JP5914315B2 - 車両制御システム - Google Patents

車両制御システム Download PDF

Info

Publication number
JP5914315B2
JP5914315B2 JP2012275763A JP2012275763A JP5914315B2 JP 5914315 B2 JP5914315 B2 JP 5914315B2 JP 2012275763 A JP2012275763 A JP 2012275763A JP 2012275763 A JP2012275763 A JP 2012275763A JP 5914315 B2 JP5914315 B2 JP 5914315B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication network
data
communication
control
ecu
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012275763A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014118072A (ja
Inventor
健生 齋藤
健生 齋藤
浩司 入江
浩司 入江
辻 直樹
直樹 辻
智範 横田
智範 横田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2012275763A priority Critical patent/JP5914315B2/ja
Publication of JP2014118072A publication Critical patent/JP2014118072A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5914315B2 publication Critical patent/JP5914315B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)

Description

本発明は、車両に搭載された複数の制御ユニット間で通信を行うことにより、車両の走行を制御する車両制御システムに関する。
従来より、車両に搭載された複数の制御ユニット間で通信を行うシステムにおいて、通信ネットワークの一部に故障が生じたときであっても、通信を継続できるようにするための構成を備えたシステムが提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。
特許文献1に記載された通信システムにおいては、制御ユニット間でCAN(Controller Area Network)プロトコルにより、2線式通信ライン(Hライン,Lライン)に反転信号を出力して受信側で反転信号の電圧差をとることにより、高速通信を行っている。また、2線式通信ラインの何れか一方に断線故障が生じたときに、正常な1線の通信ラインのみを用いて、上記高速通信よりも通信速度を落とした低速通信を行っている。
特許文献2に記載された通信システムにおいては、各制御ユニットを2系統のCANバスで接続し、予め区分された応用メッセージと基本メッセージを2系列のCANバスを用いて送受信している。そして、2系統のCANバスのうちのいずれかの故障が検知されたときには、正常なCANバスのみを用いて、応用メッセージは送信せずに基本メッセージのみを送信するようにしている。
特許第3952830号公報 特開2008−271040号公報
上記特許文献1に記載された通信システムにおいては、2線式通信ラインのHラインとLライン間の短絡故障が生じたときには、各制御ユニット間の通信が不能になるという不都合がある。
また、上記特許文献2に記載された通信システムにおいては、2系統の通信バスのいずれかの故障が生じたときに、送信するデータを選択して制限すると共に、データの送受信に使用する通信バスを2系統から1系統に切替えなければならないため、故障対応のための構成と処理が複雑になるという不都合がある。
発明はかかる背景に鑑みてなされたものであり、通信ネットワークの故障が生じたときに、簡易な構成と処理により必要な通信を継続することができる車両制御システムを提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するためになされたものであり、電動機の作動を制御する第1制御ユニットと、少なくとも前記電動機以外の車載機器の作動を制御する第2制御ユニットとを含む複数の制御ユニットを備えて、車両に搭載される車両制御システムに関する。
そして、本発明の車両制御システムは、
前記複数の制御ユニット間を、相互通信可能に接続した第1通信ネットワークと、
前記複数の制御ユニット間を、前記第1通信ネットワークとは別の通信バスにより相互通信可能に接続した第2通信ネットワークとを備え、
前記複数の制御ユニットは、
送信処理においては、通信相手の制御ユニットに対して、前記第1通信ネットワークを介した第1データの送信処理を行うと共に、前記第2通信ネットワークを介した該第1データに含まれる第2データの送信処理を行い、
受信処理においては、前記第1通信ネットワークが正常であるときは、前記第1データに基づく第1制御を実行し、前記第1通信ネットワークが故障状態であるときには、前記第2データに基づく第2制御を実行する処理を行い、
