JP5915590B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5915590B2
JP5915590B2 JP2013102815A JP2013102815A JP5915590B2 JP 5915590 B2 JP5915590 B2 JP 5915590B2 JP 2013102815 A JP2013102815 A JP 2013102815A JP 2013102815 A JP2013102815 A JP 2013102815A JP 5915590 B2 JP5915590 B2 JP 5915590B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flow path
path
air
image forming
bag
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013102815A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014224848A (ja
Inventor
幹 中野
幹 中野
齊藤 正志
正志 齊藤
大塚 豊
豊 大塚
林 英明
英明 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2013102815A priority Critical patent/JP5915590B2/ja
Priority to CN201410204800.5A priority patent/CN104166321B/zh
Priority to US14/278,753 priority patent/US9291996B2/en
Publication of JP2014224848A publication Critical patent/JP2014224848A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5915590B2 publication Critical patent/JP5915590B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
    • G03G21/20Humidity or temperature control also ozone evacuation; Internal apparatus environment control
    • G03G21/206Conducting air through the machine, e.g. for cooling, filtering, removing gases like ozone
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2017Structural details of the fixing unit in general, e.g. cooling means, heat shielding means

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Atmospheric Sciences (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
  • Ecology (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Description

本発明は、定着手段周辺の空気を自装置外に放出すると共に、この空気に含まれる超微粒子(UFP:Ultrafine Particle)を捕集するダクトを備えた画像形成装置に関する。
従来、この種の画像形成装置としては、例えば特許文献1に記載のように、超微粒子除去装置を備えたものがある。この超微粒子除去装置は、定着装置の弾性部材として用いられるシリコンゴムから主に発生する超微粒子を除去するための吸引ファンと、ダクトと、を含んでいる。ダクトは、定着ローラの軸方向の一方端および他方端に対向するように第一開口部および第二開口部が形成されている第一終端部および第二終端部を有する。また、第一終端部において第一開口部と対向する面には、第一吸引口が形成されている。第二終端部にも同様に、第二吸引口が形成されている。
特開2012−47790号公報
しかしながら、画像形成装置には、今後もより一層、UFP排出量の抑制が求められる。
それゆえに、本発明の目的は、UFP排出量をさらに抑制可能な画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の第一局面は、画像形成装置であって、シートにトナー像を形成して送り出す画像形成部と、発熱部および弾性層を有する第一回転体と、前記第一回転体に当接してニップを形成する第二回転体と、を含む定着手段であって、前記画像形成部から送り出されたシートが前記ニップに導入されると、導入されたシート上にトナー像を定着させる定着手段と、前記定着手段で発生する空気が流入可能に構成された吸気口と、自装置の外部に向けて設けられている排気口と、を連通するダクトと、前記排気口に向かう空気流を前記ダクト内に発生させる送風手段と、を備えている。
