って円形に延びるガイドレール6の主要な搬送位置における外周面のカム溝18、及び、このカム溝18にガイドローラ13が係合する搬送用フォーク5の櫛歯10a〜10dの姿勢を示す図である。
図3(a)は供給コンベヤ2から供給された被計量物3を載置して計量コンベヤ7へ搬送する第1搬送姿勢を、図3(b)は被計量物3を計量コンベヤ7に移載する移載姿勢を、図3(c)は計量コンベヤ7によって計量された被計量物3を再び搬送用フォーク5に載置して搬送する第2搬送姿勢を、図3(d)は計量コンベヤ7で計量された計量値に基づいて、複数の重量ランクの内、該当する重量ランクに対応する排出シュート8へ被計量物3を滑落させて排出する排出姿勢をそれぞれ示しており、搬送経路に沿って移動する搬送用フォーク5の姿勢の変化を示している。
ガイドレール6の外周面に形成されたカム溝18は、図3(a)〜(d)に示すように、搬送経路に沿って高さ位置が徐々に変化するように形成されており、このカム溝18に係合するガイドローラ13によって搬送用フォーク5の支軸9の回動位置が変化して櫛歯10a〜10dの姿勢が変化する。
回転円盤4の回転によって搬送経路に沿って搬送用フォーク5が移動し、図3(a)に示される第1搬送レベルL1のカム溝18にガイドローラ13が係合すると、搬送用フォーク5の略V字状の櫛歯10a〜10dの遊端側が上方に傾斜した第1搬送姿勢となり、供給コンベヤ2から供給された被計量物3を、櫛歯10a〜10dに載置して計量コンベヤ7へ搬送する。
搬送用フォーク5が搬送経路に沿って更に移動し、図3(b)に示される移載レベルL3のカム溝18にガイドローラ13が係合すると、搬送用フォーク5の櫛歯10a〜10dの遊端側が略水平な移載姿勢となり、被計量物3を、櫛歯10a〜10dから計量コンベヤ7へ移載する。
搬送用フォーク5が搬送経路に沿って更に移動し、図3(c)に示す第2搬送レベルL2のカム溝18にガイドローラ13が係合すると、搬送用フォーク5の櫛歯10a〜10dの遊端側がやや上方に傾斜した第2搬送姿勢となり、計量コンベヤ7で計量が終了した被計量物3を、櫛歯10a〜10dに再び載置して搬送する。
搬送用フォーク5が搬送経路に沿って更に移動し、図3(d)に示す排出レベルL4のカム溝18にガイドローラ13が係合すると、搬送用フォーク5の櫛歯10a〜10dの遊端側が下方へ傾斜した排出姿勢となり、被計量物3を滑落させて、対応する重量ランクの排出シュート8へ排出する。この排出レベルL4は、複数の各重量ランクに対応して複数箇所にそれぞれ形成されており、その搬送方向の上流側(図3の左側)のカム溝18の分岐部分には、後述の制御装置によって開閉制御される分岐ゲート20がそれぞれ設置されており、該当する重量ランクの被計量物3であるときには、分岐ゲート20が開放されて前記排出レベルL4へ案内されて排出シュート8へ被計量物3を排出し、該当する重量ランクの被計量物3でないときには、分岐ゲート20は閉止されたままであり、上記第2搬送レベルL2のまま下流側へ案内される。各排出シュート8は、図1に示すように、円形の搬送経路の外周側へ傾斜しつつ延びており、搬送用フォーク5から滑落した被計量物3は、図1の矢符C方向へ滑るようにして排出される。
被計量物3を排出した搬送用フォーク5は、排出姿勢のまま移動し、供給コンベヤ2の前段で再び図3(a)の第1搬送姿勢に復帰し、上述の動作を繰り返す。
この実施形態では、カム溝18が形成されたガイドレール6、搬送用フォーク5のガイド部11及び後述の制御装置によって、搬送用フォーク5の姿勢を、搬送位置に応じて制御する姿勢制御手段が構成される。
なお、本発明の他の実施形態として、カム溝18を、ガイドレール6の内周面に形成すると共に、ガイドローラ13等を内周側に配置する構成としてもよい。
回転円盤4の回転軸14には、図4の平面図に示すように、回転軸14と同軸に一体的に回転する円板45が取付けられており、この円板45の外周縁には、円周方向に沿って等間隔に12個の透孔46が形成されると共に、円板45の中心と一つの透孔46とを結ぶ延長線上に、透孔46よりも幅広の1個の切欠47が形成されている。