故障検出処理においては、前記第1通信ネットワークが正常であるときは、通信が第1所定回数以上連続して不良となったときに、前記第2通信ネットワークが故障状態であると判断し、前記第1通信ネットワークが故障しているときには、通信が前記第1所定回数よりも少ない第2所定回数以上連続して不良となったときに、前記第2通信ネットワークが故障状態であると判断する処理を行う
ことを特徴とする(第1発明)。
第1発明によれば、前記複数の制御ユニットは、前記第1通信ネットワーク及び前記第2通信ネットワークという二つの通信バスによる相互通信が可能に構成されている。そして、各制御ユニットは、送信処理においては、前記第1通信ネットワークを介した前記第1データの送信処理と前記第2通信ネットワークを介した前記第2データの送信処理を行う。そのため、通信相手の制御ユニット側では、前記第1通信ネットワーク及び前記第2通信ネットワークが正常であれば、常に第1データ及び第2データの受信が可能な状態となっている。そして、各制御ユニットは、受信処理において、前記第1通信ネットワークが故障状態であるときには、前記第2通信ネットワークを介して前記第2データを受信する。この場合、前記第2データは前記第1データに含まれているため、各制御ユニットは、前記第2データに基づく前記第2制御を継続して実行することができる。
そして、第1発明において、各制御ユニットは、送信処理においては、前記第1通信ネットワークの故障に対応するための処理を行う必要がなく、受信処理において、受信対象を前記第1データから前記第2データに切替えるという簡易な構成と処理により、前記第1通信ネットワークの故障が生じたときに、必要な通信を継続することができる。
さらに、第1発明によれば、前記第1通信ネットワークの故障により、前記第2通信ネットワークを使用して前記第2データの送受信を行っているときは、前記第2通信ネットワークの故障を判断するための前記第2所定回数を、前記第1通信ネットワークを使用して前記第2データの送受信を行っているときよりも少なくすることによって、前記第1通信ネットワークと前記第2通信ネットワークの両方が故障したときの対処処理を、速やかに実行することができる。
また、第1発明において、前記第1データは、前記車両の走行制御に用いられる走行用データを少なくとも含み、
前記第2データは、前記走行用データを含む
ことを特徴とする(第2発明)。
第2発明によれば、前記第1制御ユニットと前記第2制御ユニット間の前記第1通信ネットワークが故障したときに、前記第1制御ユニットは、前記第2制御ユニットから前記第2通信ネットワークを介して受信した前記走行用データを用いて、前記車両の走行制御を継続することができる。
また、第1発明又は第2発明において、前記第2データのデータ量は、前記第1データのデータ量よりも少ないことを特徴とする(第3発明)。
第3発明によれば、第2データのデータ量を減らすことにより、前記第1通信ネットワークを用いる場合よりも通信周期が長くなる前記第2通信ネットワークを用いるときにおいても、前記第2通信ネットワークにおける通信トラフィックの増加を抑制することができる。
また、第1発明から第3発明のいずれかにおいて、
故障時用固定データを保存するメモリを有し、
前記第1通信ネットワークと前記第2通信ネットワークとが故障しているとき、前記複数の制御ユニットは、前記故障時用固定データを用いて前記車両を停止する処理を行う
ことを特徴とする(第4発明)。
第4発明によれば、前記第1ネットワークと前記第2ネットワークが共に故障しているときに、前記メモリに保存されている前記故障時用固定データを用いて前記車両を停止させることができる。
また、本発明の他の態様は、
電動機の作動を制御する第1制御ユニットと、少なくとも前記電動機以外の車載機器の作動を制御する第2制御ユニットとを含む複数の制御ユニットを備えて、車両に搭載される車両制御システムであって、
前記複数の制御ユニット間を相互通信可能に接続した、第1通信ネットワークと第2通信ネットワークとを備え、
前記複数の制御ユニットは、
送信処理においては、通信相手の制御ユニットに対して、前記第1通信ネットワークを介した第1データの送信処理と、前記第2通信ネットワークを介した該第1データに含まれる第2データの送信処理とを行い、
受信処理においては、前記第1通信ネットワークが正常であるときは、前記第1データに基づく第1制御を実行し、前記第1通信ネットワークが故障状態であるときには、前記第2データに基づく第2制御を実行する処理を行い、
故障検出処理においては、前記第1通信ネットワークが故障しているときに、前記第2通信ネットワークが故障状態であるか判断する
ことを特徴とする(第5発明)。
第5発明によれば、前記複数の制御ユニットは、送信処理においては、前記第1通信ネットワークの故障に対応するための処理を行う必要がなく、受信処理において、受信対象を前記第1データから前記第2データに切替えるという簡易な構成と処理により、前記第1通信ネットワークの故障が生じたときに、必要な通信を継続することができる。さらに、前記複数の制御ユニットは、前記第1通信ネットワークの故障が生じたときに、前記第2通信ネットワークが故障状態であるか判断する。
車両制御システムの全体構成図。 制御ユニットの制御ブロック図。 通信ネットワークの故障が生じた場合の説明図。 制御ユニット間の通信処理のタイミングチャート。 通信ネットワークの故障検出処理と故障対処処理のフローチャート。