前記ダクトは、前記吸気口から取り込まれた空気を導いて、噴流として噴出する導入流路と、前記導入流路からの噴流を前記排気口へと導くメイン流路と、前記メイン流路の上方に設けられた袋小路部であって、自身の下端が前記メイン流路と連通しており、自身の上端が閉鎖されると共に、前記上端に加え、左右端、前後端が壁で囲まれて、内部に袋小路空間が形成された袋小路部と、を含み、前記吸気口は、前記ニップおよび前記第一回転体を基準として、シート搬送経路の上流側に設けられた第一吸気口であり、前記導入流路は、前記第一吸気口から取り込まれた空気を導いて前記メイン流路に向けて噴出する第一導入流路であり、前記ダクトは、さらに、前記ニップおよび前記第一回転体を基準として、シート搬送経路の下流側に設けられた第二吸気口と、前記第二吸気口から取り込まれた空気を導いて、前記袋小路部の下端および上端の間から噴出する第二導入流路と、を有し、前記メイン流路において前記袋小路空間の下方を前記第一導入流路からの噴流が通過し、これによって、前記袋小路空間内に乱流を生じさせて、少なくとも前記上端に超微粒子を付着させる。
上記各局面によれば、UFP排出量をより抑制可能な画像形成装置を提供することが可能となる。
画像形成装置の大略的な構成を示す模式図である。 図1に示す定着手段に含まれる第一回転体と第二回転体の詳細な構成を示す断面図である。 図1に示す排気系の詳細な構成を示す図である。 図3に示すメイン流路の横断面図である。 比較例に係る排気系の構成を示す図である。 図3のメイン流路について、他の構成例を示す横断面図である。
《実施形態》
以下、図面を参照して、一実施形態に係る画像形成装置について詳説する。
《はじめに》
まず、図中のX軸、Y軸およびZ軸について説明する。X軸、Y軸およびZ軸は互いに直交する。また、X軸、Y軸およびZ軸は、画像形成装置1の左右方向、前後方向および上下方向を示している。また、Y軸の向きは、画像形成装置1を正面視する際の視方向である。また、Z軸の逆向きは、画像形成装置1を上面視する際の視方向である。
また、参照符号の後に記載されたアルファベット小文字のa、b、c、dは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)を表す添え字である。例えば、感光体ドラム32aは、イエロー用の感光体ドラムを意味する。
《画像形成装置の構成・動作》
図1において、画像形成装置1は、例えば、電子写真方式を採用した複合機(MFP:Multifunction Peripheral)である。また、この画像形成装置1は、例えばタンデム方式により、フルカラー画像をシート(例えば、用紙やOHP用フィルム)に印刷する。このような画像形成装置は、大略的に、供給装置2と、画像形成部3と、定着手段4と、を備えている。
供給装置2には、複数のシートSがシート束として載置される。供給装置2は、シート束から、シートSを一枚ずつピックアップして、一点鎖線の矢印αで示す搬送経路(以下、搬送経路αという)に送り出す。
画像形成部3において、帯電手段31a〜31dは、回転する感光体ドラム32a〜32dの周面を一様に帯電する。帯電した感光体ドラム32a〜32dの周面には、露光装置33からの光ビームBa〜Bdが照射され、その結果、Y,M,C,Bk色の静電潜像が形成される。現像手段34a〜34dは、対応色の静電潜像を担持する感光体ドラム32a〜32dにトナーを供給し、これによって、Y,M,C,Bk色のトナー像を形成する。感光体ドラム32a〜32d上のトナー像は、矢印β方向に回転する中間転写ベルト35の同一エリアに順次転写される(一次転写)。その結果、フルカラーの合成トナー像が中間転写ベルト35上に形成される。この合成トナー像は、中間転写ベルト35に担持されつつ二次転写領域36に向けて搬送される。
また、供給装置2から送り出されたシートSは、搬送経路α上を搬送され、回転せず停止しているタイミングローラ対37に突き当たる。その後、タイミングローラ対37は、二次転写領域36での転写タイミングに一致するように回転を開始して、一旦停止していたシートSを二次転写領域36に送り出す。
二次転写領域36では、タイミングローラ対37から送り出されたシートSに、中間転写ベルト35上の合成トナー画像が転写される(二次転写)。二次転写済みのシートSは、未定着シートSとして搬送経路αの下流に送り出される。
定着手段4は、例えば熱ローラ定着方式のものであって、第一回転体41および第二回転体42を含んでいる。これら回転体41,42は、互いに当接して定着ニップ43を形成する。定着ニップ43には未定着シートSが導入される。定着手段4は、ニップ43を通過する未定着シートSを、回転体41で加熱すると共に回転体42で加圧する。これにより、未定着シートS上の合成トナー像が定着させられる。かかる定着済みシートSは、ニップ43から搬送経路αの下流に送り出され、最終的にトレイ6に排出される。
《定着手段の詳細な構成》
第一回転体41は、直径24.8[mm]のローラであって、図2に例示するように、鉄製の芯金411と、ヒータランプ412と、シリコンゴム層413と、耐熱離型層414と、を含んでいる。
