JP5919157B2 - ドレッサー - Google Patents

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Description

本発明は、CMP(化学機械研磨)装置に代表される研磨装置の研磨パッドをドレッシング(コンディショニング)するためのドレッサーに関するものである。
半導体製造に使用されるCMP装置は、ウェハを研磨するための装置である。このCMP装置は、研磨パッドに研磨液を供給しながら、ウェハを研磨パッドに摺接させてウェハ表面を研磨する。研磨パッドは、ウェハを研磨していくにつれて徐々にその研磨性能を失っていく。そこで、ドレッサーを用いて研磨パッドの表面を僅かに削り取ることで、研磨パッドの表面を再生することが従来から行われている。
ドレッサーは、研磨パッドの研磨面をドレッシングするドレッサーディスクを備える。このドレッサーディスクのパッド接触面はダイヤモンド砥粒から構成されており、このダイヤモンド粒子を研磨パッドの表面に擦り付けることで研磨パッドを削り取る。ドレッサーディスク自体は、SUS316などの耐食性非磁性材料、SUS630などの耐食性磁性材料、ポリカーボネートなどの樹脂などの様々な材料から形成されている。ダイヤモンド砥粒に代えて、ブラシを植毛したブラシドレッサーが使用されることもある。
ドレッサーディスクやブラシドレッサーは、消耗品であり定期的に点検と交換が行われる。ドレッサー交換の容易性改善のために、ドレッサーディスクの材料に磁性材を採用することがある。これはドレッサーディスクを装着するディスクホルダーに磁石を埋設し磁気力でドレッサーを保持するためである。このような磁気力による着脱構造は、交換のための工具が不要なため非常に便利である。
しかしながら、磁石を用いた従来の着脱構造は樹脂など非磁性材料で製作したドレッサーには適用できない。近年、耐食性やメタル汚染防止の観点から、プラスティック材料をドレッサーに採用する要請もある。また、ブラシドレッサーおよびダイヤモンドドレッサーの交換には、ディスクホルダーの取り外しが必要であり、交換作業性改善の要請がある。
特開2000−343407号公報 特開2001−121417号公報 特開2010−172996号公報
このような状況を鑑み、本発明はドレッサーの材質の種類を問わず、簡単に交換することができるドレッサーを提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明の一態様は、研磨パッドをドレッシングするためのドレッサーにおいて、前記ドレッサーを回転させるドレッサーシャフトに固定されたアタッチメントと、前記アタッチメントに磁気力によって着脱可能に取り付けられたディスクホルダーと、前記ディスクホルダーに着脱可能に取り付けられた、ドレッシング面を有するドレッサーディスクとを備え、前記アタッチメントおよび前記ディスクホルダーは、それぞれ、前記磁気力を発生させる磁石を有していることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記磁石は、前記ドレッサーの中心まわりに配置された複数の磁石であり、該複数の磁石は、隣接する2つの磁石の磁極が互いに異なるように配列されていることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記複数の磁石は、前記ドレッサーの中心まわりに等間隔で配列された複数のグループを構成し、前記複数のグループは、それぞれ、N極とS極とが交互に配置された少なくとも3つの磁石からなり、前記複数のグループのすべてにおいて前記少なくとも3つの磁石の配列は同じであることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記アタッチメントは、前記ドレッサーシャフトに着脱可能に取り付けられることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記ドレッサーディスクは、前記ディスクホルダーに着脱可能に取り付けられることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記ドレッサーディスクは、前記ディスクホルダーに磁気力によって取り付けられることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記ドレッサーディスクは、前記ディスクホルダーにねじによって取り付けられることを特徴とする。