この円板45の前記透孔46および前記切欠47をそれぞれ検出するための投受光素子からなる2組のフォトインタラプタ(図示せず)が、円板45の外周縁に臨むように固定的に設置されている。2組のフォトインタラプタは、設置位置を通過する円板45の切欠47および12個の透孔46をそれぞれ検出するものであり、搬送用フォーク5が垂直軸xの回りを1周回転するのに伴って、円板45も1回転して該円板45の切欠47を検出するフォトインタラプタからは、図5(a)に示す検出パルスRpが1回出力され、円板45の透孔46を検出するフォトインタラプタからは、図5(b)に示す検出パルスTpが、各搬送用フォーク5に対応して12回出力される。
後述の制御装置では、この検出パルスに基づいて、回転円盤4の回転動作に応じて12個の各搬送用フォーク5が所定位置に到来する毎に、その搬送用フォーク5を特定する。
各搬送用フォーク5の櫛歯10a〜10dには、図1に示される計量コンベヤ7の前段、すなわち、計量コンベヤ7よりも搬送方向の上流側で、被計量物3が、矢符B方向に間欠的または連続的に駆動される供給コンベヤ2から1回の計量単位ずつ供給される。すなわち、搬送用フォーク5の櫛歯10a〜10dが、供給コンベヤ2の搬送終端の下方に差し掛かる度に、供給コンベヤ2が駆動されて、該搬送用アーム5の櫛歯10a〜10dへ供給コンベヤ2から被計量物3が供給される。
この実施形態の計量コンベヤ7は、図1に示されるように、複数本、この例では3本の無端走行体としてのチェーン7a,7b,7cを備え、搬送用フォーク5の櫛歯10a〜10dの各歯の間隙を、互いに異なる走行速度で直線状に走行して、搬送用フォーク5から移載される被計量物3を、該被計量物3が平面視円弧状の軌道を描くように搬送する。
この計量コンベヤ7は、図6の拡大平面図及び図7の概略側面図に示すように、長さの異なる3本のチェーン7a〜7cが走行する直線状の走行溝51a〜51cをそれぞれ有する3つの載置部50a〜50cを備えており、各載置部50a〜50cは、各一対の支持フレーム54a〜54cを介して共通の計量台19にそれぞれ支持され、計量台19は、ロードセル26を介して固定部に支持されている。
各載置部50a〜50cは、互いに間隔をあけて、平面視円形の搬送経路に沿って平面視円弧状に延びており、被計量物3を各載置部50a〜50cに移載する搬送用フォーク5の櫛歯10a〜10dが、各載置部50a〜50cに接触することなく、円滑に被計量物3を移載できるように構成されている。
各載置部50a〜50cの各走行溝51a〜51cは、互いに平行になるように直線状に形成されており、各走行溝51a〜51cをそれぞれ走行するチェーン7a〜7cは、内周側のチェーン程、その長さが短くなっている。
図6の矢符D−D方向から見た断面図である図8に代表的に示すように、各走行溝51a〜51cは、各チェーン7a〜7cの幅よりもやや幅が広く、各チェーン7a〜7cの高さよりも僅かに浅く形成されており、走行溝51a〜51cから突出するチェーン7a〜7c上に被計量物3が載置された状態で搬送される。
ここで、図7に示すように、3本のチェーン7a〜7cの各載置部50a〜50c上の搬送面における被計量物3が載置される部分の長さを、La〜Lcとし、各チェーン7a〜7cの走行速度をVa〜Vcとすると、被計量物3の上端部、中央部、下端部の各チェーン7a,7b,7c上における被計量物3の滞在時間Tが等しくなればよいので、
T=La/Va=Lb/Vb=Lc/Vc
となるように走行速度Va,Vb,Vcが設定される。なお、Va>Vb>Vcである。
各チェーン7a,7b,7cを駆動するモータを個別に設け、各モータの回転速度の比率を、La:Lb:Lcとなるように調節してもよいが、この実施形態では、各チェーン7a〜7cは、図7に示すように、図示しないモータによって同軸に駆動されるスプロケット52a〜52cにそれぞれ巻き掛けられ、チェーンテンショナー53によって張力が調整されている。
各スプロケット52a〜52cは、同じピッチであって、歯数は、(1/La):(1/Lb):(1/Lc)になるように製作されている。