ヒータランプ412は、発熱部の一例であって、筒状の芯金411の内部に挿通される。シリコンゴム層413は、芯金411の周面を、厚さ0.6[mm]で被覆する。耐熱離型層414は、シリコンゴム層413の表面を、厚さ40[μm]で被覆するPFAチューブ(フッ素樹脂チューブ)である。耐熱離型層414は、トナーの付着を防止するために設けられている。ここで、第一回転体41の両端からは、加工の都合上、シリコンゴム層413が露出している。
第二回転体42は、直径30.0[mm]のローラであって、STKM規格の鋼管421と、シリコンゴム層422と、シリコンスポンジ層423と、耐熱離型層424と、を含んでいる。
シリコンゴム層422は、鋼管421の周面を被覆する。シリコンスポンジ層423は、シリコンゴム層422の表面を被覆する。これら二層422,423は耐熱弾性層として用いられる。耐熱離型層424は、シリコンスポンジ層423の表面を被覆するPFAチューブである。ここで、第二回転体42の両端からは、シリコンゴム層422およびシリコンスポンジ層423が露出する。また、定着手段4によって加熱されるシートS上のトナーからも発生する。
上記回転体42は、回転体41に約215[N]の力で圧接され、これにより、シートSの通過方向(矢印γで示す)に約7[mm]の定着ニップ43が形成される。
上記構成の定着手段4において、第一回転体41を構成するシリコンゴム層413はヒータランプ412によって加熱される。かかる加熱により、シリコンゴム層413からは低分子シロキサンがUFPとして気中に拡散してしまう。同様に、第二回転体42を構成する二層422,423からもUFPが気中に拡散する可能性もある。
《排気系の構成》
再度図1を参照する。画像形成装置1は、主にUFPを捕集する排気系7を備えている。排気系7は、図3に示すように、ダクト71と、フィルタ72と、送風手段73と、を含む。ダクト71は、例えば、表面処理がなされていないステンレス等の金属材料で作製されており、大略的には、第一吸気口711と、第一導入流路712と、メイン流路713と、袋小路部714と、第二吸気口715と、第二導入流路716と、排気口717と、を有する。
未定着シートは、定着手段4から見て上流側の搬送経路α1を搬送されてくる。この搬送経路α1は、二次転写領域36から上方に向かい、両回転体41,42で形成されるニップ43の入り口直前まで延在する。
ダクト71において、吸気口711は、正面視で、両回転体41,42およびニップ43の左斜め下で、右方向を向くように設けられる。また、図4に示すように、前後方向に延在する回転体41の少なくとも両端部分を臨む位置に吸気口711は設けられる。本実施形態では、吸気口711は、回転体41の一方端から他方端に至るスリット状の開口であるとする。かかる位置に設けられた吸気口711には、後述の送風手段73が駆動することで、定着手段4で発生したUFPを含む空気がダクト71内に流入する。
導入流路712は、吸気口711から左方向に延在している。吸気口711に流入した空気は、導入流路712内を左方向に案内される。案内された空気は、導入流路712の左端からメイン流路713に向けて噴出される。ここで、以下、導入流路712からの空気(つまり、噴流)の噴出方向を、第一噴出方向D1という。
また、本実施形態では、導入流路712は、右端から左端に至るまで概ね一定の断面積S1(例えば、1822[mm2])を有する。また、導入流路712における空気の平均流速V1は1.42[m/s]である。
導入流路712の左端にはメイン流路713が連通する。メイン流路713は、導入流路712の左端から画像形成装置1の左側面まで左右方向に横切るように延在する。正面視で、メイン流路713は、右端から途中までは徐々に上下方向高さが大きくなっており、途中から左端までは概ね一定の上下方向高さH1となっている。ここで、高さH1は、送風手段73の上下方向高さに合わせて設計される。
ここで、図4を参照する。図4は、メイン流路713を、XY平面に平行に切断した時の断面をZ軸の正方向側から見た時の横断面図である。メイン流路713は、右端から途中までは概ね一定の前後方向幅を有し、途中から左端までは徐々に前後方向幅が狭くなるよう設計されている。また、メイン流路713の左端の前後方向幅W1は、送風手段73の前後方向幅に合わせて設計される。
再度、図3を参照する。上記のようなメイン流路713には、導入流路712から噴出された空気が入流する。メイン流路713にはさらに、後述の導入流路716から噴出された空気も流入する。流入した空気は、メイン流路713内を左方に案内される。
また、本実施形態では、メイン流路713は、フィルタ72の直ぐ上流側で断面積S2(例えば、15951[mm2])を有する。ここで、この断面は、YZ平面に平行な縦断面である。また、断面を通過する空気の平均流速V2は0.23[m/s]である。
メイン流路713の右端上方(つまり、上流端上方)には、袋小路部714が設けられる。袋小路部714の一方端は開口となっており、メイン流路713と連通する。袋小路部714は、自身の一方端から、前述の噴出方向D1に概ね垂直な方向に延在している。また、袋小路部714の他方端は閉鎖されている。また、袋小路部714の前後端および左右端は、壁面となっている。以下、袋小路部714の他方端、前後両端および左右両端の壁面で囲まれた空間を、袋小路空間Aという。