本発明の他の態様は、研磨パッドをドレッシングするためのドレッサーにおいて、前記ドレッサーを回転させるドレッサーシャフトに固定されたアタッチメントと、前記アタッチメントに磁気力によって着脱可能に取り付けられた、ドレッシング面を有するブラシディスクとを備え、前記アタッチメントおよび前記ブラシディスクは、それぞれ、前記ドレッサーの中心まわりに配置された、前記磁気力を発生させる複数の磁石を有し、前記アッタチメントの前記複数の磁石は、複数のグループを構成し、各グループを構成する複数の磁石は、互いに離間しており、前記複数のグループは、互いに所定の距離だけ離間しており、前記所定の距離は、各グループを構成する磁石の配列の少なくとも1ピッチ分で、かつ各グループを構成する磁石間の距離よりも大きいことを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記複数の磁石は、隣接する2つの磁石の磁極が互いに異なるように配列されていることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記複数のグループは、前記ドレッサーの中心まわりに等間隔で配列されており、前記複数のグループは、それぞれ、N極とS極とが交互に配置された少なくとも3つの磁石からなり、前記複数のグループのすべてにおいて前記少なくとも3つの磁石の配列は同じであることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記アタッチメントは、前記ドレッサーシャフトに着脱可能に取り付けられることを特徴とする。
本発明の第1の態様によれば、アタッチメントとディスクホルダーとは磁気力により互いに引き付けられているだけであり、手で比較的簡単にディスクホルダーをドレッサーディスクとともにアタッチメントから取り外すことができる。ドレッサーディスクはディスクホルダーに保持されているので、ドレッサーディスクの材料が磁性材または非磁性材であるかにかかわらず、本発明を適用することができる。
本発明の第2の態様によれば、アタッチメントとブラシディスクとは磁気力により互いに引き付けられているだけであり、手で比較的簡単にブラシディスクをアタッチメントから取り外すことができる。
ドレッサーを備えたドレッシング装置を示す斜視図である。 ドレッサーを示す断面図である。 アタッチメントの上面図である。 アタッチメントの下面図である。 図3に示すA−A線断面図である。 図5に示すB−B線断面図である。 ディスクホルダーの上面図である。 図7に示すC−C線断面図である。 ディスクホルダーの下面図である。 図9に示すD−D線断面図である。 ドレッサーの他の実施形態を示す断面図である。 ドレッサーのさらに他の実施形態を示す断面図である。 ブラシディスクの上面図である。 図13に示すE−E線断面図である。 ブラシディスクの下面図である。 図15に示すF−F線断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1乃至図16において、同一の部材には同一の符号を付して、その重複する説明を省略する。
図1は、研磨パッドをドレッシング(コンディショニング)するドレッサーを備えたドレッシング装置を示す斜視図である。図1に示すように、ウェハなどの基板を研磨するための研磨パッド2は研磨テーブル1上に取り付けられている。研磨パッド2は研磨テーブル1に連結されたテーブルモータ7により研磨テーブル1と一体に回転する。ウェハは、回転する研磨パッド2に押し付けられることで研磨される。
ドレッシング装置9は、研磨パッド2に摺接されるドレッサー10と、ドレッサー10が連結されるドレッサーシャフト13と、ドレッサーシャフト13の上端に設けられたエアシリンダ16と、ドレッサーシャフト13を回転自在に支持するドレッサーアーム17とを備えている。ドレッサー10の下面はドレッシング面10aを構成し、このドレッシング面10aは砥粒(例えば、ダイヤモンド粒子)から構成されている。エアシリンダ16は、支柱19により支持された支持台20上に配置されており、これらの支柱19はドレッサーアーム17に固定されている。
ドレッサーアーム17は図示しないモータに駆動されて、旋回軸22を中心として旋回するように構成されている。ドレッサーシャフト13は、図示しないモータの駆動により回転し、このドレッサーシャフト13の回転により、ドレッサー10がドレッサーシャフト13まわりに矢印で示す方向に回転するようになっている。エアシリンダ16は、ドレッサーシャフト13を介してドレッサー10を上下動させ、ドレッサー10を所定の押圧力で研磨パッド2の表面に押圧するアクチュエータとして機能する。
研磨パッド2のドレッシングは次のようにして行われる。ドレッサー10がドレッサーシャフト13を中心として回転し、これと同時に図示しない純水供給ノズルから純水が研磨パッド2上に供給される。この状態で、ドレッサー10はエアシリンダ16により研磨パッド2に押圧され、そのドレッシング面10aが研磨パッド2に摺接される。さらに、ドレッサーアーム17を旋回軸22を中心として旋回させてドレッサー10を研磨パッド2の半径方向に揺動させる。このようにして、ドレッサー10により研磨パッド2が削り取られ、その表面がドレッシング(再生)される。
図2は、ドレッサー10を示す断面図である。ドレッサー10は、ドレッサーシャフト13に固定されたアタッチメント30と、アタッチメント30に磁気力によって着脱可能に取り付けられたディスクホルダー50と、ディスクホルダー50に着脱可能に取り付けられたドレッサーディスク70とを備える。アタッチメント30は、ドレッサーシャフト13の下端にねじ31により着脱可能に取り付けられている。