本発明の車両制御システムの実施形態の一例について、図1〜図5を参照して説明する。図1を参照して、本実施形態の車両制御システム10は、車両1に搭載されており、マネージメントECU(Electric Control Unit)20(以下、MG−ECU20という。本発明の第2制御ユニット及び制御ユニットに相当する)と、モータECU30(以下、MOT−ECU30という。本発明の第1制御ユニット及び制御ユニットに相当する)と、バッテリECU40(以下、BATT−ECU40という。本発明の制御ユニットに相当する)と、これらのECU20,30,40を、相互通信可能に接続した第1通信ネットワーク51及び第2通信ネットワーク52とにより構成されている。
車両1は、内燃機関2(エンジン)と電動機3(回転電動機)と発電機4とを備えたいわゆるハイブリッド車両であり、電動機3の駆動力がトランスミッション5を介して駆動輪6に伝達されて車両1が走行する。車両1には、バッテリ8(蓄電池)と、電動機3及び発電機4に接続されたPCU(Power Control Unit)7とが備えられている。
PCU7は、バッテリ8から供給される電力から電動機3の駆動用の多相電力を生成して電動機3に出力し、これにより電動機3を駆動する。また、PCU7は、発電機4から出力される発電電力(多相電力)を直流電力に変換してバッテリ8に出力し、これによりバッテリ8を充電する。
第1通信ネットワーク51と第2通信ネットワーク52は、個別の通信バスを用いて各ECU20,30,40間の通信を行う。このように、車両制御システム10においては、第1通信ネットワーク51と第2通信ネットワーク52という2系統の通信ネットワークを有しているため、通信バスの断線等によって、一方の通信ネットワークの故障が生じても、他方の通信ネットワークを用いて通信を継続することができる。
ここで、上述した特許文献1の通信システムと同様の2線式通信ライン(Hライン,Lライン)により第1通信ネットワーク51を構成したときに、HラインとLライン間の短絡故障が生じたときには、Hライン又はLラインの一方を用いた通信は不可能である。そこで、個別の通信バスを用いた2系統の第1通信ネットワーク51及び第2通信ネットワーク52を備えることにより、第1通信ネットワーク51のHラインとLライン間の短絡故障が生じた場合であっても、第2通信ネットワーク52を用いて通信を継続することができる。
次に、図2を参照して、MG−ECU20、MOT−ECU30、及びBATT−ECU40は、図示しないCPU,メモリ,インターフェース回路等により構成された電子回路ユニットである。
MG−ECU20は、メモリに保持された車両1の全体的な制御(マネージメント制御)及び内燃機関2(本発明の電動機以外の車載機器に相当する)の制御用プログラムを実行することにより、通信制御部21、故障検出部22、内燃機関制御部23、及びマネージメント制御部24として機能する。
通信制御部21は、第1通信ネットワーク51及び第2通信ネットワーク52を介したMOT−ECU30及びBATT−ECU40との通信を行う。故障検出部22は、第1通信ネットワーク51及び第2通信ネットワーク52の故障を検出する。内燃機関制御部23は、MOT−ECU30及びBATT−ECU40から受信したデータ(バッテリ8の充電状態を示すデータ等)に基づいて、内燃機関2を作動させて発電機4の発電量を制御する。マネージメント制御部24は、車両1の運転者による運転操作等に基づいて、車両1の全体的な作動を制御する。
MOT−ECU30は、メモリに保持された電動機3及び発電機4の制御用プログラムを実行することにより、通信制御部31、故障検出部32、及び電動機制御部33として機能する。
通信制御部31は、第1通信ネットワーク51及び第2通信ネットワーク52を介したMG−ECU20及びBATT−ECU40との通信を行う。故障検出部32は、第1通信ネットワーク51及び第2通信ネットワーク52の故障を検出する。電動機制御部33は、MG−ECU20及びBATT−ECU40から受信したデータ(電動機3の目標トルクを示すデータ等)に基づいて、電動機3と発電機4の作動を制御する。
BATT−ECU40は、メモリに保持されたバッテリ8の制御用プログラムをCPUで実行することにより、通信制御部41、故障検出部42、及びバッテリ制御部43として機能する。
通信制御部41は、第1通信ネットワーク51及び第2通信ネットワーク52を介して、MG−ECU20及びMOT−ECU30とのデータの送受信を制御する。故障検出部42は、第1通信ネットワーク51及び第2通信ネットワーク52の故障を検出する。バッテリ制御部43は、MG−ECU20及びBATT−ECU40から受信したデータ(電動機3の目標トルク等)に基づいて、バッテリ8の充放電を制御する。
次に、図3(a)〜図3(c)を参照して、第1通信ネットワーク51が部分的に故障した場合の第2通信ネットワーク52によるバックアップの態様について説明する。ここで、第1通信ネットワーク51により通信を行う場合の通信周期T1は、第2通信ネットワーク52により通信を行う場合の通信周期T2(T2=4×T1)よりも短い。そのため、MG−ECU20,MOT−ECU30,及びBATT−ECU40は、通信相手のECUとの第1通信ネットワーク51による通信が正常に行えるときは、第1通信ネットワーク51を介して通信を行う。そして、MG−ECU20,MOT−ECU30,及びBATT−ECU40は、第1通信ネットワーク51の故障が生じたときに、第2通信ネットワーク52に切替えて通信を継続する。