ここで、UFPの捕集性能を向上させるため、袋小路部714において開口となっているのは下端であって、閉鎖されているのは上端であることが好ましい。
ところで、定着済みシートSは、定着手段4から見て下流側の搬送経路α2へと送り出される。この搬送経路α2は、ニップ43の出口から左斜め上方に向かっている。
ダクト71において、吸気口715は、正面視で、搬送経路α2の下面に上方を向くように設けられる。UFP放出量抑制の観点からは、吸気口715は、トレイ6寄りではなく、搬送経路α2上であってニップ43の出口近傍に設けられることが好ましい。また、上面視では、吸気口715は、前後方向に延在する回転体41の少なくとも両端部分を臨む位置に設けられる。吸気口715は、吸気口711と概ね同じサイズのY軸方向幅を有するスリット状の開口であるとする。かかる位置に設けられた吸気口715には、送風手段73が駆動することで、定着手段4で発生したUFPを含む空気が流入する。
導入流路716は、吸気口715から下方に向かって延在している。吸気口715に流入した空気は、導入流路716内を下方に案内される。案内された空気は、導入流路716の下端から、袋小路部714の一方端にある開口に向けて噴出される。導入流路716の下端、つまり噴出口は、袋小路部714の右端壁面における下端寄りの位置に設けられる。ここで、以下、導入流路716からの空気(つまり、噴流)の噴出方向を、第二噴出方向D2という。
ここで、本実施形態では、導入流路716は、上端から下端に至るまで概ね一定の断面積S3(例えば、592[mm2])を有する。また、導入流路716における空気の平均流速V3は1.68[m/s]である。
また、フィルタ72は、メイン流路713において送風手段73よりも上流側に設けられる。フィルタ72は、メイン流路713を案内される空気から、主にUFPを捕集する。
また、送風手段73は、典型的には、直径が50[mm]〜100[mm]のファンであって、メイン流路713の左端近傍(つまり、排気口717の直前)に設けられている。この送風手段73は、図示しないモータからの駆動力により回転して、メイン流路713内の空気を、排気口717から画像形成装置1の外部に排出する。
《排気系での空気の流れ》
定着手段4で発生するUFPを捕集するため、本排気系7では、定着プロセスの実施中、送風手段73が駆動され、これによって、ダクト71内に排気口715に向かう空気の流れが生じる。すると、UFPを含む空気は、第一吸気口711から取り込まれ、第一導入流路712内を案内された後、メイン流路713に噴出される。また、UFPを含む空気は、第二吸気口715からも取り込まれ、第二導入流路716内を案内された後、袋小路空間Aの一方端(つまり、メイン流路713と袋小路部714との接続箇所近傍)に向けて噴出される。両導入流路712,716から噴出された空気は、メイン流路713内を流れて、フィルタ72および送風手段73を通過した後、排気口717から画像形成装置1の外部に排出される。
《排気系の作用・主たる効果》
上記構成の排気系7において、導入流路712から噴出された空気(つまり、噴流)は、図3中矢印B1で示すように、袋小路空間Aの下方を通過して、メイン流路713の下流方向に案内される。導入流路716からの噴流は、図3中矢印B2で示すように、袋小路空間Aの下方を横切って、メイン流路713を流れる空気に合流した後、下流方向に向かう。
このような空気流は、コアンダ効果により、袋小路空間Aに既に存在している空気を内部に引き込む。よって、袋小路空間Aにおいて、空気流の周囲には相対的に大きな負圧が生じる。この負圧により、袋小路空間Aには乱流が生じる。図3では、乱流を渦巻きで示している。一般的に、袋小路部714の壁面周辺では、UFPは、静電気力、液架橋力、ファンデルワールス力等により袋小路部714の壁面に付着する。ここで、気体中に含まれる粒子が周囲の壁面に付着するまでの過程については、例えば”島田学、他一名、「エアロゾル粒子の物体表面への沈着現象」、エアロゾル研究、Vol.3 No.4(1988)”に記載されている。本排気系7では、上記静電気力等に加え、袋小路空間A内に生じた乱流による乱流拡散によって、袋小路部714の壁面へのUFPの付着が一層促進される。このように、本排気系7によれば袋小路部714内にUFPを捕集できるため、下流側のフィルタ72へ送られるUFPの量を低減でき、ひいてはUFPが画像形成装置1の外部へのUFP排出量を低減させることが可能となる。なお、下流側のフィルタ72に向かうUFPの一部は、メイン流路713の内壁に付着し、これによって捕集される。
本件発明者は、排気系7の効果を定量的に示すべく、排気系7を備えた画像形成装置1(図1を参照)からのUFP排出量を、比較例に係る排気系8を備えた画像形成装置9(図5を参照)からのUFP排出量と比較した。まず、比較例に係る排気系8について説明する。
図5において、排気系8は、排気系7と比較すると、袋小路部714を備えない点と、導入流路716が導入経路81に代わる点で相違する。それ以外に、両排気系7,8に相違点は無い。それゆえ、図5において、図3に示す構成に相当するものには同一参照符号を付け、それぞれの説明を省略する。また、排気系8においてもメイン流路713は、フィルタ72の直ぐ上流側で断面積S2(例えば、15951[mm])を有し、断面を通過する空気の平均流速V2は0.23[m/s]である。