図3はアタッチメント30の上面図であり、図4はアタッチメント30の下面図であり、図5は図3に示すA−A線断面図であり、図6は図5に示すB−B線断面図である。アタッチメント30は、円環状のフランジ部32と、円柱状の突出部33とを有している。突出部33はフランジ部32の中央に位置しており、下方に突出している。フランジ部32には、ねじ31が挿入される通孔32aが形成されている。
フランジ部32には複数の磁石35が埋設されており、これら磁石35はドレッサー10の中心まわりに配列されている。図3の例では、12個の磁石35が設けられている。複数の磁石35は、隣接する2つの磁石35の磁極が互いに異なるように配列されている。図3は磁石35の配列の一例を示しており、本発明はこの例に限定されない。
図3では、複数の磁石35は複数の(図3では4つの)グループ36を構成し、これら複数のグループ36は、ドレッサー10の中心まわりに等間隔で配置されている。グループ36は互いに所定の距離だけ離間しており、グループ36の間に上述した通孔32aが形成されている。各グループ36は、3つの磁石35から構成されており、これら3つの磁石35はS極とN極が交互になるように配列されている。図3に示す例では、各グループ36の磁石35は、S極、N極、S極の順に配列されている。各グループ36の磁石35の配列は同じである。すなわち、すべてのグループ36は、S極、N極、S極の順で配列された3つの磁石35から構成されている。なお、本発明は、この例に限らず、3つよりも多い磁石35から各グループ36を構成してもよい。磁石35には、ネオジム磁石が好適に使用される。
図7はディスクホルダー50の上面図であり、図8は図7に示すC−C線断面図であり、図9はディスクホルダー50の下面図であり、図10は図9に示すD−D線断面図である。ディスクホルダー50は、アタッチメント30よりも直径の大きい円盤状の部材である。ディスクホルダー50の上面中央には、2段の円形の凹部51,52が形成されており、アタッチメント30のフランジ部32は1段目の凹部51に収容され、アタッチメント30の突出部33は2段目の凹部52に収容される。凹部51の底面には、ねじ31の頭部を収容する穴54が形成されている。
ディスクホルダー50には複数の磁石56が埋設されており、これら磁石56はドレッサー10の中心まわりに配列されている。図9の例では、12個の磁石56が設けられている。複数の磁石56は、隣接する2つの磁石56の磁極が互いに異なるように配列されている。図9は磁石56の配列の一例を示しており、本発明はこの例に限定されない。
図9では、複数の磁石56は、複数の(図9では4つの)グループ57を構成し、これら複数のグループ57は、ドレッサー10の中心まわりに等間隔で配置されている。グループ57は互いに所定の距離だけ離間している。各グループ57は、3つの磁石56から構成されており、これら3つの磁石56はS極とN極が交互になるように配列されている。図9に示す例では、各グループ57の磁石56は、N極、S極、N極の順に配列されている。各グループ57の磁石56の配列は同じである。すなわち、すべてのグループ57は、N極、S極、N極の順で配列された3つの磁石56から構成されている。なお、本発明は、この例に限らず、3つよりも多い磁石56から各グループ57を構成してもよい。
図2に示すように、磁石56は、アタッチメント30の磁石35に対向する位置に配置され、磁石35を引き付ける。したがって、ディスクホルダー50は、これら磁石35,56の間で発生する磁気力(引力)によりアタッチメント30に着脱可能に取り付けられる。この磁石56にもネオジム磁石が好適に使用される。
図3および図9に示すように、S極とN極が交互に配置されているので、アタッチメント30とディスクホルダー50間に作用する引力が強められる。さらに、アタッチメント30からディスクホルダー50にトルクが加わったときに、各磁石は隣の磁石と反発するので、アタッチメント30とディスクホルダー50との相対位置がずれにくく、より強い結合力を発揮することができる。また、図3,図9に示す例では、対向する磁石グループ36,57間で発生する磁気力(引力)によりディスクホルダー50をアタッチメント30に取り付けやすく、使い勝手がよいという利点もある。
図3に示す例では、S−N−S極の磁石配列を持つグループ36が周方向に等間隔に配列されている。1のグループ36のS極と他のグループ36のS極とが近づかないように、図3に示すように、グループ36,36との間には磁石35の配列の少なくとも1ピッチ分に相当するすき間を設けることが好ましい。これは、1のグループ36のS極と他のグループ36のS極とを隣接させると、ドレッシング中にディスクホルダー50がアタッチメント30に対して回転方向にずれたときに、磁石56のN極とアタッチメント30の磁石35のS極との間に引き合う力が発生し、ディスクホルダー50のずれを助長し、ディスクホルダー50がアタッチメント30から外れやすくなるからである。同様に、図9に示すように、グループ57,57との間には磁石56の配列の少なくとも1ピッチ分に相当するすき間を設けることが好ましい。図3に示す例では、各グループ36での磁石35の配列はS−N−S極であるが、N−S−N極であってもよい。この場合、ディスクホルダー50の各グループ57での磁石56の配列はS−N−S極である。