図3(a)は、MOT-ECU30とMG-ECU20間のE1で、第1通信ネットワーク51が故障した状況を示している。この場合は、MOT−ECU30とMG−ECU20間の通信、及びMOT−ECU30とBATT−ECU40間の通信が、第1通信ネットワーク51による通信から第2通信ネットワーク52による通信に切り替わる(図中N21,N22の通信経路)。また、MG−ECU20とBATT−ECU40間は、第1通信ネットワーク51による通信が継続される(図中N11の通信経路)。
図3(b)は、MG−ECU20との接続経路のE2で、第1通信ネットワーク51の故障が生じた状況を示している。この場合は、MG−ECU20とMOT−ECU30間の通信、及びMG−ECU20とBATT−ECU40間の通信が、第1通信ネットワーク51による通信から第2通信ネットワーク52による通信に切り替わる(図中N23,N24の通信経路)。また、MOT−ECU30とBATT−ECU40間は、第1通信ネットワーク51による通信が継続される(図中N12の通信経路)。
図3(c)は、MG−ECU20とBATT−ECU40間のE3で、第1通信ネットワーク51の故障が生じた状況を示している。この場合は、MG−ECU20とBATT−ECU40間の通信、及びMOT−ECU30とBATT−ECU40間の通信が、第1通信ネットワーク51による通信から第2通信ネットワーク52による通信に切り替わる(図中N25,N26の通信経路)。また、MG−ECU20とMOT−ECU30間は、第1通信ネットワーク51による通信が継続される(図中N13の通信経路)。
次に、図4に示したタイミングチャートにより、MG−ECU20とMOT−ECU30間において、第1通信ネットワーク51に故障が生じ、その後さらに第2通信ネットワーク52にも故障が生じた場合の処理について説明する。なお、MG−ECU20とBATT−ECU40間、及びMOT−ECU30とBATT−ECU40間においても、同様の処理が実行される。
図4は、横軸を時間軸(t)として、上から順に、第1通信ネットワーク51による第1データの送信タイミング、第2通信ネットワーク52による第2データの送信タイミング、第1通信ネットワーク51による第1データの受信タイミング、第2通信ネットワーク52による第2データの受信タイミング、故障時用固定データの使用タイミング、及び制御内容の切り替えタイミングを示している。
以下の表1に示したように、第1データには、車両1の走行に必要な基本的なデータである走行用データと、車両1の乗員の快適性を向上させるためのデータである快適性向上データ(例えば、加速度や最高速度の制御)とが含まれている。一方、第2データには、走行用データのみが含まれている。
Figure 0005914315
ここでは、MG−ECU20がMOT−ECU30に第1データ及び第2データを送信して、MOT−ECU30が電動機3の作動を制御する場合を例にして説明する。
MG−ECU20の通信制御部21は、MOT−ECU30に対して、第1通信ネットワーク51を介した第1データの送信処理と第2通信ネットワーク52を介した第2データの送信処理を実行する(t1〜)。上述したように、第2データの送信処理の通信周期T2(本発明の第2通信周期に相当する)は、第1データの送信処理の通信周期T1(本発明の第1通信周期に相当する)の4倍(T2=4×T1)である。
このように、各制御ユニット20,30から、常時第1通信ネットワーク51と第2通信ネットワーク52を介してデータが送信されていることとなる。
この場合に、第2通信ネットワーク52を介して送信される第2データのデータ量を第1データのデータ量よりも少なくすることにより、例えば電動車両以外の車両においても従来から備えられているような、既存の通信ネットワーク(例えば、車両の旋回挙動を安定化させるVSC(Vehicle Stability Control)制御を行うユニット、車両の加速性、直進性、及び旋回安定性を確保するTRC(Traction Control)制御を行うユニット、車輪のロックを防止させるABS(Antilock Brake System)制御を行うユニット、メータ等の電装機器を制御するユニット等が互いに接続された通信ネットワーク)を第2通信ネットワーク52として利用しやすくなる。そのため、第2データを送信するための新たな通信ネットワークを設けることを抑制して、制御システムの構成の複雑化又はコストの増加を抑制することができる。
MOT−ECU30の通信制御部31は、MG−ECU20との第1通信ネットワーク51による通信が可能であるときは、第1データの受信処理を行う。そして、MOT−ECU30の電動機制御部33は、第1データを用いて電動機3の作動を制御する。これにより、車両1の乗員の快適性を向上させた車両1の走行制御(走行制御+快適性向上制御、本発明の第1制御に相当する)が実行される。
また、MOT−ECU30の故障検出部32は、MG−ECU20とMOT−ECU30との間の第1通信ネットワーク51による通信の不良を検出すると(t2)、通信制御部31による第1データの更新を停止(直前に受信した第1データを保持)して、第1通信ネットワーク51の故障の確定処理を行う(t2〜t3)。