なお、搬送用フォーク5の支軸9が、図9に示すように、載置部50c上の搬送面における被計量物3が載置される部分の長さLcの一端側のLc1点または他端側のLc2点に至るときの回転中心である図1の垂直軸xからの回転半径をR、前記回転中心に対してLc1点とLc2点とがなす角度をα(rad)とすると、Lc1点からLc2点までの円軌道上の距離は、α・Rであるから、回転円盤4の回転速度は、α・R/Tとなる。
計量コンベヤ7に移載された被計量物3は、図6の仮想線で示すように、外周側は速く、内周側は遅く搬送されることによって、計量コンベヤ7上でやはり円弧状の軌道を描くように搬送されて計量される。計量コンベヤ7を通過後は、再び、各搬送用フォーク5の櫛歯10a〜10dに載置され、水平な円弧状の軌道を描いて搬送される。
なお、無端走行体は、チェーンに限らず、ワイヤ、紐等であってもよい。
図10は、この実施形態の重量選別装置1の制御構成を示すブロック図である。
この重量選別装置1は、制御装置34を備えており、この制御装置34は、CPUからなる制御部35と、制御プログラムや複数の各重量ランクを規定する境界値等の設定値を記憶したり、演算時に一時的にデータを記憶するROM、RAMなどからなる記憶部36とを備えている。
制御部35には、上述の2組のフォトインタラプタ37の検出出力が入力されると共に、計量コンベヤ7のロードセル26からの荷重信号がA/D変換器38を介して入力される。
また、制御部35には、例えばタッチパネルディスプレイ等からなる操作表示器39によって、重量選別装置1の操作や運転に必要な情報、例えば、上述の重量ランクを規定する境界値などの情報を設定入力することができる。この操作表示器39には、設定値、被計量物3の重量値や集計データ等を表示することができる。
第1〜第3モータ駆動回路40〜42は、回転円盤4のモータ16、計量コンベヤ7のモータ及び供給コンベヤ2のモータをそれぞれ駆動するものであり、これらモータ駆動回路40〜42は、制御部35によって制御される。
複数のゲート駆動部43は、ガイドレール6のカム溝18の複数の分岐部分の各分岐ゲート20を駆動する。
制御部35は、A/D変換器38を介して入力されるロードセル26からの荷重信号及びフォトインタラプタ37の検出パルスに基づいて、被計量物3の重量が属する重量ランクを判定し、その重量ランクに対応する排出シュート8で被計量物3を排出できるように、分岐ゲート20の開閉を制御し、搬送用フォーク5の姿勢を排出姿勢として、被計量物3を排出シュート8へ排出する。
その後、搬送用フォーク5は、供給コンベヤ2の前段で第1搬送姿勢に復帰し、制御部35は、搬送用フォーク5が供給コンベヤ2の搬送終端の下方に差し掛かると、第3モータ駆動回路42を介して供給コンベヤ2を駆動し、被計量物3を搬送用フォーク5へ供給する。
この実施形態では、計量コンベヤ7は、各チェーン7a〜7cが走行する各載置部50a〜50cが、平面視円弧状に延びており、被計量物3の搬送用フォーク5の櫛歯10a〜10dの各歯が、図1に示すように、各載置部50a〜50cの間に接触することなく、円滑に移動することができる。また、第1搬送姿勢の搬送用フォーク5の櫛歯10a〜10dに載置された被計量物3が、搬送用フォーク5が移載姿勢に変化することによって、各載置部50a〜50cのチェーン7a〜7c上に移載される。これによって、搬送用フォーク5と被計量物3とが完全に分離した状態となり、搬送用フォーク5側からの干渉を受けることなく、また、被計量物3を収容する容器を必要とせず、計量コンベヤ7によって被計量物3の重量のみを高精度に計量することができる。
次に、この実施形態の重量選別装置1の動作について説明する。先ず、図1に示すように搬送用フォーク5が、被計量物3の供給位置、すなわち、供給コンベヤ2の搬送終端の下方に搬送されて来たときには、搬送用フォーク5は、ガイドレール6のカム溝18に係合するガイドローラ13によって、第1搬送姿勢となっている。この搬送用フォーク5に、被計量物3が1回の計量単位、例えば、1つずつ供給される。そして、搬送用フォーク5は、計量コンベヤ7の位置まで移動すると、搬送用フォーク5の各歯10a〜10dが、計量コンベヤ7の各載置部50a〜50cの間を接触することなく円滑に移動すると共に、ガイドレール6のカム溝18に係合するガイドローラ13によって、移載姿勢に移行する。これによって、被計量物3が、搬送用フォーク5の櫛歯10a〜10dから計量コンベヤ7の各載置部50a〜50cのチェーン7a〜7cへ移載され、平面視円弧状の軌道を描くように搬送されながら、被計量物3の重量が計量される。