さらに、ディスクホルダー50の周縁部には、複数の磁石58が埋設されている。これらの磁石58は、ドレッサーディスク70をディスクホルダー50に固定するためのものである。この例のドレッサーディスク70は磁性材料から形成されており、磁石58の磁気力によってディスクホルダー50に着脱可能に取り付けられる。ドレッサーディスク70の環状の下面にはダイヤモンド砥粒が固定されており、このダイヤモンド砥粒により環状のドレッシング面10aが構成されている。ドレッサー10は、このドレッシング面10aで研磨パッド2をドレッシング(コンディショニング)する。
研磨パッド2のドレッシング中、ドレッサー10は、その全体がドレッサーシャフト13を中心に回転し、ドレッサーディスク70のドレッシング面10aを研磨パッド2に押し付ける。ディスクホルダー50の下面には、複数の(図面では2つの)ピン60が取付けられている。これらのピン60はドレッサーディスク70の上面に形成されている凹部71(図2参照)に挿入される。これらピン60と凹部71との係合によりドレッサーディスク70がドレッシング中にディスクホルダー50に対して相対的に回転してしまうことが防止される。
本発明によれば、アタッチメント30とディスクホルダー50とは磁気力により互いに引き付けられているだけである。したがって、ドレッサー10を交換するときは、手で比較的簡単にディスクホルダー50をドレッサーディスク70とともにアタッチメント30から取り外すことができる。上述した例では、ドレッサーディスク70が磁性材料から構成されているが、本発明は、ドレッサーディスク70が非磁性材から構成されているドレッサー10にも適用することができる。
図11は、ドレッサー10の他の実施形態を示す断面図である。本実施形態のドレッサーディスク70は非磁性材料から構成されている。ドレッサーディスク70は、複数のねじ73によってディスクホルダー50に固定されている。これらのねじ73を外すことによって、ドレッサーディスク70をディスクホルダー50から切り離すことができる。その他の構成は上述の実施形態と同様であるので、その重複する説明を省略する。
図12は、ドレッサー10のさらに他の実施形態を示す断面図である。このドレッサー10は、ブラシによりドレッシング面10aが構成されたブラシドレッサーである。特に説明しない本実施形態の構成は上述した実施形態と同様であるので、その重複する説明を省略する。図12に示すドレッサー10は、ドレッサーディスク70を備えていなく、代わりに、ブラシディスク80を備えている。このブラシディスク80は、上述した実施形態におけるディスクホルダー50に類似した構造を有している。
図13はブラシディスク80の上面図であり、図14は図13に示すE−E線断面図であり、図15はブラシディスク80の下面図であり、図16は図15に示すF−F線断面図である。ブラシディスク80の上面中央には、2段の円形の凹部81,82が形成されており、アタッチメント30のフランジ部32は1段目の凹部81に収容され、アタッチメント30の突出部33は2段目の凹部82に収容される。凹部81の底面には、ねじ31の頭部を収容する穴84が形成されている。ブラシディスク80の下面にはブラシ(図示せず)が植毛されており、このブラシがドレッシング面10aを構成している。
ブラシディスク80には複数の磁石86が埋設されており、これら磁石86はドレッサー10の中心まわりに配列されている。図15の例では、12個の磁石86が設けられている。複数の磁石86は、隣接する2つの磁石86の磁極が互いに異なるように配列されている。図15は磁石86の配列の一例を示しており、本発明はこの例に限定されない。図15では、複数の磁石86は、複数の(図15では4つの)グループ87を構成し、これら複数のグループ87は、ドレッサー10の中心まわりに等間隔で配置されている。グループ87は互いに所定の距離だけ離間している。この所定の距離は、磁石86の配列の少なくとも1ピッチ分に相当する。各グループ87での磁石86の配置は図9に示す磁石56の配置と同じである。磁石86は、アタッチメント30の磁石35と対向するように配置されており、磁石35を引き付けるように配置されている。したがって、ブラシディスク80は、これら磁石35,86の間で発生する磁気力(引力)によりアタッチメント30に着脱可能に取り付けられる。この磁石86にもネオジム磁石が好適に使用される。