この間(t2〜t3)、MOT−ECU30の電動機制御部33は、通信制御部31により保持された第1データを用いて電動機3の作動を制御する。なお、第1通信ネットワーク51の故障の確定処理の詳細については後述する。
故障検出部32により第1通信ネットワーク51の故障が判断されると、MOT−ECU30の通信制御部31は、MG−ECU20との通信を、第1通信ネットワーク51による第1データの受信処理から第2通信ネットワーク52による第2データの受信処理に切替える(t3〜t5)。そして、通信制御部31は第2データを受信し、電動機制御部33は第2データを用いて電動機3の作動を制御する。
これにより、MOT−ECU30は第2データを用いて、車両1の走行制御(本発明の第2制御に相当する)を継続することができる。この際、MOT−ECU30の通信制御部31は、MG−ECU20との通信を、第1通信ネットワーク51による第1データの受信処理から、第2通信ネットワーク52による第2データの受信処理に切替えるという簡易な処理を行うだけでよく、例えばMG−ECU20側で送信するデータを加工又は変換する等の複雑な処理を行うことを省略できる。なお、上述したように、第2データには快適性向上データは含まれていないため、電動機制御部33は、快適性向上制御は実行しない。
また、MOT−ECU30の故障検出部32は、MG−ECU20とMOT−ECU30間の第2通信ネットワーク52による通信の不良を検出すると(t4)、通信制御部31による第2データの更新を停止(直前に受信した第2データを保持)して、第2通信ネットワーク52の故障の確定処理を行う(t4〜t5)。
この間(t4〜t5)、MOT−ECU30の電動機制御部33は、通信制御部31により保持された第2データを用いて電動機3の作動を制御する。なお、第2通信ネットワーク52の故障の確定処理の詳細については後述する。
故障検出部32により第2通信ネットワーク52の故障が確定されると、電動機制御部33は、予めメモリに保持されている故障時用固定データを読み出し、この故障時用固定データを用いて車両1を停止する制御(車両停止制御)を行う。
このように、MOT−ECU30は、MG−ECU20から第1通信ネットワーク51による第1データの受信が可能である場合は、第1データを受信して車両1の走行制御と快適性向上制御を実行する(t1〜t2)。そして、第1通信ネットワーク51の故障が生じたときには、MOT−ECU30は、第2通信ネットワーク52による第2データの受信に切替えて、第2データを用いた車両1の走行制御を実行する(t3〜t4)。これにより、第1通信ネットワーク51の故障が生じた場合に、第2通信ネットワーク52による第2データの受信に切替えるという簡易な処理によって、車両1の走行制御を継続することができる。
次に、図5を参照して、MOT−ECU30の故障検出部32による第1通信ネットワーク51及び第2通信ネットワーク52の故障検出処理と、電動機制御部33による電動機3の制御について説明する。故障検出部32と電動機制御部33は、所定の制御周期毎に図5のフローチャートによる処理を実行する。
なお、MG−ECU20の故障検出部22と、BATT−ECU40の故障検出部42も、同様にして第1通信ネットワーク51と第2通信ネットワーク52の故障検出処理を実行する。
故障検出部32は、STEP1で、第1通信ネットワーク51が故障状態であるか否かを判断する。ここで、故障検出部32は、(1)MG−ECU20に対する応答要求に対して、MG−ECU20からの応答がなかったとき、(2)MG−ECU20から受信したデータのチェックサムが送信時のチェックサムと一致しなかったとき等に、MOT−ECU30とMG−ECU20間の第1通信ネットワーク51の通信不良が生じたと判断する。
そして、故障検出部32は、MOT−ECU30とMG−ECU20間の第1通信ネットワーク51の通信不良が、連続して100回以上の通信周期で生じたときに、第1通信ネットワーク51が故障状態であると確定する。
STEP1で第1通信ネットワーク51が故障状態であるときはSTEP10に分岐し、第1通信ネットワーク51が故障状態でないときにはSTEP2に進む。STEP2で、故障検出部32は、STEP1の第1通信ネットワーク51の故障の判断と同様に、MOT−ECU30とMG−ECU20間の第2通信ネットワーク52が故障状態であるか否かを判断する。
ここで、故障検出部32は、MOT−ECU30とMG−ECU20間の第2通信ネットワーク52の通信不良が、連続して100回(本発明の第1所定回数に相当する)以上の通信周期で生じたときに、第2通信ネットワーク52が故障状態であると確定する。STEP2で第2通信ネットワーク52が故障状態であるときはSTEP30に分岐し、第2通信ネットワーク52が故障状態でなかったときにはSTEP3に進む。STEP30で、故障検出部32は、図示しない表示器にエラー表示を行い、車両1の運転者に故障対応を促してSTEP3に進む。
STEP3は、通信制御部31による処理である。通信制御部31は、STEP3で、第1通信ネットワーク51を介してMG−ECU20から第1データを受信する。続くSTEP4は、電動機制御部33による処理である。電動機制御部33は、STEP4で、第1データを用いて電動機3の作動を制御して、車両1の走行制御及び快適性向上制御を実行し、STEP5に進んで1制御周期の処理を終了する。