導入経路81は、吸気口715から下方に向かって延在し、下端で右方向(換言すると、定着手段4の方向)に概ね垂直に屈曲している。したがって、導入経路81は、第一回転体41の下方にて終端すると共に、この部分で開口となっている。この開口部分は、導入流路712の吸気口711と連通している。したがって、導入経路81に吸気口715から流入した空気は、まず下方に、その後右方向に案内された後、導入経路81の開口から噴出される。この噴流は、吸気口711から流入した空気と合流した後、導入流路712内を案内される。
本件発明者は、画像形成装置1,9のそれぞれから排出されるUFPの個数を測定した。UFP測定は、BAM(Blue Angel Mark)取得に要求される試験方法に基づく。その詳細は下記の通りである。
画像形成装置1,9のそれぞれが測定室に設置される。測定室内の温度は概ね22℃〜23℃で、その室内の湿度は約50%とする。
各画像形成装置1,9は、測定室内において、電源投入後、60分間待機させられた後、10分間連続して印刷を行った。具体的には、A4サイズの用紙の片面に、BAM試験で用いられるカラー印刷用パターンを印刷した。
UFP排出量の測定には、東京ダイレック(株)の高速応答型パーティクルサイザー FMPS 3091が使用された。測定の結果、画像形成装置1のUFP排出量は、10分あたり1.0×1011[個]であり、画像形成装置9については、10分あたり2.0×1011[個]であった。このように、袋小路部714の有無により、UFP排出量には2倍の差が出ていることが確認された。
《他の効果》
また、図3に示すように、袋小路部714の下端側がメイン流路713と接続され、その上端側が閉鎖されていることが好ましい。なぜなら、UFPを含む空気は高温で上昇しやすいため、袋小路部714の上端側を閉鎖すれば、UFPが袋小路部714の上端に付着しやすくなるからである。これにより、UFPの捕集性能を向上させることが可能となる。
また、図3に示すように、袋小路部714は、好ましくは、メイン流路713の上流端に設けられている。したがって、メイン流路713において、袋小路部714の下方(つまり、メイン流路713の上流端)を流れる空気(矢印B1,B2で示す)は、メイン流路713と袋小路部714との接続箇所よりも下流を流れる空気(図3の矢印B3を参照)よりも平均流速が大きくなっている。これにより、袋小路空間Aにおいて、空気流の周囲には相対的により負圧が生じるため、袋小路部714内にUFPをより効率的に捕集できる。
また、袋小路部714はメイン流路713に対して略垂直に交差させることが好ましい。略垂直にすることで導入流路712から噴出方向D1に流れる空気が袋小路部714の下流側壁面(図3では左側)に衝突するので乱流が発生しやすくなる。さらに、導入流路716を袋小路部714の上流側壁面に沿って設けることで、導入流路716からの第二噴出方向D2への空気が袋小路部714の下流側壁面の下部に衝突しやすくなり乱流が発生しやすくなる。このように、袋小路空間Aで乱流が発生しやすくなるので、UFPの捕集性能が向上する。
また、図3に示すように、シートSの搬送経路αにおいて、ニップ43および第一回転体41を基準として上流側(つまり下方)および下流側(つまり上方)の双方に、吸気口および導入流路を一組ずつ設けることが好ましい。これにより、より多くのUFPを捕集可能となるため、UFP排出量をより低減することが可能となる。
また、図3に示すように、第二導入流路716からは、袋小路部714の一方端に向けて空気が噴出されることが好ましい。より具体的には、第二導入流路716からの噴流は、基本的には、袋小路部714の開口を抜けて、第一導入流路712からメイン流路713への噴流に合流する。合流により、袋小路部714の一方端では乱流が発生しやすくなる。これにより、袋小路部714の壁面にUFPが付着しやすくなる。
《付記》
また、図3に示すように、袋小路部714の下流側壁面は、ダクト71の底面に対して垂直(鉛直方向)ではなく下方になるほど広がっているが、この形状に限らずに、鉛直方向に延びるようなダクト形状として良い。
また、袋小路部714の下流側壁面の下端とダクト71の底面との距離は、導入流路712の上下方向の長さ(高さ)よりも広くなっているが、これと同じ長さとしても良い。
また、上記説明では、吸気口711は、図4に示すように、回転体41の一方端から他方端に至るスリット状の開口であると説明した。しかし、これに限らず、図6に示すように、吸気口711は、前後方向に延在する回転体41の一方端および他方端のそれぞれを臨むように、二つのスリット状の開口であっても構わない。吸気口715は、吸気口711と同様に、二つのスリット状の開口であっても構わない。
本発明に係る画像形成装置は、UFP放出量をより抑制可能であり、複写機、プリンタ、ファクシミリおよびこれら機能を備えた複合機に好適である。
1 画像形成装置
3 画像形成部
4 定着手段
41 第一回転体
413 シリコンゴム層
42 第二回転体
43 ニップ
71 ダクト
711 吸気口(第一吸気口)
712 導入流路(第一導入流路)
713 メイン流路
714 袋小路部
715 第二吸気口
716 第二導入流路
717 排気口
S シート

Claims (4)

  1. シートにトナー像を形成して送り出す画像形成部と、
    発熱部および弾性層を有する第一回転体と、前記第一回転体に当接してニップを形成する第二回転体と、を含む定着手段であって、前記画像形成部から送り出されたシートが前記ニップに導入されると、導入されたシート上にトナー像を定着させる定着手段と、
    前記定着手段で発生する空気が流入可能に構成された吸気口と、自装置の外部に向けて設けられている排気口と、を連通するダクトと、
    前記排気口に向かう空気流を前記ダクト内に発生させる送風手段と、を備え、
    前記ダクトは、
    前記吸気口から取り込まれた空気を導いて、噴流として噴出する導入流路と、
    前記導入流路からの噴流を前記排気口へと導くメイン流路と、
    前記メイン流路の上方に設けられた袋小路部であって、自身の下端が前記メイン流路と連通しており、自身の上端が閉鎖されると共に、前記上端に加え、左右端、前後端が壁で囲まれて、内部に袋小路空間が形成された袋小路部と、を含み、
    前記吸気口は、前記ニップおよび前記第一回転体を基準として、シート搬送経路の上流側に設けられた第一吸気口であり、前記導入流路は、前記第一吸気口から取り込まれた空気を導いて前記メイン流路に向けて噴出する第一導入流路であり、
    前記ダクトは、さらに、
    前記ニップおよび前記第一回転体を基準として、シート搬送経路の下流側に設けられた第二吸気口と、
    前記第二吸気口から取り込まれた空気を導いて、前記袋小路部の下端および上端の間から噴出する第二導入流路と、を有し、
    前記メイン流路において前記袋小路空間の下方を前記第一導入流路からの噴流が通過し、これによって、前記袋小路空間内に乱流を生じさせて、少なくとも前記上端に超微粒子を付着させる、画像形成装置。
  2. 前記袋小路部は、前記メイン流路の上流端に設けられている、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記袋小路部は、前記メイン流路に対して略垂直に交差している、請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第二導入流路からは、前記袋小路部の一方端に向けて空気が噴出される、請求項1,2または3に記載の画像形成装置。
JP2013102815A 2013-05-15 2013-05-15 画像形成装置 Active JP5915590B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013102815A JP5915590B2 (ja) 2013-05-15 2013-05-15 画像形成装置
CN201410204800.5A CN104166321B (zh) 2013-05-15 2014-05-15 图像形成装置
US14/278,753 US9291996B2 (en) 2013-05-15 2014-05-15 Image forming apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013102815A JP5915590B2 (ja) 2013-05-15 2013-05-15 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014224848A JP2014224848A (ja) 2014-12-04
JP5915590B2 true JP5915590B2 (ja) 2016-05-11

Family

ID=51895878

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013102815A Active JP5915590B2 (ja) 2013-05-15 2013-05-15 画像形成装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9291996B2 (ja)
JP (1) JP5915590B2 (ja)
CN (1) CN104166321B (ja)

Families Citing this family (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015075536A (ja) * 2013-10-07 2015-04-20 富士ゼロックス株式会社 引出体、画像形成装置
JP6063885B2 (ja) * 2014-02-28 2017-01-18 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP6417904B2 (ja) * 2014-12-05 2018-11-07 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置
JP6191642B2 (ja) * 2015-03-25 2017-09-06 コニカミノルタ株式会社 電気機器用オプション装置
JP6600958B2 (ja) * 2015-03-26 2019-11-06 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
JP6206450B2 (ja) * 2015-06-02 2017-10-04 コニカミノルタ株式会社 定着装置及び画像形成装置
JP6606746B2 (ja) * 2015-06-12 2019-11-20 コニカミノルタ株式会社 定着装置および画像形成装置
US9746828B2 (en) * 2015-07-17 2017-08-29 Canon Finetech, Inc. Sheet discharging apparatus and image forming apparatus including the same
JP6561665B2 (ja) * 2015-08-04 2019-08-21 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置用外付け排気フィルターユニットおよび画像形成装置
JP6308201B2 (ja) * 2015-11-19 2018-04-11 コニカミノルタ株式会社 捕集装置及び画像形成装置
JP6296042B2 (ja) * 2015-11-26 2018-03-20 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置
JP2017125968A (ja) * 2016-01-14 2017-07-20 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
WO2017130328A1 (ja) * 2016-01-27 2017-08-03 東レ株式会社 カメラハウジングおよび撮像方法
CN107037712B (zh) * 2016-02-03 2020-05-01 柯尼卡美能达株式会社 图像形成装置
JP6617631B2 (ja) * 2016-03-23 2019-12-11 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置
JP6561941B2 (ja) * 2016-08-22 2019-08-21 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
US10261468B2 (en) * 2016-08-26 2019-04-16 Fuji Xerox Co., Ltd. Image forming apparatus including an air discharge duct
JP6873640B2 (ja) * 2016-09-26 2021-05-19 キヤノン株式会社 画像形成装置
EP3299903B1 (en) * 2016-09-26 2022-04-13 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
JP6938127B2 (ja) * 2016-10-11 2021-09-22 キヤノン株式会社 画像形成装置
KR20230157533A (ko) 2017-02-23 2023-11-16 매직 립, 인코포레이티드 가변 파워 반사기를 갖는 디스플레이 시스템
CN108693756A (zh) * 2017-03-31 2018-10-23 夏普株式会社 图像形成装置
JP6946795B2 (ja) * 2017-07-10 2021-10-06 コニカミノルタ株式会社 定着装置および画像形成装置
JP7047342B2 (ja) * 2017-11-22 2022-04-05 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP7251064B2 (ja) * 2018-07-19 2023-04-04 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 流路構造及び画像形成装置
JP7187204B2 (ja) * 2018-08-03 2022-12-12 キヤノン株式会社 画像形成装置および結露対応システム
JP2020027186A (ja) 2018-08-13 2020-02-20 エイチピー プリンティング コリア カンパニー リミテッドHP Printing Korea Co., Ltd. 画像形成装置、浮遊微粒子の低減方法

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5023654A (en) * 1988-10-31 1991-06-11 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Thermal fixing device for image recording apparatus
KR100467607B1 (ko) * 2002-08-22 2005-01-24 삼성전자주식회사 캐리어증기 희석장치를 갖는 습식인쇄기의 정착기 및 이를채용한 습식인쇄기
JP2010002803A (ja) 2008-06-23 2010-01-07 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2011095569A (ja) * 2009-10-30 2011-05-12 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2011141447A (ja) 2010-01-07 2011-07-21 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP5271926B2 (ja) * 2010-01-18 2013-08-21 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP4985802B2 (ja) * 2010-02-26 2012-07-25 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像形成装置
KR20110115437A (ko) * 2010-04-15 2011-10-21 삼성전자주식회사 화상형성장치
JP2012047790A (ja) 2010-08-24 2012-03-08 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP5679786B2 (ja) * 2010-12-02 2015-03-04 キヤノン株式会社 定着装置
JP2012255868A (ja) * 2011-06-08 2012-12-27 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20140341607A1 (en) 2014-11-20
US9291996B2 (en) 2016-03-22
JP2014224848A (ja) 2014-12-04
CN104166321B (zh) 2017-11-10
CN104166321A (zh) 2014-11-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5915590B2 (ja) 画像形成装置
JP5496003B2 (ja) 定着装置
US8831463B2 (en) Image forming apparatus
JP6265691B2 (ja) 画像形成装置
US10990061B2 (en) Image forming apparatus having a duct free of a filter and a duct with a filter
JP2011186040A (ja) 圧縮空気噴射による記録媒体分離を行う定着装置および画像形成装置
JP7192300B2 (ja) 微粒子捕集装置、及び、画像形成装置
EP1429197A2 (en) Sheet transport apparatus and image forming apparatus
JP5877414B2 (ja) 排気システムおよび画像形成装置
JP5199550B2 (ja) シート移送装置用エアドラッグクーラ
JP6946795B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
JP6606746B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
JP2012047790A (ja) 画像形成装置
JP5445547B2 (ja) 画像形成装置
JP2020027186A (ja) 画像形成装置、浮遊微粒子の低減方法
JP2006168890A (ja) シート搬送装置および該装置を備えた画像形成装置
JP7183637B2 (ja) 微粒子の捕集装置および画像形成装置
JP2001138576A (ja) 画像形成装置
JP3835050B2 (ja) 画像形成装置
JP3835051B2 (ja) 画像形成装置
JP2023005840A (ja) 画像形成装置
JP2004333675A (ja) 画像形成装置
JP6087324B2 (ja) 画像形成装置
JP2012103646A (ja) 画像形成装置
JPH1195641A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140924

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150525

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150602

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150724

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150818

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151014

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20151228

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160308

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160321

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5915590

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20160427

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20160602