上述の構成において、ドレッサー10は、ブラシからなるドレッシング面10aを研磨パッド2に摺接させることで該研磨パッド2をドレッシングする。アタッチメント30とブラシディスク80とは磁気力により互いに引き付けられているだけであるので、ドレッサー10を交換するときは、手で比較的簡単にブラシディスク80をアタッチメント30から取り外すことができる。
上述した実施形態は、本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者が本発明を実施できることを目的として記載されたものである。上記実施形態の種々の変形例は、当業者であれば当然になしうることであり、本発明の技術的思想は他の実施形態にも適用しうる。したがって、本発明は、記載された実施形態に限定されることはなく、特許請求の範囲によって定義される技術的思想に従った最も広い範囲に解釈されるものである。
1 研磨テーブル
2 研磨パッド
7 テーブルモータ
9 ドレッシング装置
10 ドレッサー
10a ドレッシング面
13 ドレッサーシャフト
16 エアシリンダ
17 ドレッサーアーム
19 支柱
20 支持台
22 旋回軸
30 アタッチメント
31 ねじ
32 フランジ部
33 突出部
35 磁石
50 ディスクホルダー
51,52 凹部
54 穴
56,58 磁石
60 ピン
70 ドレッサーディスク
73 ねじ
80 ブラシディスク
81,82 凹部
86 磁石

Claims (11)

  1. 研磨パッドをドレッシングするためのドレッサーにおいて、
    前記ドレッサーを回転させるドレッサーシャフトに固定されたアタッチメントと、
    前記アタッチメントに磁気力によって着脱可能に取り付けられたディスクホルダーと、
    前記ディスクホルダーに着脱可能に取り付けられた、ドレッシング面を有するドレッサーディスクとを備え、
    前記アタッチメントおよび前記ディスクホルダーは、それぞれ、前記磁気力を発生させる磁石を有していることを特徴とするドレッサー。
  2. 前記磁石は、前記ドレッサーの中心まわりに配置された複数の磁石であり、
    該複数の磁石は、隣接する2つの磁石の磁極が互いに異なるように配列されていることを特徴とする請求項1に記載のドレッサー。
  3. 前記複数の磁石は、前記ドレッサーの中心まわりに等間隔で配列された複数のグループを構成し、
    前記複数のグループは、それぞれ、N極とS極とが交互に配置された少なくとも3つの磁石からなり、
    前記複数のグループのすべてにおいて前記少なくとも3つの磁石の配列は同じであることを特徴とする請求項2に記載のドレッサー。
  4. 前記アタッチメントは、前記ドレッサーシャフトに着脱可能に取り付けられることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のドレッサー。
  5. 前記ドレッサーディスクは、前記ディスクホルダーに着脱可能に取り付けられることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のドレッサー。
  6. 前記ドレッサーディスクは、前記ディスクホルダーに磁気力によって取り付けられることを特徴とする請求項5に記載のドレッサー。
  7. 前記ドレッサーディスクは、前記ディスクホルダーにねじによって取り付けられることを特徴とする請求項5に記載のドレッサー。
  8. 研磨パッドをドレッシングするためのドレッサーにおいて、
    前記ドレッサーを回転させるドレッサーシャフトに固定されたアタッチメントと、
    前記アタッチメントに磁気力によって着脱可能に取り付けられた、ドレッシング面を有するブラシディスクとを備え、
    前記アタッチメントおよび前記ブラシディスクは、それぞれ、前記ドレッサーの中心まわりに配置された、前記磁気力を発生させる複数の磁石を有し
    前記アッタチメントの前記複数の磁石は、複数のグループを構成し、
    各グループを構成する複数の磁石は、互いに離間しており、
    前記複数のグループは、互いに所定の距離だけ離間しており、
    前記所定の距離は、各グループを構成する磁石の配列の少なくとも1ピッチ分で、かつ各グループを構成する磁石間の距離よりも大きいことを特徴とするドレッサー。
  9. 前記複数の磁石は、隣接する2つの磁石の磁極が互いに異なるように配列されていることを特徴とする請求項8に記載のドレッサー。
  10. 前記複数のグループは、前記ドレッサーの中心まわりに等間隔で配列されており
    前記複数のグループは、それぞれ、N極とS極とが交互に配置された少なくとも3つの磁石からなり、
    前記複数のグループのすべてにおいて前記少なくとも3つの磁石の配列は同じであることを特徴とする請求項9に記載のドレッサー。
  11. 前記アタッチメントは、前記ドレッサーシャフトに着脱可能に取り付けられることを特徴とする請求項8乃至10のいずれか一項に記載のドレッサー。
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