また、STEP10で、MOT−ECU30の故障検出部32は、図示しない表示器にエラー表示を行い、車両1の運転者に故障対応を促す。続くSTEP11で、故障検出部32は、上述したSTEP2と同様に、第2通信ネットワーク52の通信不良が、連続して25回以上の通信周期で生じたときに、第2通信ネットワーク52が故障状態であると確定する。STEP11で第2通信ネットワーク52が故障状態であるときはSTEP20に分岐し、第2通信ネットワーク52が故障状態でないときにはSTEP12に進む。
STEP12は、通信制御部31による処理である。通信制御部31は、STEP12で、第2通信ネットワーク52を介してMG−ECU20から第2データを受信する。続くSTEP13は、電動機制御部33による処理である。電動機制御部33は、STEP13で、第2データを用いて電動機3の作動を制御して車両1の走行制御を実行し、STEP5に進んで1制御周期の処理を終了する。
また、STEP20で、MOT−ECU30の故障検知部32は、図示しない表示器にエラー表示を行い、車両1の運転者に故障対応を促す。続くSTEP21は電動機制御部33による処理である。電動機制御部33は、予めメモリに保持されている故障時用固定データを読み出して、この故障時用固定データを用いて車両1を停止する処理を行い、STEP5に進んで1制御周期の処理を終了する。
ここで、第1通信ネットワーク51が故障状態であるときは、第2通信ネットワーク52による第2データの受信に切り替わるが、第2通信ネットワーク52による第2データの通信周期は、第1通信ネットワーク51による通信周期よりも長くなる(T1→T2(=4×T1))。
そのため、第2通信ネットワーク52による第2データの送受信を行なっているときにも、第1通信ネットワーク51による第1データの送受信を行なっているときと同様に、100回の通信不良の連続(T2×100回=400×T1)で第2通信ネットワーク52の故障を確定した場合、故障確定までの時間(400×T1)が経過するまで、直前の受信値に保持された第2データを使用して車両1の走行制御が継続される状況となり、STEP21の処理によって車両1が停止するまでの時間が長くなってしまう。
そこで、故障検出部32は、第1通信ネットワーク51が故障状態であるときには、通信不良の連続による第2通信ネットワーク52の故障確定の条件を、100回の連続(STEP2)から25回(本発明の第2所定回数に相当する)の連続(STEP11)に減少させる。そして、これにより、第2通信ネットワーク52の故障の判断が確定するまでの時間を短縮(T2×25回=100×T1)している。
この場合、第2通信ネットワーク52の故障の判断が確定するまでの時間が、図4に示した第1通信ネットワーク51の故障の判断が確定するまでの時間(t2〜t3,T1×100)と同程度にまで短縮される。そのため、第1通信ネットワーク51が故障した状態で、第2通信ネットワーク52の故障が生じたときに、車両1を速やかに停止させることができる。
なお、本実施形態では、本発明の制御ユニットとして、MG−ECU20、MOT−ECU30、及びBATT−ECU40という3台のECUを備えた車両制御システムを示したが、電動機の作動を制御する制御ユニット(第1制御ユニット)と、少なくとも電動機以外の車載機器の作動を制御する制御ユニット(第2制御ユニット)を含む複数の制御ユニット間の通信を、2系統の通信ネットワーク(第1通信ネットワーク及び第2通信ネットワーク)を介して行う車両制御システムであれば、本発明の適用が可能である。
また、本実施形態では、MG−ECU20とBATT−ECU40間、及びMOT−ECU30とBATT−ECU40間においても、MG−ECU20とMOT−ECU30間と同様の処理が実行されるとしたが、通信ネットワークの故障判定の際に、故障判定の確定迄の時間よりも誤検知に対するタフネスを優先した方が良い制御ユニット間の通信(例えば、MG−ECU20とBATT−ECU40間の通信)については、上述の制御を適用せずに、第1通信ネットワーク51が故障状態であるときでも、第2通信ネットワーク52の通信不良の連続回数による故障確定の条件を第1通信ネットワーク51と同等の回数としても良い。
また、本実施形態では、第2データのデータ量を第1データよりも少なくしたが、第1データと第2データを同一データとした場合にも、本発明の効果を得ることができる。
また、本実施形態では、第2データが走行用データを含み、第1データが走行用データと快適性向上用データを含む例を示したが、これ以外の種類の第1データと第2データの組み合わせとする場合にも、本発明の効果を得ることができる。
また、本実施形態では、本発明の車両としてハイブリッド車両を示したが、電動機を備えた車両であれば、内燃機関を有しない電気車両や燃焼電池車両等の他の種類の車両についても本発明の適用が可能である。
1…車両、10…車両制御システム、3…電動機、4…発電機、20…MG−ECU、21…通信制御部、22…故障検出部、23…内燃機関制御部、24…マネージメント制御部、30…MOT−ECU、31…通信制御部、32…故障検出部、33…電動機制御部、40…BATT−ECU、41…通信制御部、42…故障検出部、43…バッテリ制御部、51…第1通信ネットワーク、52…第2通信ネットワーク。