このとき、搬送用フォーク5によって搬送されて来た被計量物3は、これまでと同じ姿勢で円弧状の軌道を保ちつつ計量コンベヤ7上を搬送されるので、被計量物3が計量コンベヤ7の上のみにある時間をロスすることがない。また、計量コンベヤ7の各載置部50a〜50cは、搬送用フォーク5の櫛歯10a〜10dの各歯の間に位置するように配置されているので、搬送用フォーク5と接触することなく、また、被計量物3は、移載姿勢の搬送用フォーク5から各載置部50a〜50cの各チェーン7a〜7c上に完全に移載されるので、搬送用フォーク5側、すなわち、搬送用フォーク5を移動される回転円盤4側からの影響を受けることなく、計量コンベヤ7によって被計量物3の重量を高精度で計量することができる。
また、計量が終了して計量コンベヤ7から送り出される被計量物3は、ガイドレール6のカム溝18に係合するガイドローラ13によって、第2搬送姿勢に移行した搬送用フォーク5に載置されて搬送される。
次に、計量コンベヤ7で計量された被計量物3の重量に基づいて、その重量が属する重量ランクが判定され、その重量ランクに対応する排出シュート8に差し掛かる前の分岐ゲート20が開放されて、搬送用フォーク5のガイドローラ13は、排出レベルL4のカム溝18へ案内され、搬送用フォーク5が排出姿勢となり、被計量物3を、排出シュート8へ排出する。
被計量物3を排出した搬送用フォーク5は、排出姿勢のまま移動し、供給コンベヤ2による被計量物3の供給位置の前段で、再び、第1搬送姿勢に戻って、供給コンベヤ2から被計量物3の供給を受けて、以上の動作を繰り返す。
(実施形態2)
図11は、本発明の他の実施形態の計量コンベヤの平面図であり、図12は、図11の矢符E−E方向から見た断面図である。
この実施形態の計量コンベヤ60は、複数本、この例では3本の無端走行体としての金属製のワイヤ61a〜61cが、平面視円弧状にそれぞれ走行する金属製の走行レール62a〜62cを備えており、各走行レール62a〜62cは、上述の実施形態と同様に、各支持フレーム63a〜63cを介して共通の計量台19にそれぞれ支持され、計量台19は、ロードセル26を介して固定部に支持されている。
各ワイヤ61a〜61cは、図12に示すように、各走行レール62a〜62cの走行溝から一部が突出しており、この突出したワイヤ61a〜61ac上に被計量物3が載置されて平面視円弧状に搬送される。
張力が掛かったワイヤ61a〜61cが走行する走行レール62a〜62cは、例えば、Al製であって、走行溝には、硬度を高め、耐摩耗性を向上させると共に、摩擦係数を小さくするために、硬質膜、例えば、ダイヤモンドライクカーボン(DLC)膜がコーティングされている。
ワイヤ61a〜61cは、図13の概略側面図に示すように、図示しないモータによって同軸に駆動される駆動プーリー63a〜63cにそれぞれ巻き掛けられ、ワイヤーテンショナー64によって常に張力が掛かるように調整されている。
各駆動プーリー63a〜63cのワイヤ61a〜61cの巻き掛け面は、ワイヤ61a〜61cがスリップしないように、ゴムライニングを施したり、粗面に仕上げられている。
各ワイヤ61a〜61cは、上述の実施形態と同様に、その上に載置される被計量物3の滞在時間Tが等しくなるように、互い異なる走行速度で走行し、被計量物3を円弧状に搬送する。
各走行レール62a〜62cは、互いに間隔をあけて、平面視円弧状に延びており、被計量物3を、載置部としての各走行レール62a〜62cに移載する搬送用フォーク5の櫛歯10a〜10dが、各走行レール62a〜62cに接触することなく、円滑に被計量物3を移載することができる。
なお、ワイヤ61a〜61cは金属製に限らず、樹脂製などであってもよい。
その他の構成は、上述の実施形態と同様である。
(実施形態3)
上述の各実施形態では、搬送用フォーク5のガイドローラ13を、ガイドレール6のカム溝18に係合させることによって、搬送用フォーク5の支軸9を、その軸線pの回りに回動させて櫛歯10a〜10dの姿勢を制御したけれども、本発明の他の実施形態として、例えば、図14に示すように、搬送用フォーク51の支軸9の基端を、ステッピングモータ等の駆動部27にそれぞれ支持し、制御装置34では、回転円盤4の回転位置に応じて、すなわち、搬送経路の搬送位置に応じて、前記駆動部27による支軸9の回転角度を制御し、搬送用フォーク51の櫛歯10a〜10dの姿勢を制御してもよい。
この実施形態によれば、ガイドレール6やガイド部11を省略することができる。その他の構成は、上述の実施形態と同様である。
1 重量選別装置
2 供給コンベヤ
3 被計量物
4 回転円盤
5,51 搬送用フォーク
6 ガイドレール
7,60 計量コンベヤ
7a〜7c チェーン
8 排出シュート
9 支軸
10a〜10d 櫛歯
11 ガイド部
13 ガイドローラ
18 カム溝
19 計量台
20 分岐ゲート
26 ロードセル
34 制御装置
50a〜50c 載置部
61a〜61c ワイヤ
62a〜62c 走行レール

Claims (5)

  1. 被計量物が載置される櫛歯を有する複数の搬送用フォークを、平面視円形の搬送経路に沿って周回させる周回手段と、
    前記搬送用フォークの前記櫛歯の姿勢を、前記搬送経路における搬送位置に応じて制御する姿勢制御手段と、
    前記搬送経路に配置されて、前記搬送用フォークの前記櫛歯から移載される前記被計量物を、前記櫛歯の各歯の間から支持して、該被計量物が平面視円弧状の軌道を描くように搬送しながら計量する計量手段とを備え、
    前記姿勢制御手段は、前記搬送用フォークの前記櫛歯を、被計量物を載置して搬送する搬送姿勢と、前記被計量物を前記計量手段に移載する移載姿勢と、前記被計量物を排出する排出姿勢とに亘って変化させるものであって、前記計量手段によって計量された被計量物の計量値に基づいて、前記被計量物を複数の重量ランクの内の該当する重量ランクに対応する排出位置で排出させる、
    ことを特徴とする重量選別装置。
  2. 前記複数の搬送用フォークは、支軸を有し、該支軸には、前記櫛歯を構成する複数の歯が前記支軸の軸方向に沿って間隔をあけて設けられており、
    前記周回手段は、前記複数の搬送用フォークの前記支軸の一端をそれぞれ支持すると共に、前記複数の搬送用フォークを垂直軸の回りに回転させる回転体を有し、
    前記姿勢制御手段は、前記搬送用フォークの前記支軸の軸線回りの回動を制御して前記櫛歯の姿勢を制御する、
    請求項1に記載の重量選別装置。
  3. 前記計量手段は、前記被計量物を移載する前記搬送用フォークの前記櫛歯の各歯の間を、直線状にそれぞれ走行する互いに平行な複数本の無端走行体を有し、前記無端走行体上の前記被計量物が、平面視円弧状の軌道を描くように、前記複数本の無端走行体の走行速度を互いに異ならせる計量コンベヤである、
    請求項1または2に記載の重量選別装置。
  4. 前記計量手段は、前記被計量物を移載する前記搬送用フォークの前記櫛歯の各歯の間を、平面視円弧状にそれぞれ走行する複数本の無端走行体を有し、前記無端走行体上の前記被計量物が、平面視円弧状の軌道を描くように、前記複数本の無端走行体の走行速度を互いに異ならせる計量コンベヤである、
    請求項1または2に記載の重量選別装置。
  5. 前記搬送用フォークの前記櫛歯の各歯は、前記平面視円形の前記搬送経路に沿って平面視円弧状に延びており、
    前記計量手段は、各無体走行体がそれぞれ走行する走行溝が形成された複数の載置部を有し、各載置部は、前記平面視円形の前記搬送経路に沿って平面視円弧状に延びる、
    請求項3または4に記載の重量選別装置。
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