Claims (5)

  1. 電動機の作動を制御する第1制御ユニットと、少なくとも前記電動機以外の車載機器の作動を制御する第2制御ユニットとを含む複数の制御ユニットを備えて、車両に搭載される車両制御システムであって、
    前記複数の制御ユニット間を、相互通信可能に接続した第1通信ネットワークと、
    前記複数の制御ユニット間を、前記第1通信ネットワークとは別の通信バスにより相互通信可能に接続した第2通信ネットワークとを備え、
    前記複数の制御ユニットは、
    送信処理においては、通信相手の制御ユニットに対して、前記第1通信ネットワークを介した第1データの送信処理を行うと共に、前記第2通信ネットワークを介した該第1データに含まれる第2データの送信処理を行い、
    受信処理においては、前記第1通信ネットワークが正常であるときは、前記第1データに基づく第1制御を実行し、前記第1通信ネットワークが故障状態であるときには、前記第2データに基づく第2制御を実行する処理を行い、
    故障検出処理においては、前記第1通信ネットワークが正常であるときは、通信が第1所定回数以上連続して不良となったときに、前記第2通信ネットワークが故障状態であると判断し、前記第1通信ネットワークが故障しているときには、通信が前記第1所定回数よりも少ない第2所定回数以上連続して不良となったときに、前記第2通信ネットワークが故障状態であると判断する処理を行う
    ことを特徴とする車両制御システム。
  2. 前記第1データは、前記車両の走行制御に用いられる走行用データを少なくとも含み、
    前記第2データは、前記走行用データを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両制御システム。
  3. 前記第2データのデータ量は、前記第1データのデータ量よりも少ない
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の車両制御システム。
  4. 故障時用固定データを保存するメモリを有し、
    前記第1通信ネットワークと前記第2通信ネットワークとが故障しているとき、前記複数の制御ユニットは、前記故障時用固定データを用いて前記車両を停止する処理を行う
    ことを特徴とする請求項1から3のうちいずれか1項記載の車両制御システム。
  5. 電動機の作動を制御する第1制御ユニットと、少なくとも前記電動機以外の車載機器の作動を制御する第2制御ユニットとを含む複数の制御ユニットを備えて、車両に搭載される車両制御システムであって、
    前記複数の制御ユニット間を相互通信可能に接続した、第1通信ネットワークと第2通信ネットワークとを備え、
    前記複数の制御ユニットは、
    送信処理においては、通信相手の制御ユニットに対して、前記第1通信ネットワークを介した第1データの送信処理と、前記第2通信ネットワークを介した該第1データに含まれる第2データの送信処理とを行い、
    受信処理においては、前記第1通信ネットワークが正常であるときは、前記第1データに基づく第1制御を実行し、前記第1通信ネットワークが故障状態であるときには、前記第2データに基づく第2制御を実行する処理を行い、
    故障検出処理においては、前記第1通信ネットワークが故障しているときに、前記第2通信ネットワークが故障状態であるか判断する
    ことを特徴とする車両制御システム。
JP2012275763A 2012-12-18 2012-12-18 車両制御システム Expired - Fee Related JP5914315B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012275763A JP5914315B2 (ja) 2012-12-18 2012-12-18 車両制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012275763A JP5914315B2 (ja) 2012-12-18 2012-12-18 車両制御システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014118072A JP2014118072A (ja) 2014-06-30
JP5914315B2 true JP5914315B2 (ja) 2016-05-11

Family

ID=51173306

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012275763A Expired - Fee Related JP5914315B2 (ja) 2012-12-18 2012-12-18 車両制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5914315B2 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016086256A (ja) * 2014-10-24 2016-05-19 三菱重工業株式会社 電子制御ユニット、通信方法及びプログラム
JP6455082B2 (ja) * 2014-11-04 2019-01-23 日本精工株式会社 車載機器制御システム
JP2016144178A (ja) * 2015-02-05 2016-08-08 株式会社デンソー 通信装置
JP6650242B2 (ja) 2015-10-16 2020-02-19 日立オートモティブシステムズ株式会社 自動運転システム、自動運転制御方法、データecuおよび自動運転ecu
DE102015224067A1 (de) * 2015-12-02 2017-06-08 Borgward Trademark Holdings Gmbh Batteriemanagementsystem, Fahrzeug damit und Verfahren zur Batterierelais-Steuerung
JP6258997B2 (ja) * 2016-03-31 2018-01-10 本田技研工業株式会社 車両制御システム
JP6694325B2 (ja) 2016-05-19 2020-05-13 本田技研工業株式会社 車両制御システム
DE102018111682A1 (de) * 2018-05-15 2019-11-21 Wabco Gmbh System für ein elektrisch angetriebenes Fahrzeug sowie Fahrzeug damit und Verfahren dafür
JP7230636B2 (ja) 2019-03-27 2023-03-01 株式会社オートネットワーク技術研究所 車載通信システム及び車載中継装置
JP7338578B2 (ja) * 2020-07-16 2023-09-05 株式会社デンソー 電源装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4085576B2 (ja) * 2001-01-12 2008-05-14 株式会社デンソー 車両制御装置
JP3994821B2 (ja) * 2001-10-19 2007-10-24 株式会社デンソー 車両用通信システム
JP2006222649A (ja) * 2005-02-09 2006-08-24 Fujitsu Ten Ltd ネットワーク監視機能付のゲートウェイ装置
JP2007001360A (ja) * 2005-06-22 2007-01-11 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 電子制御ユニットのバックアップシステム
JP2011182258A (ja) * 2010-03-02 2011-09-15 Renesas Electronics Corp CAN(ControllerAreaNetwork)システム、通信ユニット、及び通信方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014118072A (ja) 2014-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5914315B2 (ja) 車両制御システム
CN107979505B (zh) 车载网络系统、车载网络系统中通信控制方法及车载网关
JP6485429B2 (ja) 車載ネットワークシステム
US9891688B2 (en) Method for operating at least two data processing units with high availability, in particular in a vehicle, and device for operating a machine
WO2017073415A1 (ja) 車両制御装置、車両制御システム
US20170334437A1 (en) Vehicle control system
CN111343085B (zh) 车载can总线网关的路由系统及方法
WO2017124867A1 (zh) 汽车电气系统和用于汽车电气系统的隔离系统
JP6141759B2 (ja) 車両制御装置
US10666179B2 (en) Control system
CN103685560A (zh) 一种汽车电子系统网络架构
WO2009110502A1 (ja) 中継装置、通信システム及び通信方法
KR100696889B1 (ko) 차량 내부 통신 시스템 및 게이트웨이
JP2018039458A (ja) 車両データ読出装置及び車両データ読出方法
JP2006352201A (ja) 通信変換制御装置
JP5815265B2 (ja) 車両用充電線通信装置、充電線通信システム
JP2013101426A (ja) 車載通信装置
JP2009302783A (ja) 通信ネットワークの故障検知方法及び故障検知システム
CN113219210A (zh) 一种车速传感器信号合理性诊断方法及系统
CN102514535A (zh) 一种车载网络系统中车速信号的通信处理方法
JP2014083917A (ja) 車両用バッテリ状態監視システム
US9878621B2 (en) System and method for improved ABS performance during parallel regenerative braking
JP2013129291A (ja) 車両用通信制御装置、車両用通信ネットワークの制御方法、車両用通信ネットワークの制御プログラム
JP6032174B2 (ja) 通信制御装置
US11079438B2 (en) Circuitry for monitoring battery systems

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141128

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150902

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150908

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151106

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160308

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160404

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5914315

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees